JPH0890709A - 表被材で被覆された無機質繊維マット及びその製造法 - Google Patents
表被材で被覆された無機質繊維マット及びその製造法Info
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- JPH0890709A JPH0890709A JP25628094A JP25628094A JPH0890709A JP H0890709 A JPH0890709 A JP H0890709A JP 25628094 A JP25628094 A JP 25628094A JP 25628094 A JP25628094 A JP 25628094A JP H0890709 A JPH0890709 A JP H0890709A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 表被材で被覆された無機質繊維マットにおい
て、軽量で、耳部の剛性及び引裂強度に優れたものを提
供する。 【構成】 無機質繊維マット11の上面11a、両側面
11b及び下面の中央部11dを除いた部分11cを、
金属蒸着フィルム等からなる第1の表被材12で覆う。
一方、有機フィルムからなる第2の表被材15の両側縁
部に接着剤を塗布し、内側に接着剤塗布層15cを残す
ように上記両側縁部を折り曲げて接着することにより耳
部15bを形成する。そして、第1の表被材12の下面
折り返し部12c及びそれに隣接する無機質繊維マット
11の下面11eを、上記第2の表被材15に残された
接着剤塗布層15cに接着することにより、無機質繊維
マット11を上下の表被材12、15で覆う。
て、軽量で、耳部の剛性及び引裂強度に優れたものを提
供する。 【構成】 無機質繊維マット11の上面11a、両側面
11b及び下面の中央部11dを除いた部分11cを、
金属蒸着フィルム等からなる第1の表被材12で覆う。
一方、有機フィルムからなる第2の表被材15の両側縁
部に接着剤を塗布し、内側に接着剤塗布層15cを残す
ように上記両側縁部を折り曲げて接着することにより耳
部15bを形成する。そして、第1の表被材12の下面
折り返し部12c及びそれに隣接する無機質繊維マット
11の下面11eを、上記第2の表被材15に残された
接着剤塗布層15cに接着することにより、無機質繊維
マット11を上下の表被材12、15で覆う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軽量でかつ耳部の剛性
及び引裂強度に優れた表被材で被覆された無機質繊維マ
ット及びその製造法に関する。
及び引裂強度に優れた表被材で被覆された無機質繊維マ
ット及びその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物の断熱材、吸音材等として用いら
れる無機質繊維マットは、作業時に直接肌に触れてチク
チクするのを防止し、また、防湿性を付与したりするた
め、表被材で被覆されることがある。この表被材として
は、マットの上下面及び両側面を覆うものと、マットの
下面を覆いかつ両側に突出して耳部を構成するものとの
2枚を接合したものが用いられている。この耳部は、家
屋の壁面等に施工する際に、マットを柱と柱との間に嵌
め込み係止すると共に、柱に固定するために形成されて
いる。
れる無機質繊維マットは、作業時に直接肌に触れてチク
チクするのを防止し、また、防湿性を付与したりするた
め、表被材で被覆されることがある。この表被材として
は、マットの上下面及び両側面を覆うものと、マットの
下面を覆いかつ両側に突出して耳部を構成するものとの
2枚を接合したものが用いられている。この耳部は、家
屋の壁面等に施工する際に、マットを柱と柱との間に嵌
め込み係止すると共に、柱に固定するために形成されて
いる。
【0003】従来の無機質繊維マットは、一般的に、マ
ットの上面及び両側面は透湿性の表被材で、下面は防湿
性の表被材で被覆されているものが多く、例えば、マッ
トの上面及び両側面の表被材としては、必要に応じて金
属蒸着を施し、多数の小孔を設けた有機フィルムが多く
用いられ、下面の表被材としては、アスファルトコーテ
ィング等を施したクラフト紙が多く用いられている。
ットの上面及び両側面は透湿性の表被材で、下面は防湿
性の表被材で被覆されているものが多く、例えば、マッ
トの上面及び両側面の表被材としては、必要に応じて金
属蒸着を施し、多数の小孔を設けた有機フィルムが多く
用いられ、下面の表被材としては、アスファルトコーテ
ィング等を施したクラフト紙が多く用いられている。
【0004】マットの下面をクラフト紙で被覆し、クラ
フト紙で耳部を形成した場合、耳部のコシの強さ(剛
性)は十分に得られるものの、引裂強度、防湿性等が十
分に得られず、全体の重量が重くなって、梱包時の圧縮
性やハンドリング性が悪くなるという問題があった。
フト紙で耳部を形成した場合、耳部のコシの強さ(剛
性)は十分に得られるものの、引裂強度、防湿性等が十
分に得られず、全体の重量が重くなって、梱包時の圧縮
性やハンドリング性が悪くなるという問題があった。
【0005】これらの問題を解決するために、マットの
下面を被覆し耳部を形成する表被材として、有機フィル
ムを用いることも行われている。クラフト紙の代わりに
有機フィルムを用いた場合、マット全体の重量を軽量に
することができ、クラフト紙に比べて防湿性を向上させ
ることができる。
下面を被覆し耳部を形成する表被材として、有機フィル
ムを用いることも行われている。クラフト紙の代わりに
有機フィルムを用いた場合、マット全体の重量を軽量に
することができ、クラフト紙に比べて防湿性を向上させ
ることができる。
【0006】しかしながら、マットの下面を被覆し耳部
を形成する表被材として、有機フィルムを用いた場合に
は、耳部のコシが弱くなって取付け時における作業性が
悪くなり、引裂強度も十分に得られないという問題があ
った。
を形成する表被材として、有機フィルムを用いた場合に
は、耳部のコシが弱くなって取付け時における作業性が
悪くなり、引裂強度も十分に得られないという問題があ
った。
【0007】この問題を解決するために、マットの下
面を被覆する有機フィルムの両側部を折り返し、ヒート
シールすることによって強度をもたせる、マットの上
面及び両側面を被覆しているフィルムの両側部と、マッ
トの下面を被覆している有機フィルムの両側部とを重ね
併せてヒートシールして強度をもたせる(例えば実開平
2−111706号参照)、マットの下面を被覆して
いる有機フィルムとして、強度に優れたものを用いる等
の方法が提案されている。
面を被覆する有機フィルムの両側部を折り返し、ヒート
シールすることによって強度をもたせる、マットの上
面及び両側面を被覆しているフィルムの両側部と、マッ
トの下面を被覆している有機フィルムの両側部とを重ね
併せてヒートシールして強度をもたせる(例えば実開平
2−111706号参照)、マットの下面を被覆して
いる有機フィルムとして、強度に優れたものを用いる等
の方法が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
、の方法では、有機フィルムの耳部をヒートシール
しているだけなので、十分な剛性及び引裂強度が得られ
ず、の方法では、十分な強度を有する有機フィルムは
重量も重くなり、軽量化の目的を達することができない
という問題があった。
、の方法では、有機フィルムの耳部をヒートシール
しているだけなので、十分な剛性及び引裂強度が得られ
ず、の方法では、十分な強度を有する有機フィルムは
重量も重くなり、軽量化の目的を達することができない
という問題があった。
【0009】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的は、軽量で、耳部のコシが強く、
引裂強度に優れた表被材で被覆された無機質繊維マット
及びその製造法を提供することにある。
れたもので、その目的は、軽量で、耳部のコシが強く、
引裂強度に優れた表被材で被覆された無機質繊維マット
及びその製造法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の表被材で被覆された無機質繊維マットは、
無機質繊維マットと、この無機質繊維マットの上面、両
側面及び下面の中央部を除いた部分を覆う第1の表被材
と、この第1の表被材の下面折り返し部及び前記無機質
繊維マットの下面に接着されて前記無機質繊維マットの
下面を覆うと共に、前記無機質繊維マットの両側から延
出して耳部を構成する第2の表被材とを備え、前記第2
の表被材は、有機フィルムで形成されており、前記耳部
は、前記有機フィルムの両側縁部が折り返されて、2層
の接着剤塗布層を介して接合されたものであることを特
徴とする。
め、本発明の表被材で被覆された無機質繊維マットは、
無機質繊維マットと、この無機質繊維マットの上面、両
側面及び下面の中央部を除いた部分を覆う第1の表被材
と、この第1の表被材の下面折り返し部及び前記無機質
繊維マットの下面に接着されて前記無機質繊維マットの
下面を覆うと共に、前記無機質繊維マットの両側から延
出して耳部を構成する第2の表被材とを備え、前記第2
の表被材は、有機フィルムで形成されており、前記耳部
は、前記有機フィルムの両側縁部が折り返されて、2層
の接着剤塗布層を介して接合されたものであることを特
徴とする。
【0011】また、本発明の表被材で被覆された無機質
繊維マットの製造法は、無機質繊維マットの上面、両側
面及び下面の中央部を除いた部分を第1の表被材で覆う
工程と、有機フィルムからなる第2の表被材の両側縁部
に接着剤を所定幅で塗布し、この接着剤塗布層の一部が
内側に残るように、前記両側縁部を折り返して接合する
ことにより耳部を形成する工程と、前記第1の表被材の
下面折り返し部と、前記無機質繊維マットの下面の、前
記第1の表被材の下面折り返し部に隣接する部分とを、
前記第2の表被材の前記耳部の内側に位置する、前記残
された接着剤塗布層に接合する工程とを含むことを特徴
とする。
繊維マットの製造法は、無機質繊維マットの上面、両側
面及び下面の中央部を除いた部分を第1の表被材で覆う
工程と、有機フィルムからなる第2の表被材の両側縁部
に接着剤を所定幅で塗布し、この接着剤塗布層の一部が
内側に残るように、前記両側縁部を折り返して接合する
ことにより耳部を形成する工程と、前記第1の表被材の
下面折り返し部と、前記無機質繊維マットの下面の、前
記第1の表被材の下面折り返し部に隣接する部分とを、
前記第2の表被材の前記耳部の内側に位置する、前記残
された接着剤塗布層に接合する工程とを含むことを特徴
とする。
【0012】以下、本発明について好ましい態様を挙げ
て詳細に説明する。本発明において無機質繊維マットと
しては、通常使用されているグラスウール、ガラス単繊
維、ストランド等のマット、それらの切断マット状物及
びそれらの混合又は積層マット状物、岩綿等を使用する
ことができる。
て詳細に説明する。本発明において無機質繊維マットと
しては、通常使用されているグラスウール、ガラス単繊
維、ストランド等のマット、それらの切断マット状物及
びそれらの混合又は積層マット状物、岩綿等を使用する
ことができる。
【0013】本発明においては、この無機質繊維マット
の上面、両側面及び下面の中央部を除いた部分を第1の
表被材で被覆するが、この第1の表被材としては、従来
より使用されているもの、例えば、ポリエチレン、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエステル、ポリカーボネート等の有機フィル
ム、これらの積層品、これらとアルミ箔、紙等とのラミ
ネート品、又はアルミニウム等の金属を蒸着したもの等
を用いるのが好ましい。
の上面、両側面及び下面の中央部を除いた部分を第1の
表被材で被覆するが、この第1の表被材としては、従来
より使用されているもの、例えば、ポリエチレン、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエステル、ポリカーボネート等の有機フィル
ム、これらの積層品、これらとアルミ箔、紙等とのラミ
ネート品、又はアルミニウム等の金属を蒸着したもの等
を用いるのが好ましい。
【0014】なお、第1の表被材は、特に家屋等の壁に
適用される場合、室外側に配置されることが多いため、
透湿性を有していることが好ましく、そのため、多数の
小孔を設けることが好ましい。最も好ましくは、多数の
小孔を有する金属蒸着フィルムが用いられる。
適用される場合、室外側に配置されることが多いため、
透湿性を有していることが好ましく、そのため、多数の
小孔を設けることが好ましい。最も好ましくは、多数の
小孔を有する金属蒸着フィルムが用いられる。
【0015】また、無機質繊維マットの下面を被覆する
と共に、その両側部を折り返し耳部を形成する第2の表
被材としては、上記と同様の有機フィルムが用いられ
る。この有機フィルムの厚さは、10〜50μmとするのが
好ましく、15〜30μmがより好ましい。有機フィルムの
厚さが10μm未満の場合は、耳部のコシの強さ、引裂強
度が十分でなく、50μmを超える場合は、重量が重くな
り、軽量化の目的を達成しにくくなるので好ましくな
い。
と共に、その両側部を折り返し耳部を形成する第2の表
被材としては、上記と同様の有機フィルムが用いられ
る。この有機フィルムの厚さは、10〜50μmとするのが
好ましく、15〜30μmがより好ましい。有機フィルムの
厚さが10μm未満の場合は、耳部のコシの強さ、引裂強
度が十分でなく、50μmを超える場合は、重量が重くな
り、軽量化の目的を達成しにくくなるので好ましくな
い。
【0016】本発明において接着剤としては、第2の表
被材同志、及び第2の表被材と無機質繊維及び第1の表
被材とを接着させることができ、均一に塗布しやすいも
のを用いるのが好ましく、粘着性ホットメルト接着剤を
用いるのがより好ましい。接着剤の第2の表被材への塗
布幅は、適用される無機質繊維マットのサイズによって
異なるが、形成しようとする耳部の幅の2倍と、第1の
表被材の下面折り返し部の幅と、無機質繊維マットの下
面の、前記第1の表被材の下面折り返し部に隣接する部
分の所定幅とを併せた幅とすればよく、一般的なサイズ
のマットを製造する場合は、50〜200 mmとするのが好ま
しく、75〜125 mmとするのがより好ましい。また、接着
剤の単位面積当たりの塗布量は、5〜30g/m2が好まし
く、10〜20g/m2がより好ましい。
被材同志、及び第2の表被材と無機質繊維及び第1の表
被材とを接着させることができ、均一に塗布しやすいも
のを用いるのが好ましく、粘着性ホットメルト接着剤を
用いるのがより好ましい。接着剤の第2の表被材への塗
布幅は、適用される無機質繊維マットのサイズによって
異なるが、形成しようとする耳部の幅の2倍と、第1の
表被材の下面折り返し部の幅と、無機質繊維マットの下
面の、前記第1の表被材の下面折り返し部に隣接する部
分の所定幅とを併せた幅とすればよく、一般的なサイズ
のマットを製造する場合は、50〜200 mmとするのが好ま
しく、75〜125 mmとするのがより好ましい。また、接着
剤の単位面積当たりの塗布量は、5〜30g/m2が好まし
く、10〜20g/m2がより好ましい。
【0017】接着剤を塗布する方法は、均一に塗布する
ことができれば、エアアトマイズ方式、スパイラルスプ
レー方式、スロットスプレー方式等いずれの方法を採用
してもよいが、塗布幅を一定に保つ必要があることか
ら、特にスロットスプレー方式が好ましい。
ことができれば、エアアトマイズ方式、スパイラルスプ
レー方式、スロットスプレー方式等いずれの方法を採用
してもよいが、塗布幅を一定に保つ必要があることか
ら、特にスロットスプレー方式が好ましい。
【0018】本発明の無機質繊維マットの製造法によれ
ば、まず、第1の表被材で、無機質繊維マットの上面、
両側面を覆い、更にその両側端部をマットの下面の内側
に折り曲げる。
ば、まず、第1の表被材で、無機質繊維マットの上面、
両側面を覆い、更にその両側端部をマットの下面の内側
に折り曲げる。
【0019】一方、第2の表被材の両側部に前述したよ
うな接着剤を所定幅で塗布し、第2の表被材の両側部を
折り曲げて接着し、耳部を形成する。このとき、接着剤
の塗布面が耳部の内側に所定の幅で残るようにする。こ
の残り幅は、第1の表被材の下面折り返し部の幅より広
い幅にして、上記折り返し部だけでなく、その内側に隣
接するマットの下面も接着されるようにする。
うな接着剤を所定幅で塗布し、第2の表被材の両側部を
折り曲げて接着し、耳部を形成する。このとき、接着剤
の塗布面が耳部の内側に所定の幅で残るようにする。こ
の残り幅は、第1の表被材の下面折り返し部の幅より広
い幅にして、上記折り返し部だけでなく、その内側に隣
接するマットの下面も接着されるようにする。
【0020】最後に、第1の表被材で覆われた無機質繊
維マットの下面と、上記第2の表被材の接着材塗布面と
を圧接して接合し、上記第2の表被材の耳部の内側に、
第1の表被材の下面折り返し部及び無機質繊維マット下
面のそれに隣接する部分を接着することにより、本発明
の表被材で被覆された無機質繊維マットを得ることがで
きる。
維マットの下面と、上記第2の表被材の接着材塗布面と
を圧接して接合し、上記第2の表被材の耳部の内側に、
第1の表被材の下面折り返し部及び無機質繊維マット下
面のそれに隣接する部分を接着することにより、本発明
の表被材で被覆された無機質繊維マットを得ることがで
きる。
【0021】
【作用】本発明の表被材で被覆された無機質繊維マット
は、無機質繊維マットの下面を覆うと共に無機質繊維マ
ットの両側から延出して耳部を構成する第2の表被材が
有機フィルムで形成されているので、軽量であり、防湿
性に優れている。
は、無機質繊維マットの下面を覆うと共に無機質繊維マ
ットの両側から延出して耳部を構成する第2の表被材が
有機フィルムで形成されているので、軽量であり、防湿
性に優れている。
【0022】また、耳部は、第2の表被材の両側縁部が
折り返されて、2層の接着剤塗布層を介して接合される
ことにより形成されているので、コシが強く、引裂強度
に優れている。
折り返されて、2層の接着剤塗布層を介して接合される
ことにより形成されているので、コシが強く、引裂強度
に優れている。
【0023】更に、無機質繊維マットは、その下面の第
1の表被材の下面折り返し部の内側部分を第2の表被材
に接着され、上面と両側面と下面両側部とは、第1の表
被材で被覆されているだけで接着されていないので、例
えば柱と柱の間隔に多少のばらつきがあっても、表被材
の内部で無機質繊維マットが動きやすく、壁との間に隙
間を作ることなく密着させて挿入することができる。
1の表被材の下面折り返し部の内側部分を第2の表被材
に接着され、上面と両側面と下面両側部とは、第1の表
被材で被覆されているだけで接着されていないので、例
えば柱と柱の間隔に多少のばらつきがあっても、表被材
の内部で無機質繊維マットが動きやすく、壁との間に隙
間を作ることなく密着させて挿入することができる。
【0024】
【実施例】図2、3には、本発明の表被材で被覆された
無機質繊維マットを製造するための装置の一例が示され
ている。以下、この装置を用いた本発明の製造法の一実
施例を説明する。
無機質繊維マットを製造するための装置の一例が示され
ている。以下、この装置を用いた本発明の製造法の一実
施例を説明する。
【0025】図2において、11は、図示しないマット
製造プロセスで集綿、キュアされて、又はマットロール
等から引き出されて帯状をなして供給される無機質繊維
マットである。12は、ロール13から帯状をなして供
給される第1の表被材であり、例えばアルミ蒸着フィル
ム等からなる。第1の表被材12は、無機質繊維マット
11の上面に被せられ、複数本の被包ロール14(図で
は便宜上一側について4本しか記載されていないが、実
際にはもっと多数のロールで構成される)及び押えロー
ル21によって、その両側縁部を無機質繊維マット11
の両側面及び下面両側部を覆うように折り曲げられる。
なお、第1の表被材12を無機質繊維マット11に被覆
させる方法としては、上記のような被包ロール14及び
押えロール21を用いる方法の他、各種の方法が採用で
きる。
製造プロセスで集綿、キュアされて、又はマットロール
等から引き出されて帯状をなして供給される無機質繊維
マットである。12は、ロール13から帯状をなして供
給される第1の表被材であり、例えばアルミ蒸着フィル
ム等からなる。第1の表被材12は、無機質繊維マット
11の上面に被せられ、複数本の被包ロール14(図で
は便宜上一側について4本しか記載されていないが、実
際にはもっと多数のロールで構成される)及び押えロー
ル21によって、その両側縁部を無機質繊維マット11
の両側面及び下面両側部を覆うように折り曲げられる。
なお、第1の表被材12を無機質繊維マット11に被覆
させる方法としては、上記のような被包ロール14及び
押えロール21を用いる方法の他、各種の方法が採用で
きる。
【0026】一方、第2の表被材15が、無機質繊維マ
ット11の下方に配置されたロール16から引き出さ
れ、ガイドロール17を経て無機質繊維マット11の下
面に向けて供給される。ガイドロール17の上方には、
接着剤を塗布するスプレーガン18が左右に対をなして
配置され、第2の表被材15の上面両側縁部に接着剤を
所定幅で塗布する。
ット11の下方に配置されたロール16から引き出さ
れ、ガイドロール17を経て無機質繊維マット11の下
面に向けて供給される。ガイドロール17の上方には、
接着剤を塗布するスプレーガン18が左右に対をなして
配置され、第2の表被材15の上面両側縁部に接着剤を
所定幅で塗布する。
【0027】更に、第2の表被材15の移動方向には、
上記接着剤塗布層15aを折り曲げて耳部15bを形成
するための耳折りバー19と耳折りブロック20とが配
置されている。耳折りブロック20は、図3に示すよう
に、略U字状に開口され、第2の表被材15の導入側の
開口部20aは広く、導出側の開口部20bに向けて次
第に狭くなるような形状をなしている。そして、第2の
表被材15の両側縁部の接着剤塗布層15aを耳折りバ
ー19である程度折り返した後、更に耳折りブロック2
0の開口部20aから導入し、開口部20bから導出さ
せると、折り返し部が2重の接着剤層を介して接合さ
れ、耳部15bが形成される。この場合、耳部15bの
内側に接着剤塗布層が所定幅で残るように、折り返し幅
が設定されている。なお、第2の表被材15の両側縁部
の折り返し方法としては、上記耳折りバー19及び耳折
りブロック20を用いる方法の他、各種の方法が採用で
きる。
上記接着剤塗布層15aを折り曲げて耳部15bを形成
するための耳折りバー19と耳折りブロック20とが配
置されている。耳折りブロック20は、図3に示すよう
に、略U字状に開口され、第2の表被材15の導入側の
開口部20aは広く、導出側の開口部20bに向けて次
第に狭くなるような形状をなしている。そして、第2の
表被材15の両側縁部の接着剤塗布層15aを耳折りバ
ー19である程度折り返した後、更に耳折りブロック2
0の開口部20aから導入し、開口部20bから導出さ
せると、折り返し部が2重の接着剤層を介して接合さ
れ、耳部15bが形成される。この場合、耳部15bの
内側に接着剤塗布層が所定幅で残るように、折り返し幅
が設定されている。なお、第2の表被材15の両側縁部
の折り返し方法としては、上記耳折りバー19及び耳折
りブロック20を用いる方法の他、各種の方法が採用で
きる。
【0028】第1の表被材12を被覆された無機質繊維
マット11と、耳部15bを形成され、その内側に残さ
れた接着剤塗布層15cを有する第2の表被材15と
は、上下一対の押えロール22、23によって圧着さ
れ、第2の表被材15の残された接着剤塗布層15c
に、第1の表被材12の下面折り返し部と、無機質繊維
マット11の下面とが接着される。こうして、表被材1
2、15で覆われた無機質繊維マット11を所定長さで
切断することにより、本発明の表被材で被覆された無機
質繊維マットを得ることができる。
マット11と、耳部15bを形成され、その内側に残さ
れた接着剤塗布層15cを有する第2の表被材15と
は、上下一対の押えロール22、23によって圧着さ
れ、第2の表被材15の残された接着剤塗布層15c
に、第1の表被材12の下面折り返し部と、無機質繊維
マット11の下面とが接着される。こうして、表被材1
2、15で覆われた無機質繊維マット11を所定長さで
切断することにより、本発明の表被材で被覆された無機
質繊維マットを得ることができる。
【0029】図1には、こうして製造される本発明の表
被材で被覆された無機質繊維マットの分解断面図が示さ
れている。無機質繊維マット11は、上面11aと、両
側面11b、11bと、下面の中央部11dを除いた部
分11c、11cとが、第1の表被材12で被覆されて
いる。一方、第2の表被材15の両側縁部には、2層の
接着剤塗布層を介して耳部15bが形成されている。そ
して、第1の表被材12の下面折り返し部12cと、無
機質繊維マット11の下面の、第1の表被材12の下面
折り返し部12cに隣接する部分11e、11eとが、
第2の表被材15の耳部15b、15bの内側に位置す
る、残された接着剤塗布層15c、15cに接合されて
いる。
被材で被覆された無機質繊維マットの分解断面図が示さ
れている。無機質繊維マット11は、上面11aと、両
側面11b、11bと、下面の中央部11dを除いた部
分11c、11cとが、第1の表被材12で被覆されて
いる。一方、第2の表被材15の両側縁部には、2層の
接着剤塗布層を介して耳部15bが形成されている。そ
して、第1の表被材12の下面折り返し部12cと、無
機質繊維マット11の下面の、第1の表被材12の下面
折り返し部12cに隣接する部分11e、11eとが、
第2の表被材15の耳部15b、15bの内側に位置す
る、残された接着剤塗布層15c、15cに接合されて
いる。
【0030】実施例1 幅430 mm、厚さ50mmのグラスウールマットの上面、両側
面及び下面の中央部を除いた部分を、幅270 mmの、多数
の小孔を有するアルミニウム蒸着ポリエチレンフィルム
からなる第1の表被材で被覆した。
面及び下面の中央部を除いた部分を、幅270 mmの、多数
の小孔を有するアルミニウム蒸着ポリエチレンフィルム
からなる第1の表被材で被覆した。
【0031】一方、幅515 mm、厚さ15μmのポリエチレ
ンフィルムからなる第2の表被材の両側縁部に、幅125
mmで、接着剤である粘着性ホットメルトを、塗布量10g/
m2で均一に塗布した。次いで、接着剤塗布層の一部が幅
80mmで内側に残るように、接着剤塗布層の両側縁部を折
り返して接合して耳部を形成した。
ンフィルムからなる第2の表被材の両側縁部に、幅125
mmで、接着剤である粘着性ホットメルトを、塗布量10g/
m2で均一に塗布した。次いで、接着剤塗布層の一部が幅
80mmで内側に残るように、接着剤塗布層の両側縁部を折
り返して接合して耳部を形成した。
【0032】次に、第1の表被材で被覆されたグラスウ
ールマットの、第1の表被材の下面折り返し部と、その
内側に隣接するグラスウールマットの下面の部分とを、
第2の表被材の耳部の内側に位置する、残された接着剤
塗布層に接合して、表被材で被覆されたグラスウールマ
ットを得た。
ールマットの、第1の表被材の下面折り返し部と、その
内側に隣接するグラスウールマットの下面の部分とを、
第2の表被材の耳部の内側に位置する、残された接着剤
塗布層に接合して、表被材で被覆されたグラスウールマ
ットを得た。
【0033】実施例2 実施例1において、厚さ15μmのポリエチレンフィルム
からなる第2の表被材への接着剤の塗布量を20g/m2に変
え、あとは実施例1と同様にして、表被材で被覆された
グラスウールマットを得た。
からなる第2の表被材への接着剤の塗布量を20g/m2に変
え、あとは実施例1と同様にして、表被材で被覆された
グラスウールマットを得た。
【0034】実施例3 実施例1において、第2の表被材のポリエチレンフィル
ムの厚さを20μmに変え、接着剤の塗布量は10g/m2のま
まにして、あとは実施例1と同様にして、表被材で被覆
されたグラスウールマットを得た。
ムの厚さを20μmに変え、接着剤の塗布量は10g/m2のま
まにして、あとは実施例1と同様にして、表被材で被覆
されたグラスウールマットを得た。
【0035】実施例4 実施例3において、第2の表被材のポリエチレンフィル
ムの厚さは20μmのまま、接着剤の塗布量を20g/m2に変
え、あとは実施例3と同様にして、表被材で被覆された
グラスウールマットを得た。
ムの厚さは20μmのまま、接着剤の塗布量を20g/m2に変
え、あとは実施例3と同様にして、表被材で被覆された
グラスウールマットを得た。
【0036】実施例1〜4により得られたマットは、い
ずれも耳部のコシが強く、取付け作業時におけるハンド
リングが良好であった。
ずれも耳部のコシが強く、取付け作業時におけるハンド
リングが良好であった。
【0037】試験例 実施例1〜4で得られた表被材で被覆されたグラスウー
ルマットの耳部の引裂強度をエルメンドルフ引裂試験法
により測定した。
ルマットの耳部の引裂強度をエルメンドルフ引裂試験法
により測定した。
【0038】なお、比較のため、単位面積重量が50g/m2
のクラフト紙に、単位面積当たりの塗布量35g/m2でアス
ファルトをコーティングしたアスファルトコーティング
クラフト紙(比較例1)と、単位面積重量が50g/m2のク
ラフト紙に、厚さ7μmのアルミニウム箔をラミネート
したアルミニウムラミネートクラフト紙(比較例2)
と、厚さ15μmのポリエチレンフィルム(比較例3)
と、厚さ20μmポリエチレンフィルム(比較例4)とに
ついても同様の測定を行った。
のクラフト紙に、単位面積当たりの塗布量35g/m2でアス
ファルトをコーティングしたアスファルトコーティング
クラフト紙(比較例1)と、単位面積重量が50g/m2のク
ラフト紙に、厚さ7μmのアルミニウム箔をラミネート
したアルミニウムラミネートクラフト紙(比較例2)
と、厚さ15μmのポリエチレンフィルム(比較例3)
と、厚さ20μmポリエチレンフィルム(比較例4)とに
ついても同様の測定を行った。
【0039】実施例1〜4の耳部、及び比較例1〜4の
シートの材質、厚さ、接着剤の塗布量を表1に示す。ま
た、エルメンドルフ引裂試験の結果を図4に示す。な
お、エルメンドルフ引裂試験の結果は、実施例1〜4の
耳部については、試験片を4枚重ねて測定した値で評価
し、比較例1〜4のシートについては、実施例1〜4の
フィルム枚数(2×4=8)と同等とするため、1枚の
測定値を8倍した値で評価した。
シートの材質、厚さ、接着剤の塗布量を表1に示す。ま
た、エルメンドルフ引裂試験の結果を図4に示す。な
お、エルメンドルフ引裂試験の結果は、実施例1〜4の
耳部については、試験片を4枚重ねて測定した値で評価
し、比較例1〜4のシートについては、実施例1〜4の
フィルム枚数(2×4=8)と同等とするため、1枚の
測定値を8倍した値で評価した。
【0040】
【表1】 表1中、ASKはアスファルトコーティングクラフト紙、ALKはアルミニウ ムラミネートクラフト紙を表す。
【0041】図4の結果から、本発明の表被材で被覆さ
れた無機質繊維マットの耳部である実施例1〜4の引裂
強度は、従来の表被材で被覆された無機質繊維マットの
耳部に使用されていた比較例1、2の約3倍以上である
ことがわかる。また、実施例1、2と比較例3、実施例
3、4と比較例4とを比較すると、接着剤を塗布しない
同じ厚さのポリエチレンフィルムより接着剤が塗布され
たもののほうが引裂強度が強く、接着剤の塗布量が多い
ほうがより強いことがわかる。
れた無機質繊維マットの耳部である実施例1〜4の引裂
強度は、従来の表被材で被覆された無機質繊維マットの
耳部に使用されていた比較例1、2の約3倍以上である
ことがわかる。また、実施例1、2と比較例3、実施例
3、4と比較例4とを比較すると、接着剤を塗布しない
同じ厚さのポリエチレンフィルムより接着剤が塗布され
たもののほうが引裂強度が強く、接着剤の塗布量が多い
ほうがより強いことがわかる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第2の表被材として有機フィルムを用いたことにより、
軽量となり、優れた防湿性が得られる。また、第2の表
被材の両側縁部を折り返し、2層の接着剤塗布層を介し
て接合することにより耳部を形成したので、耳部のコシ
が強く、引裂強度に優れている。更に、無機質繊維マッ
トは、その下面の第1の表被材の下面折り返し部の内側
部分を第2の表被材に接着されているだけなので、表被
材の内部で無機質繊維マットが動きやすく、例えば適用
する柱と柱の間隔に多少のばらつきがあっても、その間
隔になじむように適合させることができ、湾曲して壁と
の間に隙間が生じるなどの不都合が生じることもない。
したがって、軽量で梱包や輸送に有利であり、施工時の
取付け作業性もよい、表被材で被覆された無機質繊維マ
ットを提供できる。
第2の表被材として有機フィルムを用いたことにより、
軽量となり、優れた防湿性が得られる。また、第2の表
被材の両側縁部を折り返し、2層の接着剤塗布層を介し
て接合することにより耳部を形成したので、耳部のコシ
が強く、引裂強度に優れている。更に、無機質繊維マッ
トは、その下面の第1の表被材の下面折り返し部の内側
部分を第2の表被材に接着されているだけなので、表被
材の内部で無機質繊維マットが動きやすく、例えば適用
する柱と柱の間隔に多少のばらつきがあっても、その間
隔になじむように適合させることができ、湾曲して壁と
の間に隙間が生じるなどの不都合が生じることもない。
したがって、軽量で梱包や輸送に有利であり、施工時の
取付け作業性もよい、表被材で被覆された無機質繊維マ
ットを提供できる。
【図1】本発明の表被材で被覆された無機質繊維マット
の一実施例を示す分解断面図である。
の一実施例を示す分解断面図である。
【図2】本発明の表被材で被覆された無機質繊維マット
を製造するための装置の一例を示す概略斜視図である。
を製造するための装置の一例を示す概略斜視図である。
【図3】同装置における耳折りブロックを示す斜視図で
ある。
ある。
【図4】実施例1〜4の耳部、及び比較例1〜4のシー
トのエルメンドルフ引裂試験結果を示す図表である。
トのエルメンドルフ引裂試験結果を示す図表である。
11 無機質繊維マット 12 第1の表被材 14 被包ロール 15 第2の表被材 15a 接着剤塗布層 15b 耳部 15c 残された接着剤塗布層 18 接着剤を塗布するためのスプレーガン 19 耳折りバー 20 耳折りブロック
Claims (6)
- 【請求項1】 無機質繊維マットと、この無機質繊維マ
ットの上面、両側面及び下面の中央部を除いた部分を覆
う第1の表被材と、この第1の表被材の下面折り返し部
及び前記無機質繊維マットの下面に接着されて前記無機
質繊維マットの下面を覆うと共に、前記無機質繊維マッ
トの両側から延出して耳部を構成する第2の表被材とを
備え、前記第2の表被材は、有機フィルムで形成されて
おり、前記耳部は、前記有機フィルムの両側縁部が折り
返されて、2層の接着剤塗布層を介して接合されたもの
であることを特徴とする表被材で被覆された無機質繊維
マット。 - 【請求項2】 前記第1の表被材は、多数の小孔を有す
る金属蒸着フィルムで形成されている請求項1記載の表
被材で被覆された無機質繊維マット。 - 【請求項3】 前記有機フィルムは、厚さ10〜50μmで
あり、前記接着剤塗布層は、接着剤を1層当たり5〜30
g/m2の量で塗布された層である請求項1又は2記載の表
被材で被覆された無機質繊維マット。 - 【請求項4】 無機質繊維マットの上面、両側面及び下
面の中央部を除いた部分を第1の表被材で覆う工程と、 有機フィルムからなる第2の表被材の両側縁部に接着剤
を所定幅で塗布し、この接着剤塗布層の一部が内側に残
るように、前記両側縁部を折り返して接合することによ
り耳部を形成する工程と、 前記第1の表被材の下面折り返し部と、前記無機質繊維
マットの下面の、前記第1の表被材の下面折り返し部に
隣接する部分とを、前記第2の表被材の前記耳部の内側
に位置する、前記残された接着剤塗布層に接合する工程
とを含むことを特徴とする表被材で被覆された無機質繊
維マットの製造法。 - 【請求項5】 前記第1の表被材として、多数の小孔を
有する金属蒸着フィルムを用いる請求項4記載の表被材
で被覆された無機質繊維マットの製造法。 - 【請求項6】 前記有機フィルムとして厚さ10〜50μm
のものを用い、前記接着剤を5〜30g/m2の量で塗布する
請求項4又は5記載の表被材で被覆された無機質繊維マ
ットの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25628094A JPH0890709A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 表被材で被覆された無機質繊維マット及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25628094A JPH0890709A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 表被材で被覆された無機質繊維マット及びその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0890709A true JPH0890709A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=17290458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25628094A Pending JPH0890709A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 表被材で被覆された無機質繊維マット及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0890709A (ja) |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP25628094A patent/JPH0890709A/ja active Pending
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