JPH0892896A - 食品用吸臭シート - Google Patents
食品用吸臭シートInfo
- Publication number
- JPH0892896A JPH0892896A JP6252679A JP25267994A JPH0892896A JP H0892896 A JPH0892896 A JP H0892896A JP 6252679 A JP6252679 A JP 6252679A JP 25267994 A JP25267994 A JP 25267994A JP H0892896 A JPH0892896 A JP H0892896A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food
- activated carbon
- odor
- sheet
- absorbing sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Packages (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 粉末状活性炭又はチョップ状活性炭繊維又は
これらを混合させたものと、食品安全性と皮膚接触安全
性とを有するバインダーと、接着剤とをエマルジョン混
合したものを、シート材に含浸、プリント又は塗膜ラミ
ネートし、シート材である紙シート１に活性炭２を付着
した。 【効果】 調理済み食品等をテイクアウトする際に、食
品の臭いの広がり抑え、持ち帰る途中の食品から出る臭
気を吸着除去又は緩和することができる。
これらを混合させたものと、食品安全性と皮膚接触安全
性とを有するバインダーと、接着剤とをエマルジョン混
合したものを、シート材に含浸、プリント又は塗膜ラミ
ネートし、シート材である紙シート１に活性炭２を付着
した。 【効果】 調理済み食品等をテイクアウトする際に、食
品の臭いの広がり抑え、持ち帰る途中の食品から出る臭
気を吸着除去又は緩和することができる。
Description
【０００１】
【０００２】本発明は食品用吸臭シートに関し、詳細に
は、調理済加工食品、すなわち、コロッケ、フライドチ
キン、ピザ、餃子、焼魚、ハンバーガー等をテイクアウ
トする際に、当該食品から出る臭気を吸着除去又は緩和
させるために利用したり、冷蔵庫用敷シートとしても利
用できる食品用吸臭シートに関する。
は、調理済加工食品、すなわち、コロッケ、フライドチ
キン、ピザ、餃子、焼魚、ハンバーガー等をテイクアウ
トする際に、当該食品から出る臭気を吸着除去又は緩和
させるために利用したり、冷蔵庫用敷シートとしても利
用できる食品用吸臭シートに関する。
【０００３】
【０００４】最近の食生活の変化に伴なって、種々の調
理済み加工食品が販売されるようになってきた。
理済み加工食品が販売されるようになってきた。
【０００５】このような調理済み加工食品は、手軽さと
便利さがうけて、現代社会に広く受け入れられ、その購
買層もますます広がってきている。
便利さがうけて、現代社会に広く受け入れられ、その購
買層もますます広がってきている。
【０００６】そのため、これらの調理済み食品を、テイ
クアウトする機会が増加する傾向にある。
クアウトする機会が増加する傾向にある。
【０００７】また、冷蔵庫内においては、食品から出る
臭いを吸収するために、容器等に活性炭を入れたものが
置かれている。
臭いを吸収するために、容器等に活性炭を入れたものが
置かれている。
【０００８】
【０００９】その結果、調理済み食品をテイクアウトす
る際に、食品の臭いの広がりが問題となってきた。
る際に、食品の臭いの広がりが問題となってきた。
【００１０】特に、満員電車・バス内や自動車等の限ら
れた空間内では、食品の臭いは耐え難いものである。
れた空間内では、食品の臭いは耐え難いものである。
【００１１】また、冷蔵庫に活性炭入りの容器等を置く
場合には、容器等が邪魔になることがある。
場合には、容器等が邪魔になることがある。
【００１２】従って、調理済み食品等をテイクアウトす
る際に、食品の臭いの広がりを抑え、持ち帰る途中の食
品から出る臭気を吸着除去又は緩和することができるも
のが望まれていた。
る際に、食品の臭いの広がりを抑え、持ち帰る途中の食
品から出る臭気を吸着除去又は緩和することができるも
のが望まれていた。
【００１３】また、食品から出る臭いを吸臭でき、冷蔵
庫内で邪魔になることがないものが望まれていた。
庫内で邪魔になることがないものが望まれていた。
【００１４】
【００１５】本発明者は、上記課題を解決するために鋭
意研究した結果、ガス吸着に優れかつ食品に対しても安
全性の高い活性炭をベースにし、食品安全性及び皮膚接
触安全性に優れたものを用いて活性炭がシート材に付着
するようにすることで、上記の課題を解決できることを
見い出し、本発明を完成するに至った。
意研究した結果、ガス吸着に優れかつ食品に対しても安
全性の高い活性炭をベースにし、食品安全性及び皮膚接
触安全性に優れたものを用いて活性炭がシート材に付着
するようにすることで、上記の課題を解決できることを
見い出し、本発明を完成するに至った。
【００１６】即ち、本発明の課題を解決するための手段
は、下記のとおりである。
は、下記のとおりである。
【００１７】第１に、食品安全性と皮膚接触安全性とを
有するものを用いて、シート材に活性炭を付着した、食
品用吸臭シート。
有するものを用いて、シート材に活性炭を付着した、食
品用吸臭シート。
【００１８】第２に、粉末状活性炭又はチョップ状活性
炭繊維又はこれらを混合させたものと、食品安全性と皮
膚接触安全性とを有するバインダーと、接着剤とをエマ
ルジョン混合したものを、シート材に含浸、プリント又
は塗膜ラミネートし、シート材に活性炭を付着した、食
品用吸臭シート。
炭繊維又はこれらを混合させたものと、食品安全性と皮
膚接触安全性とを有するバインダーと、接着剤とをエマ
ルジョン混合したものを、シート材に含浸、プリント又
は塗膜ラミネートし、シート材に活性炭を付着した、食
品用吸臭シート。
【００１９】粉末状活性炭としては、ヤシ殻、石炭又は
植物系等の炭素系のものを用いることが望ましい。
植物系等の炭素系のものを用いることが望ましい。
【００２０】チョップ状活性炭繊維としては、レイヨ
ン、アクリル、フェノール繊維又は石炭・石油ピッチの
ものを用いることが望ましい。
ン、アクリル、フェノール繊維又は石炭・石油ピッチの
ものを用いることが望ましい。
【００２１】粉末状活性炭又はチョップ状活性炭繊維
は、原料をガス賦活又は薬品賦活法によって活性炭とす
ることができる。
は、原料をガス賦活又は薬品賦活法によって活性炭とす
ることができる。
【００２２】該活性炭は、１０〜２０００Åの細孔を炭
素内に縦横に持ち、その細孔からなる表面積が５００〜
２０００ｍ2／ｇであり、標準粒度が１００メッシュ以
下のものが望ましい。
素内に縦横に持ち、その細孔からなる表面積が５００〜
２０００ｍ2／ｇであり、標準粒度が１００メッシュ以
下のものが望ましい。
【００２３】食品及び皮膚接触安全性に優れたバインダ
ーとしては、アクリル系バインダーが望ましい。
ーとしては、アクリル系バインダーが望ましい。
【００２４】また、バインダーとしては、粒径が活性炭
の細孔をなるべく埋めることがないように、懸濁してい
る粒子の粒径が比較的大きいラテックス系のものが吸着
能力低下の度合いが小さいので望ましい。
の細孔をなるべく埋めることがないように、懸濁してい
る粒子の粒径が比較的大きいラテックス系のものが吸着
能力低下の度合いが小さいので望ましい。
【００２５】食品用吸臭シートを製造する際には、紙、
不織布、布、フィルム又はネット等の材料を平面状にし
たものや防水シート等をシート材として用いることがで
きる。
不織布、布、フィルム又はネット等の材料を平面状にし
たものや防水シート等をシート材として用いることがで
きる。
【００２６】シート材に対する活性炭の量は、５〜３０
ｇ／ｍ2 、望ましくは１０〜２０ｇ／ｍ2 とする。
ｇ／ｍ2 、望ましくは１０〜２０ｇ／ｍ2 とする。
【００２７】エマルジョン混合する際には、活性炭を２
０〜３５％、バインダーを２５〜４５％、接着剤を０．
１〜０．５％の他に、水を用いることができる。
０〜３５％、バインダーを２５〜４５％、接着剤を０．
１〜０．５％の他に、水を用いることができる。
【００２８】エマルジョン混合したものを、シート材に
プリントするには、グラビヤ、スクリーン、オフセット
印刷等により行うことができる。
プリントするには、グラビヤ、スクリーン、オフセット
印刷等により行うことができる。
【００２９】エマルジョン混合したものをシート材にプ
リントした後は、乾燥し、熱処理することでシート材に
活性炭を付着したものを作ることができる。
リントした後は、乾燥し、熱処理することでシート材に
活性炭を付着したものを作ることができる。
【００３０】シート材に対する活性炭等のプリント面積
は、シート材の面積に対して、１０〜１５％とすること
が望ましい。
は、シート材の面積に対して、１０〜１５％とすること
が望ましい。
【００３１】また、プリントの形態は、格子柄、水玉模
様、ハニカム模様等の各種の模様を採用できる。
様、ハニカム模様等の各種の模様を採用できる。
【００３２】活性炭をシート材の表面に付着させた食品
用吸臭シートは、実際の使用の際には、食品用の包材と
して利用する際には、食品の形状に対応して、袋状や風
呂敷状等にして利用することができる他にも、食品を入
れる容器内に食品用吸臭シートを貼合わせたり、食品の
上部に食品用吸臭シートを乗せて包むようにして用いる
ことができる。
用吸臭シートは、実際の使用の際には、食品用の包材と
して利用する際には、食品の形状に対応して、袋状や風
呂敷状等にして利用することができる他にも、食品を入
れる容器内に食品用吸臭シートを貼合わせたり、食品の
上部に食品用吸臭シートを乗せて包むようにして用いる
ことができる。
【００３３】また、食品用吸臭シートを冷蔵庫用の敷シ
ートとして用いる場合には、シート材として防水シート
を用いると共に、活性炭付着側にドリップ等の汚れ吸収
用に通気性を有する吸水紙等を張り合わせて吸水層を形
成してもよい。
ートとして用いる場合には、シート材として防水シート
を用いると共に、活性炭付着側にドリップ等の汚れ吸収
用に通気性を有する吸水紙等を張り合わせて吸水層を形
成してもよい。
【００３４】
【実施例１】
【００３５】図１は、本発明の食品用吸臭シートの一実
施例を示す平面図である。
施例を示す平面図である。
【００３６】本実施例の食品用吸臭シートは、紙シート
１の表面に水玉模様状に活性炭２を付着させたものであ
る。
１の表面に水玉模様状に活性炭２を付着させたものであ
る。
【００３７】上記の食品用吸臭シートは、食品用の包材
として利用する際には、食品の形状に対応して、袋状や
風呂敷状等にして利用したり、食品を入れる容器内に食
品用吸臭シートを貼合わせたり、食品の上部に食品用吸
臭シートを乗せて包むようにして用いることで、食品か
ら出る臭いを活性炭２が吸収する。
として利用する際には、食品の形状に対応して、袋状や
風呂敷状等にして利用したり、食品を入れる容器内に食
品用吸臭シートを貼合わせたり、食品の上部に食品用吸
臭シートを乗せて包むようにして用いることで、食品か
ら出る臭いを活性炭２が吸収する。
【００３８】
【実施例２】
【００３９】図２は、冷蔵庫用敷シートして用いる本発
明の食品用吸臭シートの他の実施例の一部拡大縦断面図
である。
明の食品用吸臭シートの他の実施例の一部拡大縦断面図
である。
【００４０】本実施例の食品用吸臭シートは、防水シー
ト５の表面に活性炭６を付着し、更に該活性炭６の表面
に通気性を有する吸水紙７を張り合わせたものである。
ト５の表面に活性炭６を付着し、更に該活性炭６の表面
に通気性を有する吸水紙７を張り合わせたものである。
【００４１】上記の食品用吸臭シートを冷蔵庫内の敷シ
ートとして使用する際には、１〜３ヶ月位で定期的に食
品用吸臭シートを敷き換えることで、冷蔵庫内につい
て、活性炭６によって臭いが吸収されると共に、吸水紙
７によってドリップ等の汚れが吸収されるので、冷蔵庫
内が清潔に保たれる。
ートとして使用する際には、１〜３ヶ月位で定期的に食
品用吸臭シートを敷き換えることで、冷蔵庫内につい
て、活性炭６によって臭いが吸収されると共に、吸水紙
７によってドリップ等の汚れが吸収されるので、冷蔵庫
内が清潔に保たれる。
【００４２】
【００４３】本発明の食品用吸臭シートは、調理済み食
品等をテイクアウトする際に、食品の臭いの広がり抑
え、持ち帰る途中の食品から出る臭気を吸着除去又は緩
和することができる。
品等をテイクアウトする際に、食品の臭いの広がり抑
え、持ち帰る途中の食品から出る臭気を吸着除去又は緩
和することができる。
【００４４】また、本発明の食品用吸臭シートを冷蔵庫
内の敷シートとして用いることで、食品から出る臭いを
吸臭でき、冷蔵庫内で邪魔になることがない。
内の敷シートとして用いることで、食品から出る臭いを
吸臭でき、冷蔵庫内で邪魔になることがない。
【図１】本発明の食品用吸臭シートの一実施例を示す平
面図である。
面図である。
【図２】冷蔵庫用敷シートして用いる本発明の食品用吸
臭シートの他の実施例の一部拡大縦断面図である。
臭シートの他の実施例の一部拡大縦断面図である。
１ 紙シート ２ 活性炭 ５ 防水シート ６ 活性炭 ７ 吸水紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６５Ｄ 85/50 Ａ Ｃ０１Ｂ 31/08 Ｚ Ｃ０９Ｄ 5/00 ＰＳＤ 7/12 ＰＳＫ
Claims (2)
- 【請求項１】 食品安全性と皮膚接触安全性とを有する
ものを用いて、シート材に活性炭を付着した、食品用吸
臭シート。 - 【請求項２】 粉末状活性炭又はチョップ状活性炭繊維
又はこれらを混合させたものと、食品安全性と皮膚接触
安全性とを有するバインダーと、接着剤とをエマルジョ
ン混合したものを、シート材に含浸、プリント又は塗膜
ラミネートし、シート材に活性炭を付着した、食品用吸
臭シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6252679A JPH0892896A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 食品用吸臭シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6252679A JPH0892896A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 食品用吸臭シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0892896A true JPH0892896A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=17240738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6252679A Pending JPH0892896A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 食品用吸臭シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0892896A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008530311A (ja) * | 2005-02-16 | 2008-08-07 | ミードウエストベコ・コーポレーション | 吸着性塗料処方 |
-
1994
- 1994-09-22 JP JP6252679A patent/JPH0892896A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008530311A (ja) * | 2005-02-16 | 2008-08-07 | ミードウエストベコ・コーポレーション | 吸着性塗料処方 |
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