JPH0890759A - 印刷機のインキ量調整装置 - Google Patents

印刷機のインキ量調整装置

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JPH0890759A
JPH0890759A JP6227869A JP22786994A JPH0890759A JP H0890759 A JPH0890759 A JP H0890759A JP 6227869 A JP6227869 A JP 6227869A JP 22786994 A JP22786994 A JP 22786994A JP H0890759 A JPH0890759 A JP H0890759A
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JP6227869A
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Kiyoshi Hasegawa
潔 長谷川
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OKI BUSINESS KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コストを低くすることができ、インキの供給量
を調整するための独立した専用の処理系が不要な印刷機
のインキ量調整装置を提供する。 【構成】版下の面付を電子的に行い面付情報を発生させ
る面付情報発生手段と、該面付情報発生手段からの面付
情報に基づいてビットマップを形成するラスタイメージ
プロセッサ71と、前記ビットマップの刷版イメージに
基づいてインキの供給量を計算し、インキ制御信号を発
生させるインキ制御信号発生手段と、前記インキ制御信
号を受け、複数のつぼから成るインキつぼからのインキ
の供給量を調整するインキ調整機構とを有する。この場
合、前記面付情報に基づいてビットマップが形成され、
該ビットマップの刷版イメージに基づいてインキの供給
量が計算される。したがって、刷版スキャナが不要にな
り、コストを低くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷機のインキ量調整
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷機においては、インキつぼ内
に収容されたインキを版胴に供給し、該版胴に巻かれた
刷版にインキを付着させるようにしている。図2は従来
のオフセット印刷機の概念図、図3は従来の刷版を示す
図である。図において、11は版胴、12は該版胴11
に巻かれた刷版、14は前記版胴11の上方に配設さ
れ、インキを収容するインキつぼ、15は回転自在に配
設され、前記インキつぼ14内のインキを定量ずつ取り
出すインキ元ローラ、16は該インキ元ローラ15と接
触させて回転自在に配設され、回転しながらインキ元ロ
ーラ15のインキを版胴11に供給し、刷版12に付着
させるインキ着ローラである。
【0003】前記インキつぼ14の下端には、印刷用紙
30の幅方向に沿って複数のインキつぼ調整ねじ21が
配設される。また、版胴11の横方には、湿し水が収容
された湿し水パン23が配設される。該湿し水パン23
と版胴11との間には、ローラ24、25が回転自在に
配設され、ローラ25と版胴11とが接触させられる。
したがって、ローラ24、25を回転させることによっ
て、湿し水パン23の水を版胴11に供給し、刷版12
に付着させることができる。
【0004】そして、前記版胴11の下方には、ブラン
ケット胴27が版胴11に接触させて回転自在に配設さ
れ、更に前記ブランケット胴27の下方には、圧胴29
がブランケット胴27に接触させて回転自在に配設され
る。前記圧胴29の表面には印刷用紙30が巻かれてい
て、前記刷版12に形成されたインキ像がブランケット
胴27に転写され、次に、印刷用紙30に転写される。
【0005】前記構成のオフセット印刷機において、版
胴11に巻かれた刷版12の表面には、図3に示すよう
に、親油性部分P1及び親水性部分P2が形成される。
前記インキつぼ14(図2)内のインキは、インキ元ロ
ーラ15及びインキ着ローラ16を順に経て、刷版12
の表面の親油性部分P1に付着する。また、前記湿し水
パン23内の湿し水は、ローラ24、25を順に経て、
刷版12の表面の親水性部分P2に付着する。その結
果、水とインキとの反発作用によって、平坦(へいた
ん)な刷版12上に鮮明な境界を有するインキ領域が形
成される。該インキ領域は、印刷が終了したときの文
字、絵等の画像に相当し、ブランケット胴27に転写さ
れた後、圧胴29に巻かれた印刷用紙30に更に転写さ
れる。このようにして、画像が印刷用紙30に印刷され
る。
【0006】ところで、例えば、図3に示すような刷版
12によって画像を印刷すると、領域Cにおいては印刷
方向における親油性部分P1の面積が狭いので、インキ
の使用量が少なく、領域Dにおいては印刷方向における
親油性部分P1の面積が広いので、インキの使用量が多
い。このように、インキつぼ14からのインキの流れが
均一であるのに対して、領域ごとにインキの使用量が異
なるので、印刷用紙30の幅方向において濃度むらが発
生してしまう。
【0007】したがって、濃度むらが発生するのを防止
するために、領域Dへのインキの供給量を領域Cより多
くする必要がある。そのために、インキつぼ調整ねじ2
1が配設され、該インキつぼ調整ねじ21を調整するこ
とによって、インキつぼ14からのインキの供給量を印
刷用紙30の幅方向において独立して調整するようにし
ている。
【0008】次に、前記インキつぼ調整ねじ21によっ
て構成されるインキ調整機構について説明する。図4は
従来のインキ調整機構の概略図、図5は従来の印刷装置
を示す図、図6は従来の印刷工程を示す図である。図に
おいて、14はインキつぼ、15はインキ元ローラ、2
1はインキつぼ調整ねじである。前記インキつぼ14の
下端には、インキ元ローラ15に向けて突出させられた
複数のインキ量調整板(ピアノキー)35が配設され、
各インキ量調整板35の先端とインキ元ローラ15の表
面との間に隙間(すきま)CLが形成される。そして、
前記インキ量調整板35と同数のインキつぼ調整ねじ2
1が先端をインキ量調整板35に向けて配設され、イン
キつぼ調整ねじ21を回転させることによって前記隙間
CLを調整し、該隙間CLを流れるインキの供給量を調
整することができる。
【0009】次に、従来の印刷工程について説明する。
印刷工程においては、最初に図示しないプリンタ等によ
って版下41を作成し、該版下41を台紙42の上に手
動で面付けし、製版工程を経て刷版12を作成するよう
になっている。したがって、前記インキ調整機構による
インキの供給量は、刷版12が作成された後に調整する
必要がある。
【0010】そこで、図5に示すように、刷版スキャナ
37によって刷版12を走査し、印刷用紙30(図2)
の幅方向における親油性部分P1(図3)を検出して、
該親油性部分P1の分布に対応したインキ濃度情報を計
算するようにしている。次に、調整卓38によって、前
記インキ濃度情報に基づいて印刷用紙30の幅方向にお
けるインキの消費量及びインキ量調整板35による隙間
CLの開閉量が計算される。
【0011】その後、該隙間CLの開閉量に対応させて
印刷機39の各インキつぼ調整ねじ21の回転量が調整
され、インキの供給量が調整される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のオフセット印刷機においては、刷版12が大きいの
で、刷版スキャナ37はその分大型化し、コストが高く
なってしまう。また、インキの供給量を調整するために
独立した専用の処理系が必要になってしまう。本発明
は、前記従来のオフセット印刷機の問題点を解決して、
コストを低くすることができ、インキの供給量を調整す
るための独立した専用の処理系が不要な印刷機のインキ
量調整装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の印
刷機のインキ量調整装置においては、版下の面付を電子
的に行い面付情報を発生させる面付情報発生手段と、該
面付情報発生手段からの面付情報に基づいてビットマッ
プを形成するラスタイメージプロセッサと、前記ビット
マップの刷版イメージに基づいてインキの供給量を計算
し、インキ制御信号を発生させるインキ制御信号発生手
段と、前記インキ制御信号を受け、複数のつぼから成る
インキつぼからのインキの供給量を調整するインキ調整
機構とを有する。
【0014】本発明の他の印刷機のインキ量調整装置に
おいては、前記インキ制御信号発生手段は、前記刷版イ
メージを印刷方向に沿って前記つぼの数に分割し、各つ
ぼごとのインキの供給量を計算する。本発明の更に他の
印刷機のインキ量調整装置においては、前記面付情報発
生手段及びラスタイメージプロセッサは、面付け用のコ
ンピュータに内蔵される。
【0015】
【作用】本発明によれば、前記のように印刷機のインキ
量調整装置においては、版下の面付を電子的に行い面付
情報を発生させる面付情報発生手段と、該面付情報発生
手段からの面付情報に基づいてビットマップを形成する
ラスタイメージプロセッサと、前記ビットマップの刷版
イメージに基づいてインキの供給量を計算し、インキ制
御信号を発生させるインキ制御信号発生手段と、前記イ
ンキ制御信号を受け、複数のつぼから成るインキつぼか
らのインキの供給量を調整するインキ調整機構とを有す
る。
【0016】この場合、面付情報発生手段によって版下
の面付が電子的に行われて面付情報が発生させられ、該
面付情報によって刷版が作成され、該刷版によって印刷
機において印刷が行われる。前記面付情報はラスタイメ
ージプロセッサにも送られ、該ラスタイメージプロセッ
サによってビットマップが形成される。そして、インキ
制御信号発生手段は、前記ビットマップの刷版イメージ
に基づいて印刷機において必要とされるインキの供給量
を計算し、インキ制御信号を発生させ、インキ調整機構
に送る。該インキ調整機構は、前記インキ制御信号を受
けると、インキつぼからのインキの供給量を調整する。
【0017】本発明の他の印刷機のインキ量調整装置に
おいては、前記インキ制御信号発生手段は、前記刷版イ
メージを印刷方向に沿って前記つぼの数に分割し、各つ
ぼごとのインキの供給量を計算する。この場合、インキ
の供給量は各つぼごとに設定される。本発明の更に他の
印刷機のインキ量調整装置においては、前記面付情報発
生手段及びラスタイメージプロセッサは、面付け用のコ
ンピュータに内蔵される。この場合、ビットマップを形
成するために面付け用のソフトを利用することができ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図7は本発明の実施例における
インキ調整機構の概略図である。図において、14はイ
ンキを収容する複数のつぼから成るインキつぼ、15は
該インキつぼ14の壁の一部を構成して回転自在に配設
されたインキ元ローラ、50は作動片押出ねじである。
前記インキつぼ14の下端には、インキ元ローラ15に
向けて突出させられた複数のインキ量調整板35が配設
され、各インキ量調整板35の先端とインキ元ローラ1
5の表面との間に隙間CLが形成される。各インキ量調
整板35は前記インキつぼ14の各つぼに対応させて配
設される。
【0019】そして、前記隙間CLを調整するために前
記インキ量調整板35と同数の作動片押出ねじ50が配
設される。該作動片押出ねじ50は手動操作摘(つま)
み52によって回転させられるとともに、歯車53、5
4を介して自動操作モータ55によって回転させられる
ようになっている。該自動操作モータ55はパルスモー
タから成り、ディジタルデータによって駆動される。ま
た、作動片押出ねじ50は回転に伴って進退し、前進し
たときに、揺動自在に支持された「L」字状の調整板作
動片51の一端を押し、前記インキ量調整板35の先端
を押して隙間CLを狭くする。一方、作動片押出ねじ5
0が回転に伴って後退すると、前記調整板作動片51及
び前記インキ量調整板35の先端が図示しない付勢手段
によって元の位置に戻され、隙間CLが広くなる。
【0020】このように、作動片押出ねじ50を回転さ
せることによって前記隙間CLを調整し、該隙間CLを
流れるインキの供給量を調整することができる。次に、
インキ調整装置について説明する。図1は本発明の実施
例における印刷機のインキ量調整装置のブロック図であ
る。
【0021】図において、61は組版を電子的に行う第
1のコンピュータ、62は面付を電子的に行う面付情報
発生手段としての第2のコンピュータ、63はLAN、
66はラスタイメージプロセッサ(RIP)、67はイ
メージセッタ、68は現像・定着処理装置、12は刷
版、39は印刷機、70はインキ制御信号発生手段とし
てのインキ制御信号発生装置である。
【0022】前記構成の印刷機のインキ量調整装置にお
いて、第1のコンピュータ61によって組版が電気的に
行われ、組版情報は図形表現言語であるPS(ポストス
クリプト)によって表現され、第2のコンピュータ62
に送られる。該第2のコンピュータ62においては、後
の製本工程を考慮して前記組版情報に基づいて面付が電
子的に行われる。この場合も、面付情報は同様にPSに
よって表現される。
【0023】次に、前記第2のコンピュータ62におい
て発生させられた面付情報は、ラスタイメージプロセッ
サ66に送られ、製版工程が開始される。すなわち、該
ラスタイメージプロセッサ66においては、PSによっ
て表現された面付情報が、レーザ光の強弱を表すラスタ
イメージに変換され、イメージセッタ67において、レ
ーザ光がラスタ状に走査されて版材が露光され、感光さ
せられる。続いて、感光させられた版材は現像・定着処
理装置68によって現像され、定着されて刷版12にな
る。
【0024】このようにして作成された刷版12は印刷
機39に送られ、版胴11(図2参照)に巻かれて印刷
が行われる。ところで、前記印刷機39において印刷さ
れる画像に対応させてインキの供給量を調整するために
インキ制御信号発生装置70が配設される。該インキ制
御信号発生装置70はラスタイメージプロセッサ71及
びデータ処理装置72から成る。前記ラスタイメージプ
ロセッサ71は、第2のコンピュータ62からの面付情
報を受け、該面付情報をラスタイメージに変換して、ビ
ットマップをメモリに形成する。また、前記データ処理
装置72は、ラスタイメージのビットマップに基づいて
インキ制御信号を発生させ、該インキ制御信号を印刷機
39のインキ調整機構に送る。
【0025】このように、前記面付情報に基づいてイン
キ制御信号を発生させることができるので、刷版12を
走査する必要がなくなる。したがって、刷版スキャナ3
7(図5参照)が不要になり、コストを低くすることが
できる。図8は本発明の実施例におけるインキ制御信号
の発生メカニズムを示す図である。
【0026】図において、12Aはビットマップ上にお
いて(X,Y)軸座標で表された刷版イメージであり、
前記版下41(図6)に対応する複数の版下イメージ4
1Aを有する。前記データ処理装置72(図1)は、前
記刷版イメージ12Aを印刷方向に沿ってインキつぼ1
4(図7)のつぼの数に均等に分割し、ストリップSi
(i=1、2、…、N−1、N、N+1、…)を形成す
る。次に、各ストリップSi ごとに、X軸方向における
ビットの平均値及びY軸方向におけるビットの積分値を
計算して平均積分演算を行い、各つぼごとのインキの供
給量を計算する。
【0027】なお、イメージセッタ67における露光に
おいて必要とされる精度と比較すると、インキの供給量
の計算に必要とされる精度は極めて低い。したがって、
インキ制御信号発生装置70に送られる面付情報のすべ
てを利用する必要はなく、該面付情報を間引いたもので
十分である。その結果、ラスタイメージプロセッサ7
1、データ処理装置72におけるデータの処理量を少な
くすることができ、コストを低くすることができる。
【0028】本実施例においては、インキ制御信号発生
装置70を独立させて配設しているが、省略することが
できる。すなわち、第2のコンピュータ62の面付に使
用されるソフトは、一般に面付結果をCRT上で確認す
る必要があるため、小型のラスタイメージプロセッサソ
フトを内蔵しており、ラスタイメージのビットマップを
作成し、CRTに表示することができるようになってい
る。したがって、前記ビットマップに基づいてインキ制
御信号を発生させることができる。
【0029】また、本実施例においては、原理ステップ
の説明上、モノクロの印刷を行う場合について説明して
いるが、カラーの印刷を行う場合にも適用することがで
きる。カラーの印刷を行う場合は、シアン(C)、マゼ
ンタ(M)、イエロー(Y)及びブラック(K)の4版
分のインキ制御信号が必要になるが、面付に使用される
ソフトのビットマップは、レッド(R)、グリーン
(G)及びブルー(B)によって表現される。そこで、
マトリックス演算を行うことによって、レッド(R)、
グリーン(G)及びブルー(B)からシアン(C)、マ
ゼンタ(M)、イエロー(Y)及びブラック(K)に変
換することが可能である。
【0030】さらに、実装の印刷機のインキ量調整装置
の制御においては、各つぼごとにインキの供給量が調整
されるとともに、インキ元ローラ14の回転数が同時に
制御される。該回転数の制御信号も、各つぼごとのイン
キ制御信号をマトリックス演算することによって発生さ
せることができる。
【0031】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、印刷機のインキ量調整装置においては、版下の面
付を電子的に行い面付情報を発生させる面付情報発生手
段と、該面付情報発生手段からの面付情報に基づいてビ
ットマップを形成するラスタイメージプロセッサと、前
記ビットマップの刷版イメージに基づいてインキの供給
量を計算し、インキ制御信号を発生させるインキ制御信
号発生手段と、前記インキ制御信号を受け、複数のつぼ
から成るインキつぼからのインキの供給量を調整するイ
ンキ調整機構とを有する。
【0033】この場合、前記面付情報に基づいてビット
マップが形成され、該ビットマップの刷版イメージに基
づいてインキの供給量が計算される。したがって、刷版
スキャナが不要になり、コストを低くすることができ
る。また、インキの供給量を調整するための専用の処理
系が不要になる。本発明の他の印刷機のインキ量調整装
置においては、前記インキ制御信号発生手段は、前記刷
版イメージを印刷方向に沿って前記つぼの数に分割し、
各つぼごとのインキの供給量を計算する。この場合、イ
ンキの供給量は各つぼごとに設定されるので、濃度むら
の発生を一層防止することができる。
【0034】本発明の更に他の印刷機のインキ量調整装
置においては、前記面付情報発生手段及びラスタイメー
ジプロセッサは、面付け用のコンピュータに内蔵され
る。この場合、ビットマップを形成するために面付け用
のソフトを利用することができる。したがって、インキ
制御信号発生手段を面付け用のコンピュータと独立させ
て配設する必要がないので、コストを低くすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における印刷機のインキ量調整
装置のブロック図である。
【図2】従来のオフセット印刷機の概念図である。
【図3】従来の刷版を示す図である。
【図4】従来のインキ調整機構の概略図である。
【図5】従来の印刷装置を示す図である。
【図6】従来の印刷工程を示す図である。
【図7】本発明の実施例におけるインキ調整機構の概略
図である。
【図8】本発明の実施例におけるインキ制御信号の発生
メカニズムを示す図である。
【符号の説明】
12 刷版 14 インキつぼ 15 インキ元ローラ15 39 印刷機 50 作動片押出ねじ 62 第2のコンピュータ 66、71 ラスタイメージプロセッサ 70 インキ制御信号発生装置 72 データ処理装置 12A 刷版イメージ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)版下の面付を電子的に行い面付情
    報を発生させる面付情報発生手段と、(b)該面付情報
    発生手段からの面付情報に基づいてビットマップを形成
    するラスタイメージプロセッサと、(c)前記ビットマ
    ップの刷版イメージに基づいてインキの供給量を計算
    し、インキ制御信号を発生させるインキ制御信号発生手
    段と、(d)前記インキ制御信号を受け、複数のつぼか
    ら成るインキつぼからのインキの供給量を調整するイン
    キ調整機構とを有することを特徴とする印刷機のインキ
    量調整装置。
  2. 【請求項2】 前記インキ制御信号発生手段は、前記刷
    版イメージを印刷方向に沿って前記つぼの数に分割し、
    各つぼごとのインキの供給量を計算する請求項1に記載
    の印刷機のインキ量調整装置。
  3. 【請求項3】 前記面付情報発生手段及びラスタイメー
    ジプロセッサは、面付け用のコンピュータに内蔵される
    請求項1に記載の印刷機のインキ量調整装置。
JP6227869A 1994-09-22 1994-09-22 印刷機のインキ量調整装置 Withdrawn JPH0890759A (ja)

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