JPH1173030A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1173030A
JPH1173030A JP23240297A JP23240297A JPH1173030A JP H1173030 A JPH1173030 A JP H1173030A JP 23240297 A JP23240297 A JP 23240297A JP 23240297 A JP23240297 A JP 23240297A JP H1173030 A JPH1173030 A JP H1173030A
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JP
Japan
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peeling
image
image carrier
transfer
developer
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JP23240297A
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English (en)
Inventor
Yuichi Yokoyama
裕一 横山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、剥離手段に堆積する現像剤を被転写
材の非剥離動作時に強制的に落下させて画像の汚れを防
止できるようにした画像形成装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】本発明は現像剤像を担持する感光体ドラム
20と、この感光体ドラム20に担持された現像剤像を
用紙に転写させる転写チャージャー26と、この転写チ
ャージャー26による前記現像剤像の転写時に前記に接
触して前記感光体ドラム20から前記用紙を剥離し、こ
の剥離後、前記感光体ドラム20から離間する剥離爪5
1と、この剥離爪51を剥離動作時とは別のタイミング
で前記感光体ドラム20に対して接離させることによ
り、前記剥離爪から現像剤を落下させる駆動機構53と
を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、電子写
真複写装置として適用される画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写装置は感光体ドラムに形成
したトナー像を転写チャージャにより用紙に転写させた
のち、剥離チャージャにより用紙を剥離させるようにな
っている。また、用紙を感光体ドラムから剥離させる補
助手段として剥離爪を備えている。この剥離爪の役割
は、静電的な剥離過程で、感光体ドラムから剥離するこ
とができなかった用紙を機械的に剥離するものである。
【0003】剥離爪がその役割を果たすためには、感光
体ドラムと密着していなければならないが、常に、密着
していると、摩耗により剥離爪と感光体ドラムの寿命が
短くなってしまう。
【0004】このため、剥離爪は用紙の先端が剥離爪に
到達する少し前から感光体ドラムに密着し、用紙先端が
剥離爪を通過したのち、感光体ドラムから離れるように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】剥離爪が感光体ドラム
に接触する通常のコピー動作中においては、剥離爪に感
光体ドラム上の微量のトナーが付着し、コピー枚数が数
千枚になると、トナーが堆積した状態になる。
【0006】この状態で、コピー動作を繰り返すと、す
なわち、剥離爪の感光体ドラムに対する接離が繰り返さ
れると、トナーが剥離爪の外側にまで食み出し、剥離爪
の離間時の振動により、剥離爪からトナーが落下する。
このため、コピー画像を落下するトナーにより汚してし
まうという不都合があった。
【0007】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
剥離手段に堆積する現像剤を非剥離動作時において、強
制的に落下させて画像の汚れを防止できるようにした画
像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1記載のものは、現像剤像を担持する
像担持体と、この像担持体に担持された現像剤像を被転
写材に転写させる転写手段と、この転写手段による前記
現像剤像の転写時に前記像担持体に接触して前記像担持
体から前記被転写材を剥離し、この剥離後、前記像担持
体から離間する剥離手段と、この剥離手段を前記被転写
材の剥離動作時とは別のタイミングで像担持体に対して
接離させることにより、前記剥離手段から現像剤を落下
させる駆動手段とを具備する。
【0009】請求項2記載のものは、現像剤像を担持す
る像担持体と、この像担持体に担持された現像剤像を被
転写材に転写させる転写手段と、この転写手段による前
記現像剤像の転写時に前記像担持体に接触して前記像担
持体から前記被転写材を剥離し、この剥離後、前記像担
持体から離間する剥離手段と、この剥離手段の下部に被
転写材がない時、前記剥離手段を前記像担持体に対して
接離させることにより、前記剥離手段から現像剤を落下
させる駆動手段とを具備する。
【0010】請求項3記載のものは、現像剤像を担持す
る像担持体と、この像担持体に担持された現像剤像を被
転写材に転写させる転写手段と、この転写手段による前
記現像剤像の転写時に前記像担持体に接触して前記像担
持体から前記被転写材を剥離し、この剥離後、前記像担
持体から離間する剥離手段と、この剥離手段を前記被転
写材の剥離動作時とは別のタイミングで前記像担持体に
対して前記被転写材の剥離時の振幅よりも長い振幅で接
離させることにより、前記剥離手段から現像剤を落下さ
せる駆動手段とを具備する。
【0011】請求項4記載のものは、現像剤像を担持す
る像担持体と、この像担持体に担持された現像剤像を被
転写材に転写させる転写手段と、この転写手段による前
記現像剤像の転写時に前記像担持体に接触して前記像担
持体から前記被転写材を剥離し、この剥離後、前記像担
持体から離間する剥離手段と、この剥離手段の下部に被
転写材がない時、前記剥離手段を前記像担持体に対して
前記被転写材の剥離時の振幅よりも長い振幅で接離させ
ることにより、前記剥離手段から現像剤を落下させる駆
動手段とを具備する。
【0012】請求項7記載のものは、現像剤像を担持す
る像担持体と、この像担持体に担持された現像剤像を搬
送されてくる被転写材に転写させる転写手段と、この転
写手段により現像剤像が転写される被転写材をガイドす
るもので、プレート部とこのプレート部上に前記被転写
材の搬送方向と直交する方向に亘って複数形成され前記
被転写材をガイドする突条部を有するガイド手段と、前
記転写手段による前記現像剤像の転写時に前記像担持体
に接触して前記像担持体から前記被転写材を剥離し、こ
の剥離後、前記像担持体から離間する複数の爪部を有
し、これら爪部を前記ガイド手段の複数の突条部間に対
向するように配置させる剥離手段と、この剥離手段の爪
部を前記被転写材の剥離動作時とは別のタイミングで前
記像担持体に対して接離させることにより、前記爪部か
ら現像剤を落下させる駆動手段とを具備する。
【0013】請求項8記載のものは、現像剤像を担持す
る像担持体と、この像担持体に担持された現像剤像を搬
送されてくる被転写材に転写させる転写手段と、この転
写手段により現像剤像が転写される被転写材をガイドす
るもので、プレート部とこのプレート部上に前記被転写
材の搬送方向と直交する方向に亘って複数形成され前記
被転写材をガイドする突条部を有するガイド手段と、前
記転写手段による前記現像剤像の転写時に前記像担持体
に接触して前記像担持体から前記被転写材を剥離し、こ
の剥離後、前記像担持体から離間する複数の爪部を有
し、これら爪部を前記ガイド手段の複数の突条部間に対
向するように配置させる剥離手段と、この剥離手段の下
部に被転写材がない時、前記像担持体に対して接離させ
ることにより、前記爪部から現像剤を落下させる駆動手
段とを具備する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の概要
を説明する。図1は電子写真複写機の内部構成を示すも
のである。図中1は装置本体で、この装置本体1の上面
部には原稿を載置する原稿台2及びこの原稿台2を開閉
する原稿カバー3が設けられている。
【0015】原稿台2の下方部には、原稿台2に載置さ
れた原稿を照明する照明ランプ5、照明ランプ5から発
生される照明光を原稿に集光する反射板6、及び、原稿
からの反射光を (後述する) 第二キャリッジ8に向かっ
て反射させる光走査手段としての第一キャリッジ7が配
置されている。
【0016】第一キャリッジ7には、原稿からの反射光
を折曲げる第1ミラー10が組み込まれている。第一キ
ャリッジ7は、原稿台2と平行に移動可能に配置され、
図示しない歯付きベルトなどを介して図示しないパルス
モータによって、原稿台2に沿って平行に移動される。
【0017】第二キャリッジ8には、第一キャリッジ7
の第1ミラー10を介して折曲げられた原稿からの反射
光を順に折曲げる第2ミラー11及び第3ミラー12が
互いに直角に配置されている。第二キャリッジ8は、第
一キャリッジ7を駆動する図示しない歯付きベルトなど
よって、第一キャリッジ7に対して従動されるととも
に、第一キャリッジ7に対し、1/2の速度で原稿台2
に沿って平行に移動される。
【0018】第一キャリッジ7の下方であって、第二キ
ャリッジ8を介して折返された光の光軸を含む面内に
は、図示しない駆動機構を介して移動可能に形成され、
第二キャリッジ8からの反射光に集束性を与えるととも
に、自身が移動することで反射光を所望の倍率で結像さ
せる結像レンズ14が設けられている。結像レンズ14
の光出射側には、反射光を後述する像担持体としての感
光体ドラム20に導く第4〜第6のミラー16〜18が
配設されている。第6のミラー18の下方部には像形成
手段22が設けられている。像形成手段22は静電潜像
が形成される感光体ドラム20を回転自在に有してい
る。感光体ドラム20の周囲部には、その回転方向に沿
って感光体ドラム20に所定の電荷を帯電させる帯電装
置24、LED消去アレイ29、感光体ドラム20に形
成された静電潜像にトナーを供給することで現像する現
像手段としての現像装置25、感光体ドラム20に形成
されたトナー像を被転写材としての用紙Pに転写させる
転写手段としての転写装置26、用紙Pを感光体ドラム
20から分離させる剥離装置27、感光体ドラム20に
おける電荷の分布を除去する一方で感光体ドラム20の
帯電特性を初期状態に戻すとともに残存トナーをかき落
とすクリーニング装置28、及び除電ランプ30が順に
配置されている。
【0019】感光体ドラム20の回転方向上流に対応す
る位置であって感光体ドラム20の直下には、感光体ド
ラム20に向かって用紙P、例えば、複写用紙、OHP
シート等を供給するための内蔵式の給紙カセット32が
挿入されている。また、感光体ドラム20の回転方向上
流に対応する位置であって感光体ドラム20の右方に
は、さまざまな大きさを有する用紙Pを一枚づつ給送す
るための手差トレイ33が配置されている。給紙カセッ
ト32には用紙Pを1枚ずつ引出すピックアップローラ
35が対向配置され、給紙カセット32の給紙側には給
紙ローラ36及びこの給紙ローラ36に転接し用紙を分
離する分離パッド37が配設されている。
【0020】給紙ローラ36と画像転写部との間には給
送路42が設けられ、この給送路42中には用紙Pを搬
送する搬送ローラ対43、用紙Pの傾きを補正するとと
もに、感光体ドラム20上のトナー像の先端と用紙Pの
先端とを整合させ、感光体ドラム20における外周面の
移動速度と同じ速度で用紙Pを給送するレジストローラ
対44が配置されている。手差トレイ33の給紙側には
手差用紙Pを取り出す手差ピックアップローラ39、取
り出された用紙をレジストローラ対44に送り出す給紙
ローラ40が配設されている。
【0021】感光体ドラム20における回転方向下流に
対応する位置には、感光体ドラム20上に形成されたト
ナー像が転写され、トナーが静電的に付着している状態
の用紙Pを搬送する搬送装置46、用紙Pに転写された
トナーを加熱することで溶融させ、用紙Pに定着させる
定着装置47、及び、トナー像が定着された用紙Pを装
置の外部へ排出させる排出ローラ対48を有している。
排出ローラ対48のさらに左方には、トナー像が定着さ
れた用紙Pを受ける排出トレイ(図示しない)が配置さ
れている。
【0022】画像形成時には、原稿台2上に載置された
原稿に照明ランプ5から光が照射され、第1及び第2の
キャリッジ7,8が走行される。これにより、原稿に対
し光が走査され、原稿からの反射光が第1〜第3のミラ
ー10〜12を介して結像レンズ14に送られ、結像レ
ンズ14を通過したのち、第4〜第6のミラー16〜1
8を介して感光体ドラム20に結像される。このとき、
感光体ドラム20の表面は帯電チャジャー24により所
定の電位に帯電されており、原稿からの反射光が結像さ
れることにより、原稿像に対応する静電潜像が形成され
る。この静電潜像は感光体ドラム20の回転により、現
像装置25に送られ、現像装置25から現像剤が供給さ
れることにより、顕像化される。この顕像は感光体ドラ
ム20の回転により、転写装置26に対向する。このと
きには、給紙カセット32あるいは手差トレイ33から
用紙Pが供給され、感光体ドラム20と転写装置26と
の間の画像転写部に送り込まれる。転写装置26に用紙
Pを介して対向する顕像は転写装置26の作用により用
紙Pに転写される。この転写後、感光体ドラム20上に
残った現像剤はクリーニング装置28により除去され、
ついで、除電ランプ30により残留電荷が除去されて次
のサイクルに備える。
【0023】顕像が転写された用紙Pは搬送装置46に
より定着装置47へ搬送され、ここで用紙Pに顕像が定
着される。この定着後、用紙Pは排出ローラ対48を介
して排紙トレイ(図示しない)に排出される。
【0024】図2は感光体ドラム20の下部側に設けら
れる剥離手段としての剥離爪51を示すものである。剥
離爪51は、コピー停止中は、図4に示すように、感光
体ドラム20から離間した状態にあり、コピー動作中
は、用紙の先端が剥離爪51の位置に到達する前に、図
3に示すように、感光体ドラム20に接触し、用紙の先
端が剥離爪51の位置を通過した以降、再び、図4に示
すように、感光体ドラム20から離間した状態になる。
【0025】図6は剥離爪51にトナーtが堆積した状
態を示す図である。コピー枚数が数千枚になると、剥離
爪51にはトナーtが堆積し、この状態でコピー動作を
繰り返していくと、剥離爪51に堆積したトナーtが落
下してコピー画像を汚すといった不具合が発生する。
【0026】本発明は、この不具合を防止するため、コ
ピー動作終了後毎に感光ドラム20が停止した状態で、
剥離爪51の感光体ドラム20に対する接離動作を数回
(2回以上)行い、その振動によって、剥離爪51の外
側にまでせり出て堆積したトナーを図7に示すように落
下させる。これにより、コピー画像中にトナーtが落下
して用紙を汚す確率を軽減させるようになっている。
【0027】また、このときには、図5に示すように、
剥離爪51の感光体ドラム20に対する接離動作時の振
幅Bが、図4に示すコピー中の接離動作時の振幅Aより
大きくされ、剥離爪51からトナーtを落下させる効果
を大きくし、より一層、確実にコピー画像の汚れを軽減
できるようにしている。
【0028】剥離爪51のコピー動作中の振幅Aは、た
とえば、3mm以下(振幅が大きいと、離間時に、剥離
爪51の先端が用紙と接触してコピー画像を汚す虞があ
る)とし、コピー動作停止後、剥離爪51からトナーt
を落とす時には、振幅Bをたとえば、7mm以上(トナ
ーtを落とす効果を大きくするため)とすることが好ま
しい。
【0029】図8は剥離爪51の駆動機構53を示す斜
視図である。剥離爪51はシャフト55と、このシャフ
ト55に長手方向に亘って回動自在に取り付けられた複
数の爪部57…からなる。爪部57の後端部側には錘と
してのネジ部58が取り付けられ、爪部57は後端部側
が矢印H方向、先端側が矢印I方向に向かって回動する
ようになっている。シャフト55には爪部57にスライ
ド自在に係合する係合部材60が固定的に取り付けられ
ている。爪部57の後端側には長穴57aが形成され、
この長穴57a内に係合部材60の先端部が挿入されて
いる。
【0030】また、シャフト55には接続レバー62が
固定的に取り付けられ、この接続レバー62には、第1
及び第2の動力伝達レバー64,65を介して駆動源と
してのソレノイド67の操作子68が接続されている。
第1の動力伝達レバー64は中央部が支軸70により回
動自在に支持され、一端部が接続レバー62に接続され
ている。第1の動力伝達レバー64の上面中央部には突
起体72が突設され、この突起体72の上端部には、バ
ネ材74が接続されている。第1の動力伝達レバー64
はバネ材74により一端側が上昇する方向に回動するよ
うに付勢されている。
【0031】第1の動力伝達レバー64の他端部側は第
2の動力伝達レバー65の一端部側に重ね合わされてい
る。第2の動力伝達レバー65はその他端部側が軸76
により回動自在に支持され、略中央部には第1のピン体
78、一端部には第2のピン体79がそれぞれ水平方向
に逆向きに突設されている。第1のピン体78にはソレ
ノイド67の操作子68の下端部が接続されている。第
2のピン体79の下方部には第2のピン体79を受ける
ブロック81が設けられている。ブロック81はソレノ
イド83の操作子84に取り付けられ、スプリング86
により、ソレノイド83の方向に向かって付勢されてい
る。ブロック81の上面部はスプリング86の付勢方向
に向かって下降するように傾斜する傾斜面81aとなっ
ている。
【0032】また、ソレノイド67,83にはそれぞれ
ストッパ88,89が設けられ、操作子68,84には
鍔部91,92が設けられている。操作子68,84は
鍔部91,92をストッパ88,89に当接することに
より、その移動量が規制されるようになっている。
【0033】次に、剥離爪51の接離動作について説明
する。ソレノイド67のオン、オフにより、操作子68
が矢印Cで示すように上下方向に動作する。これによ
り、第2の動力伝達レバー65は支軸76を支点として
矢印D方向に揺動する。この揺動により、第1の動力伝
達レバー64が支軸70を中心として矢印E方向に回動
する。この回動により接続レバー62は矢印F方向に回
動する。接続レバー62の回動により、シャフト55が
回動する。これにより、係合部材60を介して爪部57
…が回動し、感光体ドラム20に接離される。
【0034】また、この接離動作時における爪部57…
の振幅量はソレノイド83のオン、オフにより制御され
る。ソレノイド83のオン、オフにより、操作子84に
固定されたブロック81は、矢印G方向に移動する。こ
の移動により、第2の動力伝達レバー65の第2のピン
体79がブロック81上面の傾斜面81aに沿って摺動
され、上下動される。この第2のピン体79の上下動に
より、爪部57…の振幅が上記した図4、図5に示すA
或いはBに制御されるようになっている。
【0035】図13は剥離爪51の接離動作時の電気的
なブロック図を示すものである。通常コピー動作中は、
ソレノイド83の電源がオンになり、その後、ソレノイ
ド67の電源がオン/オフするようになっている。
【0036】また、コピー動作停止後は、ソレノイド8
3の電源がオフとなり、その後、剥離爪51に堆積した
トナーを落下させるため、ソレノイド67の電源がオン
/オフされて剥離爪51が接離動作されるようになって
いる。この接離動作後、コピー動作停止中は、ソレノイ
ド67の電源はオフの状態となる。
【0037】図9、図10は、通常コピー動作中の爪部
57…の接離動作を示すものである。図9は、爪部57
…が感光体ドラム20から離間された状態を示す。
【0038】このときには、ソレノイド83の電源がオ
ンされ、矢印G1の方向に操作子84が引き付けられて
ブロック81が移動し、鍔部92がストッパ89に当接
して停止する。
【0039】ソレノイド67の電源はオフで、バネ74
により第1の動力伝達レバー64がJ方向に引っ張られ
て図中反時計方向に回動し、第2の動力伝達レバー65
を押し下げるとともに、接続レバー62を上方へ回動さ
せる。第2の動力伝達レバー65が押し下げられること
により、その第2のピン体79がブロック81の傾斜面
81aの高部側に当接して停止される。したがって、第
2の動力伝達レバー65の押し下げ量は小さい状態とな
る。接続レバー62の上方への回動により、シャフト5
5を介して係合部材60が上方へ回動され、爪部57は
その先端を感光体ドラム20から離間させる方向に回動
する。この爪部57の離間幅は第2の動力伝達レバー6
5の押し下げ量が小さいため、小さくなる(振幅A)。
【0040】図10は、爪部57…の先端が感光体ドラ
ム20に当接された状態を示す。このときには、ソレノ
イド67の電源がオンとなり、操作子68が上方へ引き
付けられ、その鍔部91がストッパ88に当接して停止
する。これにより、第2の動力伝達レバー65が支軸7
6を中心に上方へ回動し、第1の動力伝達レバー64を
押し上げる。これにより、第1の動力伝達レバー64は
支軸70を中心にバネ材74の付勢力に抗して図中時計
方向に回動する。この回動により接続レバー62は下方
(F1方向)に回動され、シャフト55を介して係合部
材60が下方に回動される。この回動により、爪部57
…はネジ部58の重量により先端側を上昇するように回
動して感光体ドラム20に当接させる。
【0041】図11、図12はコピー動作停止後のトナ
ーを落下させる時の剥離爪51の接離動作を示すもので
ある。図11は、爪部57…が感光体ドラム20から離
間された状態を示す。
【0042】このときには、ソレノイド83の電源がオ
フされ、スプリング86により、矢印G2の方向に操作
子84が引き出されてブロック81が移動する。ソレノ
イド67の電源はオフで、バネ74により第1の動力伝
達レバー64がJ方向に引っ張られて図中反時計方向に
回動し、第2の動力伝達レバー65を押し下げるととも
に、接続レバー62を上方(F2方向)へ回動させる。
【0043】第2の動力伝達レバー65が押し下げられ
ると、第2のピン体79がブロック81の傾斜面81a
の低部側に当接して停止される。したがって、第2のピ
ン体79の回動量が大となり、第1の動力伝達レバー6
5の回動量も大となる。接続レバー62の上方(F2方
向)への回動により、シャフト55を介して係合部材6
0も上方へ回動され、爪部57…はその先端を下降する
方向に回動され、感光体ドラム20から離間する。この
爪部57の離間幅は第2のピン体79の回動量が大とな
るため、図9に示す状態よりも大きく離間(振幅B)さ
れる。
【0044】図12は、爪部57…の先端が感光体ドラ
ム20に当接された状態を示す。このときには、ソレノ
イド67の電源がオンとなり、操作子68が上方へ引き
付けられ、その鍔部91がストッパ88に当接して停止
される。これにより、第2の動力伝達レバー65が支軸
76を中心に上方へ回動し、第1の動力伝達レバー64
をバネ材74の付勢力に抗して図中時計方向に回動させ
る。この回動により、接続レバー62が下方に回動し、
シャフト55を介して係合部材60も下方に回動する。
この回動により、爪部57…はネジ部58の重量により
先端側を上昇するように回動して感光体ドラム20に当
接する。
【0045】図14は剥離爪51とガイド手段としての
サポータ95(図2参照)の位置関係を示す。サポータ
95の役割は、紙進入ガイド96とサポータ95によっ
て、用紙を支持して、感光体ドラム20に密着させ、転
写、剥離過程後、紙搬送ベルト46に無理なく用紙が進
入できるよう用紙を支持するものである。
【0046】サポータ95はプレート97と、このプレ
ート97の上面部に配設された突条部98…からなる。
突条部98…は用紙の搬送方向に対し、直交する方向に
亘って複数配置され、用紙を支持するようになってい
る。
【0047】剥離爪51の爪部57…はサポータ95の
突条部98…間に対向するように配置され、爪部57…
から落下するトナーが突条部98…の上面部に付着する
ことのないようにしている。したがって、爪部57…か
ら落下したトナーによってコピー画像用紙の裏面側を汚
すことのないようになっている。
【0048】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、剥離手段
を被転写材の剥離動作時とは別のタイミングで像担持体
に接離させて現像剤を剥離手段から落下させるから、画
像形成中の被転写材に剥離手段から現像剤を落下して汚
してしまうことがない。
【0049】また、このときの剥離手段の振幅を剥離動
作時における振幅よりも大きくするから、より一層確実
の現像剤を剥離手段から落下させることができる。さら
に、剥離手段の爪部をガイド手段の複数の突条部間に対
向するように配置するから、爪部から落下する現像剤を
突条部上に付着させることがなく、被転写材のガイド時
に被転写材を汚すことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である電子写真複写装置
を示す内部構成図。
【図2】像転写部及び剥離爪を拡大して示す図。
【図3】剥離爪が感光体ドラムに接触した状態を示す
図。
【図4】剥離爪が感光体ドラムから離間した状態を示す
図。
【図5】剥離爪が感光体ドラムから大きい振幅で離間し
た状態を示す図。
【図6】剥離爪にトナーが溜まった状態を示す図。
【図7】剥離爪からトナーが落下した状態を示す図。
【図8】剥離爪の駆動機構を示す斜視図。
【図9】通常のコピー動作中において剥離爪が感光体ド
ラムから離間した状態を示す図。
【図10】通常のコピー動作中において剥離爪が感光体
ドラムに接触した状態を示す図。
【図11】コピー停止後、剥離爪が感光体ドラムから離
間した状態を示す図。
【図12】コピー停止後、剥離爪が感光体ドラムに接触
した状態を示す図。
【図13】剥離爪の駆動系を示す電気的ブロック図。
【図14】剥離爪とサポータの配置関係を示す平面図。
【符号の説明】
20…感光体ドラム(像担持体) 26…転写チャージャ(転写手段) 46…紙搬送ベルト 51…剥離爪(剥離手段) 55…シャフト 57…爪部 64…バネ材 67…ソレノイド(駆動手段) 83…ソレノイド(駆動手段) 86…バネ 88,89…ストッパー 95…サポータ(ガイド手段) 96…紙進入ガイド 97…プレート 98…突条部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像剤像を担持する像担持体と、 この像担持体に担持された現像剤像を被転写材に転写さ
    せる転写手段と、 この転写手段による前記現像剤像の転写時に前記像担持
    体に接触して前記像担持体から前記被転写材を剥離し、
    この剥離後、前記像担持体から離間する剥離手段と、 この剥離手段を前記被転写材の剥離動作時とは別のタイ
    ミングで像担持体に対して接離させることにより、前記
    剥離手段から現像剤を落下させる駆動手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】現像剤像を担持する像担持体と、 この像担持体に担持された現像剤像を被転写材に転写さ
    せる転写手段と、 この転写手段による前記現像剤像の転写時に前記像担持
    体に接触して前記像担持体から前記被転写材を剥離し、
    この剥離後、前記像担持体から離間する剥離手段と、 この剥離手段の下部に被転写材がない時、前記剥離手段
    を前記像担持体に対して接離させることにより、前記剥
    離手段から現像剤を落下させる駆動手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】現像剤像を担持する像担持体と、 この像担持体に担持された現像剤像を被転写材に転写さ
    せる転写手段と、 この転写手段による前記現像剤像の転写時に前記像担持
    体に接触して前記像担持体から前記被転写材を剥離し、
    この剥離後、前記像担持体から離間する剥離手段と、 この剥離手段を前記被転写材の剥離動作時とは別のタイ
    ミングで前記像担持体に対して前記被転写材の剥離時の
    振幅よりも長い振幅で接離させることにより、前記剥離
    手段から現像剤を落下させる駆動手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】現像剤像を担持する像担持体と、 この像担持体に担持された現像剤像を被転写材に転写さ
    せる転写手段と、 この転写手段による前記現像剤像の転写時に前記像担持
    体に接触して前記像担持体から前記被転写材を剥離し、
    この剥離後、前記像担持体から離間する剥離手段と、 この剥離手段の下部に被転写材がない時、前記剥離手段
    を前記像担持体に対して前記被転写材の剥離時の振幅よ
    りも長い振幅で接離させることにより、前記剥離手段か
    ら現像剤を落下させる駆動手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記剥離手段の振幅は剥離動作時が3mm以
    下、剥離動作以外の時が7mm以上であることを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】前記駆動手段は前記剥離手段を前記像担持
    体に対して複数回接離させることにより、前記剥離手段
    から現像剤を落下させることを特徴とする請求項1乃至
    5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】現像剤像を担持する像担持体と、 この像担持体に担持された現像剤像を搬送されてくる被
    転写材に転写させる転写手段と、 この転写手段により現像剤像が転写される被転写材をガ
    イドするもので、プレート部とこのプレート部上に前記
    被転写材の搬送方向と直交する方向に亘って複数形成さ
    れ前記被転写材をガイドする突条部を有するガイド手段
    と、 前記転写手段による前記現像剤像の転写時に前記像担持
    体に接触して前記像担持体から前記被転写材を剥離し、
    この剥離後、前記像担持体から離間する複数の爪部を有
    し、これら爪部を前記ガイド手段の複数の突条部間に対
    向するように配置させる剥離手段と、 この剥離手段の爪部を前記被転写材の剥離動作時とは別
    のタイミングで前記像担持体に対して接離させることに
    より、前記爪部から現像剤を落下させる駆動手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】現像剤像を担持する像担持体と、 この像担持体に担持された現像剤像を搬送されてくる被
    転写材に転写させる転写手段と、 この転写手段により現像剤像が転写される被転写材をガ
    イドするもので、プレート部とこのプレート部上に前記
    被転写材の搬送方向と直交する方向に亘って複数形成さ
    れ前記被転写材をガイドする突条部を有するガイド手段
    と、 前記転写手段による前記現像剤像の転写時に前記像担持
    体に接触して前記像担持体から前記被転写材を剥離し、
    この剥離後、前記像担持体から離間する複数の爪部を有
    し、これら爪部を前記ガイド手段の複数の突条部間に対
    向するように配置させる剥離手段と、 この剥離手段の下部に被転写材がない時、前記像担持体
    に対して接離させることにより、前記爪部から現像剤を
    落下させる駆動手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
JP23240297A 1997-08-28 1997-08-28 画像形成装置 Pending JPH1173030A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014021137A (ja) * 2012-07-12 2014-02-03 Sharp Corp 画像形成装置
JP2015210304A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 株式会社東芝 画像形成装置、及び剥離方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2015210304A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 株式会社東芝 画像形成装置、及び剥離方法

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