JPH089682B2 - アクリルエラストマ−組成物の製造法 - Google Patents

アクリルエラストマ−組成物の製造法

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JPH089682B2
JPH089682B2 JP62063538A JP6353887A JPH089682B2 JP H089682 B2 JPH089682 B2 JP H089682B2 JP 62063538 A JP62063538 A JP 62063538A JP 6353887 A JP6353887 A JP 6353887A JP H089682 B2 JPH089682 B2 JP H089682B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アクリルエラストマー組成物の製造法に関
する。更に詳しくは、加硫物性、硬さ、非粘着性および
透明性にすぐれた架橋ゴムを与え得るアクリルエラスト
マー組成物の製造法に関する。
〔従来の技術〕および〔発明が解決しようとする問題
点〕 従来のゴム状弾性を有する透明材料は、強度、伸びな
どの加硫物性を改善すると透明性が低下し、透明性を改
良すると今度は加硫物性が低下する欠点がみられる。
そこで、本発明者らは、加硫物性および透明性の両者
の点ですぐれたゴム材料をアクリルエラストマーについ
て得るべく種々検討を重ねた結果、アクリルエラストマ
ーの共重合時にメルカプト化合物を連鎖移動剤として用
いることにより、かかる課題が効果的に解決されること
を見出した。このようにして得られたアクリルエラスト
マーに、無水シリカを添加すると、アクリルエラストマ
ーのすぐれた透明性を実質的に低下させることなく、加
硫物性、硬さ、非粘着性などを更に改善し得ることが判
明した。
〔問題点を解決するための手段〕
従って、本発明はアクリルエラストマー組成物の製造
法に係り、このアクリルエラストマー組成物の製造は、
(a)炭素数1〜8のアルキル基を有するアルキルアク
リレートおよび/または(b)炭素数2〜8のアルコキ
シアルキル基を有するアルコキシアルキルアクリレート
ならびに(c)少なくとも一種の次の単量体 (イ)エポキシ基含有ビニル単量体 (ロ)カルボキシル基含有ビニル単量体 (ハ)反応性ハロゲン含有ビニル単量体 (ニ)ジエン系単量体 (ホ)水酸基含有ビニル単量体 (ヘ)アミド基含有ビニル単量体 を、メルカプト化合物連鎖移動剤の存在下で、ラジカル
重合開始剤を用いて溶液重合し、得られたアクリルエラ
ストマーに超微粒子状無水シリカを添加することにより
行われる。
共重合体を形成する(a)成分のアルキルアクリレー
トとしては、例えばメチルアクリレート、エチルアクリ
レート、n−またはイソ−プロピルアクリレート、n−
またはイソ−ブチルアクリレート、n−アミルアクリレ
ート、n−ヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシル
アクリレート、n−オクチルアクリレート、2−シアノ
エチルアクリレートなどの炭素数1〜8のアルキル基
(シアノ基などの置換基を有するものを含む)を有する
アルキルアクリレートが用いられ、好ましくはエチルア
クリレートまたはn−ブチルアクリレートが用いられ
る。
(b)成分のアルコキシアルキルアクリレートとして
は、例えばメトキシメチルアクリレート、エトキシメチ
ルアクリレート、2−メトキシエチルアクリレート、2
−エトキシエチルアクリレート、2−ブトキシエチルア
クリレートなどの炭素数2〜8のアルコキシアルキル基
を有するアルコキシアルキルアクリレートが用いられ、
好ましくは2−メトキシエチルアクリレート、2−エト
キシエチルアクリレートが用いられる。
これらの(a)成分および/または(b)成分は、約
99.9〜90モル%の割合で共重合させて用いられ、(a)
成分および(b)成分の両者が用いられる場合には前者
が約10〜90モル%、また後者が約90〜10モル%の割合で
一般に用いられる。
これら(a)成分および/または(b)成分の一部、
具体的には約10モル%程度迄を他の共重合性単量体と置
換し、共重合させてもよい。かかる共重合性単量体とし
ては、例えば塩化ビニル、塩化ビニリデン、アクリロニ
トリル、スチレン、酢酸ビニル、エチルビニルエーテ
ル、ブチルビニルエーテル、アルキルメタクリレート、
アルコキシアルキルメタクリレートなどが挙げられる。
共重合体の架橋点を形成する(c)成分およびそれの
反応性基の種類に応じて用いられる架橋剤としては、そ
れぞれ次のようなものが用いられる。
(イ)エポキシ基含有ビニル単量体 アリルグリシジルエーテル、グリシジルアクリレー
ト、グリシジルメタアクリレートなどが例示され、これ
らの架橋剤としては、例えばジエチレントリアミン、メ
タフェニレンジアミンなどのポリアミン類、アジピン酸
などのポリカルボン酸類、無水ピロメリット酸、無水マ
レイン酸などの酸無水物類、ポリアミド類、スルホンア
ミド類などが用いられる。
(ロ)カルボキシル基含有ビニル単量体 アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸などが例示さ
れ、これらの架橋剤としては、例えばエチレングリコー
ルジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグ
リシジルエーテルなどのポリエポキシド類、1,4−ブタ
ンジオール、1,1,1−トリメチロールプロパンなどのポ
リオール類などが用いられる。これらの架橋剤を用いる
代わりに、加熱のみで架橋させてもよい。
(ハ)反応性ハロゲン含有ビニル単量体 2−クロルエチルビニルエーテル、モノクロル酢酸な
どが例示され、これらの架橋剤としては、例えばジエチ
レントリアミン、トリエチレンテトラミンなどのポリア
ミン類、ヘキサメチレンジアミンカーバメートなどのポ
リカーバメート類などが用いられる。
(ニ)ジエン系単量体 ジビニルベンゼン、ピペリレン、イソプレン、ペンタ
ジエン、ビニルシクロヘキセン、クロロプレン、ブタジ
エン、メチルブタジエン、シクロペンタジエン、メチル
ペンタジエン、エチレングリコールジアクリレート、プ
ロピレングリコールジアクリレート、エチレングリコー
ルジメタクリレート、プロピレングリコールジメタクリ
レートなどが例示され、これらの架橋剤としては、例え
ばイオウ、あるいはベンゾイルパーオキサイド、ジクミ
ルパーオキサイドなどの有機過酸化物類、アゾビスイソ
ブチロニトリルなどのアゾ化合物、ジビニルベンゼン、
トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート
などが用いられる。これらの架橋剤を用いる代わりに、
加熱のみで架橋させてもよい。
(ホ)水酸基含有ビニル単量体 ヒドロキシアルキルアクリレート、ヒドロキシアルキ
ルメタアクリレート、ヒドロキシアルコキシアクリレー
ト、N−メチロールアクリルアミドなどが例示され、こ
れらの架橋剤としては、例えばヘキサメチレンジイソシ
アネート、トリレンジイソシアネートなどのポリイソシ
アネート類、アジピン酸などのポリカルボン酸類、メト
キシメチルメラミンなどのアルコキシメチルメラミン類
などが用いられる。
(ヘ)アミド基含有ビニル単量体 アクリルアミド、メタクリルアミドなどが例示され、
これらの架橋剤としては、例えばアミノホルムアルデヒ
ドなどが用いられる。また、加熱のみで架橋させてもよ
い。
上記共重合性単量体各成分の共重合は、溶液重合法に
よって行われることが好ましく、乳化重合法、塊状重合
法によって行われるのは好ましくない。ということは、
乳化重合法では、水溶性の重合開始剤の残渣ならびに乳
化剤、塩析剤が共重合体エラストマー中に混入して、光
透過性を著しく低下させるからである。塊状重合法で
は、重合収率が高くなると反応条件の制御がし難くな
り、反応中にゲル化が生じ易いので、重合率は約20〜50
%の範囲内になるように反応を停止しなければならな
い。
従って、高収率でかつ光透過性の良い共重合体エラス
トマーを製造する方法としては、溶液重合法が適してい
る。溶液重合法では、溶剤として例えばベンゼン、トル
エン、キシレン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、酢酸エチル、酢酸ブチルなどが用いられ、各
単量体成分は市販単量体を常法により重合禁止剤を除去
した後減圧蒸留して用い、また重合開始剤としては市販
品を純エタノールでくり返し再結晶して精製したアゾビ
スイソブチロニトリルやベンゾイルパーオキサイドなど
が用いられる。
共重合反応は、具体的には例えば次のようにして行わ
れる。還流冷却器、滴下ロートおよび撹拌機をそれぞれ
備えたフラスコに溶剤100重量部を仕込み、所定の温度
に維持する。滴下ロートの中には、単量体混合物約10〜
900重量部に重合開始剤約1〜10重量部を溶かした溶液
を入れ、約0.5〜5時間かけて滴下し、滴下終了後約1
〜5時間反応を継続する。このような反応条件で、重合
率は約80〜95%程度となる。更に重合率を上げるために
は、単量体混合物の滴下終了後重合開始剤を約1〜5重
量部加え、これにより重合率を99%以上とすることがで
きる。
このような滴下重合法を採用すると、反応性の互いに
異なる単量体の共重合比率が重合開始時と終了時とで大
差がなく、均一組成の共重合体エラストマーが得られる
利点がある。なお、極端に反応性の異なる単量体を共重
合させる場合には、滴下初期に反応性の低い単量体の濃
度を高くし、滴下後期にはその濃度を低くすると、比較
的均一な組成の共重合体エラストマーが得られる。
このようにして行われる重合反応の際、メルカプト化
合物を連鎖移動剤として用いて共重合反応を行なうと、
得られる共重合体エラストマーは、加硫物性および透明
性の点で共にすぐれた架橋物を与える。
メルカプト化合物としては、2−メルカプトエタノー
ル、3−メルカプトプロパノール、4−メルカプトブタ
ノールなどのω−メルカプトアルカノールが用いられ
る。これらのメルカプト化合物は、単量体混合物に対し
て約0.1〜3モル%、好ましくは約0.15〜1モル%の割
合で用いられる。
これらのメルカプト化合物を用いたことによる他の利
点は、架橋性基含有単量体の共重合割合を増加し得るこ
とにある。一般には、この共重合割合を増加させるとゲ
ル化し易くなるが、この連鎖移動剤を用いることによ
り、約0.1〜10モル%程度の比較的多量の架橋性基含有
単量体を共重合させてもゲル化せずに共重合し得るとい
う効果も得られる。
得られたアクリルエラストマーには、一般に粒径が約
50μm以下で、好ましくは水分量が1.5%以下の超微粒
子状無水シリカが、アクリルエラストマーに対し約3重
量%以下、好ましくは約1.0〜3.0重量%の割合で添加さ
れる。
無水シリカは、アクリルエラストマーの屈折率1.47に
近い1.45〜1.49程度の屈折率を有しており、従って上記
割合でのこれの添加によりアクリルエラストマーの透明
性が損われることはない。無水シリカの添加は、メチル
エチルケトン、アセトンなどのアクリルエラストマーの
良溶媒中に無水シリカを分散させ、それを減圧下で超音
波をかけることにより粒子に振動を与え、無水シリカ中
に包蔵された空気を十分脱気、分散させた後、アクリル
エラストマー溶液と混合するという方法によって行われ
ることが好ましく、粘性の大きいエラストマー溶液中に
直接無水シリカを添加すると分散が不完全となり、それ
から得られる成形品中に白色粒を残すことがある。
アクリルエラストマーの架橋時には、共重合体中に共
重合させた架橋性基含有単量体の種類に応じて、前記し
た如き種々の架橋剤を使用し得るが、好ましくはヘキサ
メチレンジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシア
ネート、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートな
どのジイソシアネート化合物または4,4′,4′−トリメ
チル−3,3′,3′−トリイソシアネート−2,4,6−トリフ
ェニルシアヌレートなどのトリイソシアネート化合物が
用いられ、特に好ましくはヘキサメチレンジイソシアネ
ートまたはその3量体が用いられる。これらの架橋剤
は、連鎖移動剤としてω−メルカプトアルカノールを用
いた場合に共重合体末端に結合している水酸基(および
水酸基含有単量体に由来する水酸基)に対して、イソシ
アネート基が約1.0〜2.0の当量比となる量で用いられ
る。
アクリルエラストマーの架橋は、アクリルエラストマ
ーおよび架橋剤に更に必要な配合成分を加え、ロールミ
ルによる混練あるいはベンゼン、トルエン、キシレン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどの溶
剤を用いて混合分散させた後溶剤を揮散させる方法など
を必要に応じて用いることにより、架橋性配合物を調製
した後、アクリルエラストマーについて通常用いられて
いる架橋条件によって行われる。
〔発明の効果〕
アクリルエラストマーは、引張強度の値が10〜20kg/c
m2程度と低く、その点を改善するために、充填剤を添加
したりあるいは架橋点を増すなどの対策がとられてい
る。しかしながら、カーボンブラック、ホワイトカーボ
ンなどの充填剤の添加は、透明性を損なわせる結果とな
る。また、架橋点を増すために架橋性基含有単量体の共
重合量を増加させると、重合時にゲル化を招くようにな
る(参考比較例5〜6参照)。
しかるに、本発明方法によれば、ω−メルカプトアル
カノールを連鎖移動剤として用いて共重合反応させて重
合体中に水酸基を導入すると共に、やはり水酸基を有す
る無水シリカの存在下で、特にヘキサメチレンジイソシ
アネート3量体を用いて架橋することにより、高透明性
シリコーンゴム以上の引張強度(30〜87kg/cm2)を有
し、硬さおよび非粘着性の点でもすぐれており、しかも
透明性も良好なアクリルエラストマーが得られる。
〔実施例〕
次に、実施例について本発明を説明する。
参考実施例1〜6、参考比較例1〜6 温度計、撹拌機、窒素ガス導入管、還流冷却器および
滴下ロートを備えた五口フラスコに、モル比80のメチル
エチルケトンおよびアゾビスイソブチロニトリル(AIB
N)、2−メルカプトエタノールの所定モル比をそれぞ
れ仕込み、窒素ガス置換を行ないながら、50℃に30分間
加熱した。
次に、モル比100のエチルアクリレートと所定モル比
の2−ヒドロキシエチルアクリレート(HEA)との混合
液を、滴下ロートから1滴3秒の滴下速度で滴下し、滴
下終了後も加熱、撹拌を続けた。反応終了後、反応混合
物をメチルエチルケトンに溶解し、ヘキサンを用いて再
沈殿させる操作を数回くり返した。
このようにして得られた共重合体(赤外線吸収スペク
トルで約3500cm-1に−OH基吸収を有する)に、ヘキサメ
チレンジイソシアネートをNCO/OH比が1になる割合で加
え、この混合物をガラス製成形器中に入れ、50℃で60分
間真空乾燥した後、更に120℃で60分間加熱架橋した。
参考実施例7 参考実施例5において、エチルアクリレートの代わり
に、同モル比のn−ブチルアクリレートが用いられた。
参考実施例8 参考実施例5において、モル比100のエチルアクリレ
ートの一部(モル比30)がn−ブチルアクリレートで置
換されて用いられた。
以上の各参考実施例および参考比較例で得られた透明
ゴム状弾性体について、密度の他に硬さ(厚さ6mmの試
料を平台上でJIS硬度計を用いて測定)および引張強
さ、伸び(オートグラフにより一定速度で伸張し、破断
時の値を測定)をそれぞれ測定し、次の表2に示される
ような結果を得た。なお、参考比較例1のものは粘着性
が大きく、ガラス成形器から剥離できないため測定試料
片の成形ができず、また参考比較例5〜6のものはいず
れも重合速度が大きく、温度も制御できずに、重合時に
ゲル化してしまった。更に、参考比較例5のものは糸ひ
きがみられ、未架橋部分が多く、硬さ、伸びの測定がで
きなかった。
また、一部の測定試料片について、表面性測定機を用
いて粘着性を測定すると、参考実施例3〜5のものでは
μ=0.5〜2.1であるのに対し、比較例3〜4のものでは
いずれもμ>5であった。
更に、得られたゴム状弾性体の透明性を1cm当りの光
透過率として測定すると、例えば参考実施例2のものと
参考比較例3のものとは波長領域200〜860nmにおいて殆
んど同じ光透過率を示し、具体的には660nmにおいてそ
れぞれ96.8%、98.1%であった。
参考実施例9〜14 参考実施例1〜6において、いずれもヘキサメチレン
ジイソシアネートの代わりに、それの3量体がNCO/OH比
1で用いられた。得られた透明ゴム状弾性体についての
物理的性質の測定結果は、次の表3に示される。
また、一部の測定試料片について、表面性測定機を用
いて粘着性を測定すると、参考実施例11〜13のものでは
μ=0.5〜2.6であった。
参考実施例15〜19 参考実施例4において、2−ヒドロキシエチルアクリ
レートの代わりに同モル比の各種架橋性単量体が用いら
れ、また架橋剤としては5モル%量の各種架橋剤が用い
られた。なお、架橋は、60℃で50時間行われた。
(参考実施例15)グリシジルアクリレート/ジエチレン
トリアミン (参考実施例16)アクリル酸/エチレングリコールジグ
リシジルエーテル (参考実施例17)モノクロル酢酸ビニル/ジエチレント
リアミン (参考実施例18)メチルブタジエン/加熱架橋 (参考実施例19)アクリルアミド/アミノホルムアルデ
ヒド 得られた透明ゴム状弾性体についての物理的性質は、
次の表4に示される。
実施例1〜6、比較例1〜2 上記参考実施例3または5でそれぞれ得られたアクリ
ルエラストマーの50%メチルエチルケトン溶液に、無水
シリカ(エアロジル、粒径7〜16μm)のメチルエチル
ケトン分散液を減圧下に超音波を2時間かけて脱気、分
散させたものを加え、更にヘキサメチレンジイソシアネ
ート3量体をNCO/OH比は1になる割合で加え、この混合
物をガラス製成形器中に入れ、50℃で60分間真空乾燥し
た後、更に120℃で60分間加熱架橋した。
得られた各透明ゴム状弾性体についての650nmにおけ
る光透過率、表面性測定機を用いての粘着性(表面動摩
擦係数μ)および物理的性質の測定結果は、次の表5に
示される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)炭素数1〜8のアルキル基を有する
    アルキルアクリレートおよび/または(b)炭素数2〜
    8のアルコキシアルキル基を有するアルコキシアルキル
    アクリレートならびに(c)少なくとも一種の次の単量
    体 (ィ)エポキシ基含有ビニル単量体 (ロ)カルボキシル基含有ビニル単量体 (ハ)反応性ハロゲン含有ビニル単量体 (ニ)ジエン系単量体 (ホ)水酸基含有ビニル単量体 (ヘ)アミド基含有ビニル単量体 を、ω−メルカプトアルカノール連鎖移動剤の存在下で
    ラジカル重合開始剤を用いて溶液重合し、得られたアク
    リルエラストマーに対し3重量%以下の超微粒子状無水
    シリカを添加することを特徴とするアクリルエラストマ
    ー組成物の製造法。
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