JPH0892657A - プレハードン棒鋼の製造方法および製造装置 - Google Patents
プレハードン棒鋼の製造方法および製造装置Info
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- JPH0892657A JPH0892657A JP6235692A JP23569294A JPH0892657A JP H0892657 A JPH0892657 A JP H0892657A JP 6235692 A JP6235692 A JP 6235692A JP 23569294 A JP23569294 A JP 23569294A JP H0892657 A JPH0892657 A JP H0892657A
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- pinch rolls
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- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 硬度および真直度がより一層良好であるプレ
ハードン棒鋼をさらに効率よく製造する。 【構成】 プレハードン棒鋼製造ライン1に沿って直列
配置された第1,第2ピンチロール4,5の間でマルテ
ンサイト系ステンレス鋼の引抜き鋼線材Wにテンション
を加えながら焼入れ用誘導加熱装置11による誘導加熱
と焼入れ用通電加熱装置12による通電加熱との併用に
より1050〜1100℃の焼入れ温度に加熱したのち
焼入れ用冷却装置14により水冷して焼入れを行い、引
続いて直列配置された第2,第3ピンチロール5,6の
間で鋼線材Wにテンションを加えながら焼もどし用誘導
加熱装置15により300〜400℃の焼もどし温度に
加熱したのち空冷して焼もどしを行ったあと定尺切断機
18により定尺に切断し、さらに場合によっては温間矯
正用加熱・保温装置24により温間矯正温度に調整して
温間矯正機25により温間矯正するプレハードン棒鋼の
製造方法。
ハードン棒鋼をさらに効率よく製造する。 【構成】 プレハードン棒鋼製造ライン1に沿って直列
配置された第1,第2ピンチロール4,5の間でマルテ
ンサイト系ステンレス鋼の引抜き鋼線材Wにテンション
を加えながら焼入れ用誘導加熱装置11による誘導加熱
と焼入れ用通電加熱装置12による通電加熱との併用に
より1050〜1100℃の焼入れ温度に加熱したのち
焼入れ用冷却装置14により水冷して焼入れを行い、引
続いて直列配置された第2,第3ピンチロール5,6の
間で鋼線材Wにテンションを加えながら焼もどし用誘導
加熱装置15により300〜400℃の焼もどし温度に
加熱したのち空冷して焼もどしを行ったあと定尺切断機
18により定尺に切断し、さらに場合によっては温間矯
正用加熱・保温装置24により温間矯正温度に調整して
温間矯正機25により温間矯正するプレハードン棒鋼の
製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、焼入れ・焼もどし調質
処理を行った硬さおよび真直度が良好な直棒(棒鋼)を
得るのに好適なプレハードン棒鋼の製造方法および製造
装置に関するものである。
処理を行った硬さおよび真直度が良好な直棒(棒鋼)を
得るのに好適なプレハードン棒鋼の製造方法および製造
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、モーターシャフトやバルブ軸部な
どのシャフト類を製造するに際しては、例えば、マルテ
ンサイト系ステンレス鋼のコイル状鋼線材を素材とし、
引抜き加工を行って直径を適寸化したのち電気炉加熱に
より焼入れ温度に加熱し、水冷して焼入れを行ったあと
電気炉加熱により焼もどし温度に加熱し、冷却して焼も
どしを行い、矯正加工やバフ研磨加工等を行うことによ
って仕上げていた。
どのシャフト類を製造するに際しては、例えば、マルテ
ンサイト系ステンレス鋼のコイル状鋼線材を素材とし、
引抜き加工を行って直径を適寸化したのち電気炉加熱に
より焼入れ温度に加熱し、水冷して焼入れを行ったあと
電気炉加熱により焼もどし温度に加熱し、冷却して焼も
どしを行い、矯正加工やバフ研磨加工等を行うことによ
って仕上げていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
場合には、電気炉によって加熱を行うようにしているた
め、急速加熱を行おうとしたときには、鋼線材の表層部
分と中心部分とで温度勾配を生ずることがあり、また、
温度勾配を生じないようにして加熱を行おうとしたとき
には電気炉の長さを増大させたり鋼線材の送り速度を遅
くしたりする必要性を生じることがあるという問題点が
あった。
場合には、電気炉によって加熱を行うようにしているた
め、急速加熱を行おうとしたときには、鋼線材の表層部
分と中心部分とで温度勾配を生ずることがあり、また、
温度勾配を生じないようにして加熱を行おうとしたとき
には電気炉の長さを増大させたり鋼線材の送り速度を遅
くしたりする必要性を生じることがあるという問題点が
あった。
【0004】また、焼入れ・焼もどし後において、真直
度をより一層向上させるために、別工程において矯正や
バフ研磨等を行う必要があるという問題点があった。
度をより一層向上させるために、別工程において矯正や
バフ研磨等を行う必要があるという問題点があった。
【0005】したがって、硬度および真直度がより一層
良好であるプレハードン棒鋼をさらに効率良く製造でき
るようにすることが課題としてあった。
良好であるプレハードン棒鋼をさらに効率良く製造でき
るようにすることが課題としてあった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、このような従来の課題にかん
がみてなされたものであって、硬度および真直度がより
一層良好であるプレハードン棒鋼をさらに効率良く製造
できるようにすることを目的としている。
がみてなされたものであって、硬度および真直度がより
一層良好であるプレハードン棒鋼をさらに効率良く製造
できるようにすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるプレハー
ドン棒鋼の製造方法は、製造ラインに沿って直列配置さ
れたピンチロールの間で鋼線材にテンションを加えなが
ら誘導加熱と通電加熱との併用により焼入れ温度に加熱
したのち冷却して焼入れを行い、引続いて同じく製造ラ
インに沿って直列配置されたピンチロールの間で鋼線材
にテンションを加えながら誘導加熱により焼もどし温度
に加熱したのち冷却して焼もどしを行ったあと定尺に切
断するようにしたことを特徴としており、さらには引続
いて温間矯正用加熱を行って温間矯正するようにしたこ
とを特徴としている。
ドン棒鋼の製造方法は、製造ラインに沿って直列配置さ
れたピンチロールの間で鋼線材にテンションを加えなが
ら誘導加熱と通電加熱との併用により焼入れ温度に加熱
したのち冷却して焼入れを行い、引続いて同じく製造ラ
インに沿って直列配置されたピンチロールの間で鋼線材
にテンションを加えながら誘導加熱により焼もどし温度
に加熱したのち冷却して焼もどしを行ったあと定尺に切
断するようにしたことを特徴としており、さらには引続
いて温間矯正用加熱を行って温間矯正するようにしたこ
とを特徴としている。
【0008】また、本発明に係わるプレハードン棒鋼の
製造方法の実施態様においては、製造ラインに沿って直
列配置されたピンチロールの間でマルテンサイト系ステ
ンレス鋼の引抜き鋼線材にテンションを加えながら誘導
加熱と通電加熱との併用により1050〜1100℃の
焼入れ温度に加熱したのち水冷して焼入れを行い、引続
いて同じく製造ラインに沿って直列配置されたピンチロ
ールの間で鋼線材にテンションを加えながら誘導加熱に
より300〜400℃の焼もどし温度に加熱したのち空
冷して焼もどしを行ったあと定尺に切断するようにした
ことを特徴としており、さらには引続いて温間矯正用加
熱を行って温間矯正するようにしたことを特徴としてい
る。
製造方法の実施態様においては、製造ラインに沿って直
列配置されたピンチロールの間でマルテンサイト系ステ
ンレス鋼の引抜き鋼線材にテンションを加えながら誘導
加熱と通電加熱との併用により1050〜1100℃の
焼入れ温度に加熱したのち水冷して焼入れを行い、引続
いて同じく製造ラインに沿って直列配置されたピンチロ
ールの間で鋼線材にテンションを加えながら誘導加熱に
より300〜400℃の焼もどし温度に加熱したのち空
冷して焼もどしを行ったあと定尺に切断するようにした
ことを特徴としており、さらには引続いて温間矯正用加
熱を行って温間矯正するようにしたことを特徴としてい
る。
【0009】そして、本発明に係わるプレハードン棒鋼
の製造方法の同じく実施態様においては、鋼線材が高速
度工具鋼よりなり、温間矯正用加熱の前に二次硬化用加
熱および二次硬化用保温を行うようになすことができ、
同じく実施態様において、誘導加熱と通電加熱とが併用
される鋼線材は、引抜き加工後にコイル状に巻き取ら
れ、その後のアンコイルに続いてコイルぐせ除去のため
の予備矯正がなされたものであるものとすることができ
る。
の製造方法の同じく実施態様においては、鋼線材が高速
度工具鋼よりなり、温間矯正用加熱の前に二次硬化用加
熱および二次硬化用保温を行うようになすことができ、
同じく実施態様において、誘導加熱と通電加熱とが併用
される鋼線材は、引抜き加工後にコイル状に巻き取ら
れ、その後のアンコイルに続いてコイルぐせ除去のため
の予備矯正がなされたものであるものとすることができ
る。
【0010】また、本発明に係わるプレハードン棒鋼の
製造装置は、製造ラインに沿って直列配置された少なく
とも3つの第1,第2,第3ピンチロールと、第1,第
2ピンチロール間でテンションが加えられ且つ第1ピン
チロール通過後の鋼線材を誘導加熱する焼入れ用誘導加
熱装置と、第1,第2ピンチロール間でテンションが加
えられている鋼線材を通電加熱する焼入れ用通電加熱装
置と、第2ピンチロールに近接して第2ピンチロールの
前あるいは後に設けた焼入れ用冷却装置と、第2,第3
ピンチロール間でテンションが加えられ且つ第2ピンチ
ロール通過後の鋼線材を焼もどし温度に加熱する焼もど
し用誘導加熱装置と、焼もどし後の鋼線材を定尺に切断
する定尺切断機と、さらに場合によっては、定尺切断さ
れた鋼線材を温間域に加熱する温間矯正用加熱装置と、
温間加熱された鋼線材を温間で矯正する温間矯正機をそ
なえている構成としたことを特徴としている。
製造装置は、製造ラインに沿って直列配置された少なく
とも3つの第1,第2,第3ピンチロールと、第1,第
2ピンチロール間でテンションが加えられ且つ第1ピン
チロール通過後の鋼線材を誘導加熱する焼入れ用誘導加
熱装置と、第1,第2ピンチロール間でテンションが加
えられている鋼線材を通電加熱する焼入れ用通電加熱装
置と、第2ピンチロールに近接して第2ピンチロールの
前あるいは後に設けた焼入れ用冷却装置と、第2,第3
ピンチロール間でテンションが加えられ且つ第2ピンチ
ロール通過後の鋼線材を焼もどし温度に加熱する焼もど
し用誘導加熱装置と、焼もどし後の鋼線材を定尺に切断
する定尺切断機と、さらに場合によっては、定尺切断さ
れた鋼線材を温間域に加熱する温間矯正用加熱装置と、
温間加熱された鋼線材を温間で矯正する温間矯正機をそ
なえている構成としたことを特徴としている。
【0011】本発明に係わるプレハードン棒鋼の製造方
法および製造装置は、上述した構成を有するものであ
り、プレハードン棒鋼の製造ラインの給材位置には、引
抜き加工後にコイル状に巻き取られた線材コイルが配置
される。
法および製造装置は、上述した構成を有するものであ
り、プレハードン棒鋼の製造ラインの給材位置には、引
抜き加工後にコイル状に巻き取られた線材コイルが配置
される。
【0012】この鋼線材は、その後アンコイルに続いて
コイルぐせ除去のための予備矯正がなされたあと、製造
ラインに沿って直列配置されたピンチロールの間で鋼線
材にテンションを加えながら温度700℃程度までの急
速加熱に有効な誘導加熱が行われると共に温度1300
℃程度までの高温加熱に有効な通電加熱が行われ、これ
によって、鋼線材の焼入れ温度、例えば、鋼線材がマル
テンサイト系ステンレス鋼よりなるものであるときには
980〜1100℃、高速度工具鋼よりなるものである
ときは1200〜1300℃の焼入れ温度に急速加熱さ
れる。
コイルぐせ除去のための予備矯正がなされたあと、製造
ラインに沿って直列配置されたピンチロールの間で鋼線
材にテンションを加えながら温度700℃程度までの急
速加熱に有効な誘導加熱が行われると共に温度1300
℃程度までの高温加熱に有効な通電加熱が行われ、これ
によって、鋼線材の焼入れ温度、例えば、鋼線材がマル
テンサイト系ステンレス鋼よりなるものであるときには
980〜1100℃、高速度工具鋼よりなるものである
ときは1200〜1300℃の焼入れ温度に急速加熱さ
れる。
【0013】次いで、冷却、例えば、上記マルテンサイ
ト系ステンレス鋼よりなるものであるときには水冷、高
速度工具鋼よりなるものであるときには水冷または油冷
等を行うことによって焼入れする。
ト系ステンレス鋼よりなるものであるときには水冷、高
速度工具鋼よりなるものであるときには水冷または油冷
等を行うことによって焼入れする。
【0014】引続き、同じく連続したプレハードン棒鋼
の製造ラインにおいて、直列配置されたピンチロールの
間で鋼線材にテンションを加えながら誘導加熱が行わ
れ、鋼線材の焼もどし温度、例えば鋼線材が上記マルテ
ンサイト系ステンレス鋼よりなるものであるときには1
50〜400℃,高速度工具鋼よりなるものであるとき
には500〜750℃(30秒以上保持)の焼もどし温
度にまで加熱される。
の製造ラインにおいて、直列配置されたピンチロールの
間で鋼線材にテンションを加えながら誘導加熱が行わ
れ、鋼線材の焼もどし温度、例えば鋼線材が上記マルテ
ンサイト系ステンレス鋼よりなるものであるときには1
50〜400℃,高速度工具鋼よりなるものであるとき
には500〜750℃(30秒以上保持)の焼もどし温
度にまで加熱される。
【0015】次いで、冷却、例えば上記マルテンサイト
系ステンレス鋼や高速度工具鋼よりなるものであるとき
には水冷または空冷を行うことによって焼もどしをす
る。
系ステンレス鋼や高速度工具鋼よりなるものであるとき
には水冷または空冷を行うことによって焼もどしをす
る。
【0016】引続き、連続したプレハードン棒鋼の製造
ラインにおいて、焼入れ・焼もどし後の鋼線材を定尺に
切断し、さらに、同じ製造ラインにおいて、鋼線材を加
熱し、例えば、上記マルテンサイト系ステンレス鋼より
なるものであるときには温間矯正用加熱として150〜
300℃に加熱した状態にして温間矯正を行う。
ラインにおいて、焼入れ・焼もどし後の鋼線材を定尺に
切断し、さらに、同じ製造ラインにおいて、鋼線材を加
熱し、例えば、上記マルテンサイト系ステンレス鋼より
なるものであるときには温間矯正用加熱として150〜
300℃に加熱した状態にして温間矯正を行う。
【0017】また、高速度工具鋼よりなるものであると
きには、二次硬化用誘導加熱を行って、二次硬化用保温
装置により恒温保持して二次硬化させたあと、マルテン
サイト系ステンレス鋼の場合と同様に温間矯正用加熱を
行ったのち温間矯正加工を行う。
きには、二次硬化用誘導加熱を行って、二次硬化用保温
装置により恒温保持して二次硬化させたあと、マルテン
サイト系ステンレス鋼の場合と同様に温間矯正用加熱を
行ったのち温間矯正加工を行う。
【0018】
【発明の作用】本発明に係わるプレハードン棒鋼の製造
方法は、直列配置されたピンチロール間で鋼線材にテン
ションを加えながら誘導加熱と通電加熱との併用により
焼入れ温度に加熱したのち冷却して焼入れを行い、引続
いて直列配置されたピンチロールの間で鋼線材にテンシ
ョンを加えながら誘導加熱により焼もどし温度に加熱し
たのち冷却して焼もどしを行ったあと定尺に切断し、さ
らに場合によってはこれに引続いて温間矯正用加熱を行
って温間矯正するようにしたから、700℃程度までの
急速加熱に有利な誘導加熱と、1300℃程度までの高
温加熱に有利な通電加熱との併用によって、鋼線材に対
する加熱が高温まで迅速に行われることとなって、高硬
度でかつ効率の良い焼入れが行われることとなり、加熱
時にピンチロール間で鋼線材に対してテンションを加え
ていると共に、場合によっては温間矯正を付与するよう
にしているので、硬度および真直度がより一層良好であ
るプレハードン棒鋼がさらに効率良く製造されることと
なる。
方法は、直列配置されたピンチロール間で鋼線材にテン
ションを加えながら誘導加熱と通電加熱との併用により
焼入れ温度に加熱したのち冷却して焼入れを行い、引続
いて直列配置されたピンチロールの間で鋼線材にテンシ
ョンを加えながら誘導加熱により焼もどし温度に加熱し
たのち冷却して焼もどしを行ったあと定尺に切断し、さ
らに場合によってはこれに引続いて温間矯正用加熱を行
って温間矯正するようにしたから、700℃程度までの
急速加熱に有利な誘導加熱と、1300℃程度までの高
温加熱に有利な通電加熱との併用によって、鋼線材に対
する加熱が高温まで迅速に行われることとなって、高硬
度でかつ効率の良い焼入れが行われることとなり、加熱
時にピンチロール間で鋼線材に対してテンションを加え
ていると共に、場合によっては温間矯正を付与するよう
にしているので、硬度および真直度がより一層良好であ
るプレハードン棒鋼がさらに効率良く製造されることと
なる。
【0019】
【実施例】図1および図2は、本発明に係わるプレハー
ドン棒鋼の製造方法および製造装置の実施例による基本
構成を示すものであって、給材から集材までにわたって
一連のプレハードン棒鋼の製造ラインをそなえている。
ドン棒鋼の製造方法および製造装置の実施例による基本
構成を示すものであって、給材から集材までにわたって
一連のプレハードン棒鋼の製造ラインをそなえている。
【0020】この製造ライン1では、まず、引抜き加工
後にコイル状に巻き取られた線材コイルを設置するため
の給材部2をそなえている。
後にコイル状に巻き取られた線材コイルを設置するため
の給材部2をそなえている。
【0021】そして、給材部2の下流側に予備矯正機3
をそなえ、さらにその下流側に、製造ライン1に沿って
直列配置された第1ピンチロール4と、第2ピンチロー
ル5と、第3ピンチロール6とをそなえている。
をそなえ、さらにその下流側に、製造ライン1に沿って
直列配置された第1ピンチロール4と、第2ピンチロー
ル5と、第3ピンチロール6とをそなえている。
【0022】このうち、第1ピンチロール4に近接した
下流側には焼入れ用誘導加熱装置11をそなえていると
共に、第1ピンチロール4と第2ピンチロール5に、リ
ード線12a,12bを介して電源12cが接続される
ことにより構成される焼入れ用通電加熱装置12をそな
えている。
下流側には焼入れ用誘導加熱装置11をそなえていると
共に、第1ピンチロール4と第2ピンチロール5に、リ
ード線12a,12bを介して電源12cが接続される
ことにより構成される焼入れ用通電加熱装置12をそな
えている。
【0023】さらに、第2ピンチロール5に近接した下
流側(他の実施例では上流側でも可)には、焼入れ用冷
却装置14をそなえ、さらにその下流側に焼もどし用誘
導加熱装置15および焼もどし用保温装置16をそなえ
ていて、この焼もどし用保温装置16は第3ピンチロー
ル6に近接した位置にまで設けてあって、鋼線材Wに対
する焼もどしがなされるようにしてある。
流側(他の実施例では上流側でも可)には、焼入れ用冷
却装置14をそなえ、さらにその下流側に焼もどし用誘
導加熱装置15および焼もどし用保温装置16をそなえ
ていて、この焼もどし用保温装置16は第3ピンチロー
ル6に近接した位置にまで設けてあって、鋼線材Wに対
する焼もどしがなされるようにしてある。
【0024】次いで、第3ピンチロール6の下流側に走
行型定尺切断機18が設けてあり、この走行型定尺切断
機18によって定尺に切断された棒鋼は寸法測定器19
を通って中間集材部21において中間集材される。
行型定尺切断機18が設けてあり、この走行型定尺切断
機18によって定尺に切断された棒鋼は寸法測定器19
を通って中間集材部21において中間集材される。
【0025】さらに、上記製造ライン1内において、中
間集材部21に連接した下流側でかつ送りピンチロール
22,23の間には、温間矯正用加熱・保温装置24が
設けられており、鋼線材Wは抵抗発熱式矯正用加熱部で
加熱されて保温部で保温されたあと、2ロール式温間矯
正機25によって温間矯正されるようになっており、そ
の後棒鋼集材部26において集材されるものとなってい
る。
間集材部21に連接した下流側でかつ送りピンチロール
22,23の間には、温間矯正用加熱・保温装置24が
設けられており、鋼線材Wは抵抗発熱式矯正用加熱部で
加熱されて保温部で保温されたあと、2ロール式温間矯
正機25によって温間矯正されるようになっており、そ
の後棒鋼集材部26において集材されるものとなってい
る。
【0026】また、鋼線材Wが高速度工具鋼のように二
次硬化するものの場合には、図2に示すように、中間集
材部21に近接した下流側で且つ前記図1に示した送り
ピンチロール22および温間矯正用加熱・保温装置24
の上流側に、二次硬化用誘導加熱装置27と、送りピン
チロール28と、二次硬化用保温装置29をそなえてお
り、二次硬化したあとの鋼線材Wが温間矯正用加熱・保
温装置24で温度調整されたのちに2ロール式温間矯正
機25によって温間矯正されるようになっており、その
後棒鋼集材部26で集材されるものとなっている。
次硬化するものの場合には、図2に示すように、中間集
材部21に近接した下流側で且つ前記図1に示した送り
ピンチロール22および温間矯正用加熱・保温装置24
の上流側に、二次硬化用誘導加熱装置27と、送りピン
チロール28と、二次硬化用保温装置29をそなえてお
り、二次硬化したあとの鋼線材Wが温間矯正用加熱・保
温装置24で温度調整されたのちに2ロール式温間矯正
機25によって温間矯正されるようになっており、その
後棒鋼集材部26で集材されるものとなっている。
【0027】次に、このような構成を有する製造ライン
1においてプレハードン棒鋼を製造した一例を示すと、
まず、マルテンサイト系Pb入り快削ステンレス鋼(J
ISSUS 420J2)よりなりかつ引抜き加工後に
コイル状に巻き取られた線材コイルが給材部2に配置さ
れる。
1においてプレハードン棒鋼を製造した一例を示すと、
まず、マルテンサイト系Pb入り快削ステンレス鋼(J
ISSUS 420J2)よりなりかつ引抜き加工後に
コイル状に巻き取られた線材コイルが給材部2に配置さ
れる。
【0028】この鋼線材は、その後アンコイルに続いて
コイルぐせ除去のための予備矯正が予備矯正機3によっ
て水平,垂直のダブル矯正によりなされたあと、直列配
置された第1,第2ピンチロール4,5の間で鋼線材に
テンションを加えながら焼入れ用誘導加熱装置11によ
って誘導加熱が行われると共に焼入れ用通電加熱装置1
2によって通電加熱が行われ、鋼線材の焼入れ温度であ
る1080℃にまでN2ガスパージ雰囲気において加熱
される。
コイルぐせ除去のための予備矯正が予備矯正機3によっ
て水平,垂直のダブル矯正によりなされたあと、直列配
置された第1,第2ピンチロール4,5の間で鋼線材に
テンションを加えながら焼入れ用誘導加熱装置11によ
って誘導加熱が行われると共に焼入れ用通電加熱装置1
2によって通電加熱が行われ、鋼線材の焼入れ温度であ
る1080℃にまでN2ガスパージ雰囲気において加熱
される。
【0029】次いで、焼入れ用冷却装置14によって水
冷を行うことにより焼入れする。
冷を行うことにより焼入れする。
【0030】引続き、連続したプレハードン棒鋼の製造
ライン1において、直列配置された第2,第3ピンチロ
ール5,6の間で鋼線材Wにテンションを加えながら焼
もどし用誘導加熱装置15によって誘導加熱を行い、鋼
線材Wの焼もどし温度である300℃に加熱し、続いて
空冷することによって焼もどしをする。
ライン1において、直列配置された第2,第3ピンチロ
ール5,6の間で鋼線材Wにテンションを加えながら焼
もどし用誘導加熱装置15によって誘導加熱を行い、鋼
線材Wの焼もどし温度である300℃に加熱し、続いて
空冷することによって焼もどしをする。
【0031】引続き、連続したプレハードン棒鋼の製造
ライン1において、焼入れ・焼もどし後の鋼線材を速度
同調式走行型定尺切断機18によって定尺に切断し、さ
らに抵抗加熱方式の温間矯正用加熱・保温装置24によ
ってこの実施例における矯正温度である200℃に調整
したのち温間矯正機25によって歪率0.7%の温間矯
正を行った。
ライン1において、焼入れ・焼もどし後の鋼線材を速度
同調式走行型定尺切断機18によって定尺に切断し、さ
らに抵抗加熱方式の温間矯正用加熱・保温装置24によ
ってこの実施例における矯正温度である200℃に調整
したのち温間矯正機25によって歪率0.7%の温間矯
正を行った。
【0032】この結果、長さが2m,線径が5.06〜
5.10mmの棒鋼であって、偏径差が0.005〜
0.023mm,硬さがHRC50.5〜51.7,曲
がりが0.05〜0.17mmの範囲にある硬度および
真直度に優れたプレハードン棒鋼を得ることができた。
5.10mmの棒鋼であって、偏径差が0.005〜
0.023mm,硬さがHRC50.5〜51.7,曲
がりが0.05〜0.17mmの範囲にある硬度および
真直度に優れたプレハードン棒鋼を得ることができた。
【0033】
【発明の効果】本発明に係わるプレハードン棒鋼の製造
方法では、製造ラインに沿って直列配置されたピンチロ
ールの間で鋼線材にテンションを加えながら誘導加熱と
通電加熱との併用により焼入れ温度に加熱したのち冷却
して焼入れを行い、引続いて直列配置されたピンチロー
ルの間で鋼線材にテンションを加えながら誘導加熱によ
り焼もどし温度に加熱したのち冷却して焼もどしを行っ
たあと定尺に切断し、場合によってはさらに引続いて温
間矯正用加熱を行って温間矯正するようにしたから、線
材スタートでプレハードン棒鋼の製造までを1つの製造
ライン内で一貫して行うことが可能であると共に、焼入
れ・焼もどしがなされた高硬度レベルのプレハードン棒
鋼の製造を容昜に行うことが可能であって、この棒鋼を
用いてシャフト類を製作する場合において焼入れ・焼も
どし等による曲がり矯正工程を省略することが可能であ
るプレハードン棒鋼を製造することができ、本発明に係
わるプレハードン棒鋼の製造装置によって、硬度および
真直度がより一層良好であるプレハードン棒鋼を効率良
く製造することが可能であるという著大なる効果がもた
らされる。
方法では、製造ラインに沿って直列配置されたピンチロ
ールの間で鋼線材にテンションを加えながら誘導加熱と
通電加熱との併用により焼入れ温度に加熱したのち冷却
して焼入れを行い、引続いて直列配置されたピンチロー
ルの間で鋼線材にテンションを加えながら誘導加熱によ
り焼もどし温度に加熱したのち冷却して焼もどしを行っ
たあと定尺に切断し、場合によってはさらに引続いて温
間矯正用加熱を行って温間矯正するようにしたから、線
材スタートでプレハードン棒鋼の製造までを1つの製造
ライン内で一貫して行うことが可能であると共に、焼入
れ・焼もどしがなされた高硬度レベルのプレハードン棒
鋼の製造を容昜に行うことが可能であって、この棒鋼を
用いてシャフト類を製作する場合において焼入れ・焼も
どし等による曲がり矯正工程を省略することが可能であ
るプレハードン棒鋼を製造することができ、本発明に係
わるプレハードン棒鋼の製造装置によって、硬度および
真直度がより一層良好であるプレハードン棒鋼を効率良
く製造することが可能であるという著大なる効果がもた
らされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるプレハードン棒鋼の製造方法の
一実施態様を示す一連の製造ラインの基本構成説明図で
ある。
一実施態様を示す一連の製造ラインの基本構成説明図で
ある。
【図2】図1の製造ラインにおいて温間加熱・保温装置
の上流側に二次硬化用誘導加熱装置および二次硬化用保
温装置を設けた製造ラインの基本構成説明図である。
の上流側に二次硬化用誘導加熱装置および二次硬化用保
温装置を設けた製造ラインの基本構成説明図である。
1 プラハードン棒鋼の製造ライン 2 給材部 3 予備矯正機 4 第1ピンチロール 5 第2ピンチロール 6 第3ピンチロール 11 焼入れ用誘導加熱装置 12 焼入れ用通電加熱装置 14 焼入れ用冷却装置 15 焼もどし用誘導加熱装置 16 焼もどし用保温装置 18 走行型定尺切断機 24 温間矯正用加熱・保温装置 25 温間矯正機 26 棒鋼集材部 27 二次硬化用誘導加熱装置 29 二次硬化用保温装置 W 鋼線材
Claims (8)
- 【請求項1】 製造ラインに沿って直列配置されたピン
チロールの間で鋼線材にテンションを加えながら誘導加
熱と通電加熱との併用により焼入れ温度に加熱したのち
冷却して焼入れを行い、引続いて同じく製造ラインに沿
って直列配置されたピンチロールの間で鋼線材にテンシ
ョンを加えながら誘導加熱により焼もどし温度に加熱し
たのち冷却して焼もどしを行ったあと定尺に切断するこ
とを特徴とするプレハードン棒鋼の製造方法。 - 【請求項2】 製造ラインに沿って直列配置されたピン
チロールの間で鋼線材にテンションを加えながら誘導加
熱と通電加熱との併用により焼入れ温度に加熱したのち
冷却して焼入れを行い、引続いて同じく製造ラインに沿
って直列配置されたピンチロールの間で鋼線材にテンシ
ョンを加えながら誘導加熱により焼もどし温度に加熱し
たのち冷却して焼もどしを行ったあと定尺に切断し、さ
らに温間矯正用加熱を行って温間矯正することを特徴と
する請求項1に記載のプレハードン棒鋼の製造方法。 - 【請求項3】 製造ラインに沿って直列配置されたピン
チロールの間でマルテンサイト系ステンレス鋼の引抜き
鋼線材にテンションを加えながら誘導加熱と通電加熱と
の併用により1050〜1100℃の焼入れ温度に加熱
したのち水冷して焼入れを行い、引続いて同じく製造ラ
インに沿って直列配置されたピンチロールの間で鋼線材
にテンションを加えながら誘導加熱により300〜40
0℃の焼もどし温度に加熱したのち空冷して焼もどしを
行ったあと定尺に切断することを特徴とする請求項1に
記載のプレハードン棒鋼の製造方法。 - 【請求項4】 製造ラインに沿って直列配置されたピン
チロールの間でマルテンサイト系ステンレス鋼の引抜き
鋼線材にテンションを加えながら誘導加熱と通電加熱と
の併用により1050〜1100℃の焼入れ温度に加熱
したのち水冷して焼入れを行い、引続いて同じく製造ラ
インに沿って直列配置されたピンチロールの間で鋼線材
にテンションを加えながら誘導加熱により300〜40
0℃の焼もどし温度に加熱したのち空冷して焼もどしを
行ったあと定尺に切断し、さらに温間矯正用加熱を行っ
て温間矯正することを特徴とする請求項2に記載のプレ
ハードン棒鋼の製造方法。 - 【請求項5】 鋼線材が高速度工具鋼よりなり、温間矯
正用加熱の前に二次硬化用加熱および二次硬化用保温を
行う請求項2に記載のプレハードン棒鋼の製造方法。 - 【請求項6】 誘導加熱と通電加熱とが併用される鋼線
材は、引抜き加工後にコイル状に巻き取られ、その後の
アンコイルに続いてコイルぐせ除去のための予備矯正が
なされたものである請求項1ないし5のいずれかに記載
のプレハードン棒鋼の製造方法。 - 【請求項7】 製造ラインに沿って直列配置された少な
くとも3つの第1,第2,第3ピンチロールと、第1,
第2ピンチロール間でテンションが加えられ且つ第1ピ
ンチロール通過後の鋼線材を誘導加熱する焼入れ用誘導
加熱装置と、第1,第2ピンチロール間でテンションが
加えられている鋼線材を通電加熱する焼入れ用通電加熱
装置と、第2ピンチロールに近接して設けた焼入れ用冷
却装置と、第2,第3ピンチロール間でテンションが加
えられ且つ第2ピンチロール通過後の鋼線材を焼もどし
温度に加熱する焼もどし用誘導加熱装置と、焼もどし後
の鋼線材を定尺に切断する定尺切断機をそなえているこ
とを特徴とするプレハードン棒鋼の製造装置。 - 【請求項8】 製造ラインに沿って直列配置された少な
くとも3つの第1,第2,第3ピンチロールと、第1,
第2ピンチロール間でテンションが加えられ且つ第1ピ
ンチロール通過後の鋼線材を誘導加熱する焼入れ用誘導
加熱装置と、第1,第2ピンチロール間でテンションが
加えられている鋼線材を通電加熱する焼入れ用通電加熱
装置と、第2ピンチロールに近接して設けた焼入れ用冷
却装置と、第2,第3ピンチロール間でテンションが加
えられ且つ第2ピンチロール通過後の鋼線材を焼もどし
温度に加熱する焼もどし用誘導加熱装置と、焼もどし後
の鋼線材を定尺に切断する定尺切断機と、定尺切断され
た鋼線材を温間域に加熱する温間矯正用加熱装置と、温
間加熱された鋼線材を温間で矯正する温間矯正機をそな
えていることを特徴とするプレハードン棒鋼の製造装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6235692A JPH0892657A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | プレハードン棒鋼の製造方法および製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6235692A JPH0892657A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | プレハードン棒鋼の製造方法および製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0892657A true JPH0892657A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16989813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6235692A Pending JPH0892657A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | プレハードン棒鋼の製造方法および製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0892657A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102699149A (zh) * | 2012-06-19 | 2012-10-03 | 河南兴华机械制造有限公司 | 轴类件热处理变形后的校直方法 |
CN102773257A (zh) * | 2012-07-11 | 2012-11-14 | 中冶南方工程技术有限公司 | 热轧奥氏体不锈钢带钢退火酸洗线入口装置及其退火工艺 |
WO2014156487A1 (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-02 | 日立金属株式会社 | 金型用鋼素材およびその製造方法、金型用プリハードン鋼材の製造方法、冷間加工用金型の製造方法 |
CN106399658A (zh) * | 2016-11-29 | 2017-02-15 | 金川集团股份有限公司 | 一种凿岩钎杆风冷淬火装置及淬火方法 |
JP6286627B1 (ja) * | 2017-01-19 | 2018-02-28 | 山田 榮子 | 高伸直性焼入鋼線の製造方法 |
CN112981082A (zh) * | 2021-02-19 | 2021-06-18 | 无锡亿宝机械设备有限公司 | 全硬化拉矫辊的热处理方法及全硬化拉矫辊 |
CN112981083A (zh) * | 2021-02-19 | 2021-06-18 | 无锡亿宝机械设备有限公司 | 全硬化拉矫辊的热处理方法 |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP6235692A patent/JPH0892657A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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