JPH0890943A - インクリボン - Google Patents

インクリボン

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Publication number
JPH0890943A
JPH0890943A JP6235024A JP23502494A JPH0890943A JP H0890943 A JPH0890943 A JP H0890943A JP 6235024 A JP6235024 A JP 6235024A JP 23502494 A JP23502494 A JP 23502494A JP H0890943 A JPH0890943 A JP H0890943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink ribbon
cleaning layer
ink
abrasive
print head
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Pending
Application number
JP6235024A
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English (en)
Inventor
Kenji Nakayama
健二 中山
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】印字ヘッドの耐久性を損なわず長期にわたり正
常な印字画像を得るインクリボンの提供。 【構成】インクリボン9は基材シート10の片面に印画
サイズに対応する複数の感熱インク塗布層11を長手方
向に連続して備え、その背面にクリーニング層A12が
形成され、前端部にリードテープ14が連設され、後端
部にエンドテープ15が連設される。リードテープ14
及びエンドテープ15に感熱インク塗布層11はなく、
クリーニング層A面と同一側の面にクリーニング層B1
6を設ける。クリーニング層Bの微粒子研磨材16−2
の大きさは、クリーニング層Aの微粒子研磨材12−2
の大きさよりも粗く構成され、「クリーニング層Aの研
磨力」<「クリーニング層Bの研磨力」の関係にある。
クリーニング層Aは印字中に小さなゴミや汚れを除去
し、クリーニング層Bは長期に蓄積してこびりついた汚
れやインクリボン交換時の大きな埃等を強力に除去す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】インクを記録用紙に熱転写して印
字(印画)を行うサーマルプリンタに用いられるインク
リボンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、印字ヘッドの熱制御に基づい
てインクを記録用紙に熱転写して印字を行うサーマルプ
リンタがあり、これには専用のインクリボンが用いられ
る。
【0003】図3(a) は、そのインクリボンの斜視図で
あり、同図(b) は、そのインクを記録用紙に熱転写する
一般的な印字ヘッドの構成図である。同図(a) に示すイ
ンクリボン1は、樹脂製の透明なベースフィルム上にイ
ンク色a、インク色b及びインク色cが面順次に繰り返
し塗布されて形成されている。上記のインク色a、b及
びcは例えば減法混色の三原色であるイエロー、マゼン
タ及びシアンである。上記インクが塗布されている反対
の面すなわち裏面(図では下面)には全面にわたって印
字ヘッドを研磨する研磨剤が塗布されている。このイン
クリボン1は、未使用部分が送出コア2aに巻かれて保
持されており、送出コア2aから図の矢印Aで示す左下
から右上方向に送り出され、不図示の駆動機構により回
転駆動される巻取コア2bによって印字タイミングに同
期して巻き取られる。
【0004】一方、図3(b) に示す印字ヘッド3は、主
走査方向(記録用紙の幅方向)に印字ピッチPtで配列
された複数の発熱体Rを備えている。発熱体Rは、横幅
Wd及び縦長Htの大きさで、副走査方向の両端が、発
熱体Rの横幅Wdとほぼ同幅のコモン電極C及びセグメ
ント電極Sにそれぞれ接続され、ガラス材等により被覆
されている。この発熱体Rは上記の両電極により選択的
に印加電圧パルスを供給されて発熱し、この発熱に基づ
く熱エネルギーをインクリボンに伝達する。ここで、こ
のようなサーマルプリンタについて簡単に説明する。
【0005】図4は、通常に用いられるサーマルプリン
タの主要部の構成を示す模式図である。同図に示す印字
ヘッド3は、上述した図3(b) の発熱体Rを下面に配設
され、ゴム等の弾性体からなるプラテン4に対向し該プ
ラテン4の上方に位置して上下両方向に移動自在に配設
され、非印字時には上方に在り、印字時には下方に移動
してインクリボン1及び記録用紙5をプラテン4に強く
押圧する。プラテンローラ4の駆動軸にはステッピング
モータ6からギアボックス7を介して駆動力が伝達さ
れ、これにより、プラテンローラ4は1回の印字毎に1
ライン分の送り量だけ回転して記録用紙5及びインクリ
ボン1を図の矢印Bで示す副走査方向に搬送する。印字
ヘッド3の発熱体Rは、印字ヘッドドライバ8からの制
御により画像データに応じて選択的に駆動されて発熱
し、インクリボン1のインクを用紙5に転写する。
【0006】このような印字動作を繰り返していると、
上述した印字ヘッド3の発熱体Rの面に各種の微細なゴ
ミが付着する。上記インクリボン1の裏面全面にわたっ
て塗布されている研磨剤は、このようなゴミを発熱体R
面の研磨によって取り除くために設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記研
磨剤が塗布されているインクリボン1の裏面は、印画中
は印字ヘッドからの強い圧接力によって常に発熱体Rの
面に当接して擦れているから、たとえ発熱体Rがガラス
材で被覆されて保護されているとはいえ、強い研磨剤を
塗布したインクリボンを用いた場合には発熱体Rの面が
短期に摩耗し、発熱体Rすなわち印字ヘッド3が破損し
て耐久性能が低下するという問題が発生する。
【0008】このため、印字ヘッドの摩耗耐久性を考慮
して、適度のクリーニング効果をもった比較的弱い研磨
剤を塗布して用いているが、このように、適度のクリー
ニング効果をもった比較的弱い研磨剤を塗布したインク
リボンでは、発熱体の面に付着した多少の埃やゴミなど
は掻き取れるが、それよりもひどいゴミや汚れでは完全
なクリーニングができない。そして、このようなゴミや
汚れが蓄積されてくると、そのゴミや汚れのために発熱
体からインクリボンへの熱伝達効果が低下して、正常な
画像印字ができなくなるという問題を有していた。
【0009】また、新しいインクリボンを使い終ったイ
ンクリボンと交換する際には、ややもすると大きなゴミ
や汚れが電気的に吸引されて印字ヘッドに付着し易い。
このため、インクリボン使用開始直後の1枚目の印字画
像には不良が発生しやすいという問題もあった。
【0010】例えば、図5(a) は正常な印字画像の例を
示す図であり、同図(b) は欠損画像の例を示す図であ
る。このように、本来は同図(a) に示すように正常に印
字されるべき画像に対して、上述したようにゴミや汚れ
が蓄積したり、最初から大きなゴミや汚れが付着してい
ると、そのゴミや汚れのある発熱体に対応する印字部分
に、同図(b) に示すように画像の欠損部分が発生する。
【0011】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
印字ヘッドの耐久性を損なわずに長期にわたって正常な
印字画像が得られる信頼性の高いインクリボンを提供す
ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】以下に、本発明に係わる
インクリボンの構成を述べる。本発明は、当接する印字
ヘッドの発熱によりインクを記録材に熱転写されるイン
クリボンに適用される。
【0013】本発明のインクリボンは、基材シートと、
該基材シートの片面に塗布された感熱性インクと、上記
基材シートの他面に設けられ当接する上記印字ヘッドの
汚れを研磨する第1の研磨剤と、該第1の研磨剤が設け
られる面と同一面において、その片面に上記感熱性イン
クが塗布されていない部分に設けられ、上記第1の研磨
剤よりも強い研磨力を有する第2の研磨剤とを備えて構
成される。
【0014】上記第2の研磨剤が設けられる上記感熱性
インクが塗布されていない部分は、例えば請求項2記載
のように、上記インクリボンの先端部、中間部又は後端
部に構成される。また、例えば請求項3記載のように、
上記インクリボンの先端部及び後端部に構成される。ま
た、例えば請求項4記載のように、上記基材シートに連
続して貼設された上記基材シートとは別の基材シートか
ら構成される。
【0015】
【作用】この発明のインクリボンは、印字中は感熱性イ
ンクの塗布面の反対の面に塗布されている比較的弱い研
磨力をもつ第1の研磨剤により印字ヘッドの汚れを研磨
し、印字開始前又は印字途中の休止期間あるいは印字終
了後において、感熱性インクが塗布されていない部分に
設けられた上記第1の研磨剤よりも強い研磨力を有する
第2の研磨剤で印字ヘッドを研磨して清浄化する。
【0016】これにより、1個のインクリボンの使用開
始直前、使用途中又は使用完了後すなわち一定期間使用
後に、強い研磨力で蓄積した埃や汚れを取り除き、常に
は弱い研磨力で埃や汚れを取り除くので、印字ヘッドの
耐久性を損なわずに長期にわたって高品質の正常な印字
画像が得られる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳述する。図1(a),(b),(c) は、一実施例に係る
インクリボンの構成を示す模式図である。同図(a) は、
インクリボンの、印字ヘッドをクリーニングする研磨剤
が塗布されている面(裏面)を示す図であり、同図(b)
は、その側断面図であり、同図(c) は、感熱インクが塗
布されている面(表面)を示す図である。
【0018】このインクリボン9は、例えば合成樹脂製
の厚さ数μ(ミクロン)、長さおよそ100m(メート
ル)のベースフィルム(基材シート)10の片面に、同
図(b),(c) に示すように、例えばB6判、A5判等の印
画サイズに対応する大きさの複数の感熱インク塗布層1
1が、ベースフィルム10の長手方向に連続して設けら
れている。この感熱インク塗布層は、例えば厚さがおよ
そ2μあるいは3μ程度に形成され、白黒印字専用であ
れば黒インク一色からなる塗布層で形成され、カラー印
字用であれば例えば減法混色のイエロー、マゼンタ及び
シアンの各インクが面順次に繰り返し塗布されて形成さ
れる。
【0019】この感熱インク塗布層が形成されている部
分に対応するベースフィルム10の裏面には、同図(a),
(b) に示すように、クリーニング層A(第1の研磨剤)
12が形成されている。このクリーニング層A(12)
は、例えば厚さがおよそ1μあるいは2μ程度に形成さ
れており、溶媒12−1とこの溶媒12−1内に分散し
ている微粒子研磨材12−2からなっている。
【0020】このクリーニング層Aは、このインクリボ
ン9で印字(印画)を行っているときに、このクリーニ
ング層A面に当接する印字ヘッドの発熱体と擦れながら
記録用紙と共に副走査方向に移動する際、発熱体のガラ
ス材で保護されている表面を研磨して、付着している些
少なゴミや汚れを除去して発熱体の表面をクリーニング
するように構成されている。
【0021】このクリーニング層Aと感熱インクの塗布
層とを備えた基材シート10の前端部に、該基材シート
10と同様の素材からなり該基材シート10とは別個の
基材シートからなるリードテープ14が連続して貼設さ
れている。また、基材シート10の後端部にも、同様の
基材シート10とは別個の基材シートからなるエンドテ
ープ15が連続して貼設されている。
【0022】これらのリードテープ14及びエンドテー
プ15には、感熱インクの塗布層11は設けられておら
ず、インクリボン9の上記クリーニング層Aが設けられ
ている面と同一側の面において、他のクリーニング層B
(第2の研磨剤)16が設けられている。このクリーニ
ング層B(16)も、例えば厚さがおよそ1μあるいは
2μ程度に形成されており、溶媒16−1とこの溶媒1
6−1内に分散している微粒子研磨材16−2からなっ
ている。
【0023】ただし、このクリーニング層Bの微粒子研
磨材16−2の大きさは、上記クリーニング層Aの微粒
子研磨材12−2の大きさよりも粗く構成されており、
上記クリーニング層Aの研磨力よりも強い研磨力を有す
る。すなわち「(クリーニング層Aの研磨力)<(クリ
ーニング層Bの研磨力)」の関係が成立するように構成
されている。
【0024】このクリーニング層Bは、このインクリボ
ン9で印字(印画)を行うとき、インクリボン9の使用
開始前、及び使用完了後に、インクリボン9のみが印字
ヘッドに当接している状態で副走査方向に送り出されて
移動し、発熱体と擦れ、発熱体のガラス材で保護されて
いる表面を強い研磨力で研磨して、付着している頑固な
ゴミや汚れを除去して発熱体の表面をクリーニングする
ように構成されている。
【0025】続いて、このような構成のインクリボン9
のクリーニング動作を説明する。図2(a),(b),(c) は、
上記構成のインクリボン9における、クリーニングの動
作を説明するインクリボン動作状態図である。同図に
は、図1に示した構成と同一構成部分には図1と同一の
番号を付与して示している。同図(a) に示すように、印
画中は、インクリボン9が、印字ヘッド20(図4の印
字ヘッド3参照)の発熱体21(図3(b) の発熱体R参
照)により熱を伝達されて、感熱インク11を記録用紙
22(図4の記録用紙5参照)に転写されながら、プラ
テン24(図4のプラテン4参照)の図の矢印Cで示す
時計回り方向の回転に従って、記録用紙22と共に図の
左方から右方向に搬送され、その後その記録用紙22か
ら分離されて図の矢印Dで示す右上方向に走行して行
く。この走行に伴って、インクリボン9のクリーニング
層A(12)が印字ヘッド20の発熱体21の表面を擦
りながら移動する。このとき、もしゴミや汚れ等が印字
ヘッド20とインクリボン9間に存在すると、図5(b)
に示したように印字画像に印字されない部分が筋状に発
生する。ただし通常の場合は、印字中には常時クリーニ
ング層A(12)が発熱体21表面のゴミ等の滞留物を
掻き取りながら走行するから、図5(b) に示したように
欠損画像は発生しない。
【0026】しかし、クリーニング層Aの研磨力は、印
字ヘッド20つまり発熱体21の耐久力を長持ちさせる
ために、それほど強力には形成されていないから、上記
のように通常のゴミや汚れは掻き取って除去するが、長
期にわたって印字が行われると、除去されなかった汚れ
が発熱体21とインクリボン9の接触点に寄せ集められ
て蓄積され、やがて大きな汚れ25となって発熱体21
にこびりつくようになる。
【0027】このように、クリーニング層A(12)で
は除去できない頑固な汚れを、同図(b) に示すように、
エンドテープ15のクリーニング層B(16)で削りと
って除去していく。これにより、インクリボン9を1巻
使用し終る毎に、印字ヘッド20の発熱体21表面が完
全にクリーニングされ、次の印字では常に初期の印字ヘ
ッドにおける場合と同様な高品質の画像印字を行うこと
ができる。
【0028】なお、このインクリボン後端のエンドテー
プ15に設けたクリーニング層Bによる研磨は、このク
リーニング層Bがほぼ透明であることから、テープ検出
器等が無地のエンドテープと混同して研磨を行わずにエ
ンドテープを空送りしてしまうことのないよう、特には
説明していないが、特別の制御(インクリボンの空回転
制御)を行うようにしている。
【0029】次に、同図(c) に示すように、新たなイン
クリボン9に交換したような場合にしばしば付着する大
きな埃25−2等は、まず印字開始前に、その埃25−
2をリードテープ14のクリーニング層B(16)で削
りとって除去する。これにより、インクリボン交換時に
おいて付着し易い埃やゴミが容易に除去され、したがっ
て、インクリボンの取り扱いが容易となり使い勝手の良
い作業環境が形成される。
【0030】このように、強弱2種類の研磨力を備えた
2種類の研磨剤を1本のインクリボンに備えることによ
って、印字ヘッドの発熱体を不必要に摩耗させることも
なく、したがって、印字ヘッドの寿命を長期にわたって
保つことができ、このインクリボンを使用するサーマル
プリンタの経済性が向上する。また、大きなゴミや汚
れ、蓄積された汚れやコビリ付き等が適度の使用経過時
間毎に自動的に除去されるので、常に高品質の画像印字
を維持することができると共に、手作業による印字ヘッ
ドの清掃等の手数が省けて極めて便利である。
【0031】尚、本実施例においては、インクリボンの
前後に第2の研磨剤からなるクリーニング層Bを設ける
ようにしているが、クリーニング層Bを設ける位置はイ
ンクリボンの前後に限ることなく、インクリボンの前部
だけ又は後部だけ或いは中間部だけに設け、1本のイン
クリボンで1回だけ強力な研磨(頑固な汚れ除去)を行
うようにしてもよい。また、インクリボンが例えば20
0mというように極めて長尺な構成の場合などには、例
えばインクリボンの前後と中間部の3カ所にクリーニン
グ層Bを設けるようにしてもよい。
【0032】また、本実施例では、クリーニング層Bを
クリーニング層Aが塗布された基材シートとは別個の基
材シートに構成し、この別個の基材シートをクリーニン
グ層Aが塗布された基材シートに継ぎ足して(貼り付け
て)、1本のインクリボンとしているが、これに限るこ
となく、同一基材シート上にクリーニング層Aとクリー
ニング層Bを塗り分けるようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、インクリボンの使用開始直前又は使用途中あるい
は使用完了後すなわち一定期間使用後に強い研磨力で蓄
積してこびり付いた埃や汚れを取り除き、常には弱い研
磨力で埃や汚れを取り除くので、印字ヘッドの耐久性を
損なわずに小さなゴミや汚れから大きなゴミや汚れまで
全てのゴミや汚れを除去することができ、したがって、
印字ヘッドの寿命が伸びるうえ、長期にわたって高品質
の正常な印字画像を得ることができる。また、インクリ
ボンの使用開始直前に強い研磨力でクリーニングするの
で、インクリボン交換時において付着し易い埃やゴミも
容易に除去することができ、したがって、インクリボン
の取り扱いが容易となり使い勝手の良い作業環境が形成
されて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b),(c) は一実施例に係るインクリボンの
構成を示す模式図である。
【図2】(a),(b),(c) は一実施例のインクリボンにおけ
るクリーニングの動作を説明するインクリボン動作状態
図である。
【図3】(a) は従来のインクリボンの斜視図、(b) はイ
ンクを記録用紙に熱転写する一般的な印字ヘッドの構成
図である。
【図4】通常に用いられるサーマルプリンタの主要部の
構成を示す模式図である。
【図5】(a) は正常な印字画像の例を示す図、(b) は欠
損画像の例を示す図である。
【符号の説明】
1 インクリボン 2a 送出コア 2b 巻取コア 3 印字ヘッド R 発熱体 C コモン電極 S セグメント電極 4 プラテン 5 記録用紙 6 ステッピングモータ 7 ギアボックス 8 印字ヘッドドライバ 10 ベースフィルム(基材シート) 11 感熱インク塗布層 12 クリーニング層A(第1の研磨剤) 12−1 溶媒 12−2 微粒子研磨材 14 リードテープ 15 エンドテープ 16 クリーニング層B(第2の研磨剤) 16−1 溶媒 16−2 微粒子研磨材 20 印字ヘッド 21 発熱体 22 記録用紙 24 プラテン 25 汚れ 25−2 大きな埃

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 当接する印字ヘッドの発熱によりインク
    を記録材に熱転写されるインクリボンであって、 基材シートと、 該基材シートの片面に塗布された感熱性インクと、 前記基材シートの他面に設けられ当接する前記印字ヘッ
    ドの汚れを研磨する第1の研磨剤と、 該第1の研磨剤が設けられる面と同一面において、その
    片面に前記感熱性インクが塗布されていない部分に設け
    られ、前記第1の研磨剤よりも強い研磨力を有する第2
    の研磨剤と、 を備えたことを特徴とするインクリボン。
  2. 【請求項2】 前記第2の研磨剤が設けられる前記感熱
    性インクが塗布されていない部分は、前記インクリボン
    の先端部、中間部又は後端部であることを特徴とする請
    求項1記載のインクリボン。
  3. 【請求項3】 前記第2の研磨剤が設けられる前記感熱
    性インクが塗布されていない部分は、前記インクリボン
    の先端部及び後端部に設けられることを特徴とする請求
    項1記載のインクリボン。
  4. 【請求項4】 前記第2の研磨剤が設けられる前記感熱
    性インクが塗布されていない部分は、前記基材シートに
    連続して貼設された前記基材シートとは別の基材シート
    からなることを特徴とする請求項2又は3記載のインク
    リボン。
JP6235024A 1994-09-29 1994-09-29 インクリボン Pending JPH0890943A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030318