JPH0896654A - キーボードスイッチ - Google Patents

キーボードスイッチ

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Publication number
JPH0896654A
JPH0896654A JP6253000A JP25300094A JPH0896654A JP H0896654 A JPH0896654 A JP H0896654A JP 6253000 A JP6253000 A JP 6253000A JP 25300094 A JP25300094 A JP 25300094A JP H0896654 A JPH0896654 A JP H0896654A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
convex portion
operation convex
keyboard switch
light emitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP6253000A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Oba
充 大庭
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BAAD PROD KK
Original Assignee
BAAD PROD KK
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Filing date
Publication date
Application filed by BAAD PROD KK filed Critical BAAD PROD KK
Priority to JP6253000A priority Critical patent/JPH0896654A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱可塑性エラストマからなる透光性のキート
ップを使用し、内部から照明する照光性キーボードスイ
ッチにおいて、キートップ周囲からの光の漏れをなく
す。 【構成】 ベース部26に対しスカート状をした薄肉の
弾性部27を介して操作用凸部25(キートップ)を一
体に有する透光性の熱可塑性エラストマからなる弾性材
22を使用し、操作用凸部26に透光性の表示層を備え
るとともに、頂部をキーボードの表面プレートの窓穴2
4より表面側に突出させ、ケーシング20内に発光素子
を設ける。操作用凸部25の中間高さ位置の外周に遮光
性のフランジ状部を備え、これによって窓穴24の縁部
下側を遮閉する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として携帯電話器の
操作部として使用する照光式のキーボードスイッチに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の照光式キーボードスイッ
チには、図5に示すようにプリント基板1上に透光性の
ある透明もしくは半透明の熱可塑性エラストマをもって
成形した弾性材2を重ねて使用したものが知られてい
る。この弾性材2は、平板状のベース部3に対し、スカ
ート状をした薄肉のテーパ筒状をなす弾性部4を介して
操作用凸部5(所謂キートップ)が一体に支持されてお
り、操作用凸部5の底面に可動接触部材6をプリントに
よって固着するとともに、これに対向するプリント基板
1の表面に固定接点7,7を配するとともに、その中央
に発光ダイオード(LED)からなる発光素子8を配置
している。
【0003】また操作用凸部5には、下部材5aに対
し、表示用印刷9を介して頂部材5bが固着され、頂部
材5aがケーシングの表面プレート10にあけた窓穴1
1を通してプレート表面に突出させている。
【0004】そして、暗所において発光素子8の光が表
示用印刷9の透光性表示を透過することにより文字等の
表示が上面から見えるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のキー
ボードスイッチでは、プリント基板上に配置した発光素
子8の光によって操作用凸部5が照明されるものである
が、その光が操作用凸部5の外面と、これが挿入された
窓穴11の内面との隙間から光が漏れ、このため、見た
目が悪いばかりではなく、光が分散するために透光性の
表示が見えにくいという問題があった。
【0006】本発明はこのような従来の問題を解決する
ことを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を達成するための手段】上述の如き従来の問題を
解決するための本発明の特徴は、ベース部に対しスカー
ト状をした薄肉の弾性部を介して操作用凸部を一体に有
する透光性の熱可塑性エラストマからなる弾性材を使用
し、前記操作用凸部に透光性の表示層を備え、該操作用
凸部の頂部をキーボードの表面プレートの窓穴より表面
側に突出させるとともに、ケーシング内に発光素子を設
け、前記操作用凸部をケーシング内から照光させてなる
キーボードスイッチにおいて、前記操作用凸部の周囲に
遮光性のフランジ状部を全周に張り出させて備え、該フ
ランジ状部の周縁をもって前記窓穴の周縁部下を覆った
ことにある。尚、フランジ状部を、操作用凸部の中間高
さ位置に横断配置に介在させた遮光性のフィルムをもっ
て構成し、該フィルムの操作用凸部内部分に遮光性の表
示を施してもよい。
【0008】また、発光素子は操作用凸部下に設けても
よく、弾性材上方のケーシング内に設けてもよい。発光
素子には、主として発光ダイオードが使用される。
【0009】
【作用】本発明のキーボードスイッチは、操作用凸部を
押し下げることにより、弾性部が変形してスイッチ動作
がなされ、押し下げ力を除くことにより弾性部の弾力に
よって元に戻されるものであり、ケーシング内の発光素
子を点灯させることにより、弾性材の操作用凸部を光が
透過し、表示層の表示が光によって浮き上がる。このと
き、キートップ外周のフランジ状部が操作用凸部の外周
面と窓穴の内周面との間の隙間をその下側から塞ぎ、透
光表示からのみ光が透過される。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例を図面について説明す
る。
【0011】図1〜図3は本発明の第一実施例を示して
おり、図において、20はケーシングであり、21はプ
リント基板、22は弾性材、23はケーシング20と一
体に設けた表面プレートである。表面プレート23に
は、窓穴24があけられ、これに下側から弾性材22の
操作用凸部25が挿入され、その頂部が表面側に突出し
ている。
【0012】弾性材22は、全体が熱可塑性エラストマ
によりインジェクション成形されたものを使用してお
り、ベース部26に対し、スカート状をした薄肉のテー
パ筒状の弾性部26を介して操作用凸部25が一体に備
えられている。
【0013】操作用凸部25は、下部材25aと頂部材
25bとから構成され、下部材25aは弾性部27と一
体成形され、その下面に可動接触部材28がプリントさ
れている。頂部材25bは、ポリエステルフィルムから
なる遮光性フィルム29を介して下部材25aの上面に
一体化されている。このフィルム29には図3に示すよ
うに文字等の表示30が透光性をもたせて備えられてお
り、この表示30部分を下部材25aと頂部材25bと
の間に挾み込んで一体化させている。このフィルム29
は、厚さが4〜250μmのものが使用できる。
【0014】尚、透光性の表示30は全体を透光性材料
により成形したフィルム29を打ち抜くことによって表
示してもよく、また透光性材料のフィルムに塗料を塗布
して遮光性となし、その塗装に透明な色抜き部分を設け
ることによって表示してもよい。
【0015】フィルム29は周縁が操作用凸部25の外
周にフランジ状に張り出される大きさに形成され、その
周縁部がフランジ状部となっており、これによって窓穴
24の下側を遮閉している。
【0016】一方、プリント基板21には、可動接触部
材28に対向する位置に固定接点31,31がプリント
配線され、その中央に発光ダイオードからなる発光素子
32が固着され、その光が操作用凸部25を光が透過
し、透光性の表示30を光が透過することにより、頂面
側から視認することができるようになっている。
【0017】またこのとき、窓穴24の開口部下側は表
示30を除き遮光性のフィルム29によって閉鎖される
ため、窓穴24と操作用凸部25との隙間からの光の漏
れが防止される。
【0018】図4は本発明の第二実施例を示している。
この実施例は、フランジ状部を操作用凸部25の下部材
25aから一体に張出成形したフランジ33をもって構
成しており、そのフランジ33を含む下部材25aの上
面に遮光性インクによる印刷34によって透光性の表示
30と表示以外の部分の遮光とをなしている。そして、
その上面に透光性の頂部材25bが一体化されている。
尚、第一実施例と同一部分には同一符号を付してその説
明を省略する。
【0019】尚、上述した第一、第二の両実施例におけ
る操作用凸部25を含む弾性材22の成形は、頂部材2
5b、又は下部材25a側のいずれかを先に射出成形に
よって成形しておき、これを型内に入れて他方の部分を
射出成形する、所謂インサート成形法によって成形する
ことができる。
【0020】
【発明の効果】上述したように本発明のキーボードスイ
ッチでは、操作用凸部に遮光性のフィルムの周縁を窓穴
の下縁に張り出させたことにより、窓穴全体が表示部分
を除き遮光性のフランジ状部で閉じられることとなり、
操作用凸部の周囲の隙間から光が漏れなくなり、見た目
が良く、しかも表示部分がくっきりと表われるキーボー
ドスイッチが得られることとなったものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキーボードスイッチの第一実施例
を示す部分縦断面図である。
【図2】同上の操作用凸部部分の平面図である。
【図3】同上の遮光性フィルムを示す平面図である。
【図4】本発明に係るキーボードスイッチの第二実施例
を示す部分縦断面図である。
【図5】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
20 ケーシング 21 プリント基板 22 弾性材 23 表面プレート 24 窓穴 25 操作用凸部 25a 下部材 25b 頂部材 26 ベース部 27 弾性部 28 可動接触部材 29 遮光性フィルム 30 表示 31 固定接点 32 発光素子 33 フランジ 34 印刷

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部に対しスカート状をした薄肉の
    弾性部を介して操作用凸部を一体に有する透光性の熱可
    塑性エラストマからなる弾性材を使用し、前記操作用凸
    部に透光性の表示層を備え、該操作用凸部の頂部をキー
    ボードの表面プレートの窓穴より表面側に突出させると
    ともに、ケーシング内に発光素子を設け、前記操作用凸
    部をケーシング内から照光させてなるキーボードスイッ
    チにおいて、 前記操作用凸部の周囲に遮光性のフランジ状部を全周に
    張り出させて備え、該フランジ状部の周縁をもって前記
    窓穴の周縁部下を覆ったことを特徴としてなるキーボー
    ドスイッチ。
  2. 【請求項2】 フランジ状部を、操作用凸部の中間高さ
    位置に横断配置に介在させた遮光性のフィルムをもって
    構成し、該フィルムの操作用凸部内部分に遮光性の表示
    を施してなる請求項1に記載のキーボードスイッチ。
  3. 【請求項3】 操作用凸部下に発光ダイオードからなる
    発光素子を設けてなる請求項1もしくは2に記載のキー
    ボードスイッチ。
  4. 【請求項4】 弾性材上方のケーシング内に発光素子を
    設けてなる請求項1もしくは2に記載のキーボードスイ
    ッチ。
JP6253000A 1994-09-21 1994-09-21 キーボードスイッチ Pending JPH0896654A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009277610A (ja) * 2008-05-19 2009-11-26 Fuji Denshi Kogyo Kk プッシャー付き接点保持シート
JP2012059377A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Nippon Seiki Co Ltd スイッチ装置
JP2012119282A (ja) * 2010-12-03 2012-06-21 Stanley Electric Co Ltd 透過照明部品及び透過照明部品用加飾部材
CN104576146A (zh) * 2014-07-02 2015-04-29 苏州旲烔机电科技有限公司 汽车按转遥控开关总成

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