JPH0893215A - 足場板 - Google Patents
足場板Info
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- JPH0893215A JPH0893215A JP25623994A JP25623994A JPH0893215A JP H0893215 A JPH0893215 A JP H0893215A JP 25623994 A JP25623994 A JP 25623994A JP 25623994 A JP25623994 A JP 25623994A JP H0893215 A JPH0893215 A JP H0893215A
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- stopper
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 各フックの下方に設けたストッパ機構を横架
材に対して連動してワンタッチで着脱できる足場板を提
供することである。 【構成】 水平な板本体６と、板本体の前後両端に設け
た複数のフック９，１０，１１，１２と、板本体の左右
両端に起立して設けた巾木７，８と、各フックの下方に
設けたストッパ機構２０とからなり、ストッパ機構は板
本体に設けた複数のガイドケース２１と、各ガイドケー
ス内に直列に挿入したストッパ本体２２及び当該ストッ
パ本体を板本体の外方に付勢するスプリング２３と、各
ストッパ本体に結合されてスプリングに抗してストッパ
本体を後退させるハンドル２４とで構成させている。
材に対して連動してワンタッチで着脱できる足場板を提
供することである。 【構成】 水平な板本体６と、板本体の前後両端に設け
た複数のフック９，１０，１１，１２と、板本体の左右
両端に起立して設けた巾木７，８と、各フックの下方に
設けたストッパ機構２０とからなり、ストッパ機構は板
本体に設けた複数のガイドケース２１と、各ガイドケー
ス内に直列に挿入したストッパ本体２２及び当該ストッ
パ本体を板本体の外方に付勢するスプリング２３と、各
ストッパ本体に結合されてスプリングに抗してストッパ
本体を後退させるハンドル２４とで構成させている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、枠組み足場の使用に適
するフック付きの足場板に関する。
するフック付きの足場板に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種、従来の枠組み足場として、例え
ば、実開平４−１２９２５６号公報に開示されたものが
知られている。
ば、実開平４−１２９２５６号公報に開示されたものが
知られている。
【０００３】この枠組み足場は、図５に示すように、縦
方向に差し込み式に連設した建わく１，１と、建わく
１，１間に架設された横架材２と、で枠体３を構成し、
この枠体３を多数列設した後に横架材２上にフックを介
して足場板４，４を架設し、更に各足場板４，４の両隣
りに巾木５，５を配置し、この巾木５，５を上方の手摺
を兼ねた建わく１，１に番線等で結合したものである。
方向に差し込み式に連設した建わく１，１と、建わく
１，１間に架設された横架材２と、で枠体３を構成し、
この枠体３を多数列設した後に横架材２上にフックを介
して足場板４，４を架設し、更に各足場板４，４の両隣
りに巾木５，５を配置し、この巾木５，５を上方の手摺
を兼ねた建わく１，１に番線等で結合したものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の足場板を
利用した枠組み足場には次のような不具合がある。
利用した枠組み足場には次のような不具合がある。
【０００５】第１に、足場板４，４は、普通軽量化を図
るために細長く成形されているから、複数本、例えば、
二本足場板４，４を横架材２上に並べて架設しても、足
場板４，４と巾木５，５との間にはどうしても隙間Ｌが
出来てしまう。
るために細長く成形されているから、複数本、例えば、
二本足場板４，４を横架材２上に並べて架設しても、足
場板４，４と巾木５，５との間にはどうしても隙間Ｌが
出来てしまう。
【０００６】この為に、足場板４，４上のくぎ、ボル
ト、工具、小さい建築材料等がこの隙間Ｌを介して下方
に落下する危険がある。
ト、工具、小さい建築材料等がこの隙間Ｌを介して下方
に落下する危険がある。
【０００７】第２に、足場板４，４は、長手方向にも連
続して配設されているが、この場合に、各足場板４，４
は、前後両端部に張出したフックを横架材２に引掛けて
行なう為に、前後に隣接する足場板４，４間には二つの
フックの巾分の隙間が形成されてしまい、この隙間から
上記と同様に足場板上の工具等が下方に落下する危険が
ある。
続して配設されているが、この場合に、各足場板４，４
は、前後両端部に張出したフックを横架材２に引掛けて
行なう為に、前後に隣接する足場板４，４間には二つの
フックの巾分の隙間が形成されてしまい、この隙間から
上記と同様に足場板上の工具等が下方に落下する危険が
ある。
【０００８】第３に、巾木は、足場板とは別部材となっ
ているから、足場板とは別にその都度取り付け、取りは
ずし作業を行なう必要があり作業が面倒である。
ているから、足場板とは別にその都度取り付け、取りは
ずし作業を行なう必要があり作業が面倒である。
【０００９】第４に、普通フックの下方には足場板４が
横架材２からはずれて上方に浮き上がるのを防止する為
に横架材と係合する複数のストッパを設けているが、各
ストッパが独立している為にその着脱操作を別々に行な
っており、作業性が困難である。
横架材２からはずれて上方に浮き上がるのを防止する為
に横架材と係合する複数のストッパを設けているが、各
ストッパが独立している為にその着脱操作を別々に行な
っており、作業性が困難である。
【００１０】そこで、本発明の第１の目的は、単体で使
用したとき、少なくとも左右両側に隙間が発生せず、し
かも巾木の着脱操作も板本体の着脱と同時に行なえる足
場板を提供することである。
用したとき、少なくとも左右両側に隙間が発生せず、し
かも巾木の着脱操作も板本体の着脱と同時に行なえる足
場板を提供することである。
【００１１】本発明の第２の目的は、複数の足場板を前
後方向に連設したとき、隣接する板本体間に隙間が発生
しないようにした足場板を提供することである。
後方向に連設したとき、隣接する板本体間に隙間が発生
しないようにした足場板を提供することである。
【００１２】本発明の第３の目的は、各フックの下方に
設けたストッパ機構を横架材に対して連動してワンタッ
チで着脱できる足場板を提供することである。
設けたストッパ機構を横架材に対して連動してワンタッ
チで着脱できる足場板を提供することである。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記第１、第３の目的を
達成するため、本発明の構成は、水平な板本体と、板本
体の前後両端に設けた複数のフックと、板本体の左右両
端に起立して設けた巾木と、各フックの下方に設けたス
トッパ機構とからなり、ストッパ機構は板本体に設けた
複数のガイドケースと、各ガイドケース内に直列に挿入
したストッパ本体及び当該ストッパ本体を板本体の外方
に付勢するスプリングと、各ストッパ本体に結合されて
スプリングに抗してストッパ本体を後退させるハンドル
とで構成させていることを特徴とするものである。
達成するため、本発明の構成は、水平な板本体と、板本
体の前後両端に設けた複数のフックと、板本体の左右両
端に起立して設けた巾木と、各フックの下方に設けたス
トッパ機構とからなり、ストッパ機構は板本体に設けた
複数のガイドケースと、各ガイドケース内に直列に挿入
したストッパ本体及び当該ストッパ本体を板本体の外方
に付勢するスプリングと、各ストッパ本体に結合されて
スプリングに抗してストッパ本体を後退させるハンドル
とで構成させていることを特徴とするものである。
【００１４】この場合、ハンドルが両端部を各ストッパ
本体の側部に結合されたリンク本体と、リンク本体の中
間をコ字状に折り曲げた把手部とで構成し、ガイドケー
スの側部にリンク本体をスライド自在に案内するスリッ
トを形成しているのが好ましい。
本体の側部に結合されたリンク本体と、リンク本体の中
間をコ字状に折り曲げた把手部とで構成し、ガイドケー
スの側部にリンク本体をスライド自在に案内するスリッ
トを形成しているのが好ましい。
【００１５】板本体の前後両端部に複数の切欠きを設
け、前側のフックが後側の切欠きと同一軸線上に設けら
れ、後側のフックが前側の切欠きと同一軸線上に設けら
れている。
け、前側のフックが後側の切欠きと同一軸線上に設けら
れ、後側のフックが前側の切欠きと同一軸線上に設けら
れている。
【００１６】
【作用】板本体の左右両端に巾木を設けたから板本体と
巾木との間には隙間が発生しない。
巾木との間には隙間が発生しない。
【００１７】板本体の前後両端に複数のフックと切欠き
を設けた場合には板本体を前後方向にフックと切欠きを
介して連設できる。
を設けた場合には板本体を前後方向にフックと切欠きを
介して連設できる。
【００１８】この場合、前側のフックの取り付け位置と
後側の切欠き位置とが同一線上に一致しているから、前
側の足場板に後側の足場板を連設したとき、後側の足場
板における前側のフックが前側の足場板における切欠き
内に侵入できるから前後二つの足場板間の接合部には隙
間ができない。
後側の切欠き位置とが同一線上に一致しているから、前
側の足場板に後側の足場板を連設したとき、後側の足場
板における前側のフックが前側の足場板における切欠き
内に侵入できるから前後二つの足場板間の接合部には隙
間ができない。
【００１９】ストッパ本体は、ハンドルを介して連動し
ているから、ハンドルを動かすことによりワンタッチで
全てのストッパを同時に出没させることができる。
ているから、ハンドルを動かすことによりワンタッチで
全てのストッパを同時に出没させることができる。
【００２０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図にもとづいて説明
するが、図１乃至図４は、本発明の一実施例に係る足場
板を示す。
するが、図１乃至図４は、本発明の一実施例に係る足場
板を示す。
【００２１】この足場板Ａは、水平な一枚の板本体６
と、板本体６の前後両端に設けた二つの前側フック９，
１０と、後側フック１１，１２と、板本体６の左右両側
に起立して溶接又は止め具を介して固定し、又は楔機構
を介して着脱自在に設けた左右の巾木７，８と、からな
る。
と、板本体６の前後両端に設けた二つの前側フック９，
１０と、後側フック１１，１２と、板本体６の左右両側
に起立して溶接又は止め具を介して固定し、又は楔機構
を介して着脱自在に設けた左右の巾木７，８と、からな
る。
【００２２】板本体６の前側端部と後側端部に二つの切
欠き１３，１４，と、１５，１６が形成されている。
欠き１３，１４，と、１５，１６が形成されている。
【００２３】前側の切欠き１３，１４は、後側のフック
１１，１２とは長手方向に於て同一軸線上に配置され、
逆に後側の切欠き１５，１６は、前側のフック９，１０
と、同一軸線上に配置されている。
１１，１２とは長手方向に於て同一軸線上に配置され、
逆に後側の切欠き１５，１６は、前側のフック９，１０
と、同一軸線上に配置されている。
【００２４】即ち、前後のフック９，１０，１１，１２
と、前後の切欠き１３，１４，１５，１６とは互い違い
になっている。
と、前後の切欠き１３，１４，１５，１６とは互い違い
になっている。
【００２５】足場板Ａは、図１に示すように、従来と同
じ枠組足場３の横架材２にフック９，１０，１１，１２
を介して架設される。
じ枠組足場３の横架材２にフック９，１０，１１，１２
を介して架設される。
【００２６】この場合、足場板Ａは普通横方向に二つ以
上並べて配置されるが、板本体６の横巾が大きい足場に
は一つだけ配置してもよい。
上並べて配置されるが、板本体６の横巾が大きい足場に
は一つだけ配置してもよい。
【００２７】板本体６の上面には、普通滑り止め用のリ
ブ、突起が設けられている。
ブ、突起が設けられている。
【００２８】巾木７，８は、板本体に対して固定され、
又は着脱自在に結合されて一体化されているために両者
の間には隙間が発生せず、板本体６上のくぎ、ボルトと
ナット、工具、小さい建築材料等が下方に落下するのが
防止される。
又は着脱自在に結合されて一体化されているために両者
の間には隙間が発生せず、板本体６上のくぎ、ボルトと
ナット、工具、小さい建築材料等が下方に落下するのが
防止される。
【００２９】又、巾木７，８は、板本体６の枠組み足場
３に対する取り付け、取りはずしと同時に一体となって
着脱されるから作業性が向上する。
３に対する取り付け、取りはずしと同時に一体となって
着脱されるから作業性が向上する。
【００３０】フック９，１０，１１，１２は、板本体６
の前後に直接取り付けても良いが、図３のように、板本
体６の前後両端に断面コ字状の補助板１７，１８を差し
込んで固定し、各補助板１７，１８にそれぞれ前後のフ
ック９，１０，１１，１２と切欠き１３，１４，１５，
１６とが設けられている。
の前後に直接取り付けても良いが、図３のように、板本
体６の前後両端に断面コ字状の補助板１７，１８を差し
込んで固定し、各補助板１７，１８にそれぞれ前後のフ
ック９，１０，１１，１２と切欠き１３，１４，１５，
１６とが設けられている。
【００３１】足場板Ａは、枠組み足場３の横架材２上に
おいて前後方向に多数列設する。
おいて前後方向に多数列設する。
【００３２】このとき、前方に配置された足場板の後側
切欠き１５，１６内に後方に配置された足場板の前側フ
ック９，１０が嵌合し、逆に前方の足場板の後側フック
１１，１２が後方の足場板の前側切欠き１３，１４に嵌
合する。
切欠き１５，１６内に後方に配置された足場板の前側フ
ック９，１０が嵌合し、逆に前方の足場板の後側フック
１１，１２が後方の足場板の前側切欠き１３，１４に嵌
合する。
【００３３】この為、前後に隣接する二つの足場板Ａ，
Ａ間の端面が密接でき、両者の接合部に隙間の発生を防
止し、くぎ、工具等の落下を防止できる。
Ａ間の端面が密接でき、両者の接合部に隙間の発生を防
止し、くぎ、工具等の落下を防止できる。
【００３４】図２乃至図４には、ストッパ機構が示され
ている。
ている。
【００３５】ストッパ機構２０は、板本体６に設けた複
数のガイドケース２１と、各ガイドケース２１内に直列
に挿入したストッパ本体２２及びコイルスプリング２３
と、各ストッパ本体２２に結合されたハンドル２４とで
構成されている。
数のガイドケース２１と、各ガイドケース２１内に直列
に挿入したストッパ本体２２及びコイルスプリング２３
と、各ストッパ本体２２に結合されたハンドル２４とで
構成されている。
【００３６】図３に示すように、各ストッパ本体２２
は、フック９，１０，１１，１２と協働して横架材２を
挾持し、足場板Ａを横架材２に引掛けた時、ストッパ本
体２２は、下方から横架材２に係合し、足場板Ａが上方
に浮上がるのを防止するものである。
は、フック９，１０，１１，１２と協働して横架材２を
挾持し、足場板Ａを横架材２に引掛けた時、ストッパ本
体２２は、下方から横架材２に係合し、足場板Ａが上方
に浮上がるのを防止するものである。
【００３７】又、足場板Ａを横架材２からはずす時は、
ストッパ本体２２を後退させ、横架材２に対する係合を
解消させ、フック９，１０，１１，１２を上方に引き上
げるようにする。
ストッパ本体２２を後退させ、横架材２に対する係合を
解消させ、フック９，１０，１１，１２を上方に引き上
げるようにする。
【００３８】ストッパ本体２２と、このストッパ本体２
２の出入操作するハンドル２４は、足場板Ａの板本体６
の端部に設けてもよいが、補助板１７，１８内に移動自
在に組込ませてもよい。
２の出入操作するハンドル２４は、足場板Ａの板本体６
の端部に設けてもよいが、補助板１７，１８内に移動自
在に組込ませてもよい。
【００３９】ガイドケース２１は、ケース本体２５と、
ケース本体２５の一部を折り曲げて起立したスプリング
シート２６と、ケース本体２５の端部に形成してストッ
パ本体２２を出入させる開口部２７と、開口部２７から
軸方向に向けてケース本体２５の側面に形成したスリッ
ト２８と、ケース本体２５に一体に設けられてボルト２
９を差し込むガイド溝３０と、で構成されている。
ケース本体２５の一部を折り曲げて起立したスプリング
シート２６と、ケース本体２５の端部に形成してストッ
パ本体２２を出入させる開口部２７と、開口部２７から
軸方向に向けてケース本体２５の側面に形成したスリッ
ト２８と、ケース本体２５に一体に設けられてボルト２
９を差し込むガイド溝３０と、で構成されている。
【００４０】ケース本体２５は、単なる有底の筒体であ
ってもよい。
ってもよい。
【００４１】ケース本体２５は、ボルト２９とガイド溝
３０等の止め具を介して足場板Ａの板本体６又は補助板
１７，１８に結合される。
３０等の止め具を介して足場板Ａの板本体６又は補助板
１７，１８に結合される。
【００４２】この場合、板本体６又は補助板１７，１８
には、上記開口部２７に対向する孔３１が形成され、開
口部２７と孔３１よりストッパ本体２２がフック９，１
０，１１，１２の下方に対向して出入りする。
には、上記開口部２７に対向する孔３１が形成され、開
口部２７と孔３１よりストッパ本体２２がフック９，１
０，１１，１２の下方に対向して出入りする。
【００４３】ストッパ本体２２とコイルスプリング２３
とは、直列にガイドケース２１内に挿入され、スプリン
グシート２６で支持されたコイルスプリング２３は常時
ストッパ本体２２をフック９，１０，１１，１２の下方
に向けて付勢し押し込んでいる。
とは、直列にガイドケース２１内に挿入され、スプリン
グシート２６で支持されたコイルスプリング２３は常時
ストッパ本体２２をフック９，１０，１１，１２の下方
に向けて付勢し押し込んでいる。
【００４４】上記のコイルスプリング２３に代えてその
他のばね部材、弾性部材を使用してもよい。
他のばね部材、弾性部材を使用してもよい。
【００４５】各両隣りのストッパ本体２２は、ハンドル
２４で結合され、このハンドル２４の操作で各ストッパ
本体２２を連動して同時に後退できるようになってい
る。
２４で結合され、このハンドル２４の操作で各ストッパ
本体２２を連動して同時に後退できるようになってい
る。
【００４６】ハンドル２４は、リンク機構で構成され、
例えば図２の実施例に示すハンドル２４はロッド状のリ
ンク本体３２と、リンク本体の中間をコ字状、又はＵ字
状に折り曲げた把手部３３とで構成され、リンク本体３
２の外端支持片３４がストッパ本体２２の横孔２２ａに
差し込まれピン３５等の止め具で結合されている。
例えば図２の実施例に示すハンドル２４はロッド状のリ
ンク本体３２と、リンク本体の中間をコ字状、又はＵ字
状に折り曲げた把手部３３とで構成され、リンク本体３
２の外端支持片３４がストッパ本体２２の横孔２２ａに
差し込まれピン３５等の止め具で結合されている。
【００４７】更に、リンク本体３２は、ガイドケース２
１のスリット２８を貫通して、このスリット２８を介し
てガイドケース２１の軸方向にスライドできるようにし
ている。
１のスリット２８を貫通して、このスリット２８を介し
てガイドケース２１の軸方向にスライドできるようにし
ている。
【００４８】図３に示すように、ストッパ本体２２は、
コイルスプリング２３に付勢されて板本体６の外面より
突出しており、フック９，１０，１１，１２の下方に対
向している。
コイルスプリング２３に付勢されて板本体６の外面より
突出しており、フック９，１０，１１，１２の下方に対
向している。
【００４９】フック９，１０，１１，１２を介して足場
板Ａを横架材２に引掛ける場合は、ハンドル２４、即
ち、把手部３３を手動で板本体６の内方に引き寄せる。
板Ａを横架材２に引掛ける場合は、ハンドル２４、即
ち、把手部３３を手動で板本体６の内方に引き寄せる。
【００５０】この時リンク本体３２がスリット２８を介
してスライドし、コイルスプリング２３に抗してストッ
パ本体２２が後退する。
してスライドし、コイルスプリング２３に抗してストッ
パ本体２２が後退する。
【００５１】この状態でフック９，１０，１１，１２を
横架材２上に引掛ける。
横架材２上に引掛ける。
【００５２】次いで、ハンドル２４の引張力を中止する
とコイルスプリング２３の復帰力でストッパ本体２２が
図３の状態に押し戻され、ストッパ本体２２の先端が横
架材２の下部に係合し、フック９，１０，１１，１２と
ストッパ本体２２とで横架材２を挾持するから足場板Ａ
が上方に浮上がるのが防止される。
とコイルスプリング２３の復帰力でストッパ本体２２が
図３の状態に押し戻され、ストッパ本体２２の先端が横
架材２の下部に係合し、フック９，１０，１１，１２と
ストッパ本体２２とで横架材２を挾持するから足場板Ａ
が上方に浮上がるのが防止される。
【００５３】足場板Ａを横架材２からはずす場合には再
びハンドル２４でストッパ２２を後退させて行なう。
びハンドル２４でストッパ２２を後退させて行なう。
【００５４】隣り同志のストッパ本体２２，２２は一つ
のハンドル２４で同時に出入操作でき、操作性が著しく
向上する。
のハンドル２４で同時に出入操作でき、操作性が著しく
向上する。
【００５５】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果がある。
【００５６】１）各請求項の発明によれば、板本体の左
右両端に巾木が起立して設けられているから、板本体上
と巾木との間には隙間が無く、板本体上のくぎ、ボルト
とナット、工具、小さい建築材料等が下方に落下するの
が防止される。
右両端に巾木が起立して設けられているから、板本体上
と巾木との間には隙間が無く、板本体上のくぎ、ボルト
とナット、工具、小さい建築材料等が下方に落下するの
が防止される。
【００５７】２）又、板本体を例えば枠組み足場の横架
材にフックを介して架設したとき巾木も同時に取り付け
られる為に板本体と巾木との着脱操作が著しく向上す
る。
材にフックを介して架設したとき巾木も同時に取り付け
られる為に板本体と巾木との着脱操作が著しく向上す
る。
【００５８】３）更に、巾木が着脱自在である場合に
は、不使用時には巾木を分離でき、コンパクトに格納し
ながら保管、搬送ができる。
は、不使用時には巾木を分離でき、コンパクトに格納し
ながら保管、搬送ができる。
【００５９】４）請求項３の発明によれば、前側のフッ
クと後側の切欠き、前側の切欠きと後側のフックとが同
一軸線上に設けられているから、前後方向に複数の足場
板を連設したとき、前側の足場板における切欠き内に後
側の足場板におけるフックが嵌合でき、これにより前側
と後側の足場板間の接合部に隙間が発生せず、足場板上
のくぎ、工具等の下方への落下を防止できる。
クと後側の切欠き、前側の切欠きと後側のフックとが同
一軸線上に設けられているから、前後方向に複数の足場
板を連設したとき、前側の足場板における切欠き内に後
側の足場板におけるフックが嵌合でき、これにより前側
と後側の足場板間の接合部に隙間が発生せず、足場板上
のくぎ、工具等の下方への落下を防止できる。
【００６０】５）請求項１，２，３の発明によれば、各
ストッパ本体がハンドルを介して連動しているから、ハ
ンドルの操作で各ストッパ本体を一度に且つ同時に出入
操作できるから一人でもその操作が可能で操作性が著し
く向上する。
ストッパ本体がハンドルを介して連動しているから、ハ
ンドルの操作で各ストッパ本体を一度に且つ同時に出入
操作できるから一人でもその操作が可能で操作性が著し
く向上する。
【図１】本発明の一実施例に係る足場板の斜視図であ
る。
る。
【図２】図１の足場板におれるストッパ機構の分解斜視
図である。
図である。
【図３】フックとストッパ機構の断面図である。
【図４】フックとストッパ機構の下部斜視図である。
【図５】従来の枠組み足場の正面図である。
６ 板本体 ７，８ 巾木 ９，１０，１１，１２ フック １３，１４，１５，１６ 切欠き ２０ ストッパ機構 ２１ ガイドケース ２２ ストッパ本体 ２３ スプリング ２４ ハンドル ２８ スリット ３２ リンク本体 ３３ 把手部
Claims (3)
- 【請求項１】 水平な板本体と、板本体の前後両端に設
けた複数のフックと、板本体の左右両端に起立して設け
た巾木と、各フックの下方に設けたストッパ機構とから
なり、ストッパ機構は板本体に設けた複数のガイドケー
スと、各ガイドケース内に直列に挿入したストッパ本体
及び当該ストッパ本体を板本体の外方に付勢するスプリ
ングと、各ストッパ本体に結合されてスプリングに抗し
てストッパ本体を後退させるハンドルとで構成させてい
ることを特徴とする足場板。 - 【請求項２】 ハンドルが両端部を各ストッパ本体の側
部に結合されたリンク本体と、リンク本体の中間をコ字
状に折り曲げた把手部とで構成し、ガイドケースの側部
にリンク本体をスライド自在に案内するスリットを形成
している請求項１記載の足場板。 - 【請求項３】 板本体の前後両端部に複数の切欠きを設
け、前側のフックが後側の切欠きと同一軸線上に設けら
れ、後側のフックが前側の切欠きと同一軸線上に設けら
れている請求項１又は２記載の足場板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25623994A JPH0893215A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 足場板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25623994A JPH0893215A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 足場板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0893215A true JPH0893215A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=17289874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25623994A Pending JPH0893215A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 足場板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0893215A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100397522B1 (ko) * | 2000-01-20 | 2003-09-13 | 이송귀 | 건축물 시공용 작업대 |
| JP2007285035A (ja) * | 2006-04-18 | 2007-11-01 | Alinco Inc | 橋架用天板 |
| CN103410304A (zh) * | 2013-05-23 | 2013-11-27 | 浙江中交科技有限公司 | 一种新型脚手架系统 |
| JP2020033768A (ja) * | 2018-08-30 | 2020-03-05 | 株式会社国元商会 | 足場板支持用ブラケット |
| JP2020133237A (ja) * | 2019-02-19 | 2020-08-31 | 株式会社東芝 | 枠組足場用足場板 |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP25623994A patent/JPH0893215A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100397522B1 (ko) * | 2000-01-20 | 2003-09-13 | 이송귀 | 건축물 시공용 작업대 |
| JP2007285035A (ja) * | 2006-04-18 | 2007-11-01 | Alinco Inc | 橋架用天板 |
| JP4594895B2 (ja) * | 2006-04-18 | 2010-12-08 | アルインコ株式会社 | 橋架用天板 |
| CN103410304A (zh) * | 2013-05-23 | 2013-11-27 | 浙江中交科技有限公司 | 一种新型脚手架系统 |
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