JPH08953Y2 - 物品保持装置 - Google Patents

物品保持装置

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JPH08953Y2
JPH08953Y2 JP5969690U JP5969690U JPH08953Y2 JP H08953 Y2 JPH08953 Y2 JP H08953Y2 JP 5969690 U JP5969690 U JP 5969690U JP 5969690 U JP5969690 U JP 5969690U JP H08953 Y2 JPH08953 Y2 JP H08953Y2
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stopper member
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positioning member
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JP5969690U
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芳男 金子
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、洗面台等に取り付けられたて小物を保持す
るに好適な物品保持装置に関する。
[従来の技術] この種の物品保持装置は、例えば、実開昭63−169942
号公報で知られるように洗面台等に取り付けられてドラ
イヤやタオル等をこれに保持するものである。
同公報の装置は、保持部材側がその一端を支点として
起倒可能に設けたものであり、物品保持位置が調整でき
ないという欠点がある。
また、物品保持位置を調整するようにした従来例とし
ては、例えば書見台中、垂直方向に配置される支柱に対
して保持部材側を回動可能に設けるとともに、上下動可
能に設けるようにしたものも知られている。この場合、
保持部材側は、ネジ部材を操作用ノブ等にて支柱に締め
込むことで固定される。
[考案が解決しようとする課題] ところで、物品保持装置としては、通常、物品保持位
置を多元的に調整できることが好ましいが、このような
機能を持たせるとコスト高になることに加えて、機構の
複雑化に伴って外観的にも問題を生ずることが多い。ま
た、前述の保持部材側をネジ部材で固定するものでは、
保持位置を変更するときにネジ部材の回転操作により行
うので、迅速性に欠け使い勝手が悪いという問題もあ
る。
そこで、本考案の目的は、経済性や外観上の問題がな
く、しかも使い勝手のよい物品保持装置を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために本考案は、垂直方向に配
置される支柱に対し回動および上下動自在に位置決め部
材を挿通するとともに、前記位置決め部材に小物用の保
持部を設けた物品保持装置において、前記位置決め部材
に配置されて支柱を挿通すると共に、位置決め部材側に
その一部を押え込まれて揺動自在に設けられるストッパ
ー部材と、前記ストッパー部材を略水平位置から傾斜位
置へ付勢するバネ手段とを備え、常時はストッパー部材
が傾斜位置で支柱に摩擦ロックしており、かつストッパ
ー部材をバネ手段の付勢力に抗し押圧して略水平位置に
することにより摩擦ロックが解除されるようにしたこと
を特徴としている。
[作用] 上記の構成において、先ず、位置決め部材側の位置調
整を行う場合は、ストッパー部材の一部をバネ手段の付
勢力に抗して指などで押圧操作する。
すると、ストッパー部材の摩擦ロックが解除されるの
で、位置決め部材側を支柱に対し上下動して所望位置に
動かした後、押圧操作を解放する。
なお、バネ手段との関係によっては、位置決め部材を
下側から上方へ押圧することにより、ストッパー部材の
摩擦ロック状態を自動的に解除することも可能となる。
また、回動して位置調整する場合は、位置決め部材を
ストッパーの摩擦ロックに抗して所望位置に回動操作す
る。
[実施例] 以下、本考案の好適な具体例を図面に基づいて説明す
る。なお、実施例の物品保持装置は洗面化粧台に設置さ
れるものである。
同図に示す物品保持装置1は、第1図に示す如く洗面
化粧台2を構成している前面3の側部にあって、板状の
アッパーホルダ4とロアーホルダ5により略垂直に取り
付けられ支柱6と、支柱6に対して回動および上下動自
在に挿通される位置決め部材7を備えている。
位置決め部材7は樹脂成形体からなり、支柱6に対し
回動および上下動自在に挿通される基部8と、基部8の
側部から突出した2本のアーム部9,10と、アーム部9,10
の先端部に設けられたドライヤ用の保持部11とを一体形
成したものである。
基部8は、第2図に示す如く概略筒状のケースとなっ
ており、上面12および下面13を連通する貫通孔を通じて
支柱6を挿通している。基部8の側部には大きな開口部
8aが設けられ、開口部8aに半円筒状のカバー体14を略面
一に装着している。カバー体14の中央部には小さな矩形
状の孔14aが設けられている。
基部8の内部には、揺動自在に設けられるストッパー
部材15と、ストッパー部材15を付勢するバネ部材として
の圧縮バネ16が組み込まれてる。
ストッパー部材15は全体としてリング状をなし、前記
孔14aから突出する操作部15aを一体に有している。スト
ッパー部材15の内径は支柱6の外径より少し大きく設定
され、支柱6が自在に貫通される。
そして、ストッパー部材15は、基部8の内側面に突設
された1対の挟持部17間にその一部を押え込まれること
により、押え込まれた部分を支点として揺動自在に配置
される。配置状態では略水平状態(支柱6に対して直交
している)になるとともに、操作部15aが孔14aを通じて
外部へ突出する。
また、圧縮バネ16は、ストッパー部材15を水平状態か
ら傾斜位置へ付勢するもので、ストッパー部材15と下面
13との間にあって、挿通された支柱6の外周部に位置し
ている。このように、ストッパー部材15を圧縮バネ16に
より上方向へ付勢することにより、常時はストッパー部
材15の一部が傾斜して支柱6に圧接ないしは摩擦ロック
し、またストッパー部材15を圧縮バネ16の付勢力に抗し
押圧して略水平位置にすることにより摩擦ロツクが解除
される構成となっている。
次に、以上の物品保持装置1の作用を第3図により説
明する。
なお、保持部11にはドライヤ18がセットされており、
使用者はドライヤ18を最適位置へ移動する場合を想定し
ている。また、ここでは保持部11をドライヤ専用のもの
として形状設定しているが、例えば小物類を載置する水
平板状の保持部形状に設定してもよく、そのような場合
も同様に位置調整される。
先ず、同図(b)のような位置決め部材7を上に移動
させるときには、同図(a)の如く基部8の下に指等を
入れてこれをそのまま上方へ付勢する。
これによって、挟持部16間に挟み込まれている部分を
支点として、ストッパー部材15は支柱6に対し操作部15
a側が下側に付勢され、傾斜状態から略水平状態へ揺動
して摩擦ロツクを解除する結果(ストッパー部材15の内
周部と支柱6との間に隙間が形成される)、位置決め部
材7を上方向に自在に移動可能とする。
そして、基部8から指等を離して上方向に対する押圧
操作を解放したとき、同図(b)に示す如く圧縮バネ16
の付勢力により、ストッパー部材15が上方に付勢され挟
持部16間に挟み込まれている部分を支点として傾き、内
周側の一部で支柱6に強く圧接ないし摩擦ロツクする。
つまり、これは輪爪の原理を応用したもので、ストッ
パー部材15の支柱6に当接している部分が強く圧接ない
しは摩擦ロックし、基部8の下方向への移動を禁止する
のである。
また、この状態で保持部11等を手で時計回り、逆時計
回りへ押圧操作することにより、基部8はストッパー部
材15に加わっている圧縮バネ16の付勢力に抗して支柱6
を中心として回動し、水平方向の向きが調整される。
そしてまた、ドライヤ18の上下位置が高過ぎたときに
は、同図(c)に示す如く指等によって操作部15aを下
に押しながら基部8を下に押圧操作する。すると、挟持
部17間に挟まれた部分を支点としてストッパー部材15が
略水平状態へ移行し、ストッパー部材15の摩擦ロツクが
解除されて基部8が下方に自在に動く。この後、最適位
置で同図(d)に示す如く操作部15aから指等を離する
ことにより、圧縮バネ16の復元力によってストッパー部
材15は再び傾斜位置へ移行され、その内周側の一部が支
柱6に圧接して摩擦ロック状態となる。
つまり、この実施例においては、基部8に設けられる
ストッパー部材15と、圧縮バネ16とによって、輪爪の原
理によるワンウェイ型のロック機構を構成したので、構
成部品が少なく、使い勝手の良好な製品を低コストで提
供できる。
なお、以上の実施例においては、支柱6に1個の位置
決め部材7を設けた例を示したが、複数個の位置決め部
材7を同様に設けるようにしてよい。この場合、保持部
11はドライヤ18専用のもの以外に、小物置き用などとし
て構成することが好ましい。このように、本考案はその
要部の範囲で種々変形ないしは発展することができる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の物品保持装置にあって
は、支柱に対して位置決め部材側がストッパー部材とバ
ネ手段による摩擦ロツクを利用することを要旨としてい
るので、位置調整操作を迅速に行うことができることに
加えて、簡易構成なのでコストを大き低減できるととも
に、シンプル化を図ることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る物品保持装置の一実施例を示す分
解斜視図、第2図は同装置の一部裁断正面図、第3図
(a)〜(d)は各々同装置の動作例を説明するための
一部裁断正面図である。 6……支柱 7……位置決め部材 15……ストッパー部材 16……圧縮バネ(バネ手段) 18……ドライヤ(小物)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直方向に配置される支柱に対し回動およ
    び上下動自在に位置決め部材を挿通するとともに、前記
    位置決め部材に小物用の保持部を設けた物品保持装置に
    おいて、前記位置決め部材に配置されて支柱を挿通する
    と共に、位置決め部材側にその一部を押え込まれて揺動
    自在に設けられるストッパー部材と、前記ストッパー部
    材を略水平位置から傾斜位置へ付勢するバネ手段とを備
    え、常時はストッパー部材が傾斜位置で支柱に摩擦ロッ
    クしており、かつストッパー部材をバネ手段の付勢力に
    抗し押圧して略水平位置にすることにより摩擦ロツクが
    解除されるようにしたことを特徴とする物品保持装置。
JP5969690U 1990-06-07 1990-06-07 物品保持装置 Expired - Lifetime JPH08953Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5969690U JPH08953Y2 (ja) 1990-06-07 1990-06-07 物品保持装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5969690U JPH08953Y2 (ja) 1990-06-07 1990-06-07 物品保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0419289U JPH0419289U (ja) 1992-02-18
JPH08953Y2 true JPH08953Y2 (ja) 1996-01-17

Family

ID=31586421

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JP5969690U Expired - Lifetime JPH08953Y2 (ja) 1990-06-07 1990-06-07 物品保持装置

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