JPH0892137A - 芳香族エステル化合物、その製造法および用途 - Google Patents

芳香族エステル化合物、その製造法および用途

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JPH0892137A
JPH0892137A JP6229636A JP22963694A JPH0892137A JP H0892137 A JPH0892137 A JP H0892137A JP 6229636 A JP6229636 A JP 6229636A JP 22963694 A JP22963694 A JP 22963694A JP H0892137 A JPH0892137 A JP H0892137A
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JP
Japan
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butenyl
butynyl
phenyl
general formula
hydroxyphenyl
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Pending
Application number
JP6229636A
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English (en)
Inventor
Yukari Fujimoto
ゆかり 藤本
Tsutomu Matsumoto
努 松本
Masayoshi Minamii
正好 南井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】液晶性を有する化合物を提供すること。 【構成】 一般式(1) (R1 は、アルキル、アルコキシアルキル水素、フッ素
を示し、Xは−COO−、−OCO−、単結合、Eは、
−CH=CH−、−C≡C−を示し、Zは水素、フッ素
を示し、A1 、A2 は、フェニル、ピリジル、ピリミジ
ル等を示し、i、jは、0〜3、k、l、p、q、r、
sおよびtは0または1であり、m、nは0〜8を示
す。)で示される芳香族エステル化合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示材料として有用な新
規液晶化合物に関し、特に強誘電性を有する液晶材料を
提供するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子は、現在各種の光学的素子
として広く用いられており、主にTN〔ツイステット・
ネマチック(Twisted Nematic)型表示方式が採用されて
いる。この方式は消費電力が少ないことや、それ自体発
光しない受光性であるために目の疲労が少ないなどの長
所を有している反面、応答性が極めて悪く、メモリー効
果も得られなかった。
【0003】近年の画像表示装置は特に高速応答性が要
求される傾向にあり、このために液晶性化合物の応答特
性の改良が盛んに行われているが、上記のTN型表示方
式では、発光型の表示方式たとえば発光ダイオード、エ
レクトロルミネッセンスあるいはプラズマディスプレー
等と比較して、いまだに応答時間には大きい差がある。
そのため、受光性で低消費電力である液晶表示の長所を
生かし、しかも高速応答できる新しい表示方式を見出す
努力が続けられ、その一つとしてたとえばアプライド
フィジカル レター(Appl. Plys. Lette.,) 36, 899(1
980)に示されるような、強誘電性液晶の光スイッチング
現象を利用した表示デバイスが提案されている。この強
誘電性液晶はR.B.メイヤーらによって見出された〔ズル
ナルドフィジック(J. Physique,) 36, L-69(1975)〕も
のであって、分子配列上からキラルスメクチックC(以
下、Sc* と略記する)相などに属するとされている。
【0004】Sc* 相を示す液晶化合物はこれまでにも
検討されてきており、数多くの化合物が合成されてい
る。しかしこれらの化合物を単独で強誘電性液晶表示素
子として用いるためには、次のような条件、即ち、
(1)室温を含む広い温度範囲で強誘電性を示し、
(2)適切なチルト角を有し、(3)大きな自然分極を
有し、(4)粘性が小さい。そして、(5)結果として
高速応答性を示すことが必要であり、(6)さらに配向
性を向上させる上からSc相のうえにSa相とCh相が
あることが好ましく、さらにCh相においては光学活性
に由来するラセンピッチができるだけ長いことが好まし
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、特に
Ch相における光学活性に由来するラセンピッチをでき
るだけ長くするための特定の液晶材料として利用される
化合物を提供しようとすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため、鋭意検討の結果本発明に至った。すな
わち、本発明は、一般式 (1) (式中、R1 は、炭素数1〜15のハロゲン原子で置換
されていてもよい飽和もしくは不飽和のアルキル基、炭
素数2〜15のハロゲン原子で置換されていてもよい飽
和もしくは不飽和のアルコキシアルキル基、水素原子ま
たはフッ素原子を示し、Xは−COO−、−OCO−ま
たは単結合を示し、Eは、−CH=CH−または−C≡
C−を示し、Zは水素原子またはフッ素原子を示し、A
1 およびA 2 は、それぞれ を示し、i、jはそれぞれ0〜3の整数であり、k、
l、p、q、r、sおよびtは0または1であり、m、
nはそれぞれ0〜8の整数を示す。)で示される芳香族
エステル化合物、その製造法および用途を提供するもの
である。
【0007】以下、本発明について詳しく説明する。本
発明の一般式(1)で示される光学活性な芳香族エステ
ル化合物は、一般式(2) (式中、R1 、A1 、Z、E、k、m、pおよびrは前
記と同じ意味を表わす。)で示されるフェノール化合物
と一般式(3) (式中、A2 、R2 、Z、E、l、n、q、sおよびt
は前記と同じ意味を表わし、R5 は水酸基またはハロゲ
ン原子を示す。)で示されるカルボン酸化合物とを反応
させるか、あるいは一般式(4) (式中、R1 、R5 、A1 、Z、E、k、m、pおよび
rは前記と同じ意味を表わす。)で示されるカルボン酸
化合物と一般式(5) (式中、A2 、R2 、Z、E、l、n、q、sおよびt
は前記と同じ意味を表わす。)で示されるフェノール化
合物とを反応させることによって製造することができ
る。
【0008】さらに一般式(1)で示される芳香族エス
テル化合物は、以下に示す方法によりXが単結合を示す
場合の化合物を得ることが出来る。すなわち、一般式
(6) (式中、R1 、A1 、Z、E、k、m、pおよびrは前
記と同じ意味を表わし、Dは、ハロゲン原子、−OCO
CF3 または−OSO2 R’を示す。ただし、R’はフ
ッ素原子で置換されていてもよい低級アルキル基、また
は置換されていてもよいフェニル基を示す。)で示され
るハロゲン化合物と一般式(7) (式中、A2 、R2 、Z、E、l、n、q、sおよびt
は前記と同じ意味を表わし、R3 は水酸基、直鎖、分岐
もしくは環状のアルキル基または直鎖、分岐もしくは環
状のアルコキシ基を示す。このとき、R3 同士は、相互
に結合して環を形成していてもよい。或いは(R3 ) 2
で置換されていてもよいベンゾジオキシ基を示す。)で
示されるホウ素化合物を、金属触媒と塩基性物質の存在
下に反応させるか、あるいは、一般式(8) (式中、R1 、R3 、A1 、Z、E、k、m、pおよび
rは前記と同じ意味を表わす。)で示されるホウ素化合
物と一般式(9) (式中、A2 、R2 、Z、E、D、l、n、q、sおよ
びtは前記と同じ意味を表わす。)で示されるハロゲン
化合物とを金属触媒と塩基性物質の存在下に反応させる
ことによって製造される。
【0009】まず、一般式(2)で示されるフェノール
化合物と一般式(3)で示されるカルボン酸化合物の反
応、あるいは一般式(4)で示されるカルボン酸類と一
般式(5)で示されるフェノール化合物の反応について
説明する。本発明で使用される一方の原料のフェノール
化合物(2)あるいはフェノール化合物(5)は、たと
えば以下に示す方法により製造することが出来る。
【0010】 これらのフェノール類(2)はそのまま用いるか、ある
いは金属フェノラートとして使用することもできる。
【0011】また、この反応における他方の原料である
カルボン酸化合物(3)あるいはカルボン酸化合物
(4)は、たとえば以下の方法により製造することがで
きる。
【0012】
【0013】これらは酸ハロゲン化物、遊離酸または金
属塩として使用することもできる。このようなフェノー
ル化合物(2)または(5)およびカルボン酸化合物
(3)または(4)としては、例えば、4ー(1−アル
キルオキシエチル)フェノール、4ー(1−アルカノイ
ルオキシエチル)フェノール、4ー(1−アルコキシア
ルキルオキシエチル)フェノール、4ー(1−アルキル
オキシエチル)フェノール、4ー(1−フロロエチル)
フェノール、4ー(1−アルキルオキシエチル)ー3ー
フロロフェノール、4ー(1−アルキルオキシエチル)
ー2ーフロロフェノール、4ー(1−アルキルオキシエ
チル)ー2、3ージフロロフェノール、4’ー(1−ア
ルキルオキシエチル)ー4ーヒドロキシビフェニル、
4’ー(1−アルカノイルオキシエチル)ー4ーヒドロ
キシビフェニル、4’ー(1−アルコキシアルキルオキ
シエチル)ー4ーヒドロキシビフェニル、4’ー(1−
フロロエチル)ー4ーヒドロキシビフェニル、2ー(1
−アルキルオキシエチル)ー5ーヒドロキシピリミジ
ン、2ー(1−アルカノイルオキシエチル)ー5ーヒド
ロキシピリミジン、2ー(1−アルコキシアルキルオキ
シエチル)ー5ーヒドロキシピリミジン、2ー(1−フ
ロロエチル)ー5ーヒドロキシピリミジン、5ー(1−
アルキルオキシエチル)ー2ーヒドロキシピリミジン、
5ー(1−アルカノイルオキシエチル)ー2ーヒドロキ
シピリミジン、5ー(1−アルコキシアルキルオキシエ
チル)ー2ーヒドロキシピリミジン、5ー(1−フロロ
エチル)ー2ーヒドロキシピリミジン、2ー(4ー(1
−アルキルオキシエチル)フェニル)ー5ーヒドロキシ
ピリミジン、2ー(4ー(1−アルカノイルオキシエチ
ル)フェニル)ー5ーヒドロキシピリミジン、2ー(4
ー(1−アルコキシアルキルオキシエチル)フェニル)
ー5ーヒドロキシピリミジン、2ー(4ー(1−フロロ
エチル)フェニル)ー5ーヒドロキシピリミジン、5ー
(4ー(1−アルキルオキシエチル)フェニル)ー2ー
ヒドロキシピリミジン、5ー(4ー(1−アルカノイル
オキシエチル)フェニル)ー2ーヒドロキシピリミジ
ン、5ー(4ー(1−アルコキシアルキルオキシエチ
ル)フェニル)ー2ーヒドロキシピリミジン、5ー(4
ー(1−フロロエチル)フェニル)ー2ーヒドロキシピ
リミジン、2ー(1−アルキルオキシエチル)ー5ー
(4ーヒドロキシフェニル)ピリミジン、2ー(1−ア
ルカノイルオキシエチル)ー5ー(4ーヒドロキシフェ
ニル)ピリミジン、2ー(1−アルコキシアルキルオキ
シエチル)ー5ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリミジ
ン、2ー(1−フロロエチル)ー5ー(4ーヒドロキシ
フェニル)ピリミジン、5ー(1−アルキルオキシエチ
ル)ー2ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリミジン、5
ー(1−アルカノイルオキシエチル)ー2ー(4ーヒド
ロキシフェニル)ピリミジン、5ー(1−アルコキシア
ルキルオキシエチル)ー2ー(4ーヒドロキシフェニ
ル)ピリミジン、5ー(1−フロロエチル)ー2ー(4
ーヒドロキシフェニル)ピリミジン、2ー(1−アルキ
ルオキシエチル)ー5ーヒドロキシピリジン、2ー(1
−アルカノイルオキシエチル)ー5ーヒドロキシピリジ
ン、2ー(1−アルコキシアルキルオキシエチル)ー5
ーヒドロキシピリジン、2ー(1−フロロエチル)ー5
ーヒドロキシピリジン、5ー(1−アルキルオキシエチ
ル)ー2ーヒドロキシピリジン、5ー(1−アルカノイ
ルオキシエチル)ー2ーヒドロキシピリジン、5ー(1
−アルコキシアルキルオキシエチル)ー2ーヒドロキシ
ピリジン、5ー(1−フロロエチル)ー2ーヒドロキシ
ピリジン、2ー(4ー(1−アルキルオキシエチル)フ
ェニル)ー5ーヒドロキシピリジン、2ー(4ー(1−
アルカノイルオキシエチル)フェニル)ー5ーヒドロキ
シピリジン、2ー(4ー(1−アルコキシアルキルオキ
シエチル)フェニル)ー5ーヒドロキシピリジン、2ー
(4ー(1−フロロエチル)フェニル)ー5ーヒドロキ
シピリジン、5ー(4ー(1−アルキルオキシエチル)
フェニル)ー2ーヒドロキシピリジン、5ー(4ー(1
−アルカノイルオキシエチル)フェニル)ー2ーヒドロ
キシピリジン、5ー(4ー(1−アルコキシアルキルオ
キシエチル)フェニル)ー2ーヒドロキシピリジン、5
ー(4ー(1−フロロエチル)フェニル)ー2ーヒドロ
キシピリジン、2ー(1−アルキルオキシエチル)ー5
ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリジン、2ー(1−ア
ルカノイルオキシエチル)ー5ー(4ーヒドロキシフェ
ニル)ピリジン、2ー(1−アルコキシアルキルオキシ
エチル)ー5ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリジン、
2ー(1−フロロエチル)ー5ー(4ーヒドロキシフェ
ニル)ピリジン、5ー(1−アルキルオキシエチル)ー
2ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリジン、5ー(1−
アルカノイルオキシエチル)ー2ー(4ーヒドロキシフ
ェニル)ピリジン、5ー(1−アルコキシアルキルオキ
シエチル)ー2ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリジ
ン、5ー(1−フロロエチル)ー2ー(4ーヒドロキシ
フェニル)ピリジン、2ー(1−アルキルオキシエチ
ル)ー6ーヒドロキシナフタレン、2ー(1−アルカノ
イルオキシエチル)ー6ーヒドロキシナフタレン、2ー
(1−アルコキシアルキルオキシエチル)ー6ーヒドロ
キシナフタレン、2ー(1−フロロエチル)ー6ーヒド
ロキシナフタレン、2ー(1−アルキルオキシエチル)
ー6ーヒドロキシキノキサリン、2ー(1−アルカノイ
ルオキシエチル)ー6ーヒドロキシキノキサリン、2ー
(1−アルコキシアルキルオキシエチル)ー6ーヒドロ
キシキノキサリン、2ー(1−フロロエチル)ー6ーヒ
ドロキシキノキサリン、2ー(1−アルキルオキシエチ
ル)ー6ーヒドロキシキノリン、2ー(1−アルカノイ
ルオキシエチル)ー6ーヒドロキシキノリン、2ー(1
−アルコキシアルキルオキシエチル)ー6ーヒドロキシ
キノリン、2ー(1−フロロエチル)ー6ーヒドロキシ
キノリン、3ー(1−アルキルオキシエチル)ー7ーヒ
ドロキシキノリン、3ー(1−アルカノイルオキシエチ
ル)ー7ーヒドロキシキノリン、3ー(1−アルコキシ
アルキルオキシエチル)ー7ーヒドロキシキノリン、3
ー(1−フロロエチル)ー7ーヒドロキシキノリン、2
ー(1−アルキルオキシエチル)ー6ーヒドロキシキナ
ゾリン、2ー(1−アルカノイルオキシエチル)ー6ー
ヒドロキシキナゾリン、2ー(1−アルコキシアルキル
オキシエチル)ー6ーヒドロキシキナゾリン、2ー(1
−フロロエチル)ー6ーヒドロキシキナゾリン、6ー
(1−アルキルオキシエチル)ー2ーヒドロキシキナゾ
リン、6ー(1−アルカノイルオキシエチル)ー2ーヒ
ドロキシキナゾリン、6ー(1−アルコキシアルキルオ
キシエチル)ー2ーヒドロキシキナゾリン、6ー(1−
フロロエチル)ー2ーヒドロキシキナゾリン、2ー(1
−アルキルオキシエチル)ー5ーヒドロキシピリダジ
ン、2ー(1−アルカノイルオキシエチル)ー5ーヒド
ロキシピリダジン、2ー(1−アルコキシアルキルオキ
シエチル)ー5ーヒドロキシピリダジン、2ー(1−フ
ロロエチル)ー5ーヒドロキシピリダジン、5ー(1−
アルキルオキシエチル)ー2ーヒドロキシピリダジン、
5ー(1−アルカノイルオキシエチル)ー2ーヒドロキ
シピリダジン、5ー(1−アルコキシアルキルオキシエ
チル)ー2ーヒドロキシピリダジン、5ー(1−フロロ
エチル)ー2ーヒドロキシピリダジン、2ー(4ー(1
−アルキルオキシエチル)フェニル)ー5ーヒドロキシ
ピリダジン、2ー(4ー(1−アルカノイルオキシエチ
ル)フェニル)ー5ーヒドロキシピリダジン、2ー(4
ー(1−アルコキシアルキルオキシエチル)フェニル)
ー5ーヒドロキシピリダジン、
【0014】2ー(4ー(1−フロロエチル)フェニ
ル)ー5ーヒドロキシピリダジン、5ー(4ー(1−ア
ルキルオキシエチル)フェニル)ー2ーヒドロキシピリ
ダジン、5ー(4ー(1−アルカノイルオキシエチル)
フェニル)ー2ーヒドロキシピリダジン、5ー(4ー
(1−アルコキシアルキルオキシエチル)フェニル)ー
2ーヒドロキシピリダジン、5ー(4ー(1−フロロエ
チル)フェニル)ー2ーヒドロキシピリダジン、2ー
(1−アルキルオキシエチル)ー5ー(4ーヒドロキシ
フェニル)ピリダジン、2ー(1−アルカノイルオキシ
エチル)ー5ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリダジ
ン、2ー(1−アルコキシアルキルオキシエチル)ー5
ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリダジン、2ー(1−
フロロエチル)ー5ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリ
ダジン、5ー(1−アルキルオキシエチル)ー2ー(4
ーヒドロキシフェニル)ピリダジン、5ー(1−アルカ
ノイルオキシエチル)ー2ー(4ーヒドロキシフェニ
ル)ピリダジン、5ー(1−アルコキシアルキルオキシ
エチル)ー2ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリダジ
ン、5ー(1−フロロエチル)ー2ー(4ーヒドロキシ
フェニル)ピリダジン、4ー(3ーアルキルオキシー1
ーブテニル)フェノール、4ー(3ーアルカノイルオキ
シー1ーブテニル)フェノール、4ー(3ーアルコキシ
アルキルオキシー1ーブテニル)フェノール、4ー(3
ーフロロー1ーブテニル)フェノール、4ー(3ーアル
キルオキシー1ーブテニル)ー3ーフロロフェノール、
4ー(3ーアルキルオキシー1ーブテニル)ー2ーフロ
ロフェノール、4ー(3ーアルキルオキシー1ーブテニ
ル)ー2、3ージフロロフェノール、4’ー(3ーアル
キルオキシー1ーブテニル)ー4ーヒドロキシビフェニ
ル、4’ー(3ーアルカノイルオキシー1ーブテニル)
ー4ーヒドロキシビフェニル、4’ー(3ーアルコキシ
アルキルオキシー1ーブテニル)ー4ーヒドロキシビフ
ェニル、4’ー(3ーフロロー1ーブテニル)ー4ーヒ
ドロキシビフェニル、2ー(3ーアルキルオキシー1ー
ブテニル)ー5ーヒドロキシピリミジン、2ー(3ーア
ルカノイルオキシー1ーブテニル)ー5ーヒドロキシピ
リミジン、2ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ー
ブテニル)ー5ーヒドロキシピリミジン、2ー(3ーフ
ロロー1ーブテニル)ー5ーヒドロキシピリミジン、5
ー(3ーアルキルオキシー1ーブテニル)ー2ーヒドロ
キシピリミジン、5ー(3ーアルカノイルオキシー1ー
ブテニル)ー2ーヒドロキシピリミジン、5ー(3ーア
ルコキシアルキルオキシー1ーブテニル)ー2ーヒドロ
キシピリミジン、5ー(3ーフロロー1ーブテニル)ー
2ーヒドロキシピリミジン、2ー(4ー(3ーアルキル
オキシー1ーブテニル)フェニル)ー5ーヒドロキシピ
リミジン、2ー(4ー(3ーアルカノイルオキシー1ー
ブテニル)フェニル)ー5ーヒドロキシピリミジン、2
ー(4ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ーブテニ
ル)フェニル)ー5ーヒドロキシピリミジン、2ー(4
ー(3ーフロロー1ーブテニル)フェニル)ー5ーヒド
ロキシピリミジン、5ー(4ー(3ーアルキルオキシー
1ーブテニル)フェニル)ー2ーヒドロキシピリミジ
ン、5ー(4ー(3ーアルカノイルオキシー1ーブテニ
ル)フェニル)ー2ーヒドロキシピリミジン、5ー(4
ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ーブテニル)フ
ェニル)ー2ーヒドロキシピリミジン、5ー(4ー(3
ーフロロー1ーブテニル)フェニル)ー2ーヒドロキシ
ピリミジン、2ー(3ーアルキルオキシー1ーブテニ
ル)ー5ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリミジン、2
ー(3ーアルカノイルオキシー1ーブテニル)ー5ー
(4ーヒドロキシフェニル)ピリミジン、2ー(3ーア
ルコキシアルキルオキシー1ーブテニル)ー5ー(4ー
ヒドロキシフェニル)ピリミジン、2ー(3ーフロロー
1ーブテニル)ー5ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリ
ミジン、5ー(3ーアルキルオキシー1ーブテニル)ー
2ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリミジン、5ー(3
ーアルカノイルオキシー1ーブテニル)ー2ー(4ーヒ
ドロキシフェニル)ピリミジン、5ー(3ーアルコキシ
アルキルオキシー1ーブテニル)ー2ー(4ーヒドロキ
シフェニル)ピリミジン、5ー(3ーフロロー1ーブテ
ニル)ー2ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリミジン、
2ー(3ーアルキルオキシー1ーブテニル)ー5ーヒド
ロキシピリジン、2ー(3ーアルカノイルオキシー1ー
ブテニル)ー5ーヒドロキシピリジン、2ー(3ーアル
コキシアルキルオキシー1ーブテニル)ー5ーヒドロキ
シピリジン、2ー(3ーフロロー1ーブテニル)ー5ー
ヒドロキシピリジン、5ー(3ーアルキルオキシー1ー
ブテニル)ー2ーヒドロキシピリジン、5ー(3ーアル
カノイルオキシー1ーブテニル)ー2ーヒドロキシピリ
ジン、5ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ーブテ
ニル)ー2ーヒドロキシピリジン、5ー(3ーフロロー
1ーブテニル)ー2ーヒドロキシピリジン、2ー(4ー
(3ーアルキルオキシー1ーブテニル)フェニル)ー5
ーヒドロキシピリジン、2ー(4ー(3ーアルカノイル
オキシー1ーブテニル)フェニル)ー5ーヒドロキシピ
リジン、2ー(4ー(3ーアルコキシアルキルオキシー
1ーブテニル)フェニル)ー5ーヒドロキシピリジン、
2ー(4ー(3ーフロロー1ーブテニル)フェニル)ー
5ーヒドロキシピリジン、5ー(4ー(3ーアルキルオ
キシー1ーブテニル)フェニル)ー2ーヒドロキシピリ
ジン、5ー(4ー(3ーアルカノイルオキシー1ーブテ
ニル)フェニル)ー2ーヒドロキシピリジン、5ー(4
ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ーブテニル)フ
ェニル)ー2ーヒドロキシピリジン、5ー(4ー(3ー
フロロー1ーブテニル)フェニル)ー2ーヒドロキシピ
リジン、2ー(3ーアルキルオキシー1ーブテニル)ー
5ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリジン、2ー(3ー
アルカノイルオキシー1ーブテニル)ー5ー(4ーヒド
ロキシフェニル)ピリジン、2ー(3ーアルコキシアル
キルオキシー1ーブテニル)ー5ー(4ーヒドロキシフ
ェニル)ピリジン、2ー(3ーフロロー1ーブテニル)
ー5ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリジン、5ー(3
ーアルキルオキシー1ーブテニル)ー2ー(4ーヒドロ
キシフェニル)ピリジン、5ー(3ーアルカノイルオキ
シー1ーブテニル)ー2ー(4ーヒドロキシフェニル)
ピリジン、5ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ー
ブテニル)ー2ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリジ
ン、5ー(3ーフロロー1ーブテニル)ー2ー(4ーヒ
ドロキシフェニル)ピリジン、2ー(3ーアルキルオキ
シー1ーブテニル)ー6ーヒドロキシナフタレン、2ー
(3ーアルカノイルオキシー1ーブテニル)ー6ーヒド
ロキシナフタレン、2ー(3ーアルコキシアルキルオキ
シー1ーブテニル)ー6ーヒドロキシナフタレン、2ー
(3ーフロロー1ーブテニル)ー6ーヒドロキシナフタ
レン、2ー(3ーアルキルオキシー1ーブテニル)ー6
ーヒドロキシキノキサリン、2ー(3ーアルカノイルオ
キシー1ーブテニル)ー6ーヒドロキシキノキサリン、
2ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ーブテニル)
ー6ーヒドロキシキノキサリン、2ー(3ーフロロー1
ーブテニル)ー6ーヒドロキシキノキサリン、2ー(3
ーアルキルオキシー1ーブテニル)ー6ーヒドロキシキ
ノリン、2ー(3ーアルカノイルオキシー1ーブテニ
ル)ー6ーヒドロキシキノリン、2ー(3ーアルコキシ
アルキルオキシー1ーブテニル)ー6ーヒドロキシキノ
リン、2ー(3ーフロロー1ーブテニル)ー6ーヒドロ
キシキノリン、3ー(3ーアルキルオキシー1ーブテニ
ル)ー7ーヒドロキシキノリン、3ー(3ーアルカノイ
ルオキシー1ーブテニル)ー7ーヒドロキシキノリン、
3ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ーブテニル)
ー7ーヒドロキシキノリン、3ー(3ーフロロー1ーブ
テニル)ー7ーヒドロキシキノリン、2ー(3ーアルキ
ルオキシー1ーブテニル)ー6ーヒドロキシキナゾリ
ン、2ー(3ーアルカノイルオキシー1ーブテニル)ー
6ーヒドロキシキナゾリン、2ー(3ーアルコキシアル
キルオキシー1ーブテニル)ー6ーヒドロキシキナゾリ
ン、2ー(3ーフロロー1ーブテニル)ー6ーヒドロキ
シキナゾリン、6ー(3ーアルキルオキシー1ーブテニ
ル)ー2ーヒドロキシキナゾリン、6ー(3ーアルカノ
イルオキシー1ーブテニル)ー2ーヒドロキシキナゾリ
ン、6ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ーブテニ
ル)ー2ーヒドロキシキナゾリン、6ー(3ーフロロー
1ーブテニル)ー2ーヒドロキシキナゾリン、2ー(3
ーアルキルオキシー1ーブテニル)ー5ーヒドロキシピ
リダジン、2ー(3ーアルカノイルオキシー1ーブテニ
ル)ー5ーヒドロキシピリダジン、2ー(3ーアルコキ
シアルキルオキシー1ーブテニル)ー5ーヒドロキシピ
リダジン、2ー(3ーフロロー1ーブテニル)ー5ーヒ
ドロキシピリダジン、5ー(3ーアルキルオキシー1ー
ブテニル)ー2ーヒドロキシピリダジン、5ー(3ーア
ルカノイルオキシー1ーブテニル)ー2ーヒドロキシピ
リダジン、5ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ー
ブテニル)ー2ーヒドロキシピリダジン、5ー(3ーフ
ロロー1ーブテニル)ー2ーヒドロキシピリダジン、2
ー(4ー(3ーアルキルオキシー1ーブテニル)フェニ
ル)ー5ーヒドロキシピリダジン、2ー(4ー(3ーア
ルカノイルオキシー1ーブテニル)フェニル)ー5ーヒ
ドロキシピリダジン、2ー(4ー(3ーアルコキシアル
キルオキシー1ーブテニル)フェニル)ー5ーヒドロキ
シピリダジン、2ー(4ー(3ーフロロー1ーブテニ
ル)フェニル)ー5ーヒドロキシピリダジン、5ー(4
ー(3ーアルキルオキシー1ーブテニル)フェニル)ー
2ーヒドロキシピリダジン、5ー(4ー(3ーアルカノ
イルオキシー1ーブテニル)フェニル)ー2ーヒドロキ
シピリダジン、5ー(4ー(3ーアルコキシアルキルオ
キシー1ーブテニル)フェニル)ー2ーヒドロキシピリ
ダジン、5ー(4ー(3ーフロロー1ーブテニル)フェ
ニル)ー2ーヒドロキシピリダジン、2ー(3ーアルキ
ルオキシー1ーブテニル)ー5ー(4ーヒドロキシフェ
ニル)ピリダジン、2ー(3ーアルカノイルオキシー1
ーブテニル)ー5ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリダ
ジン、2ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ーブテ
ニル)ー5ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリダジン、
2ー(3ーフロロー1ーブテニル)ー5ー(4ーヒドロ
キシフェニル)ピリダジン、5ー(3ーアルキルオキシ
ー1ーブテニル)ー2ー(4ーヒドロキシフェニル)ピ
リダジン、5ー(3ーアルカノイルオキシー1ーブテニ
ル)ー2ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリダジン、5
ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ーブテニル)ー
2ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリダジン、5ー(3
ーフロロー1ーブテニル)ー2ー(4ーヒドロキシフェ
ニル)ピリダジン、4ー(3ーアルキルオキシー1ーブ
チニル)フェノール、4ー(3ーアルカノイルオキシー
1ーブチニル)フェノール、4ー(3ーアルコキシアル
キルオキシー1ーブチニル)フェノール、4ー(3ーフ
ロロー1ーブチニル)フェノール、4ー(3ーアルキル
オキシー1ーブチニル)ー3ーフロロフェノール、4ー
(3ーアルキルオキシー1ーブチニル)ー2ーフロロフ
ェノール、4ー(3ーアルキルオキシー1ーブチニル)
ー2、3ージフロロフェノール、4’ー(3ーアルキル
オキシー1ーブチニル)ー4ーヒドロキシビフェニル、
4’ー(3ーアルカノイルオキシー1ーブチニル)ー4
ーヒドロキシビフェニル、4’ー(3ーアルコキシアル
キルオキシー1ーブチニル)ー4ーヒドロキシビフェニ
ル、4’ー(3ーフロロー1ーブチニル)ー4ーヒドロ
キシビフェニル、2ー(3ーアルキルオキシー1ーブチ
ニル)ー5ーヒドロキシピリミジン、2ー(3ーアルカ
ノイルオキシー1ーブチニル)ー5ーヒドロキシピリミ
ジン、2ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ーブチ
ニル)ー5ーヒドロキシピリミジン、2ー(3ーフロロ
ー1ーブチニル)ー5ーヒドロキシピリミジン、5ー
(3ーアルキルオキシー1ーブチニル)ー2ーヒドロキ
シピリミジン、5ー(3ーアルカノイルオキシー1ーブ
チニル)ー2ーヒドロキシピリミジン、5ー(3ーアル
コキシアルキルオキシー1ーブチニル)ー2ーヒドロキ
シピリミジン、5ー(3ーフロロー1ーブチニル)ー2
ーヒドロキシピリミジン、2ー(4ー(3ーアルキルオ
キシー1ーブチニル)フェニル)ー5ーヒドロキシピリ
ミジン、2ー(4ー(3ーアルカノイルオキシー1ーブ
チニル)フェニル)ー5ーヒドロキシピリミジン、2ー
(4ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ーブチニ
ル)フェニル)ー5ーヒドロキシピリミジン、2ー(4
ー(3ーフロロー1ーブチニル)フェニル)ー5ーヒド
ロキシピリミジン、5ー(4ー(3ーアルキルオキシー
1ーブチニル)フェニル)ー2ーヒドロキシピリミジ
ン、5ー(4ー(3ーアルカノイルオキシー1ーブチニ
ル)フェニル)ー2ーヒドロキシピリミジン、5ー(4
ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ーブチニル)フ
ェニル)ー2ーヒドロキシピリミジン、5ー(4ー(3
ーフロロー1ーブチニル)フェニル)ー2ーヒドロキシ
ピリミジン、2ー(3ーアルキルオキシー1ーブチニ
ル)ー5ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリミジン、2
ー(3ーアルカノイルオキシー1ーブチニル)ー5ー
(4ーヒドロキシフェニル)ピリミジン、2ー(3ーア
ルコキシアルキルオキシー1ーブチニル)ー5ー(4ー
ヒドロキシフェニル)ピリミジン、2ー(3ーフロロー
1ーブチニル)ー5ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリ
ミジン、5ー(3ーアルキルオキシー1ーブチニル)ー
2ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリミジン、5ー(3
ーアルカノイルオキシー1ーブチニル)ー2ー(4ーヒ
ドロキシフェニル)ピリミジン、5ー(3ーアルコキシ
アルキルオキシー1ーブチニル)ー2ー(4ーヒドロキ
シフェニル)ピリミジン、5ー(3ーフロロー1ーブチ
ニル)ー2ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリミジン、
2ー(3ーアルキルオキシー1ーブチニル)ー5ーヒド
ロキシピリジン、2ー(3ーアルカノイルオキシー1ー
ブチニル)ー5ーヒドロキシピリジン、2ー(3ーアル
コキシアルキルオキシー1ーブチニル)ー5ーヒドロキ
シピリジン、2ー(3ーフロロー1ーブチニル)ー5ー
ヒドロキシピリジン、5ー(3ーアルキルオキシー1ー
ブチニル)ー2ーヒドロキシピリジン、5ー(3ーアル
カノイルオキシー1ーブチニル)ー2ーヒドロキシピリ
ジン、5ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ーブチ
ニル)ー2ーヒドロキシピリジン、5ー(3ーフロロー
1ーブチニル)ー2ーヒドロキシピリジン、2ー(4ー
(3ーアルキルオキシー1ーブチニル)フェニル)ー5
ーヒドロキシピリジン、2ー(4ー(3ーアルカノイル
オキシー1ーブチニル)フェニル)ー5ーヒドロキシピ
リジン、2ー(4ー(3ーアルコキシアルキルオキシー
1ーブチニル)フェニル)ー5ーヒドロキシピリジン、
2ー(4ー(3ーフロロー1ーブチニル)フェニル)ー
5ーヒドロキシピリジン、5ー(4ー(3ーアルキルオ
キシー1ーブチニル)フェニル)ー2ーヒドロキシピリ
ジン、5ー(4ー(3ーアルカノイルオキシー1ーブチ
ニル)フェニル)ー2ーヒドロキシピリジン、5ー(4
ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ーブチニル)フ
ェニル)ー2ーヒドロキシピリジン、5ー(4ー(3ー
フロロー1ーブチニル)フェニル)ー2ーヒドロキシピ
リジン、2ー(3ーアルキルオキシー1ーブチニル)ー
5ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリジン、2ー(3ー
アルカノイルオキシー1ーブチニル)ー5ー(4ーヒド
ロキシフェニル)ピリジン、2ー(3ーアルコキシアル
キルオキシー1ーブチニル)ー5ー(4ーヒドロキシフ
ェニル)ピリジン、2ー(3ーフロロー1ーブチニル)
ー5ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリジン、5ー(3
ーアルキルオキシー1ーブチニル)ー2ー(4ーヒドロ
キシフェニル)ピリジン、5ー(3ーアルカノイルオキ
シー1ーブチニル)ー2ー(4ーヒドロキシフェニル)
ピリジン、5ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ー
ブチニル)ー2ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリジ
ン、5ー(3ーフロロー1ーブチニル)ー2ー(4ーヒ
ドロキシフェニル)ピリジン、2ー(3ーアルキルオキ
シー1ーブチニル)ー6ーヒドロキシナフタレン、2ー
(3ーアルカノイルオキシー1ーブチニル)ー6ーヒド
ロキシナフタレン、2ー(3ーアルコキシアルキルオキ
シー1ーブチニル)ー6ーヒドロキシナフタレン、2ー
(3ーフロロー1ーブチニル)ー6ーヒドロキシナフタ
レン、2ー(3ーアルキルオキシー1ーブチニル)ー6
ーヒドロキシキノキサリン、2ー(3ーアルカノイルオ
キシー1ーブチニル)ー6ーヒドロキシキノキサリン、
2ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ーブチニル)
ー6ーヒドロキシキノキサリン、2ー(3ーフロロー1
ーブチニル)ー6ーヒドロキシキノキサリン、2ー(3
ーアルキルオキシー1ーブチニル)ー6ーヒドロキシキ
ノリン、2ー(3ーアルカノイルオキシー1ーブチニ
ル)ー6ーヒドロキシキノリン、2ー(3ーアルコキシ
アルキルオキシー1ーブチニル)ー6ーヒドロキシキノ
リン、2ー(3ーフロロー1ーブチニル)ー6ーヒドロ
キシキノリン、3ー(3ーアルキルオキシー1ーブチニ
ル)ー7ーヒドロキシキノリン、3ー(3ーアルカノイ
ルオキシー1ーブチニル)ー7ーヒドロキシキノリン、
3ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ーブチニル)
ー7ーヒドロキシキノリン、3ー(3ーフロロー1ーブ
チニル)ー7ーヒドロキシキノリン、2ー(3ーアルキ
ルオキシー1ーブチニル)ー6ーヒドロキシキナゾリ
ン、2ー(3ーアルカノイルオキシー1ーブチニル)ー
6ーヒドロキシキナゾリン、2ー(3ーアルコキシアル
キルオキシー1ーブチニル)ー6ーヒドロキシキナゾリ
ン、2ー(3ーフロロー1ーブチニル)ー6ーヒドロキ
シキナゾリン、6ー(3ーアルキルオキシー1ーブチニ
ル)ー2ーヒドロキシキナゾリン、6ー(3ーアルカノ
イルオキシー1ーブチニル)ー2ーヒドロキシキナゾリ
ン、6ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ーブチニ
ル)ー2ーヒドロキシキナゾリン、6ー(3ーフロロー
1ーブチニル)ー2ーヒドロキシキナゾリン、2ー(3
ーアルキルオキシー1ーブチニル)ー5ーヒドロキシピ
リダジン、2ー(3ーアルカノイルオキシー1ーブチニ
ル)ー5ーヒドロキシピリダジン、2ー(3ーアルコキ
シアルキルオキシー1ーブチニル)ー5ーヒドロキシピ
リダジン、2ー(3ーフロロー1ーブチニル)ー5ーヒ
ドロキシピリダジン、5ー(3ーアルキルオキシー1ー
ブチニル)ー2ーヒドロキシピリダジン、5ー(3ーア
ルカノイルオキシー1ーブチニル)ー2ーヒドロキシピ
リダジン、5ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ー
ブチニル)ー2ーヒドロキシピリダジン、5ー(3ーフ
ロロー1ーブチニル)ー2ーヒドロキシピリダジン、2
ー(4ー(3ーアルキルオキシー1ーブチニル)フェニ
ル)ー5ーヒドロキシピリダジン、2ー(4ー(3ーア
ルカノイルオキシー1ーブチニル)フェニル)ー5ーヒ
ドロキシピリダジン、2ー(4ー(3ーアルコキシアル
キルオキシー1ーブチニル)フェニル)ー5ーヒドロキ
シピリダジン、2ー(4ー(3ーフロロー1ーブチニ
ル)フェニル)ー5ーヒドロキシピリダジン、5ー(4
ー(3ーアルキルオキシー1ーブチニル)フェニル)ー
2ーヒドロキシピリダジン、5ー(4ー(3ーアルカノ
イルオキシー1ーブチニル)フェニル)ー2ーヒドロキ
シピリダジン、5ー(4ー(3ーアルコキシアルキルオ
キシー1ーブチニル)フェニル)ー2ーヒドロキシピリ
ダジン、5ー(4ー(3ーフロロー1ーブチニル)フェ
ニル)ー2ーヒドロキシピリダジン、2ー(3ーアルキ
ルオキシー1ーブチニル)ー5ー(4ーヒドロキシフェ
ニル)ピリダジン、2ー(3ーアルカノイルオキシー1
ーブチニル)ー5ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリダ
ジン、2ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ーブチ
ニル)ー5ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリダジン、
2ー(3ーフロロー1ーブチニル)ー5ー(4ーヒドロ
キシフェニル)ピリダジン、5ー(3ーアルキルオキシ
ー1ーブチニル)ー2ー(4ーヒドロキシフェニル)ピ
リダジン、5ー(3ーアルカノイルオキシー1ーブチニ
ル)ー2ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリダジン、5
ー(3ーアルコキシアルキルオキシー1ーブチニル)ー
2ー(4ーヒドロキシフェニル)ピリダジン、5ー(3
ーフロロー1ーブチニル)ー2ー(4ーヒドロキシフェ
ニル)ピリダジンが例示される。
【0015】さらには、上記、アルキルオキシ、アルカ
ノイルオキシ、アルコキシアルキルオキシあるいはフロ
ロで置換された1ー置換エチルが、2ー置換プロピル、
3ー置換ブチル、4ー置換ペンチル、5ー置換ヘキシ
ル、6ー置換ヘプチル、7ー置換オクチル、8ー置換ノ
ニル、9ー置換デシルにかわったもの、3ー置換ー1ー
ブテニルが、4ー置換ー1ーペンテニル、5ー置換ー1
ーヘキセニル、6ー置換ー1ーヘプテニル、7ー置換ー
1ーオクテニル、8ー置換ー1ーノネニル、9ー置換ー
1ーデセニルにかわったもの、3ー置換ー1ーブチニル
が、4ー置換ー1ーペンチニル、5ー置換ー1ーヘキシ
ニル、6ー置換ー1ーヘプチニル、7ー置換ー1ーオク
チニル、8ー置換ー1ーノニイル、9ー置換ー1ーデセ
ニイルに代わったもの、さらには上記フェニル基が、3
ーフロロフェニル基、2ーフロロフェニル基、2、3ー
ジフロロフェニル基に置き換わった化合物があげられ
る。 カルボン酸化合物としては、上記例示化合物のヒ
ドロキシル基がカルボキシル基に置換された化合物が例
示される。これらは酸ハライド(たとえば酸クロライ
ド、酸ブロマイド)、カルボン酸の有機アミン塩あるい
は無機塩として、あるいはフェノール類にあっては金属
フェノラート、フェノールのトシレートとして使用する
こともできる。
【0016】ここで、上記のアルキル、アルカノイルあ
るいはアルコキシアルキルとは前記一般式(2)、
(5)および(3)、(4)で示される化合物における
それぞれのR1 、R2 に相当し、その置換基として具体
的にはハロゲン置換されていてもよいメチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、ペンチ
ル、イソペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノ
ニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テ
トラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシ
ル、プロペニル、2ーブテニル、3ーブテニル、3ーヘ
キセニル、2ーブチニル、3ーヘキシニル、シクロプロ
ピル、2,2ージメチルシクロプロピル、シクロぺンチ
ル、シクロヘキシル、オクタデシル、ノナデシル、エイ
コシル、メトキシメチル、メトキシエチル、メトキシプ
ロピル、メトキシブチル、メトキシペンチル、メトキシ
ヘキシル、メトキシヘプチル、メトキシオクチル、メト
キシノニル、メトキシデシル、エトキメチル、エトキシ
エチル、エトキシプロピル、エトキシブチル、エトキシ
ペンチル、エトキシヘキシル、エトキシヘプチル、エト
キシオクチル、エトキシノニル、エトキシデシル、プロ
ポキシメチル、プロポキシエチル、プロポキシプロピ
ル、プロポキシブチル、プロポキシペンチル、、プロポ
キシヘキシル、プロポキシヘプチル、プロポキシオクチ
ル、プロポキシノニル、プロポキシデシル、ブトキシブ
トキシメチル、ブトキシエチル、ブトキシプロピル、ブ
トキシブチル、ブトキシペンチル、ブトキシヘキシル、
ブトキシヘプチル、ブトキシオクチル、ブトキシノニ
ル、ブトキシデシル、ペンチルオキシメチル 、ペンチ
ルオキシエチル、ペンチルオキシプロピル、ペンチルオ
キシブチル、ペンチルオキシペンチル、ペンチルオキシ
ヘキシル、ペンチルオキシオクチル、ペンチルオキシノ
ニル、ペンチルオキシデシル、ヘキシルオキシメチル、
ヘキシルオキシエチル、ヘキシルオキシプロピル、ヘキ
シルオキシブチル、ヘキシルオキシペンチル、ヘキシル
オキシヘキシル、ヘキシルオキシヘプチル、ヘキシルオ
キシオクチル、ヘキシルオキシノニル、ヘキシルオキシ
デシル、ヘプチルオキシメチル、ヘプチルオキシエチ
ル、ヘプチルオキシプロピル、ヘプチルオキシブチル、
ヘプチルオキシペンチル、ヘプチルオキシヘキシル、ヘ
プチルオキシヘプチル、ヘプチルオキシオクチル、ヘプ
チルオキシノニル、ヘプチルオキシデシル、オクチルオ
キシメチル、オクチルオキシエチル、オクチルオキシプ
ロピル、オクチルオキシブチル、オクチルオキシペンチ
ル、オクチルオキシヘキシル、オクチルオキシヘプチ
ル、オクチルオキシノニル、オクチルオキシオクチル、
デシルオキシメチル、デシルオキシエチル、デシルオキ
シプロピル、デシルオキシブチル、デシルオキシペンチ
ル、デシルオキシヘキシル、デシルオキシヘプチル、1
ーメチルエチル、1ーメチルプロピル、1ーメチルブチ
ル、1ーメチルペンチル、1ーメチルヘキシル、1ーメ
チルヘプチル、1ーメチルオクチル、1ーメチルノニ
ル、1ーメチルデシル、2ーメチルプロピル、2ーメチ
ルブチル、2ーメチルペンチル、2ーメチルヘキシル、
2ーメチルヘプチル、2ーメチルオクチル、2、3ージ
メチルブチル、2、3、3ートリメチルブチル、3ーメ
チルペンチル、2、3ージメチルペンチル、2、4ージ
メチルペンチル、2、3、3、4ーテトラメチルペンチ
ル、3ーメチルヘキシル、2、5ージメチルヘキシル、
2ートリハロメチルプロピル、2ートリハロメチルブチ
ル、2ートリハロメチルペンチル、2ートリハロメチル
ヘキシル、2ートリハロメチルヘプチル、2ーハロエチ
ル、 2ーハロプロピル、3ーハロプロピル、3ーハロ
ー2ーメチルプロピル、2、3ージハロプロピル、2ー
ハロブチル、3ーハロブチル、4ーハロブチル、2、3
ージハロブチル、2、4ージハロブチル、3、4ージハ
ロブチル、2ーハロー3ーメチルブチル、2ーハロー
3、3ージメチルブチル、2ーハロペンチル、3ーハロ
ペンチル、4ーハロペンチル、5ーハロペンチル、2、
4ージハロペンチル、2、5ージハロペンチル、2ーハ
ロー3ーメチルペンチル、2ーハロー4ーメチルペンチ
ル、2ーハロー3ーモノハロメチルー4ーメチルペンチ
ル、2ーハロヘキシル、3ーハロヘキシル、4ーハロヘ
キシル、5ーハロヘキシル、6ーハロヘキシル、2ーハ
ロヘプチル、2ーハロオクチル、ハロメチル、1ーハロ
エチル、1ーハロプロピル、1ーハロブチル、1ーハロ
ペンチル、1ーハロヘキシル、1ーハロヘプチル、1ー
ハロオクチル(但し、上記例示中、ハロとは、フッ素、
塩素または臭素を表す。)等が挙げられる。
【0017】これらのアルキル基またはあるアルコキシ
アルキル基は直鎖状、分岐状または環状であり、分岐
状、環状の場合は光学活性基であってもよい。上記例示
の置換基R1 、R2 のうち光学活性なあるものは、対応
するアルコールの酸化、アミノ酸の還元的脱アミノ化に
より得られ、またあるものは天然に存在するか、または
分割により得られる以下のような光学活性アミノ酸及び
光学活性オキシ酸から誘導することができる。 また置
換基R4 を有するアルキル化剤のうち光学活性なあるも
のは、対応するアルコールより公知の方法によって容易
に製造できるが、このアルコールのうちあるものは、対
応するケトンの不斉金属触媒または微生物もしくは酸素
により不斉還元により得られる。また、あるものは天然
に存在するか、または光学分割により得られる次のよう
な光学活性アミノ酸または光学活性オキシ酸から誘導す
ることができる。
【0018】アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシ
ン、フエ ニルアラニン、スレオニン、アロスレオニン、
ホモセリン、アロイソロイシン、tert−ロイシン、2ー
アミノ酪酸、ノルバリン、ノルロイシン、オルニチン、
リジン、ヒドロキシリジン、フエ ニルグリシン、アスパ
ラギン酸、グルタミン酸、マンデル酸、トロパ酸、3ー
ヒドロキシ酪酸、リンゴ酸、酒石酸またはイソプロピル
リンゴ酸等。
【0019】フェノール化合物(2)とカルボン酸化合
物(3)あるいはカルボン酸化合物(5)とフェノール
化合物(4)との反応は、通常のエステル化法を適用す
ることができ、溶媒の存在下あるいは非存在下に、触媒
もしくは縮合剤を用いて反応させることにより行うこと
ができる。 この反応において溶媒を使用する場合、そ
の溶媒としては例えば、テトラヒドロフラン、エチルエ
ーテル、アセトン、メチルエチルケトン、ヘキサン、ト
ルエン、ベンゼン、クロルベンゼン、ジクロルメタン、
ジクロルエタン、クロロホルム、四塩化炭素、ジメチル
ホルアミド、ジメチルスルオキシド、アセトニトリルま
たはピリジン等のエーテル、ケトン、脂肪族もしくは芳
香族炭化水素、ハロゲン化炭化水素、非プロトン性極性
溶媒、有機アミン等の反応に不活性な溶媒の単独または
混合物があげられる。このような溶媒の使用量について
は、特に制限なく使用することができる。 この反応に
おいては、使用するカルボン酸化合物(3)あるいは
(4)ともう一方の原料であるフェノール化合物(2)
あるいは(5)のモル比については特に制限されないが
どちらか一方が比較的高価である場合には、これを有効
に使用するためにもう一方の原料を過剰量用いて反応を
行うことが好ましく、この場合には、通常1〜〜2当量
倍用いて反応を行う。
【0020】触媒を用いる場合、かかる触媒としては、
例えば、ジメチルアミノピリジン、トリ−n−ブチルア
ミン、ピリジン、リジン、イミダゾール、炭酸ナトリウ
ム、ナトリウムメチラート、炭酸水素カリウム等の有機
または無機塩基性物質があげられる。また、トルエンス
ルホン酸、メタンスルホン酸、硫酸等の有機酸あるいは
無機酸を触媒として用いることもできる。 触媒の使用
量は、使用する各原料の種類と使用する触媒の組み合わ
せ等によっても異なり、必ずしも特定できないが、例え
ば酸ハライドを使用する場合には当該酸ハライドに対し
て1当量倍以上の塩基性物質が使用される。
【0021】さらには、カルボン酸化合物(3)または
(4)がカルボン酸である場合には、N, N' −ジシク
ロヘキシルカルボジイミド、N−シクロヘキシル−N'
−(4−ジエチルアミノ)シクロヘキシルカルボジイミ
ド等のカルボジイミド類が縮合剤として好ましく使用さ
れ、必要により4−ジメチルアミノピリジン、4−ピロ
リジノピリジン、ピリジン、トリエチルアミン等の有機
塩基を併用することもできる。 この場合の縮合剤の使
用量はカルボン酸化合物(3)または(4)に対して通
常1〜1.2当量倍であり、有機塩基を併用する場合、
有機塩基の使用量は、縮合剤に対して0.01〜0.2
当量倍である。 カルボン酸化合物とフェノール化合物
との反応における反応温度は、通常−30℃〜100℃
であり、好ましくは−25℃〜80℃である。 反応時
間は特に制限されず、どちらか一方の原料化合物の消失
をもって反応終了とすることができる。反応終了後、通
常の分離手段、例えば抽出、分液、濃縮等の操作により
反応混合物から目的とする一般式(1)で示される芳香
族エステル化合物を単離することができ、必要によりカ
ラムクロマトグラフィー、再結晶などで精製することが
できる。
【0022】つぎに、一般式(6)で示されるハロゲン
化合物と一般式(7)で示されるホウ素化合物の縮合反
応、あるいは一般式(8)で示されるホウ素化合物と一
般式(9)で示されるハロゲン化合物の反応について説
明する。反応は、ハロゲン化合物とホウ素化合物を金属
触媒と塩基性物質の存在下に反応させることによって行
われる。本発明で使用される一方の原料のハロゲン化合
物(6)あるいはハロゲン化合物(9)は、たとえば以
下に示す方法により製造することが出来る。
【0023】
【0024】また、この反応における他方の原料である
ホウ素化合物(7)あるいはホウ素化合物(8)は、た
とえば以下の方法により製造することができる。
【0025】 (7) も上記と同様である。
【0026】このようなハロゲン化合物(6)または
(9)およびホウ素化合物(7)または(8)の具体例
としては、先に挙げたフェノール化合物の例示化合物
中、ヒドロキシル基が臭素原子やヨウ素原子に置き換わ
った化合物や、トリフロロメタンスルホニルオキシ基に
置き換わった化合物、さらに、ヒドロキシル基がホウ酸
あるいはホウ素残基に置き換わった化合物が例示され
る。 ハロゲン化合物(6)とホウ素化合物(7)ある
いはホウ素化合物(8)とハロゲン化合物(9)とから
芳香族エステル化合物(1)を得る反応に於いて、ホウ
素化合物(7)あるいはホウ素化合物(8)の使用量
は、ハロゲン化合物(6)あるいはハロゲン化合物
(9)に対してそれぞれ通常 0.9〜5倍当量であるが、
好ましくは1〜3倍当量である。 金属触媒としては、
パラジウム系では塩化パラジウム、酢酸パラジウム、ト
リフェニルホスフィンパラジウム錯体、パラジウム/炭
素などが用いられ、ニッケル系およびロジウム系につい
ても上記パラジウム系と同様な触媒が用いられる。 こ
れらの金属触媒の使用量は、原料ハロゲン化合物(6)
あるいはハロゲン化合物(9)に対して 0.001〜0.1 倍
当量の範囲である。この反応では上記金属触媒の他に、
助触媒として、3価のリン化合物または3価のヒ素化合
物が用いられ、それらとしては、一般式(10) R6 −(R7 −)Y−R8 (10) (式中、Yはリン原子またはヒ素原子を示し、R6 、R
7 およびR8 は同一または相異なりアルキル基、アリー
ル基、アルコキシ基、アリールオキシ基またはハロゲン
原子を示す。)で示される化合物であって、具体的には
トリ−n−ブチルホスフィン、トリフェニルホスフィ
ン、トリ−o−トリルホスフィン、トリ−o−トリルホ
スファイト、三塩化リン、トリフェニルヒ素などが例示
される。 これらのリン化合物またはヒ素化合物の使用
量は、上記の金属触媒に対して 0.1〜50倍当量、
好ましくは3〜30倍当量である。 さらにこれらの触
媒に加え、銅触媒を用いることもでき、かかる銅触媒と
しては、ヨウ化銅、臭化銅、塩化銅、酸化銅、シアン化
銅などが用いられ、これらの使用量は、原料ハロゲン化
合物(6)あるいは(9)に対して、 0.001〜0.1 倍当
量の範囲である。勿論これ以上使用することも可能であ
るが、特に大量使用するメリットもない。
【0027】塩基性物質としては、アルカリ金属の炭酸
塩、カルボン酸塩、アルコキサイド、水酸化物などや有
機塩基が挙げられるが、かかる塩基性物質の好ましい具
体例としては、たとえばジエチルアミン、トリエチルア
ミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリーnーブチル
アミンアミン、テトラメチルエチレンジアミン、ジメチ
ルアニリン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、N
ーメチルモルホリン、Nーメチルピペリジンなどの3級
アミンまたは2級アミン等の有機塩基、あるいは、ナト
リウムメトキサイド、ナトリウムエトキサイド、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナト
リウムなどのアルカリ金属のアルコキシド、水酸化物や
炭酸塩が好ましく用いられる。塩基の使用量は、通常、
ハロゲン化合物(6)あるいは(9)に対して1〜5倍
当量である。 必要により、適当な溶媒、例えばアセト
ニトリル、トルエン、ピリジン、ピコリン、テトラヒド
ロフラン、ジメチルホルムアミド、ヘキサメチルホスホ
リルアミド、N−メチルピロリドン、メタノールなどを
反応溶媒として使用することもできる。 また、上記塩
基を溶媒として用いることもできる。
【0028】これらの反応溶媒の使用量は特に制限され
ない。 尚、上記反応は通常窒素、アルゴン等の不活性
ガス中で行われる。 該反応においては、反応温度を高
めることにより目的とするエステル誘導体の収率を向上
させることができるが、あまり高温では副生物が増加す
るので、通常反応温度は15〜160℃であり、好まし
くは30〜140℃である。 反応時間については特に
制限はない。 反応終了後、抽出、濃縮、再結晶等の通
常の手段により、芳香族エステル化合物(1)を得るこ
とができる。また、必要によりカラムクロマトグラフィ
ーあるいは再結晶等により精製することもできる。
【0029】
【発明の効果】本発明の化合物は、混合によりSc* 液
晶組成物とした場合において、Ch相のラセンピッチを
のばし、配向性を向上させることに有効である。
【0030】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例により、制限をうける
ものではない。
【0031】実施例1 (+)−4−(1−プロポキシエチル)安息香酸 (3
ー1)2.1 g(10ミリモル)と(+)−4−(2−ヘ
プチルオキシプロピル)フェノール (2ー1)2.5 g
(10ミリモル)を無水ジクロルメタン30mlに溶か
し、N,N−ジシクロヘキシルカルボジイミド 2.5g
(12ミリモル)と4−ピロリジノピリジン 0.1gを加
え、室温で6時間攪拌する。 生じた白色沈澱は濾別し
たのち、濾液をトルエン80mlで希釈し、ついでこのト
ルエン溶液を、2%塩酸水、水、5%重曹水、食塩水に
て順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、得られ
るトルエン溶液は、減圧下濃縮し、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(溶離液:トルエン−酢酸エチル)に
て精製すれば、(+)−4−(1−ヘプチルオキシエチ
ル)フェニル−4’−(1−プロポキシエチル)ベンゾ
エート (1ー1)3.9 g(収率85%)を得る。
〔α〕D 25=+21.2°(c= 0.83, CHCl3
【0032】実施例2 (+)−4−(1−プロポキシエチル)フェノール
(5ー2)1.8 g(10ミリモル)をピリジン20mlに
溶かし、室温にて(+)−4−(1−ペンチルオキシプ
ロピル)安息香酸クロリド(4ー2)2.7 g(10ミリ
モル)を加えて、2時間反応させる。 反応混合物は2
N塩酸100ml中に注ぎ、トルエン200mlで抽出、つ
いで、トルエン溶液を2%塩酸水、水、5%重曹水、水
の順に洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、得られ
るトルエン溶液は減圧下濃縮し、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(溶離液:トルエン−酢酸エチル)にて
精製すれば、(+)−4−(1−プロポキシエチル)フ
ェニル−4’−(1−ペンチルオキシプロピル)ベンゾ
エート (1ー2)3.8 g(収率91%)を得る。
【0033】実施例3〜6 実施例1においてカルボン酸化合物およびフェノール化
合物を表−1に示す化合物に代える以外は実施例1と同
様に反応、後処理すれば、表−1に示す化合物を得る。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】実施例7 撹拌装置、還流冷却器、温度計を装着し、系内を窒素置
換した四つ口フラスコに、(+)−4−(4−プロポキ
シー4ートリフロロメチルー1ーブチル)フェノール
(2ー7)2.8g(10mmol)、(+)−4−
(1−ヘキシルオキシエチル)安息香酸 (3ー7)
2.4g(10mmol)、ジシクロヘキシルカルボジ
イミド2.4g(11mmol)、ジメチルアミノピリ
ジン0.5gおよびジクロロメタン30gからなる溶液
を室温にて12時間撹拌する。反応終了後、析出してい
る結晶を濾別して除き有機層を減圧下にて濃縮し得られ
た淡黄色固体をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製して、(+)−4−(1−ヘキシルオキシエチル)
安息香酸 の(+)−4−(4−プロポキシー4ートリ
フロロメチルー1ーブチル)フェニルエステル(1ー
7)4.6g(収率92%)を得る。[α]D 20=+3
6°(c=1,CHCl3
【0037】実施例8 4−(3ーエトキシー1ーブチル)ー2、3ージフロロ
フェニルカルボン酸(4ー8)2.6g(12mmo
l)、(+)−2ー(4−(6−エトキシー1ーtrans
ーヘプテニル)フェニル)ー5ーヒドロキシピリミジン
(5ー8)3.1g(10mmol)、ジシクロヘキシ
ルカルボジイミド2.4g(11mmol)、ジメチル
アミノピリジン0.5gおよびジクロロメタン30gか
らなる溶液を室温にて12時間撹拌する。反応終了後、
析出している結晶を濾別して除き有機層を減圧下にて濃
縮 4−(3ーエトキシー1ーブチル)ー2、3ージフ
ロロフェニルカルボン酸の(+)ー2ー(4ー(6ーエ
トキシー1ーtrans ーヘプテニル)フェニル)ー5ーヒ
ドロキシピリミジンエステル(1ー8)4.9g(収率
89%)を得る。[α〕D 20= +16.9°(c=1,
CHCl3 )を得る。
【0038】本実施例と同様にして、4−(3ーエトキ
シー1ーブチル)ー2、3ージフロロフェニルカルボン
酸にかえ、以下の化合物を得ることが出来る。4−オク
チルオキシフェニルカルボン酸の(+)ー2ー(4ー
(6ーエトキシー1ーtrans ーヘプテニル)フェニル)
ー5ーヒドロキシピリミジンエステル、4−(2ーブト
キシー1ープロポキシ)フェニルカルボン酸の(+)ー
2ー(4ー(4ーエトキシー1ーtrans ーペンテニル)
フェニル)ー5ーヒドロキシピリミジンエステル、2−
(4ーエトキシプロポキシー1ーペンチルオキシ)ピリ
ジンー5ーカルボン酸の(+)ー2ー(4ー(6ーブト
キシー1ーtrans ーヘプテニル)ー2ーフロロフェニ
ル)ー5ーヒドロキシピリミジンエステルを合成するこ
とができる。
【0039】実施例9 (+)−4−(6−ブトキシー1ーヘプチニル)フェニ
ルカルボン酸(3ー9)2.9g(10mmol)とオ
キザリルクロリドより調整した酸クロリドを、(+)−
4’−(1−プロポキシエチル)ー4ーヒドロキシビフ
ェニル(2ー9)3.0g(12mmol)、ピリジン
10gおよびトルエン30gからなる溶液中に室温にて
加える。同温度にて2時間撹拌する。反応終了後、トル
エン100mlで抽出し、水、希塩酸、7%重曹水、水
にて順次洗浄する。有機層を減圧下にて濃縮し得られた
淡黄色固体をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製して、(+)−4−(6−ブトキシー1ーヘプチニ
ル)フェニルカルボン酸の4−(+)−4’−(1−プ
ロポキシエチル)ー4ーヒドロキシビフェニルエステル
(1ー9)5.0g(収率95%)を得る。[α]D 20
=+13.6°(c=1,CHCl3
【0040】本実施例と同様にして、(+)−4−(6
−エトキシー1ーヘプチニル)フェニルカルボン酸の
(−)−4’−(1−プロポキシエチル)ー4ーヒドロ
キシビフェニルエステル、(+)−4−(6−エトキシ
プロポキシー1ーヘプチニル)フェニルカルボン酸の6
ー(6ープロピオニリルー1ーヘプチニル)ー2ーヒド
ロキシキノキサリンのエステル、(+)−4−(6−ヘ
キシルオキシー1ーヘプチニル)フェニルカルボン酸の
(+)ー4−(3ーフロロー1ーブチル)フェノールの
エステル、(+)−4−(6−ブトキシー1ーヘプチニ
ル)フェニルカルボン酸の(+)ー4−(3ー(2ーフ
ロロエトキシ)ー1ーブチル)フェノールのエステルを
合成することができる。
【0041】実施例10 (+)−4−(6−ブチリリルー1ーヘプチニル)フェ
ニルカルボン酸(3ー10)3.0g(10mmo
l)、2ー(4−ヒドロキシフェニル)ー5ー(5ーヘ
キシルオキシ−1−transーヘキセニル)ピリミジ
ン(2ー10)3.5g(12mmol)、ジシクロヘ
キシルカルボジイミド2.2g(10mmol)、ジメ
チルアミノピリジン0.5gおよびジクロロメタン30
gからなる溶液を室温にて12時間撹拌する。反応終了
後、析出している結晶を濾別して除き、濾液にトルエン
100mlで抽出し、水、希塩酸、7%重曹水、水にて
順次洗浄する。有機層を減圧下にて濃縮し得られた淡黄
色固体をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し
て、(+)−4−(6−ブチリリルー1ーヘプチニル)
フェニルカルボン酸の2ー(4−ヒドロキシフェニル)
ー5ー(5ーヘキシルオキシー1ーtransーヘキセ
ニル)ピリミジン(1ー10)5.8g(収率91%)
を得る。[α]D 20=+3.6°(c=1,CHC
3
【0042】本実施例と同様にして、(+)−4−(6
−ブチリリルー1ーヘプチニル)フェニルカルボン酸の
4’ー4−ヒドロキシー4ー(5ーヘキシルオキシー1
ーtransーヘキセニル)ビフェニルのエステル、
(+)−4−(6−ブチリリルー1ーヘプチニル)フェ
ニルカルボン酸の(+)−2ーフロロー4−(6−ブト
キシー1ーヘプチニル)フェニルエステル、(+)−4
−(6−ブチリリルー1ーヘプチニル)フェニルカルボ
ン酸の(ー)−2ーフロロー4−(6−ブトキシー1ー
ヘプチニル)フェニルエステルを合成することができ
る。
【0043】実施例11 (+)−2、3ージフロロー4−(6−ブトキシー1ー
ヘプチニル)フェニルカルボン酸(3ー11)3.2g
(10mmol)とオキザリルクロリドより調整した酸
クロリドを、(−)4−(4ーフロロー1ーペンチル)
フェノール(2ー11)2.2g(12mmol)、ピ
リジン20gおよびジクロロメタン30gからなる溶液
中に室温にて加える。同温度にて2時間撹拌する。反応
終了後、トルエン100mlで抽出し、水、希塩酸、7
%重曹水、水にて順次洗浄する。有機層を減圧下にて濃
縮し得られた淡黄色固体をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで精製して、(+)−2、3ージフロロー4−
(6−ブトキシー1ーヘプチニル)フェニルカルボン酸
の(−)4−(4ーフロロー1ーペンチル)フェニルエ
ステル(1ー11)4.5g(収率93%)を得る。
[α]D 20=−1.6°(c=1,CHCl3
【0044】本実施例と同様にして、(+)−2、3ー
ジフロロー4−(6−ブトキシー1ーヘプチニル)フェ
ニルカルボン酸の(+)4−(4ーフロロー1ーペンチ
ル)フェニルエステル、(+)−2ーフロロー4−(6
−ブトキシー1ーヘプチニル)フェニルカルボン酸の
4’−(1ーブトキシエチルー2、3ージフロロー4ー
ヒドロキシービフェニルのエステルを合成することがで
きる。
【0045】実施例12 撹拌装置、還流冷却器、温度計を装着し、系内を窒素置
換した4つ口フラスコに、(+)ー4’ートリフロロメ
タンスルホニルオキシー4ー(4ーエトキシー1ーペン
チル)ビフェニル(6ー12)4.2g(10ミリモ
ル)、テトラキストリフェニルフォスフィンパラジウム
0.23g(0.2 ミリモル)、水酸化ナトリウム2.4 g(60
ミリモル)、テトラヒドロフラン60mlを入れた後、こ
こに(+)ー4ー(2ーブトキシー1ープロピル)フェ
ニルボラン酸(7ー12)3.5g(15ミリモル)の
テトラヒドロフラン溶液50mlを室温で滴下する。その
後加熱し、撹拌しながら6時間還流する。室温まで冷却
後、10%水酸化ナトリウム水溶液5ml、30%過酸化水
素水2mlを加え、1時間かき混ぜる。エ−テルを加え
抽出し、有機層を飽和食塩水20mlで2回洗浄後、無水
硫酸マグネシウムを用いて乾燥する。溶媒を留去後、残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製す
ることにより、(+)ー4ー(4ー(4ーエトキシー1
ーペンチル)フェニル)ー1ー(4ー(2ーブトキシー
1ープロピル)フェニル)ベンゼン(1ー12)2.0
g(収率66%)を得る。
【0046】〔実施例13〕撹拌装置、還流冷却器、温
度計を装着し、系内を窒素置換した4つ口フラスコに、
(S)ー2ーブロモー5ー(1ーメチルブトキシ)ピリ
ミジン(6ー13)2.4g(10ミリモル)、テトラ
キストリフェニルフォスフィンパラジウム0.35g
(0.3 ミリモル)、水酸化ナトリウム1.6 g
(40ミリモル)、テトラヒドロフラン50mlを入れ
た後、ここにラセミ 4ー(4ーメトキシー1ーペンチ
ニル)フェニルジヒドロキシボラン(7ー13)3.3
g(15ミリモル)のテトラヒドロフラン溶液50mlを
室温で滴下する。その後加熱し、撹拌しながら6時間還
流する。室温まで冷却後、10%水酸化ナトリウム水溶液
5ml、30%過酸化水素水2mlを加え、1時間かき混
ぜる。エ−テルを加え抽出し、有機層を飽和食塩水20m
lで2回洗浄後、無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥す
る。溶媒を留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにより精製することにより、2ー(4ーメトキ
シー1ーペンチニル)フェニルー5ー(1−(S)ーメ
チルブトキシ)ピリミジン(1ー13)2.3 g(収
率69%)を得る。[α]D 20=+4.1°(c=1,
CHCl3
【0047】実施例14 実施例13において、ラセミ 4ー(4ーメトキシー1
ーペンチニル)フェニルヒドロキシボランにかえ、
(R)ー4ー(6ーメトキシー1ーヘプチニル)フェニ
ルヒドロキシボラン(7ー14)3.7g(15ミリモ
ル)を使用する以外は実施例13に準じて反応、後処理
を行えば、2ー(6−(R)ーメトキシー1ーヘプチニ
ル)フェニルー5ー(1−(S)ーメチルブトキシ)ピ
リミジン(1ー14)2.6 g(収率70%)を得
る。本実施例と同様にして2ー(6−(R)ーメトキシ
ー1ーヘプチニル)フェニルー5ー(1−(R)ーメチ
ルブトキシ)ピリミジン を合成することができる。
【0048】(実施例15)撹拌装置、還流冷却器、温
度計を装着し、系内を窒素置換した4つ口フラスコに、
(+)ー5ートリフロロメタンスルホニルオキシー2ー
(4ーエトキシー1ーtrans ーペンテニル)フェニルピ
リミジン 3.3g(10ミリモル)、テトラキストリ
フェニルフォスフィンパラジウム0.23g(0.2 ミリモ
ル)、水酸化ナトリウム2.4 g(60ミリモル)、テトラ
ヒドロフラン60mlを入れた後、(+)ー4ー(1ーヘ
キシルオキシエチル)フェニルジヒドロキシボラン5.
0g(20ミリモル)のテトラヒドロフラン溶液50ml
を室温で滴下する。その後加熱し、撹拌しながら、6時
間還流する。室温まで冷却後、10%水酸化ナトリウム水
溶液5ml、30%過酸化水素水2mlを加え、1時間か
き混ぜる。トルエンを加え抽出し、有機層を飽和食塩水
20mlで2回洗浄、無水硫酸マグネシウムを用いて乾燥
する。溶媒を留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーにより精製することにより、(+)ー5ー
(4ー(1ーヘキシルオキエチル)フェニルー2ー{4
ー(4ーエトキシー1ーtrans−ペンテニル)フェ
ニル}ーピリミジン 3.8g(収率81%)、[α]
D 20 13. 4(C=1.0 ,CHCl 3 ) 。
【0049】実施例16 (+)ー4−(4−ブトキシー1ーペンチニル)ー2ー
フロロフェニルカルボン酸(3ー16)2.8g(10
mmol)とオキザリルクロリドより調整した酸クロリ
ドを、6−(1ーエトキシエチル)ー2ーヒドロキシキ
ノリン(2ー16)2.2g(10mmol)、ピリジ
ン20gおよびジクロロメタン30gからなる溶液中に
室温にて加える。同温度にて2時間撹拌する。反応終了
後、トルエン100mlで抽出し、水、希塩酸、7%重
曹水、水にて順次洗浄する。有機層を減圧下にて濃縮し
得られた淡黄色固体をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製して、(+)ー4−(4−ブトキシー1ーペ
ンチニル)フェニルカルボン酸の6−(1ーエトキシエ
チル)ー2ーヒドロキシキノリンのエステル(1ー1
6)4.5g(収率90%)を得る。
【0050】本実施例と同様にして(+)ー4−(1ー
デシルオキシエチル)フェニルカルボン酸の(+)−4
−(4−(2ークロロプロピオニリル)ー1ーtrans ー
ペンテニル)フェニルエステル、(+)ー3ーフロロー
4−(3ーブトキシー1ーブチニル)フェニルカルボン
酸の(+)−4−(6−(2ーメチルブチリリル)ー1
ーtrans ーヘプテニル)フェニルエステル、(ー)ー4
−(1ープロポキシエチル)フェニルカルボン酸の
(+)−4−(8−アセチルオキシー1ーtrans ーノネ
ニル)フェニルエステルを合成することができる。
【0051】実施例17 ラセンピッチの測定 (測定方法)液晶(基礎編)227頁(1985)倍風
館および応用物理 43巻 152頁(1969)に記
載の方法に準じて測定した。(Canoくさび法) 平行配向処理を施したくさび型セルにコレステリック液
晶を封入するとラビング方向に垂直な方向の分子のみが
安定に存在するため1/2 ピッチ長に対応する縞(ディス
クリネーション)が観察される。この縞の間隔aおよび
くさびの角θより以下の式を用いて下記液晶組成物のC
h相らせんピッチPを求めた。 P=2×a×θ (P:らせんピッチ、a:縞の間隔、θ:くさび角度
(rad)、tan θ=0.014) (液晶組成物) ・2−(6(R)−メトキシ−1−ヘプチニル)フェニル−5−(1(R)−メ チルブトキシ)ピリミジン: 20モル% ・4−(5−(デシルオキシ−ピリミジン−2−イル)フェニル−4−ヘプチル オキシベンゾエート: 80モル% (結果) ピッチ長:33μm以上 測定温度:80℃
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 22/08 25/13 25/24 43/205 D 7419−4H 43/225 D 7419−4H 67/08 67/14 69/773 69/92 9546−4H C07D 239/26 239/34 239/74 239/80 241/12 241/18 241/42 241/44 C09K 19/16 19/18 19/20 9279−4H 19/32 19/34 // C07M 7:00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) (式中、R1 は、炭素数1〜15のハロゲン原子で置換
    されていてもよい飽和もしくは不飽和のアルキル基、炭
    素数2〜15のハロゲン原子で置換されていてもよい飽
    和もしくは不飽和のアルコキシアルキル基、水素原子ま
    たはフッ素原子を示し、Xは−COO−、−OCO−ま
    たは単結合を示し、Eは、−CH=CH−または−C≡
    C−を示し、Zは水素原子またはフッ素原子を示し、A
    1 およびA 2 は、それぞれ を示し、i、jはそれぞれ0〜3の整数であり、k、
    l、p、q、r、sおよびtは0または1であり、m、
    nはそれぞれ0〜8の整数を示す。)で示される芳香族
    エステル化合物。
  2. 【請求項2】一般式(2) (式中、R1 、A1 、Z、E、k、m、pおよびrは前
    記と同じ意味を表わす。)で示されるフェノール化合物
    と一般式(3) (式中、A2 、R2 、Z、E、l、n、q、sおよびt
    は前記と同じ意味を表わし、R5 は水酸基またはハロゲ
    ン原子を示す。)で示されるカルボン酸化合物とを反応
    させることを特徴とする請求項1記載の芳香族エステル
    化合物(但し、Xは−OCO−)の製造法。
  3. 【請求項3】一般式(4) (式中、R1 、R5 、A1 、Z、E、k、m、pおよび
    rは前記と同じ意味を表わす。)で示されるカルボン酸
    化合物と一般式(5) (式中、A2 、R2 、Z、E、l、n、q、sおよびt
    は前記と同じ意味を表わす。)で示されるフェノール化
    合物とを反応させることを特徴とする請求項1記載の芳
    香族エステル化合物(但し、Xは−COO−)の製造
    法。
  4. 【請求項4】一般式(6) (式中、R1 、A1 、Z、E、k、m、pおよびrは前
    記と同じ意味を表わし、Dは、ハロゲン原子、−OCO
    CF3 または−OSO2 R’を示す。ただし、R’はフ
    ッ素原子で置換されていてもよい低級アルキル基、また
    は置換されていてもよいフェニル基を示す。)で示され
    るハロゲン化合物と一般式(7) (式中、A2 、R2 、Z、E、l、n、q 、sおよび
    tは前記と同じ意味を表わし、R3 は水酸基、直鎖、分
    岐もしくは環状のアルキル基または直鎖、分岐もしくは
    環状のアルコキシ基を示す。このとき、R3 同士は、相
    互に結合して環を形成していてもよい。或いは(R3 )2
    で置換されていてもよいベンゾジオキシ基を示す。)で
    示されるホウ素化合物と金属触媒とを塩基性物質の存在
    下に反応させることを特徴とする請求項1記載の芳香族
    エステル化合物(但し、Xは単結合)の製造法。
  5. 【請求項5】一般式(8) (式中、R1 、R3 、A1 、Z、E、k、m、pおよび
    rは前記と同じ意味を表わす。)で示されるホウ素化合
    物と一般式(9) (式中、A2 、R2 、Z、E、D、l、n、q、sおよ
    びtは前記と同じ意味を表わす。)で示されるハロゲン
    化合物とをパラジウム触媒と塩基性物質の存在下に反応
    させることを特徴とする請求項1記載の芳香族エステル
    化合物(但し、Xは単結合)の製造法。
  6. 【請求項6】光学活性体であることを特徴とする請求項
    1記載の芳香族エステル化合物。
  7. 【請求項7】一般式(1)で示される光学活性な芳香族
    エステル化合物を少なくとも1種含有することを特徴と
    する液晶組成物。
  8. 【請求項8】一般式(1)で示される光学活性な芳香族
    エステル化合物を少なくとも1種含有する液晶組成物を
    用いることを特徴とする液晶表示素子。
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