JPH0896814A - りん酸型燃料電池の電極触媒 - Google Patents
りん酸型燃料電池の電極触媒Info
- Publication number
- JPH0896814A JPH0896814A JP6228555A JP22855594A JPH0896814A JP H0896814 A JPH0896814 A JP H0896814A JP 6228555 A JP6228555 A JP 6228555A JP 22855594 A JP22855594 A JP 22855594A JP H0896814 A JPH0896814 A JP H0896814A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phosphoric acid
- carbon carrier
- electrode
- electrode catalyst
- fuel cell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Inert Electrodes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】カーボン担体を撥水処理し電極触媒がりん酸で
過剰に濡れるのを防ぐ。 【構成】電極触媒に用いるカーボン担体を、白金などの
貴金属を担持させる前に、低重合のPTFEで撥水処理
して、カーボン担体表面の一部に低重合のPTFEを付
着させておくことにより、カーボン担体が撥水性を持つ
ようになるので、電池の運転中に電極触媒がりん酸によ
って過剰に濡れるのを防ぐことができ、燃料電池の特性
を長時間にわたって安定に保つ。
過剰に濡れるのを防ぐ。 【構成】電極触媒に用いるカーボン担体を、白金などの
貴金属を担持させる前に、低重合のPTFEで撥水処理
して、カーボン担体表面の一部に低重合のPTFEを付
着させておくことにより、カーボン担体が撥水性を持つ
ようになるので、電池の運転中に電極触媒がりん酸によ
って過剰に濡れるのを防ぐことができ、燃料電池の特性
を長時間にわたって安定に保つ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、りん酸型燃料電池の電
極触媒に関する。
極触媒に関する。
【0002】
【従来の技術】りん酸型燃料電池は、電解質であるりん
酸を保持したマトリックスの上下両側に、一対のアノー
ド電極とカソード電極が設置されており、これら両電極
は、一般にカーボンを担体とし、これに白金などの貴金
属を担持した触媒と、ポリテトラフロロエチレン(以
下、PTFEとする)などの撥水性を有するバインダー
を混合して、多孔性としたものが用いられている。
酸を保持したマトリックスの上下両側に、一対のアノー
ド電極とカソード電極が設置されており、これら両電極
は、一般にカーボンを担体とし、これに白金などの貴金
属を担持した触媒と、ポリテトラフロロエチレン(以
下、PTFEとする)などの撥水性を有するバインダー
を混合して、多孔性としたものが用いられている。
【0003】りん酸型燃料電池に用いられる電極触媒
は、通常、粒子径が数百オングストロームの一次粒子の
カーボンが複数個集まって、粒子径が数μmの二次粒子
を形成し、これを担体としてその表面上に、数十オング
ストロームの大きさの貴金属を担持して構成される。こ
の電極触媒上では下記の反応が起きる。
は、通常、粒子径が数百オングストロームの一次粒子の
カーボンが複数個集まって、粒子径が数μmの二次粒子
を形成し、これを担体としてその表面上に、数十オング
ストロームの大きさの貴金属を担持して構成される。こ
の電極触媒上では下記の反応が起きる。
【0004】 アノード電極 : H2 →2H+ +2e- (1) カソード電極 : 1/2 O2 +2H+ +2e- →H2 O (2) 即ち、アノード電極では、触媒上で水素がプロトンと電
子とに解離する。電子は外部回路を通ってカソード電極
に向かって移動する。一方、プロトンは電解質であるり
ん酸中をカソード電極に向かって移動する。
子とに解離する。電子は外部回路を通ってカソード電極
に向かって移動する。一方、プロトンは電解質であるり
ん酸中をカソード電極に向かって移動する。
【0005】カソード電極では、供給された酸素とアノ
ード電極から移動してきたプロトンおよび電子が反応し
て水蒸気を生成する。上記の(1)および(2)から明
らかなように、アノード電極では、りん酸中へのプロト
ンの放出が必要であり、カソード電極では、りん酸中か
らのプロトンの補給が必要となるから、反応は電解質で
あるりん酸と反応ガスと触媒とが同時に存在する場所、
即ち、りん酸に覆われた触媒表面上に反応ガスが液中拡
散することにより起こる。この反応をスムーズに連続し
て行なわせるために、一般にりん酸型燃料電池では、多
孔性電極が採用されている。
ード電極から移動してきたプロトンおよび電子が反応し
て水蒸気を生成する。上記の(1)および(2)から明
らかなように、アノード電極では、りん酸中へのプロト
ンの放出が必要であり、カソード電極では、りん酸中か
らのプロトンの補給が必要となるから、反応は電解質で
あるりん酸と反応ガスと触媒とが同時に存在する場所、
即ち、りん酸に覆われた触媒表面上に反応ガスが液中拡
散することにより起こる。この反応をスムーズに連続し
て行なわせるために、一般にりん酸型燃料電池では、多
孔性電極が採用されている。
【0006】従来の電極は、電池の運転温度や雰囲気に
対して安定であり、りん酸をはじく性質の材料、即ち撥
水性を有するPTFEなどを用いて、貴金属の担持され
た触媒粉末を結合してあり、触媒表面は適度にりん酸で
覆われているが、ガスの通路がりん酸で塞がれてしまわ
ないような工夫がなされている。図4は従来の電極の構
成を示す模式図であり、白金粒子2を担持したカーボン
担体1がPTFE3で結合された状態を表わている。こ
のような電極は、カーボン担体1と白金粒子2からなる
触媒粉末と、PTFEの分散液を、適当な分散媒を用い
て混合し、これをシート状に成形した後、乾燥,焼成の
工程を経て作製される。
対して安定であり、りん酸をはじく性質の材料、即ち撥
水性を有するPTFEなどを用いて、貴金属の担持され
た触媒粉末を結合してあり、触媒表面は適度にりん酸で
覆われているが、ガスの通路がりん酸で塞がれてしまわ
ないような工夫がなされている。図4は従来の電極の構
成を示す模式図であり、白金粒子2を担持したカーボン
担体1がPTFE3で結合された状態を表わている。こ
のような電極は、カーボン担体1と白金粒子2からなる
触媒粉末と、PTFEの分散液を、適当な分散媒を用い
て混合し、これをシート状に成形した後、乾燥,焼成の
工程を経て作製される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示す電極には、次のようなが問題がある。前述のよう
に、カーボン担体1として用いるカーボン粉末は、通常
数μmの大きさであり、この表面にはあらかじめ撥水処
理は施されていない。一方、撥水性を有するバインダー
として、PTFEを用いた場合、その粒径は約0.6μ
mであるから、作製後の電極は、図4に示したように、
触媒粒子の二次凝集体4の間にバインダーのPTFE3
が存在することになる。
示す電極には、次のようなが問題がある。前述のよう
に、カーボン担体1として用いるカーボン粉末は、通常
数μmの大きさであり、この表面にはあらかじめ撥水処
理は施されていない。一方、撥水性を有するバインダー
として、PTFEを用いた場合、その粒径は約0.6μ
mであるから、作製後の電極は、図4に示したように、
触媒粒子の二次凝集体4の間にバインダーのPTFE3
が存在することになる。
【0008】このような構造の電極は、バインダーであ
るPTFE3の近辺では、ガス通路が形成されている
が、カーボン担体1はりん酸で濡れている。したがっ
て、この電極を用いた燃料電池は、初期状態では高性能
を期待することはできるが、電池の運転の経過に伴い、
やがてカーボン担体1は、初期状態に比べて厚いりん酸
の層で覆われるようになり、その結果、ガス通路が狭く
なるとともに、りん酸と反応ガスが接触する面積が小さ
くなり、反応ガスのりん酸への溶解面積が減少する。ま
た、触媒表面上のりん酸の厚さが厚くなることにより、
りん酸に溶解した反応ガスの拡散距離(白金粒子2まで
の距離)が長くなり、電池性能が低下するという問題を
生ずる。
るPTFE3の近辺では、ガス通路が形成されている
が、カーボン担体1はりん酸で濡れている。したがっ
て、この電極を用いた燃料電池は、初期状態では高性能
を期待することはできるが、電池の運転の経過に伴い、
やがてカーボン担体1は、初期状態に比べて厚いりん酸
の層で覆われるようになり、その結果、ガス通路が狭く
なるとともに、りん酸と反応ガスが接触する面積が小さ
くなり、反応ガスのりん酸への溶解面積が減少する。ま
た、触媒表面上のりん酸の厚さが厚くなることにより、
りん酸に溶解した反応ガスの拡散距離(白金粒子2まで
の距離)が長くなり、電池性能が低下するという問題を
生ずる。
【0009】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、電池の長期間の運転に対して、安定
な特性を持続することができるりん酸型燃料電池の電極
触媒を提供することにある。
あり、その目的は、電池の長期間の運転に対して、安定
な特性を持続することができるりん酸型燃料電池の電極
触媒を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の電極触媒は、白金などの貴金属を担持さ
せる前に、低重合のPTFEで撥水処理したカーボン担
体を用いる。
めに、本発明の電極触媒は、白金などの貴金属を担持さ
せる前に、低重合のPTFEで撥水処理したカーボン担
体を用いる。
【0011】
【作用】本発明の電極触媒に用いられるカーボン担体
は、上記の撥水処理を行なうことにより、撥水性を持つ
ようになり、電池の運転中に電極触媒がりん酸によって
過剰に濡れるのを防ぐ。
は、上記の撥水処理を行なうことにより、撥水性を持つ
ようになり、電池の運転中に電極触媒がりん酸によって
過剰に濡れるのを防ぐ。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明する。図
1は本発明の電極触媒が用いられる電極の構成を示す模
式図であり、図4と共通部分を同一符号で表わてある。
図1が図4と異なるところは、本発明の電極は、カーボ
ン担体1に白金粒子2を担持させる前に、低重合のPT
FE3aを付与したことにある。即ち、本発明の電極触
媒は、表面を部分的に低重合のPTFE3aで被覆した
カーボン担体1に、白金粒子2を担持したものである。
このようにすると、カーボン担体1が撥水性を持つよう
になり、電池の運転中に電極触媒がりん酸で過剰に濡れ
るのを防ぐことができる。
1は本発明の電極触媒が用いられる電極の構成を示す模
式図であり、図4と共通部分を同一符号で表わてある。
図1が図4と異なるところは、本発明の電極は、カーボ
ン担体1に白金粒子2を担持させる前に、低重合のPT
FE3aを付与したことにある。即ち、本発明の電極触
媒は、表面を部分的に低重合のPTFE3aで被覆した
カーボン担体1に、白金粒子2を担持したものである。
このようにすると、カーボン担体1が撥水性を持つよう
になり、電池の運転中に電極触媒がりん酸で過剰に濡れ
るのを防ぐことができる。
【0013】図2は、カーボン担体1に低重合のPTF
E3aを付与する撥水処理装置の要部構成を示す模式図
である。図2において、加熱部5に市販の粉末状PTF
E6を入れ、これを図示してない加熱手段、例えばヒー
タなどを用いて加熱分解し、重合度の低いPTFEを生
成させる。同時に加熱部5にガス供給管7から窒素ガス
8を導入し、生成された低重合のPTFEを、窒素ガス
の流れに乗せて配管9内を通って冷却部10まで送り込
む。このとき、低重合のPTFEが配管9内がトラップ
されるのを防ぐために、配管9の外周をヒータ11で加
熱しておく。冷却装置12により低重合のPTFEが冷
却される冷却部10にカーボン担体1を入れておき、こ
こではカーボン担体1が加熱部5から輸送された低重合
のPTFEと十分混合されるように、冷却部10の底部
から供給管7a,7bを通して供給される窒素ガス8に
より流動床が形成される。13は余剰の窒素ガス8を排
気するガス排出口である。
E3aを付与する撥水処理装置の要部構成を示す模式図
である。図2において、加熱部5に市販の粉末状PTF
E6を入れ、これを図示してない加熱手段、例えばヒー
タなどを用いて加熱分解し、重合度の低いPTFEを生
成させる。同時に加熱部5にガス供給管7から窒素ガス
8を導入し、生成された低重合のPTFEを、窒素ガス
の流れに乗せて配管9内を通って冷却部10まで送り込
む。このとき、低重合のPTFEが配管9内がトラップ
されるのを防ぐために、配管9の外周をヒータ11で加
熱しておく。冷却装置12により低重合のPTFEが冷
却される冷却部10にカーボン担体1を入れておき、こ
こではカーボン担体1が加熱部5から輸送された低重合
のPTFEと十分混合されるように、冷却部10の底部
から供給管7a,7bを通して供給される窒素ガス8に
より流動床が形成される。13は余剰の窒素ガス8を排
気するガス排出口である。
【0014】以上の過程において、カーボン担体1は例
えばキャボット社製の商品名XC−72を用いることが
できる。これはBET法による比表面積は254m2 /
gである。図2の装置で30分撥水処理した後、カーボ
ン担体1を取り出し、BET法によりその比表面積を測
定したところ、120m2 /gまで減少していた。次
に、この撥水処理を施したカーボン担体1と、比較のた
めに撥水処理を行わないカーボン担体1とについて、そ
れぞれ20wt%の白金を液相法により担持させ、得ら
れた触媒を用いて電極を調製した。電極中の白金量は、
いずれも約1.0mg/cm2 であり、PTFEの総量
は共に約45%である。
えばキャボット社製の商品名XC−72を用いることが
できる。これはBET法による比表面積は254m2 /
gである。図2の装置で30分撥水処理した後、カーボ
ン担体1を取り出し、BET法によりその比表面積を測
定したところ、120m2 /gまで減少していた。次
に、この撥水処理を施したカーボン担体1と、比較のた
めに撥水処理を行わないカーボン担体1とについて、そ
れぞれ20wt%の白金を液相法により担持させ、得ら
れた触媒を用いて電極を調製した。電極中の白金量は、
いずれも約1.0mg/cm2 であり、PTFEの総量
は共に約45%である。
【0015】これらの電極をカソード電極として用いた
りん酸型燃料電池の寿命特性を図3の線図に示す。図3
は運転時間とセル電圧との関係線図であり、実線(イ)
は本発明による電極触媒を用いた場合、点線(ロ)はカ
ーボン担体1に撥水処理を施していない従来相当の電極
触媒を用いた場合を表わしている。ここで、カソード電
極以外の部材については両者とも同一仕様のものを用い
た。
りん酸型燃料電池の寿命特性を図3の線図に示す。図3
は運転時間とセル電圧との関係線図であり、実線(イ)
は本発明による電極触媒を用いた場合、点線(ロ)はカ
ーボン担体1に撥水処理を施していない従来相当の電極
触媒を用いた場合を表わしている。ここで、カソード電
極以外の部材については両者とも同一仕様のものを用い
た。
【0016】図3中に付記した矢印は、加湿ガスを供給
によるりん酸の体積変化試験を行なった時点を示す。図
3の結果から明らかなように、本発明による電極を適用
したセルは、従来の電極を用いた場合に比べて、加湿試
験のような非定常の運転を行なっても、長時間安定な運
転を継続するのが可能であることがわかる。
によるりん酸の体積変化試験を行なった時点を示す。図
3の結果から明らかなように、本発明による電極を適用
したセルは、従来の電極を用いた場合に比べて、加湿試
験のような非定常の運転を行なっても、長時間安定な運
転を継続するのが可能であることがわかる。
【0017】
【発明の効果】以上実施例で述べた如く、本発明の電極
触媒は、白金などの貴金属を担持させる前に、低重合の
PTFEで撥水処理したカーボン担体を用いたために、
このカーボン担体は撥水性を持っているので、電池の運
転中に電極触媒がりん酸によって過剰に濡れるのを防ぐ
ことができ、電池は長時間安定性を持続し、長寿命化が
可能となる。
触媒は、白金などの貴金属を担持させる前に、低重合の
PTFEで撥水処理したカーボン担体を用いたために、
このカーボン担体は撥水性を持っているので、電池の運
転中に電極触媒がりん酸によって過剰に濡れるのを防ぐ
ことができ、電池は長時間安定性を持続し、長寿命化が
可能となる。
【図1】本発明の電極触媒が用いられる燃料電池の電極
構成を示す模式図
構成を示す模式図
【図2】本発明におけるカーボン担体の撥水処理装置の
要部構成を示す模式図
要部構成を示す模式図
【図3】本発明の電極触媒を従来との比較で示した燃料
電池の寿命特性線図
電池の寿命特性線図
【図4】従来の燃料電池の電極構成を示す模式図
1 カーボン担体 2 白金粒子 3 PTFE 3a 低重合のPTFE4 二次凝集体 5 加熱部 6 PTFE 7 ガス供給管 7a ガス供給管 7b ガス供給管 8 窒素ガス 9 配管 10 冷却部 11 ヒータ 12 冷却装置 13 排出口
Claims (2)
- 【請求項1】カーボン担体に貴金属を担持した電極触媒
をポリテトラフロロエチレンで結合したアノードおよび
カソード両電極を、りん酸を保持したマトリックスの上
下両側に形成するりん酸型燃料電池の前記電極触媒であ
って、あらかじめ撥水処理を施し表面を部分的に低重合
度のポリテトラフロロエチレンで被覆したカーボン担体
を用いることを特徴とするりん酸型燃料電池の電極触
媒。 - 【請求項2】請求項1記載の電極触媒において、カーボ
ン担体に低重合度のポリテトラフロロエチレンを付与し
た後、貴金属を担持させることを特徴とするりん酸型燃
料電池の電極触媒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6228555A JPH0896814A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | りん酸型燃料電池の電極触媒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6228555A JPH0896814A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | りん酸型燃料電池の電極触媒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0896814A true JPH0896814A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16878214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6228555A Pending JPH0896814A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | りん酸型燃料電池の電極触媒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0896814A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002198057A (ja) * | 2000-05-23 | 2002-07-12 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 燃料電池とそれに用いる改良型酸素電極 |
JP2006164574A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 固体高分子形燃料電池用撥水性電極触媒層 |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP6228555A patent/JPH0896814A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002198057A (ja) * | 2000-05-23 | 2002-07-12 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 燃料電池とそれに用いる改良型酸素電極 |
JP2006164574A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 固体高分子形燃料電池用撥水性電極触媒層 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6670301B2 (en) | Carbon monoxide tolerant electrocatalyst with low platinum loading and a process for its preparation | |
Yoon et al. | Current distribution in a single cell of PEMFC | |
Qi et al. | Quick and effective activation of proton-exchange membrane fuel cells | |
CN110571446B (zh) | 燃料电池活化及防止/改善干膜的方法 | |
US20120015284A1 (en) | Boron-doped diamond coated carbon catalyst support | |
JP2008503869A (ja) | 電気化学燃料電池のための触媒担体 | |
JP4610815B2 (ja) | 固体高分子形燃料電池 | |
Xu et al. | Combined activation methods for proton-exchange membrane fuel cells | |
JPH06140047A (ja) | 燐酸形燃料電池触媒のカーボン担体の製造方法 | |
JP2004172107A (ja) | 燃料電池用電極触媒及びその製造方法 | |
JP4759507B2 (ja) | 燃料電池用電極触媒,これを用いた燃料電池 | |
Lee et al. | Durability of Pt/graphitized carbon catalyst prepared by the nanocapsule method for the start/stop operating condition of polymer electrolyte fuel cells | |
US20060263674A1 (en) | Catalyst and process for producing the same, catalytic electrode and process for producing the same, membrane/electrode union, and electrochemical device | |
JPH0896814A (ja) | りん酸型燃料電池の電極触媒 | |
JP2001236977A (ja) | 固体高分子型燃料電池発電装置及び固体高分子型燃料電池の運転方法 | |
JP2003297392A (ja) | プロトン伝導体及びその製造方法並びに燃料電池 | |
US20240282992A1 (en) | Method for regenerating a fuel cell | |
Mosdale et al. | New electrodes for hydrogen/oxygen solid polymer electrolyte fuel cell | |
JP2741574B2 (ja) | 固体高分子電解質型燃料電池 | |
JP2004185900A (ja) | 燃料電池用電極、膜・触媒層接合体、燃料電池、およびこれらの製造方法 | |
Song et al. | The influence of oxygen additions to hydrogen in their electrode reactions at Pt/Nafion interface | |
JPH08138697A (ja) | 燃料電池 | |
JP2006331845A (ja) | 固体高分子形燃料電池用触媒粉末およびその製造方法ならびにその触媒粉末を含む固体高分子形燃料電池用電極。 | |
JP2689686B2 (ja) | リン酸型燃料電池用電極触媒層の製造方法 | |
JP2006134629A (ja) | 固体高分子型燃料電池の電極構造体 |