JPH0896169A - 券類処理装置 - Google Patents

券類処理装置

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JPH0896169A
JPH0896169A JP6234744A JP23474494A JPH0896169A JP H0896169 A JPH0896169 A JP H0896169A JP 6234744 A JP6234744 A JP 6234744A JP 23474494 A JP23474494 A JP 23474494A JP H0896169 A JPH0896169 A JP H0896169A
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ticket
information processing
conveying
tickets
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JP6234744A
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Yoshinori Tanaka
吉則 田中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、簡単な構成により、券類
の投入および発券を確実に行なうことができる券類処理
装置を提供することにある。 【構成】 切換え機構30は、駆動ローラ16a、16
bを支持する支持部材62を備えている。支持部材62
の基端側には、突出部62aが一体に設けられ、突出部
62aには、ソレノイド64および引張りバネ66が取
付けられている。駆動ローラ16aには、支持板63お
よび引張りバネ65を介して設けられたガイドローラ1
7aが転接されている。従って、駆動ローラ16aとガ
イドローラ17aとの間を通る主搬送路13は、ソレノ
イド64の付勢力による支持部材62の回動により、投
入口12或いは発券口9に連絡可能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、券類に書き込まれた
情報に基づいて新たな券類を発券する券類処理装置に関
し、例えば、定期乗車券や普通乗車券の乗越し精算をす
る自動精算機、特急券、指定券の発行及び払戻しを行う
係員により操作される窓口発券機等に組み込まれた券類
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、券類を取り込んで新たな券類を発
券する券類処理装置として、定期乗車券や普通乗車券の
乗越し精算をする自動精算機や継続定期券を発券する自
動券売機に組み込まれた券類処理装置が知られている。
また、誤って購入し、或いは使用期間が経過した乗車券
や特急券を払い戻す自動払い戻し機に組み込まれた券類
処理装置が知られている。
【0003】この種の券類処理装置は、定期乗車券や普
通乗車券等の券類を投入する投入口を備えている。投入
口から投入された券類は、磁気ヘッド等を有する券類処
理部により磁気情報が読み取られる。そして、定期乗車
券などの再利用可能な券類は再び投入口を介して返却さ
れ、乗越し普通乗車券や期限切れ定期乗車券などの再利
用不可能な券類はパンチ孔が開けられて廃券処理され
る。一方、読み取られた情報に基づいて、必要な情報が
磁気ヘッドを介して書き込まれた精算券や継続定期券が
用意され、これら券類が再び投入口を介して発券され
る。
【0004】投入口には、(投入枚数を1枚にするため
の)スリットを備えた投入ガイドが設けられており、こ
のスリットは、券類が投入される際に券類の先端を保持
して発券機内に案内する機能を備えている。また、投入
口を介して券類を発券する場合には、券類はこのスリッ
トに保持された状態で投入口から排出される。このよう
に、券類がスリットに保持された状態で発券される場合
には、多数枚の発券を考慮し、投入口の下側に券の受皿
を設けている。しかしながら、この場合であると発券さ
れる券が受皿(発券トレー)と投入口とに分かれること
になり、ユーザーが券類を取り忘れる虞がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、投入口
で券の投入、発券を行う場合であると、発券した券が投
入口と発券トレーとに分かれるため、いずれか一方の券
を取り忘れるという問題がある。
【0006】この発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、簡単な構成により券類の投入および発
券を確実に行なうことのできる券類処理装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る券類処理装置は、第1の券類を投入
する投入口と、第2の券類を供給する供給手段と、上記
第1の券類から情報を読取るとともに、供給された上記
第2の券類に所望の情報を書き込む情報処理手段と、上
記投入口から上記情報処理手段へ第1の方向に沿い上記
第1の券類を搬送するとともに、上記情報処理手段から
上記第1の方向とは反対の第2の方向に沿い上記第2の
券類を搬送する搬送手段と、この搬送手段で上記第1の
券類を搬送するときには上記投入口から上記情報処理手
段へ向かう第1の搬送路を形成するとともに、上記搬送
手段で上記第2の券類を搬送するときには上記情報処理
手段から発券口へ向かう第2の搬送路を形成するように
上記搬送手段の一部を選択的に移動させる切換え手段
と、上記搬送手段の移動に連動して、上記投入口を開放
および閉塞する開閉手段と、を備えている。
【0008】また、この発明の券類処理装置は、上記第
2の搬送路の一端に設けられ、上記第2の搬送路を搬送
された第2の券類を集積する集積手段を更に備えてい
る。更に、この発明の券類処理装置は、投入口から取り
込まれた第1の券類に所定の処理を施し、発券口から、
所望の情報の書き込まれた第2の券類を発券する券類処
理装置において、上記第2の券類を供給する供給手段
と、上記第1の券類から情報を読取るとともに、供給さ
れた上記第2の券類に所望の情報を書き込む情報処理手
段と、上記投入口から上記情報処理手段へ上記第1の券
類を搬送するとともに、上記情報処理手段から上記発券
口へ上記第2の券類を搬送する搬送手段と、上記投入口
から上記情報処理手段へ向かう第1の搬送路を形成する
第1の位置と、上記情報処理手段から上記発券口へ向か
う第2の搬送路を形成する第2の位置と、へ上記搬送手
段による搬送を選択的に切換える切換え手段と、上記搬
送手段の上記第1の位置と第2の位置との間の移動に連
動して、上記投入口を開放および閉塞する開閉手段と、
を備えている。
【0009】更にまた、上述した券類処理装置による
と、上記搬送手段は、上記第1および第2の券類を搬送
する駆動ローラを備え、上記切換え手段は、上記駆動ロ
ーラを支持するとともに移動可能に設けられた支持手段
と、上記搬送手段を上記第1の位置と第2の位置とへ選
択的に切換えるように上記支持手段を移動する移動手段
と、を備え、上記開閉手段は、上記支持手段に形成され
たシャッターを有している。
【0010】
【作用】この発明に係る券類処理装置によれば、第1の
券類が投入口から投入されると、搬送手段が切換え手段
によって第1の位置に切換えられ、第1の券類が第1の
搬送路を介して情報処理手段に搬送される。情報処理手
段は、第1の券類から情報を読取るとともに、この情報
に基づいて、供給手段から供給された第2の券類に所望
の情報を書き込む。第2の券類に所望の情報が書き込ま
れると、搬送手段が切換え手段によって第2の位置に切
換えられ、第2の券類が第2の搬送路を介して発券口へ
発券される。
【0011】搬送手段が第1の位置と第2の位置との間
で切換えられる場合には、開閉手段は、搬送手段と連動
して投入口を開放或いは閉塞する。従って、簡単な構成
で、券類の投入および発券を確実に実行できる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の実施
例に係る券類処理装置を備えた自動精算機について説明
する。一般に、普通乗車券や定期乗車券の乗越し精算を
する自動精算機は、硬貨や紙幣を扱う紙幣処理装置と、
普通乗車券や定期乗車券等の券類を扱う券類処理装置
と、を備えている。尚、普通乗車券や定期乗車券は、所
定の情報が印字された表面と、対応する情報が磁気的に
記録された磁気コーティングが施されている裏面と、を
備えている。普通乗車券の場合、例えば、発券駅名、発
行日、料金等が印字および記録され、定期乗車券の場
合、乗車区間、有効期限、使用者の性別、年齢等が印字
および記録される。
【0013】図1は、自動精算機内に設けられた券類処
理装置1を示している。券類処理装置1は、ハウジング
2を備え、このハウジング2内には、券類の磁気情報を
読取るとともに券類に磁気情報を書き込む情報処理手段
としての情報処理部4と、情報処理部4に精算券用の券
紙を供給する供給手段としての給紙部6と、給紙部6か
ら供給される券紙を所定の長さに切断する切断部7と、
切断された券紙に文字情報を印字する印字部8と、情報
が読み取られた乗越し乗車券を廃券処理する廃券処理部
10と、が設けられている。
【0014】ハウジング2の前面上部には、乗越し精算
をする普通乗車券や定期乗車券等の第1の券類としての
乗越し券を挿入可能な投入口12と、挿入される乗越し
券を保持して投入口12に案内する投入ガイド11と、
第2の券類としての精算券を発券する発券口9と、発券
された精算券を受ける集積手段としての発券トレー14
と、が設けられている。
【0015】ハウジング2内には、投入口12(或いは
発券口9)、情報処理部4、印字部8、切断部7、およ
び給紙部6を連絡して延びた主搬送路13と、投入口1
2と情報処理部4との間で主搬送路13から分岐し廃券
処理部10まで延びた廃券搬送路15と、が形成されて
いる。
【0016】主搬送路13および廃券搬送路15の近傍
には、投入口12或いは発券口9と情報処理部4との間
で主搬送路13に沿って券類を搬送するとともに、廃券
搬送路15に沿って券類を搬送する搬送手段としての搬
送機構3が設けられている。
【0017】搬送機構3は、投入口12および発券口9
に隣接した主搬送路13の一側に設けられた駆動ローラ
16a、16bを備えている。駆動ローラ16a、16
bには、情報処理部4を介して反対側に設けられた従動
ローラ16cとともに搬送ベルト18が巻装されてい
る。また、駆動ローラ16a、16bには、搬送ベルト
18を介してガイドローラ17aおよびテンションロー
ラ17bがそれぞれ主搬送路13の他側から転接されて
いる。尚、駆動ローラ16a、16bには、主搬送路1
3を投入口12と発券口9とへ選択的に連結するための
後述する切換え手段として機能する切換え機構30が設
けられている。
【0018】主搬送路13の他側には、搬送ベルト18
と連動する従動ベルト19が設けられ、従動ベルト19
は、複数の従動ローラに巻装されている。そして、従動
ベルト19の一部は、廃券搬送路15に沿って延びてい
る。尚、この従動ベルト19は、乗越し券や精算券が搬
送される搬送経路から外れた位置に設けられている。
【0019】駆動ローラ16bと従動ローラ16cとの
間の主搬送路13上に設けられた情報処理部4は、投入
口12から投入された乗越し券に書き込まれている磁気
情報を読取るための読取りヘッド22と、後述する給紙
部6から給紙される券紙に所望の磁気情報を書き込む書
き込みヘッド24と、を備えている。そして、各ヘッド
22、24には、それぞれ搬送ベルト18を介してピン
チローラ23、25が転接されている。尚、読取りヘッ
ド22は、書き込みヘッド24により券紙に書き込まれ
た磁気情報を読取り、この磁気情報を確認するいわゆる
ベリファイリード機能を有する。
【0020】主搬送路13と廃券搬送路15との間の分
岐点には、搬送路を切り替えるための切換えゲート26
が設けられている。切換えゲート26は、ベリファイリ
ードにより磁気エラーが発生した精算券や磁気情報を読
み取った後の乗越し券を廃券処理部10に振り分けるよ
うに設けられている。
【0021】廃券処理部10は、券類にパンチ孔を開け
る廃券パンチ32と、パンチ孔が開けられた券類を収容
する廃券収容部34と、を備えている。廃券パンチ32
の上流側の廃券搬送路15には、券類を廃券パンチ32
へ案内する第1の位置と券類を廃券パンチ32から廃券
収容部34へ案内する第2の位置との間で切換え可能な
切換えゲート27が設けられている。
【0022】廃券処理時には、まず、切換えゲート27
が第1の位置に切換えられて券類が廃券パンチ32に案
内され、券類にパンチ孔が開けられる。そして、切換え
ゲート27が第2の位置に切換えられてパンチ孔が開け
られた券類(廃券)が廃券収容部34に案内される。
【0023】尚、搬送機構30は、主搬送路13および
廃券搬送路15に沿って設けられた複数の図示しない搬
送ガイドおよび多数の駆動ローラ、従動ローラ、および
ガイドローラを備え、各搬送路に付随する駆動ローラ
は、駆動ローラ16a、16bとともに可逆回転型の駆
動モータ20により駆動される。
【0024】一方、情報処理部4に続く主搬送路13上
に設けられた給紙部6は、券紙ロール42と、券紙ロー
ル42の周上に接触して配置され、券紙ロール42の残
り量が所定の値を下回る場合にニアエンドを検知するニ
アエンド検知レバー44と、券紙ロール42から所定長
さの券紙を間欠的に引き出す引き出しローラ46と、こ
の引き出しローラ46を駆動する駆動モータ47と、を
備えている。切断部7は、給紙部6から間欠的に給紙さ
れる券紙を所定の長さに切断するカッター52と、カッ
ター52を駆動するソレノイド54と、を備えている。
また、印字部8は、印字ヘッド8aと、主搬送路13を
介して印字ヘッド8aに転接されたガイドローラ8b
と、印字ヘッド8aを印字位置と開放位置との間で移動
するための図示しないソレノイドと、を備えている。
尚、引き出しローラ46と切断部7との間の主搬送路1
3上に設けられた駆動ローラ51a、51b、およびガ
イドローラ8bは、駆動モータ48により作動される。
【0025】次に、投入口12或いは発券口9と情報処
理部4との間の搬送機構を、投入口12に連絡する第1
の搬送路を形成する第1の位置と、発券トレー14に連
絡する第2の搬送路を形成する第2の位置と、へ選択的
に切換える切換え機構30について詳細に説明する。
【0026】図2に示すように、切換え機構30は、駆
動ローラ16a、16bの各回転軸を支持する支持手段
としての略矩形板状の支持部材62を備えている。支持
部材62は、駆動ローラ16bの回転軸16sを介して
ハウジング2に対して回動可能に軸支されている。支持
部材62の軸支された基端部側には、支持部材62の長
手方向と略直交する方向に突出した突出部62aが一体
に設けられている。この突出部62aには、支持部材6
2の長手方向に沿って作動する移動手段としてのソレノ
イド64が連結ロッド64aを介して連結されている。
また、突出部62aには、引張りバネ66の一端が固定
され、引張りバネ66は、ソレノイド64と反対方向に
延びて他端がハウジング2に固定されている。
【0027】また、駆動ローラ16aには、ガイドロー
ラ17aが転接されている。ガイドローラ17aは、一
端が支持部材62の略中間に取り付けられた支持板63
の他端に軸支されている。ガイドローラ17aの回転軸
は、引張りバネ65を介して駆動ローラ16aの回転軸
に連結され、ガイドローラ17aは、引張りバネ65の
付勢力により駆動ローラ16aに押し付けられている。
そして、ガイドローラ17aは、支持部材62の回動に
伴って駆動ローラ16aとともに移動される。また、駆
動ローラ16bの近傍には、ハウジング2に対して回転
自在に軸支されたテンションローラ17bが隣接して設
けられている。
【0028】従って、主搬送路13は、駆動ローラ16
aとガイドローラ17aとの間、および駆動ローラ16
bとテンションローラ17bとの間で規定され、支持部
材62の回動に伴って、投入口12に連絡する第1の搬
送路としての投入側搬送路13aと、発券トレー14に
連絡する第2の搬送路としての発券側搬送路13bと、
の間で切換え可能となっている。
【0029】つまり、ソレノイド64がオンにされてい
る間、支持部材62が図2(A)に示す第1の位置に回
動され、主搬送路13が投入側搬送路13aに連絡され
る。また、ソレノイド64がオフにされている間、支持
部材62が図2(B)に示す第2の位置に回動され、主
搬送路13が発券側搬送路13bに連絡される。この場
合、引張りバネ66は、支持部材62を常に第2の位置
に回動するように作用する。
【0030】支持部材62の先端部には、投入口12に
連絡する投入側搬送路13aを閉塞および開放する開閉
手段としてのシャッター68が一体に設けられている。
このシャッター68は、支持部材62の回動とともに投
入側搬送路13a上に挿脱される。つまり、ソレノイド
64がオンされて支持部材62が第1の位置に回動され
ると、シャッター68は、投入側搬送路13aから退避
された開放位置に移動され、ソレノイド64がオフされ
て支持部材62が第2の位置に回動されると、シャッタ
ー68は、投入側搬送路13a上に挿入された閉塞位置
に移動される。
【0031】尚、ソレノイド64の配置位置と引張りバ
ネ66の配置位置とを逆にすることにより、主搬送路1
3の切換えに関するソレノイド64のスイッチングを逆
にすることもできる。
【0032】次に、上記のように構成された券類処理装
置1の動作について、例えば乗越し普通乗車券を精算す
る場合を例にとって説明する。乗越し普通乗車券(以
下、乗越し券と称する)が投入ガイド11を介して投入
口12から投入されると、投入口12付近に設けられた
センサー69が乗越し券の通過を検出する。この検出信
号に基づいて切換え機構30のソレノイド64がオンさ
れるとともに、駆動モータ20が付勢されて駆動ローラ
16a、16bが回転される。
【0033】ソレノイド64がオンされると、支持部材
62が図2(A)に示す第1の位置に回動され、シャッ
ター68が投入側搬送路13aから退避されて主搬送路
13が投入口12に連絡される。そして、駆動ローラ1
6aおよびガイドローラ17aにより乗越し券の先端部
が保持されて、乗越し券が第1の方向、即ち投入口12
から情報処理部4へ向う方向に搬送され、ハウジング2
内に取り込まれる。乗越し券がハウジング2内に取り込
まれた後、ソレノイド64がオフにされ、支持部材62
が図2(B)に示す第2の位置に回動され、主搬送路1
3が発券口9へ連絡されるとともに、シャッター68が
投入口12を閉じる。
【0034】ハウジング2内に取り込まれた乗越し券
は、投入側搬送路13aおよび主搬送路13を介して搬
送され、情報処理部4に導かれる。情報処理部4に導か
れた乗越し券は、印字位置に付勢された読取りヘッド2
2により磁気情報が読み取られる。乗越し券の磁気情報
が読み取られると、駆動モータ20が逆回転されて主搬
送路13が反転され、乗越し券が逆送される。この時、
切換えゲート26が切換えられて主搬送路13が廃券搬
送路15に連絡される。そして、乗越し券が廃券処理部
10に導かれる。
【0035】この場合、乗越し券が定期乗車券のように
再利用可能なものであれば読取りヘッド22の読取りデ
ータに基づいて切換えゲート26が図示の位置に切換え
られる。そして、切換え機構30により主搬送路13が
発券口9に連絡され、乗越し券が発券トレー14に排出
される。
【0036】廃券処理部10に導かれた廃券は、廃券パ
ンチ32によりパンチ孔が開けられる。そして、パンチ
孔が開けられた廃券は、切換えゲート27を通り廃券収
容部34に収容される。
【0037】尚、読取りヘッド22により読取られた磁
気情報、即ち発券駅、料金、乗車区間等は、図示しない
演算部において予め用意された料金テーブル等と比較さ
れ、精算券に印字または記録される乗越し料金等の書き
込み情報として図示しないメモリに記録される。
【0038】一方、給紙部6から給紙される券紙は、駆
動モータ47を付勢することにより、引き出しローラ4
6により所定の長さづつ間欠的に引き出され、切断部7
に供給される。尚、駆動モータ47は、図示しない演算
部により付勢される。
【0039】切断部7に券紙が供給されると、ソレノイ
ド54が駆動され、券紙がカッター52により所定の長
さに切断される。所定の長さに切断された券紙は、主搬
送路13を介して印字部8に搬送される。そして、印字
部8に供給された券紙は、印字位置に付勢された印字ヘ
ッド8aにより所定の文字情報が印字される。尚、この
文字情報は、読取りヘッド22により読取られた乗越し
券の磁気情報に基づいて用意され、メモリに記録された
書き込み情報により与えられる。
【0040】文字情報が印字された券紙は、情報処理部
4に供給され、ここで書き込みヘッドを介して所望の磁
気情報が書き込まれる。尚、この磁気情報は、メモリに
記録された書き込み情報により与えられる。そして、記
録された磁気情報は、読取りヘッド22によりベリファ
イリードされ、磁気エラーが確認される。
【0041】ベリファイリードにより磁気エラーのない
ことが確認されると、切換えゲート26が図示の位置に
切換えられているので切換え機構30により主搬送路1
3が発券口9に連絡される。そして、必要な文字情報が
印字され、且つ必要な磁気情報が記録された精算券が発
券トレー14から発券される。
【0042】一方、ベリファイリードにより磁気エラー
が発生した場合には、切換えゲート26が切換えられて
主搬送路13が廃券搬送路15に連絡される。これによ
り、磁気エラーが発生した精算券は、廃券処理部10に
導かれて廃券処理される。そして、メモリに記録した磁
気情報に基づいて、再度、精算処理が実行される。
【0043】以上のように、本実施例の切換え機構30
は、単一の搬送機構3を用いて券類の投入および発券を
行っている。そのため、搬送機構3に必要とされる駆動
ローラ、ガイドローラ、搬送ガイド、搬送ベルト等の部
品点数を少なくできる。また、切換え機構30は、投入
口12に連絡する投入側搬送路13aを閉塞或いは開放
するシャッター68を備え、シャッター68は、主搬送
路13を投入口12と発券口9とへ切換える切換え動作
と連動する。このため、通常、シャッターの駆動に用い
られるソレノイドを、搬送路の切換え機構30に兼用し
て用いることが可能となる。
【0044】従って、搬送路の搬送機構3および切換え
機構30の構成を簡略化でき、券類処理装置1の製造コ
ストを低減できるとともに、メンテナンスに要する手間
が軽減される。更に、券類処理装置1の構成が簡略化さ
れることにより、券類処理装置1のジャム処理にかかる
手間が軽減される。
【0045】尚、この発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、発明の範囲を超えることなく種々変
形可能である。例えば、この発明は、券類処理装置とし
て普通乗車券や定期乗車券の乗越し精算をする精算機に
適用したが、継続定期券を発券する自動券売機や使用期
間が経過した乗車券や特急券を払い戻す自動払い戻し機
に適用することもできる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の券類処
理装置は、上記のような構成および作用を有しているの
で、簡単な構成により、券類の投入および発券を確実に
実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の実施例に係る券類処理装置
を示す概略図。
【図2】図2(A)は、切換え機構により主搬送路が投
入口に連絡された状態を示す概略図。図2(B)は、切
換え機構により主搬送路が発券口に連絡された状態を示
す概略図。
【符号の説明】
1…券類処理装置、2…ハウジング、3…搬送機構、9
…発券口、11…投入ガイド、12…投入口、13…主
搬送路、13a…投入側搬送路、13b…発券側搬送
路、14…発券トレー、15…廃券搬送路、16a、1
6b…駆動ローラ、17a…ガイドローラ、17b…テ
ンションローラ、30…切換え機構、62…支持部材、
62a…突出部、63…支持板、64…ソレノイド、6
5、66…引張りバネ、68…シャッター。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の券類を投入する投入口と、 第2の券類を供給する供給手段と、 上記第1の券類から情報を読取るとともに、供給された
    上記第2の券類に所望の情報を書き込む情報処理手段
    と、 上記投入口から上記情報処理手段へ第1の方向に沿い上
    記第1の券類を搬送するとともに、上記情報処理手段か
    ら上記第1の方向とは反対の第2の方向に沿い上記第2
    の券類を搬送する搬送手段と、 この搬送手段で上記第1の券類を搬送するときには上記
    投入口から上記情報処理手段へ向かう第1の搬送路を形
    成するとともに、上記搬送手段で上記第2の券類を搬送
    するときには上記情報処理手段から発券口へ向かう第2
    の搬送路を形成するように上記搬送手段の一部を選択的
    に移動させる切換え手段と、 上記搬送手段の移動に連動して、上記投入口を開放およ
    び閉塞する開閉手段と、 を備えていることを特徴とする券類処理装置。
  2. 【請求項2】 第1の券類を投入する投入口と、 第2の券類を供給する供給手段と、 上記第1の券類から情報を読取るとともに、供給された
    上記第2の券類に所望の情報を書き込む情報処理手段
    と、 上記投入口から上記情報処理手段へ第1の方向に沿い上
    記第1の券類を搬送するとともに、上記情報処理手段か
    ら上記第1の方向とは反対の第2の方向に沿い上記第2
    の券類を搬送する搬送手段と、 この搬送手段で上記第1の券類を搬送するときには上記
    投入口から上記情報処理手段へ向かう第1の搬送路を形
    成するとともに、上記搬送手段で上記第2の券類を搬送
    するときには上記情報処理手段から発券口へ向かう第2
    の搬送路を形成するように上記搬送手段の一部を選択的
    に移動させる切換え手段と、 上記搬送手段の移動に連動して、上記投入口を開放およ
    び閉塞する開閉手段と、 上記第2の搬送路の一端に設けられ、上記第2の搬送路
    を搬送された第2の券類を集積する集積手段と、 を備えていることを特徴とする券類処理装置。
  3. 【請求項3】 投入口から取り込まれた第1の券類に所
    定の処理を施し、発券口から、所望の情報の書き込まれ
    た第2の券類を発券する券類処理装置において、 上記第2の券類を供給する供給手段と、 上記第1の券類から情報を読取るとともに、供給された
    上記第2の券類に所望の情報を書き込む情報処理手段
    と、 上記投入口から上記情報処理手段へ上記第1の券類を搬
    送するとともに、上記情報処理手段から上記発券口へ上
    記第2の券類を搬送する搬送手段と、 上記投入口から上記情報処理手段へ向かう第1の搬送路
    を形成する第1の位置と、上記情報処理手段から上記発
    券口へ向かう第2の搬送路を形成する第2の位置と、へ
    上記搬送手段による搬送を選択的に切換える切換え手段
    と、 上記搬送手段の上記第1の位置と第2の位置との間の移
    動に連動して、上記投入口を開放および閉塞する開閉手
    段と、 を備えていることを特徴とする券類処理装置。
  4. 【請求項4】 上記搬送手段は、上記第1および第2の
    券類を搬送する駆動ローラを備え、上記切換え手段は、
    上記駆動ローラを支持するとともに移動可能に設けられ
    た支持手段と、上記搬送手段を上記第1の位置と第2の
    位置とへ選択的に切換えるように上記支持手段を移動す
    る移動手段と、を備え、上記開閉手段は、上記支持手段
    に形成されたシャッターを有していることを特徴とする
    請求項3に記載の券類処理装置。
JP6234744A 1994-09-29 1994-09-29 券類処理装置 Pending JPH0896169A (ja)

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