JPH089331B2 - ハンドリフトトラック - Google Patents
ハンドリフトトラックInfo
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- JPH089331B2 JPH089331B2 JP4275499A JP27549992A JPH089331B2 JP H089331 B2 JPH089331 B2 JP H089331B2 JP 4275499 A JP4275499 A JP 4275499A JP 27549992 A JP27549992 A JP 27549992A JP H089331 B2 JPH089331 B2 JP H089331B2
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- unit frame
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は荷物を載せるパレットな
どを持上げて搬送するハンドリフトトラックに関する。
どを持上げて搬送するハンドリフトトラックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動モータによって回転させる駆
動後輪を備えた自走構造のものがあった。
動後輪を備えた自走構造のものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、荷物
載せ台を支えるラムシリンダの下側に駆動後輪を配設さ
せていたから、ラムシリンダ下部両側に一対の後輪を回
転自在に設ける手動推進構造のものに比べ、ラムシリン
ダの取付け位置が高くなり、左右転倒を防ぐ一対の補助
輪を備えた5輪構造にする必要があり、また手動推進構
造のラムシリンダなどを容易に兼用し得ず、ラムシリン
ダ部の小型化並びに製造コストの低減などを容易に図り
得ない等の問題があった。
載せ台を支えるラムシリンダの下側に駆動後輪を配設さ
せていたから、ラムシリンダ下部両側に一対の後輪を回
転自在に設ける手動推進構造のものに比べ、ラムシリン
ダの取付け位置が高くなり、左右転倒を防ぐ一対の補助
輪を備えた5輪構造にする必要があり、また手動推進構
造のラムシリンダなどを容易に兼用し得ず、ラムシリン
ダ部の小型化並びに製造コストの低減などを容易に図り
得ない等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、荷物
載せ台を支えるラムシリンダを立設させ、該ラムシリン
ダ中間部に油圧ベースを一体固定させ、油圧ベース上側
にプランジャポンプ及び操作ハンドル及び油タンクを設
けると共に、前記油圧ベース下面側のラムシリンダにテ
ーブルを水平回転自在に設け、荷物載せ台前部の前輪を
下方に出入させるアームを前記テーブルに連結させるハ
ンドリフトトラックにおいて、電動モータによって回転
させる駆動後輪並びに回転自在な遊転後輪をユニットフ
レーム両側に設けるユニットフレームを備え、前記駆動
後輪を取付ける車軸フレームを垂直軸芯回りに回転自在
にユニットフレームに軸支させ、前記車軸フレームを油
圧ベースに操向リンクを介して連結させ、前記ラムシリ
ンダの軸芯線を通過する左右方向の略直線上に前記各後
輪を配備させる如く、前記テーブルの下側に固設する受
体にユニットフレームを固定支持させると共に、前記荷
物載せ台の後端部にバッテリなど電装部品の収納ケース
を配設させ、前記収納ケースの後面板を電気制御パネル
面に用いて、従来の手動推進構造のラムシリンダ及び油
圧ベースなどを兼用し、ユニットフレームの熔接など簡
単な加工で駆動車輪を装設し得、従来の電動推進構造に
比べてラムシリンダ取付け高さを低くし得、手動推進構
造の兼用並びに4輪構造によって製造コストの低減など
を容易に図り得、また後輪を方向転換させてのトラック
車体の操向制御も容易に行い得ると共に、前記ラムシリ
ンダの軸芯線を通過する左右直線上に後輪を配備させる
ことによって、ラムシリンダに負荷される荷物載せ台荷
重を後輪によって適正に受け止め得、前記ユニットフレ
ームの取付構造及び加工の簡略化並びに後輪支持強度の
向上などを容易に図り得、さらに、プランジャポンプな
どを有する運転操作側と荷物載せ台の荷物搭載側間の収
納ケース内にコンパクトにバッテリなどの電装部品を配
設し得ると共に、収納ケースによって荷物や作業者の安
全保護も図れ、さらにはバッテリメータやキースイッチ
などを有する制御パネル面として収納ケースの後面板を
有効に活用して作業性と安全性の向上を図り得るもので
ある。
載せ台を支えるラムシリンダを立設させ、該ラムシリン
ダ中間部に油圧ベースを一体固定させ、油圧ベース上側
にプランジャポンプ及び操作ハンドル及び油タンクを設
けると共に、前記油圧ベース下面側のラムシリンダにテ
ーブルを水平回転自在に設け、荷物載せ台前部の前輪を
下方に出入させるアームを前記テーブルに連結させるハ
ンドリフトトラックにおいて、電動モータによって回転
させる駆動後輪並びに回転自在な遊転後輪をユニットフ
レーム両側に設けるユニットフレームを備え、前記駆動
後輪を取付ける車軸フレームを垂直軸芯回りに回転自在
にユニットフレームに軸支させ、前記車軸フレームを油
圧ベースに操向リンクを介して連結させ、前記ラムシリ
ンダの軸芯線を通過する左右方向の略直線上に前記各後
輪を配備させる如く、前記テーブルの下側に固設する受
体にユニットフレームを固定支持させると共に、前記荷
物載せ台の後端部にバッテリなど電装部品の収納ケース
を配設させ、前記収納ケースの後面板を電気制御パネル
面に用いて、従来の手動推進構造のラムシリンダ及び油
圧ベースなどを兼用し、ユニットフレームの熔接など簡
単な加工で駆動車輪を装設し得、従来の電動推進構造に
比べてラムシリンダ取付け高さを低くし得、手動推進構
造の兼用並びに4輪構造によって製造コストの低減など
を容易に図り得、また後輪を方向転換させてのトラック
車体の操向制御も容易に行い得ると共に、前記ラムシリ
ンダの軸芯線を通過する左右直線上に後輪を配備させる
ことによって、ラムシリンダに負荷される荷物載せ台荷
重を後輪によって適正に受け止め得、前記ユニットフレ
ームの取付構造及び加工の簡略化並びに後輪支持強度の
向上などを容易に図り得、さらに、プランジャポンプな
どを有する運転操作側と荷物載せ台の荷物搭載側間の収
納ケース内にコンパクトにバッテリなどの電装部品を配
設し得ると共に、収納ケースによって荷物や作業者の安
全保護も図れ、さらにはバッテリメータやキースイッチ
などを有する制御パネル面として収納ケースの後面板を
有効に活用して作業性と安全性の向上を図り得るもので
ある。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1はラムシリンダ部の側面図、図2は全体の斜
視図、図3は同平面図であり、パレットなどを載せるフ
ォーク形の荷物載せ台(1)を備え、下方に出入自在な
前輪(2)(2)を前記台(1)前端部に取付けると共
に、前記台(1)後側の山形部(3)を支えるラムシリ
ンダ(4)を立設させ、該ラムシリンダ(4)中間に油
圧ベース(5)を略水平に一体固定させ、前記ラムシリ
ンダ(4)を駆動するプランジャポンプ(6)と、油タ
ンク(7)と、ポンピング及び操向用の操作ハンドル
(8)を、前記油圧ベース(5)上側に設けるもので、
前記油圧ベース(5)下面側のラムシリンダ(4)にベ
アリング(9)を介してテーブル(10)を水平回転自
在に設け、荷物載せ台(1)下方に前輪(2)を出入さ
せるL形アーム(11)の一端を前記テーブル(10)
に連結させ、前記ハンドル(8)のポンピングによって
プランジャポンプ(6)を作動させ、タンク(7)の油
をラムシリンダ(4)に送給し、ラムピストン(12)
を上昇させて山形部(3)を持上げ、また前記アーム
(11)及びロッド(13)を介して前輪(2)を下方
に突出させ、荷物載せ台(1)を上昇させる一方、前記
ハンドル(8)の圧抜レバー(14)操作によってラム
シリンダ(4)の油をタンク(7)に戻し、荷物載せ台
(1)を下降させるように構成している。
する。図1はラムシリンダ部の側面図、図2は全体の斜
視図、図3は同平面図であり、パレットなどを載せるフ
ォーク形の荷物載せ台(1)を備え、下方に出入自在な
前輪(2)(2)を前記台(1)前端部に取付けると共
に、前記台(1)後側の山形部(3)を支えるラムシリ
ンダ(4)を立設させ、該ラムシリンダ(4)中間に油
圧ベース(5)を略水平に一体固定させ、前記ラムシリ
ンダ(4)を駆動するプランジャポンプ(6)と、油タ
ンク(7)と、ポンピング及び操向用の操作ハンドル
(8)を、前記油圧ベース(5)上側に設けるもので、
前記油圧ベース(5)下面側のラムシリンダ(4)にベ
アリング(9)を介してテーブル(10)を水平回転自
在に設け、荷物載せ台(1)下方に前輪(2)を出入さ
せるL形アーム(11)の一端を前記テーブル(10)
に連結させ、前記ハンドル(8)のポンピングによって
プランジャポンプ(6)を作動させ、タンク(7)の油
をラムシリンダ(4)に送給し、ラムピストン(12)
を上昇させて山形部(3)を持上げ、また前記アーム
(11)及びロッド(13)を介して前輪(2)を下方
に突出させ、荷物載せ台(1)を上昇させる一方、前記
ハンドル(8)の圧抜レバー(14)操作によってラム
シリンダ(4)の油をタンク(7)に戻し、荷物載せ台
(1)を下降させるように構成している。
【0006】また、図4にも示す如く、前記テーブル
(10)に走行ユニットフレーム(15)の筒体(15
a)を一体固定させ、ブレーキペダル(16)を備えた
方向転換自在な遊転後輪(17)を前記ユニットフレー
ム(15)一側に取付けると共に、電動モータ(18)
によって回転させる駆動後輪(19)を、ユニットフレ
ーム(15)他側に垂直軸芯回りに回転自在な車軸フレ
ーム(20)を介して方向転換自在に取付け、前記油圧
ベース(5)のブラケット(21)と車軸フレーム(2
0)のブラケット(22)にピン(23)(24)を介
して操向リンク(25)両端を連結させ、車軸フレーム
(20)を油圧ベース(5)に操向リンク(25)を介
して連結させるもので、車軸フレーム(20)に設けた
後輪(19)の操向軸芯回リのストッパ(26a)、ま
たはブラケット(21)の水平回転を規制するストッパ
(26b)(26b)の範囲内で、前記ハンドル(8)
の操向操作により、油圧ベース(5)、ブラケット(2
1)、操向リンク(25)、ブラケット(22)、車軸
フレーム(20)を介して{{動後輪(19)を方向転
換させるように構成している。
(10)に走行ユニットフレーム(15)の筒体(15
a)を一体固定させ、ブレーキペダル(16)を備えた
方向転換自在な遊転後輪(17)を前記ユニットフレー
ム(15)一側に取付けると共に、電動モータ(18)
によって回転させる駆動後輪(19)を、ユニットフレ
ーム(15)他側に垂直軸芯回りに回転自在な車軸フレ
ーム(20)を介して方向転換自在に取付け、前記油圧
ベース(5)のブラケット(21)と車軸フレーム(2
0)のブラケット(22)にピン(23)(24)を介
して操向リンク(25)両端を連結させ、車軸フレーム
(20)を油圧ベース(5)に操向リンク(25)を介
して連結させるもので、車軸フレーム(20)に設けた
後輪(19)の操向軸芯回リのストッパ(26a)、ま
たはブラケット(21)の水平回転を規制するストッパ
(26b)(26b)の範囲内で、前記ハンドル(8)
の操向操作により、油圧ベース(5)、ブラケット(2
1)、操向リンク(25)、ブラケット(22)、車軸
フレーム(20)を介して{{動後輪(19)を方向転
換させるように構成している。
【0007】さらに、図5にも示す如く、前記荷物載せ
台(1)の山形部(3)に電装品ケース(27)をビス
止め固定させ、着脱自在な後面板(28)と開閉自在な
上蓋(29)によってケース(27)を密閉四角箱形に
構成し、バッテリ(30)及び充電器(31)をケース
(27)内部の棚(32)に収納させると共に、バッテ
リメータ(33)、キースイッチ(34)、及び電気制
御回路基板(35)をユニットパネル(36)に固設さ
せ、後面板(28)に取付孔(37)を介して前記パネ
ル(36)を着脱自在に固定させている。
台(1)の山形部(3)に電装品ケース(27)をビス
止め固定させ、着脱自在な後面板(28)と開閉自在な
上蓋(29)によってケース(27)を密閉四角箱形に
構成し、バッテリ(30)及び充電器(31)をケース
(27)内部の棚(32)に収納させると共に、バッテ
リメータ(33)、キースイッチ(34)、及び電気制
御回路基板(35)をユニットパネル(36)に固設さ
せ、後面板(28)に取付孔(37)を介して前記パネ
ル(36)を着脱自在に固定させている。
【0008】さらに、図6に示す如く、前記操作ハンド
ル(8)に取付ける前進及び後進及びホーンの各スイッ
チ(38)(39)(40)を備え、前進スイッチ(3
8)に前進リレー(41)を、後進スイッチ(39)に
後進リレー(42)を、ホーンスイッチ(40)にホー
ン(43)を夫々接続させ、前進リレー(41)の常開
スイッチ(44)と後進リレー(42)の常閉スイッチ
(45)を介して前記電動モータ(18)を前進回転さ
せる一方、後進リレー(42)の常開スイッチ(46)
と前進リレー(41)の常閉スイッチ(47)を介して
前記電動モータ(18)を後進回転させるもので、前後
進スイッチ(38)(39)に速度切換スイッチ(4
8)を介して速度切換タイマリレー(49)を接続さ
せ、前記電動モータ(18)の一極側に設ける低速回転
用抵抗(50)に前記タイマリレー(49)のタイマス
イッチ(51)を並列接続させ、前後進スイッチ(3
8)(39)操作時、タイマスイッチ(51)がオンに
なるまでの所定時間だけ抵抗(50)を介して電動モー
タ(18)を低速回転させ、所定時間が経過したときに
タイマスイッチ(51)がオンになって電動モータ(1
8)を高速で定速回転させ、走行開始時に一定時間だけ
低速走行させて駆動後輪(19)のダッシュによる蛇行
を防ぐと共に、前後進スイッチ(38)(39)のオフ
によって各常閉スイッチ(45)(47)を介して電動
モータ(18)両極を短絡させ、該モータ(18)が慣
性回転時に発電してブレーキ力となって制動するように
構成している。
ル(8)に取付ける前進及び後進及びホーンの各スイッ
チ(38)(39)(40)を備え、前進スイッチ(3
8)に前進リレー(41)を、後進スイッチ(39)に
後進リレー(42)を、ホーンスイッチ(40)にホー
ン(43)を夫々接続させ、前進リレー(41)の常開
スイッチ(44)と後進リレー(42)の常閉スイッチ
(45)を介して前記電動モータ(18)を前進回転さ
せる一方、後進リレー(42)の常開スイッチ(46)
と前進リレー(41)の常閉スイッチ(47)を介して
前記電動モータ(18)を後進回転させるもので、前後
進スイッチ(38)(39)に速度切換スイッチ(4
8)を介して速度切換タイマリレー(49)を接続さ
せ、前記電動モータ(18)の一極側に設ける低速回転
用抵抗(50)に前記タイマリレー(49)のタイマス
イッチ(51)を並列接続させ、前後進スイッチ(3
8)(39)操作時、タイマスイッチ(51)がオンに
なるまでの所定時間だけ抵抗(50)を介して電動モー
タ(18)を低速回転させ、所定時間が経過したときに
タイマスイッチ(51)がオンになって電動モータ(1
8)を高速で定速回転させ、走行開始時に一定時間だけ
低速走行させて駆動後輪(19)のダッシュによる蛇行
を防ぐと共に、前後進スイッチ(38)(39)のオフ
によって各常閉スイッチ(45)(47)を介して電動
モータ(18)両極を短絡させ、該モータ(18)が慣
性回転時に発電してブレーキ力となって制動するように
構成している。
【0009】而して、図1乃至図4から明らかなよう
に、手動推進構造の荷物載せ台(1)及びラムシリンダ
(4)及び油圧ベース(5)及びテーブル(10)など
を利用し、荷物載せ台(1)の山形部(3)に電装品ケ
ース(27)を取付け、また前記各スイッチ(38)
(39)(40)を有する操作ハンドル(8)を取付け
ると共に、ラムシリンダ(4)下部を挿通させて軸(4
a)で係止する走行ユニットフレーム(15)の筒体
(15a)上端側をテーブル(10)下面に熔接固定さ
せ、油圧ベース(5)にブラケット(21)を熔接固定
させ、各後輪(17)(19)を前記ユニットフレーム
(15)に取付け、前記ラムシリンダ(4)の軸芯線を
通過する左右方向の略直線上に前記各後輪(17)(1
9)を配設させ、左右の前輪(2)(2)と左右の後輪
(17)(19)の4輪によって荷物載せ台(1)を支
持し、前記ラムシリンダ(4)軸芯線と後輪(17)
(19)軸芯線を略直交させるもので、ハンドル(8)
の前後揺動によるプランジャポンプ(6)のポンピング
操作並びに圧抜レバー(14)操作によって荷物載せ台
(1)を昇降させると共に、ハンドル(8)の左右揺動
によって操向リンク(25)を介して駆動後輪(19)
を方向転換させ、電動モータ(18)によって後輪(1
9)を正逆転させて前後進走行させるものである。
に、手動推進構造の荷物載せ台(1)及びラムシリンダ
(4)及び油圧ベース(5)及びテーブル(10)など
を利用し、荷物載せ台(1)の山形部(3)に電装品ケ
ース(27)を取付け、また前記各スイッチ(38)
(39)(40)を有する操作ハンドル(8)を取付け
ると共に、ラムシリンダ(4)下部を挿通させて軸(4
a)で係止する走行ユニットフレーム(15)の筒体
(15a)上端側をテーブル(10)下面に熔接固定さ
せ、油圧ベース(5)にブラケット(21)を熔接固定
させ、各後輪(17)(19)を前記ユニットフレーム
(15)に取付け、前記ラムシリンダ(4)の軸芯線を
通過する左右方向の略直線上に前記各後輪(17)(1
9)を配設させ、左右の前輪(2)(2)と左右の後輪
(17)(19)の4輪によって荷物載せ台(1)を支
持し、前記ラムシリンダ(4)軸芯線と後輪(17)
(19)軸芯線を略直交させるもので、ハンドル(8)
の前後揺動によるプランジャポンプ(6)のポンピング
操作並びに圧抜レバー(14)操作によって荷物載せ台
(1)を昇降させると共に、ハンドル(8)の左右揺動
によって操向リンク(25)を介して駆動後輪(19)
を方向転換させ、電動モータ(18)によって後輪(1
9)を正逆転させて前後進走行させるものである。
【0010】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、荷物載せ台(1)を支えるラムシリンダ(4)を立
設させ、該ラムシリンダ(4)中間部に油圧ベース
(5)を一体固定させ、油圧ベース(5)上側にプラン
ジャポンプ(6)及び操作ハンドル(8)及び油タンク
(7)を設けると共に、前記油圧ベース(5)下面側の
ラムシリンダ(4)にテーブル(10)を水平回転自在
に設け、荷物載せ台(1)前部の前輪(2)を下方に出
入させるアーム(11)を前記テーブル(10)に連結
させるハンドリフトトラックにおいて、電動モータ(1
8)によって回転させる駆動後輪(19)並びに回転自
在な遊転後輪(17)をユニットフレーム(15)両側
に設けるユニットフレーム(15)を備え、前記駆動後
輪(19)を取付ける車軸フレーム(20)を垂直軸芯
回りに回転自在にユニットフレーム(15)に軸支さ
せ、前記車軸フレーム(20)を油圧ベース(5)に操
向リンク(25)を介して練結させ、前記ラムシリンダ
(4)の軸芯線を通過する左右方向の略直線上に前記各
後輪(17)(19)を配備させる如く、前記テーブル
(10)の下側に固設する受体(10a)にユニットフ
レーム(15)を固定支持させると共に、前記荷物載せ
台(1)の後端部にバッテリ(30)など電装部品の収
納ケース(27)を配設させ、前記収納ケース(27)
の後面板(28)を電気制御パネル面に用いたものであ
るから、従来の手動推進構造のラムシリンダ(4)及び
油圧ベース(5)などを兼用し、ユニットフレーム(1
5)の熔接など簡単な加工で駆動車輪(19)を装設で
き、従来の電動推進構造に比べてラムシリンダ(4)取
付け高さを低くすることができると共に、手動推進構造
の兼用並びに4輪構造によって製造コストの低減などを
容易に図ることができ、また後輪(19)を方向転換さ
せてのトラック車体の操向制御も容易に行わしめること
ができると共に、前記ラムシリンダ(4)の軸芯線を通
過する左右直線上に各後輪(17)(19)を配備させ
て、シリンダ(4)軸芯線と後輪(17)(19)軸芯
線を略直交させることによって、ラムシリンダ(4)に
負荷される荷物載せ台(1)荷重を後輪(17)(1
9)によって適正に受け止めることができ、前記ユニッ
トフレーム(15)の取付構造及び加工の簡略化並びに
後輪(17)(19)支持強度の向上などを容易に図る
ことができ、さらに、プランジャポンプ(6)などを有
する運転操作側と荷物載せ台(1)の荷物搭載側間の収
納ケース( 27)内にコンパクトにバッテリ(30)な
どの電装部品を収納配設できると共に、収納ケース(2
7)によって荷物や作業者の安全保護も図れ、さらには
バッテリメータ(33)やキースイッチ(34)などを
有する制御パネル(36)面として収納ケースの後面板
を有効に活用して作業性と安全性の向上を図ることがで
きるなど顕著な効果を奏する。
は、荷物載せ台(1)を支えるラムシリンダ(4)を立
設させ、該ラムシリンダ(4)中間部に油圧ベース
(5)を一体固定させ、油圧ベース(5)上側にプラン
ジャポンプ(6)及び操作ハンドル(8)及び油タンク
(7)を設けると共に、前記油圧ベース(5)下面側の
ラムシリンダ(4)にテーブル(10)を水平回転自在
に設け、荷物載せ台(1)前部の前輪(2)を下方に出
入させるアーム(11)を前記テーブル(10)に連結
させるハンドリフトトラックにおいて、電動モータ(1
8)によって回転させる駆動後輪(19)並びに回転自
在な遊転後輪(17)をユニットフレーム(15)両側
に設けるユニットフレーム(15)を備え、前記駆動後
輪(19)を取付ける車軸フレーム(20)を垂直軸芯
回りに回転自在にユニットフレーム(15)に軸支さ
せ、前記車軸フレーム(20)を油圧ベース(5)に操
向リンク(25)を介して練結させ、前記ラムシリンダ
(4)の軸芯線を通過する左右方向の略直線上に前記各
後輪(17)(19)を配備させる如く、前記テーブル
(10)の下側に固設する受体(10a)にユニットフ
レーム(15)を固定支持させると共に、前記荷物載せ
台(1)の後端部にバッテリ(30)など電装部品の収
納ケース(27)を配設させ、前記収納ケース(27)
の後面板(28)を電気制御パネル面に用いたものであ
るから、従来の手動推進構造のラムシリンダ(4)及び
油圧ベース(5)などを兼用し、ユニットフレーム(1
5)の熔接など簡単な加工で駆動車輪(19)を装設で
き、従来の電動推進構造に比べてラムシリンダ(4)取
付け高さを低くすることができると共に、手動推進構造
の兼用並びに4輪構造によって製造コストの低減などを
容易に図ることができ、また後輪(19)を方向転換さ
せてのトラック車体の操向制御も容易に行わしめること
ができると共に、前記ラムシリンダ(4)の軸芯線を通
過する左右直線上に各後輪(17)(19)を配備させ
て、シリンダ(4)軸芯線と後輪(17)(19)軸芯
線を略直交させることによって、ラムシリンダ(4)に
負荷される荷物載せ台(1)荷重を後輪(17)(1
9)によって適正に受け止めることができ、前記ユニッ
トフレーム(15)の取付構造及び加工の簡略化並びに
後輪(17)(19)支持強度の向上などを容易に図る
ことができ、さらに、プランジャポンプ(6)などを有
する運転操作側と荷物載せ台(1)の荷物搭載側間の収
納ケース( 27)内にコンパクトにバッテリ(30)な
どの電装部品を収納配設できると共に、収納ケース(2
7)によって荷物や作業者の安全保護も図れ、さらには
バッテリメータ(33)やキースイッチ(34)などを
有する制御パネル(36)面として収納ケースの後面板
を有効に活用して作業性と安全性の向上を図ることがで
きるなど顕著な効果を奏する。
【図1】ラムシリンダ部の側面図。
【図2】全体の斜視図。
【図3】同平面図。
【図4】図1の背面図。
【図5】電装品ケース部の分解図。
【図6】電動モータの制御回路図。
(1) 荷物載せ台 (2) 前輪 (4) ラムシリンダ (5) 油圧ベース (6) プランジャポンプ (7) 油タンク (8) 操作ハンドル (10) テーブル (11) アーム (15) 走行ユニットフレーム (17) 遊転後輪 (18) 電動モータ (19) 駆動後輪 (20) 車軸フレーム (25) 操向リンク
フロントページの続き (72)発明者 中 川 正 一 大阪府南河内郡美原町丹上263番地 株式 会社 をくだ屋技研内 (56)参考文献 特公 昭39−12971(JP,B1) 実公 昭63−13060(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】 荷物載せ台(1)を支えるラムシリンダ
(4)を立設させ、該ラムシリンダ(4)中間部に油圧
ベース(5)を一体固定させ、油圧ベース(5)上側に
プランジャポンプ(6)及び操作ハンドル(8)及び油
タンク(7)を設けると共に、前記油圧ベース(5)下
面側のラムシリンダ(4)にテーブル(10)を水平回
転自在に設け、荷物載せ台(1)前部の前輪(2)を下
方に出入させるアーム(11)を前記テーブル(10)
に連結させるハンドリフトトラックにおいて、電動モー
タ(18)によって回転させる駆動後輪(19)並びに
回転自在な遊転後輪(17)をユニットフレーム(1
5)両側に設けるユニットフレーム(15)を備え、前
記駆動後輪(19)を取付ける車軸フレーム(20)を
垂直軸芯回りに回転自在にユニットフレーム(15)に
軸支させ、前記車軸フレーム(20)を油圧ベース
(5)に操向リンク(25)を介して連結させ、前記ラ
ムシリンダ(4)の軸芯線を通過する左右方向の略直線
上に前記各後輪(17)(19)を配備させる如く、前
記テーブル(10)の下側に固設する受体(10a)に
ユニットフレーム(15)を固定支持させると共に、前
記荷物載せ台(1)の後端部にバッテリ(30)など電
装部品の収納ケース(27)を配設させ、前記収納ケー
ス(27)の後面板(28)を電気制御パネル面に用い
たことを特徴とするハンドリフトトラック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4275499A JPH089331B2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | ハンドリフトトラック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4275499A JPH089331B2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | ハンドリフトトラック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0699864A JPH0699864A (ja) | 1994-04-12 |
JPH089331B2 true JPH089331B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=17556348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4275499A Expired - Fee Related JPH089331B2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | ハンドリフトトラック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH089331B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101506242B1 (ko) * | 2013-08-28 | 2015-03-26 | 주식회사 경일유공압 | 스크류 탈착용 이동대차 |
JP7300400B2 (ja) * | 2020-01-10 | 2023-06-29 | 株式会社エクセディ | 駆動ユニット |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0614621Y2 (ja) * | 1986-07-14 | 1994-04-20 | 木村寝台工業株式会社 | 背上げベッドの背部床 |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP4275499A patent/JPH089331B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0699864A (ja) | 1994-04-12 |
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