JPH0890791A - インクジェット記録装置、その回復方法及び情報処理システム - Google Patents

インクジェット記録装置、その回復方法及び情報処理システム

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JPH0890791A
JPH0890791A JP19038295A JP19038295A JPH0890791A JP H0890791 A JPH0890791 A JP H0890791A JP 19038295 A JP19038295 A JP 19038295A JP 19038295 A JP19038295 A JP 19038295A JP H0890791 A JPH0890791 A JP H0890791A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク容器の交換またはインク容器へのイン
クの再充填がなされても、回復動作が適切かつ確実に実
施され、常に安定した高品位な画像形成を可能とする。 【解決手段】 インクを吐出するインクジェット記録ヘ
ッドに対して着脱自在であって、前記インクジェット記
録ヘッドへ供給されるインクを貯留するためのインク容
器、の交換または前記インク容器へのインクの再充填を
検知する検知工程と、該検知工程によって検知がなされ
た直後ほど短い時間間隔で前記インクジェット記録ヘッ
ドの回復を行い、次の検知がなされるまでは前記時間間
隔を徐々に長くして前記回復を行う回復工程と、を有す
ることを特徴とするインクジェット記録装置の回復方法
を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ、ワードプロセッサ、パーソナルコンピ
ュータ等の情報処理システム、および該システムにおい
て文字、画像等の情報を被記録媒体上に出力するための
インクジェット記録装置、更にはインクジェット記録装
置の回復方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙、布、プラスチックシート、O
HP用シート等の被記録媒体(以下単に記録紙ともい
う)に対して記録を行なう記録装置は、種々の記録方
式、例えばワイヤードット方式、感熱方式、熱転写方
式、インクジェット方式による記録ヘッドを搭載可能な
形態として提案されている。
【0003】これらの方式のなかで、インクジェット方
式はインクを吐出して記録紙に直接付着させる低騒音な
ノンインパクト方式の一つで、インク滴の形成方法およ
び噴射エネルギの発生方法により、コンテイニアス方式
(電荷粒子制御方式およびスプレー方式が含まれる)と
オンデマンド方式(ピエゾ方式、スパーク方式および熱
エネルギーを利用した方式が含まれる)とに大きく分類
される。
【0004】コンテイニアス方式は、インクを連続的に
吐出し、必要な液滴だけ電荷を与える。帯電した液滴が
記録紙に付着し、残りは無駄になる。これに対して、オ
ンデマンド方式は、印字に必要な時だけインクを吐出す
るために、インクの無駄がなく装置内部が汚れない。ま
た、オンデマンド方式はコンテイニアス方式に比べ、装
置の小型化を比較的容易に達成できる。したがって、現
在市販されている記録装置の多くはオンデマンド方式の
ものであり、このようなインクジェット方式の記録ヘッ
ドを具備した記録装置は、高密度かつ高速な記録動作が
可能であることから、情報処理システムの出力手段、例
えば複写機、ファクシミリ、電子タイプライタ、ワード
プロセッサ、ワークステーション等の出力端末としての
プリンタ、あるいはパーソナルコンピュータ、ホストコ
ンピュータ、光ディスク装置、ビデオ装置等に具備され
るハンディまたはポータブルプリンタとして利用され、
かつ商品化されている。この場合、インクジェット記録
装置は、これら装置固有の機能、使用形態等に対応した
構成をとる。
【0005】一般にインクジェット記録装置は、記録手
段(記録ヘッド)およびインクタンクと搭載するキャリ
ッジと、記録紙を搬送する搬送手段と、これらを制御す
るための制御手段とを具備する。そして、複数の吐出口
からインク滴を吐出させる記録ヘッドを記録紙の搬送方
向(副走査方向)と直交する方向(主走査方向)にシリ
アルスキャンさせ、一方で非記録時に記録紙を記録幅に
等しい量で間欠搬送するものである。この記録方法は、
記録信号に応じてインクを記録用紙上に吐出させて記録
を行うものであり、ランニングコストが安く、静かな記
録方式として広く用いられている。また、インクを吐出
する多数のノズルが副走査方向に直線上に配置された記
録ヘッドを用いることにより、記録ヘッドが記録用紙上
を一回走査することでノズル数に対応した幅の記録がな
される。そのため、記録動作の高速化を達成することが
可能である。
【0006】さらに、カラー対応のインクジェット記録
装置の場合、複数色の記録ヘッドにより吐出されるイン
ク液滴の重ね合わせることによりカラー画像を形成す
る。一般に、カラー記録を行う場合、イエロー(Y)、
マゼンタ(M)およびシアン(C)の3原色またはこれ
ら3原色にブラック(B)を含めた4色に対応する4種
類の記録ヘッドおよびインクカートリッジが必要とされ
る。昨今ではこのような3〜4色の記録ヘッドを搭載
し、フルカラーで画像形成が可能な装置が実用化されて
いる。
【0007】さらにまた、インクジェット記録装置にお
いては、インクが空気に接する部分である吐出口やその
近傍におけるインク水分蒸発によるインクの増粘を防止
したり、増粘したインクを取り除くことにより、インク
吐出を良好に保つための構成が種々具えられるのが一般
的である。特にバブルジェット方式の記録ヘッドにあっ
ては、吐出口およびこれを連通する液路等に極めて微細
かつ高密度に構成することができるため、相対的にイン
ク増粘による影響は大きくなる場合がある。そのためこ
れらのインクジェット記録装置においては、インク滴吐
出を行わない非記録動作時には記録ヘッドの吐出口に設
けられた面を密閉するためのキャップが設けられてい
る。また一層安定なインクを行うために、定期的な非記
録媒体上以外の所定の場所にインクの吐出を行う空吐出
を行ったり、インクジェット記録装置電源入力時に自動
的にインクを吸引する回復動作が入る等の制御が行われ
ている。またこの自動回復動作においては、ランニング
コストの問題、インクジェット記録装置に具えられた排
インク容器の容量の問題等から、インクジェット記録装
置内に計時手段を持ち、ある一定時間以上記録ヘッドに
印字信号が入らず、インク吐出が行われなかった場合な
どに自動吸引を行うようなものが提案されている(特開
平3−234541号公報、特開平3−234543号
公報)。
【0008】ここで従来のインクジェット記録装置の一
例を具体的に説明する。
【0009】まず、インクジェット記録装置に備えられ
るインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッドともい
う)について述べる。
【0010】上記記録ヘッドにおいてインクを吐出する
ためのエネルギーを発生するエネルギ発生手段として
は、ピエゾ素子などの電気機械変換体を用いたもの、あ
るいは発熱抵抗体を有する電気熱変換素子によって液体
を加熱させるものなどがある。
【0011】その中でも熱エネルギーを利用(膜沸騰現
象を利用)して液体を吐出させる方式の記録ヘッドは、
上記液体吐出口とそれに連通する液体流路とを高密度に
配列することができるために高解像度の記録とヘッドの
小型化とを達成することが可能である。
【0012】ここで、従来技術および本発明の理解を容
易にするために、従来のインクジェット記録ヘッドおよ
び該記録ヘッドを搭載したインクジェット記録装置の一
例を図5および図6を参照して説明する。
【0013】図5は、インクジェット記録装置に搭載さ
れるインクジェット記録ヘッドの概略的構成を説明する
ための断面斜視図である。
【0014】参照符号51は、インクを通すためのノズ
ルとなる複数の溝53、これらの溝に連通した共通液室
となる溝54、該共通液室へインクを供給するための供
給口55が形成された天板であり、52は各ノズルに対
応した電気熱変換体56と各電気熱変換体に電力を供給
する電極57とが成膜技術により一体的に形成された基
板である。このような天板51と基板52とが合わさっ
てインクを吐出するための複数の吐出口(オリフィス)
58が形成される。
【0015】このような構成からなる記録ヘッド51
は、該記録ヘッドへ上記供給口からインクを供給するイ
ンクタンクと一体となってインクジェットカートリッジ
を構成する。
【0016】図6は、図5に示したインクジェット記録
ヘッドを搭載したインクジェット記録装置の概略的構成
を説明するための外観斜視図である。
【0017】本図において、参照符号20はプラテン2
4上に送紙されてきた記録紙の記録面に対向してインク
吐出を行うノズル群を具えたインクジェットヘッドカー
トリッジIJCのインクジェットヘッド(記録ヘッド)
である。16は記録ヘッド20を保持するキャリッジH
Cであり、駆動モータ17の駆動力を伝達する駆動ベル
ト18の一部と連結し、互いに平行に配設された2本の
ガイドシャフト19Aおよび19Bと摺動可能とするこ
とにより、記録ヘッド20の記録紙の全幅にわたる往復
移動が可能となる。この往復移動中に記録ヘッド20は
受信データに応じた画像を記録紙上に記録する。この1
主走査終了毎に記録紙は所定量搬送され複走査が行われ
る。
【0018】参照符号26はヘッド回復装置であり、記
録ヘッド20の移動経路の一端、例えばホームポジショ
ンと対向する位置に配設される。電動機構23を介した
モータ22の駆動力によって、ヘッド回復装置26を動
作せしめ、記録ヘッド20のキャッピングを行う。この
ヘッド回復装置26のキャップ部26Aによる記録ヘッ
ド20へのキャッピング部に関連させて、ヘッド回復装
置26内に設けた適宜の吸引手段(例えば、吸引ポン
プ)によるインク吸引(吸引回復)を行い、これにより
インクを吐出口から強制的に排出させることにより吐出
口内の増粘インクを除去する等の吐出回復処理を行う。
また、記録終了時等にキャッピングを施すことにより記
録ヘッドが保護される。このような吐出回復処理は電源
投入時、記録ヘッド交換時、一定時間以上記録動作が行
われない時等に行われるものである。
【0019】31はヘッド回復装置26の側面に配設さ
れ、シリコンゴムで形成されるワイピング部材としての
ブレードである。ブレード31はブレード保持部材31
Aにカンチレバー形態で保持され、ヘッド回復装置26
と同様、モータ22および伝動機構23によって動作
し、記録ヘッド20の吐出面との係合が可能となる。こ
れにより、記録ヘッド20の記録動作における適切タイ
ミングで、あるいはヘッド回復装置26を用いた吐出回
復処理後に、ブレード31を記録ヘッド20の移動経路
中に突出させ、ヘッド20の移動動作に伴なってヘッド
20の吐出面における結露、濡れあるいは塵埃をふきと
る。
【0020】上記構成からなる記録ヘッドで行われる熱
エネルギーを利用した方式のインク滴形成過程について
簡単に説明する。
【0021】まず、発熱抵抗体(ヒータ)が所定の温度
に達するとヒータ面を覆うような膜気泡が生ずる。この
気泡の内部圧力は非常に高く、ノズル内のインクを押し
出す。インクはこの押し出しによる慣性力でノズルの外
およびその反対方向にある共通液室内に向かって移動す
る。インクの移動が進むと気泡の内部圧力は負圧にな
り、また流路抵抗も加わってノズル内部のインクの速度
は遅くなる。ノズル口(オリフィス)から外へ吐出され
たインクは、ノズル内部に比べて速いため、慣性力と流
路抵抗、気泡の収縮、インク表面張力のバランスでくび
れが生じ、分離・液滴化する。そして、気泡の収縮と同
時に、毛管力によりノズル内に共通液室よりインクが供
給され次のパルスを待つ。
【0022】このように、電気熱変換素子をエネルギー
発生手段として用いた記録ヘッドは、駆動電気パルス信
号により一対一の対応で液路のインク内に気泡を発生さ
せることができ、また即時かつ適切に気泡の成長・収縮
を行わせることができるので、特に応答性の優れたイン
ク液吐出が達成できる。また、記録ヘッドのコンパクト
化も容易であり、かつ最近の半導体分野における技術の
進歩と信頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工技
術の長所を十二分に活用でき、高密度実装化が容易で、
製造コストも安価なことから有利である。
【0023】以上説明した従来のインクジェット記録装
置は比較的容易にA1等の大判記録が可能な構成を取る
こともできる。すなわち、画像を読み取るリーダーを接
続し原稿を複写するA1版カラー記録対応の記録装置、
例えばCAD出力用プリンタ等のプロッタも製品化され
ている。また、一方で多様な使い方が要求されるように
なり、会議、講義等におけるプレゼンテーション用に投
影可能なOHPフィルムへの記録の受容が高まってい
る。こうした受容に応えるため、インクの吸引特性が異
なる被記録媒体を必要に応じて選択した際に被記録媒体
の種類に係わりなく最良の記録が可能な記録装置の開発
および製品化が行われている。
【0024】このようにインクジェット記録装置は、優
れた記録手段として幅広い産業分野(例えばアパレル産
業等)で需要が高まっており、またより一層高品位な画
像の提供も求められている。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の記
録装置において、インクジェット記録ヘッド内およびイ
ンク容器からインクジェット記録ヘッドにインクを供給
するためのインク供給管の内部に気泡が混入する場合が
ある。特にインクジェットカートリッジの物流時や、イ
ンクジェット記録ヘッドとインク容器が着脱自在である
ようなインクジェットカートリッジにおいては、インク
容器交換時にインクジェット記録ヘッド内や、インク供
給管内に気泡が混入し易く、ヘッド内に気泡が存在する
場合、気泡を核としてヘッド外部より大気を取り込み、
気泡が成長し、比較的短い放置期間でヘッド内に大気が
充満し吐出不能になる等、印字に悪影響を及ぼすことが
問題となっている。このため自動吸引の回数や吸引量を
増やすことにより、前記気泡を取り除くことは可能であ
るが余り増やし過ぎるとランニングコストが高くなり、
また排インク量も増加してしまう。
【0026】したがって、本発明は上記問題点を解決
し、常に安定した印字が可能なインクジェット記録装
置、該装置用の回復方法および該装置を出力手段とする
情報処理システムを提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明にもとづくインクジェット記録装置は、イン
クを吐出するためのインクジェット記録ヘッドと、該ヘ
ッドへ供給されるインクを貯留するためのインク容器と
を着脱自在に搭載可能なインクジェット記録装置におい
て、上記インクジェット記録ヘッドのインク吐出状態を
回復するための回復手段と、上記インク容器の交換また
は上記インク容器へのインクの再充填を検知するための
検知手段と、上記回復手段による回復動作の実行回数N
をカウントするためのカウント手段と、上記インクジェ
ット記録ヘッドが前回のインク吐出を終了した時間t0
から新たにインク吐出を実施する時間tまでの時間を計
測するための計測手段と、上記検知手段による検知結
果、上記カウント手段によるカウント結果、および上記
計測手段による計測結果に基づいて上記回復手段を制御
するための制御手段とが設けられたことを特徴とする。
【0028】好ましくは、上記回復手段による回復動作
は上記制御手段によって自動的に実行されるもので、上
記回復動作が実施される間隔は、上記インク容器の交換
または上記インク容器へのインクの再充填直後がもっと
も短い。
【0029】好ましくは、上記実行回数Nに依存した所
定の時間t1が定められており、上記制御手段は、上記
時間t0,t1、およびtの関係が、不等式: t1<t−t0 の関係を満たすとき、上記回復手段による回復動作を実
行させる。
【0030】好ましくは、上記カウント手段は、上記イ
ンク容器の交換または上記インク容器へのインクの再充
填が上記検知手段によって検知された場合にリセットさ
れるもので、また上記時間t1の値は上記インク容器の
交換または上記インク容器へのインクの再充填に実施さ
れる上記回復動作の実行回数Nに応じて大きな値になる
様設定されている。
【0031】好ましくは、上記回復手段は、上記インク
ジェット記録ヘッドのインク吐出口からインクを吸引す
るもので、一回の吸引動作で吸引される上記インクの量
Wは、上記実行回数Nに依存する。
【0032】好ましくは、上記実行回数Nに依存して上
記回復動作の連続実施回数Xが定まり、さらに好ましく
は上記実行回数Nが N≧7 である場合、上記連続実施回数Xは、1である。
【0033】好ましくは、上記インクジェット記録ヘッ
ドと上記インク容器とが着脱自在に結合されている。
【0034】そして、好ましくは、上記インクジェット
記録ヘッドは、上記インクを吐出するために利用される
エネルギーを発生するエネルギー発生手段として、熱エ
ネルギーを発生する電気熱変換体を有する。
【0035】つぎに、本発明にもとづく情報処理システ
ムは、上記インクジェット記録装置が出力手段として設
けられたことを特徴とする。
【0036】更に、本発明のインクジェット記録装置の
回復方法は、インクを吐出するインクジェット記録ヘッ
ドに対して着脱自在であって、前記インクジェット記録
ヘッドへ供給されるインクを貯留するためのインク容
器、の交換または前記インク容器へのインクの再充填を
検知する検知工程と、該検知工程によって検知がなされ
た直後ほど短い時間間隔で前記インクジェット記録ヘッ
ドの回復を行い、次の検知がなされるまでは前記時間間
隔を徐々に長くして前記回復を行う回復工程と、を有す
ることを特徴とする。
【0037】上記構成によって、インク容器交換時また
はインクの再充填時に合わせた回復動作、また回復動作
の実施回数や記録動作の実施間隔に応じた回復動作が適
切かつ確実に実施することが可能となるので、常に安定
した高品位な画像形成がなされる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施例を詳細に説明する。
【0039】〈実施例1〉図1(A)は本発明にもとづ
くインクジェット記録装置の一例の概略的構成を説明す
るための斜視図であり、図1(B)は該装置の等価ブロ
ック図である。図1(A),(B)において、参照符号
1はインク容器であり、キャリッジ2の上に着脱自在で
あるが、押え部材4によりキャリッジ2上に固定されて
いる。またキャリッジ2の内側にはインク容器1の有無
を検知するための電気接点を有するセンサ2aが具えら
れている。キャリッジ2の前方にはインクを吐出し被記
録媒体5に印字を行うためのインクジェット記録ヘッド
3がインク容器1と着脱自在に具えられている。キャリ
ッジ2はシャフト6に沿ってその長手方向に往復動可能
となっている。記録ヘッドに設けられたインクを吐出す
るために利用されるエネルギーを発生する吐出エネルギ
ー発生素子としての電気熱変換体には、ケーブル7を介
して供給される記録データに応じた吐出信号が印加され
る。参照符号8はキャリッジ2をシャフト6に沿って往
復移動させるためのキャリッジモータ、9はモータ8の
駆動力をキャリッジ2に伝えるためのベルトである。参
照符号10はブレードであり吐出口面に付着したゴミ、
異物や、ヘッド回復動作後吐出口面に付着したインク等
を拭き取る役目をする。11は吐出口を覆うためのキャ
ップであり、チューブポンプ12とともに回復系12a
を構成する。インクジェット記録ヘッドの回復時はキャ
ップ11が吐出口を覆っているときにチューブポンプ1
2が動作することにより吐出口から吸引を行う。空吐出
もこのキャップ11に向け吐出する。また長期にわたり
インクジェット記録ヘット3に印字信号が印加されない
場合、キャップ11によりインクジェット記録ヘッド3
に具えられた吐出口は保護されている。これにより、吐
出口および吐出口近辺に付着したインク乾燥による吐出
口固着等が未然に防止される。
【0040】図2は、本実施例のインクジェット記録ヘ
ッドと、インク容器との結合部を示す断面図である。イ
ンク容器13の内部にはインクを含浸させた多孔質体1
4が挿入されており、インクジェット記録ヘッド3に具
えられたフィルタ15と多孔質体14は圧接されてい
る。参照符号16はインク流路であり、回復ポンプ12
によってインク容器13内から引き出されたインクが通
り、ヒータボード17に設けられた電気熱変換体の発熱
部17aにより吐出エネルギーを与えられたインクが、
吐出口18より吐出され、被記録媒体上に記録を行う。
この時インク容器を交換した場合、インク流路16内に
気泡19が残留する場合が多く、またインク流路が形成
されれるインクジェット記録ヘッドのモールド壁からの
インク蒸発により、インク流路内にはさらに気泡が溜ま
りやすくなる。従って、インク容器交換直後においては
インクジェット記録ヘッドのインク吐出は、不安定とな
りやすくなってしまう。
【0041】図3は、本実施例に適用される処置手順を
示すフローチャートである。この処理は、インクジェッ
ト記録ヘッドに印字信号が入力された場合に起動される
ものであるが、電源ON時に自動的に、またはユーザー
が本処理の実行命令を入力した場合に起動されるように
設定してもよい。
【0042】まず、本処理が起動(S−1)されると、
インク容器交換後の回復動作実行回数(回復回数)Nを
図1(B)に示されたカウンター41から読み込む(S
−2)。この読み込み命令は、インク容器が交換される
度にリセットされる。また、図3のフローチャートには
図示していないが、インク容器交換が行われる度に第1
回目(N=1)の回復動作が自動的に行われる。もちろ
ん、この回復動作は自動でなくユーザーにより入力され
る方式を採用することもできる。
【0043】つぎに、現在の時刻tを図1(B)に示さ
れたタイマー42から読み込む(S−3)。その後、現
在の時刻tから前回最終のインク吐出が終了した時点に
読み込んだ時刻t0 を引く(S−4)。そして、ステッ
プS−4で得られた値(t−t0 )と表1のt1の値と
を比較する。
【0044】
【表1】
【0045】表1は、ステップS−2で読み込まれた回
復回数Nと、該回数Nに対応したt 1 の値を示すもの
で、例えばN=2の場合はt1 =24となり、このt1
の値をステップS−4関係式 t1 <t−t0 …(1) に代入する。
【0046】S−4で得られた値が式(1)を満足する
場合、自動的に回復動作を実行する(S−5)。そし
て、実行後、通常のインク吐出動作を行う(S−6)。
【0047】S−5で得られた値が(1)を満足しない
場合(すなわち、t1 ≧t−t0 )、回復動作を行わな
いで通常のインク吐出動作を行う(S−6)。
【0048】インク吐出動作が終了すると、この終了時
の時刻t0 を読み込んで処理が終了する(S−7および
S−8)。
【0049】〈実施例2〉図4は、本発明にもとづくイ
ンクジェット記録装置に適用される処理手順の他の例を
説明するためのフローチャートである。
【0050】この処理は、インクジェット記録ヘッドに
印字信号が入力された場合に起動されるものであるが、
電源ON時に自動的に、またはユーザーが本処理の実行
命令を入力した場合に起動されるように設定してもよ
い。
【0051】まず、本処理が起動(S−10)される
と、インク容器交換後の回復動作実行回数(回復回数)
Nを読み込む(S−11)。この読み込み命令は、イン
ク容器が交換される度にリセットされる。また、図4の
フローチャートには図示していないが、インク容器交換
が行われる度に第1回目(N=1)の回復動作が自動的
に行われる。もちろん、この回復動作は自動でなくユー
ザーにより入力される方式を採用することもできる。
【0052】上記回数Nが7よりも小さい値をとる場合
(S−7)、ステップS−13〜S−18へ進む。
【0053】まず、現在の時刻tを読み込む(S−1
3)。その後、現在の時刻tから前回最終のインク吐出
が終了した時点に読み込んだ時刻t0 を引く(S−1
4)。そして、ステップS−14で得られた値(t−t
0 )と上記表1のt1 の値とを比較する。
【0054】S−14で得られた値が上記式(1)を満
足する場合、自動的に回復動作を実行する(S−1
5)。
【0055】ステップS−15の回復動作は、表2にも
とづいた回数Xだけ実行される。例えば、N=1の場合
は、3回の回復動作(ポンピング)が実行される。
【0056】
【表2】 そして、実行後、通常のインク吐出動作を行う(S−1
6)。
【0057】S−13で得られた値が(1)を満足しな
い場合(すなわち、t1 ≧t−t0)、回復動作を行わ
ないで通常のインク吐出動作を行う(S−16)。
【0058】インク吐出動作が終了すると、この終了時
の時刻t0 を読み込んで処理が終了する(S−17およ
びS−18)。
【0059】上記回数Nが7以上である場合(S−1
2)、ステップS−19〜S−24へ進む。
【0060】まず、現在の時刻tを読み込む(S−1
9)。その後、現在の時刻tから前回最終のインク吐出
が終了した時点に読み込んだ時刻t0 を引く(S−2
0)。そして、ステップS−19で得られた値(t−t
0 )と上記表1のt1 の値とを比較する。
【0061】S−14で得られた値が上記式(1)を満
足する場合、自動的に回復動作を実行する(S−2
1)。
【0062】そして、実行後、通常のインク吐出動作お
よびマニュアル回復(装置内手動回復ボタンによる回
復)を行う(S−22)。
【0063】S−20で得られた値が上記式(1)を満
足しない場合(すなわち、t1 ≧t−t0 )、回復動作
を行わないでステップS−22へ進む。
【0064】インク吐出動作が終了すると、この終了時
の時刻t0 を読み込んで処理が終了する(S−23およ
びS−24)。
【0065】以上のように、本実施例は、前述の第1の
実施例同様、インク容器交換後の回復回数と、インクジ
ェット記録ヘッドの最終吐出時間からインクジェット記
録ヘッドの印字信号入力までの時間とに基づいて、自動
回復動作の命令を行うものである。本実施例は、初期の
段階のインク吸引量を多くすることにより、インクジェ
ット記録ヘッド内のインク流路に残存する気泡を排除し
やすくするものである。また、本実施例においては回復
回数によりインク吸引量を変化させているが、吸引ポン
プの動作量等によりインク吸引量を変化させてもよい。
【0066】〈実施例3〉本実施例では、ステップS−
2を除いて図3に示されたものと同じステップを行う。
インク容器の最終交換後になされた回復動作回数Nを読
み込む代わりに、ステップS−2ではインク容器へのイ
ンクの最終充填後になされた回復動作回数Nを読み込
む。例えば空気孔(不図示)を介してインク容器に充填
されたインクの有無は、図2に示された電気接点2bを
有するセンサを用いて検知される。
【0067】〈実施例4〉本実施例では、ステップS−
11を除いて図4に示されたものと同じステップを行
う。インク容器の最終交換後になされた回復動作回数N
を読み込む代わりに、ステップS−11ではインク容器
へのインクの最終充填後になされた回復動作回数Nを読
み込む。例えば空気孔(不図示)を介してインク容器に
充填されたインクの有無は、図2に示された電気接点2
bを有するセンサを用いて検知される。
【0068】
【発明の効果】本発明にもとづくインクジェット記録装
置は、インクジェット記録ヘッドのインク吐出状態を回
復するための回復手段と、インク容器の交換またはイン
ク容器へのインクの再充填を検知するための検知手段
と、回復手段による回復動作の実行回数Nをカウントす
るためのカウント手段と、記録動作実施時間から新たに
記録動作を実施するまでの時間を計測するための計測手
段と、検知手段、カウント手段、および計測手段の動作
を制御するための制御手段とが設けられており、また、
情報処理システムは該装置を出力手段とする。したがっ
て、インク容器交換時またはインクの再充填に合わせた
回復動作、また回復動作の実施回数や記録動作の実施間
隔に応じた回復動作が適切かつ確実に実施することが可
能となるので、常に安定した高品位な画像形成が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明にもとづくインクジェット記録
装置の一例の概略的構成を説明するための斜視図であ
り、(B)は該装置の等価ブロック図である。
【図2】本発明にもとづくインクジェット記録装置に搭
載されるインクジェット記録ヘッドとインク容器との結
合部の構成を説明するための断面図である。
【図3】本発明にもとづくインクジェット記録装置に適
用される回復動作の処理手順の一例を説明するためのフ
ローチャートである。
【図4】本発明にもとづくインクジェット記録装置に適
用される回復動作の処理手順の他の例を説明するための
フローチャートである。
【図5】インクジェット記録ヘッドの概略的構成を説明
するための斜視図である。
【図6】従来のインクジェット記録装置の概略的構成を
説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1 インク容器 2 キャリッジ 3 インクジェット記録ヘッド 4 押え部材 5 被記録媒体 6 シャフト 7 ケーブル 8 モータ 9 ベルト 10 ブレーキ 11 キャップ 12 チューブポンプ 13 インク容器 14 多孔質体 15 フィルタ 16 インク流路 17 ヒータボード 18 吐出口 19 気泡

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出するためのインクジェット
    記録ヘッドと、該ヘッドへ供給されるインクを貯留する
    ためのインク容器とを着脱自在に搭載可能なインクジェ
    ット記録装置において、 前記インクジェット記録ヘッドのインク吐出状態を回復
    するための回復手段と、 前記インク容器の交換または前記インク容器へのインク
    の再充填を検知するための検知手段と、 前記回復手段による回復動作の実行回数Nをカウントす
    るためのカウント手段と、 前記インクジェット記録ヘッドが前回のインク吐出を終
    了した時間t0から新たにインク吐出を実施する時間t
    までの時間を計測するための計測手段と、 前記検知手段による検知結果、前記カウント手段による
    カウント結果、および前記計測手段による計測結果に基
    づいて前記回復手段を制御するための制御手段とが設け
    られたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記回復手段による回復動作は前記制御
    手段によって自動的に実行されるもので、前記回復動作
    が実施される間隔は、前記インク容器の交換または前記
    インク容器へのインクの再充填直後がもっとも短いこと
    を特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記実行回数Nに依存した所定の時間t
    1が定められており、前記制御手段は、前記時間t0,t
    1、およびtの関係が、不等式: t1<t−t0 の関係を満たすとき、前記回復手段による回復動作を実
    行させることを特徴とする請求項1または2記載のイン
    クジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記カウント手段は、前記インク容器の
    交換または前記インク容器へのインクの再充填が前記検
    知手段によって検知された場合にリセットされるもの
    で、また前記時間t1の値は前記インク容器の交換また
    は前記インク容器へのインクの再充填に実施される前記
    回復動作の実行回数Nに応じて大きな値になる様設定さ
    れていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    一項記載のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記回復手段は、前記インクジェット記
    録ヘッドのインク吐出口からインクを吸引するもので、
    一回の吸引動作で吸引されるインクの量Wは、前記実行
    回数Nに依存することを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれか一項記載のインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記実行回数Nに依存して前記回復動作
    の連続実施回数Xが定まることを特徴とする請求項1な
    いし5のいずれか一項記載のインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 前記実行回数Nが N≧7 である場合、前記連続実施回数Xは、1であることを特
    徴とする請求項6記載のインクジェット記録装置。
  8. 【請求項8】 前記インクジェット記録ヘッドと前記イ
    ンク容器とが着脱自在に結合されていることを特徴とす
    る請求項1ないし7のいずれか一項記載のインクジェッ
    ト記録装置。
  9. 【請求項9】 前記インクジェット記録ヘッドは、前記
    インクを吐出するために利用されるエネルギーを発生す
    るエネルギー発生手段として、熱エネルギーを発生する
    電気熱変換体を有することを特徴とする請求項1ないし
    8のいずれか一項記載のインクジェット記録装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれか一項記載
    のインクジェット記録装置が出力手段として設けられた
    ことを特徴とする情報処理システム。
  11. 【請求項11】 インクを吐出するインクジェット記録
    ヘッドに対して着脱自在であって、前記インクジェット
    記録ヘッドへ供給されるインクを貯留するためのインク
    容器、の交換または前記インク容器へのインクの再充填
    を検知する検知工程と、 該検知工程によって検知がなされた直後ほど短い時間間
    隔で前記インクジェット記録ヘッドの回復を行い、次の
    検知がなされるまでは前記時間間隔を徐々に長くして前
    記回復を行う回復工程と、を有することを特徴とするイ
    ンクジェット記録装置の回復方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000085153A (ja) * 1998-07-15 2000-03-28 Seiko Epson Corp インクジェット記録装置及びその初期充填方法
JP2001199057A (ja) * 1999-11-11 2001-07-24 Seiko Epson Corp インクジェット記録装置
JP2008062450A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Canon Inc インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の回復方法

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