JPH0895390A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0895390A
JPH0895390A JP6229111A JP22911194A JPH0895390A JP H0895390 A JPH0895390 A JP H0895390A JP 6229111 A JP6229111 A JP 6229111A JP 22911194 A JP22911194 A JP 22911194A JP H0895390 A JPH0895390 A JP H0895390A
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JP
Japan
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peeling
claw
image forming
rotating body
peeling claw
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JP6229111A
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English (en)
Inventor
Masao Ando
昌雄 安藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、定期的なメンテナンス作業が必要
無く黒スジや黒点等の画像欠陥の発生も回避できる画像
形成装置を提供する 【構成】 本発明の画像形成装置は、画像形成媒体を外
周に接触させつつ搬送してこの画像形成媒体に対する画
像形成に関与する円筒上の回転体と、この回転体から前
記画像形成媒体を剥離する剥離爪85と、この剥離爪8
5を前記回転体の剥離位置に対して接離させる爪駆動手
段87と、この爪駆動手段87による剥離爪85の前記
回転体からの離脱動作に伴って前記剥離爪85の回転体
との接触端領域を擦り、前記剥離動作により剥離爪85
に付着した汚染物を除去する除去爪88とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成媒体に対して
原稿画像に応じた画像形成を行う電子複写機等の画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置においては、画像
形成媒体である用紙に対する画像形成(コピー)に関与
する感光体ドラムや定着装置のヒートローラ等の回転体
に密着して搬送される用紙を剥離するために剥離爪を使
用している。
【0003】この剥離爪を用いる場合において、コピー
を重ねていくと剥離爪の先端にトナーや紙かす等の汚染
物が滞留してくるため、これを放置すると剥離爪が本来
の剥離性能が発揮できず、剥離ミスを起こしたり、剥離
爪にこびりついた汚れによってコピー画像に黒スジや黒
点等の不具合が発生してしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来装
置においては、剥離爪にこびりついたトナーや紙かす等
の汚染物によってコピー画像に黒スジや黒点等の不具合
が発生するため、サービスマン等が定期的なメンテナン
ス作業により前記汚染物を除去することが不可欠であ
り、極めて煩雑であるという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、定期的なメンテナンス
作業が必要無く黒スジや黒点等の画像欠陥の発生も回避
できる画像形成装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像形成
装置は、画像形成媒体を外周に接触させつつ搬送してこ
の画像形成媒体に対する画像形成に関与する円筒上の回
転体と、この回転体から前記画像形成媒体を剥離する剥
離爪と、この剥離爪を前記回転体の剥離位置に対して接
離させる爪駆動手段と、この爪駆動手段による剥離爪の
前記回転体からの離脱動作に伴って前記剥離爪の回転体
との接触端領域を擦り、前記剥離動作により剥離爪に付
着した汚染物を除去する除去爪とを有する。
【0007】請求項2記載の画像形成装置は、画像形成
媒体を外周に接触させつつ搬送してこの画像形成媒体に
対する画像形成に関与する円筒上の回転体と、この回転
体の外周近傍に配置されたばねにより付勢されて支軸を
支点として回動し、その接触端を回転体の剥離位置に押
圧接触させてこの回転体から前記画像形成媒体を剥離す
る剥離爪と、電磁ソレノイドの動作でカムを前記剥離爪
に当接させてこの剥離爪の接触端を前記回転体の剥離位
置から離間させる爪駆動手段と、前記剥離爪の支軸より
前記回転体から離れた位置に一端を固定され、他端を前
記剥離爪の接触端近傍に摺動可能に当接させて前記爪駆
動手段による剥離爪の前記回転体からの離間動作に伴っ
て前記剥離爪の回転体との接触端領域を擦り、前記剥離
動作により剥離爪に付着した汚染物を除去する除去爪と
を有する。
【0008】請求項3記載の画像形成装置は、画像形成
媒体を外周に接触させつつ搬送してこの画像形成媒体に
対する画像形成に関与する円筒上の回転体と、この回転
体の外周近傍に配置されたばねにより付勢されて支軸を
支点として回動し、その接触端を回転体の剥離位置に押
圧接触させてこの回転体から前記画像形成媒体を剥離す
る剥離爪と、前記回転体の正転時には空転し逆転時に回
転体の回転力を伝達する逆転力伝達部及びこの逆転力伝
達部に連結されたカムを備え、前記回転体の逆転時に前
記カムを前記剥離爪に当接させてこの剥離爪の接触端を
前記回転体の剥離位置から離間させる爪駆動手段と、前
記剥離爪の支軸より前記回転体から離れた位置に一端を
固定され、他端を前記剥離爪の接触端近傍に摺動可能に
当接させて前記爪駆動手段による剥離爪の前記回転体か
らの離間動作に伴って前記剥離爪の回転体との接触端領
域を擦り、前記剥離動作により剥離爪に付着した汚染物
を除去する除去爪とを有する。
【0009】
【作用】以下に本発明の作用を説明する。
【0010】請求項1記載の画像形成装置における円筒
上の回転体は、画像形成媒体を外周に接触させつつ搬送
してこの画像形成媒体に対する画像形成に関与するが、
この際、剥離爪はこの回転体から前記画像形成媒体を剥
離する。この剥離動作に伴い、剥離爪にはトナーや紙か
す等の汚染物が付着するが、爪駆動手段の動作で剥離爪
が前記回転体からの離脱する際に除去爪は前記剥離爪の
回転体との接触端領域を擦り、前記剥離動作により剥離
爪に付着した汚染物を除去する。
【0011】これにより、剥離爪の接触端領域を清潔に
維持することができ、定期的なメンテナンス作業が必要
無く、画像形成媒体に黒スジや黒点等の画像欠陥が発生
することを回避できる。
【0012】請求項2記載の画像形成装置における円筒
上の回転体は、画像形成媒体を外周に接触させつつ搬送
してこの画像形成媒体に対する画像形成に関与するが、
この際、剥離爪はこの回転体から前記画像形成媒体を剥
離する。この剥離動作に伴い、剥離爪にはトナーや紙か
す等の汚染物が付着するが、爪駆動手段の電磁ソレノイ
ドの動作でカムを前記剥離爪に当接させてこの剥離爪の
接触端を前記回転体の剥離位置から離間させると、前記
剥離爪の支軸より前記回転体から離れた位置に一端を固
定され、他端を前記剥離爪の接触端近傍に摺動可能に当
接させた除去爪が前記剥離爪の回転体との接触端領域を
擦る。
【0013】これにより、剥離爪の接触端領域を自動的
に清潔に維持することができ、定期的なメンテナンス作
業が必要無く、画像形成媒体に黒スジや黒点等の画像欠
陥が発生することを回避できる。
【0014】請求項3記載の画像形成装置における円筒
上の回転体は、画像形成媒体を外周に接触させつつ搬送
してこの画像形成媒体に対する画像形成に関与するが、
この際、剥離爪はこの回転体から前記画像形成媒体を剥
離する。この剥離動作に伴い、剥離爪にはトナーや紙か
す等の汚染物が付着するが、爪駆動手段の逆転力伝達部
及びこの逆転力伝達部に連結されたカムにより、前記回
転体の逆転時に前記カムを前記剥離爪に当接させてこの
剥離爪の接触端を前記回転体の剥離位置から離間させ
る。このとき、除去爪は、前記剥離爪の前記回転体から
の離間動作に伴って前記剥離爪の回転体との接触端領域
を擦り、前記剥離動作により剥離爪に付着した汚染物を
除去する。
【0015】これにより、前記回転体を逆転させること
で、剥離爪の接触端領域を自動的に清潔に維持すること
ができ、定期的なメンテナンス作業が必要無く、画像形
成媒体に黒スジや黒点等の画像欠陥が発生することを回
避できる。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0017】図1は本実施例のデジタル電子複写機を構
成する画像形成装置2の概略を示すものである。
【0018】この画像形成装置2は、箱型状の装置本体
3内に画像読取部4と画像形成部6とを搭載した構成と
なっている。
【0019】画像読取部4は、原稿画像が付された原稿
Dが載置される原稿台10と、この原稿台10の一端に
配置され、原稿Dが載置されるべき位置を示すサイズ板
10aと、前記原稿台10に対して開閉可能に形成さ
れ、原稿台10に載置された原稿Dを原稿台10に密着
させる原稿押さえ板12とを有している。尚、図1中、
10aは原稿ストッパーである。
【0020】前記原稿台10の内側(下方)には、原稿
台10に載置された原稿Dを照明する照明ランプ22、
照明ランプ22から放射される照明光を原稿Dに集光す
る反射板24、及び、原稿Dからの反射光を後述する第
2キャリッジ30に向かって反射させる第1ミラー26
を含む第1キャリッジ20が配置されている。
【0021】この第1キャリッジ20は、原稿台10と
平行に移動可能に配置され、図示しない歯付きベルトな
どを介して図示しないパルスモータによって、原稿台1
0に沿って平行に駆動されるようになっている。
【0022】第1キャリッジ20の側方に配置した第2
キャリッジ30には、第1キャリッジ20の第1ミラー
26を介して折曲げられた原稿Dからの反射光を順に折
曲げる第2ミラー32及び第3ミラー34が反斜面を対
向させて配置されている。この第2キャリッジ30は、
第1キャリッジ20を駆動する図示しない歯付きベルト
などによって、第1キャリッジ20に従動して駆動され
るとともに、第1キャリッジ20に対し、1/2の速度
で原稿台10に沿って平行に駆動されるようになってい
る。
【0023】前記第1キャリッジ20の下方であって、
第2キャリッジ30を介して折返された反射光の光軸を
含む領域には、図示しない駆動機構を介して移動可能に
構成され、第2キャリッジ30からの反射光に集束性を
与えるとともに、反射光を所望の倍率で結像させる結像
レンズ36と、結像レンズ36を介して集束された前記
反射光を光電変換し、後述する画像メモリ78に対して
原稿Dの原稿画像に応じた電気信号を出力するCCDセ
ンサ38とを配置している。
【0024】前記画像形成部6は、光源即ち半導体レー
ザ発振器42を含み、画像読取部4を介して読み取られ
た原稿Dの画像情報に対応して半導体レーザ発振器42
からのレーザビームLBを強度変化させるとともに、後
述する像担持体としての感光体ドラム50に対する露光
走査を行う露光装置40を有している。
【0025】この露光装置40は、前記半導体レーザ発
振器42から発生されたレーザビームLBに集束性を与
え、概ね円形の断面形状を有するレーザビームLBに変
換する図示しない第1レンズと、この第1レンズを介し
て円形の断面形状を有するレーザビームLBに変換され
た光を後述する感光体ドラム50の軸方向に沿って偏向
させる光偏向手段としてのポリゴンモータ44Aを駆動
源とするポリゴンミラー44と、偏向されたレーザビー
ムLBを感光体ドラム50上の所望の位置に順次走査さ
せるために、レーザビームLBの偏向角と感光体ドラム
50上における光軸からビームが結像されるべき位置ま
での距離を一致させる第2レンズ46と、第2レンズ4
6を経たレーザビームLBを感光体ドラム50に向かっ
て反射するミラー48とを含んでいる。
【0026】また、画像形成部6の略中央には、導電性
支持体、光導電性層及び絶縁層を基本構成とした像担持
体としての感光体ドラム50が配置されている。
【0027】この感光体ドラム50の周囲には、その回
転方向(矢印方向)に沿って、感光体ドラム50に光を
照射して残留電荷を除去する残留電荷除去手段としての
前露光装置51、感光体ドラム50の表面を一様に帯電
する帯電手段としての帯電装置52、前記露光装置40
によりレーザビームLBが照射されることで感光体ドラ
ム50の表面に形成された静電潜像をトナーとキャリア
からなる二成分現像剤を用いて現像する現像手段として
の現像ローラ54aを含む現像装置54、感光体ドラム
50に形成されたトナー像を用紙カセット55から給送
される画像形成媒体としての用紙(普通紙、OHPシー
ト等)Pに対して転写する転写手段としてのコロナ放電
装置を用いた転写チャージャ56、トナー像が転写され
た用紙Pを感光体ドラム50から剥離する剥離手段とし
てのコロナ放電装置を用いた剥離チャージャ57、及
び、感光体ドラム50に残存するトナーを掻き落とすク
リーニング手段としてのクリーナ58が順に配置されて
いる。
【0028】また、転写チャージャ56の入口側には、
案内部材としての転写ガイド75が設けられ、また、剥
離チャージャ57のシールドーケース57bの上面開口
部に位置してガイド手段である剥離サポータ76が設け
られており、用紙Pが感光体ドラム50に密着し得るよ
うにガイドしている。
【0029】また、装置本体3内には、用紙カセット5
5から給紙ローラ59を介して給紙された用紙Pあるい
は手差給紙トレイ60から手差され給紙ローラ61を介
して給紙された用紙Pを、感光体ドラム50と転写チャ
ージャ56との間に形成された画像転写ポイント62を
経て装置本体3の左側面に装着された排紙トレイ63に
導く用紙搬送路64が形成されている。
【0030】用紙搬送路64の前記画像転写ポイント6
2の上流側には、用紙Pの先端整位を行うとともに、感
光体ドラム50の画像形成タイミングに合わせて用紙P
を前記画像転写ポイント62に送り込むレジストローラ
対65およびレジストローラ対65の上流位置近傍に設
けられ給紙された用紙Pを検知するレジストローラ前ス
イッチ66が設けられている。
【0031】また、用紙搬送路64の前記画像転写ポイ
ント62の下流側には、剥離チャージャ57により感光
体ドラム50から剥離された用紙Pを搬送する搬送装置
67、用紙Pに転写された静電的に付着している状態の
トナー像を加熱することで溶融させ、用紙Pに定着させ
る定着装置80、及び、トナー像が定着された用紙Pを
排紙トレイ63上に排出させる排出ローラ対69が配設
されている。
【0032】そして、前記レジストローラ対65、転写
ガイド75、搬送装置67等により、用紙Pを画像転写
ポイント62を通過すべく搬送する搬送手段を構成して
いる。
【0033】前記定着装置80は、図1乃至図3に示す
ように、ヒータランプ81を中心部に備えた円筒状の回
転体であるヒートローラ82と、このヒートローラ82
に圧接して用紙Pの定着動作を実行するプレスローラ8
3と、前記ヒートローラ82の側方に配置した支持軸8
4により略中心部を回動可能に支持されたく字状の弾性
材からなる剥離爪85と、剥離爪85を回動駆動しこの
剥離爪85の他端側の接触端86を前記ヒートローラ8
2外周の用紙Pの剥離位置に接離させる爪駆動手段87
と、前記剥離爪85の接触端86に付着したトナーや紙
かす等の汚染物を除去する除去爪88とを有している。
【0034】前記剥離爪85は、図2に示すように、前
記ヒートローラ82の側方に所定の間隔をもって例えば
3個配置しており、これに伴い、除去爪88も3個構成
としている。
【0035】前記爪駆動手段87は、図2に示すよう
に、前記ヒートローラ82の後端部上方に固定配置した
電磁ソレノイド89と、この電磁ソレノイド89の作動
子に取り付けたレバー90と、このレバー90に一端を
連結し他端側を前記ヒートローラ82側方で各剥離爪8
5の一端近傍に臨ませた駆動軸91と、この駆動軸91
における前記各剥離爪85の一端に対応する位置に各々
取り付けた3個のカム92と、前記各剥離爪85の接触
端86を常時ヒートローラ82側に付勢するばね93と
を具備し、電磁ソレノイド89の吸引動作により前記3
個のカム92を連動して矢印a方向に回動させ、これに
より、前記各剥離爪85の接触端86を矢印b方向に変
位させてこの接触端86を前記ヒートローラ82から離
間させるようになっている。
【0036】このような定着装置80によれば、前記ヒ
ートローラ82、プレスローラ83により用紙Pの定着
動作を実行した際に、剥離爪85はこのヒートローラ8
2から前記用紙Pを剥離する。この剥離動作に伴い、剥
離爪85の接触端86には図3に示すように、トナーや
紙かす等の汚染物Xが付着する。
【0037】この状態で、前記爪駆動手段87の電磁ソ
レノイド89を吸引動作させると、図4に示すように、
前記各剥離爪85の接触端86が矢印b方向に変位しこ
の接触端86が前記ヒートローラ82から離間する。こ
の際、除去爪88が前記剥離爪85の接触端86の領域
を擦り、汚染物Xを除去する。
【0038】これにより、剥離爪85の接触端86の領
域を自動的に清潔に維持することができ、定期的なメン
テナンス作業が必要無く、画像形成媒体に黒スジや黒点
等の画像欠陥が発生することを回避できる。
【0039】次に、前記爪駆動手段87の他例を図5を
も参照して説明する。
【0040】同図に示す爪駆動手段87Aは、前記ヒー
トローラ82を駆動する駆動モータ94の駆動力を利用
するものである。
【0041】即ち、この爪駆動手段87Aは、駆動モー
タ94に取り付けた原動ギヤ15を噛み合わせた前記ヒ
ートローラ82と一体のローラギヤ16に対して、アイ
ドラギヤ17を噛み合わせ、このアイドラギヤ17に前
記駆動軸91に取り付けたワンウェイクラッチ18を内
部に包含する伝達ギヤ19を噛み合わせた逆転動力伝達
部95と、前記カム92とにより構成している。前記ワ
ンウェイクラッチ18は、図6に示すように、前記ヒー
トローラ82が正転(転写時の回転)する時には空転
し、前記ヒートローラ82が逆転するときには、ロック
状態となってヒートローラ82の逆転時の回転力を前記
駆動軸91を介して各カム92に伝達しこの各剥離爪8
5を図4に示す場合と同様矢印b方向に変位させる。
【0042】このような爪駆動手段87Aを採用した場
合でも、前記ヒートローラ82を逆転力を利用して、剥
離爪85の接触端86の領域を除去爪88により自動的
に清潔に維持することができ、定期的なメンテナンス作
業が必要無く、用紙Pに黒スジや黒点等の画像欠陥が発
生することを回避できる。
【0043】尚、本実施例の剥離爪85、爪駆動手段8
7,87A、除去爪88の構成は、定着装置80に用い
る他、前記感光体ドラム50に用いることもでき、この
場合も、同様な作用効果を発揮させることができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、剥離爪の
接触端領域を清潔に維持することができ、定期的なメン
テナンス作業が必要無く、画像形成媒体に黒スジや黒点
等の画像欠陥が発生することを回避できる画像形成装置
を提供することができる。
【0045】請求項2記載の発明によれば、剥離爪の接
触端領域を自動的に清潔に維持することができ、定期的
なメンテナンス作業が必要無く、画像形成媒体に黒スジ
や黒点等の画像欠陥が発生することを回避できる画像形
成装置を提供することができる。
【0046】請求項3記載の発明によれば、前記回転体
の逆転力を利用して、剥離爪の接触端領域を自動的に清
潔に維持することができ、定期的なメンテナンス作業が
必要無く、画像形成媒体に黒スジや黒点等の画像欠陥が
発生することを回避できる画像形成装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置の概略断面図である。
【図2】本発明の実施例装置における定着装置に設けた
剥離爪、爪駆動手段、除去爪の構成を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の実施例装置における定着装置に設けた
剥離爪、爪駆動手段、除去爪の配置を示す側面図であ
る。
【図4】本発明の実施例装置における定着装置に設けた
剥離爪、爪駆動手段、除去爪の動作を示す側面図であ
る。
【図5】本発明の実施例装置における定着装置に設けた
爪駆動手段の他例を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施例装置における定着装置に設けた
爪駆動手段の他例のワンウェイクラッチの説明図であ
る。
【符号の説明】
2 画像形成装置 80 定着装置 81 ヒータランプ 82 ヒートローラ 85 剥離爪 87 爪駆動手段 88 除去爪 89 電磁ソレノイド 92 カム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成媒体を外周に接触させつつ搬送
    してこの画像形成媒体に対する画像形成に関与する円筒
    上の回転体と、この回転体から前記画像形成媒体を剥離
    する剥離爪と、この剥離爪を前記回転体の剥離位置に対
    して接離させる爪駆動手段と、この爪駆動手段による剥
    離爪の前記回転体からの離脱動作に伴って前記剥離爪の
    回転体との接触端領域を擦り、前記剥離動作により剥離
    爪に付着した汚染物を除去する除去爪とを有することを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像形成媒体を外周に接触させつつ搬送
    してこの画像形成媒体に対する画像形成に関与する円筒
    上の回転体と、 この回転体の外周近傍に配置されたばねにより付勢され
    て支軸を支点として回動し、その接触端を回転体の剥離
    位置に押圧接触させてこの回転体から前記画像形成媒体
    を剥離する剥離爪と、 電磁ソレノイドの動作でカムを前記剥離爪に当接させて
    この剥離爪の接触端を前記回転体の剥離位置から離間さ
    せる爪駆動手段と、 前記剥離爪の支軸より前記回転体から離れた位置に一端
    を固定され、他端を前記剥離爪の接触端近傍に摺動可能
    に当接させて前記爪駆動手段による剥離爪の前記回転体
    からの離間動作に伴って前記剥離爪の回転体との接触端
    領域を擦り、前記剥離動作により剥離爪に付着した汚染
    物を除去する除去爪とを有することを特徴とする画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 画像形成媒体を外周に接触させつつ搬送
    してこの画像形成媒体に対する画像形成に関与する円筒
    上の回転体と、 この回転体の外周近傍に配置されたばねにより付勢され
    て支軸を支点として回動し、その接触端を回転体の剥離
    位置に押圧接触させてこの回転体から前記画像形成媒体
    を剥離する剥離爪と、 前記回転体の正転時には空転し逆転時に回転体の回転力
    を伝達する逆転力伝達部及びこの逆転力伝達部に連結さ
    れたカムを備え、前記回転体の逆転時に前記カムを前記
    剥離爪に当接させてこの剥離爪の接触端を前記回転体の
    剥離位置から離間させる爪駆動手段と、 前記剥離爪の支軸より前記回転体から離れた位置に一端
    を固定され、他端を前記剥離爪の接触端近傍に摺動可能
    に当接させて前記爪駆動手段による剥離爪の前記回転体
    からの離間動作に伴って前記剥離爪の回転体との接触端
    領域を擦り、前記剥離動作により剥離爪に付着した汚染
    物を除去する除去爪とを有することを特徴とする画像形
    成装置。
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JP6229111A Pending JPH0895390A (ja) 1994-09-26 1994-09-26 画像形成装置

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JP (1) JPH0895390A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7565101B2 (en) 2005-05-30 2009-07-21 Sharp Kabushiki Kaisha Fixing device and image forming apparatus having the same
JP2014085567A (ja) * 2012-10-25 2014-05-12 Konica Minolta Inc 定着装置及び画像形成装置
JP2020154203A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 富士ゼロックス株式会社 剥離装置及び画像形成装置

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