JPH0893817A - チェンジャ装置 - Google Patents
チェンジャ装置Info
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- JPH0893817A JPH0893817A JP23491794A JP23491794A JPH0893817A JP H0893817 A JPH0893817 A JP H0893817A JP 23491794 A JP23491794 A JP 23491794A JP 23491794 A JP23491794 A JP 23491794A JP H0893817 A JPH0893817 A JP H0893817A
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- Japan
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- braking
- predetermined
- moving
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディスク等の媒体を指定された位置に搬送す
るに際して、その搬送手段の移動距離に関係なく所定位
置に精度よく停止できる制動方法を提供することを目的
とする。 【構成】 マガジンに収容された媒体を指定された位置
に搬送する搬送手段を有するチェンジャ装置において、
前記搬送手段の移動中に所定の時間間隔または搬送手段
の所定の移動距離間隔で前記搬送手段を制動する制動手
段を有する。
るに際して、その搬送手段の移動距離に関係なく所定位
置に精度よく停止できる制動方法を提供することを目的
とする。 【構成】 マガジンに収容された媒体を指定された位置
に搬送する搬送手段を有するチェンジャ装置において、
前記搬送手段の移動中に所定の時間間隔または搬送手段
の所定の移動距離間隔で前記搬送手段を制動する制動手
段を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の媒体を選択して
再生できるCD(コンパクトディスク)プレーヤ、MD
(ミニディスク)プレーヤ等のチェンジャ機構に係り、
特に、媒体を精度よく搬送できるチェンジャ装置に関す
る。
再生できるCD(コンパクトディスク)プレーヤ、MD
(ミニディスク)プレーヤ等のチェンジャ機構に係り、
特に、媒体を精度よく搬送できるチェンジャ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3はチェンジャ装置の搬送方法を示す
ブロック図である。本説明は所望のディスクを1枚選択
した後、そのディスクの位置まで読取装置部を移動する
方法について述べる。以下、図に従って説明する。1は
ディスク(コンパクトディスク)11が搭載されたトレ
ー12が複数(例えば、6枚の収容)収容されたマガジ
ンで、マイコン4の指示により指定されたディスクが搭
載されたトレー12が引き出されるようになっている。
2はディスク11の読取装置部で、引き出されたトレー
12の位置まで上下に移動して、トレー12に搭載され
たディスク11の孔11aを回転軸23に固定する。
尚、読取装置部2は側面に設けられたピン21が搬送部
3(モータ32により移動)の斜めのスリット31に嵌
合して、スリット31が横方向に移動するに従ってピン
21がスリット31に沿って上下に移動する。このよう
にして、読取装置部2が上下に移動できる。また、読取
装置部2の移動量は、読取装置部2に設けられたフォト
インタラプタ22(発光素子と受光素子から構成され
る)がトレー12の位置に対応した位置に設けられたス
リット13(マガジン1に対応して固定されている)を
通過する毎に出力するパルス信号により検出する。つま
り、トレー1段分の移動に対してパルス信号1個が出力
されるので、このパルス信号を計測することにより、読
取装置2の移動量を検出できる。
ブロック図である。本説明は所望のディスクを1枚選択
した後、そのディスクの位置まで読取装置部を移動する
方法について述べる。以下、図に従って説明する。1は
ディスク(コンパクトディスク)11が搭載されたトレ
ー12が複数(例えば、6枚の収容)収容されたマガジ
ンで、マイコン4の指示により指定されたディスクが搭
載されたトレー12が引き出されるようになっている。
2はディスク11の読取装置部で、引き出されたトレー
12の位置まで上下に移動して、トレー12に搭載され
たディスク11の孔11aを回転軸23に固定する。
尚、読取装置部2は側面に設けられたピン21が搬送部
3(モータ32により移動)の斜めのスリット31に嵌
合して、スリット31が横方向に移動するに従ってピン
21がスリット31に沿って上下に移動する。このよう
にして、読取装置部2が上下に移動できる。また、読取
装置部2の移動量は、読取装置部2に設けられたフォト
インタラプタ22(発光素子と受光素子から構成され
る)がトレー12の位置に対応した位置に設けられたス
リット13(マガジン1に対応して固定されている)を
通過する毎に出力するパルス信号により検出する。つま
り、トレー1段分の移動に対してパルス信号1個が出力
されるので、このパルス信号を計測することにより、読
取装置2の移動量を検出できる。
【0003】次に動作についてフローチャートを用いて
説明する。図4は従来のチェンジャ装置の読取装置部の
制動方法を示す図で、(a)はフローチャート、(b)
は制動,駆動のタイミングを示す図である。例えば、読
取装置部2をマガジン1のNo6トレーの位置からNo1ト
レーの位置に移動する場合について述べる。ステップS
21では、搬送条件を決定する。即ち、マイコン4が現
在位置と目標位置から移動方向と距離(パルス数)を計
算する。ステップS22では、ステップS21の計算結
果に応じて、読取装置部2を搬送するようモータ32を
駆動し、スリット31を横方向に移動させる。それに従
って、ピン21を介して読取装置部2が上下方向に移動
する。
説明する。図4は従来のチェンジャ装置の読取装置部の
制動方法を示す図で、(a)はフローチャート、(b)
は制動,駆動のタイミングを示す図である。例えば、読
取装置部2をマガジン1のNo6トレーの位置からNo1ト
レーの位置に移動する場合について述べる。ステップS
21では、搬送条件を決定する。即ち、マイコン4が現
在位置と目標位置から移動方向と距離(パルス数)を計
算する。ステップS22では、ステップS21の計算結
果に応じて、読取装置部2を搬送するようモータ32を
駆動し、スリット31を横方向に移動させる。それに従
って、ピン21を介して読取装置部2が上下方向に移動
する。
【0004】ステップS23では、目標位置を検出した
かどうかを判断し、目標位置を検出すればステップS2
4に移る。ステップS24では、移動している読取装置
部2は運動のエネルギを有しているので、急速に停止さ
せるために、モータ32に一定時間逆回転の制動をかけ
て読取装置部2を停止させる。例えば、本例では、移動
前の位置(No6の位置)から5つのパルスがフォトイン
タラプタ22により検出されると目標の位置(No1の位
置)である。マイコン4は5つ目のパルスが検出される
と停止を指示する。
かどうかを判断し、目標位置を検出すればステップS2
4に移る。ステップS24では、移動している読取装置
部2は運動のエネルギを有しているので、急速に停止さ
せるために、モータ32に一定時間逆回転の制動をかけ
て読取装置部2を停止させる。例えば、本例では、移動
前の位置(No6の位置)から5つのパルスがフォトイン
タラプタ22により検出されると目標の位置(No1の位
置)である。マイコン4は5つ目のパルスが検出される
と停止を指示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図4の制動方法では、
読取装置部の移動距離によって、例えば、No6の位置か
らNo1の位置まで移動させる場合と、No2の位置からNo
1の位置まで移動させる場合では、停止目標(制動開
始)位置における読取装置部が持っている運動のエネル
ギ(速度)が異なり、前者の方がエネルギが大きく同じ
ように制動をかけても、本来の停止すべき位置を通り過
ぎた位置で停止する。逆に、後者の場合には(No2の位
置からNo1の位置)、制動がきき過ぎて停止すべき位置
に到達する前に停止する。そのために、読取装置部の移
動距離によって読取装置部の停止位置が異なるという問
題がある。この対策として、移動距離によって制動時間
を変える方法や停止後再び移動する方法があるが、この
場合、構成や制動処理が複雑になる等の問題がある。
読取装置部の移動距離によって、例えば、No6の位置か
らNo1の位置まで移動させる場合と、No2の位置からNo
1の位置まで移動させる場合では、停止目標(制動開
始)位置における読取装置部が持っている運動のエネル
ギ(速度)が異なり、前者の方がエネルギが大きく同じ
ように制動をかけても、本来の停止すべき位置を通り過
ぎた位置で停止する。逆に、後者の場合には(No2の位
置からNo1の位置)、制動がきき過ぎて停止すべき位置
に到達する前に停止する。そのために、読取装置部の移
動距離によって読取装置部の停止位置が異なるという問
題がある。この対策として、移動距離によって制動時間
を変える方法や停止後再び移動する方法があるが、この
場合、構成や制動処理が複雑になる等の問題がある。
【0006】本発明は移動距離に関係なく所定位置に精
度よく停止させる制動方法を提供することを目的とす
る。
度よく停止させる制動方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、マガジンに収容された媒体を指定された位
置に搬送する搬送手段を有するチェンジャ装置におい
て、前記搬送手段の移動中に所定の間隔で前記搬送手段
を制動する制動手段を有することを特徴とするものであ
る。
に本発明は、マガジンに収容された媒体を指定された位
置に搬送する搬送手段を有するチェンジャ装置におい
て、前記搬送手段の移動中に所定の間隔で前記搬送手段
を制動する制動手段を有することを特徴とするものであ
る。
【0008】また、前記所定の間隔が時間間隔であるこ
とを特徴とするものである。また、前記所定の間隔が移
動距離間隔であることを特徴とするものである。
とを特徴とするものである。また、前記所定の間隔が移
動距離間隔であることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明よれば、搬送手段の移動中に所定の間隔
(例えば一定時間毎あるいは一定移動距離毎)で制動を
かけることにより、搬送手段の保持している運動のエネ
ルギは制動時に低下し、駆動時に増加する。この駆動,
制動を所定の間隔で繰り返すことにより、制動前に搬送
手段の保持している運動のエネルギは略一定となり、制
動条件を一定にできる。
(例えば一定時間毎あるいは一定移動距離毎)で制動を
かけることにより、搬送手段の保持している運動のエネ
ルギは制動時に低下し、駆動時に増加する。この駆動,
制動を所定の間隔で繰り返すことにより、制動前に搬送
手段の保持している運動のエネルギは略一定となり、制
動条件を一定にできる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例のチェンジャ装置の
読取装置部の制動方法を示す図で、(a)はフローチャ
ート、(b)は制動,駆動のタイミングを示す図であ
る。以下、図を用いて説明する。尚、ハード構成につい
ては、図3に示した構成と同様のため説明を省略する。
読取装置部の制動方法を示す図で、(a)はフローチャ
ート、(b)は制動,駆動のタイミングを示す図であ
る。以下、図を用いて説明する。尚、ハード構成につい
ては、図3に示した構成と同様のため説明を省略する。
【0011】尚、本説明は所望のディスクを1枚選択し
た後、読取装置部2をマガジン1のNo6トレーの位置か
らNo1トレーの位置に移動する場合を例に上げ説明す
る。ステップS1では、搬送条件を決定する。即ち、マ
イコン4が現在位置と目標位置(操作者の指定したディ
スクに応じた位置)から移動方向と距離(パルス数)を
計算する。ステップS2では、ステップS1の計算結果
に応じて読取装置部2を搬送するようモータ32を駆動
し、スリット31を横方向に移動させる。それに従っ
て、ピン21を介して読取装置部2が上下方向に移動す
る。
た後、読取装置部2をマガジン1のNo6トレーの位置か
らNo1トレーの位置に移動する場合を例に上げ説明す
る。ステップS1では、搬送条件を決定する。即ち、マ
イコン4が現在位置と目標位置(操作者の指定したディ
スクに応じた位置)から移動方向と距離(パルス数)を
計算する。ステップS2では、ステップS1の計算結果
に応じて読取装置部2を搬送するようモータ32を駆動
し、スリット31を横方向に移動させる。それに従っ
て、ピン21を介して読取装置部2が上下方向に移動す
る。
【0012】ステップS3では、読取装置部2が目標位
置に達したか判断する。つまり、移動を開始してから目
標位置までの距離に対応した数(5つ)のパルスがフォ
トインタラプタ22により検出されると目標の位置(No
1の位置)であるので、検出したパルス数により目標位
置に達したか否かが判断できる。達していなければステ
ップS4に移る。
置に達したか判断する。つまり、移動を開始してから目
標位置までの距離に対応した数(5つ)のパルスがフォ
トインタラプタ22により検出されると目標の位置(No
1の位置)であるので、検出したパルス数により目標位
置に達したか否かが判断できる。達していなければステ
ップS4に移る。
【0013】ステップS4では、所定時間間隔で制動を
かけるために設定されたタイマが所定の時間経過したか
否か(搬送開始時から、または制動終了時から)を判断
する。所定の時間を経過していればステップS5に移
り、経過していなければステップS3に戻る。ステップ
S5では、制動を一定時間作用させる。その結果、読取
装置部2の保有する運動のエネルギ(速度)は減少す
る。尚、この制動は例えば、モータ32に一定時間逆電
圧を印加する。あるいは入力端子間を短絡すること等に
より行う。ステップS6では、再度読取装置部2を搬送
し(モータ32に駆動電圧を印加する)、ステップS3
に戻る。これらの処理により、所定時間間隔で制動,駆
動が繰り返えされる。その結果、読取装置部2の制動前
の運動のエネルギは常に略一定になる。
かけるために設定されたタイマが所定の時間経過したか
否か(搬送開始時から、または制動終了時から)を判断
する。所定の時間を経過していればステップS5に移
り、経過していなければステップS3に戻る。ステップ
S5では、制動を一定時間作用させる。その結果、読取
装置部2の保有する運動のエネルギ(速度)は減少す
る。尚、この制動は例えば、モータ32に一定時間逆電
圧を印加する。あるいは入力端子間を短絡すること等に
より行う。ステップS6では、再度読取装置部2を搬送
し(モータ32に駆動電圧を印加する)、ステップS3
に戻る。これらの処理により、所定時間間隔で制動,駆
動が繰り返えされる。その結果、読取装置部2の制動前
の運動のエネルギは常に略一定になる。
【0014】ステップS7では、読取装置部2を停止さ
せる。尚、移動している読取装置部2は運動のエネルギ
を有しているので、急速に停止させるために、モータ3
2に停止するまで逆電圧を印加する。このようにして、
読取装置部2を目標の位置(No1の位置)まで精度よく
移動できる。以上のように本実施例では、読取装置部の
移動中に所定時間間隔で一定時間制動をかけるので、読
取装置の移動距離には関係なく運動のエネルギを略一定
にでき、従って、同一の制動条件で精度よく所定の位置
に停止できる。
せる。尚、移動している読取装置部2は運動のエネルギ
を有しているので、急速に停止させるために、モータ3
2に停止するまで逆電圧を印加する。このようにして、
読取装置部2を目標の位置(No1の位置)まで精度よく
移動できる。以上のように本実施例では、読取装置部の
移動中に所定時間間隔で一定時間制動をかけるので、読
取装置の移動距離には関係なく運動のエネルギを略一定
にでき、従って、同一の制動条件で精度よく所定の位置
に停止できる。
【0015】尚、本実施例は引き出されたマガジンに対
して読取装置部を移動する場合について述べたが、反対
に読取装置部を固定してマガジン側を移動する場合、あ
るいは、ディスクの搬送機構がマガジンと読取装置間を
移動してディスク(トレー)を搬送する場合についても
同様の方法が採用できる。図2は第2の実施例のチェン
ジャ装置の読取装置部の制動方法を示す図で、(a)は
フローチャート、(b)は制動,駆動のタイミングを示
す図である。尚、本実施例においては、読取装置部2を
マガジン1のNo6トレーの位置からNo1トレーの位置に
移動する場合について説明する。また、ハード構成につ
いては、図3に示した構成と同様のため説明を省略す
る。
して読取装置部を移動する場合について述べたが、反対
に読取装置部を固定してマガジン側を移動する場合、あ
るいは、ディスクの搬送機構がマガジンと読取装置間を
移動してディスク(トレー)を搬送する場合についても
同様の方法が採用できる。図2は第2の実施例のチェン
ジャ装置の読取装置部の制動方法を示す図で、(a)は
フローチャート、(b)は制動,駆動のタイミングを示
す図である。尚、本実施例においては、読取装置部2を
マガジン1のNo6トレーの位置からNo1トレーの位置に
移動する場合について説明する。また、ハード構成につ
いては、図3に示した構成と同様のため説明を省略す
る。
【0016】ステップS11では、搬送位置を決定す
る。即ち、マイコン4が現在位置と目標位置から移動方
向と距離(パルス数)を計算する。ステップS12で
は、ステップS11の計算結果に応じて読取装置部2を
搬送するようモータ32を駆動し、スリット31を横方
向に移動させる。それに従って、ピン21を介して読取
装置部2が上下方向に移動する。
る。即ち、マイコン4が現在位置と目標位置から移動方
向と距離(パルス数)を計算する。ステップS12で
は、ステップS11の計算結果に応じて読取装置部2を
搬送するようモータ32を駆動し、スリット31を横方
向に移動させる。それに従って、ピン21を介して読取
装置部2が上下方向に移動する。
【0017】ステップS13では、読取装置部2が目標
位置に達したが判断する。つまり、移動を開始してから
目標位置までの距離に対応した数(5つ)のパルスがフ
ォトインタラプタ22により検出されると目標の位置
(No1の位置)であるので、検出したパルス数により目
標位置に達したか否かが判断できる。達していなければ
ステップS14に移る。
位置に達したが判断する。つまり、移動を開始してから
目標位置までの距離に対応した数(5つ)のパルスがフ
ォトインタラプタ22により検出されると目標の位置
(No1の位置)であるので、検出したパルス数により目
標位置に達したか否かが判断できる。達していなければ
ステップS14に移る。
【0018】ステップS14では、読取装置部2が所定
の距離移動したか判断する。この判断は、フォトインタ
ラプタ22からパルスが出力されたか否かを検出するこ
とにより行う。ステップS15では、制動を一定時間作
用させる。その結果、読取装置部2の保有する運動のエ
ネルギは減少する。尚、この制動は例えば、モータ32
に一定時間逆電圧を印加する。あるいは入力端子間を短
絡すること等により行う。ステップS16では、再度読
取装置部2を搬送し(モータ32に駆動電圧を印加す
る)、ステップS13に戻る。この処理により、所定の
移動距離間隔で制動,駆動が繰り返えされる。その結
果、読取装置部2の制動前の運動のエネルギは常に略一
定になる。
の距離移動したか判断する。この判断は、フォトインタ
ラプタ22からパルスが出力されたか否かを検出するこ
とにより行う。ステップS15では、制動を一定時間作
用させる。その結果、読取装置部2の保有する運動のエ
ネルギは減少する。尚、この制動は例えば、モータ32
に一定時間逆電圧を印加する。あるいは入力端子間を短
絡すること等により行う。ステップS16では、再度読
取装置部2を搬送し(モータ32に駆動電圧を印加す
る)、ステップS13に戻る。この処理により、所定の
移動距離間隔で制動,駆動が繰り返えされる。その結
果、読取装置部2の制動前の運動のエネルギは常に略一
定になる。
【0019】ステップS17では、読取装置部2を停止
させる。尚、移動している読取装置部2は運動のエネル
ギを有しているので、急速に停止させるために、モータ
に停止するまで逆電圧を印加する。このようにして、読
取装置部2を目標の位置(No1の位置)まで精度よく移
動できる。尚、本実施例ではパルスが検出される毎に、
一定時間制動をかけて読取装置部2の速度を低下させて
読取装置部の運動のエネルギが略一定になるように制御
しているが、制動時間を長くして、あるいは制動力を強
くして、パルスが検出される毎に、一旦完全に停止させ
た後に再度搬送することも可能である。また、所定の停
止位置の1つ前のパルスが検出されるまでは制動をかけ
ず、1つ前のパルスが検出された時に、一旦完全に停止
させた後、再度搬送することも可能である。このような
方法では移動に若干時間がかかるが、一旦停止後の搬送
条件が移動距離に関係なく一定にでき、最終の停止位置
の精度は非常に良くなる。
させる。尚、移動している読取装置部2は運動のエネル
ギを有しているので、急速に停止させるために、モータ
に停止するまで逆電圧を印加する。このようにして、読
取装置部2を目標の位置(No1の位置)まで精度よく移
動できる。尚、本実施例ではパルスが検出される毎に、
一定時間制動をかけて読取装置部2の速度を低下させて
読取装置部の運動のエネルギが略一定になるように制御
しているが、制動時間を長くして、あるいは制動力を強
くして、パルスが検出される毎に、一旦完全に停止させ
た後に再度搬送することも可能である。また、所定の停
止位置の1つ前のパルスが検出されるまでは制動をかけ
ず、1つ前のパルスが検出された時に、一旦完全に停止
させた後、再度搬送することも可能である。このような
方法では移動に若干時間がかかるが、一旦停止後の搬送
条件が移動距離に関係なく一定にでき、最終の停止位置
の精度は非常に良くなる。
【0020】以上のように本実施例では、読取装置部の
移動中にその位置に対応して出力される位置検出用パル
スが発生される毎に、つまり所定の移動距離毎に一定時
間制動をかけるので、読取装置の移動距離には関係なく
運動のエネルギを略一定にでき、従って、同一の制動条
件で正確に所定の位置に停止できる。尚、本実施例は引
き出されたマガジンに対して読取装置部を移動する場合
について述べたが、反対に読取装置部を固定してマガジ
ン側を移動する場合、あるいは、ディスクの搬送機構が
マガジンと読取装置間を移動してディスク(トレー)を
搬送する場合についても同様の方法が採用できる。
移動中にその位置に対応して出力される位置検出用パル
スが発生される毎に、つまり所定の移動距離毎に一定時
間制動をかけるので、読取装置の移動距離には関係なく
運動のエネルギを略一定にでき、従って、同一の制動条
件で正確に所定の位置に停止できる。尚、本実施例は引
き出されたマガジンに対して読取装置部を移動する場合
について述べたが、反対に読取装置部を固定してマガジ
ン側を移動する場合、あるいは、ディスクの搬送機構が
マガジンと読取装置間を移動してディスク(トレー)を
搬送する場合についても同様の方法が採用できる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では搬送手
段の移動中に、該搬送手段に所定間隔で制動をかけるの
で、搬送手段の運動エネルギは移動距離に関係なく常に
略一定に保つことができ、精度よく目標位置に停止でき
る。
段の移動中に、該搬送手段に所定間隔で制動をかけるの
で、搬送手段の運動エネルギは移動距離に関係なく常に
略一定に保つことができ、精度よく目標位置に停止でき
る。
【図1】本発明の一実施例のチェンジャ装置の読取装置
部の制動方法を示す図で、(a)はフローチャート、
(b)は制動,駆動のタイミングを示す図である。
部の制動方法を示す図で、(a)はフローチャート、
(b)は制動,駆動のタイミングを示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例のチェンジャ装置の読取
装置部の制動方法を示す図で、(a)はフローチャー
ト、(b)は制動,駆動のタイミングを示す図である。
装置部の制動方法を示す図で、(a)はフローチャー
ト、(b)は制動,駆動のタイミングを示す図である。
【図3】チェンジャ装置の搬送方法を示すブロック図で
ある。
ある。
【図4】従来のチェンジャ装置の読取装置部の制動方法
を示す図で、(a)はフローチャート、(b)は制動,
駆動のタイミングを示す図である。
を示す図で、(a)はフローチャート、(b)は制動,
駆動のタイミングを示す図である。
1・・・マガジン 2・・・読取装置部 3・・・搬送部 12・・・トレー 21・・・ピン 22・・・フォトインタラプタ 31・・・スリット
Claims (3)
- 【請求項1】 マガジンに収容された媒体を指定された
位置に搬送する搬送手段を有するチェンジャ装置におい
て、 前記搬送手段の移動中に所定の間隔で前記搬送手段を制
動する制動手段を有することを特徴とするチェンジャ装
置。 - 【請求項2】 前記所定の間隔が時間間隔であることを
特徴とする請求項1記載のチェンジャ装置。 - 【請求項3】 前記所定の間隔が移動距離間隔であるこ
とを特徴とする請求項1記載のチェンジャ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23491794A JPH0893817A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | チェンジャ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23491794A JPH0893817A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | チェンジャ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0893817A true JPH0893817A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16978315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23491794A Withdrawn JPH0893817A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | チェンジャ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0893817A (ja) |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP23491794A patent/JPH0893817A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |