JP3592777B2 - 取手の支持構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、かばん等に取付けられるコの字形の取手の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、アタッシュケースや旅行かばん等に取付けられているコの字形の取手は、かばん上面に固定した支持金具によって支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記コの字形の取手は支持金具に設けた軸を中心として回動自在に支持されているため、取手から手を放すと、取手は倒れてしまう。このため、次にかばんを持つ時は、取手を起こしながらかばんを持たなければならず、特に、かばんを持つ手に他の荷物を持っている場合などは、取手を起こすのが面倒である。
【0004】
そこで、この発明の課題は、取手を起立状態に保持可能な取手の支持構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明においては、器物に取付けられる座板を有する固定支持片と、その固定支持片に対して移動自在に設けられた可動支持片と、その可動支持片を固定支持片に向けて押圧するばねと、固定支持片に一端部が支持され、他端部が可動支持片にスライド自在に挿通されたガイド軸と、上記両支持片間に位置する端部がガイド軸を中心に回動自在に設けられたコの字形の取手とから成り、上記取手と可動支持片との対向面、取手と固定支持片の対向面における一方に係合凹部を形成し、他方に取手を起立状態にしたときに上記係合凹部と係合する係合突部を設けた構成を採用したのである。
【0006】
ここで上記器物とは、かばんや家具、あるいはドアなどをいう。
【0007】
【作用】
上記の構成から成る支持構造において、取手を起立状態に位置させると、可動支持片と取手との対向面、取手と固定支持片の対向面に設けた係合凹部と係合突条が係合する。このとき、可動支持片を固定支持片に向けて押圧するばねによって可動支持片は取手に圧接し、また取手も固定支持片に圧接しているため、各対向面における係合状態は保持され取手は起立状態に保持される。
【0008】
【実施例】
この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。図1乃至図4に示すように、この発明に係る取手の支持構造は、コの字形の取手1と、その取手1を回動自在に支持する一対の支持具10とから成る。
【0009】
支持具10は、固定支持片11と可動支持片12とを有し、固定支持片11の下部には座板13が設けられ、その座板13がねじ14の締付けによってかばんAに対して固定される。
【0010】
座板13の端部には断面がT字形のガイド部15が形成され、そのガイド部15によって前記可動支持片12が固定支持片11に対して移動自在に支持されている。16は可動支持片12の下端部に形成されたガイド孔を示し、上記ガイド部15と係合している。
【0011】
上記固定支持片11の上部には、ガイド軸17の一端部が固定されている。ガイド軸17は可動支持片12に向いて長く延び、その他端部は可動支持片12に形成した孔18から、その孔18と同軸上に設けられた凹所19内に挿入されている。
【0012】
上記凹所19内に位置するガイド軸17の他端にはフランジ20が設けられ、そのフランジ20と凹所19の底面21間に組込んだばね22は、可動支持片12を固定支持片11に向けて押圧している。
【0013】
前記取手1は、手さげ部2の両端部に設けた一対の脚3a、3bを設けたコの字形とされ、各脚3a、3bが上記可動支持片12と固定支持片11間で上記ガイド軸17を中心として回動自在に支持されている。このとき、各脚3a、3bの内面および外面と対向する可動支持片12および固定支持片11における各対向面は、上記ばね22によって圧接状態になっている。
【0014】
各脚3a、3bにおける内面および外面には、ガイド軸17を中心として180°の間隔をおいて2つの係合突部4a、4bが設けられている。
【0015】
一方脚3a、3bの内面および外面と圧接している可動支持片12および固定支持片11の各面には、上記係合突部4a、4bが係合する係合凹部23a、23bが90°の間隔をおいて4箇所の位置に設けられている。
【0016】
上記係合凹部23a、23bは、取手1が起立した状態および倒れた状態のときに係合突部4a、4bと係合する位置に設けられている。
【0017】
実施例のように、各脚3a、3bの内面および外面に係合突部4a、4bを設けた取手1においては、図1に示すように一対の支持具10を同じ向きに取付ける。なお、突部4a、4bは可動支持片12との圧接面のみに設けてもよい。この場合、一対の支持具10は左右対称に取付けることができる。
【0018】
上記の構成から成る取手の支持構造において、取手1を倒れた状態から起立状態に向けて回動すると、図3に示すように各脚3a、3bの係合突部4a、4bが固定支持片11および回動支持片12に設けた係合凹部23a、23bから抜け出る。このとき、回動支持片12はばね22の弾性に抗して移動する。
【0019】
さらに、取手1を回動させると、各脚3a、3bに設けた突部4a、4bは、固定および可動支持片11、12に設けた係合凹部23a、23bと係合する。このとき、各係合部においては、ばね22の弾性によって圧接状態が保持されるため、取手11は起立状態に保持される。
【0020】
このように、取手1から手を放してもばね22の押圧力により係合状態が保持されるため、取手1は倒れることがない。また、取手1を倒した状態においても保持することができるため、空港などにおけるかばんの搬送時において邪魔にならず破損の心配もない。
【0021】
なお、実施例の場合、取手1に係合突部4a、4bを設けたものを示したが、突部4a、4bを可動支持片12と固定支持片11に設け、係合凹所23a、23bを取手1に設けるようにしてもよい。
【0022】
また、突部4a、4bを各面に2ヶ所設け、その突部4a、4bを係合する凹部23a、23bを固定および可動支持片11、12の各面に4ヶ所設けた状態を示したが、各面の突部を1ヶ所にして、その突部を係合する凹部を2ヶ所設けるようにしてもよい。
【0023】
さらに実施例では、かばんに取付けられる取手について示したが、これに限定されるものではなく、家具やドア等の取手に用いることができる。
【0024】
【効果】
以上のように、この発明に係る取手の支持構造においては、取手を回動自在に支持する支持具を可動支持片と固定支持片とで形成し、取手と可動支持片の対向面、取手と固定支持片の対向面における一方に係合凹部を形成し、他方に取手を起立状態にした場合に係合凹部と係合する係合突部を設けると共に、可動支持片を常に固定支持片に向けて押圧するばねを設けたので、係合時においてばねの押圧力によって係合状態が保持される。
【0025】
このため取手を起立状態に保持することができ、かばんを再度持つ場合においても、スムーズに取手に手を掛けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る取手の支持構造をかばんに取付けた状態を示す正面図
【図2】同上の一部拡大断面図
【図3】同上の作用図を示す一部拡大断面図
【図4】同上の分解斜視図
【符号の説明】
1 取手
4a、4b 係合突部
11 固定支持片
12 可動支持片
13 座板
17 ガイド軸
22 ばね
23a、23b 係合凹部

Claims (1)

  1. 器物に取付けられる座板を有する固定支持片と、その固定支持片に対して移動自在に設けられた可動支持片と、その可動支持片を固定支持片に向けて押圧するばねと、固定支持片に一端部が支持され、他端部が可動支持片にスライド自在に挿通されたガイド軸と、上記両支持片間に位置する端部がガイド軸を中心に回動自在に設けられたコの字形の取手とから成り、上記取手と可動支持片との対向面、取手と固定支持片の対向面における一方に係合凹部を形成し、他方に取手を起立状態にしたときに上記係合凹部と係合する係合突部を設けた取手の支持構造。
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