JPH089569Y2 - 電気温風機 - Google Patents

電気温風機

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Publication number
JPH089569Y2
JPH089569Y2 JP1990091453U JP9145390U JPH089569Y2 JP H089569 Y2 JPH089569 Y2 JP H089569Y2 JP 1990091453 U JP1990091453 U JP 1990091453U JP 9145390 U JP9145390 U JP 9145390U JP H089569 Y2 JPH089569 Y2 JP H089569Y2
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JP
Japan
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discharge port
duct
louver
blade
uppermost
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990091453U
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English (en)
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JPH0450360U (ja
Inventor
尚 森脇
典昭 平野
茂 里友
晃 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は吐出口より吐出する温風の風向を変えるよう
にした電気温風機に関する。
(ロ) 従来の技術 吐出口の温風をルーバにより整流して前方に吐出する
ようにした電気温風機は実公平1-16997号に開示されて
いる。
また、前記ルーバはその角度を変えて温風を所望の方
向に吐出するようにしたものがあるが、一般には吐出口
を温風機本体の下部に設けているために床面の温度上昇
を避けて前記ルーバは床面側への角度変更ができないよ
うになされている。
このため、前記ルーバは上方への角度変更(仰角)の
みとなっているが、仰角が最大の時に前記ルーバを構成
する最上段の羽根の先端が吐出口を形成する壁面に接近
して吐出口の内部上方に空気溜りが形成され、羽根の後
端と壁面との間から流入した温風が前記空気溜り内にこ
もり本体の前方への温風の流出が悪くなると共に空気溜
りによって吐出口の壁面の温度が上昇し火傷の危険を生
じたり壁面が熱変形する欠点があった。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 本考案は、羽根による空気溜り部の形成を防止し吐出
口の壁面の温度上昇及び熱変形を防止して温風の流出を
円滑にする。
(ニ) 課題を解決するための手段 本体ケースと、該本体ケースに設けた吸気口及び吐出
口と、この吸気口と吐出口を連絡するダクトと、該ダク
ト内に設けたファン及びダクト内であって前記吐出口側
に設けたヒータと、前記吐出口に上下方向に可動自在に
設けられ上下方向に並設した複数枚の羽根よりなるルー
バと、該ルーバの仰角が最大の時に最上段の羽根と吐出
口を形成する壁面との間の通風路を形成或は最上段の羽
根の前後端を前記壁面に近接する整流手段を設け、さら
に、この整流手段は、前記ヒータを前記吐出口に近く水
平方向に延設したダクト内に立設し且該ダクト内の下壁
に偏位し前記ルーバの仰角が最大の時に最上段の羽根の
前端を吐出口の壁面に近接し後端を前記ヒータの上端部
と一致させた構成とする。
さらに前記整流手段は、吐出口を形成する上壁とダク
トの板材によって凹設し該凹設内に前記ルーバの最上段
の羽根を配置したものであって、前記ルーバの仰角が最
大の時に最上段の羽根が前記凹設を覆う構成とする。
(ホ) 作用 温風を本体の前方の上向きに送出する場合にはルーバ
を回動し各々の羽根を上方に向ける。また、仰角を最大
にした場合には、整流手段によって最上段の羽根と吐出
口を形成する壁面との間に通風路が形成されるようにす
るか、或は最上段の羽根の前後端を前記壁面に近接する
ようにして吐出口の上壁に沿って流出する温風が通風路
を通って或は最上段の羽根の下面に沿って円滑に吐出さ
れる。
さらに、ルーバの仰角が最大の時に最上段の羽根が凹
設を覆うため、空気溜りを生ずることがない。
そして、吐出口の上下幅が小さい場合であってもルー
バの仰角が最大の時に空気溜りを生ずることがない。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。(1)は
前板(2)と後板(3)とを組み合わせて内部に収納空
間(4)を形成した本体ケース、(5)は前記後板
(3)に設けた吸気口、(6)は前記前板(2)の下部
に設けた横長の吐出口で、上壁(7)と側壁(8)と下
壁(9)により形成されている。
(10)は前記吸気口(5)と吐出口(6)とを連絡す
るダクトであり、吐出口(6)側に近い部分の下板(1
1)は該吐出口(6)の下壁(9)に水平方向に連絡し
ており吐出口(6)側に近い部分の上板(12)は上壁
(7)側に向って上方に傾斜した案内壁(13)と該案内
壁と連設して垂直方向に延びる仕切壁(14)とを有し該
仕切壁と上壁(7)との間に後述する羽根の後端の凹設
(15)を形成している。
(16)は前記ダクト(10)内に臨んで設けたリミッタ
である。(17)は前記ダクト(10)内の吸気口(5)に
近い位置に設けたファン、(18)はダクト(10)に固定
され前記ファン(17)を回転駆動するモータ、(19)は
前記ダクト(10)内であって吐出口(6)側に設けたサ
ーミスタよりなる横長のヒータ、(20)は吐出口(6)
内に上下動自在に設けたルーバで、上下方向に並設し後
部を軸支した複数枚の羽根(21a)(21b)…と該羽の各
々の後端を連結する連結板(2)とから構成しており、
下側への角度変更は床面温度の上昇を防止する点で規制
している。前記羽根の最上段の羽根(21a)の後端及び
連結板(22)の上部は前記凹設(15)内に配置されてい
る。
前記吐出口(6)を形成する上壁(7)とダクト(1
0)の仕切壁(14)(板材)によって形成された凹設(1
5)内に最上段の羽根(21a)を配置して該羽根の仰角が
最大の時に該羽根によって凹設(15)を覆うようになさ
れており、これらの構成が整流手段(S)をなしてい
る。
次に動作について述べる。第1図のように各々の羽根
(21a)(21b)…が水平のときに電源スイッチ(図示せ
ず)を操作しモータ(18)とヒータ(19)に通電する
と、吸気口(5)より吸入した空気はダクト(10)を通
りヒータ(19)によって温風に変換されその多くは下板
(11)の内壁面に沿って突出口(6)の下方を中心にし
て本体ケース(1)の前方に吐出する。一部の温風は上
板(12)と案内壁(13)及び仕切壁(14)を通り吐出口
(6)の上方より吐出する。
斯して、使用者が立った状態で採暖する場合等には何
れか一つの羽根の先端を持ち上方に回動すると連結板
(22)によって各々の羽根が連動し上向く。この時、回
動した羽根の仰角が小さい場合は最上段の羽根(21a)
と上壁(7)とが接することはなく最上段の羽根(21
a)と上壁(7)或は仕切壁(14)等に当らず円滑に吐
出する。ところが、羽根の仰角を最大にすると、第2図
の破線の様に最上段の羽根(21a)が前記凹設(15)を
覆うことになり、すなわち、最上段の羽根(21a)の前
端は上壁(7)の下面に近接し後端は仕切壁(14)に近
接したままとなり、結局、凹設(15)は第2図の三角形
の形で覆われることになる。
このため、案内壁(13)及び仕切壁(14)を通る温風
は凹設(15)内に流入せず最上段の羽根(21a)の下面
や最上段の羽根(21a)と次段の羽根(21b)間を経て前
方に吐出する。
第3図及び第4図は他の実施例を示すものである。第
3図は第1図及び第2図に示した整流手段(S)として
吐出口(6)を形成する上壁(7)を上方に向って傾斜
した傾斜壁(23)を表し、最上段の羽根(21a)の仰角
を最大にしたときに最上段の羽根(21a)と傾斜壁(2
3)との間に通風路(l)を形成するものとし、吐出口
(6)の上方を流れる温風が通風路(l)を通って本体
ケース(1)の前方に吐出される。
第4図は整流手段(S)としてヒータ(19)を吐出口
(6)の近くの水平方向のダクト(10)内に立設した場
合であって、ヒータ(19)をダクト(10)内の下壁に偏
位し最上段の羽根(21a)の仰角が最大のときに最上段
の羽根の前端(X)を上壁(7)に近接し後端(Y)を
ヒータの上端部と一致させる構成としたもので、ヒータ
(19)を下壁(9)に偏位したことによってヒータ(1
9)の最上部を通過した温風は最上段の羽根(21a)の後
端下面に入いり込み該羽根に案内されて吐出口(6)よ
り本体ケース(1)の前側上方に吐出するものである。
(ト) 考案の効果 以上の様に本考案は、ルーバの仰角が最大の時に最上
段の羽根と吐出口を形成する壁面との間に通風路を形成
或は最上段の羽根の前後端を壁面に近接する整流手段を
設けたため、ルーバの仰角が最大の時にダクトを通って
流出する温風が吐出口内で空気溜りを生ずることなく円
滑に前方へ吐出される。また、吐出口内の特に上部での
空気溜りがないことから吐出口の上部の温度上昇がなく
火傷や壁面の熱変形が未然に防止できる。
さらに、整流手段として、ヒータを吐出口に近く水平
方向に延設したダクト内に立設し且該ダクト内の下壁に
偏位しルーバの仰角が最大の時に最上段の羽根の前端を
吐出口の壁面に当接し後端をヒータの上端部と一致させ
るようにしたため、吐出口の上下幅が小さい場合であっ
てもルーバの仰角が最大の時に空気溜りを生ずることが
ない。
そして、整流手段は、吐出口を形成する上壁とダクト
の板材によって凹設し、該凹設内にルーバの最上段の羽
根を配置したものであって、ルーバの仰角が最大の時に
最上段の羽根が前記凹設を覆うため、吐出口の上下幅を
小さくする目的から最上段の羽根の後部を凹設に配置し
ても仰角を最大にした時に空気溜りを生ずることがな
い。特に、この場合は設計上の制約等によりダクトが小
さく吐出口の上下幅が大きいときに有効となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気温風機の断面図、第2図は要部断
面図、第3図及び第4図は他の実施例である。 (1)……本体ケース、(5)……吸気口、(6)……
吐出口、(7)……上壁、(9)……下壁、(10)……
ダクト、(13)……案内壁、(14)……仕切壁、(15)
……凹設、(17)……ファン、(18)……モータ、(1
9)……ヒータ、(20)……ルーバ、(21a)(21b)
…、……羽根、(S)……整流手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 里友 茂 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)考案者 遠藤 晃 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−58955(JP,A) 実開 昭62−2949(JP,U) 実開 昭57−30648(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケースと、該本体ケースに設けた吸気
    口及び吐出口と、この吸気口と吐出口を連絡するダクト
    と、該ダクト内に設けたファン及びダクト内であって前
    記吐出口側に設けたヒータと、前記吐出口に上下方向に
    可動自在に設けられ上下方向に並設した複数枚の羽根よ
    りなるルーバと、該ルーバの仰角が最大の時に最上段の
    羽根と吐出口を形成する壁面との間の通風路を形成或は
    最上段の羽根の前後端を前記壁面に近接する整流手段を
    設け、さらに、この整流手段は、前記ヒータを前記吐出
    口に近く水平方向に延設したダクト内に立設し且該ダク
    ト内の下壁に偏位し前記ルーバの仰角が最大の時に最上
    段の羽根の前端を吐出口の壁面に近接し後端を前記ヒー
    タの上端部と一致させたことを特徴とする電気温風機
  2. 【請求項2】前記整流手段は、吐出口を形成する上壁と
    ダクトの板材によって凹設し該凹設内に前記ルーバの最
    上段の羽根を配置したものであって、前記ルーバの仰角
    が最大の時に最上段の羽根が前記凹設を覆うことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の電気温風
JP1990091453U 1990-08-30 1990-08-30 電気温風機 Expired - Lifetime JPH089569Y2 (ja)

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JP1990091453U JPH089569Y2 (ja) 1990-08-30 1990-08-30 電気温風機

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JPH0450360U JPH0450360U (ja) 1992-04-28
JPH089569Y2 true JPH089569Y2 (ja) 1996-03-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5730648U (ja) * 1980-07-28 1982-02-18
JPS622949U (ja) * 1985-06-22 1987-01-09
JPS6458955A (en) * 1987-08-31 1989-03-06 Matsushita Seiko Kk Wind direction controller

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JPH0450360U (ja) 1992-04-28

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