JPH089594A - 全閉外扇形回転電機 - Google Patents

全閉外扇形回転電機

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JPH089594A
JPH089594A JP14209094A JP14209094A JPH089594A JP H089594 A JPH089594 A JP H089594A JP 14209094 A JP14209094 A JP 14209094A JP 14209094 A JP14209094 A JP 14209094A JP H089594 A JPH089594 A JP H089594A
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JP
Japan
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fan
cooling fins
electric machine
guide portion
cooling
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JP14209094A
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Yoshifumi Nakahama
敬文 中濱
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単かつ安価な構成として、冷却フィンに対
するファンによる冷却効率を向上させる。 【構成】 固定子枠22及び軸受ブラケット23、23
の外面にはそれぞれ冷却フィン30、31、31が形成
されている。冷却フィン31間の外面には、ファンカバ
ー33の排気口35a側に向かって固定子枠22側に傾
斜したガイド部36が設けられている。誘導電機21の
運転によりファン32が回転すると、排気経路35に送
り出された空気は冷却フィン31のガイド部36に当た
って偏向され、その基底部に沿って流れるようになり、
冷却フィン30、31の冷却効率を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転軸に取り付けられ
たファンにより生成される風と、回転電機本体の外面に
設けられた冷却フィンとの間で熱交換を行うことによっ
て回転電機本体の放熱を行うようにした全閉外扇形回転
電機に関する。
【0002】
【従来の技術】図10はこの種の全閉外扇形回転電機の
断面を示している。この図10において、回転電機本体
1は固定子枠2及び軸受ブラケット3、3から構成され
ている。固定子枠2内部には固定子鉄心4が固着され、
その固定子鉄心4には固定子巻線5が巻装されている。
軸受ブラケット3、3には、軸受6、6を介して回転軸
7が支承されており、この回転軸7には回転子導体8が
固着された回転子鉄心9が設けられている。固定子枠2
の外面には回転軸7に沿った方向に冷却フィン10が形
成されており、軸受ブラケット3、3のそれぞれの外面
には同様の冷却フィン11、11が形成されている。
【0003】回転軸7の右端部は軸受ブラケット3から
突出するように設けられており、その右端部には、冷却
用のファン12が固定され、回転軸7と一体に回転する
ようになっている。ファンカバー13はファン12を覆
うように回転電機本体1に取付けられている。このファ
ンカバー13はファン12の吸気経路14を形成すると
共に排気経路15を形成している。
【0004】上記構成の回転電機は、内部が外部と連通
していない構成であるから、その運転に伴い各種損失が
発生することにより温度が上昇するので、通風冷却系に
より放熱するようにしている。つまり、回転軸7の回転
に伴ってファン12が回転駆動されると、外の空気は図
中に矢印Aで示すようにファンカバー13の吸気口14
a側から吸引された後、固定子枠2の表面に沿って送風
されファンカバー13の排気口15aから排出される。
一方、回転電機の運転に伴って、回転子鉄心9及び固定
子鉄心4においては鉄損が、回転子導体8及び固定子巻
線5においては銅損が発生し、軸受6においては摩擦損
が発生する。これらの損失はそれぞれ、冷却フィン1
0、11を介して固定子枠2と軸受ブラケット3、3の
表面に送風された空気に熱を奪われ、外部に放熱され
る。従って、冷却フィン10、11を通じての放熱、つ
まりファン12によって固定子枠2の表面に沿って流れ
る空気量が極めて重要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来構成のものでは、ファン12により排気経路
15側に送り出される空気は、その遠心力により冷却フ
ィン10、11よりも外側に向けて流れようとするの
で、図11に示すように、実際には冷却フィン10、1
1の間を通って左側端まで到達せず、図中矢印Bで示す
よう途中で外側に逃げてしまうため、冷却フィン10、
11との間で熱交換が十分に行われなくなり、冷却フィ
ン10、11に対する冷却効果が低下する不具合があ
る。
【0006】従って、このような従来構成のものにおい
ては、ファン12による冷却フィン10、11に対する
十分な冷却効果を得るためには、冷却フィン10、11
の間を通って流れる空気量を増加させるよう、ファン1
2を大形化させたり、冷却フィン10、11を増やした
りする必要があるが、この場合には、モータの効率低
下、騒音増大あるいは全体の重量の増加などの不具合を
招くことになる。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ファンを大形化したり、冷却フィンを
増やしたりせずとも冷却用のファンによる冷却フィンの
冷却効率を向上させることができる全閉外扇形回転電機
を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、固定子枠の外
面及び軸受ブラケットの外面に回転軸の軸方向に沿った
冷却フィンを有する回転電機本体と、この回転電機本体
の端部と対向するように前記回転軸に取り付けられたフ
ァンと、前記回転電機本体の冷却フィンの一部と前記フ
ァンとを覆うように設けられ、そのファンの吸気経路及
び排気経路を形成するファンカバーとを具備した全閉外
扇形回転電機において、前記軸受ブラケットの冷却フィ
ン間の外周側に、ファンカバーの排気方向に向かって固
定子枠側に傾斜したガイド部が設けられていることを特
徴とする(請求項1)。
【0009】また、軸受ブラケットの冷却フィン間に、
ガイド部より内周側であって、その冷却フィンの風流入
側に位置するように、前記ガイド部より短い補助ガイド
部を設け、この補助ガイド部は、回転軸の軸方向と平行
または、ファンカバーの排気口側に向かって、外周側へ
傾斜した状態に形成してもよい(請求項2)。
【0010】また、軸受ブラケットの冷却フィン間のガ
イド部の断面形状を、ファン側を前縁とした翼状とし、
その翼形状を、外周側へのふくらみが内周側へのふくら
みより大きくなるように形成してもよい(請求項3)。
【0011】この場合、ファンカバーの排気口側端部
を、冷却フィン側端部から少なくとも、軸受ブラケット
の冷却フィン間に設けた翼状ガイド部の厚さが最大とな
る位置まで延長するようにしてもよい(請求項4)。
【0012】
【作用】請求項1記載の全閉外扇形回転電機によれば、
ファンの回転によってファンカバーの吸気経路から吸入
された空気は排気経路を介して送られるようになる。こ
の場合、軸受ブラケットの冷却フィン間のガイド部は、
排気方向に向かって固定子枠側に傾斜した状態に形成さ
れているので、ファンにより送り出された空気が、ガイ
ド部に当たったときに冷却フィンの固定子枠側へ向けら
れるようになる。
【0013】請求項2記載の全閉外扇形回転電機の場
合、ガイド部より内周側であって、その冷却フィンの風
流入側に位置するように、前記ガイド部より短い補助ガ
イド部を設ける。この補助ガイド部は、回転軸の軸方向
と平行または、ファンカバーの排気口側に向かって、外
周側へ傾斜した状態で形成されているので、ファンによ
り送り出された空気は、補助ガイド部とガイド部によっ
て段階的に流れの方向を変えながら、冷却フィンの固定
子枠側へ向けられるようになる。
【0014】請求項3記載の全閉外扇形回転電機の場
合、ガイド部の断面形状をファン側を前縁とした翼状と
し、その翼形状は、外周側へのふくらみが内周側より大
きくなるように形成されているので、ガイド部の外周側
表面を流れる空気は負圧となり、ガイド部とファンカバ
ーの間の空気はガイド部の外周側に吸引されるため,滑
らかに冷却フィンの固定子枠側へ流れるようになる。こ
のため、請求項4記載の全閉外扇形回転電機のようにフ
ァンカバーの排気口側端部を翼状のガイド部の厚さが最
大となる位置までとするだけで良くなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を全閉外扇形の誘導電動機に適
用した場合の第1実施例を図1ないし図3を参照して説
明する。全体構成の縦断側面を示す図1において、回転
電機本体としての誘導電動機本体21は、固定子枠22
及び軸受ブラケット23、23から構成されている。固
定子枠22内部には固定子鉄心24が固着され、その固
定子鉄心24には固定子巻線25が巻装されている。軸
受ブラケット23、23には、それぞれ軸受26、26
を介して回転軸27が支承されており、この回転軸27
には回転子導体28が固着された回転子鉄心29が設け
られている。固定子枠22の外面には回転軸27に沿っ
た方向に冷却フィン30が形成されている。また、軸受
ブラケット23、23のそれぞれの外面には同様の冷却
フィン31が形成されている。
【0016】回転軸27の右端部27aは軸受ブラケッ
ト23から突出するように設けられており、その右端部
27aには冷却用のファン32が固定され、回転軸27
と一体に回転するようになっている。ファンカバー33
は、ファン32を覆うようにして誘導電動機本体21に
取付けられている。このファンカバー33は、ファン3
2の回転中心側に吸気経路34を形成すると共にファン
32の外側に排気経路35を形成している。
【0017】さて、冷却フィン31は、ファン32側か
ら見ると図2で示すように放射状に突出しており、この
冷却フィン31間の外周側に、図1及び図2で示すよう
に、ファンカバー33の排気口35a側に向かって固定
子枠22側に傾斜したガイド部36が設けられている。
【0018】次に、本実施例の作用について、図3を参
照して説明する。すなわち、誘導電動機本体21が運転
されて回転軸27が回転すると、これに伴ってファン3
2が回転するようになる。すると、ファンカバー33の
吸気口34aから吸入される空気はファン32を介して
排気経路35側に送り出され、冷却フィン31のガイド
部36に達するようになる。
【0019】このとき、排気経路35から送り出される
空気は、図3の矢印Cで示すように、冷却フィン31の
ガイド部36に当たると、冷却フィン31の基部側へ偏
向されるようになる。つまり、外周側に向かうようにフ
ァン32により送り出された空気は、冷却フィン31の
ガイド部36に当たって偏向されることにより、冷却フ
ィン31の基部に沿って流れるようになり、固定子枠2
2の冷却フィン30に達した後もその基部に沿って流れ
るようになるのである(図中矢印D)。
【0020】従って、本実施例によれば、軸受ブラケッ
ト23の冷却フィン31間の外周側にファンカバー33
の排気口35a側に向かって固定子枠22側に傾斜した
ガイド部36を設けたので、ファン32により送風され
る空気を冷却フィン31の基部側に偏向させて、冷却フ
ィン30,31表面の流速が大きくなると共に冷却フィ
ン30及び31の間を長い距離に渡って流すようにでき
るので、冷却フィン30、31に伝達された誘導電動機
本体21内部からの損失により発生する熱をより効率よ
く放熱できるようになり、冷却用のファン32を大形化
や冷却フィン30,31の数を増加することなく、簡単
な構成で冷却フィン30、31の冷却効率を向上させる
ことができる。
【0021】図4ないし図6は本発明の第2実施例を示
しており、第1実施例と同一部分には同一符号を付して
説明を省略し、異なる部分について説明する。すなわ
ち、第2実施例が第1実施例と異なるところは、第1実
施例で設けたガイド部36に加えて、軸受ブラケット2
3の冷却フィン31間に、ガイド部36より内周側であ
って、その冷却フィン31の風流入側に位置するよう
に、前記ガイド部36より短い補助ガイド部37を設け
たことである。この補助ガイド部37は、回転軸27の
軸方向と平行またはファンカバー33の排気口35a側
へ向かって外周側へ傾斜した状態で形成されている。
【0022】このとき、排気経路35から送り出される
空気は、図6に示すように、補助ガイド部37にまず当
たり(図中矢印E)、この補助ガイド部37に沿って流
れ、さらに冷却フィン31の外周側に設けたガイド部3
6に当たることによって段階的に冷却フィンの基部側へ
偏向されるようになり(図中矢印F)、この空気は、固
定子枠22の冷却ファン30に達した後もその基部に沿
って流れるようになり流速も速い(図中矢印G)。ま
た、補助ガイド部37に当たらない空気は、第1実施例
と同様直接ガイド部36に当たって偏向されることによ
り、冷却フィン31の基部に沿って流れるようになり、
固定子枠22の冷却フィン30に達した後もその基部に
沿って流れるようになる。
【0023】従って、本実施例によれば、ファン32に
より送風される空気は、軸受ブラケット23の冷却フィ
ン31間に設けた補助ガイド部37及びガイド部36に
よって段階的に冷却フィンの基部に向かって偏向される
ので、風損が少なく、冷却フィン30,31表面の流速
が大きくなると共に冷却フィン31及び30の間を長い
距離に渡って流れる空気量が増し、冷却フィン30、3
1に伝達された誘導電動機本体21内部からの損失によ
り発生する熱を、第1実施例よりさらに効率よく放熱で
きるようになる。
【0024】図7及び図8は本発明の第3実施例を示し
ており、第1実施例と異なる部分は、軸受ブラケット2
3の冷却フィン31間のガイド部36の断面形状をファ
ン32側を前縁(厚さが厚い方の先端をいう)とした翼
形状とした点である。その翼形状は外周部のふくらみが
内周部のふくらみより大きくなるように定められてい
る。なお、この実施例では内周部はふくらみを持たない
平面状に形成されている。
【0025】この場合、ガイド部36の外周側表面を流
れる空気は流速を増して負圧となるため、ガイド部36
とファンカバー33の間の隙間を流れる空気を図8に矢
印Hで示すように固定子枠22側に吸引できるので、冷
却フィン30、31の間を流れる空気量がより増加す
る。
【0026】従って、本実施例によれば、図8に示した
ようにガイド部36の内周側を流れる空気は第1実施例
同様冷却フィン31の基部側に偏向され、ガイド部36
の外周側表面を流れる空気はガイド部36に沿うように
流れるため、ファン32から送られてくる空気のほとん
どが冷却フィン30、31の間を流れるようになる。そ
のため、冷却フィン30、31の間を流れる空気量が増
加し、冷却フィン30、31における熱交換効率を向上
することができる。
【0027】図9は、本発明の第4実施例を示してお
り、第3実施例と異なる部分は、ファンカバー33を、
ファンカバー33の排気口側端部を、吸気口側端部から
少なくとも軸受ブラケット23の冷却フィン間に設けた
翼状ガイド部36の厚さが最大となる位置まで延長する
ように形成した点である。
【0028】この場合、第3実施例同様ガイド部36の
断面形状が翼状に形成されているため、ガイド部36の
外周部を流れる空気をファンカバー33によって冷却フ
ィン30、31に沿うように案内しなくても、ファンカ
バー33とガイド部36の間の空気はガイド部36に沿
って流れ、ほとんどが冷却フィン30、31の間を固定
子枠22側に向かって流れるので、ファンカバー33を
短くしても第3実施例と同等の効果を得ることができ
る。
【0029】なお、上記各実施例においては、回転電機
本体として誘導電機本体21に適用した場合について説
明したが、これに限らず、全閉外扇形の回転電機であれ
ば適用できることはもちろんである。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の全閉外扇形回転電機によれば、以下の効果を奏する。
請求項1記載のものによれば、回転電機本体の軸受ブラ
ケットの冷却フィン間の外周側に排気方向に向かって固
定子枠側に傾斜したガイド部を設けたことにより、ファ
ンにより送風される空気を冷却フィンの固定子枠側に偏
向させることができ、これにより、固定子枠の冷却フィ
ン表面での流速が大きく且つ冷却フィンの間を長い距離
に渡って流すことができるので、冷却用のファンを大形
化することなく、ファンから送られる空気と冷却フィン
との間での熱交換効率を向上し得、回転電機本体の温度
上昇を抑制できるという優れた効果を奏する。
【0031】請求項2記載のものによれば、回転電機本
体の軸受ブラケットの冷却フィン間に、ガイド部及び補
助ガイド部を設けたことにより、ファンにより送風され
る空気を段階的に冷却フィンの固定子枠側に偏向させる
ことができ、これにより、固定子枠の冷却フィン表面の
流速が大きく且つ冷却フィンの間を長い距離に渡って流
れる空気量が増加する。
【0032】請求項3記載のものによれば、ガイド部の
断面形状を翼状としたことにより、ガイド部の外周側表
面を流れる空気がガイド部に沿うようになり、冷却フィ
ン表面の流速が大きく且つ冷却フィンの間を流れる空気
量が増加する。
【0033】請求項4記載のものによれば、ガイド部の
断面形状が翼状で且つファンカバーの排気口側端部をフ
ァン側端部から、少なくとも、翼状ガイド部の厚さが最
大となる位置まで延長した形状で配設したことにより、
ガイド部の外周部を流れる空気はそのほとんどがガイド
部に沿って流れ冷却フィンの間を固定子枠側に向かって
流れるようになる。これによっても、請求項3と同様の
効果が得られると共にファンカバーの小形化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体構成の縦断面図
【図2】軸受ブラケットの冷却フィンをファン側から見
た図
【図3】要部を拡大して示す縦断面図
【図4】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図5】図2相当図
【図6】図3相当図
【図7】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図8】図3相当図
【図9】本発明の第4実施例を示す図3相当図
【図10】従来例を示す図1相当図
【図11】図3相当図
【符号の説明】
21は回転電機本体、22は固定子枠、23は軸受ブラ
ケット、27は回転軸、30、31は冷却フィン、32
は冷却用ファン(ファン)、33はファンカバー、34
は吸気経路、35は排気経路、36はガイド部、37は
補助ガイド部である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子枠の外面及び軸受ブラケットの外
    面に回転軸の軸方向に沿った冷却フィンを有する回転電
    機本体と、この回転電機本体の端部と対向するように前
    記回転軸に取り付けられたファンと、前記回転電機本体
    の冷却フィンの一部と前記ファンとを覆うように設けら
    れ、そのファンの吸気経路及び排気経路を形成するファ
    ンカバーとを具備した全閉外扇形回転電機において、 軸受ブラケットの冷却フィン間の外周側に、ファンカバ
    ーの排気方向に向かって固定子枠側に傾斜したガイド部
    が設けられていることを特徴とする全閉外扇形回転電
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の全閉外扇形回転電機にお
    いて、 軸受ブラケットの冷却フィン間に、ガイド部より内周側
    であって、その冷却フィンの風流入側に位置するよう
    に、前記ガイド部より短い補助ガイド部を設け、この補
    助ガイド部は、回転軸の軸方向と平行または、ファンカ
    バーの排気口側に向かって外周側へ傾斜した状態で形成
    されていることを特徴とする全閉外扇形回転電機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の全閉外扇形回転電機にお
    いて、 軸受ブラケットの冷却フィン間のガイド部の断面形状を
    ファン側を前縁とした翼状とし、その翼形状は、外周側
    へのふくらみが内周側へのふくらみより大きく定められ
    ていることを特徴とする全閉外扇形回転電機。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の全閉外扇形回転電機にお
    いて、 ファンカバーの排気口側端部をファン側端部から、少な
    くとも、軸受ブラケットの冷却フィン間に設けた翼状ガ
    イド部の厚さが最大となる位置まで延長したことを特徴
    とする全閉外扇形回転電機。
JP14209094A 1994-06-24 1994-06-24 全閉外扇形回転電機 Pending JPH089594A (ja)

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