JPH0896205A - 紙幣処理装置 - Google Patents
紙幣処理装置Info
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- JPH0896205A JPH0896205A JP22988094A JP22988094A JPH0896205A JP H0896205 A JPH0896205 A JP H0896205A JP 22988094 A JP22988094 A JP 22988094A JP 22988094 A JP22988094 A JP 22988094A JP H0896205 A JPH0896205 A JP H0896205A
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- JP
- Japan
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- bill
- level
- denomination
- banknotes
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- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】選択した業務コードに対応する紙幣を判定する
正損レベルの設定を容易にして業務の遂行を円滑に行
う。 【構成】テラーズマシン1aまたは1bから紙幣入出金
機の業務モードが選択されて主制御部70は、記憶部7
1のテーブル71aから選択された業務モードに対応し
た金種別の正損レベルを読出してレジスタB76に格納
する。テラーズマシン1aまたは1bから処理スタート
が操作入力されて主制御部70は、紙幣入出金機で紙幣
を1枚取込み、搬送制御部73で搬送制御し、鑑査部で
この紙幣を鑑査して、金種、正損レベルをレジスタA7
5に格納する。主制御部70は、正損判定部72におい
てレジスタA75に格納した紙幣の金種の正損レベルと
レジスタB76に格納した金種別の正損レベルの対応す
る金種の正損レベルとを比較して正券、損券を判定して
判定結果に応じて集積する。
正損レベルの設定を容易にして業務の遂行を円滑に行
う。 【構成】テラーズマシン1aまたは1bから紙幣入出金
機の業務モードが選択されて主制御部70は、記憶部7
1のテーブル71aから選択された業務モードに対応し
た金種別の正損レベルを読出してレジスタB76に格納
する。テラーズマシン1aまたは1bから処理スタート
が操作入力されて主制御部70は、紙幣入出金機で紙幣
を1枚取込み、搬送制御部73で搬送制御し、鑑査部で
この紙幣を鑑査して、金種、正損レベルをレジスタA7
5に格納する。主制御部70は、正損判定部72におい
てレジスタA75に格納した紙幣の金種の正損レベルと
レジスタB76に格納した金種別の正損レベルの対応す
る金種の正損レベルとを比較して正券、損券を判定して
判定結果に応じて集積する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、銀行営業店
むけ現金管理システムとして適用される紙幣処理装置に
関する。
むけ現金管理システムとして適用される紙幣処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の紙幣処理装置は、現金管理シス
テムとしてテラーズマシン、紙幣入出金機、施封・小束
支払機、硬貨入金機、硬貨出金機、棒金支払機とから構
成されている。
テムとしてテラーズマシン、紙幣入出金機、施封・小束
支払機、硬貨入金機、硬貨出金機、棒金支払機とから構
成されている。
【0003】従来、紙幣処理装置おける紙幣入出金機で
は、紙幣の入金、整理、装填等の業務(処理)コードに
関わらず鑑査部で鑑査した正損レベルを判定する正損レ
ベルを一定としていたり、または業務コードによってオ
ペレータが自分で任意に判定する正損レベルの設定をし
直していた。
は、紙幣の入金、整理、装填等の業務(処理)コードに
関わらず鑑査部で鑑査した正損レベルを判定する正損レ
ベルを一定としていたり、または業務コードによってオ
ペレータが自分で任意に判定する正損レベルの設定をし
直していた。
【0004】しかしながら、このような紙幣処理装置に
おける紙幣入出金機では、選択した業務コード毎にオペ
レータが紙幣を判定する正損レベルを任意で設定し直さ
なければならないことや、オペレータ毎に紙幣を判定す
る正損レベルの設定が変更されてしまうなど個人毎に異
なるなど、業務の遂行に支障を与えている。
おける紙幣入出金機では、選択した業務コード毎にオペ
レータが紙幣を判定する正損レベルを任意で設定し直さ
なければならないことや、オペレータ毎に紙幣を判定す
る正損レベルの設定が変更されてしまうなど個人毎に異
なるなど、業務の遂行に支障を与えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、紙幣
処理装置における紙幣入出金機では、選択した業務コー
ド毎にオペレータが紙幣を判定する正損レベルを任意で
設定し直さなければならないことや、オペレータ毎に紙
幣を判定する正損レベルの設定が変更されて個人毎に異
なるなど、業務の遂行に支障を与えるという問題があっ
た。
処理装置における紙幣入出金機では、選択した業務コー
ド毎にオペレータが紙幣を判定する正損レベルを任意で
設定し直さなければならないことや、オペレータ毎に紙
幣を判定する正損レベルの設定が変更されて個人毎に異
なるなど、業務の遂行に支障を与えるという問題があっ
た。
【0006】そこで、この発明は、選択した業務コード
に対応する紙幣を判定する正損レベル設定を容易にして
業務の遂行を円滑に行うことのできる紙幣処理装置を提
供することを目的とする。
に対応する紙幣を判定する正損レベル設定を容易にして
業務の遂行を円滑に行うことのできる紙幣処理装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の紙幣処理装置
は、入金、整理、装填等の紙幣を処理するモードを指定
する指定手段と、この指定手段により指定されるモード
に対応する金種別の紙幣の正券、損券を判定する正損レ
ベルを記憶する記憶手段と、上記指定手段で指定された
モードで紙幣を1枚ずつ取出す取出手段と、この取出手
段で取出された紙幣の金種、正損レベル等を鑑査する鑑
査手段と、この鑑査手段で鑑査された正損レベルと、上
記記憶手段に記憶された上記鑑査手段で鑑査された金種
に対応する金種の正損レベルとを比較し、比較した結果
に応じて上記紙幣の正券、損券を判定する判定手段と、
この判定手段の判定結果に応じて上記紙幣を集積する集
積手段とから構成されている。
は、入金、整理、装填等の紙幣を処理するモードを指定
する指定手段と、この指定手段により指定されるモード
に対応する金種別の紙幣の正券、損券を判定する正損レ
ベルを記憶する記憶手段と、上記指定手段で指定された
モードで紙幣を1枚ずつ取出す取出手段と、この取出手
段で取出された紙幣の金種、正損レベル等を鑑査する鑑
査手段と、この鑑査手段で鑑査された正損レベルと、上
記記憶手段に記憶された上記鑑査手段で鑑査された金種
に対応する金種の正損レベルとを比較し、比較した結果
に応じて上記紙幣の正券、損券を判定する判定手段と、
この判定手段の判定結果に応じて上記紙幣を集積する集
積手段とから構成されている。
【0008】この発明の紙幣処理装置は、入金、整理、
装填等の紙幣を処理するモードを指定する指定手段と、
この指定手段により指定されるモードに対応する金種別
の紙幣の正券、損券を判定する正損レベルを記憶する第
1の記憶手段と、上記指定手段で指定されたモードで紙
幣を1枚ずつ取出す取出手段と、この取出手段で取出さ
れた紙幣の金種、正損レベル等を鑑査する鑑査手段と、
この鑑査手段で鑑査された金種と正損レベルとを記憶す
る第2の記憶手段と、この第2の記憶手段に記憶された
正損レベルと、上記第1の記憶手段に記憶された上記第
2の記憶手段に記憶された金種に対応する金種の正損レ
ベルとを比較し、比較した結果に応じて上記紙幣の正
券、損券を判定する判定手段と、この判定手段の判定結
果に応じて上記紙幣を集積する集積手段とから構成され
ている。
装填等の紙幣を処理するモードを指定する指定手段と、
この指定手段により指定されるモードに対応する金種別
の紙幣の正券、損券を判定する正損レベルを記憶する第
1の記憶手段と、上記指定手段で指定されたモードで紙
幣を1枚ずつ取出す取出手段と、この取出手段で取出さ
れた紙幣の金種、正損レベル等を鑑査する鑑査手段と、
この鑑査手段で鑑査された金種と正損レベルとを記憶す
る第2の記憶手段と、この第2の記憶手段に記憶された
正損レベルと、上記第1の記憶手段に記憶された上記第
2の記憶手段に記憶された金種に対応する金種の正損レ
ベルとを比較し、比較した結果に応じて上記紙幣の正
券、損券を判定する判定手段と、この判定手段の判定結
果に応じて上記紙幣を集積する集積手段とから構成され
ている。
【0009】この発明の紙幣処理装置は、入金、整理、
装填等の紙幣を処理するモードを指定する指定手段と、
この指定手段により指定されるモードに対応する金種別
の紙幣の正券、損券を判定する正損レベルを記憶する記
憶手段と、この記憶手段に記憶されている上記指定手段
で指定されたモードに対応する金種別の正損レベルを読
出す読出手段と、この読出手段で読出した金種別の正損
レベルを格納する第1の格納手段と、上記指定手段で指
定されたモードで紙幣を1枚ずつ取出す取出手段と、こ
の取出手段で取出された紙幣の金種、正損レベル等を鑑
査する鑑査手段と、この鑑査手段で鑑査された金種と正
損レベルとを格納する第2の格納手段と、この第2の格
納手段に格納された正損レベルと、上記第1の格納手段
に格納された上記第2の格納手段に格納された金種に対
応する金種の正損レベルとを比較し、比較した結果に応
じて上記紙幣の正券、損券を判定する判定手段と、この
判定手段の判定結果に応じて上記紙幣を集積する集積手
段とから構成されている。
装填等の紙幣を処理するモードを指定する指定手段と、
この指定手段により指定されるモードに対応する金種別
の紙幣の正券、損券を判定する正損レベルを記憶する記
憶手段と、この記憶手段に記憶されている上記指定手段
で指定されたモードに対応する金種別の正損レベルを読
出す読出手段と、この読出手段で読出した金種別の正損
レベルを格納する第1の格納手段と、上記指定手段で指
定されたモードで紙幣を1枚ずつ取出す取出手段と、こ
の取出手段で取出された紙幣の金種、正損レベル等を鑑
査する鑑査手段と、この鑑査手段で鑑査された金種と正
損レベルとを格納する第2の格納手段と、この第2の格
納手段に格納された正損レベルと、上記第1の格納手段
に格納された上記第2の格納手段に格納された金種に対
応する金種の正損レベルとを比較し、比較した結果に応
じて上記紙幣の正券、損券を判定する判定手段と、この
判定手段の判定結果に応じて上記紙幣を集積する集積手
段とから構成されている。
【0010】この発明の紙幣処理装置は、入金、整理、
装填等の紙幣を処理するモードを指定するテラーズマシ
ンと、このテラーズマシンにより指定されるモードに対
応する金種別の紙幣の正券、損券を判定する正損レベル
を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されている
上記テラーズマシンで指定されたモードに対応する紙幣
の金種別の正損レベルを読出す読出手段と、この読出手
段で読出した金種別の紙幣の正損レベルを格納する第1
のレジスタと、上記テラーズマシンで指定されたモード
で紙幣を1枚ずつ取出す取出手段と、この取出手段で取
出された紙幣の金種、正損レベル等を鑑査する鑑査手段
と、この鑑査手段で鑑査された金種と正損レベルとを格
納する第2のレジスタと、この第2のレジスタに格納さ
れた正損レベルと、上記第1のレジスタに格納された上
記第2のレジスタに格納された金種に対応する金種の正
損レベルとを比較し、比較した結果に応じて上記紙幣の
正券、損券を判定する判定手段と、この判定手段の判定
結果に応じて上記紙幣を集積する集積手段とから構成さ
れている。
装填等の紙幣を処理するモードを指定するテラーズマシ
ンと、このテラーズマシンにより指定されるモードに対
応する金種別の紙幣の正券、損券を判定する正損レベル
を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されている
上記テラーズマシンで指定されたモードに対応する紙幣
の金種別の正損レベルを読出す読出手段と、この読出手
段で読出した金種別の紙幣の正損レベルを格納する第1
のレジスタと、上記テラーズマシンで指定されたモード
で紙幣を1枚ずつ取出す取出手段と、この取出手段で取
出された紙幣の金種、正損レベル等を鑑査する鑑査手段
と、この鑑査手段で鑑査された金種と正損レベルとを格
納する第2のレジスタと、この第2のレジスタに格納さ
れた正損レベルと、上記第1のレジスタに格納された上
記第2のレジスタに格納された金種に対応する金種の正
損レベルとを比較し、比較した結果に応じて上記紙幣の
正券、損券を判定する判定手段と、この判定手段の判定
結果に応じて上記紙幣を集積する集積手段とから構成さ
れている。
【0011】
【作用】この発明は、入金、整理、装填等の紙幣を処理
するモードを指定手段で指定し、指定されるモードに対
応する金種別の紙幣の正券、損券を判定する正損レベル
を記憶手段に記憶し、上記指定手段で指定されたモード
で紙幣を1枚ずつ取出し、取出された紙幣の金種、正損
レベル等を鑑査手段で鑑査し、鑑査された正損レベル
と、上記記憶手段に記憶された上記鑑査手段で鑑査され
た金種に対応する金種の正損レベルとを比較し、比較し
た結果に応じて上記紙幣の正券、損券を判定し、判定結
果に応じて上記紙幣を集積するようにしたものである。
するモードを指定手段で指定し、指定されるモードに対
応する金種別の紙幣の正券、損券を判定する正損レベル
を記憶手段に記憶し、上記指定手段で指定されたモード
で紙幣を1枚ずつ取出し、取出された紙幣の金種、正損
レベル等を鑑査手段で鑑査し、鑑査された正損レベル
と、上記記憶手段に記憶された上記鑑査手段で鑑査され
た金種に対応する金種の正損レベルとを比較し、比較し
た結果に応じて上記紙幣の正券、損券を判定し、判定結
果に応じて上記紙幣を集積するようにしたものである。
【0012】この発明は、入金、整理、装填等の紙幣を
処理するモードを指定手段で指定し、指定されるモード
に対応する金種別の紙幣の正券、損券を判定する正損レ
ベルを第1の記憶手段に記憶し、上記指定手段で指定さ
れたモードで紙幣を1枚ずつ取出し、取出された紙幣の
金種、正損レベル等を鑑査し、鑑査された金種と正損レ
ベルとを第2の記憶手段に記憶し、記憶された正損レベ
ルと、上記第1の記憶手段に記憶された上記第2の記憶
手段に記憶された金種に対応する金種の正損レベルとを
比較し、比較した結果に応じて上記紙幣の正券、損券を
判定し、判定結果に応じて上記紙幣を集積するようにし
たものである。
処理するモードを指定手段で指定し、指定されるモード
に対応する金種別の紙幣の正券、損券を判定する正損レ
ベルを第1の記憶手段に記憶し、上記指定手段で指定さ
れたモードで紙幣を1枚ずつ取出し、取出された紙幣の
金種、正損レベル等を鑑査し、鑑査された金種と正損レ
ベルとを第2の記憶手段に記憶し、記憶された正損レベ
ルと、上記第1の記憶手段に記憶された上記第2の記憶
手段に記憶された金種に対応する金種の正損レベルとを
比較し、比較した結果に応じて上記紙幣の正券、損券を
判定し、判定結果に応じて上記紙幣を集積するようにし
たものである。
【0013】この発明は、入金、整理、装填等の紙幣を
処理するモードを指定手段で指定し、指定されるモード
に対応する金種別の紙幣の正券、損券を判定する正損レ
ベルを記憶し、記憶されている上記指定手段で指定され
たモードに対応する金種別の正損レベルを読出し、読出
した金種別の正損レベルを第1の格納手段に格納し、上
記指定手段で指定されたモードで紙幣を1枚ずつ取出
し、取出された紙幣の金種、正損レベル等を鑑査し、鑑
査された金種と正損レベルとを第2の格納手段に格納
し、格納された正損レベルと、上記第1の格納手段に格
納された上記第2の格納手段に格納された金種に対応す
る金種の正損レベルとを比較し、比較した結果に応じて
上記紙幣の正券、損券を判定し、判定結果に応じて上記
紙幣を集積するようにしたものである。
処理するモードを指定手段で指定し、指定されるモード
に対応する金種別の紙幣の正券、損券を判定する正損レ
ベルを記憶し、記憶されている上記指定手段で指定され
たモードに対応する金種別の正損レベルを読出し、読出
した金種別の正損レベルを第1の格納手段に格納し、上
記指定手段で指定されたモードで紙幣を1枚ずつ取出
し、取出された紙幣の金種、正損レベル等を鑑査し、鑑
査された金種と正損レベルとを第2の格納手段に格納
し、格納された正損レベルと、上記第1の格納手段に格
納された上記第2の格納手段に格納された金種に対応す
る金種の正損レベルとを比較し、比較した結果に応じて
上記紙幣の正券、損券を判定し、判定結果に応じて上記
紙幣を集積するようにしたものである。
【0014】この発明は、入金、整理、装填等の紙幣を
処理するモードをテラーズマシンで指定し、指定される
モードに対応する金種別の紙幣の正券、損券を判定する
正損レベルを記憶し、記憶されている上記テラーズマシ
ンで指定されたモードに対応する紙幣の金種別の正損レ
ベルを読出し、読出した金種別の紙幣の正損レベルを第
1のレジスタに格納し、上記テラーズマシンで指定され
たモードで紙幣を1枚ずつ取出し、取出された紙幣の金
種、正損レベル等を鑑査し、鑑査された金種と正損レベ
ルとを第2のレジスタに格納し、格納された正損レベル
と、上記第1のレジスタに格納された上記第2のレジス
タに格納された金種に対応する金種の正損レベルとを比
較し、比較した結果に応じて上記紙幣の正券、損券を判
定し、判定結果に応じて上記紙幣を集積するようにした
ものである。
処理するモードをテラーズマシンで指定し、指定される
モードに対応する金種別の紙幣の正券、損券を判定する
正損レベルを記憶し、記憶されている上記テラーズマシ
ンで指定されたモードに対応する紙幣の金種別の正損レ
ベルを読出し、読出した金種別の紙幣の正損レベルを第
1のレジスタに格納し、上記テラーズマシンで指定され
たモードで紙幣を1枚ずつ取出し、取出された紙幣の金
種、正損レベル等を鑑査し、鑑査された金種と正損レベ
ルとを第2のレジスタに格納し、格納された正損レベル
と、上記第1のレジスタに格納された上記第2のレジス
タに格納された金種に対応する金種の正損レベルとを比
較し、比較した結果に応じて上記紙幣の正券、損券を判
定し、判定結果に応じて上記紙幣を集積するようにした
ものである。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図2は、本発明の紙幣処理装置に係る
現金管理システムを示すものである。このシステムはシ
ステム全体の操作およびデータ処理を行う2台のテラー
ズマシン1a、1bを備えている。また、上記システム
はバラ紙幣の入出金を行う紙幣入出金機2、およびこの
紙幣入出金機2の余剰現金を施封して機体内に保管し、
小束での紙幣の払い出しを行う施封・小束支払機3を備
える。さらに、上記システムはバラ硬貨入金を行う硬貨
入金機4、およびバラ硬貨の出金を行う硬貨出金機5を
備える。また、上記システムは50枚毎に包装された硬
貨(棒金)の出金を行う棒金支払機6およびテラーズマ
シン置き台7を備える。
照して説明する。図2は、本発明の紙幣処理装置に係る
現金管理システムを示すものである。このシステムはシ
ステム全体の操作およびデータ処理を行う2台のテラー
ズマシン1a、1bを備えている。また、上記システム
はバラ紙幣の入出金を行う紙幣入出金機2、およびこの
紙幣入出金機2の余剰現金を施封して機体内に保管し、
小束での紙幣の払い出しを行う施封・小束支払機3を備
える。さらに、上記システムはバラ硬貨入金を行う硬貨
入金機4、およびバラ硬貨の出金を行う硬貨出金機5を
備える。また、上記システムは50枚毎に包装された硬
貨(棒金)の出金を行う棒金支払機6およびテラーズマ
シン置き台7を備える。
【0016】上記紙幣入出金機2は紙幣入金用の投入口
11と、入金時のリジェクト紙幣を集積する入金リジェ
クトボックス12を備える。また、上記紙幣入出金機2
は、出金時のリジェクト紙幣を集積する出金リジェクト
ボックス13と、出金される紙幣が集積される出金口1
4を備えている。上記投入口11、入金リジェクトボッ
クス12、出金リジェクトボックス13、および出金口
14は機体前面に縦一列の状態で配置されている。さら
に、上記紙幣入出金機2の上面部には各取引の内容を印
字するジャーナルプリンター15が配置されている。上
記投入口11、出金口14、およびジャーナルプリンタ
ー15の近傍にはそれぞれ、前述した2台のテラーズマ
シン1a,1bのうち、どちらのテラーズマシン1a,
1bに占有されているかを示す占有ランプ16、17、
18が配設されている。また、上記紙幣入出金機2の前
面には機体内部にある後述する紙幣収納庫の紙幣残量を
表示する残量表示19が配設されている。また、上記紙
幣入出金機2の上面には後述する施封端数を返却する施
封一時庫返却扉20があり、紙幣返却時には機体の上方
部にホップアップする機構になっている。上記紙幣入出
金機2の前面には上から入金搬送路引出扉21、入金時
に紙幣返却を行う一時集積扉22、および紙幣収納庫を
引き出す収納庫扉23が配設されている。
11と、入金時のリジェクト紙幣を集積する入金リジェ
クトボックス12を備える。また、上記紙幣入出金機2
は、出金時のリジェクト紙幣を集積する出金リジェクト
ボックス13と、出金される紙幣が集積される出金口1
4を備えている。上記投入口11、入金リジェクトボッ
クス12、出金リジェクトボックス13、および出金口
14は機体前面に縦一列の状態で配置されている。さら
に、上記紙幣入出金機2の上面部には各取引の内容を印
字するジャーナルプリンター15が配置されている。上
記投入口11、出金口14、およびジャーナルプリンタ
ー15の近傍にはそれぞれ、前述した2台のテラーズマ
シン1a,1bのうち、どちらのテラーズマシン1a,
1bに占有されているかを示す占有ランプ16、17、
18が配設されている。また、上記紙幣入出金機2の前
面には機体内部にある後述する紙幣収納庫の紙幣残量を
表示する残量表示19が配設されている。また、上記紙
幣入出金機2の上面には後述する施封端数を返却する施
封一時庫返却扉20があり、紙幣返却時には機体の上方
部にホップアップする機構になっている。上記紙幣入出
金機2の前面には上から入金搬送路引出扉21、入金時
に紙幣返却を行う一時集積扉22、および紙幣収納庫を
引き出す収納庫扉23が配設されている。
【0017】一方、上記施封・小束支払機3は上部に小
束支払用の出金扉24をもち、この扉が開くことにより
出金された小束の取り出しが可能となっている。上記出
金扉24の近傍には紙幣入出金部の占有ランプと同様の
占有ランプ25が配されている。出金扉24の上部には
施封帯交換用の帯セット扉26があり、施封帯の交換は
この扉16を開けて行われる。上記出金扉24の下方に
は損金庫取り出し扉27が配され、後述する損金庫を取
り出し可能となっている。
束支払用の出金扉24をもち、この扉が開くことにより
出金された小束の取り出しが可能となっている。上記出
金扉24の近傍には紙幣入出金部の占有ランプと同様の
占有ランプ25が配されている。出金扉24の上部には
施封帯交換用の帯セット扉26があり、施封帯の交換は
この扉16を開けて行われる。上記出金扉24の下方に
は損金庫取り出し扉27が配され、後述する損金庫を取
り出し可能となっている。
【0018】上記施封・小束支払機3、硬貨入金機4、
硬貨出金機5および棒金支払機6についてはここでは詳
細な説明を省略する。次に、上記紙幣入出金機2の内部
構成について詳述する。
硬貨出金機5および棒金支払機6についてはここでは詳
細な説明を省略する。次に、上記紙幣入出金機2の内部
構成について詳述する。
【0019】図2は上記紙幣入出金機2の内部を示す構
成図でる。この紙幣入出金機2において、紙幣を入金し
ようとするときは投入口11に紙幣を置き、テラーズマ
シン1a(1b)から入金開始命令を送ると、これによ
り、投入口11から紙幣は1枚づつ内部に取り込まれ
る。
成図でる。この紙幣入出金機2において、紙幣を入金し
ようとするときは投入口11に紙幣を置き、テラーズマ
シン1a(1b)から入金開始命令を送ると、これによ
り、投入口11から紙幣は1枚づつ内部に取り込まれ
る。
【0020】上記投入口11から取り込まれた紙幣は搬
送手段としての鑑査前搬送路101を通過し、鑑査部
(鑑査手段)34に導かれる。この鑑査部34内に取り
込まれた紙幣はその金種、形状、表裏、真偽、正損等が
鑑査される。この鑑査結果に基づき、図示しない制御部
が搬送路内に設置された振分手段としての振り分けゲー
ト群35a〜35kを使用して各集積部に紙幣を振り分
ける。鑑査部34から出た紙幣は、最初の入金リジェク
トゲート35aにより、判定不能券及び損券の場合には
入金リジェクトボックス12に振り分けられて集積され
る。この判定不能券は再度、投入口11にセットし直し
て再取り込みするか、手入力で計数データに算入する。
送手段としての鑑査前搬送路101を通過し、鑑査部
(鑑査手段)34に導かれる。この鑑査部34内に取り
込まれた紙幣はその金種、形状、表裏、真偽、正損等が
鑑査される。この鑑査結果に基づき、図示しない制御部
が搬送路内に設置された振分手段としての振り分けゲー
ト群35a〜35kを使用して各集積部に紙幣を振り分
ける。鑑査部34から出た紙幣は、最初の入金リジェク
トゲート35aにより、判定不能券及び損券の場合には
入金リジェクトボックス12に振り分けられて集積され
る。この判定不能券は再度、投入口11にセットし直し
て再取り込みするか、手入力で計数データに算入する。
【0021】また、判定された紙幣は次に表裏ゲート3
5bにより表券と裏券に振り分けられ、裏向きのもの
は、スイッチバック搬送路で反転されて表裏が取り揃え
られる。
5bにより表券と裏券に振り分けられ、裏向きのもの
は、スイッチバック搬送路で反転されて表裏が取り揃え
られる。
【0022】表裏を取り揃えられた紙幣は次に整理ゲー
ト35cにより、下段収納庫部に搬送されるか、出金搬
送路に導かれるかを選択される。出金搬送路に導かれる
場合は後述するが一般的な入金業務では下段収納庫部に
搬送される。下段に搬送された紙幣は金庫ゲート35d
を通過し振り分け搬送路40に入る。振分搬送路40に
入った紙幣は一時庫ゲート35e〜35gにより金種、
正損によって一時集積庫41a〜41d内に導入されて
一時集積庫41a〜41d内のフラッパー群45a〜4
5d上に集積する。
ト35cにより、下段収納庫部に搬送されるか、出金搬
送路に導かれるかを選択される。出金搬送路に導かれる
場合は後述するが一般的な入金業務では下段収納庫部に
搬送される。下段に搬送された紙幣は金庫ゲート35d
を通過し振り分け搬送路40に入る。振分搬送路40に
入った紙幣は一時庫ゲート35e〜35gにより金種、
正損によって一時集積庫41a〜41d内に導入されて
一時集積庫41a〜41d内のフラッパー群45a〜4
5d上に集積する。
【0023】一時集積庫41a〜41d内で紙幣の集積
が満杯であることが集積満杯センサ(図示しない)で検
知されると、フラッパー45a、45bは約90°下側
に回転し、集積した紙幣は下側のフラッパー45cと4
5dによって支えられることになる。このまま紙幣の集
積を続けると、紙幣上面は再度、集積満杯センサにより
検知されるようになり、検知されるとフラッパー45
c、45dも同様に下側に約90°回転する。このとき
紙幣は集積部の底部に取り付けられているシャッター4
7上に集積されることになる。
が満杯であることが集積満杯センサ(図示しない)で検
知されると、フラッパー45a、45bは約90°下側
に回転し、集積した紙幣は下側のフラッパー45cと4
5dによって支えられることになる。このまま紙幣の集
積を続けると、紙幣上面は再度、集積満杯センサにより
検知されるようになり、検知されるとフラッパー45
c、45dも同様に下側に約90°回転する。このとき
紙幣は集積部の底部に取り付けられているシャッター4
7上に集積されることになる。
【0024】さらに、紙幣の集積を続けると再度、満杯
センサにより紙幣上面が検知されるが、ここではじめて
制御部は集積部満杯をテラーズマシン1a(1b)に対
して報知することになる。シャッター47は図示しない
駆動機構により左右に開き、集積した紙幣は収納庫48
a〜48dに落下する。
センサにより紙幣上面が検知されるが、ここではじめて
制御部は集積部満杯をテラーズマシン1a(1b)に対
して報知することになる。シャッター47は図示しない
駆動機構により左右に開き、集積した紙幣は収納庫48
a〜48dに落下する。
【0025】上記収納庫48a〜48d内にはセパレー
タ49,49が上端で待機しており、落下した紙幣はこ
のセパレータ49,49上に落ちることになる。シャッ
ター47が開くと一時集積部41上部に待機していたプ
ッシャー機構52が駆動され、一時集積庫41内に残っ
ている紙幣をすべて収納庫48a〜48d内に移動させ
る。この移動が完了するとプッシャー52は上昇し、シ
ャッター47は閉じられる。この状態で次の入金を受け
る状態が出来上がる。
タ49,49が上端で待機しており、落下した紙幣はこ
のセパレータ49,49上に落ちることになる。シャッ
ター47が開くと一時集積部41上部に待機していたプ
ッシャー機構52が駆動され、一時集積庫41内に残っ
ている紙幣をすべて収納庫48a〜48d内に移動させ
る。この移動が完了するとプッシャー52は上昇し、シ
ャッター47は閉じられる。この状態で次の入金を受け
る状態が出来上がる。
【0026】図1は、本発明の紙幣処理装置に係る現金
管理システムの制御系の構成を示すものである。すなわ
ち、現金管理システムは、システム全体の制御を司る主
制御部70、制御プログラム及び各種管理データを記憶
する記憶部71、鑑査部(鑑査手段)34で鑑査される
紙幣の金種別の正損を判定する正損判定部(判定手段)
72、正損レベルによって振り分けられる紙幣の搬送路
を制御する搬送制御部73、システム全体のインターフ
ェースを行う上位インターフェース(I/F)部74、
及び操作入力部としてのテラーズマシン1a,1bとか
ら構成されている。
管理システムの制御系の構成を示すものである。すなわ
ち、現金管理システムは、システム全体の制御を司る主
制御部70、制御プログラム及び各種管理データを記憶
する記憶部71、鑑査部(鑑査手段)34で鑑査される
紙幣の金種別の正損を判定する正損判定部(判定手段)
72、正損レベルによって振り分けられる紙幣の搬送路
を制御する搬送制御部73、システム全体のインターフ
ェースを行う上位インターフェース(I/F)部74、
及び操作入力部としてのテラーズマシン1a,1bとか
ら構成されている。
【0027】記憶部71には、後述する紙幣入出金機2
の選択される業務(処理)コードに対応した金種別の正
損レベルを設定するマトリクスを記憶するテーブル71
aが設けられている。
の選択される業務(処理)コードに対応した金種別の正
損レベルを設定するマトリクスを記憶するテーブル71
aが設けられている。
【0028】主制御部70には、レジスタA75とレジ
スタB76とが接続されている。レジスタA75は、主
制御部70が現在の紙幣の正損レベルを鑑査部34で鑑
査した金種、正損レベルの結果を格納するものである。
レジスタB76は、主制御部70がテーブル71aに記
憶されているマトリクスから選択された業務モードに対
応した金種別の正損レベルを読出し格納するものであ
る。
スタB76とが接続されている。レジスタA75は、主
制御部70が現在の紙幣の正損レベルを鑑査部34で鑑
査した金種、正損レベルの結果を格納するものである。
レジスタB76は、主制御部70がテーブル71aに記
憶されているマトリクスから選択された業務モードに対
応した金種別の正損レベルを読出し格納するものであ
る。
【0029】紙幣入出金機2における業務コードには、
入金モード、整理モード、装填モードの3つがある。入
金モードとは、紙幣を数えて集計して入金するものであ
る。整理モードは、紙幣の正損、紙幣の整理、紙幣に帯
封等を行うものである。装填モードは、紙幣を金庫に詰
めるものである(従来は正損検知を行っていない)。
入金モード、整理モード、装填モードの3つがある。入
金モードとは、紙幣を数えて集計して入金するものであ
る。整理モードは、紙幣の正損、紙幣の整理、紙幣に帯
封等を行うものである。装填モードは、紙幣を金庫に詰
めるものである(従来は正損検知を行っていない)。
【0030】本実施例においては、入金コードでは正損
レベルを厳しくし、整理モードでは正損レベルの目的に
より異るので任意とし、装填モードではきれいなお金を
出金するために正損レベルを厳しくする 図4は、記憶部71に記憶されているテーブル(記憶手
段)71aの構成例を示すものである。本実施例では、
正損レベルを0〜9までの数字でレベルを表し、「0」
が一番ゆるいレベルで「9」が一番きつい(厳しい)レ
ベルで0〜9の間を等レベルで分割し、全部で10段階
としている すなわち、入金コードに対応する正損レベルは、一万円
札が「9」、五千円札が「7」、千円札が「8」として
設定されている。整理モードに対応する正損レベルは、
一万円札が「5」、五千円札が「5」、千円札が「5」
として一応設定されているが、これは目的により異るの
で任意に設定を変更しても良い。装填コードに対応する
正損レベルは、一万円札が「9」、五千円札が「7」、
千円札が「8」として設定されている。
レベルを厳しくし、整理モードでは正損レベルの目的に
より異るので任意とし、装填モードではきれいなお金を
出金するために正損レベルを厳しくする 図4は、記憶部71に記憶されているテーブル(記憶手
段)71aの構成例を示すものである。本実施例では、
正損レベルを0〜9までの数字でレベルを表し、「0」
が一番ゆるいレベルで「9」が一番きつい(厳しい)レ
ベルで0〜9の間を等レベルで分割し、全部で10段階
としている すなわち、入金コードに対応する正損レベルは、一万円
札が「9」、五千円札が「7」、千円札が「8」として
設定されている。整理モードに対応する正損レベルは、
一万円札が「5」、五千円札が「5」、千円札が「5」
として一応設定されているが、これは目的により異るの
で任意に設定を変更しても良い。装填コードに対応する
正損レベルは、一万円札が「9」、五千円札が「7」、
千円札が「8」として設定されている。
【0031】次に、このような構成において業務モード
に応じた正損レベルの紙幣の正券、損券の集積動作を図
5のフローチャートを参照して説明する。テラーズマシ
ン(指定手段)1aまたは1bから紙幣入出金機2の業
務モードが選択される。
に応じた正損レベルの紙幣の正券、損券の集積動作を図
5のフローチャートを参照して説明する。テラーズマシ
ン(指定手段)1aまたは1bから紙幣入出金機2の業
務モードが選択される。
【0032】主制御部70は、選択された紙幣入出金機
2の業務モードに応じた正損レベルをテーブル71aか
ら読出してレジスタB76に格納する。テラーズマシン
1a(1b)から処理スタートが操作入力されて主制御
部70は、紙幣入出金機2で紙幣を1枚取込み、搬送制
御部73で搬送制御し、鑑査部34でこの紙幣を鑑査し
て、金種、正損レベルをレジスタA75に格納する。
2の業務モードに応じた正損レベルをテーブル71aか
ら読出してレジスタB76に格納する。テラーズマシン
1a(1b)から処理スタートが操作入力されて主制御
部70は、紙幣入出金機2で紙幣を1枚取込み、搬送制
御部73で搬送制御し、鑑査部34でこの紙幣を鑑査し
て、金種、正損レベルをレジスタA75に格納する。
【0033】ここで主制御部70は、正損判定部72に
おいてレジスタA75に格納した正損レベルと、レジス
タB76に格納したレジスタA75に格納した金種に対
応する正損レベルとを比較して、紙幣の正券、損券を判
定する。レジスタA75に格納した金種の正損レベルが
レジスタB76に格納した対応する金種の正損レベルよ
り大きい場合に正券と判定し、同じか小さい場合に損券
として判定する。
おいてレジスタA75に格納した正損レベルと、レジス
タB76に格納したレジスタA75に格納した金種に対
応する正損レベルとを比較して、紙幣の正券、損券を判
定する。レジスタA75に格納した金種の正損レベルが
レジスタB76に格納した対応する金種の正損レベルよ
り大きい場合に正券と判定し、同じか小さい場合に損券
として判定する。
【0034】主制御部70は、正損判定部72で正券と
して判定された場合は搬送制御部73により搬送制御し
て正券として集積し、正損判定部72で損券として判定
された場合は搬送制御部73により搬送制御して損券と
して集積し、枚数だけ繰返して終了する。
して判定された場合は搬送制御部73により搬送制御し
て正券として集積し、正損判定部72で損券として判定
された場合は搬送制御部73により搬送制御して損券と
して集積し、枚数だけ繰返して終了する。
【0035】例えば、テラーズマシン1aから紙幣入出
金機2の業務モードとして入金モードが選択されたとす
る。主制御部70は、テーブル71aから選択された入
金モードに応じた正損レベルを読出してレジスタB76
に格納する。この場合、正損レベルは、一万円札が
「9」、五千円札が「7」、千円札が「8」としてレジ
スタB76に格納される。
金機2の業務モードとして入金モードが選択されたとす
る。主制御部70は、テーブル71aから選択された入
金モードに応じた正損レベルを読出してレジスタB76
に格納する。この場合、正損レベルは、一万円札が
「9」、五千円札が「7」、千円札が「8」としてレジ
スタB76に格納される。
【0036】テラーズマシン1aから処理スタートが操
作入力されて主制御部70は、紙幣入出金機2の投入口
11に投入されている紙幣を1枚取込み、搬送制御部7
3により搬送制御し、鑑査部34でこの紙幣を鑑査し
て、例えば鑑査結果が千円札で正損レベル「9」とし
て、これをレジスタA75に格納する。
作入力されて主制御部70は、紙幣入出金機2の投入口
11に投入されている紙幣を1枚取込み、搬送制御部7
3により搬送制御し、鑑査部34でこの紙幣を鑑査し
て、例えば鑑査結果が千円札で正損レベル「9」とし
て、これをレジスタA75に格納する。
【0037】ここで主制御部70は、正損判定部72に
おいてレジスタA75に格納した千円札の正損レベル
「9」と、レジスタB76に格納した千円札の正損レベ
ル「8」とを比較して、「9」>「8」であるので正券
と判定する。
おいてレジスタA75に格納した千円札の正損レベル
「9」と、レジスタB76に格納した千円札の正損レベ
ル「8」とを比較して、「9」>「8」であるので正券
と判定する。
【0038】主制御部70は、正損判定部72で正券と
して判定されたので搬送制御部73により搬送制御して
一時集積庫(集積手段)41a〜41dのうちの千円札
を集積する集積庫に集積する。
して判定されたので搬送制御部73により搬送制御して
一時集積庫(集積手段)41a〜41dのうちの千円札
を集積する集積庫に集積する。
【0039】また、鑑査部34で鑑査した千円札の正損
レベルが「7」でレジスタA75に格納された場合、主
制御部70は、正損判定部72においてレジスタA75
に格納した千円札の正損レベル「7」とレジスタB76
に格納した千円札の正損レベル「8」とを比較して、
「7」<「8」であるので損券と判定する。主制御部7
0は、正損判定部72で損券として判定されたので搬送
制御部73により搬送制御して入金リジェクトボックス
(集積手段)12に集積する。こうして、投入口11に
投入された紙幣がなくなるまで繰返して入金処理を行
う。
レベルが「7」でレジスタA75に格納された場合、主
制御部70は、正損判定部72においてレジスタA75
に格納した千円札の正損レベル「7」とレジスタB76
に格納した千円札の正損レベル「8」とを比較して、
「7」<「8」であるので損券と判定する。主制御部7
0は、正損判定部72で損券として判定されたので搬送
制御部73により搬送制御して入金リジェクトボックス
(集積手段)12に集積する。こうして、投入口11に
投入された紙幣がなくなるまで繰返して入金処理を行
う。
【0040】以上説明したように上記実施例によれば、
業務コードに対応する正損レベルを予め記憶させて業務
コードが選択され、その業務が遂行されたときに記憶し
た正損レベルで正損の判定を行うことにより、オペレー
タは業務モードの選択による正損レベルの設定変更の操
作入力を省略することができる。また、複数のオペレー
タで使用した際のオペレータによって正損レベル設定を
変えてしまうことがなくなり、正損レベルの統一化を図
ることができる。
業務コードに対応する正損レベルを予め記憶させて業務
コードが選択され、その業務が遂行されたときに記憶し
た正損レベルで正損の判定を行うことにより、オペレー
タは業務モードの選択による正損レベルの設定変更の操
作入力を省略することができる。また、複数のオペレー
タで使用した際のオペレータによって正損レベル設定を
変えてしまうことがなくなり、正損レベルの統一化を図
ることができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
選択した業務コードに対応する紙幣を判定する正損レベ
ルの設定を容易にして業務の遂行を円滑に行うことので
きる紙幣処理装置を提供することができる。
選択した業務コードに対応する紙幣を判定する正損レベ
ルの設定を容易にして業務の遂行を円滑に行うことので
きる紙幣処理装置を提供することができる。
【図1】本発明の紙幣処理装置に係る現金管理システム
の制御系の構成を示すブロック図。
の制御系の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の紙幣処理装置に係る現金管理システム
を示す外観斜視図。
を示す外観斜視図。
【図3】図2の現金管理システムの紙幣入出金機を示す
内部構成図。
内部構成図。
【図4】記憶部に記憶されるテーブルの構成例を示す
図。
図。
【図5】業務モードに応じた正損レベルの紙幣の正券、
損券の集積動作を説明するためのフローチャート。
損券の集積動作を説明するためのフローチャート。
1a,1b…テラーズマシン 2…紙幣入出金機 34…鑑査部 70…主制御部 71…記憶部 71a…テーブル 72…正損判定部 73…搬送制御部 75…レジスタA 76…レジスタB
Claims (4)
- 【請求項1】 入金、整理、装填等の紙幣を処理するモ
ードを指定する指定手段と、 この指定手段により指定されるモードに対応する金種別
の紙幣の正券、損券を判定する正損レベルを記憶する記
憶手段と、 上記指定手段で指定されたモードで紙幣を1枚ずつ取出
す取出手段と、 この取出手段で取出された紙幣の金種、正損レベル等を
鑑査する鑑査手段と、 この鑑査手段で鑑査された正損レベルと、上記記憶手段
に記憶された上記鑑査手段で鑑査された金種に対応する
金種の正損レベルとを比較し、比較した結果に応じて上
記紙幣の正券、損券を判定する判定手段と、 この判定手段の判定結果に応じて上記紙幣を集積する集
積手段と、 を具備したことを特徴とする紙幣処理装置。 - 【請求項2】 入金、整理、装填等の紙幣を処理するモ
ードを指定する指定手段と、 この指定手段により指定されるモードに対応する金種別
の紙幣の正券、損券を判定する正損レベルを記憶する第
1の記憶手段と、 上記指定手段で指定されたモードで紙幣を1枚ずつ取出
す取出手段と、 この取出手段で取出された紙幣の金種、正損レベル等を
鑑査する鑑査手段と、 この鑑査手段で鑑査された金種と正損レベルとを記憶す
る第2の記憶手段と、 この第2の記憶手段に記憶された正損レベルと、上記第
1の記憶手段に記憶された上記第2の記憶手段に記憶さ
れた金種に対応する金種の正損レベルとを比較し、比較
した結果に応じて上記紙幣の正券、損券を判定する判定
手段と、 この判定手段の判定結果に応じて上記紙幣を集積する集
積手段と、 を具備したことを特徴とする紙幣処理装置。 - 【請求項3】 入金、整理、装填等の紙幣を処理するモ
ードを指定する指定手段と、 この指定手段により指定されるモードに対応する金種別
の紙幣の正券、損券を判定する正損レベルを記憶する記
憶手段と、 この記憶手段に記憶されている上記指定手段で指定され
たモードに対応する金種別の正損レベルを読出す読出手
段と、 この読出手段で読出した金種別の正損レベルを格納する
第1の格納手段と、 上記指定手段で指定されたモードで紙幣を1枚ずつ取出
す取出手段と、 この取出手段で取出された紙幣の金種、正損レベル等を
鑑査する鑑査手段と、 この鑑査手段で鑑査された金種と正損レベルとを格納す
る第2の格納手段と、 この第2の格納手段に格納された正損レベルと、上記第
1の格納手段に格納された上記第2の格納手段に格納さ
れた金種に対応する金種の正損レベルとを比較し、比較
した結果に応じて上記紙幣の正券、損券を判定する判定
手段と、 この判定手段の判定結果に応じて上記紙幣を集積する集
積手段と、 を具備したことを特徴とする紙幣処理装置。 - 【請求項4】 入金、整理、装填等の紙幣を処理するモ
ードを指定するテラーズマシンと、 このテラーズマシンにより指定されるモードに対応する
金種別の紙幣の正券、損券を判定する正損レベルを記憶
する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている上記テラーズマシンで指
定されたモードに対応する紙幣の金種別の正損レベルを
読出す読出手段と、 この読出手段で読出した金種別の紙幣の正損レベルを格
納する第1のレジスタと、 上記テラーズマシンで指定されたモードで紙幣を1枚ず
つ取出す取出手段と、 この取出手段で取出された紙幣の金種、正損レベル等を
鑑査する鑑査手段と、 この鑑査手段で鑑査された金種と正損レベルとを格納す
る第2のレジスタと、 この第2のレジスタに格納された正損レベルと、上記第
1のレジスタに格納された上記第2のレジスタに格納さ
れた金種に対応する金種の正損レベルとを比較し、比較
した結果に応じて上記紙幣の正券、損券を判定する判定
手段と、 この判定手段の判定結果に応じて上記紙幣を集積する集
積手段と、 を具備したことを特徴とする紙幣処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22988094A JPH0896205A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 紙幣処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22988094A JPH0896205A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 紙幣処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0896205A true JPH0896205A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16899160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22988094A Pending JPH0896205A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 紙幣処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0896205A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010039836A (ja) * | 2008-08-06 | 2010-02-18 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 紙葉類取扱装置及び紙葉類の搬送障害管理方法 |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP22988094A patent/JPH0896205A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010039836A (ja) * | 2008-08-06 | 2010-02-18 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 紙葉類取扱装置及び紙葉類の搬送障害管理方法 |
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