JPH0890982A - ボールペン - Google Patents

ボールペン

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JPH0890982A
JPH0890982A JP6259293A JP25929394A JPH0890982A JP H0890982 A JPH0890982 A JP H0890982A JP 6259293 A JP6259293 A JP 6259293A JP 25929394 A JP25929394 A JP 25929394A JP H0890982 A JPH0890982 A JP H0890982A
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JP
Japan
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fluorine
ball
ink
agent
point pen
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JP6259293A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kondo
正広 近藤
Hideaki Asami
秀明 朝見
Yoichi Takasu
洋一 高須
Takehisa Inoue
武久 井上
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Pilot Ink Co Ltd
Original Assignee
Pilot Ink Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撥水性且つ撥油性の内壁に改質されており、
臨界表面張力が極めて小さいことに依存して、筆記時の
インキ消費に伴う、内壁へのインキの付着や残存による
痕跡もなく、又、筆記先端部を上向き状態に放置させた
としても、逆流防止剤が内壁をつたって垂れ下がる現象
を発生させることもなく、常に正常な筆記性能を与える
ボールペンを提供する。 【構成】 熱可塑性樹脂からなるインキ収容管の一端に
ボールペンチップ部を設け、前記インキ収容管内に中粘
性インキと、中粘性インキの末端側に逆流防止剤を充填
したボールペンレフィールを、軸筒に装着したボールペ
ンにおいて、前記インキ収容管の内壁がフッ素界面に形
成されてなるボールペン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はボールペンに関する。更
に詳細には逆流防止剤の垂れ下がりを防止した中粘性イ
ンキボールペンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、透明又は半透明の熱可塑性樹脂パ
イプを用いたボールペン用インキ収容管において、前記
パイプの内壁をシリコンオイル等で処理して、収容した
インキが内壁面に付着、残存するトラブルの解消や、筆
記によるインキの消費状態の外部からの透視性を損なわ
ないよう改質する試みが特公昭38−20913公報、
特公昭61−40196号公報等に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のインキ収容
管内壁をシリコンオイル等で処理する系にあっては、高
粘性の油性ボールペンインキ(例えば、20℃で100
00〜30000mPa・s)を収容する系にあって
は、前記した不具合を解消できるとしても、前記粘度以
下の中粘性(20℃で粘度が2000〜8000mPa
・s程度)油性ボールペンインキや中粘性水性ボールペ
ンインキ(例えば、筆記時の剪断速度384sec-1
おける粘度が20℃で10〜150mPa・sを示す揺
変性のインキ)を収容する系では、筆記先端を上向き状
態で保持した場合の逆流防止剤の後方への垂れ下がり
や、逆に筆記状態での逆流防止剤の部分的な分離等によ
りチップ部方向への移行によるトラブルや、インキ収容
管内壁への付着、残存等による外部からの透視性を損な
う等の不具合を発生させがちであり、必ずしも有効に機
能しなかった。
【0004】本発明は、前記した従来の不具合を解消す
るボールペン用インキ収容管を備えたボールペンを提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱可塑性樹脂
からなるインキ収容管の一端にボールペンチップ部を設
け、該インキ収容管内に中粘性インキと、該中粘性イン
キの末端側に逆流防止剤を充填したボールペンレフィー
ルを、軸筒内に収容したボールペンにおいて、前記イン
キ収容管の内壁表面が、フッ素界面に形成されてなるこ
とを特徴とするボールペンを要件とする。更には、前記
フッ素界面は、未使用時の逆流防止剤が位置する個所を
含む、該逆流防止剤の前方及び後方にそれぞれ少なくと
も5mm程度の長さにわたり、レフィールの内壁の周面
に形成されてなることを特徴とする。更には、前記フッ
素界面は、フッ素系樹脂薄膜により形成されてなるこ
と、前記フッ素界面は、フッ素化合物からなるガスによ
る低温プラズマ処理により形成されてなること、前記逆
流防止剤は、ポリブテンを構成成分として含む粘弾性の
逆流防止剤であること、インキ収容管は、ポリオレフィ
ン系樹脂からなり、フッ素界面は、フッ素系樹脂薄膜に
より形成されてなること、ポリオレフィン系樹脂からな
るインキ収容管の一端にボールペンチップ部を装着し、
該インキ収容管内に筆記により生じる剪断速度で約10
〜150mpa.sの粘度を示す、少なくとも約50重
量%の水を含む極性溶媒と樹脂を含むビヒクル中に着色
剤を配合した剪断減粘性の水性インキが収容されてお
り、前記インキの末端側にはポリブテンを構成成分とし
て含む逆流防止剤が充填されており、前記インキ収容管
の内壁表面がフッ素界面に形成されてなること、前記フ
ッ素界面は、未使用時の逆流防止剤が位置する個所を含
む、該逆流防止剤の前方及び後方にそれぞれ少なくとも
5mm程度の長さにわたり、レフィールの内壁の周面に
形成されてなること、更には、前記フッ素界面は、フッ
素系樹脂により形成されてなること等を要件とする。
【0006】前記において、熱可塑性樹脂からなるイン
キ収容管は、ポリオレフィン系樹脂、塩化ビニル樹脂及
びその共重合樹脂等が挙げられるが、ポリプロピレン、
ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂の成形体が、イ
ンキの低蒸発性、透明性、生産性、コスト等の面で好適
である。
【0007】前記フッ素界面とは、具体的にはインキ収
容管の内壁をフッ素基を有する界面状態に改質、或いは
フッ素系樹脂による表面層の形成等を意味する。前者
は、従来より汎用の低周波、ラジオ波、又はマイクロ波
放電によるガスプラズマにより、フッ素化合物からなる
ガスによる低温プラズマ処理して、フッ素基を導入して
フッ素界面を形成する方法が挙げられる。ここで、前記
低温プラズマ処理における処理温度は、放電熱により材
料表面が変質しないよう、プラズマ処理温度は0℃〜5
0℃の温度範囲が好ましい。一方、後者はフッ素系ポリ
マーをパーフロロカーボンに希釈した処理液、好適には
市販のフッ素系コーティング剤〔フロラードFC−72
2(品名)住友スリーエム(株)製、フッ素系ホモポリ
マーを完全フッ素化された不活性液体(パーフロロカー
ボン)中で合成した、固形分2重量%のコーティング
剤〕を使用でき、更に具体的にはフッ素系ポリマーの
0.01〜2重量%を含むパーフロロカーボン液からな
る処理液中に前記熱可塑性樹脂インキ収容管を浸漬した
後、取り出し、乾燥皮膜を形成させるか、一連の製造プ
ロセス、即ち、インキを充填する前加工段階において該
インキ収容管の内壁に前記処理液の吹きつけ処理工程を
設け、乾燥処理によりフッ素樹脂を付着固化させること
ができる。
【0008】前記処理液による加工は、前記希釈液が低
表面張力を有しており、加工対象のインキ収容管表面を
よく濡らして処理液を付着させることができる。又、引
火性、毒性やオゾン破壊性もなく、速乾性であって前記
固形分の濃度に応じて、乾燥薄膜(0.005〜1μ
m、好適には0.05〜0.5μm)を極めて短時間に
形成でき、生産性を満足させる。尚、本発明中の薄膜と
は、連続した均質膜に限らず、点状乃至不連続に分布し
たものを含む。
【0009】前記乾燥薄膜は、水性乃至油性溶媒に不溶
性であることは勿論、インキ収容管内壁に密着してお
り、該薄膜は低表面張力であり、撥水性且つ撥油性に富
んでおり、又、透明性であり、内部透視性等を阻害する
こともない。前記以外の処理剤としては、市販のフッ素
系コーティング剤〔フロラードFC−725(品名)、
住友スリーエム(株)製、フッ素系コポリマー30重量
%のn−ブチルアセテート液〕を挙げることができ、酢
酸エチル、酢酸ブチル、メチルイソブチルケトン、1.
1.1−トリクロロエタン等を、適宜濃度に希釈してな
る処理液を付着、乾燥処理することにより、同様の硬化
薄膜を形成して実用に供することができる。
【0010】前記におけるフッ素系樹脂の薄膜は、未使
用時の逆流防止剤が位置する個所を含む、該逆流防止剤
の前方及び後方にそれぞれ少なくとも5mm程度の長さ
にわたり内壁周面に形成することにより、製品の輸送過
程や使用初期段階における逆流防止剤の逆流トラブルが
最低限抑止される上、処理加工バラツキ、インキと逆流
防止剤の充填バラツキ等によるトラブルを最低限発生さ
せない。
【0011】本発明のボールペンは、油性或いは水性ボ
ールペンインキを収容して実用に供することができる
が、収容管内径が1.5〜2mm程度のものは勿論、3
〜5mm程度の大容量化したパイプにおいて、その効果
を効果的に発現させる。即ち、前記小径の系にあって
は、逆流防止剤の垂れ下がりや分離等の不具合が物理的
に発生し難いが、大径化するにつれ前記不具合を発生さ
せ易くなり、これらの不具合の発生を効果的に抑止す
る。
【0012】又、従来より汎用の高粘性油性ボールペン
インキに比べて、粘度の低い中粘性インキ、なかでも中
粘性水性ボールペンインキ(例えば、剪断速度384s
ec-1における粘度が20℃で10〜150mPa・s
の揺変性インキ)を収容させた、内径3〜5mm程度の
ポリオレフィン系パイプを用いた系で、未処理の系や、
シリコン樹脂等による処理の系に比較して、その効果を
効果的に発現させる。
【0013】本発明におけるボールペンチップ部は、金
属細管の先端部を内方に押圧変形させて形成したインキ
導出路を含むボール受け座にボールを抱持させるタイプ
のもの、金属部材の切削加工により内部にインキ導出路
を含むボール受け座を一体形成し、前記ボール受け座に
ボールを抱持させるタイプのもの等、従来汎用の構成の
チップが有効であり、前記チップを適宜、プラスチック
成形体による保持部材に装着してボールペンチップ部を
構成することもできる。
【0014】前記逆流防止剤は、筆記先端部を上向き状
態で保持した際の逆流を防止し、インキ消費に従動して
移動し、正常な筆記特性を与えるためのものであり、ポ
リブテンを構成成分として含む組成のもの、その他、前
記特性を満足させるものが適用される。
【0015】特に、ポリブテンを含む逆流防止剤は、適
宜の粘弾性を有し、インキとの相溶性もなく、インキに
対する追従性もよいため、好適に用いられる。
【0016】
【作用】フッ素界面に形成したインキ収容管は、撥水性
且つ撥油性に顕著に優れた界面に改質されており、油性
乃至水性ボールペンインキの管内壁への付着による残
存、汚染防止に機能する。又、逆流防止剤との臨界表面
張力を極めて小に形成されており、逆流防止剤が内壁を
つたって濡れ拡がらないし、筆記先端側を上向き放置し
た場合、及び衝撃により逆流防止剤の垂れ下がりを発生
させない。
【0017】
【実施例】以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこ
れに限定されるものではない。 実施例1 ポリプロピレン製パイプ(内径3.8mm、全長100
mm)をフロラードFC−722(住友スリーエム社製
フッ素系コーィング剤の商品名:フッ素系ポリマー固形
分2%をパーフロロカーボンに希釈した液)2.5重量
部を97.5重量部のパーフロロカーボン(C6 14
基本構造とする)に希釈させた処理液中に浸漬した後、
取り出し、常温で乾燥し内壁にフッ素系ポリマーの付着
層を形成したボールペン用インキ収容管21を得た。
【0018】前記インキ収容管21の前端部にボールペ
ンチップ部22〔ポリプロピレン製保持部材221先端
に、ボール222(直径0.3mm)を抱持したチップ
223(ステンレススチール製、直径0.5mm、内径
0.32mm)が圧入固着されている〕を装着し、剪断
減粘性の中粘性水性ボールペンインキ3を収容した後、
ポリブテン〔ポリブテンHV−35(平均分子量75
0)、日本石油化学製〕を構成成分とする逆流防止剤4
を充填して、ボールペンレフィール2を得た。前記レフ
ィールをアクリル樹脂製の軸筒6に装着して水性ボール
ペン1を構成した。
【0019】実施例2(図1参照) ポリプロピレン製パイプ(内径3.8mm、全長100
mm)のチップ装着部位を含む近傍の内壁周面を除い
て、前記実施例1の処理液を付着乾燥させた後、ボール
ペンチップ部22(ポリプロピレン製保持部材に装着さ
れている)を装着した後、剪断減粘性の中粘性水性ボー
ルペンインキ3を充填し、次いでポリブテンを構成成分
として含む逆流防止剤4を充填し、ボールペンレフィー
ル2を得た。
【0020】前記ボールペンレフィールをアクリル樹脂
製の軸筒6に装着して水性ボールペン1を構成した。
【0021】実施例3(図2参照) ポリプロピレン製パイプ(内径3.8mm、全長100
mm)の一端より50mm長さの内壁周面に、前記実施
例1の処理液を付着乾燥させた後、未処理側にボールペ
ンチップ部22(ポリプロピレン製保持部材に装着され
ている)を装着した後、剪断減粘性の中粘性水性ボール
ペンインキ3を充填し、次いでポリブテンを構成成分と
して含む逆流防止剤4を充填し、ボールペンレフィール
2を得た。
【0022】前記ボールペンレフィールをアクリル樹脂
製の軸筒6に装着して水性ボールペン1を構成した。
【0023】比較例1 実施例1のポリプロピレン製パイプ(未処理)を用いた
以外は、実施例1と同様にして、水性ボールペンレフィ
ールを得た。
【0024】比較例2 ポリプロピレン製パイプをシリコーン樹脂溶液(商品名
RZ−903、日本ユニカー製、固形分50%)中に浸
漬した後、常温で乾燥して得たボールペン用インキ収容
管を用いた以外は実施例1と同様にして、水性ボールペ
ンレフィールを得た。
【0025】上記実施例1、2、及び3、比較例1、2
で得た水性ボールペン用レフィールの筆記試験を行な
い、インキ収容管内壁への付着、残存状態を観察すると
共に、筆記先端部を上向き状態で放置(25℃で一週間
放置)して逆流の有無を調べたところ、実施例1、2、
及び3は、インキ及び逆流防止剤のインキ収容管内壁へ
の付着、残存、溶剤分離逆流現象が観察されないのに対
して、比較例1は、前記現象がすべて観察された。又、
比較例2は、溶剤分離、付着現象は見られなかったが、
4日経時後、逆流がみられた。
【0026】
【発明の効果】本発明ボールペン用インキ収容管は、撥
水性且つ撥油性の内壁に改質されており、前記性能比較
試験結果にみられるように、臨界表面張力が極めて小さ
いことに依存して、筆記時のインキ消費に伴う、内壁へ
のインキの付着や残存もなく、又、筆記先端部を上向き
状態に放置させたとしても、逆流防止剤の一部が内壁を
つたって垂れ下がる現象を発生させることもなく、常に
正常な筆記性能を与える。
【0027】又、逆流防止剤とインキの接触界面が常に
正常に保持され、正常な筆記特性を持続させ、透明性の
軸筒により構成されたボールペンにあっては、接触界面
が明瞭に視覚され、外観性も満足させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ボールペンの一実施例の縦断面図であ
る。
【図2】本発明ボールペンの他の実施例の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ボールペン 2 ボールペンレフィール 21 インキ収容管 22 ボールペンチップ部 221 保持部材 222 ボール 223 チップ 3 インキ 4 逆流防止剤 5 フッ素系樹脂薄膜 6 軸筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 武久 愛知県名古屋市昭和区緑町3丁目17番地 パイロットインキ株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂からなるインキ収容管の一
    端にボールペンチップ部を設け、該インキ収容管内に中
    粘性インキと、該中粘性インキの末端側に逆流防止剤を
    充填したレフィールを、軸筒内に収容したボールペンに
    おいて、前記インキ収容管の内壁表面が、フッ素界面に
    形成されてなることを特徴とするボールペン。
  2. 【請求項2】 前記フッ素界面は、未使用時の逆流防止
    剤が位置する個所を含む、該逆流防止剤の前方及び後方
    にそれぞれ少なくとも5mm程度の長さにわたり、レフ
    ィールの内壁の周面に形成されてなる請求項1記載のボ
    ールペン。
  3. 【請求項3】 前記フッ素界面は、フッ素系樹脂薄膜に
    より形成されてなる請求項1記載のボールペン。
  4. 【請求項4】 前記フッ素界面は、フッ素化合物からな
    るガスによる低温プラズマ処理により形成されてなる請
    求項1記載のボールペン。
  5. 【請求項5】 前記逆流防止剤は、ポリブテンを構成成
    分として含む粘弾性の逆流防止剤である請求項1記載の
    ボールペン。
  6. 【請求項6】 前記インキ収容管は、ポリオレフィン系
    樹脂からなり、フッ素界面は、フッ素系樹脂薄膜により
    形成されてなる請求項1記載のボールペン。
  7. 【請求項7】 ポリオレフィン系樹脂からなるインキ収
    容管の一端にボールペンチップ部を装着し、該インキ収
    容管内に筆記により生じる剪断速度で約10〜150m
    pa.sの粘度を示す、少なくとも約50重量%の水を
    含む極性溶媒と樹脂を含むビヒクル中に着色剤を配合し
    た剪断減粘性の水性インキが収容されており、前記イン
    キの末端側にはポリブテンを構成成分として含む逆流防
    止剤が充填されており、前記インキ収容管の内壁表面が
    フッ素界面に形成されてなることを特徴とする水性ボー
    ルペン。
  8. 【請求項8】 前記フッ素界面は、未使用時の逆流防止
    剤が位置する個所を含む、該逆流防止剤の前方及び後方
    にそれぞれ少なくとも5mm程度の長さにわたり、レフ
    ィールの内壁の周面に形成されてなる請求項7記載のボ
    ールペン。
  9. 【請求項9】 前記フッ素界面は、フッ素系樹脂により
    形成されてなる請求項7記載のボールペン。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005153519A (ja) * 2003-11-07 2005-06-16 Sakura Color Prod Corp 塗布具
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