JPH0896636A - 縦添えテープ成形装置 - Google Patents

縦添えテープ成形装置

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Publication number
JPH0896636A
JPH0896636A JP23005894A JP23005894A JPH0896636A JP H0896636 A JPH0896636 A JP H0896636A JP 23005894 A JP23005894 A JP 23005894A JP 23005894 A JP23005894 A JP 23005894A JP H0896636 A JPH0896636 A JP H0896636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
die
yarn
electric wire
winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP23005894A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Ikeda
憲治 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP23005894A priority Critical patent/JPH0896636A/ja
Publication of JPH0896636A publication Critical patent/JPH0896636A/ja
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  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この種の縦添えテープ成形装置を改良するこ
とにより、不良品の発生を有効に防止する。 【構成】 テープ供給手段14から送り出されるプラス
チックテープAを、連続供給される多対ケーブルBに縦
添え成形する、固定設置されたテープ成形ダイス10
と、プラスチックテープAが縦添え成形された多対ケー
ブルBの挿通孔20aを有する振れ止め用ダイス20
と、プラスチックテープAが縦添え成形された多対ケー
ブルBに糸を巻き付けてプラスチックテープAの縦添え
成形状態を保持する糸巻き付け手段30と、さらにその
上にテープCを横巻きしていくテープ横巻手段40とか
ら構成されている。振れ止め用ダイス20は、ベアリン
グを介して回転可能にテープ成形ダイス10に外嵌めさ
れており、糸巻き付け手段30の駆動手段31によって
糸巻き付けボビン34と同期回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、連続供給される電線
にテープを縦添え成形する縦添えテープ成形装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】縦添えテープ成形装置としては、図3に
示すように、テープロールから繰り出されるテープAを
連続供給される多対電線Bに縦添え成形するテープ成形
ダイス51と、このテープ成形ダイス51の電線供給方
向前方に一定の間隔を開けて設けられた多対電線Bの振
れ止めを行う為の振れ止め用ダイス52と、前記テープ
成形ダイス51と前記振れ止め用ダイス52との間にお
いて、駆動手段によって多対電線Bの周囲を回転する巻
き糸ボビン54から繰り出される糸aをテープAが縦添
え成形された多対電線Bに巻き付けていく糸巻き付け手
段53とから構成されたものが一般的であり、このよう
な縦添えテープ形成装置を使用すると、連続供給される
多対電線Bが前記テープ成形ダイス51を通過する際に
テープAが縦添え成形され、その後、多対電線Bが振れ
止め用ダイス52に至るまでの間に前記糸巻き付け手段
53によって糸aがテープAの上に巻き付けられてテー
プAの縦添え成形状態が保持されて送り出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な縦添えテープ成形装置では、テープ成形ダイス51に
よって多対電線BにテープAが縦添え成形された後、振
れ止め用ダイス52に至るまで一定の間隔が設けられて
いるため、一旦縦添え成形されたテープAがその間に緩
んでしまい、その状態で糸aが巻き付けられるので、多
対電線Bと縦添え成形されたテープAとの間に隙間が形
成されることになる。
【0004】このため、ロールに電線を巻き付けた場合
のように、電線自体に圧力が加わると、縦添え成形され
たテープ自体に折れが生じると共にケーブル全体が偏平
状態に変形し、不良品の発生原因となっている。
【0005】そこで、この発明の課題は、この種の縦添
えテープ成形装置を改良することにより、不良品の発生
を有効に防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、連続供給される電線にテープロールか
ら供給されるテープを縦添え成形するテープ成形ダイス
と、テープが縦添え成形された電線の挿通孔を有する振
れ止め用ダイスと、駆動手段によって電線の周囲を回転
する巻き糸ボビンから繰り出される糸をテープが縦添え
成形された電線に巻き付けていく糸巻き付け手段とを備
えた縦添えテープ成形装置において、前記テープ成形ダ
イスを固定設置すると共に前記振れ止め用ダイスの端部
をその軸芯を中心に回転自在に前記テープ成形ダイスに
連結し、前記振れ止め用ダイスの外周面に前記巻き糸ボ
ビンから繰り出される糸を通す穴を形成し、前記振れ止
め用ダイスを前記駆動手段によって前記巻き糸ボビンと
同期回転させるようにしたのである。
【0007】
【作用】以上のように構成された縦添えテープ成形装置
では、テープ成形ダイスによってテープが電線に縦添え
された後、振れ止め用ダイスでその縦添え状態が保持さ
れたまま糸が巻き付けられていくので、縦添えされたテ
ープが緩まない。
【0008】
【実施例】以下、実施例について図面を参照して説明す
る。図1に示すように、この縦添えテープ成形装置は、
縦添え用のプラスチックテープAが巻介されたテープロ
ール15と、プラスチックテープAを案内するガイドロ
ーラ16とからなるテープ供給手段14から送り出され
るプラスチックテープAを、連続供給される多対ケーブ
ルBに縦添え成形するテープ成形ダイス10と、プラス
チックテープAが縦添え成形された多対ケーブルBの挿
通孔20a(図2参照)を有する振れ止め用ダイス20
と、プラスチックテープAが縦添え成形された多対ケー
ブルBに糸を巻き付けてプラスチックテープAの縦添え
成形状態を保持する糸巻き付け手段30と、糸が巻き付
けられた多対ケーブルBの上にさらにテープを横巻きし
ていくテープ横巻手段40とから構成されている。
【0009】前記テープ成形ダイス10は、図2に示す
ように、多対ケーブルBが通過する筒部11の前端に鍔
部12が形成されたものであり、前記筒部11を多対ケ
ーブルが通過する際に同時に供給されるプラスチックテ
ープAが前記筒部11の内周に沿って案内されて多対ケ
ーブルを包み込むように縦添えが行われる。また、この
テープ成形ダイス10は、前記鍔部12に取り付けられ
たダイスホルダ13を介して固定設置されている。
【0010】前記振れ止め用ダイス20は、前記テープ
成形ダイス10と略同一内径の挿通孔20aを有する筒
体であって、その前端部がベアリング21を介して前記
テープ成形ダイス10の筒部11に回転自在に外嵌めさ
れている。この振れ止め用ダイス20の後端部は、後述
する糸巻き付け手段30の駆動手段31に連結されてお
り、この駆動手段31によって筒軸を中心にして回転す
るようになっている。また、この振れ止め用ダイス20
には、外周面に糸巻き付け手段30によって巻き付けら
れる糸を通す穴22が形成されている。
【0011】前記糸巻き付け手段30は、駆動源である
電動機32、軸芯を中心に回転自在に固定された、多対
ケーブルBが貫通する筒軸33及び前記電動機32の回
転軸と前記筒軸33に取り付けられたプーリーに掛け渡
された動力伝達手段としてのベルトからなる駆動手段3
1と、前記筒軸33の一端に形成された鍔部33aに、
前記振れ止め用ダイス20の穴22にそれぞれ対向する
ように取り付けられた一対の巻き糸ボビン34とから構
成されており、前記巻き糸ボビン34から繰り出された
糸が前記穴22を通って、プラスチックテープAが縦添
えされた多対ケーブルBに巻き付けられている。
【0012】前記振れ止め用ダイス20は、前記駆動手
段31の筒軸33に筒状の取付部材23を介して取り付
けられており、前記電動機32が作動すると、振れ止め
用ダイス20が回転すると共に前記巻き糸ボビン34が
振れ止め用ダイス20と相対関係を保ちながら振れ止め
用ダイス20の周囲を回転する。
【0013】従って、前記テープ成形ダイス10によっ
てプラスチックテープAが縦添えされた多対ケーブルB
が振れ止め用ダイス20を通過すると、縦添えされたプ
ラスチックテープAの上に糸が巻き付けられていく。こ
の時、振れ止め用ダイス20の挿通孔20aがテープ成
形ダイス10と同一内径を有しているので、一旦縦添え
されたプラスチックテープAが緩むこともなく、正規の
状態で糸の巻きつけが行われる。
【0014】前記テープ横巻手段40は、一対のテープ
ロール41と、このテープロール41を前記駆動手段3
1の筒軸33の他端に取り付けるロールホルダ42とか
ら構成されている。前記ロールホルダ42には、テープ
ロール41から繰り出されるテープCが連続供給される
多対ケーブルBに対して横巻できるように、一対のテー
プロール41が多対ケーブルBを挟んで斜めに傾けて取
り付けられている。
【0015】従って、前記テープ成形ダイス10及び振
れ止用めダイス20を通過することによってプラスチッ
クテープAが縦添えされ、さらにその上に糸が巻き付け
られた多対ケーブルBの上にテープCが横巻きされて送
り出される。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明の縦添えテープ
成形装置は、糸巻きボビンからくり出される糸を通す穴
を備えた振れ止め用ダイスをテープ成形ダイスに回転可
能に連結し、振れ止め用ダイスを粗糸巻きボビンと同期
回転させることによって糸巻き作業を行うようにしたた
め、テープ成形ダイスによって縦添え成形されたテープ
が緩むことなく糸巻きが行われるので、最終的に電線と
テープとの間に隙間が形成されることがない。
【0017】このため、ロールに電線を巻き付けた場合
のように、電線自体にに圧力が加わっても、縦添え成形
されたテープ自体に折れが生じたり、ケーブル全体が偏
平状態に変形したりするといった不具合が生じず、不良
品の発生を有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる一実施例を示す側面図であ
る。
【図2】同上のテープ成形ダイス及び振れ止め用ダイス
の詳細を示す断面図である。
【図3】従来例を示す概略図である。
【符号の説明】
10 テープ成形ダイス 14 テープ供給手段 20 振れ止め用ダイス 20a 挿通孔 21 ベアリング 22 穴 30 糸巻き付け手段 31 駆動手段 34 巻き糸ボビン 40 テープ横巻手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続供給される電線にテープロールから供
    給されるテープを縦添え成形するテープ成形ダイスと、 テープが縦添え成形された電線の挿通孔を有する振れ止
    め用ダイスと、 駆動手段によって電線の周囲を回転する巻き糸ボビンか
    ら繰り出される糸をテープが縦添え成形された電線に巻
    き付けていく糸巻き付け手段とを備えた縦添えテープ成
    形装置において、 前記テープ成形ダイスを固定設置すると共に前記振れ止
    め用ダイスの端部をその軸芯を中心に回転自在に前記テ
    ープ成形ダイスに連結し、前記振れ止め用ダイスの外周
    面に前記巻き糸ボビンから繰り出される糸を通す穴を形
    成し、前記振れ止め用ダイスを前記駆動手段によって前
    記巻き糸ボビンと同期回転させるようにしたことを特徴
    とする縦添えテープ成形装置。
JP23005894A 1994-09-26 1994-09-26 縦添えテープ成形装置 Pending JPH0896636A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23005894A JPH0896636A (ja) 1994-09-26 1994-09-26 縦添えテープ成形装置

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JP23005894A JPH0896636A (ja) 1994-09-26 1994-09-26 縦添えテープ成形装置

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JPH0896636A true JPH0896636A (ja) 1996-04-12

Family

ID=16901900

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JP23005894A Pending JPH0896636A (ja) 1994-09-26 1994-09-26 縦添えテープ成形装置

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JP (1) JPH0896636A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106158151A (zh) * 2016-08-28 2016-11-23 平湖迪工机械制造有限公司 一种绕包机断带自动停车装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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