JPH089275A - 音声復調装置及びテレビ受信装置 - Google Patents

音声復調装置及びテレビ受信装置

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JPH089275A
JPH089275A JP13346794A JP13346794A JPH089275A JP H089275 A JPH089275 A JP H089275A JP 13346794 A JP13346794 A JP 13346794A JP 13346794 A JP13346794 A JP 13346794A JP H089275 A JPH089275 A JP H089275A
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JP
Japan
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integrated circuit
sif
voice
demodulation
sound
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Application number
JP13346794A
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English (en)
Inventor
Yoshito Kogure
嘉人 木暮
Kenji Komori
健司 小森
Kosuke Fujita
幸祐 藤田
Atsushi Hirabayashi
敦志 平林
Katsuzo Horisawa
勝三 堀澤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声のセパレーション調整を簡易とし、又、
衛星放送の音声がFM変調の場合に回路規模の縮小及び
部品コストの削減となる。 【構成】 VIF増幅・検波部2とSIF検波部3aと
を分離し、このSIF検波部3aと音声多重復調部3b
とを同一の集積回路に組み込んで音声復調装置3を構成
し、この音声復調装置3で地上波放送と衛星波放送の音
声を共に処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ放送の音声の復
調を行う音声復調装置及びこれを用いるテレビ受信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビ受信装置の回路ブロック図
が図4に示されている。図4において、地上波チューナ
1はテレビアンテナからのテレビ電波中から所望チャネ
ルのテレビ電波を選択し、その中間周波信号をVIF・
SIF合成回路10に出力する。VIF・SIF合成回
路10は、VIF増幅・検波部2とSIF検波部3aと
が同一の集積回路に組み込まれて構成され、復調された
合成映像信号は地上波映像出力として出力され、又、復
調された音声信号は音声多重復調部3bに出力される。
衛星放送チューナ4の出力はFM復調部5でFM復調さ
れ、このFM復調された信号は映像信号処理部6及び音
声信号処理部12にそれぞれ供給されている。
【0003】前記音声多重復調部3bは、図5に詳しく
示す如く、ローパスフィルタ(LPF)13とサブ復調
部14とを有し、SIF検波部3bの出力がローパスフ
ィルタ13とサブ復調部14にそれぞれ供給される。そ
して、ローパスフィルタ13よりメイン(R+L)の出
力SMを、又、サブ復調部14よりサブ(R−L)の出
力SSをそれぞれ得る。メインの出力SMは復調出力なの
で、SIF検波部3bの出力レベルがそのまま音声レベ
ルとなることからレベル調整部15を介して第1加算器
16及び第2加算器17に出力する。サブの出力SS
FM波なので、SIF検波部3bの出力レベルが復調後
のサブの出力レベルに影響しないことからそのまま第1
加算器16及び第2加算器17に出力する。
【0004】第1加算器16はステレオ出力の右音声S
Rを(SM+SS)/2の演算より作り、第2加算器17
はステレオ出力の左音声SLを(SM−SS)/2の演算
より作り出す。
【0005】今、SIF検波部3bの出力レベルがばら
ついたことにより、メインの出力レベルが復調後のサブ
の出力レベルのα倍(α<1)になったとする。する
と、メインの復調後の出力レベルSMと、サブの復調後
の出力レベルSSは、SM=α(R+L),SS=(R−
L)となるので、左右音声それぞれの出力レベルSR
Lは、下記の値となる。
【0006】 SR={R(α+1)+L(α−1)}/2 SL={R(α−1)+L(α+1)}/2 即ち、メインの出力で希望のレベルが出力されていない
場合には左右音声間に漏れが生じてしまい、これを避け
るためにレベル調整部15でメインとサブの復調後の出
力レベルを揃えるセパレーション調整を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成によれば、SIF検波部3aと音声多重復調部
3bとが別個の集積回路として構成されているため、両
方の集積回路を組み合わせた状態でないとセパレーショ
ン調整ができないという欠点があった。
【0008】また、VIF・SIF合成回路10をマル
チ対応とするためには、図6(a),(b)に示す如
く、VIF増幅・検波部2が同一であるにもかかわらず
仕向地別に別個の集積回路を作らなければならずその仕
様変更が大がかりなものとなる。
【0009】さらに、上記従来の構成によれば、衛星放
送の音声がFM変調である場合、音声信号処理部12内
のSIF検波部は地上波のSIF検波部3aと同じであ
るにもかかわらずSIF検波部を2重に保有することに
もなる。
【0010】そこで、本発明は複数の集積回路を組み合
わせることなくセパレーション調整を可能とし、セパレ
ーション調整が簡易となる音声復調装置及びテレビ受信
装置を提供することを課題とする。また、仕向地別の仕
様変更の軽減となるテレビ受信装置を提供することを課
題とする。さらに、衛星放送の音声がFM変調の場合に
回路規模の縮小及び部品コストの削減となる音声復調装
置及びテレビ受信装置を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の請求項1又は請求項2の本発明は、SIF検波部と音
声多重復調部とを同一の集積回路に組み込んだ音声復調
装置であり、又、かかる構成の音声復調装置を備えたテ
レビ受信装置である。
【0012】請求項3の発明は、音声多重復調装置に
は、地上波放送と衛星波放送の各音声信号をそれぞれ導
いたとしたものである。
【0013】請求項4の本発明は、SIF検波部とはV
IF増幅・検波部を別体に構成したものである。
【0014】請求項5の本発明は、SIF検波部とはV
IF増幅・検波部を別体に構成し、前記SIF検波部と
音声多重復調部とはディジタル音声の復調を可能に構成
したものである。
【0015】
【作用】請求項1及び請求項2の発明によれば、SIF
検波部と音声多重復調部とを同一の集積回路に組み込ん
だので、他の集積回路と組み合わせることなくセパレー
ション調整ができる。
【0016】請求項3の発明によれば、地上波放送と衛
星波放送とを受信するのに単一のSIF検波部のみで足
りる。
【0017】請求項4の発明によれば、仕向地別のシス
テムを組む場合に、VIF増幅・検波部を共用し、SI
F検波部のみを各仕向地別の仕様変更とすれば足りる。
【0018】請求項5の発明によれば、音声復調装置の
みをディジタル音声の復調用とすることにより他の回路
変更をすることなくディジタル音声の受信ができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1には第1実施例に係るテレビ受信装置の回路ブ
ロック図が示されている。図1において、地上波チュー
ナ1には地上波アンテナ(VHF・UHF)からのテレ
ビ電波が入力され、地上波チューナ1は受信チャネルの
テレビ電波のみを選択・増幅し、その信号を中間周波信
号に周波数変換してVIF増幅・検波部2に出力する。
【0020】VIF増幅・検波部2は単一の集積回路と
して構成され、入力された中間周波信号の中から映像成
分と音声成分を分離する。そして、映像中間波信号から
合成映像信号を取り出して出力し、又、音声のスピリッ
ト信号(4.5MHzの音声第2中間周波信号)を音声
復調装置3に出力する。
【0021】音声復調装置3はSIF検波部3aと音声
多重復調部3bとを同一の集積回路に組み込むことによ
って構成され、SIF検波部3aと音声多重復調部3b
の回路構成は周知のものである。
【0022】衛星放送チューナ4にはBSアンテナから
のテレビ電波がBSコンバータを介して入力され、受信
チャネルのテレビ電波のみを選択・増幅し、その信号を
FM復調部5に出力する。FM復調部5で復調された信
号は映像信号処理部6に供給されると共に前記音声復調
装置3に供給される。
【0023】上記構成において、SIF検波部3aと音
声多重復調部3bとが同一の集積回路に組み込まれてい
るため、他の集積回路と組み合わせることなく単体でセ
パレーション調整ができる。また、地上波放送と衛星波
放送の各音声信号が共に音声復調装置3で再生されるた
め、地上波放送と衛星波放送とを受信するのに単一のS
IF検波部3aのみで足りる。
【0024】図2には第2実施例に係るテレビ受信装置
の回路ブロック図が示されている。図2において、前記
第1実施例と比較して音声復調装置3の構成のみ異な
り、この第2実施例の音声復調装置3はディジタル音声
の復調用として構成されており、他の構成は第1実施例
と同一である。即ち、第1実施例の装置にあってディジ
タル音声に対応するためには音声復調装置3のみをディ
ジタル音声用とすれば良い。従来の装置ではVIF増幅
・検波部とSIF検波部とが同一の集積回路に組み込ま
れているため、音声ディジタル復調部を別に設けなけれ
ばならず、従来と較べてディジタル音声への対応が容易
且つコスト安にできる。又、アナログ音声用システムと
ディジタル音声用システムでVIF増幅・検波部の共有
が可能となるので、コストの削減になる。
【0025】図3(a),(b)には各仕向地別の構成
がそれぞれ示され、図3(a)には仕向地A用、図3
(b)には仕向地B用の場合が示されている。図3
(a),(b)において、VIF増幅・検波部2とSI
F検波部3aは別個の集積回路として構成されているた
め、VIF増幅・検波部2は共用でき、SIF検波部3
aを含む音声復調装置3を各仕向地別に構成すれば良
い。
【0026】即ち、仕向地にかかわらず同一のVIF増
幅・検波部2の集積回路を使用することができるため、
仕向地別の仕様変更が軽減され、又、VIF増幅・検波
部2の集積回路の量産効果により部品コストの削減とも
なる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように請求項1又は請求項2
の発明によれば、SIF検波部と音声多重復調部とを同
一の集積回路に組み込むことにより音声復調装置を構成
したので、他の集積回路と組み合わせることなくセパレ
ーション調整ができるため、セパレーション調整が簡易
にできるという効果がある。
【0028】また、請求項3の発明によれば、衛星波放
送の音声がFM変調の場合に、音声復調装置を地上波放
送と衛星波放送の共用となるため、回路規模の縮小及び
部品コストの削減になるという効果がある。
【0029】また、請求項4の発明によれば、仕向地別
のシステムを組む場合に、VIF増幅・検波部を共用で
き、SIF検波部を含む音声復調装置のみを各仕向地別
の仕様変更とすれば良いため、仕向地別の仕様変更が軽
減され、又、VIF増幅・検波部の量産効果により部品
コストの削減になるという効果がある。
【0030】また、請求項5の発明によれば、音声復調
装置のみをディジタル音声の復調用とすることにより他
の回路変更をすることなくディジタル音声の受信ができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】テレビ受信装置の回路ブロック図(第1実施
例)。
【図2】テレビ受信装置の回路ブロック図(第2実施
例)。
【図3】(a),(b)はそれぞれ仕向地別のIC組み
合わせ図(実施例)。
【図4】テレビ受信装置の回路ブロック図(従来例)。
【図5】音声多重復調部の回路ブロック図(従来例)。
【図6】(a),(b)はそれぞれ仕向地別のIC組み
合わせ図(従来例)。
【符号の説明】
2…VIF増幅・検波部 3…音声復調装置 3a…SIF検波部 3b…音声多重復調部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平林 敦志 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 堀澤 勝三 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SIF検波部と音声多重復調部とを同一
    の集積回路に組み込んだことを特徴とする音声復調装
    置。
  2. 【請求項2】 SIF検波部と音声多重復調部とを同一
    の集積回路に組み込んだ音声復調装置を備えたことを特
    徴とするテレビ受信装置。
  3. 【請求項3】 音声復調装置には、地上波放送と衛星波
    放送の各音声信号をそれぞれ導いたことを特徴とする請
    求項2に記載のテレビ受信装置。
  4. 【請求項4】 SIF検波部とはVIF増幅・検波部を
    別体に構成したことを特徴とする請求項1に記載の音声
    復調装置又は請求項2に記載のテレビ受信装置。
  5. 【請求項5】 SIF検波部とはVIF増幅・検波部を
    別体に構成し、前記SIF検波部と音声多重復調部とは
    ディジタル音声の復調を可能に構成したことを特徴とす
    る請求項1に記載の音声復調装置又は請求項2に記載の
    テレビ受信装置。
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