JPH0895496A - 発光表示装置 - Google Patents
発光表示装置Info
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- JPH0895496A JPH0895496A JP23082394A JP23082394A JPH0895496A JP H0895496 A JPH0895496 A JP H0895496A JP 23082394 A JP23082394 A JP 23082394A JP 23082394 A JP23082394 A JP 23082394A JP H0895496 A JPH0895496 A JP H0895496A
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- Japan
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- light
- display device
- optical fibers
- flash light
- light source
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 大容量の電池を使用することなく、小さい消
費電力で表示板を長時間発光使用できるようにすること
を目的としている。 【構成】 複数の光ファイバ7の一端が、表示板3に表
示すべき文字,図形,記号の形に沿って、前記表示板3
の裏面側から表面側に透光可能に配列され、前記光ファ
イバ7を束ねたバンドルファイバ8の他端側が、電池で
駆動され所定時間間隔でフラッシュ発光する連続フラッ
シュ光源装置4に接続されたことを特徴とする。
費電力で表示板を長時間発光使用できるようにすること
を目的としている。 【構成】 複数の光ファイバ7の一端が、表示板3に表
示すべき文字,図形,記号の形に沿って、前記表示板3
の裏面側から表面側に透光可能に配列され、前記光ファ
イバ7を束ねたバンドルファイバ8の他端側が、電池で
駆動され所定時間間隔でフラッシュ発光する連続フラッ
シュ光源装置4に接続されたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池を使用したフラッ
シュ光源により案内板,道路標識,警告灯等に所望の文
字,図形,記号を発光表示させる仮設的な発光表示装置
に関する。
シュ光源により案内板,道路標識,警告灯等に所望の文
字,図形,記号を発光表示させる仮設的な発光表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車が故障により路上で停止
したとき等に後続車に停止中であることを知らせて追突
を防止するために三角形の停止警告板が用いられてい
る。この停止警告板は三角形の赤いリフレクタ板で形成
されており、後続車の運転手は、昼間は太陽光下で、ま
た、夜間は後続車のライトを反射させることにより赤い
三角形が光るので、これを目視することができる。
したとき等に後続車に停止中であることを知らせて追突
を防止するために三角形の停止警告板が用いられてい
る。この停止警告板は三角形の赤いリフレクタ板で形成
されており、後続車の運転手は、昼間は太陽光下で、ま
た、夜間は後続車のライトを反射させることにより赤い
三角形が光るので、これを目視することができる。
【0003】しかし、この種の警告板は自己発光しない
ので、曇天時や,夕暮れ時等の薄暗いときには見え難く
事故が起きやすいという問題があった。このため,電球
や発光ダイオード等を三角形に配列して発光表示させる
ようにしたものが提案されており、このように自己発光
させれば,薄暗いときでも後続車に対し、故障停止中で
あることを確実に知らせることができる。
ので、曇天時や,夕暮れ時等の薄暗いときには見え難く
事故が起きやすいという問題があった。このため,電球
や発光ダイオード等を三角形に配列して発光表示させる
ようにしたものが提案されており、このように自己発光
させれば,薄暗いときでも後続車に対し、故障停止中で
あることを確実に知らせることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,電球や
発光ダイオード等を使用して発光させる場合,これを三
角形に配列するためには多数の電球等が必要となるの
で,消費電力が大きく,乾電池等で発光させようとする
と,その連続使用時間が短くなるという問題があった。
また、連続使用時間を長くしようとすると,大容量の電
池を使用しなければならず,全体重量が重くなるという
問題があった。そこで本発明は、大容量の電池を使用す
ることなく、小さい消費電力で表示板を長時間発光使用
できるようにすることを技術的課題としている。
発光ダイオード等を使用して発光させる場合,これを三
角形に配列するためには多数の電球等が必要となるの
で,消費電力が大きく,乾電池等で発光させようとする
と,その連続使用時間が短くなるという問題があった。
また、連続使用時間を長くしようとすると,大容量の電
池を使用しなければならず,全体重量が重くなるという
問題があった。そこで本発明は、大容量の電池を使用す
ることなく、小さい消費電力で表示板を長時間発光使用
できるようにすることを技術的課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、複数の光ファイバの一端が、表示板に表
示すべき文字,図形,記号の形に配列されると共に、前
記表示板の裏面側から表面側に透光可能に接続され、前
記光ファイバを束ねたバンドルファイバの他端側が、電
池で駆動され所定時間間隔でフラッシュ発光する連続フ
ラッシュ光源装置に接続されたことを特徴とする。
に、本発明は、複数の光ファイバの一端が、表示板に表
示すべき文字,図形,記号の形に配列されると共に、前
記表示板の裏面側から表面側に透光可能に接続され、前
記光ファイバを束ねたバンドルファイバの他端側が、電
池で駆動され所定時間間隔でフラッシュ発光する連続フ
ラッシュ光源装置に接続されたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、連続フラッシュ光源装置で発
光された光が、バンドルファイバに入力されて、各光フ
ァイバ内を伝わって、その端末から発光される。各光フ
ァイバの端末は、表示すべき文字,図形,記号の形に配
列されると共に、表示板の裏面側から表面側に透光可能
に接続されているので、表側からみれば、その文字,図
形,記号等が高輝度に点滅し、曇天時や夕暮れ時等のよ
うに薄暗いときでもハッキリと視認することができ、ま
た、昼間等の明るいときでもその点滅光を視認すること
により注意が促されるので、不注意により見落とすこと
もない。
光された光が、バンドルファイバに入力されて、各光フ
ァイバ内を伝わって、その端末から発光される。各光フ
ァイバの端末は、表示すべき文字,図形,記号の形に配
列されると共に、表示板の裏面側から表面側に透光可能
に接続されているので、表側からみれば、その文字,図
形,記号等が高輝度に点滅し、曇天時や夕暮れ時等のよ
うに薄暗いときでもハッキリと視認することができ、ま
た、昼間等の明るいときでもその点滅光を視認すること
により注意が促されるので、不注意により見落とすこと
もない。
【0007】この場合、バンドルファイバに光を入力す
れば、各光ファイバの端末が発光して文字等の輪郭が光
るので、光源はバンドルファイバに光を入力するための
ものが一つあれば足り、文字等の輪郭に沿って配列され
た個々の光源を光らせる必要がない。しかも、光源とし
て連続フラッシュ光源装置を使用し、継続して光を出力
させるのではなく、所定時間間隔でフラッシュ発光する
ようにしているので、消費電力が節約され、乾電池等の
電池で長時間点滅させ続けることができる。
れば、各光ファイバの端末が発光して文字等の輪郭が光
るので、光源はバンドルファイバに光を入力するための
ものが一つあれば足り、文字等の輪郭に沿って配列され
た個々の光源を光らせる必要がない。しかも、光源とし
て連続フラッシュ光源装置を使用し、継続して光を出力
させるのではなく、所定時間間隔でフラッシュ発光する
ようにしているので、消費電力が節約され、乾電池等の
電池で長時間点滅させ続けることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。図1は本発明に係る発光表示装置の
一例を示す分解斜視図、図2はその背面図、図3はフラ
ッシュ発光回路を示す回路図である。
具体的に説明する。図1は本発明に係る発光表示装置の
一例を示す分解斜視図、図2はその背面図、図3はフラ
ッシュ発光回路を示す回路図である。
【0009】本例の発光表示装置1は,自動車用停止警
告板として使用されるもので、当該表示装置本体2の表
面に、停止警告用の表示板となる三角形のリフレクタ板
3(例えばJIS D−5713に規定されたもの)が
取り付けられると共に、表示装置本体2の底辺に沿って
その裏側に、所定時間間隔でフラッシュ発光する連続フ
ラッシュ光源装置4を収納したケーシング5が一体に形
成されている。
告板として使用されるもので、当該表示装置本体2の表
面に、停止警告用の表示板となる三角形のリフレクタ板
3(例えばJIS D−5713に規定されたもの)が
取り付けられると共に、表示装置本体2の底辺に沿って
その裏側に、所定時間間隔でフラッシュ発光する連続フ
ラッシュ光源装置4を収納したケーシング5が一体に形
成されている。
【0010】リフレクタ板3には、その三角形の輪郭に
沿って大小二つの相似三角形を描くように多数の透光部
6,6・・が所定間隔で形成され、当該各透光部6にリ
フレクタ板2の裏面側から光ファイバ7の端末が接続さ
れている。この光ファイバ7は例えば、直径50μmの
光ファイバ心線を数十〜数百本束ねており、光を端末か
ら光を照射したときにどの方向からも光が見えるよう
に、その端面が凹面状の湾曲面に形成されている。な
お、端面を凹面状に形成する代わりに、凸面状の湾曲面
に形成したり、平面状に形成したり、散乱用のレンズや
フィルタを用いたり、または、これらを併用してもよ
い。
沿って大小二つの相似三角形を描くように多数の透光部
6,6・・が所定間隔で形成され、当該各透光部6にリ
フレクタ板2の裏面側から光ファイバ7の端末が接続さ
れている。この光ファイバ7は例えば、直径50μmの
光ファイバ心線を数十〜数百本束ねており、光を端末か
ら光を照射したときにどの方向からも光が見えるよう
に、その端面が凹面状の湾曲面に形成されている。な
お、端面を凹面状に形成する代わりに、凸面状の湾曲面
に形成したり、平面状に形成したり、散乱用のレンズや
フィルタを用いたり、または、これらを併用してもよ
い。
【0011】各光ファイバ7,7・・は、表示装置本体
2内を配線されて束ねられ、これらを束ねたバンドルフ
ァイバ8の他端側が、前記ケーシング5に収納された連
続フラッシュ光源装置4に接続されている。この連続フ
ラッシュ光源装置4は、光源として用いられる高輝度の
キセノンランプ9の背面側にその光を反射して正面に照
射させるミラー10が配設されると共に、キセノンラン
プ9を所定の時間間隔でバルス発光させるフラッシュ発
光回路11が内蔵され、また、その電源となる乾電池を
収納する乾電池ケース12が一体に取り付けられてい
る。そして、前記バンドルファイバ8は、前記キセノン
ランプ9から照射された光が入射されるように、前記ミ
ラー10と対向して配設されている。
2内を配線されて束ねられ、これらを束ねたバンドルフ
ァイバ8の他端側が、前記ケーシング5に収納された連
続フラッシュ光源装置4に接続されている。この連続フ
ラッシュ光源装置4は、光源として用いられる高輝度の
キセノンランプ9の背面側にその光を反射して正面に照
射させるミラー10が配設されると共に、キセノンラン
プ9を所定の時間間隔でバルス発光させるフラッシュ発
光回路11が内蔵され、また、その電源となる乾電池を
収納する乾電池ケース12が一体に取り付けられてい
る。そして、前記バンドルファイバ8は、前記キセノン
ランプ9から照射された光が入射されるように、前記ミ
ラー10と対向して配設されている。
【0012】図3は前記連続フラッシュ装置4に内蔵さ
れたフラッシュ発光回路11を示す回路図であり、電源
となる電池Eの電圧を数百Vの所定電圧まで昇圧する昇
圧回路30と、所定電圧まで昇圧したときにトリガパル
スを出力するトリガパルス発生回路40と、トリガパル
ス発生回路40から出力されたトリガパルスを数十kV
に昇圧してキセノンランプ9を発光させる高圧トリガ発
生回路50からなる。
れたフラッシュ発光回路11を示す回路図であり、電源
となる電池Eの電圧を数百Vの所定電圧まで昇圧する昇
圧回路30と、所定電圧まで昇圧したときにトリガパル
スを出力するトリガパルス発生回路40と、トリガパル
ス発生回路40から出力されたトリガパルスを数十kV
に昇圧してキセノンランプ9を発光させる高圧トリガ発
生回路50からなる。
【0013】昇圧回路30は昇圧用コンデンサ31を備
え、トリガパルス発生回路40は、前記昇圧用コンデン
サ31が所定電圧に達したときに発光されるネオン管4
1と、ネオン管41を流れる電流により導通されるサイ
リスタ42と、サイリスタ42が導通されたときに放電
されるコンデンサ43と、コンデンサ43から放電され
たパルスを昇圧するトランス44を備え、高圧トリガ発
生回路50は、前記トランス44から出力されたバルス
により導通するサイリスタ51と、サイリスタ51が導
通されたときに放電されるトリガコンデンサ52と、当
該トリガコンデンサ52から放電されたパルスを数十k
Vの高圧パルスとして出力させキセノンランプ9を導通
させるトランス53を備えている。
え、トリガパルス発生回路40は、前記昇圧用コンデン
サ31が所定電圧に達したときに発光されるネオン管4
1と、ネオン管41を流れる電流により導通されるサイ
リスタ42と、サイリスタ42が導通されたときに放電
されるコンデンサ43と、コンデンサ43から放電され
たパルスを昇圧するトランス44を備え、高圧トリガ発
生回路50は、前記トランス44から出力されたバルス
により導通するサイリスタ51と、サイリスタ51が導
通されたときに放電されるトリガコンデンサ52と、当
該トリガコンデンサ52から放電されたパルスを数十k
Vの高圧パルスとして出力させキセノンランプ9を導通
させるトランス53を備えている。
【0014】このフラッシュ発光回路11によれば、電
池Eの電圧が昇圧用コンデンサ31により数百Vに昇圧
されると、トリガパルス発生回路40のネオン管41が
発光してサイリスタ42が導通し、これによりコンデン
サ43が放電し、そのパルスがトランス44により昇圧
される。次いで、トランス44から出力されたパルスに
より、高圧トリガ発生回路50のサイリスタ51が導通
してトリガコンデンサ52が放電されて、そのパルスが
さらにトランス53で昇圧され、トランス53から圧力
される高圧パルスによりキセノンランブ9が導通したと
きに、コンデンサ31が放電されキセノンランプ9がフ
ラッシュ発光する。
池Eの電圧が昇圧用コンデンサ31により数百Vに昇圧
されると、トリガパルス発生回路40のネオン管41が
発光してサイリスタ42が導通し、これによりコンデン
サ43が放電し、そのパルスがトランス44により昇圧
される。次いで、トランス44から出力されたパルスに
より、高圧トリガ発生回路50のサイリスタ51が導通
してトリガコンデンサ52が放電されて、そのパルスが
さらにトランス53で昇圧され、トランス53から圧力
される高圧パルスによりキセノンランブ9が導通したと
きに、コンデンサ31が放電されキセノンランプ9がフ
ラッシュ発光する。
【0015】この場合において、ネオン管41の点灯電
圧は経時的変化がなく一定であるから、コンデンサ31
に一定電圧が蓄積されたときにキセノンランプ9がフラ
ッシュ発光することとなり、長時間の使用により電池E
の電圧値が低下しても、発光間隔が徐々に長くなるだけ
で、キセノンランプ9の光量が低下することはなく、い
つまでも高輝度でフラッシュ発光させることができる。
圧は経時的変化がなく一定であるから、コンデンサ31
に一定電圧が蓄積されたときにキセノンランプ9がフラ
ッシュ発光することとなり、長時間の使用により電池E
の電圧値が低下しても、発光間隔が徐々に長くなるだけ
で、キセノンランプ9の光量が低下することはなく、い
つまでも高輝度でフラッシュ発光させることができる。
【0016】なお、ケーシング5は、その底面が幅広に
形成され、表示装置1を地面に立てたときに足の役目を
するだけでなく、重心が下方に位置するので転倒防止の
重りの役目にもなり、多少風があっても安定して立てて
おくことができる。また、表示装置1の重心がケーシン
グ5の真上に位置するように、表示装置本体2を全体的
に後方に傾けて形成すれば、より安定するので、背面側
から風が吹いても倒れ難くなる。さらに、表示装置1及
びケーシング5の底面にゴム磁石13を添設しておけ
ば、自動車のルーフやトランクリッドに磁着させて、し
っかりと固定することができる。
形成され、表示装置1を地面に立てたときに足の役目を
するだけでなく、重心が下方に位置するので転倒防止の
重りの役目にもなり、多少風があっても安定して立てて
おくことができる。また、表示装置1の重心がケーシン
グ5の真上に位置するように、表示装置本体2を全体的
に後方に傾けて形成すれば、より安定するので、背面側
から風が吹いても倒れ難くなる。さらに、表示装置1及
びケーシング5の底面にゴム磁石13を添設しておけ
ば、自動車のルーフやトランクリッドに磁着させて、し
っかりと固定することができる。
【0017】以上が本発明の一例構成であって、次にそ
の作用について説明する。まず、自動車が故障して停止
したときに、自動車用停止警告板として使用される発光
表示装置1を路上や自動車のルーフ又はトランクリッド
に立てると、当該表示装置1はその底辺に沿ってケーシ
ング5が一体に形成されて底面積が広くなっているの
で、倒れにくく座りがよい。特に、底面にゴム磁石13
を添設しておけば、自動車のルーフやトランクリッドに
立てる場合に磁着させることができるので、風などが吹
いても簡単に倒れることがない。
の作用について説明する。まず、自動車が故障して停止
したときに、自動車用停止警告板として使用される発光
表示装置1を路上や自動車のルーフ又はトランクリッド
に立てると、当該表示装置1はその底辺に沿ってケーシ
ング5が一体に形成されて底面積が広くなっているの
で、倒れにくく座りがよい。特に、底面にゴム磁石13
を添設しておけば、自動車のルーフやトランクリッドに
立てる場合に磁着させることができるので、風などが吹
いても簡単に倒れることがない。
【0018】次いで、スイッチ(図示せず)をオンする
と、連続フラッシュ光源装置4のキセノンランプ9が所
定時間間隔(例えば 0.5秒間隔) でフラッシュ発光す
る。キセノンランプ9の光は、直接又はミラー10で反
射されてバンドルファイバ8に入射され、表示装置本体
2内に配線された各光ファイバ7を伝わってリフレクタ
板3の透光部6から外部に照射される。
と、連続フラッシュ光源装置4のキセノンランプ9が所
定時間間隔(例えば 0.5秒間隔) でフラッシュ発光す
る。キセノンランプ9の光は、直接又はミラー10で反
射されてバンドルファイバ8に入射され、表示装置本体
2内に配線された各光ファイバ7を伝わってリフレクタ
板3の透光部6から外部に照射される。
【0019】このとき、各光ファイバ7の端末は三角形
の輪郭に沿って配列されているので、連続フラッシュ光
源装置4の光により三角形に高輝度で点滅し、しかも、
光ファイバ7の端面は凹面状の湾曲面に形成されている
ので、光は大きな照射角度で発光され、どの方向から見
ても点滅して見える。したがって、後続車の運転手は、
曇天時や夕暮れ時等のように薄暗いときでも三角形の点
滅がハッキリと見え、自動車が停止中であることを見落
とすことがなく、また、薄暗いときはもちろんのこと昼
間等の明るいときでも、単に警告板を置くだけではなく
フラッシュ発光させて知らせることができるので、注意
が促され、不注意による見落としが極めて少なくなる。
の輪郭に沿って配列されているので、連続フラッシュ光
源装置4の光により三角形に高輝度で点滅し、しかも、
光ファイバ7の端面は凹面状の湾曲面に形成されている
ので、光は大きな照射角度で発光され、どの方向から見
ても点滅して見える。したがって、後続車の運転手は、
曇天時や夕暮れ時等のように薄暗いときでも三角形の点
滅がハッキリと見え、自動車が停止中であることを見落
とすことがなく、また、薄暗いときはもちろんのこと昼
間等の明るいときでも、単に警告板を置くだけではなく
フラッシュ発光させて知らせることができるので、注意
が促され、不注意による見落としが極めて少なくなる。
【0020】また、全ての透光部6を一つの光源から出
力された光で光らせることができるので、光源を三角形
に配置する場合に比して消費電力が少なくて済み、さら
に、所定時間間隔でフラッシュ発光するようにしている
ので、継続して光を出力させる場合に比しても、消費電
力が節約されて長時間点滅させ続けることができる。
力された光で光らせることができるので、光源を三角形
に配置する場合に比して消費電力が少なくて済み、さら
に、所定時間間隔でフラッシュ発光するようにしている
ので、継続して光を出力させる場合に比しても、消費電
力が節約されて長時間点滅させ続けることができる。
【0021】なお、本例のフラッシュ発光回路11によ
れば、長時間使用することにより電池の電圧値が低下し
ても、フラッシュ発光する時間間隔が自動的に長くな
り、光量を低下させることなく長時間使用することがで
き、例えば使用条件をフラッシュ間隔が1秒以内と設定
した場合に、単一乾電池二本の使用により3時間以上連
続使用できることが確認された。
れば、長時間使用することにより電池の電圧値が低下し
ても、フラッシュ発光する時間間隔が自動的に長くな
り、光量を低下させることなく長時間使用することがで
き、例えば使用条件をフラッシュ間隔が1秒以内と設定
した場合に、単一乾電池二本の使用により3時間以上連
続使用できることが確認された。
【0022】また、図4に示すように、バッテリー内蔵
型の連続フラッシュ光源装置4を表示装置本体2と別々
に形成して、夫々をバンドルファイバ8で接続するよう
にしてもよい。この場合に、バンドルファイバ8の両端
に光コネクタ15を形成しておけば、夫々を取り外して
携帯することができる。また、表示装置本体2の背面を
フラットに形成できるので、例えば、裏面にゴム磁石1
3を添設することにより金属板にそのまま磁着させるこ
とでき、上端に取り付けたフック14により垂直にぶら
下げるようにしてもよい。
型の連続フラッシュ光源装置4を表示装置本体2と別々
に形成して、夫々をバンドルファイバ8で接続するよう
にしてもよい。この場合に、バンドルファイバ8の両端
に光コネクタ15を形成しておけば、夫々を取り外して
携帯することができる。また、表示装置本体2の背面を
フラットに形成できるので、例えば、裏面にゴム磁石1
3を添設することにより金属板にそのまま磁着させるこ
とでき、上端に取り付けたフック14により垂直にぶら
下げるようにしてもよい。
【0023】さらに、図5に示すように、表示装置本体
2に収納可能な脚16R,16Lを設けると共に、リフ
レクタ板3の斜辺3R,3Lを底辺3Bの両端に回動自
在に取り付け、左側の斜面3Lの各透光部(図示せず)
に接続された光ファイバを束ねて成るバンドルファイバ
8Lを左側から引き出し、右側の斜辺3R及び底辺3B
の各透光部6に接続された光ファイバを束ねたバンドル
ファイバ8Rを右側から引き出して配線すれば、各斜面
3R,3Lを折り畳んで棒状にして携帯することができ
る。
2に収納可能な脚16R,16Lを設けると共に、リフ
レクタ板3の斜辺3R,3Lを底辺3Bの両端に回動自
在に取り付け、左側の斜面3Lの各透光部(図示せず)
に接続された光ファイバを束ねて成るバンドルファイバ
8Lを左側から引き出し、右側の斜辺3R及び底辺3B
の各透光部6に接続された光ファイバを束ねたバンドル
ファイバ8Rを右側から引き出して配線すれば、各斜面
3R,3Lを折り畳んで棒状にして携帯することができ
る。
【0024】前記バンドルファイバ8R及び8Lは一本
のバンドルファイバ8に束ねられて連続フラッシュ光源
装置(図示せず)に接続されており、このバンドルファ
イバ8と連続フラッシュ装置を光コネクタで着脱自在に
接続すると共に、左右のバンドルファイバ8R,8Lと
表示装置本体2を光コネクタで着脱自在に接続すれば、
表示装置本体2と連続フラッシュ光源装置を分離して携
帯することができる。
のバンドルファイバ8に束ねられて連続フラッシュ光源
装置(図示せず)に接続されており、このバンドルファ
イバ8と連続フラッシュ装置を光コネクタで着脱自在に
接続すると共に、左右のバンドルファイバ8R,8Lと
表示装置本体2を光コネクタで着脱自在に接続すれば、
表示装置本体2と連続フラッシュ光源装置を分離して携
帯することができる。
【0025】なお、実施例の説明では、いずれも自動車
停止警告板として使用する場合について説明したが、本
発明はこれに限らず、任意の文字,図形,記号を表示す
る表示板に適用して、例えば工事現場等で人や車に注意
を促す仮設的な警告板として使用することもできる。
停止警告板として使用する場合について説明したが、本
発明はこれに限らず、任意の文字,図形,記号を表示す
る表示板に適用して、例えば工事現場等で人や車に注意
を促す仮設的な警告板として使用することもできる。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、光
源からバンドルファイバを伝わる光で表示板に表示すべ
き文字,図形,記号の形に配列された多数の光ファイバ
の端末を発光させるようになされているので,光源が一
つで足り、しかも、その光源として所定時間間隔でフラ
ッシュ発光する連続フラッシュ光源装置を用いているの
で、大容量の電池を使用することなく、小さい消費電力
で且つ高輝度で、表示板を長時間フラッシュ発光させる
ことができるという大変優れた効果を有する。
源からバンドルファイバを伝わる光で表示板に表示すべ
き文字,図形,記号の形に配列された多数の光ファイバ
の端末を発光させるようになされているので,光源が一
つで足り、しかも、その光源として所定時間間隔でフラ
ッシュ発光する連続フラッシュ光源装置を用いているの
で、大容量の電池を使用することなく、小さい消費電力
で且つ高輝度で、表示板を長時間フラッシュ発光させる
ことができるという大変優れた効果を有する。
【図1】 本発明に係る発光表示装置の実施例を示す分
解斜視図。
解斜視図。
【図2】 その背面図。
【図3】 フラッシュ発光回路を示す回路図。
【図4】 他の実施例を示す斜視図。
【図5】 他の実施例を示す斜視図。
1・・・発光表示装置 2・・・表示装置本体 3・・・リフレクタ板(表示板) 4・・・連続フラッシュ光源装置 5・・・ケーシング 6・・・透光部 7・・・光ファイバ 8・・・バンドルファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊 田 誠 埼玉県浦和市白幡四丁目19番1号 株式会 社モリテックス浦和事業所内
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の光ファイバ(7)の一端が、表示
板(3)に表示すべき文字,図形,記号の形に沿って、
前記表示板(3)の裏面側から表面側に透光可能に配列
され、前記光ファイバ(7)を束ねたバンドルファイバ
(8)の他端側が、電池で駆動され所定時間間隔でフラ
ッシュ発光する連続フラッシュ光源装置(4)に接続さ
れたことを特徴とする発光表示装置。 - 【請求項2】 後続車に自動車が停止していることを警
告する発光表示装置であって、表示装置本体(2)に
は、電池で駆動され所定時間間隔でフラッシュ発光する
連続フラッシュ光源装置(4)を収納したケーシング
(5)が一体に取り付けられると共に、その表面に、三
角形の記号を表示するリフレクタ板(3)で形成された
表示板が取り付けられ、複数の光ファイバ(7)の一端
が、前記リフレクタ板(3)の三角形の輪郭に沿ってそ
の裏面側から表面に透光可能に配列され、当該各光ファ
イバ(7)が表示装置本体(2)内を配線されると共
に、これらを束ねたバンドルファイバ(8)の他端側が
前記ケーシング(5)に収納された連続フラッシュ光源
装置(4)に接続されたことを特徴とする発光表示装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23082394A JPH0895496A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 発光表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23082394A JPH0895496A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 発光表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0895496A true JPH0895496A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16913848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23082394A Pending JPH0895496A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 発光表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0895496A (ja) |
-
1994
- 1994-09-27 JP JP23082394A patent/JPH0895496A/ja active Pending
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