JPH0893990A - 冷媒圧縮機 - Google Patents

冷媒圧縮機

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Publication number
JPH0893990A
JPH0893990A JP6250092A JP25009294A JPH0893990A JP H0893990 A JPH0893990 A JP H0893990A JP 6250092 A JP6250092 A JP 6250092A JP 25009294 A JP25009294 A JP 25009294A JP H0893990 A JPH0893990 A JP H0893990A
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JP
Japan
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boss portion
screw hole
compressor housing
block
discharge port
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JP6250092A
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English (en)
Inventor
Katsuo Hamada
勝雄 浜田
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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Publication of JPH0893990A publication Critical patent/JPH0893990A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンへの圧縮機ハウジングの取付け作業
と圧縮機ハウジングへの低圧及び高圧ホースの接続作業
とを容易にするとともに、圧縮機ハウジングの加工作業
の簡素化を図ることができる冷媒圧縮機を提供する。 【構成】 ボス部2,3のねじ孔2a,3a、吸入口部
6の開口面6a及び吐出口部7の開口面7aが、それぞ
れほぼ同じ方向を向き、ボルト12が孔11aを通して
ねじ孔3aにねじ込まれることによって、ブロック11
がボス部3に固定され、ボルト12が孔10aを通して
ねじ孔6aにねじ込まれることによって、ブロック10
がボス部2に固定され、本来ブロック10,11をエン
ジンに固定させて圧縮機ハウジング1をエンジンに取り
付けるためのボルト12,13を、吸入側ホース8及び
吐出側ホース9を吸入口部6及び吐出口部7に取り付け
るためのボルトとして兼用させたので、全体として必要
とするボルトの数が減り、その結果取付工数が削減され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は冷媒圧縮機に関し、特
にエンジンの外壁面への圧縮機ハウジングの取付け作業
と圧縮機ハウジングへの吸入側及び吐出側ホースの接続
作業とが容易な冷媒圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は低圧及び高圧ホースを接続する前
の状態の従来の冷媒圧縮機の斜視図である。
【0003】図7に示すように、圧縮機ハウジング10
1の上部にはねじ孔102a,103aを有するボス部
102,103が、下部にはねじ孔を有するボス部(図
中には現れていない)が、それぞれ設けられている。更
に、圧縮機ハウジング101には吸入口部106及び吐
出口部107がそれぞれ設けられている。吸入口部10
6及び吐出口部107の近傍にはそれぞれねじ孔11
9,120が設けられている。
【0004】圧縮機ハウジング上部側のボス部102,
103のねじ孔102a,103aにボルト112,1
13をそれぞれねじ込み、更にそれらのボルト112,
113を図示しないエンジンケースの外壁面のねじ孔に
それぞれねじ込む。圧縮機ハウジング下部側のボス部の
ねじ孔に対しても同様にボルト114,115をねじ込
み、更にボルト114,115をエンジンケースの外壁
面のねじ孔にねじ込む。このようにして4本のボルト1
12〜115を用いて圧縮機ハウジング101をエンジ
ンケースに固定する。
【0005】その後、低圧ホース108を吸入口部10
6に挿入し、低圧ホース108を保持するブロック11
0に設けられた孔110aを通してボルト130を圧縮
機ハウジング101のねじ孔119にねじ込んでブロッ
ク110を固定するとともに、高圧ホース109を吐出
口部107に挿入し、高圧ホース109を保持するブロ
ック111に設けられた孔111aを通してボルト13
1を圧縮機ハウジング101のねじ孔120にねじ込ん
でブロック111を固定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の冷媒圧縮機で
は、圧縮機ハウジング101をエンジンケースに固定す
るため4本のボルト112〜115と、ブロック11
0,111を固定するための2本のボルト130,13
1とを要し、合計6本ものボルトを使用するので、取付
工数が多く、作業性が悪いという問題があった。
【0007】また、ボス部102,103のねじ孔10
2a,103a及び吸入口部106の開口面106aが
同じ方向(ほぼ水平方向)を向いているのに対し、吐出
口部107の開口面107aが別の方向(ほぼ垂直方
向)を向いており、ボルト112,113の座面に接触
する圧縮機ハウジング上部側のボス部102,103の
端面102b,103bとボルト114,115の座面
に接触する圧縮機ハウジング下部側のボス部の端面とは
面一でなく、更に各ボス部の端面と吐出口部107の開
口面107aとも面一でないので、切削加工の工数が4
回となり、加工作業が煩雑であるという問題があった。
【0008】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題はエンジンへの圧縮機ハウジングの
取付け作業と圧縮機ハウジングへのホースの接続作業と
を容易にするとともに、圧縮機ハウジングの加工作業の
簡素化を図ることができる冷媒圧縮機を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1記載の発明の冷媒圧縮機は、第1のねじ孔を
有し、圧縮機ハウジングの外壁面に設けられた第1のボ
ス部と、第2のねじ孔を有し、前記圧縮機ハウジングの
外壁面に設けられた第2のボス部と、前記圧縮機ハウジ
ングの吸入口部に接続される吸入側ホースを保持し、第
1の孔を有する第1のブロックと、前記圧縮機ハウジン
グの吐出口部に接続される吐出側ホースを保持し、第2
の孔を有する第2のブロックと、前記第1のねじ孔を通
してエンジンケースの外壁面の第3のねじ孔にねじ込ま
れ、前記エンジンケースに前記第1のボス部を固定させ
る第1のボルトと、前記第2のねじ孔を通して前記エン
ジンケースの外壁面の第4のねじ孔にねじ込まれ、前記
エンジンケースに前記第2のボス部を固定させる第2の
ボルトとを備えた冷媒圧縮機において、前記第1のねじ
孔、前記第2のねじ孔、前記吸入口部の開口面及び前記
吐出口部の開口面が、それぞれほぼ同じ方向を向き、前
記第1のボルトが前記第1の孔を通して前記第1のねじ
孔にねじ込まれることによって、前記第1のブロックが
前記第1のボス部に固定され、前記第2のボルトが前記
第2の孔を通して前記第2のねじ孔にねじ込まれること
によって、前記第2のブロックが前記第2のボス部に固
定される。
【0010】また、請求項2記載の発明の冷媒圧縮機
は、前記第1のブロックに面接触する前記第1のボス部
の端面と前記第1のボス部に近接配置された前記吸入口
部の開口面とが面一であるとともに、前記第2のブロッ
クに面接触する前記第2のボス部の端面と前記第2のボ
ス部に近接配置された前記吐出口部の開口面とが面一で
ある。
【0011】更に、請求項3記載の発明の冷媒圧縮機
は、前記第1のボス部の端面、前記吸入口部の開口面、
前記第2のボス部の端面及び前記吐出口部の開口面が、
面一である。
【0012】また、請求項4記載の発明の冷媒圧縮機
は、第5のねじ孔を有し、前記圧縮機ハウジングの外壁
面に設けられた仮止め用ボス部と、前記第5のねじ孔を
通して前記エンジンケースの外壁面の第6のねじ孔にね
じ込まれ、前記エンジンケースに前記圧縮機ハウジング
を仮止めするための仮止め用ボルトとを備えている。
【0013】更に、請求項5記載の発明の冷媒圧縮機
は、前記仮止め用ボルトの座面と接触する前記仮止め用
ボス部の端面、前記第1のボス部の端面、前記吸入口部
の開口面、前記第2のボス部の端面及び前記吐出口部の
開口面が、面一である。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明の冷媒圧縮機では、前記第
1のねじ孔、前記第2のねじ孔、前記吸入口部の開口面
及び前記吐出口部の開口面が、それぞれほぼ同じ方向を
向き、前記第1のボルトが前記第1の孔を通して前記第
1のねじ孔にねじ込まれることによって、前記第1のブ
ロックが前記第1のボス部に固定され、前記第2のボル
トが前記第2の孔を通して前記第2のねじ孔にねじ込ま
れることによって、前記第2のブロックが前記第2のボ
ス部に固定され、本来第1及び第2のブロックをエンジ
ンに固定させて圧縮機ハウジングをエンジンに取り付け
るための第1及び第2のボルトを、吸入側ホース及び吐
出側ホースを吸入口部及び吐出口部に取り付けるための
ボルトとして兼用させたので、全体として必要とするボ
ルトの数が減り、その結果取付工数が削減される。
【0015】また、請求項2記載の発明の冷媒圧縮機で
は、前記第1のブロックに面接触する前記第1のボス部
の端面と前記第1のボス部に近接配置された前記吸入口
部の開口面とが面一であるとともに、前記第2のブロッ
クに面接触する前記第2のボス部の端面と前記第2のボ
ス部に近接配置された前記吐出口部の開口面とが面一で
あるので、第1のボス部の端面と吸入口部の開口面との
切削加工作業、第2のボス部の端面と吐出口部の開口面
との切削加工作業を、それぞれ同時に行うことができ
る。
【0016】更に、請求項3記載の発明の冷媒圧縮機で
は、前記第1のボス部の端面、前記吸入口部の開口面、
前記第2のボス部の端面及び前記吐出口部の開口面が、
面一であるので、各面の切削加工作業を1回で行うこと
ができる。
【0017】また、請求項4記載の発明の冷媒圧縮機で
は、第5のねじ孔を有し、前記圧縮機ハウジングの外壁
面に設けられた仮止め用ボス部と、前記第5のねじ孔を
通して前記エンジンケースの外壁面の第6のねじ孔にね
じ込まれ、前記エンジンケースに前記圧縮機ハウジング
を仮止めするための仮止め用ボルトとを備えているの
で、前記エンジンケースに前記圧縮機ハウジングを仮止
めした後に、第1及び第2のボルトをねじ込み、圧縮機
ハウジングをエンジンに取り付けるとともに、吸入側ホ
ース及び吐出側ホースを吸入口部及び吐出口部にそれぞ
れ取り付けることができる。
【0018】更に、請求項5記載の発明の冷媒圧縮機で
は、前記仮止め用ボルトの座面に接触する前記仮止め用
ブロックの端面、前記第1のボス部の端面、前記吸入口
部の開口面、前記第2のボス部の端面及び前記吐出口部
の開口面が、面一であるので、各面の切削加工作業を1
回で行うことができる。
【0019】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0020】図1はこの発明の第1実施例に係るベーン
型圧縮機を説明するための斜視図、図2はベーン型圧縮
機の側面図、図3はベーン型圧縮機を後側から見た図で
ある。ほぼ円筒状の圧縮機ハウジング1の上部にはねじ
孔(第1、第2のねじ孔)2a,3aを有するボス部
(第1、第2のボス部)2,3が、下部にはねじ孔(第
5のねじ孔)4a,5aを有するボス部(仮止め用ボス
部)4,5(図3参照)が、それぞれ設けられている。
また、圧縮機ハウジング1には低圧冷媒を導入する吸入
口部6と高圧冷媒を吐出する吐出口部7とがそれぞれ設
けられている。
【0021】圧縮機ハウジング上部側のボス部2,3の
ねじ孔2a,3a、圧縮機ハウジング下部側のボス部
4,5のねじ孔4a,5a、吸入口部6及び吐出口部7
は、図1に示すように、それぞれほぼ同じ方向(水平方
向)を向いている。また、ボス部2〜5の端面2b〜5
b、吸入口部6の開口面6a及び吐出口部7の開口面7
aは、それぞれ切削加工されている。
【0022】吸入口部6に接続される低圧ホース(吸入
側ホース)8の先端部はL型のブロック(第1のブロッ
ク)10に保持され、吐出口部6に接続される高圧ホー
ス(吐出側ホース)9の先端部はL型のブロック(第2
のブロック)11に保持されている。ブロック10,1
1にはそれぞれ孔(第1、第2の孔)10a,11bが
設けられている。
【0023】次に、この圧縮機ハウジング1のエンジン
16(図3参照)への取付け作業と、圧縮機ハウジング
1への低圧ホース8及び高圧ホース9の接続作業とを説
明する。
【0024】まず、ボルト(仮止め用ボルト)14,1
5をボス部4,5のねじ孔4a,5aを通してエンジン
16側のねじ孔(第3、第4のねじ孔)18a,18b
にそれぞれねじ込み、エンジン16にボス部4,5を固
定させて圧縮機ハウジング1を仮止めする。
【0025】仮止め後、ブロック10に保持された低圧
ホース8の先端を吸入口部6に挿入するとともに、ボス
部2のねじ孔2aにブロック10の孔10aを対向さ
せ、その後、ブロック10の孔10aを通してボルト
(第1のボルト)12をボス部2のねじ孔2aにねじ込
み、更にエンジン16側のねじ孔17aにねじ込む。同
様にして、ブロック11の孔11aを通してボルト(第
2のボルト)13をボス部3のねじ孔3aにねじ込み、
更にエンジン16側のねじ孔17bにねじ込む。
【0026】その結果、ブロック10,11をエンジン
16に固定させ、圧縮機ハウジング1をエンジン16に
取り付けることができると同時に、低圧ホース8が吸入
口部6に、高圧ホース9が吐出口部7にそれぞれ接続さ
れる。
【0027】この実施例のベーン型圧縮機によれば、本
来、ブロック10,11をエンジン16に固定させて圧
縮機ハウジング1をエンジン16に取り付けるためのボ
ルト12,13を、低圧ホース8及び高圧ホース9を吸
入口部6及び吐出口部7に固定させるためのボルトとし
て兼用させたので、上述のように、従来の冷媒圧縮機で
は合計6本のボルトを要するのに対し、この実施例の冷
媒圧縮機では4本のボルト12〜15で足り、部品点数
が削減され、その結果取付工数が減り、作業性を向上さ
せることができる。
【0028】また、圧縮機ハウジング上部側のボス部
2,3のねじ孔2a,3a、圧縮機ハウジング下部側の
ボス部4,5のねじ孔4a,5a、吸入口部6及び吐出
口部7がそれぞれほぼ同じ方向を向いているので、作業
者にとっては同じ方向を向いたまま連続的に作業を実行
することができ、この点からもボルト12〜15の締付
け作業及び切削加工作業の簡素化若しくは効率化を図り
得る。
【0029】図4はこの発明の第1実施例の応用例に係
るベーン型圧縮機を説明するための側面図、図5は第1
実施例の他の応用例に係るベーン型圧縮機を説明するた
めの側面図である。前述の第1実施例と共通する部分に
は同一符号を付して説明を省略する。
【0030】第1実施例では、吸入口部6及び吐出口部
7を圧縮機ハウジング1の中心軸Cに沿って配置(水平
方向に横並び)した場合について述べたが、これに代
え、図4に示すように、吸入口部36及び吐出口部7を
圧縮機ハウジング31の中心軸Cと直交する方向に沿っ
て配置(垂直方向に縦並び)するようにしてもよいし、
図5に示すように、吸入口部46及び吐出口部7を圧縮
機ハウジング41の中心軸Cに対して斜めに配置するよ
うにしてもよい。
【0031】図4の応用例の場合には、ボス部2とボス
部4とが仮止め用のボス部として使用され、図5の応用
例の場合には、ボス部2とボス部5とが仮止め用のボス
部として使用されることになる。
【0032】これらの応用例によれば、それぞれ第1実
施例と同様の効果を得ることができる。
【0033】図6はこの発明の第2実施例に係るベーン
型圧縮機を後側から見た図である。前述の第1実施例と
共通する部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0034】第1実施例では、図3に示すように、エン
ジン16の外壁面16aを基準面としたとき、吐出口部
7の開口面7aがボス部3,5の端面3a,5aよりも
図面左方向へ突き出ているが(吸入口部6の開口面6a
とボス部2,4の端面2a,4aとの関係も同様)、第
2実施例では、図6に示すように、吐出口部67が一方
のボス部63に、吸入口部66が他方のボス部65にそ
れぞれ一体に成型され、しかも両ボス部63,65の端
面63b,65bが面一(同じ平面に位置すること)で
あるので、切削加工作業が1回でよいことになり、作業
の効率は一段と向上する。なお、この第2実施例ではホ
ース接続のための特殊な形状のブロックは不要であり、
ボルト65を用いて従来のブロック110と同様の単純
な形状のブロック70を用いることができる。
【0035】なお、上述の各実施例においては本願発明
をベーン方圧縮機に適用した場合について述べたが、本
願発明の適用範囲はこれに限定されず、揺動板式圧縮機
や斜板式圧縮機等の各種の冷媒圧縮機に適用することが
できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
の冷媒圧縮機によれば、本来第1及び第2のブロックを
エンジンに固定させて圧縮機ハウジングをエンジンに取
り付けるための第1及び第2のボルトを、吸入側ホース
及び吐出側ホースを吸入口部及び吐出口部に取り付ける
ためのボルトとして兼用させたので、全体として必要と
するボルトの数が減り、その結果取付工数が削減され、
作業性を向上させることができる。また、圧縮機ハウジ
ングの第1及び第2のボス部のねじ孔、圧縮機ハウジン
グのボス部のねじ孔、吸入口部及び吐出口部がそれぞれ
ほぼ同じ方向を向いているので、作業者にとっては同じ
方向を向いたまま連続的に作業を行うことができ、この
点からも圧縮機ハウジングの取付作業及び切削加工作業
の簡素化若しくは効率化を図り得る。
【0037】また、請求項2記載の発明の冷媒圧縮機に
よれば、第1のボス部の端面と吸入口部の開口面との切
削加工作業、第2のボス部の端面と吐出口部の開口面と
の切削加工作業を、それぞれ同時に行うことができるの
で、作業の効率が向上する。
【0038】更に、請求項3記載の発明の冷媒圧縮機に
よれば、前記第1のボス部の端面、前記吸入口部の開口
面、前記第2のボス部の端面及び前記吐出口部の開口面
が、面一であるので、各面の切削加工作業を1回で行う
ことができ、作業の効率が一段と向上する。
【0039】また、請求項4記載の発明の冷媒圧縮機に
よれば、前記エンジンケースに前記圧縮機ハウジングを
仮止めした状態で、第1及び第2のボルトのねじ込み作
業を行うことができるので、作業性が一層向上する更
に、請求項5記載の発明の冷媒圧縮機によれば、前記仮
止め用ボルトの座面と接触する前記仮止め用ブロックの
端面、前記第1のボス部の端面、前記吸入口部の開口
面、前記第2のボス部の端面及び前記吐出口部の開口面
が、面一であるので、各面の切削加工作業を1回で行う
ことができ、作業の効率が一段と向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施例に係るベーン型圧
縮機を説明するための斜視図である。
【図2】図2はベーン型圧縮機の側面図である。
【図3】図3はベーン型圧縮機を後側から見た図であ
る。
【図4】図4は第1実施例に係るベーン型圧縮機の応用
例のベーン型圧縮機を説明するための側面図である。
【図5】図5は第1実施例に係るベーン型圧縮機の他の
応用例のベーン型圧縮機を説明するための側面図であ
る。
【図6】図6はこの発明の第2実施例に係るベーン型圧
縮機を後側から見た図である。
【図7】図7は低圧ホース及び高圧ホースを接続する前
の状態の従来の冷媒圧縮機の斜視図である。
【符号の説明】
1,31,41 圧縮機ハウジング 2a,3a,4a,5a ねじ孔 2,3,4,5,63,65 ボス部 6,36,46,66 吸入口部 6a,36a,46a 吸入口部の開口面 7,67 吐出口部 7a 吐出口部の開口面 8 低圧ホース 9 高圧ホース 10,11,70 ブロック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のねじ孔を有し、圧縮機ハウジング
    の外壁面に設けられた第1のボス部と、 第2のねじ孔を有し、前記圧縮機ハウジングの外壁面に
    設けられた第2のボス部と、 前記圧縮機ハウジングの吸入口部に接続される吸入側ホ
    ースを保持し、第1の孔を有する第1のブロックと、 前記圧縮機ハウジングの吐出口部に接続される吐出側ホ
    ースを保持し、第2の孔を有する第2のブロックと、 前記第1のねじ孔を通してエンジンケースの外壁面の第
    3のねじ孔にねじ込まれ、前記エンジンケースに前記第
    1のボス部を固定させる第1のボルトと、 前記第2のねじ孔を通して前記エンジンケースの外壁面
    の第4のねじ孔にねじ込まれ、前記エンジンケースに前
    記第2のボス部を固定させる第2のボルトとを備えた冷
    媒圧縮機において、 前記第1のねじ孔、前記第2のねじ孔、前記吸入口部の
    開口面及び前記吐出口部の開口面が、それぞれほぼ同じ
    方向を向き、 前記第1のボルトが前記第1の孔を通して前記第1のね
    じ孔にねじ込まれることによって、前記第1のブロック
    が前記第1のボス部に固定され、 前記第2のボルトが前記第2の孔を通して前記第2のね
    じ孔にねじ込まれることによって、前記第2のブロック
    が前記第2のボス部に固定されることを特徴とする冷媒
    圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記第1のブロックに面接触する前記第
    1のボス部の端面と前記第1のボス部に近接配置された
    前記吸入口部の開口面とが面一であるとともに、前記第
    2のブロックに面接触する前記第2のボス部の端面と前
    記第2のボス部に近接配置された前記吐出口部の開口面
    とが面一であることを特徴とする請求項1記載の冷媒圧
    縮機。
  3. 【請求項3】 前記第1のボス部の端面、前記吸入口部
    の開口面、前記第2のボス部の端面及び前記吐出口部の
    開口面が、面一であることを特徴とする請求項2記載の
    冷媒圧縮機。
  4. 【請求項4】 第5のねじ孔を有し、前記圧縮機ハウジ
    ングの外壁面に設けられた仮止め用ボス部と、前記第5
    のねじ孔を通して前記エンジンケースの外壁面の第6の
    ねじ孔にねじ込まれ、前記エンジンケースに前記圧縮機
    ハウジングを仮止めするための仮止め用ボルトとを備え
    ていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の冷媒
    圧縮機。
  5. 【請求項5】 前記仮止め用ボルトの座面と接触する前
    記仮止め用ボス部の端面、前記第1のボス部の端面、前
    記吸入口部の開口面、前記第2のボス部の端面及び前記
    吐出口部の開口面が、面一であることを特徴とする請求
    項4記載の冷媒圧縮機。
JP6250092A 1994-09-19 1994-09-19 冷媒圧縮機 Withdrawn JPH0893990A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6460823B1 (en) * 1999-12-29 2002-10-08 Visteon Global Technologies, Inc. Movable mounting lug for a compressor
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