JPH0893904A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPH0893904A
JPH0893904A JP6226434A JP22643494A JPH0893904A JP H0893904 A JPH0893904 A JP H0893904A JP 6226434 A JP6226434 A JP 6226434A JP 22643494 A JP22643494 A JP 22643494A JP H0893904 A JPH0893904 A JP H0893904A
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JP
Japan
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shift
speed
gear
automatic transmission
stage
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Application number
JP6226434A
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English (en)
Inventor
Minoru Kuriyama
実 栗山
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スロットル開度の低下に伴って自動変速機が
非駆動状態から駆動状態に変化されるシフトアップ時の
ショックを効果的に低減する。 【構成】 バックアウト状態で1速から2速へシフトア
ップされる1→2フラグが出たかどうかを判断する(ス
テップS2)。1→2フラグが出た場合は、ディレイタ
イマーDRYTを初期値KDR12BO に設定し(ステップS
3)、このディレイタイマーDRYTを1づつ減算する(ス
テップS5,S6)。初期値KDR12BO が経過した時点で
ソレノイドパターンを3速に設定する(ステップS7)
と共に、3速状態で低下されるギア比KG32を読込みむ
(ステップS8)。現在のギア比KG32が2速切換えギア
比gearより小さくなったと判断(ステップS9)した場
合に、ステップS10によってソレノイドパターンを2
速に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンのスロットル
開度を制御パラメータの1つとして自動変速され、スロ
ットル開度の低下によってシフトアップする変速態様を
備えた自動変速機の変速制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載された自動変速機は、一般に
知られるように変速制御の主なパラメータとしてスロッ
トル開度と車速とを用い、各変速段の切換え境界となる
変速線は、スロットル開度および車速の増大に伴ってあ
る傾きをもって比例的に変化される特性となっている。
このため、渋滞した道路でアクセルを踏込んで急激にア
クセル戻しを行うような走行状態では、図6のタイムチ
ャートに示すようにスロットル開度が急激に低下された
時点でエンジン回転が徐々に低下される。このとき、ス
ロットル開度が急激に低下されることから、変速点は前
記変速線をアップシフト側に横切ることになりに1速か
ら2速にシフトアップされる。
【0003】ところで、このようにアクセル戻しでシフ
トアップされる場合、エンジンの回転数が高い状態でギ
ア比が急激に小さくなるため、大きなショックが発生さ
れてしまう。そこで、従来では実質的にアップシフトさ
れる時点を遅らせて、アクセル戻しによるエンジン回転
の低下を待ち、回転数がある程度低くなった状態でシフ
トアップするようになっている。例えば、特開平3−2
29061号公報(F16H 61/08)には、前記アップシフ
トさせる遅延時間を走行条件に依存して変更するように
したものが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の自動変速機の変速制御装置にあっては、アップシ
フトの遅延時間を走行条件に依存させる場合にも、エン
ジン回転がアイドル回転より高い状態でシフトアップさ
れ、回転イナーシャが比較的高い状態で摩擦要素が締結
される。このとき、アクセルが戻されてエンジン負荷が
著しく低下して低回転状態にあるため、ギア比が大きな
1速では駆動力が車輪側に伝達されない状態にあるが、
ギア比が小さくなる2速にアップシフトされるとギア比
の関係から駆動力が車輪側に伝達される状態となる。こ
のため、シフトアップを遅延させた場合にも、アップシ
フトされた時点でギア比が急激に低下されるため、アッ
プシフトによって非駆動状態から駆動状態への変化で突
上げショックが発生され、車両乗り心地性が著しく悪化
されてしまうという課題があった。
【0005】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、スロットル開度の低下に伴って非駆動状態から駆動
状態に変化されるシフトアップ時のショックを効果的に
低減する自動変速機の変速制御装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の第1の構成は、スロットル開度の低下に伴
って、エンジンからの駆動力が伝達されない非駆動状態
から駆動状態に変化するように、第1の変速段からこの
第1の変速段より高速段側の第2の変速段にシフトアッ
プする変速態様を備えた自動変速機の変速制御装置にお
いて、第1の変速段から第2の変速段に切換わる際に、
この第2の変速段より更に高速段側の第3の変速段を一
旦経由させた後に第2の変速段に変速する高速段挿入手
段を設ける。
【0007】また、本発明の第2の構成は、エンジンの
中,高負荷領域で変速時のトルクダウンを行うと共に、
エンジンの低負荷領域でスロットル開度の低下に伴っ
て、エンジンからの駆動力が伝達されない非駆動状態か
ら駆動状態に変化するように、第1の変速段からこの第
1の変速段より高速段側の第2の変速段にシフトアップ
する変速態様を備えた自動変速機の変速制御装置におい
て、第1の変速段から第2の変速段に切換わる際に、こ
の第2の変速段より更に高速段側の第3の変速段を一旦
経由させた後に第2の変速段に変速する高速段挿入手段
を設ける。
【0008】更に、第1の変速段から第2の変速段への
シフトアップ指令が出力されてから所定時間後に実質的
なシフトアップ変速を実行するタイマー手段を設けるこ
とが望ましい。
【0009】更にまた、前記高速段挿入手段で一時的に
締結される第3の変速段は、クラッチを用いた摩擦要素
の締結で達成されることが望ましい。
【0010】
【作用】以上の構成により本発明の第1の構成に示す自
動変速機の変速制御装置にあっては、高速段挿入手段を
設けて第1の変速段から第2の変速段に切換わる際に、
第3の変速段を一旦経由させた後に第2の変速段に変速
するようにしたので、この第3の変速段が第2の変速段
より高速段側となってギア比が小さくなっている。とこ
ろで、所定の回転イナーシャに対してギア比が小さくな
るほど、締結時のショックが減少されるため、前記第1
の変速段からシフトアップされる時には、第3の変速段
が経由されることによりアップシフト時の突上げショッ
クを低減することができる。
【0011】また、本発明の第2の構成に示す自動変速
機の変速制御装置にあっては、前記第1の構成をエンジ
ンの中,高負荷領域で変速時のトルクダウンを行う自動
変速機に適用することにより、トルクダウンが行われな
い低負荷領域でのアップシフトによる突上げショックを
低減することができる。
【0012】更に、前記第1,第2の構成においてタイ
マー手段を設け、低速段から高速段へのシフトアップ指
令が出力されてから所定時間後に実質的なシフトアップ
変速を実行することにより、実質的にシフトアップされ
る時点でのエンジン回転をより低下させることができる
ため、ショックの更なる低減を達成することができると
共に、高速段の摩擦要素の耐久性を向上させることがで
きる。
【0013】更にまた、前記高速段挿入手段で一時的に
締結される第3の変速段は、クラッチを用いた摩擦要素
の締結で達成されることにより、この第3の変速段を一
時的に締結させた際にクラッチによる滑らかなギア比低
下を可能として、ショックの更なる低減を達成すること
ができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。図1から図5は本発明の自動変速機の
変速制御装置の一実施例を示し、図1は自動変速機のギ
アトレーンの概略構成図、図2は自動変速機の各変速段
における摩擦要素の作動状態を示す説明図、図3は自動
変速機の変速制御装置の概略構成図、図4は本実施例の
変速制御を行うフローチャート、図5は本実施例の変速
変速制御で得られる各要素のタイムチャートである。
【0015】即ち、本実施例の自動変速機10は図1に
示すように、第1プラネタリーギア12と第2プラネタ
リーギア14との2つの遊星歯車機構を備え、これら第
1,第2プラネタリーギア12,14の各動力伝達経路
には、フォワードクラッチ16,3−4クラッチ18,
リバースクラッチ20,ローアンドリバースブレーキ2
2,2−4ブレーキ24等の摩擦要素、およびワンウエ
イクラッチ26とが配設される。そして、前記各摩擦要
素は図外のオイルポンプから供給される作動油圧によっ
て締結および開放が制御され、車速およびアクセル開度
等の各運転条件に応じた変速段が得られるようになって
いる。尚、フォワードクラッチ16,3−4クラッチ1
8,リバースクラッチ20およびローアンドリバースブ
レーキ22はそれぞれ多板クラッチとして構成され、ま
た、2−4ブレーキ24はバンドブレーキとして構成さ
れる。
【0016】前記自動変速機10の図中右方には図外の
エンジンが配置され、このエンジン回転はトルクコンバ
ータ28を介して自動変速機10の入力軸30に入力さ
れ、この入力軸30回転がギアトレーンで適宜変速され
た後、出力駆動ギア32および出力被動ギア34を介し
てディファレンシャルギア36に出力されるようになっ
ている。
【0017】そして、前記構成のギアトレーンを備えた
本実施例の自動変速機10は、フォワードクラッチ16
(Fwd CL),3−4クラッチ18(3-4 CL),リバース
クラッチ20(Rev CL)およびローアンドリバースブレ
ーキ22(L/R Br),2−4ブレーキ24(2-4 Br)が
図2に示すように締結および開放されることにより、1
st(前進1速段),2st(前進2速段),3rd(前進3
速段),4th(前進4速段)およびRev(後進段)の
各変速段が得られるようになっている。尚、同表中○は
締結状態、×は開放状態を示す。また、同表にワンウエ
イクラッチ(OWC )の作動状態を併せて示し、Lがロッ
ク状態、Fがフリー状態を示す。
【0018】前記フォワードクラッチ16(Fwd CL),
3−4クラッチ18(3-4 CL),リバースクラッチ20
(Rev CL)およびローアンドリバースブレーキ22(L/
R Br),2−4ブレーキ24(2-4 Br)の各摩擦要素を
締結,解放する作動油圧は、図3に示すコントロールバ
ルブ38によって供給,排除が制御される。即ち、図3
は自動変速機10の変速制御装置40を概略的に示し、
前記コントロールバルブ38にはマイクロコンピュータ
で構成されるコントローラ42から変速信号が入力され
る。前記コントローラ42には前記変速信号を制御する
ための変速手段44が設けられ、スロットル開度センサ
ー46および車速センサー48から入力されるスロット
ル開度信号および車速信号を主として、その他の運転条
件、例えば油温等を考慮しつつ予め入力されている変速
マップに従って前記変速信号が処理される。
【0019】ここで、本実施例では前記コントローラ4
2に高速段挿入手段50が設けられる。高速段挿入手段
50は、エンジン52の低負荷領域でアクセルペダルを
戻してシフトアップされる、謂わゆるバックアウトシフ
トアップが行われる際に、現在の第1の変速段(本実施
例では1速)からシフトアップされる第2の変速段(本
実施例では2速)に切換わる際に、この第2の変速段よ
り更に高速段側の第3の変速段(本実施例では3速)を
一旦挿入させるようになっている。
【0020】ところで、前記エンジン52では中,高負
荷領域で駆動輪のスリップを防止するために、急激なア
クセルペダルの踏込みに対してトルクダウンを行うトル
ク制御が行われるようになっている。尚、このトルクダ
ウン制御では点火リタードとかフューエルカットおよび
トルクコンバータ54のロックアップクラッチ滑りとか
締結されている自動変速機10の摩擦要素滑り等の方法
を用いて行うことができる。また、本実施例では前記コ
ントローラ42にタイマー手段56が設けられ、バック
アウトによる実質的なシフトアップが行われる時点を所
定時間遅延させるようになっている。
【0021】図4は前記コントローラ42がバックアウ
ト変速時の制御を実行するためのフローチャートで、ま
ず、ステップS1によりエンジン回転数,スロットル開
度等の各種信号を読取り、次のステップS2ではバック
アウト状態で1速から2速へシフトアップされる1→2
フラグが、低負荷領域(所定スロットル開度以下)で出
た(0→1)かどうかが判断される。そして、前記ステ
ップS2で1→2フラグが出たと判断した場合(YE
S)は、ステップS3によってディレイタイマーDRYTを
初期値KDR12BO に設定する。尚、前記初期値KDR12BO は
エンジン回転数が所定回転数まで低下される時間に設定
される。
【0022】一方、前記ステップS2でNOと判断され
た場合は、1→2フラグが出ていない場合または既に1
→2フラグが出てしまっている場合で、次のステップS
4によってバックアウトシフトアップによる1→2フラ
グが1状態にあるかどうか、つまり1→2フラグが継続
して出ているかどうかが判断される。そして、1→2フ
ラグが継続して出ている場合(YES)はステップS
5,ステップS6によって前記ディレイタイマーDRYTを
1づつ減算し、ステップS3で設定された前記初期値KD
R12BO が経過した時点でステップS7によってソレノイ
ド(SOL )パターンを3速に設定する。このようにソレ
ノイドパターンが3速に設定されることにより、図2に
示したよう3−4クラッチ18(3-4 CL)が締結され
る。
【0023】このように3−4クラッチ18(3-4 CL)
が締結されることにより、自動変速機10のギア比は図
5に示したように3速のギア比に向かって徐々に低下さ
れる。このときステップS8では前記3速状態で低下さ
れるギア比KG32を読込み、ステップS9で現在のギア比
KG32が予め設定された2速に切換えるためのギア比gear
より小さくなったかどうかを判断する。そして、現在の
ギア比KG32が2速切換えギア比gearより小さくなったと
判断した場合に、ステップS10によってソレノイドパ
ターンを2速に設定する。このように2速に設定される
ことにより前記3−4クラッチ18(3-4 CL)は解放さ
れて2−4ブレーキ(2-4 Br)が締結される。
【0024】以上の構成により本実施例の自動変速機の
変速制御装置にあっては、図5のタイムチャートに示し
たようにスロットル開度の急激な低下に伴うバックアウ
ト状態で、シフトアップの変速指令としての1→2フラ
グが出ると、ディレイタイマーDRYTを作動してソレノイ
ドパターンが2速になるのを遅延させて1速を維持す
る。そして、このようにディレイタイマーDRYTで1速が
維持される間にエンジン回転数は低下され、ディレイタ
イマーDRYTが終了される時点で3−4クラッチ18(3-
4 CL)を締結して3速段が設定される。
【0025】このように3速段が設定されることにより
ギア比は3速ギア比に向かって徐々に低下されると共
に、エンジン回転が低下され、ギア比がKG32まで低
下された時点で2速に設定される。このため、2速の2
−4ブレーキ(2-4 Br)が締結される際には、前記3速
ギア比によってエンジンの回転イナーシャが極小さくな
っているため、2速での軸トルク変動が大幅に低減され
て突上げショックがほとんど感じられない程度まで減少
することができる。従って、バックアウトにより1速か
ら2速にシフトアップされた場合にもショックが少な
く、車両乗り心地性を著しく向上することができる。
【0026】ところで、前記3速が1→2変速間に一時
的に挿入された際、非駆動状態にある1速状態から3速
で駆動状態になるが、従来のように2速で駆動状態に変
化されるのとは異なって、ギア比の小さな3速状態で駆
動状態となることにより、そのショックを大幅に低減す
ることができる。また、本実施例では前記3速で締結さ
れる摩擦要素が3−4クラッチ18(3-4 CL)であるた
め、2速で締結される2−4ブレーキ(2-4 Br)と異な
って締結時のショックをこの点からも大幅に低減するこ
とができる。
【0027】更に、本実施例ではコントローラ42にタ
イマー手段56を設け、シフトアップ指令としての1−
2フラグが出てから所定時間後に3速を経由して2速に
シフトアップするようにしたので、実質的なアップシフ
トを実行する時点でのエンジン回転をより低下させるこ
とができる。このため、3速が締結される時点での回転
イナーシャをより低下してシフトアップ時のショックを
著しく低減することができる。
【0028】尚、本実施例では1→2変速によるシフト
アップを例にとって示したが、その他のアップシフト変
速にあっても本発明を適用できることはいうまでもな
い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
示す自動変速機の変速制御装置にあっては、高速段挿入
手段を設けて第1の変速段から高速段側の第2の変速段
に切換わる際に、この第2の変速段より更に高速段側と
なる第3の変速段を一旦経由させた後に第2の変速段に
変速させるようにしたので、ギア比の小さな第3の変速
段の挿入によりアップシフト時の突上げショックを著し
く低減して、車両乗り心地性を大幅に向上することがで
きる。
【0030】また、本発明の請求項2に示す自動変速機
の変速制御装置にあっては、前記請求項1に示す変速制
御装置をエンジンの中,高負荷領域で変速時のトルクダ
ウンを行う自動変速機に適用することにより、トルクダ
ウンが行われない低負荷領域でのアップシフトによる突
上げショックを低減することができる。
【0031】更に、本発明の請求項3にあっては変速制
御装置にタイマー手段を設けて、低速段から高速段への
シフトアップ指令が出力されてから所定時間後に実質的
なシフトアップ変速を実行するようにしたので、実質的
にシフトアップされる時点でのエンジン回転をより低下
させることができ、ショックの更なる低減を達成するこ
とができると共に、高速段の摩擦要素の耐久性を向上さ
せることができる。
【0032】更にまた、本発明の請求項4にあっては、
前記高速段挿入手段で一時的に締結される第3の変速段
を、クラッチを用いた摩擦要素の締結で達成するように
したので、第3の変速段を一時的に締結させた際にクラ
ッチによる滑らかなギア比低下を可能として、ショック
の更なる低減を達成することができるという各種優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変速制御装置が適用される自動変速機
の一実施例を示すギアトレーンの概略構成図である。
【図2】本発明の一実施例を示す自動変速機の各変速段
における摩擦要素の作動状態を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施例を示す自動変速機の変速制御
装置の概略構成図である。
【図4】本発明の変速制御装置の一実施例で変速制御を
行うフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例の変速制御で得られる各要素
のタイムチャートである。
【図6】従来の変速制御で得られる各要素のタイムチャ
ートである。
【符号の説明】
10 自動変速機 18 3−4ク
ラッチ 40 変速制御装置 42 コントロ
ーラ 44 変速手段 46 スロット
ル開度センサー 48 車速センサー 50 高速段挿
入手段 52 エンジン 56 タイマー
手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットル開度の低下に伴って、エンジ
    ンからの駆動力が伝達されない非駆動状態から駆動状態
    に変化するように、第1の変速段からこの第1の変速段
    より高速段側の第2の変速段にシフトアップする変速態
    様を備えた自動変速機の変速制御装置において、 第1の変速段から第2の変速段に切換わる際に、この第
    2の変速段より更に高速段側の第3の変速段を一旦経由
    させた後に第2の変速段に変速する高速段挿入手段を設
    けたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  2. 【請求項2】 エンジンの中,高負荷領域で変速時のト
    ルクダウンを行うと共に、エンジンの低負荷領域でスロ
    ットル開度の低下に伴って、エンジンからの駆動力が伝
    達されない非駆動状態から駆動状態に変化するように、
    第1の変速段からこの第1の変速段より高速段側の第2
    の変速段にシフトアップする変速態様を備えた自動変速
    機の変速制御装置において、 第1の変速段から第2の変速段に切換わる際に、この第
    2の変速段より更に高速段側の第3の変速段を一旦経由
    させた後に第2の変速段に変速する高速段挿入手段を設
    けたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  3. 【請求項3】 第1の変速段から第2の変速段へのシフ
    トアップ指令が出力されてから所定時間後に実質的なシ
    フトアップ変速を実行するタイマー手段を設けたことを
    特徴とする請求項1または2に記載の自動変速機の変速
    制御装置。
  4. 【請求項4】 前記高速段挿入手段で一時的に締結され
    る第3の変速段は、クラッチを用いた摩擦要素の締結で
    達成されることを特徴とする請求項1〜3いずれかの項
    に記載の自動変速機の変速制御装置。
JP6226434A 1994-09-21 1994-09-21 自動変速機の変速制御装置 Pending JPH0893904A (ja)

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Effective date: 20040601