JPH0894777A - スイッチ構造 - Google Patents

スイッチ構造

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Publication number
JPH0894777A
JPH0894777A JP6258906A JP25890694A JPH0894777A JP H0894777 A JPH0894777 A JP H0894777A JP 6258906 A JP6258906 A JP 6258906A JP 25890694 A JP25890694 A JP 25890694A JP H0894777 A JPH0894777 A JP H0894777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
case
switch
device case
recess
Prior art date
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Pending
Application number
JP6258906A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Nishiyama
弘樹 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP6258906A priority Critical patent/JPH0894777A/ja
Publication of JPH0894777A publication Critical patent/JPH0894777A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押圧時の機器ケースへの乗り上げを防止す
る。 【構成】 スイッチ20は本体23が機器ケース2の凹
部6内に嵌め込みにより配置される。逆「C」字形の本
体23の両端部に対向する時計ガラス3の周辺部に低部
々分3aを形成して、本体23の両端部を支承する。本
体23を押圧操作しても、両端部が支承されているた
め、傾くことがなく、傾きに起因した機器ケースへの乗
り上げがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子腕時計,電子計算
機,通信機その他の電子機器に取り付けられるスイッチ
の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上述の各種電子機器には、信号の入力、
モードの設定、切換え等を行うため、押釦式のスイッチ
が配置されている。図4はこの内、電子腕時計に取り付
けられた従来のスイッチを示す。腕時計は文字板1およ
びアナログムーブメントなどの時計モジュール(図示省
略)が内部に設けられた腕時計ケース(機器ケース)2
と、腕時計ケース2の下面にシールリング4を介して取
り付けられた裏蓋5とを備えている。また、腕時計ケー
ス2の上部には凹部6が部分的に形成されており、この
凹部6に押釦式のスイッチ10が配置されている。
【0003】スイッチ10は下部にEリングなどの抜け
止めリング11が係合することにより抜け止め状態で腕
時計ケース2に摺動自在に取り付けられたスイッチ軸1
2と、スイッチ軸12の上部に取り付けられた本体1
3、スイッチ軸12が内挿されることによりスイッチ軸
12および本体13を上方に付勢するばね14とを備え
ている。本体13は機器ケース2の凹部6に嵌め込み状
に配置されている。また、スイッチ軸12の下方におけ
る機器ケース2内には、図示を省略するが、可動接点お
よび固定接点が配置されており、スイッチ軸12の下動
により、これらの接点が接触してスイッチングが行われ
る。かかるスイッチ軸12の下動は本体13を押圧して
本体13全体を押し下げることにより行われるものであ
り、このため本体13の底面と凹部6との間には、本体
13の押し下げストロークを確保するための隙間が形成
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のスイッチは本体
13全体が押し下げられて、スイッチングが行われるた
め、そのための隙間が必要となっていた。この隙間の形
成のため、腕時計ケース2がその分、厚くなり薄形化に
限界があった。また、大型のスイッチでは本体13も大
型となる。この大型のスイッチに対しては、スイッチ軸
12からかけ離れた本体部分を押圧することもあるが、
この場合には本体13が傾き易い。これにより図5の破
線で示すように、本体13の周辺部分の一部が腕時計ケ
ース2に乗り上げ、その後のスイッチ操作がしにくくな
るばかりでなく、無理にスイッチ操作を行う場合には、
きしみ音が発生して、不快感を与える問題があった。
【0005】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、腕時計ケースなどの機器ケースを薄くでき、し
かも大型であっても、操作時における機器ケースへの乗
り上げを防止することが可能なスイッチ構造を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】本発明のスイ
ッチ構造は、機器ケースに形成された凹部に嵌合状態で
配置される弾性を有した本体と、この本体に取り付けら
れ、前記機器ケースに摺動自在に挿入されたスイッチ軸
と、前記機器ケースの凹部に対応した部分が部分的に低
くなるように機器ケースに取り付けられ、当該低部々分
が前記本体の周辺部を部分的支承する支承部材と、を備
えていることを特徴とする。
【0007】上記構成では、本体の周辺部の一部が支承
部材の低部々分に支承されており、本体への押圧操作を
行っても、本体が傾くことがなく、傾きに起因した機器
ケースへの乗り上げがなくなる。また本体は弾性を有し
ているため、周辺部が支承部材に支承されていても、押
圧操作によって、良好に撓んでスイッチ軸を押し下げる
ことができ、スイッチングに支承がないと共に、機器ケ
ースの凹部との間に隙間がなくてもスイッチングができ
る。このため機器ケースを薄くできる。
【0008】
【実施例】以下、電子腕時計に適用した実施例を参照し
て本発明を説明する。図1において、機器ケース2は腕
時計ケースであり、図示を省略するが、その内部には図
4と同様に、文字板1,時計モジュールが配置され、そ
の上面には時計ガラス3が嵌め込まれ、下面には裏蓋5
が取り付けられている。この機器ケース2の3時方向の
側部上面にはスイッチ20が配置されている。
【0009】図2および図3は図1におけるA−A線お
よびB−B線断面をそれぞれ示す。スイッチ20は抜け
止めリング21が下部に係合した状態で機器ケース2に
摺動自在に挿入されたスイッチ軸22を有している。こ
のスイッチ軸22が引き出された機器ケース2の周囲部
分は凹部6となっており、この凹部6に押圧操作される
本体23が嵌め込み状態で配置されている。この本体2
3はスイッチ軸22の上端部が圧入されることにより、
スイッチ軸22と連結されていると共に、スイッチ軸2
2を内挿したばね24により、上方に付勢されている。
なお、スイッチ軸22に対応した機器ケース2の内部
は、可動接点および固定接点(いずれも図示省略)が配
置されるものである。
【0010】本実施例において、スイッチ20の本体2
3は図1に示すように、中間部分が膨らみのある逆
「C」字形の平面形状に成形されており、機器ケース2
の3時方向の側部上面を広範囲に覆う比較的大型に形成
されている。このように大型となっていても、平面にお
ける形状が機器ケース2の外形に沿っていると共に(図
1参照)、上面部分が機器ケース2の上面と同曲率とな
っていることから(図2参照)、機器ケース2との違和
感がなく、機器全体の意匠が向上している。この本体2
3はゴム,弾性プラスチックなどにより成形されること
により弾性を有している。
【0011】かかる本体23の周辺部は図2に示すよう
に、下方に垂れ下がり、この垂れ下がり部23aが機器
ケース2の上面に当接している。これに対し、逆「C」
字形状における両端部は時計ガラス3に支承される。図
3はこの両端部23bを示し、機器ケース2の凹部6に
おける時計ガラス3の一部、より詳細には本体23の両
端部23bに対応した部分が薄く形成されることによ
り、他の部位よりも段状に低くなった低部々分3aとな
っている。本体23の両端部23bは、その下面がこの
低部々分3aに当接することにより、低部々分3aに支
承されている。このような構造では、時計ガラス3はス
イッチ20の本体23の周辺部を部分的に支承する支承
部材として作用する。
【0012】上記構成において、スイッチ20の本体2
3における逆「C」字形状の両端部23bが支承部材と
しての時計ガラス3の低部々分3aに支承されているた
め、スイッチ軸22から離れた部位を押圧しても本体2
3が傾くことがない。このため傾きに起因した機器ケー
ス2への乗り上げがなく、操作性が向上すると共に、き
しみ音の発生もなくなる。また本体23全体が弾性を有
しているため、押圧操作により良好に撓むことができ
る。そして、この撓みによりスイッチ軸22を押し下げ
るため、スイッチングを行うことができる。従って、本
体23を押し下げるための隙間が機器ケース2との間に
不要となり、その分、機器ケース2を薄くすることがで
きる。
【0013】本発明は上記実施例に限定されることなく
種々変形が可能であり、例えば電子計算機,ページャな
どの通信機、その他の機器に同様に適用することができ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明は支承部材の低部々分が本体の周
辺部の一部を支承するため、押圧操作による本体の傾き
を防止でき、傾きに起因した機器ケースへの乗り上げが
なくなる。また本体が弾性を有しており、押圧に基づい
た撓みでスイッチ軸を押し下げるため、機器ケースとの
間に隙間が不要となり、その分、機器ケースを薄くする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1のB−B線断面図。
【図4】従来構造の断面図。
【図5】従来構造の乗り上げを示す断面図。
【符号の説明】
2 機器ケース 3 時計ガラス 6 凹部 20 スイッチ 22 スイッチ軸 23 本体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器ケースに形成された凹部に嵌合状態
    で配置される弾性を有した本体と、 この本体に取り付けられ、前記機器ケースに摺動自在に
    挿入されたスイッチ軸と、 前記機器ケースの凹部に対応した部分が部分的に低くな
    るように機器ケースに取り付けられ、当該低部々分が前
    記本体の周辺部を部分的に支承する支承部材と、を備え
    ていることを特徴とするスイッチ構造。
  2. 【請求項2】 前記機器ケースが腕時計ケースであり、
    前記支承部材が腕時計ケースに取り付けられる時計ガラ
    スであることを特徴とするスイッチ構造。
JP6258906A 1994-09-28 1994-09-28 スイッチ構造 Pending JPH0894777A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6258906A JPH0894777A (ja) 1994-09-28 1994-09-28 スイッチ構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6258906A JPH0894777A (ja) 1994-09-28 1994-09-28 スイッチ構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0894777A true JPH0894777A (ja) 1996-04-12

Family

ID=17326680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6258906A Pending JPH0894777A (ja) 1994-09-28 1994-09-28 スイッチ構造

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JP (1) JPH0894777A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7144151B2 (en) 2003-11-20 2006-12-05 Polar Electro Oy Electronic wrist device

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