JPH089053A - 情報転送方法及び情報転送システム並びにそれに用いられる情報転送装置、情報受信端末 - Google Patents

情報転送方法及び情報転送システム並びにそれに用いられる情報転送装置、情報受信端末

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JPH089053A
JPH089053A JP13281494A JP13281494A JPH089053A JP H089053 A JPH089053 A JP H089053A JP 13281494 A JP13281494 A JP 13281494A JP 13281494 A JP13281494 A JP 13281494A JP H089053 A JPH089053 A JP H089053A
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JP13281494A
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Inventor
Takayuki Hiroya
孝幸 廣谷
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】所望の情報を要求元の端末とは別の端末で受信
できる情報伝送システムを提供する。 【構成】ユーザは電話3−1又はパソコン3−2を用い
公衆通信網2を介して所望の情報サービスセンタ例えば
株式速報の情報サービスセンタAを呼び出す。情報サー
ビスセンタAはこれに応答して電話に対しては音声応答
装置の合成音声を用いパソコンに対しては中央処理装置
のコンピュータ出力を直接用いてガイダンスを行う。例
えば「どの会社の株ですか?」、「報知条件は何ですか
?」、「どこへ送信しますか?」等である。ユーザはこ
れらのガイダンスに対して夫々回答する。例えば回答1
として「××社株」、回答2として「¥1000以上に
なったら」、回答3として自己所有の受信専用端末のI
D番号「123456」を指定する。情報サービスセン
タではデータベースを経時的に更新しながら回答1と回
答2のアンドゲート条件で検索し、条件の一致した情報
を検出するとその情報を回答3の送信先へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所望の情報を要求元と
は別の端末を指定して転送できる情報転送方法及び情報
転送システム並びにそれに用いられる情報転送装置、情
報受信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、情報の伝達には電話が広く用
いられている。電話は一般に発呼者が友達や知り合いな
ど被呼者へ情報を伝達したい場合又は被呼者から情報を
受けたい場合に用いられる。また住所や名前のみ分かっ
ている相手の電話番号を知りたいとき或いは正確な現在
時刻を知りたいとき又は今日の天気を知りたいときなど
には、所定の局番を発呼してその局番から返答されてく
る合成音声等により、所望の電話番号、時刻、天気予報
などの情報を得ることができる。
【0003】また、自身では発呼できないが他者からの
呼び出し信号の受信(被呼)のみ可能な例えばページャ
と称される小型表示装置付きの携帯用受信機がある。こ
れは発呼者からの簡単なメッセージも受信して表示する
ことができる。
【0004】また、近年ではパソコン通信も広く行われ
ている。パソコン通信では、例えばボードとか伝言板と
称される所望の広域情報ファイルにアクセスして任意の
相手と情報の交換ができる。また所望の商用データベー
スに接続し知りたい情報を取り出して画面上に表示させ
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、電話では自ら発呼者となって情報源に発呼すれば
所望の情報を得ることができるが、この情報は音のみに
よって耳に伝達される情報であるため、その情報を間違
いなく把握するためにはメモ用紙などに書き留めるとい
う手数を要する。すなわちこの間の行動に大きな制約を
うけるという欠点がある。また従って走行中の自動車電
話などを用いるのは危険であって問題がある。
【0006】上述したページャは、受信した簡単なメッ
セージ等の情報を表示することができるので一見便利な
ようではあるが、そのような情報は選択することも要求
することもできるわけではなく、単に予測不可能な着信
を専ら待機するだけの機能しか有していないため高価な
機器である割には限られた機能しか備えていないという
不満がある。
【0007】また、パソコン通信では、所望の情報を画
面上に表示したりこの情報をメモリに記憶させることが
でき、従って情報の把握に困難はないが、所望の情報源
を選択し、この情報源を検索して所望の情報の存在を確
認し、この確認した情報を抽出してパソコンに取り込み
画面に表示させるまでには結構時間が取られて自由時間
が大きく制約されるという問題がある。
【0008】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
受信情報の保持可能な受信端末を発信端末から任意に指
定でき、情報源に要求した所望の情報を、指定した受信
端末に情報源から転送できる情報転送方法及び情報伝送
システムを提供することである。また、それに用いられ
る情報転送装置、情報受信端末を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】以下に、本発明
の構成及び作用を述べる。先ず、請求項1記載の発明の
情報転送システムでは、情報転送手段は情報の転送が要
求されるとともに該情報の転送先が指定される。そし
て、情報受信端末は個別に識別番号を付与され該識別番
号と上記情報の転送先とが一致するときに限り上記情報
転送手段から上記情報が転送される。
【0010】上記情報転送手段は、例えば請求項2記載
のように、上記情報を上記情報受信端末へ通信網を介し
て転送する。また例えば請求項3記載のように、上記通
信網に接続するインタフェースと該インタフェースに接
続するコンピュータと該コンピュータにより情報検索が
なされるデータベース保持手段とを有して、上記コンピ
ュータにより上記データベース保持手段から上記情報を
読み出し該情報を上記指定された転送先と一致する識別
番号の付与された情報受信端末に上記通信網を経由して
転送する。さらに例えば請求項4記載のように、音声応
答装置を含み音声入力により情報転送の要求がなされた
ことを受けて該音声入力から上記コンピュータへの指示
を得る。
【0011】また、上記情報受信端末は、例えば請求項
5記載のように、上記通信網と無線にて接続され、受信
手段、処理手段、及び出力手段を有するように構成さ
れ、受信手段は上記転送されてきた情報を受信し、処理
手段は受信手段により受信された情報に含まれる転送先
と自身の識別番号とを比較して両方が一致するときに限
り上記受信情報を受け付けて処理を行い、出力手段は処
理手段に接続され該処理手段により処理された上記受信
情報を出力する。
【0012】そして、上記出力手段は、例えば請求項6
記載にように、可視表示手段と音声出力手段との少なく
とも一方を有するように構成される。次に、請求項7記
載の発明の情報転送システムでは、情報要求手段は情報
の転送を要求するとともに該情報の転送先を指定する。
情報転送手段は情報要求手段から情報の転送が要求され
るとともに該情報の転送先が指定される。情報受信端末
は個別に識別番号を付与され該識別番号と上記情報の転
送先とが一致するときに限り上記情報転送手段から上記
情報が転送される。
【0013】上記情報要求手段、情報転送手段、及び情
報受信端末は、例えば請求項10記載のように、通信網
を介して互いに接続される。上記の情報転送手段は、例
えば請求項8記載のように、情報要求手段が情報転送手
段に対し情報転送の要求を行ったとき、その要求された
情報を得、該情報を上記指定された転送先と一致する識
別番号の付与された情報受信端末へ転送した後、上記情
報要求手段との接続を終了する。また例えば請求項9記
載のように、情報要求手段が情報転送手段に対し情報転
送の要求を行ったとき、該要求を受け付けて上記情報要
求手段との接続を終了した後、その要求された情報を得
て該情報を上記指定された転送先と一致する識別番号の
付与された情報受信端末へ転送する。また例えば請求項
13記載のように、情報要求手段に対し情報要求のため
のガイダンス出力を行い、該ガイダンスに従って情報要
求手段は情報転送手段に対し必要な情報の転送並びに情
報受信端末の識別番号を指定する。
【0014】そして、上記情報要求手段は、例えば請求
項11記載のように、電話機からなり音声又はプッシュ
ボタン信号にて上記通信網を介して上記情報転送手段に
対し必要な情報の転送並びに情報受信端末の識別番号を
指定する。また例えば請求項12記載のように、コンピ
ュータからなり所定のコマンド入力により上記通信網を
介して上記情報転送手段に対し必要な情報の転送並びに
情報受信端末の識別番号を指定する更に、請求項14記
載の発明の情報転送システムでは、情報要求手段は所望
の情報の転送条件を指定するとともに該情報の転送先を
指定する。情報転送手段は該情報要求手段から情報の転
送条件が指定されるとともに該情報の転送先が指定さ
れ、上記指定された転送条件が満足される情報の転送を
行う。そして、情報受信端末は個別に識別番号が付与さ
れ該識別番号と上記情報の転送先とが一致するときに限
り情報転送手段から上記転送条件の満足された情報が転
送される。
【0015】上記情報転送手段は、例えば請求項15記
載のように、コンピュータを含み、該コンピュータは情
報要求手段からの転送条件が満足されるようになったか
否かを判断してその転送条件が満足されるようになった
とき該転送条件の満足されるようになった情報を上記指
定された転送先と一致する識別番号の付与された情報受
信端末に転送する。また例えば請求項16記載のよう
に、上記コンピュータが情報要求手段からの転送条件を
満足する情報であるか否かを判断して上記転送条件を満
足する情報であるとき該転送条件を満足している情報を
上記指定された転送先と一致する識別番号の付与された
情報受信端末に転送する。
【0016】続いて請求項17記載の発明の情報転送シ
ステムは、複数種類の情報のうちから選択された種類の
情報の転送が要求されるとともに上記選択された種類の
情報の転送先が指定される情報転送手段と、該情報転送
手段に連結され、異なる種類の情報を夫々保持する複数
のデータベース保持手段と、個別に識別番号が付与され
該識別番号と上記情報の転送先とが一致するときに限り
上記情報転送手段から上記情報が転送される情報受信端
末とから構成され、上記情報転送手段は選択された種類
の情報を保持する特定のデータベース保持手段から上記
転送の要求された情報を読み出し、該情報を上記指定さ
れた転送先と一致する識別番号の付与された情報受信端
末に転送する。
【0017】次に請求項18記載の発明の情報転送方法
は、情報転送手段に対し情報の転送を要求するとともに
該情報の転送先を指定する第1の手順と、該第1の手順
により転送の要求された上記情報が上記情報転送手段か
ら上記指定された転送先の情報受信端末に転送される第
2の手順とから構成される。
【0018】続いて請求項19記載の発明の情報転送装
置は、情報の転送を要求されるとともに該情報の転送先
を指定される第1の手段と、該第1の手段に対して転送
の要求された情報を上記指定された転送先の情報受信端
末に転送する第2の手段とからなる。
【0019】さらに請求項20記載の発明の情報受信端
末は、情報転送手段に通信網を介して接続され、上記情
報転送手段は、情報転送の要求がなされるとともに該情
報の転送先が指定され、上記情報受信端末は、個別に識
別番号が付与されて該識別番号と上記情報の転送先とが
一致するときに限り上記情報転送手段から上記情報が転
送されるように構成されて、同情報受信端末は、上記転
送された情報を受信する受信手段と、該受信手段にて受
信した情報と自身の識別番号とを比較して両方が一致し
たときに限り上記受信した情報を受け付けて処理を行う
処理手段と、該処理手段に接続され上記受信した情報を
可視表示または音声出力する出力手段とを備える。
【0020】また請求項21記載の発明の情報転送シス
テムでは、情報転送手段は、情報の転送が要求されると
ともに該情報の複数の転送先が指定され、複数の情報受
信端末は、夫々個別に識別番号を付与され該識別番号の
特定部分と上記情報の転送先とが一致するときに限り上
記情報転送手段から上記情報が転送される。
【0021】さらに請求項22記載の発明の情報転送シ
ステムは、情報の転送を要求するとともに該情報の転送
先を指定する情報要求手段と、該情報要求手段から情報
の転送が要求されるとともに該情報の転送先が指定され
る情報転送手段と、個別に識別番号を付与され該識別番
号と上記情報の転送先とが一致するときに限り上記情報
転送手段から上記情報が転送される情報受信端末とから
成り、上記情報転送手段は、上記情報要求手段が上記情
報転送手段に対し情報転送の要求を行ったとき、その要
求された情報を得て該情報を上記指定された転送先と一
致する識別番号の付与された情報受信端末へ転送すると
ともに、上記情報要求手段から依頼履歴の要求があった
ときは上記情報要求手段による上記情報転送の要求及び
該情報の指定転送先に係わる依頼履歴を上記指定された
転送先と一致する識別番号の付与された情報受信端末へ
転送する。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳述する。図1は、一実施例の情報転送システム
の構成ブロック図である。同図に示すように、情報転送
システムは、複数の情報サービスセンタA(1−1)、
B(1−2)、C(1−3)、・・・、これら複数の情
報サービスセンタに通信網2を介して接続される電話3
−1やパソコン3−2等の発信端末、及び無線4を介し
て上記の通信網2と接続される受信端末10から構成さ
れる。
【0023】上記通信網2には、例えば電話回線や広域
サービスデジタル通信網(ISDN)等の公衆通信網を
利用するようにする。勿論この公衆通信網には、LAN
のような特定域内通信網を介して接続してもよい。ま
た、LANのみで同図に示す情報転送システムを構築す
ることもできる。また、これらの通信網としては例えば
コンピュータ、交換機、デジタル信号等を一時的に保持
するディジタルサーバ等の集合体からなるホスト局を設
け、このホスト局から光ファイバ網で各中継局を接続
し、これら中継局から同軸ケーブルで宅内端末へ、或い
は無線で移動端末へ接続する網を構成することが考えら
れる。
【0024】上記複数の情報サービスセンタA、B、
C、・・・は、例えば本日以降の数週間の各地のお天気
模様を予報する天気予報サービスセンタ、上場株式の現
物・先物の相場を報知する株式市況サービスセンタ、各
デパート、劇場、公共施設等で行われる催物の案内を行
うイベント情報サービスセンタ等の各種情報ごとに情報
提供サービスを行う商用サービスセンタで構成される。
【0025】発信端末の電話3−1には、例えば宅内電
話、公衆電話、自動車電話、携帯電話等の各種電話機が
適用される。また、パソコン3−2は、通信ソフト及び
通信インタフェースを備えたものであればどのような機
種であってもよく、勿論公衆通信網2と接続できるもの
であればワープロやLAN(企業内情報通信網)の端末
専用機であってもよい。
【0026】そして、受信端末10は、例えばワンウエ
イ(One-Way:受信機能のみ)の通信端末であり、例えば
一般に知られているような、選択呼び出し番号に続くメ
ッセージ情報を受信してこのメッセージ情報を表示でき
るようにしたページング受信機などである。この種のペ
ージング受信機は、受信したメッセージ情報を複数記憶
保持し、これらを所定の読み出しスイッチの操作によ
り、最新の情報から順に表示できるようになっている。
通常1回の通信で、4ビット系のページング受信機で2
0文字、8ビット系のページング受信機で40文字の情
報を受信できるようになっている。同図に示す受信端末
10は、ポッド型(POD=プログラマブル・オペレー
ション・ディスプレイ)の外形をしており、装置の正面
には各種情報を表示する例えばドットマトリクス型の液
晶表示装置(液晶ディスプレイ装置)10−1を備え、
受信したメッセージをこの液晶ディスプレイ装置10−
1上に表示する。また、この液晶ディスプレイ装置10
−1上の全面に重ねて感圧式、電磁誘導方式等のタブレ
ットから成るペン入力装置10−2が組み込まれてお
り、ペン10−3による入力位置を検出してこの座標デ
ータを装置内部の後述するCPU(Central Processing
Unit) に出力する。これにより、受信端末10は受信を
行っていない通常時には電子手帳や計算機として使用で
き、さらには後述するアプリケーションROM(Read On
ly Memory)カードを差し替えて各種のゲームを楽しむ等
のことができる。
【0027】図2は、上記の受信端末10内部の回路構
成を示すブロック図である。同図において、アンテナ1
1は基地局から送信された無線信号を受信するアンテナ
であり、その受信信号は受信部12に送られる。受信部
12は、上記受信信号を検波、増幅、復調して、「0」
及び「1」からなるシリアルのデジタルデータとする回
路であり、このデジタルデータはデコーダ部14に与え
られる。ID−ROM13は、或る特定のアドレス番号
を自己の呼び出し番号として記憶している固定メモリで
ある。
【0028】デコーダ部14は、受信部12から出力さ
れた受信データの入力同期をとると共に誤り訂正を行っ
た後、その受信データのアドレスビットで示される呼び
出し番号とID−ROM13に記憶されているアドレス
番号とが一致するかどうかを判別する回路であり、呼び
出し番号が一致した時は、CPU15に受信割り込み指
令を出力すると共に、上記呼び出し番号に引き続いて受
信されるメッセージ情報をパラレルデータに変換してC
PU15に出力し、一方、呼び出し番号が一致しない時
は受信部12による受信の打ち切りを指示する回路であ
る。
【0029】CPU15には、ディスプレイ10−1、
入力ポッド10−2等も接続されている。これらは図1
において説明した液晶ディスプレイ装置10−1及び座
標入力タブレット10−2である。
【0030】CPU15は、上述の受信割り込み指令
や、入力ポッド10−2からのペン入力信号等に基づい
て各種の処理を実行する中央処理部であり、例えば受信
メッセージをメモリ16に順次書き込む。或いは特には
図示しないが上記メッセージに基づいてドットパターン
データや各種の表示用のデータを作成するキャラクタジ
ェネレータや、このキャラクタジェネレータで作成され
た表示用データを一時的に格納しておく表示バッファ、
この表示バッファに格納されたデータをディスプレイ1
0−1に表示させるための回路である表示ドライバ等を
備え、メモリ16からメッセージを読み出してディスプ
レイ10−1に表示させる。
【0031】メモリ16は、読み出し及び書き込み可能
なメモリであり、主に上記デコーダ部14から出力され
たメッセージ等の各種データをCPU15の指示に従っ
て記憶する。スピーカドライバ17は、メッセージの受
信があった時に、CPU15の指示により、その受信メ
ッセージの発呼者を示す呼種別情報に対応したパターン
でスピーカ18を駆動する回路である。ICカード19
は、着脱自在な外部メモリであり、例えば、ゲームソフ
トや拡張機能ソフトなどを格納した各種のアプリケーシ
ョンROMカード、電子手帳のデータ記憶用RAMカー
ド等から構成される。
【0032】次に、図3は、情報サービスセンタの構成
を示すブロック図である。同図に示すように、情報サー
ビスセンタは、コンピュータ21、音声応答装置22、
メモリ23、データベース24等で構成されており、イ
ンタフェース25によって図1に示した通信網2と接続
されている。
【0033】上記コンピュータ21は、予定される情報
サービスの内容や量に対応した適宜な機能を備えたコン
ピュータである。音声応答装置22は、発呼者の電話3
−1から通信網2及びインタフェース25を介して入力
される人の音声やプッシュボタンの操作音を認識してこ
れらのアナログ入力をデジタルのコマンドコードに変換
し、この変換したコマンドコードをコンピュータ21に
与える。また、このコマンドコードに対するコンピュー
タ21からの応答コードを、該応答コードに対応する合
成音声に変換し、この合成音声によりインタフェース2
5、通信網2を介して発呼者へ応答する。
【0034】尚、コンピュータ21は、発呼者からの通
信がパソコン等によって行われたときは、音声認識から
コード認識に通信プロトコルを切り替え、音声応答装置
22を介さずに直接発呼者と通信する。
【0035】メモリ23は、発呼者から要求された情報
の種類、転送条件、期間、情報の転送先等を一時的に記
憶するメモリである。データベース24は、この情報サ
ービスセンタから提供するために、所定の仕分け方法に
より分類され適宜な範囲で多量に記憶されている特定分
野の情報ファイルであり、例えば大型磁気ディスク等の
装置に格納されている。これらの情報は、必要に応じて
日々あるいは時々刻々に更新され、且つ必要に応じてコ
ンピュータ21により読み出される。
【0036】インタフェース25は、通信網2が加入電
信網、或いはパケット交換網、DDX(Digital-Data-Ex
change) 回線交換網等である場合に夫々に対応するユー
ザ・網インタフェースであり、通信網2に乗って伝送さ
れてくる電話、オンライン通信等の通信信号から自情報
サービスセンタ宛の通信信号のみを取り出して情報サー
ビスセンタ側へ通過させ、また、情報サービスセンタか
ら出力される通信信号を通信網2に送出する。
【0037】続いて、図4に、上記情報サービスセンタ
が天気予報の情報サービスを行う場合のデータベースの
例を示す。同図に示すように、天気予報情報サービス用
のデータベースには、本日以降の日付に対応する各地域
毎の天気予報情報が格納されている。同図の例では、天
気予報情報サービス用データベースに本日以降の日付と
して4/26(4月26日、以下同様)、4/27、4
/28、・・・、5/6が設定されている(図の左
欄)。また、予報地域として東京、神奈川、千葉が設定
されている。同図には示していないが、日付は5/7以
降も設定されており、また、予報地域も東京近県のみな
らず全国的に網羅して設定されている。従って、例えば
ビジネスマンの長期出張の際における行く先々の天気情
報や、遠隔地において予定されているゴルフコンペなど
の際における天気情報等のサービスにも十分対応でき
る。
【0038】そして、同図に示すように、それらの日付
と地域に対応する天気予報情報がイメージで設定されて
いる。これらのイメージは、そのままドットイメージ情
報としてデータベースに保持されている。これらのイメ
ージ情報は、例えば図の中央に示す神奈川地域を見る
と、4/26、4/27、4/28および5/6には光
芒を備えた日輪のイメージ情報があり、これによって晴
天を表わしている。また、4/29、4/30および5
/5には雲のイメージ情報があり、これによって曇天を
表わしている。そして、5/1〜5/4には雲の下に数
本の斜線を付した雨雲のイメージ情報があり、これによ
って雨天を表わしている。同図の破線5で囲んだ天気予
報のイメージ情報は、東京地区の特に4/28〜5/5
まで8日間の天気予報情報を示したものである。
【0039】また、図には示していないが、夏期には、
輻射する数本の折れ線イメージにより雷情報を表わすよ
うにしてもよく、二百十日の影響の出る秋口には、おち
ょこ傘のイメージで暴風を表わすようにもできる。ま
た、冬期においては積雪地域などでは、六角形の雪の結
晶イメージで雪空を表わすようにする。尚、イメージ情
報はこれらに限ることなく、例えば晴天を光芒のない日
輪のみで表わしてもよく、また光芒付きの半円等で表わ
してもよい。雨天の場合は通常の傘のイメージで表わす
こともでき、勿論、これらを晴、曇、雨、雪等の文字で
表わしてもよい。これらの天気情報は、例えば気象庁等
から得て日々更新するようにする。
【0040】次に、上記構成の情報転送システムの動作
を図5乃至図8に示す通信フローチャートを用いて説明
する。尚、この処理では、図1に示すユーザによる電話
3−1(またはパソコン3−2など)の操作を中心に、
図1及び図3に示す情報サービスセンタ1−1(または
1−2、1−3、・・・)の動作及び図1及び図2に示
す受信端末10の動作が相互に関連し合って進行する。
また、情報サービスセンタのメモリ23は複数領域に分
割されメモリa、メモリb、メモリc、・・・、メモリ
nとして使用される。また、これら分割された各メモリ
領域には、各メモリ領域毎に夫々対応する複数のデータ
が一時的に格納される。
【0041】先ず、情報サービスの例として天気予報サ
ービスの場合を、図5の通信フローチャートを用いて説
明する。同図に示すように、ユーザは先ず情報サービス
センタに電話する(ステップS1)。この例では、天気
予報サービスの場合であるので、天気予報サービスセン
タに電話する。
【0042】すると情報サービスセンタでは、最初のガ
イダンス(指導的案内)を出力する(ステップS2)。
この例では、天気予報の情報サービスセンタであるの
で、例えば「どこの地域ですか? 地域を指定して下さ
い」と音声応答装置22による合成音声で、予報すべき
地域を問い合わせるガイダンスを出力する。
【0043】これを受けてユーザは、天気予報を知りた
い地域名を例えば「東京」と回答する(ステップS
3)。この地域名の回答を以後の処理では例えば「回答
1」として処理する。
【0044】情報サービスセンタでは、ユーザの回答1
をメモリ23へ格納する(ステップS4)。この処理
は、音声応答装置22がユーザの回答1すなわち「東
京」を音声認識してこの音声入力を、「東京」を表わす
データ(データコード)に変換してコンピュータ21に
出力し、コンピュータ21がメモリ23の分割された記
憶領域の1つであるメモリaに地域データ「東京」を格
納する処理である。
【0045】続いて情報サービスセンタでは、次のガイ
ダンスを出力する(ステップS5)。ここでは、音声応
答装置22が「いつですか?」と、天気予報を行うべき
期間を入力するよう案内する。
【0046】これに対してユーザは、天気予報を知りた
い期間を例えば「4月28日から5月5日」と回答する
(ステップS6)。この期間の回答を以後の処理では例
えば「回答2」として処理する。
【0047】情報サービスセンタでは、ユーザの回答2
をメモリ23へ格納する(ステップS7)。この処理
は、音声応答装置22がユーザの回答2を音声認識して
期間データ「4/28〜5/5」に変換し、この変換し
た期間データをコンピュータ21に出力し、コンピュー
タ21がメモリ23の記憶領域のメモリbに期間データ
「4/28〜5/5」を格納する処理である。
【0048】上記に続き、図には破線及び点線のみで示
しているが、情報サービスセンタは必要に応じて他のガ
イダンス例えば「晴れの日のみですか? それとも全部
のお天気についてですか?」などを出力し、このガイダ
ンスに対する回答3、例えば「雨の日だけ」などを得
る。これによって、情報サービスセンタのメモリa、
b、c、・・・に、上記地域データ「東京」、期間デー
タ「4/28〜5/5」、データ「回答3」、・・・が
記憶される。尚、ユーザは、地域と期間以外に他の予報
条件が不要であれば、情報サービスセンタからの3回目
のガイダンス出力に対して、例えば「これだけです」あ
るいは「他はいりません」などと回答すればよい。
【0049】情報サービスセンタでは、上記ユーザから
の回答1、回答2、・・・の入力が完了すると、メモリ
a、メモリb、・・・から回答1及びこの回答1に対応
する回答2、・・・を順次読み出し、これら回答1、回
答2、・・・のアンド条件に基づいて、データーベース
24を検索する(ステップS8)。これにより、例えば
図4の破線5で囲んで示した地域「東京」における期間
「4/28〜5/5」の天気予報のイメージ情報「曇
り、曇り、曇り、曇り、雨、曇り、雨、晴れ」が得られ
る。
【0050】上記データ検索が終了すると、次に情報サ
ービスセンタは、上記検索した天気予報情報の送信先を
問い合わせるガイダンスの出力を行う(ステップS
9)。この処理では、音声応答装置22から「どこへ送
信しますか?」が出力される。
【0051】このガイダンスに応じて、ユーザは例えば
自己所有の受信端末であるページャ10(図1参照)の
登録番号、例えば「123456」を指定する(ステッ
プS10)。この処理におけるID・No.12345
6の指定は、音声入力であってもよく、またプッシュボ
タンからの入力であってもよい。また、このID・N
o.としては、電話番号であってもよく、その他通信網
と端末との関係で規定される番号であればよい。
【0052】情報サービスセンタでは、この回答を受
け、ID・No.「123456」をメモリnに格納し
て、指定された送信先(転送先)を記録する。そして、
上記検索によって得られた天気予報データ「東京」、
「4/28〜5/5」及び「曇り、曇り、曇り、曇り、
雨、曇り、雨、晴れ(但し図4に示すドットイメージデ
ータ)」からなるフレームデータの例えばヘッダー部な
ど送信データの所定位置に、上記メモリnに記録されて
いるID・No.「123456」を付与して、この宛
先(転送先)コード付の通信データを通信網2へ送出す
る(ステップS11)。
【0053】受信端末10では、通信網2から無線局4
を介して発信された自己のID・No.「12345
6」と一致する宛先番号「123456」を有する通信
データを受信し、この受信データに含まれる天気予報デ
ータ「東京」、「4/28〜5/5」及び「曇り、曇
り、曇り、曇り、雨、曇り、雨、晴れ」をディスプレイ
10−1上に表示する(ステップS12)。この処理で
は、上記の天気予報データはメモリ16にも記憶され
る。受信端末10のユーザは、後刻ペン10−3による
入力ポッド10−2からの入力操作により、その記憶さ
れた天気予報データを読み出して、繰り返しディスプレ
イ10−1上に表示させることができる。
【0054】情報サービスセンタは、上記要求された情
報の、指定された受信端末への送信(転送)が一旦終了
したことに続き、再びガイダンスを行い、例えば「続け
ますか?」と出力する(ステップS13)。これによっ
て、ユーザが希望すれば、ステップS2〜S12が繰り
返されて、他の地域の所望の期間の天気予報情報がユー
ザに提供される。
【0055】他方、ユーザが「東京」以外には他に天気
予報を知りたい地域がないときは、終了を告げる例えば
「終わりました」又は「いや、結構です」などの回答を
行う(ステップS14)。
【0056】情報サービスセンタでは、この回答を受け
てコンピュータ21が処理を終了する(ステップS1
5)。このように、ユーザは電話を用い情報サービスセ
ンタとオンラインの状態で、知りたい情報を要求すると
ともに受信先を指定して、その情報を情報サービスセン
タから自己の指定した受信端末へ送信(転送)させるこ
とができる。
【0057】上述の例では指定した受信端末へ情報を送
信(転送)させるまで、ユーザと情報サービスセンタと
の接続をオンラインとしているが、知りたい情報の要求
と受信先の指定のみを行って接続を終了するオフライン
方式でも、上記同様に情報の転送を実現できる。
【0058】そのオフライン転送の情報サービスについ
て、これを第2の実施例として説明する。この場合の情
報転送システムの構成は、図1に示した第1の実施例の
情報転送システムの構成と同様である。また、情報サー
ビスセンタのメモリ23の記憶領域の分割構成も第1の
実施例の場合と同様である。この第2の実施例では、情
報サービスセンタ側の応対動作のみが、やや異なる。
【0059】図6は、この第2の実施例の動作を説明す
る通信フローチャートである。この場合も天気予報サー
ビスの場合を例とする。先ず、ステップS21〜S27
に示すユーザによる電話3−1の操作、及び情報サービ
スセンタ1−1(または1−2、1−3、・・・)の処
理は、図5に示したステップS1〜S7の処理と全く同
一である。
【0060】この第2の実施例では上記ステップS27
に続いて、情報サービスセンタは、(この場合も図5の
場合と同様に破線及び点線のみで示しているが)必要に
応じて他のガイダンスを順次出力し、これらのガイダン
スに対する上記に続く回答3等を得、これによってメモ
リa、b、c、・・・にユーザからの回答1、回答2、
回答3、・・・を記憶する。
【0061】そして、データーベース24の検索を行わ
ずに、ただちに上記要求された天気予報情報の送信先を
問い合わせるガイダンス「どこへ送信しますか?」の出
力を行う(ステップS28)。
【0062】以下、このガイダンスに応じてユーザは天
気予報情報を転送すべき受信端末のID・No.123
456を指定し(ステップS29)、情報サービスセン
タは、そのID・No.「123456」をメモリnに
格納して指定された送信先を記録し(ステップS3
0)、続いて「続けますか?」と、他の地域の天気予報
情報が入用であるか否かを問い合わせるガイダンスを出
力し(ステップS31)、これにユーザが「終了」を回
答し(ステップS32)、情報サービスセンタがユーザ
との接続を終了する(ステップS33)。これらのステ
ップS29〜S33の処理は、図5のステップS10、
S11、S13、S14、S15の処理に夫々対応して
いるので詳述はしない。
【0063】この第2の実施例では、情報サービスセン
タは、上記ステップS33に続いてメモリa、メモリ
b、・・・から回答1及びこの回答1に対応する回答
2、・・・を順次読み出し、これら回答1、回答2、・
・・のアンド条件に基づいて、データーベース24を検
索する(ステップS34)。これにより、この場合も例
えば図4の破線5で囲んで示した地域「東京」における
期間「4/28〜5/5」の天気予報のイメージ情報
「曇り、曇り、曇り、曇り、雨、曇り、雨、晴れ」が得
られる。
【0064】続いて、情報サービスセンタは、上記検索
によって得られた天気予報データからなる送信データの
所定位置にメモリnに記憶されているID・No.「1
23456」を付与して、このID・No.を付与した
通信データを通信網2へ送出する(ステップS35)。
【0065】受信端末10では、この場合も、通信網2
から無線局4を介して発信された自己のID・No.
「123456」と一致する宛先番号「123456」
を有する通信データを受信し、この受信データに含まれ
る天気予報データ「東京」、「4/28〜5/5」及び
「曇り、曇り、曇り、曇り、雨、曇り、雨、晴れ」をデ
ィスプレイ10−1上に表示し(ステップS36)、こ
の天気予報データをメモリ16に記憶する。
【0066】このように、ユーザは情報の要求と送信先
(転送先の受信端末)の指定のみを行った後ただちに情
報サービスセンタとの接続を切ることができるので、デ
ータ検索の待ち時間がなく、従って残りの自由時間を有
効に活用することができる。
【0067】上記第1及び第2の実施例では、例えば天
気予報情報のように一度定まればその後の変化は滅多に
起きない或いは長期間変化しないとされる情報のサービ
ス例であり、このような情報サービスに適合な情報とし
ては、上述した天気予報情報の他に、新聞等の記事情
報、各種イベントの情報、電話番号案内、本日の献立情
報、デパートの各階情報、特定路線区間の時刻表情報、
競馬等の勝馬予想、住宅・アパート情報、フェアー開催
館の館内情報、大学キャンパス内情報、辞典検索サービ
ス、時代別の歴史情報等種々考えられる。
【0068】ところで、情報には例えば株式市況のよう
に同一の対象(銘柄)の状態(株価)が時々刻々変化
し、前もって状態の予想が立たない即ち固定的に状態を
設定できない情報もある。このような情報に対しても、
例えば単に現在の状態を知りたいという程度であれば上
述の情報サービスのシステムでもよい。しかし、株取引
きを行うために、株価が予め想定した売買の目的価格に
変化したかどうかを情報サービスによって知りたい場合
は上述した情報サービスでは対応できない。このこと
は、上述した天気予報情報のうちでも台風情報の場合は
同様なことがいえる。すなわち台風の方向が予報範囲よ
り大きく変わったら、或いは一定の風速以下に収まった
ら船や飛行機を出発させる等の場合もやはり上述した情
報サービスでは対応できない。
【0069】このように経時的に変化する状態の中から
或る特定された状態の変化情報を提供する情報サービス
センタの例を第3の実施例として以下に説明する。尚、
この実施例における情報転送システムの構成も、図1に
示した第1及び第2の実施例の情報転送システムの構成
と同様である。また、情報サービスセンタのメモリ23
の記憶領域の分割構成も第1及び第2の実施例の場合と
同様である。この第3の実施例では、「情報」の要望と
「送信先(転送先)」の指定だけでなく、「送信(転
送)条件」が指定される。以下、受信端末に対しては送
信と転送を同義に用い、単に送信又は転送と記載する。
【0070】図7は、第3の実施例の動作を説明する通
信フローチャートである。ここでは株式市況の情報サー
ビスを例として取り上げて説明する。ここで要望される
情報は特定銘柄の株価であり、その情報の転送条件とし
て変動する株価の中で所望の範囲の又は一定の価格が指
定される。転送先は第1又は第2の実施例の場合と同様
に指定される。また、ユーザ側の通信端末としてパソコ
ン(PC)が用いられているが、勿論電話であってもよ
い。
【0071】図7の通信フローチャートにおいて、先
ず、ユーザは株式市況の情報サービスを行う証券センタ
に通信網2を介してパソコンを接続する(ステップS4
1)。この接続は、ユーザから通常の通信ソフトによる
通信プロトコルを用いて行われ、予め定められた証券セ
ンタの呼び出しコードをパソコンのキーボードから入力
することによって行われる。以下パソコンからの回答も
同様にキーボード入力である。
【0072】上記の接続により情報サービスセンタ(証
券センタ)では、接続がパソコンであることを認識し、
音声応答装置22を介さずに最初のガイダンスをコンピ
ュータ21が直接文字コードで出力する(ステップS4
2)。この文字コードはユーザのパソコンに取り込まれ
て文字表示データに変換されパソコンの表示画面上に例
えば「どこの会社ですか?」と表示される。以下の情報
サービスセンタからのガイダンス出力も同様に文字コー
ド出力である。
【0073】上記ガイダンスを受けたことにより、ユー
ザは知りたい株価の銘柄を例えば「X社」と回答する
(ステップS43)。この最初の回答は以後の処理で
「回答1」として処理される。
【0074】情報サービスセンタでは、ユーザの回答1
(X社)をメモリ23のメモリa領域へ格納する(ステ
ップS44)。続いて情報サービスセンタでは、次のガ
イダンスを出力する(ステップS45)。このガイダン
スでは、指定(要望)された銘柄の株価を報知(送信)
すべき条件を問い合わせる。例えばガイダンスとして
「報知条件は何ですか?」がパソコンへ伝送される。
【0075】これに対してユーザは、知りたい株価の条
件を例えば「¥1000以上」と入力する(ステップS
46)。この条件の回答は以後の処理で「回答2」とし
て処理される。
【0076】情報サービスセンタでは、ユーザの回答2
をメモリ23のメモリb領域へ格納する(ステップS4
7)。図には破線及び点線のみで示しているが、上記に
続き情報サービスセンタは必要に応じて他のガイダンス
例えば「値下がりの場合の下限は?」などを出力し、こ
のガイダンスに対する回答3、例えば「¥800」など
を得る。これによって、情報サービスセンタのメモリ
a、b、c、・・・に、上記銘柄「X社」、及びその株
価報知条件「¥1000以上」や「¥800」、・・・
などが記憶される。この場合ユーザは、他の報知条件が
不要であれば、情報サービスセンタからの3回目のガイ
ダンスに対して、例えば「以上」とキー入力すればよ
い。
【0077】情報サービスセンタでは、上記パソコン側
での報知条件の入力が完了したことを認識すると、上記
報知条件が満足された場合の株価情報をどこへ送信する
かその送信先を問い合わせるガイダンス「どこへ送信し
ますか?」の出力を行う(ステップS48)。
【0078】このガイダンスに応じて、ユーザは例えば
この場合も自己所有の受信端末であるページャ10の登
録番号「123456」を指定する(ステップS4
9)。情報サービスセンタでは、この回答を受け、ID
・No.「123456」をメモリnに格納して指定さ
れた送信先を記録し(ステップS50)、続いて「続け
ますか?」と、他の銘柄の株価情報が入用であるか否か
を問い合わせるガイダンスを出力する(ステップS5
1)。これに対するユーザの回答が「終了」でない場合
は上述のステップS42〜S51が繰り返されて複数銘
柄の株価情報の要求が情報サービスセンタに記録され
る。
【0079】一方、ユーザが「終了」を回答すれば(ス
テップS52)、情報サービスセンタはユーザとの接続
を終了する(ステップS52)。そして、その後情報サ
ービスセンタでは、前場、後場の立ち会い毎に逐次行わ
れる証券市場から報知に基づいてコンピュータ21が銘
柄毎の株価を逐次更新し、この更新の度に上記メモリa
に記憶した銘柄(回答1)の更新後の株価がメモリbに
記憶した報知条件(回答2)を満足するか否かを判別し
(ステップS54)、満足しなければ(S54がN
O)、次の株価変動による更新を待って判別を行なうと
いうことを繰り返す。
【0080】そして、更新後の株価が報知条件を満足し
た場合は(S54がYES)、その更新後の最新株価を
メモリnに記憶した送信先へ送信する(ステップS5
5)。これによって、ユーザが指定した受信端末10の
表示画面10−1に、ユーザの要求した銘柄が、ユーザ
の希望した価格となったことが株価速報として表示され
る(ステップS56)。
【0081】このように、ユーザはパソコン(又は電
話)を用い情報サービスセンタに対し知りたい情報を要
求して転送先を指定するだけでなく転送条件を指定し
て、その情報が自分の知りたい状態になったときに情報
サービスセンタから自己の指定した受信端末へ送信させ
るようにすることができる。
【0082】上記の実施例では株式速報を例としている
が、これに限ることなく、他に例えば台風速報のように
時々刻々と変化する情報であれば、どのような情報にも
適用できる。また経時的に変化する情報としては、上記
株式情報や台風情報などの他特定の情報の状態が変化す
るのではなく、新たな情報が加わることの想定される場
合も、その情報の属する分野における経時的変化として
捉えることができる。例えば、プレイガイド、ショッピ
ング情報、リゾート地のホテル空室情報、分野別の新刊
書情報、新発売のLD,CD等の内容情報、又は用品別
新製品通信販売等の情報も、新たな情報が追加されるこ
とにより大きくは時々刻々変化する情報である。これら
の情報も「情報」の名前と、その経時的に変化する「報
知条件」と、条件満足時の「送信先」とを指定して情報
の送信を依頼することができる情報である。
【0083】ところで上述した第1、第2及び第3の実
施例では、いずれもユーザが指定する送信先は一台の受
信端末であるが、これを複数の受信端末で受信するよう
にすることもできる。そのような情報転送システムを第
4の実施例として以下に説明する。尚、この場合も情報
転送システムの構成は図1に示した情報転送システムの
構成と同様であり、情報サービスセンタのメモリ23の
記憶領域もメモリa,b,・・・に分割構成される。ま
た、図1には図示していないが受信端末は図の受信端末
10の他に複数台の受信端末が通信網2に接続していお
り、更にその中の複数の受信端末がグループを構成して
いる。
【0084】図8は、第4の実施例の、複数の受信端末
を指定できる情報転送システムの動作を示す通信フロー
チャートである。先ず同図のステップS61〜S67
は、前述した第1実施例の図5に示すステップS1〜S
7、第2実施例の図6に示すステップS21〜S27、
又は第3実施例の図7に示すステップS41〜S47の
処理と同一である。また、上記ステップS67からステ
ップS70までの処理は第1実施例の図5に示すステッ
プS7からステップS10までの処理と同一である。た
だし、ステップS70でユーザから指定される受信端末
のID番号は、例えば、上位3桁の「123」にファイ
ルのワイルド指定に通常用いられるパラメータ「**
*」の付加された「123***」である。
【0085】情報サービスセンタでは、このユーザから
の回答を受け、ID・No.「123***」をメモリ
nに格納して指定された送信先を記録する。そして、上
記ステップS68の検索によって得られた情報(デー
タ)に、上記ID番号「123***」を付与して、こ
のワイルド指定コード付きの通信データを通信網2へ送
出する(ステップS71)。
【0086】複数の受信端末10の中でID番号の上位
3桁が「123」である受信端末、即ちID・No.1
23001、123002、・・・、123999の受
信端末は、通信網2から無線局4を介して発信された自
己のID番号の上位3桁「123」と一致する上位3桁
の宛先番号「123」を有する通信データを受信し、こ
の受信データに含まれる表示用データを夫々ディスプレ
イ10−1上に表示する(ステップS72−1、S72
−2、・・・、S72−n)。この場合も、上記表示用
データは夫々の受信端末においてメモリ16にも記憶さ
れる。
【0087】情報サービスセンタは、上記要求された情
報を指定された受信端末へ送信すると、再び「続けます
か?」とガイダンスを出力し(ステップS73)、ユー
ザが希望すればステップS62〜S73を繰り返すが、
ユーザが希望しなければ、即ち「終了」を告げればその
情報転送サービスを終了する(ステップS75)。
【0088】なお、複数の受信端末を指定する場合、I
D番号の特定桁を共通のコードとすることで同時指定を
行うようにすることができ、そのほか、種々の手法で複
数の受信端末をグループ化し、同時アクセスを可能とす
る。
【0089】ところで、上記第1〜第4の実施例におい
ては、所望の情報を得るために、その所望の情報を有し
ていると思われる情報サービスセンタをユーザが選択し
ているが、ユーザは常に一つのセンタに接続を行うよう
にし、その一つのセンタがユーザから要求されるあらゆ
る情報を指定先の受信端末へ転送するようにすることも
できる。これを第5の実施例として以下に説明する。
【0090】図9は、第5の実施例の情報転送システム
の構成ブロック図である。同図に示すように、情報転送
システムは、図1に示した情報転送システムの場合と同
様に情報サービスセンタA(1−1)、B(1−2)、
C(1−3)、・・・、これら複数の情報サービスセン
タに通信網2を介して接続される電話3−1やパソコン
3−2等の発信端末、及び無線4を介して上記の通信網
2と接続される受信端末10に、更に総合サービスセン
タ6を加えて構成される。
【0091】この情報転送システムにおける総合サービ
スセンタ6の構成は、図3に示した情報サービスセンタ
の構成からデータベース24を除いた構成であり、この
除かれたデータベース24に代って各情報サービスセン
タA、B、C、・・・が通信網2を介して総合サービス
センタ6のデータベースとして対応する。
【0092】上記複数の情報サービスセンタA、B、
C、・・・は、第1〜第4の実施例で説明したように天
気予報サービスセンタ等の各種情報ごとに情報提供サー
ビスを行う商用サービスセンタで構成される。発信端末
の電話3−1、パソコン3−2の構成も、図1の場合と
同様である。また、受信端末10は、この場合もワンウ
エイのページャ等からなる通信端末である。
【0093】次に、上記構成の情報転送システムの動作
を図10乃至図12に示す通信フローチャートを用いて
説明する。尚、ここでは図9に示す電話3−1(または
パソコン3−2など)の操作を中心に、総合サービスセ
ンタ6の動作、情報サービスセンタA1−1(またはB
1−2、C1−3、・・・)の動作、及び受信端末10
の動作が相互に関連し合って進行する。また、総合サー
ビスセンタは特には図示しないが、メモリa′、メモリ
b′、メモリc′、・・・、メモリn′の複数のメモリ
領域を処理に用いている。
【0094】先ず、図10の通信フローチャートを用
い、天気予報サービスの場合を例として説明する。同図
に示すように、ユーザは先ず総合サービスセンタに電話
する(ステップS81)。
【0095】すると総合サービスセンタでは、最初のガ
イダンスで「どのサービスを御希望ですか? 御希望の
サービスを指定して下さい」と音声応答装置が応答する
(ステップS82)。
【0096】ここでユーザが「天気予報」と回答すると
(ステップS83)、総合サービスセンタでは、その回
答を回答1としてメモリa′へ格納する(ステップS8
4)。
【0097】そして、この例では、天気予報の総合サー
ビスであるので、図10の次のステップS85〜S96
までは、図6に示すステップS22〜S33と全く同様
の処理を行う。但し図10の回答2、3、・・・は図6
では回答1、2、・・・であり、また図10のメモリ
b′、c′、d′、・・・は図6のメモリa、b、c、
・・・に対応している。
【0098】尚、ステップS83で、ユーザが「株式市
況」と回答した場合は、ステップS85〜S96は、図
7に示すステップS42〜S53と同様の処理に変更さ
れる。このように、総合サービスセンタ6では、ユーザ
が回答するサービスの内容に応じて、その要求されてい
るサービスの内容に適したガイダンスを行なう。
【0099】上記のステップS96に続いて、総合サー
ビスセンタ6は、メモリa′の回答1に基づいて外部デ
ータベースとして情報サービスセンタA、B、C、・・
・の中から適宜な情報サービスセンタを選択し、この選
択した情報サービスセンタへ、上記ユーザとの応接でメ
モリb′、c′、・・・に記憶した回答2、3、・・を
送信する(ステップS97)。
【0100】総合サービスセンタによって選択された情
報サービスセンタは、総合サービスセンタから送信され
てくる上記の回答2、回答3、・・・のアンド条件に基
づいて自己のデーターベースを検索する(ステップS9
8)。勿論この検索は、現在の固定されたデータの状態
のみではなく、経時的に変化するデータの特定の状態を
検索するものであってよい。
【0101】そして、そのアンド条件により検出された
データを上記指定された受信端末(ID・No.123
456)宛に通信網2へ送出する。受信端末は、通信網
2から無線局4を介して発信された自己のID・No.
「123456」と一致する宛先番号「123456」
を有する通信データを受信し、この受信データに含まれ
る表示データをディスプレイ10−1上に表示する(ス
テップS100)。
【0102】このように、ユーザは通信端末を総合サー
ビスセンタに接続して受けたいサービスを指定するだけ
であり、どの情報サービスセンタが今必要とされる情報
サービスを行っているかを考える必要がなく、極めて軽
便に情報サービスを利用することができる。
【0103】上記の実施例では、総合サービスセンタは
ユーザとの接続を終了してから外部データベースである
情報サービスセンタと通信を交わし、その情報サービス
センタから直接ユーザへの情報提供を行うようにしてい
る。しかし、現状の固定情報を手元の受信端末で知りた
いような場合には経時的な変化を待つ必要がなく、ユー
ザは総合サービスセンタとオンラインのままで情報を受
け取るほうが、次々と知りたい情報の指示を総合サービ
スセンタに与えることができて便利である場合が多い。
このような総合サービスの例を第6の実施例として以下
に説明する。この場合の情報転送システムの構成も図9
に示す構成と同様である。
【0104】図11は、第6の実施例におけるプレイガ
イドの情報サービスの場合を例とした通信フローチャー
トである。このフローチャートを用いて第6の実施例の
動作を説明する。
【0105】同図に示すように、ユーザは先ず総合サー
ビスセンタに電話し(ステップS101)、総合サービ
スセンタは最初のガイダンスで「どのサービスを御希望
ですか? 御希望のサービスを指定して下さい」と音声
応答装置で応答する(ステップS102)。
【0106】そして、ユーザが「プレイガイド」と回答
すると(ステップS103)、総合サービスセンタは、
その回答を回答1としてメモリa′へ格納する(ステッ
プS104)。
【0107】この後の処理では、図11の次のステップ
S105〜S112までは、図6に示すステップS22
〜S29と全く同様の処理を行う。但し図6の回答1、
2、・・・の例で「東京」、「4/28〜5/5」、・
・・とした部分は、図11の例では回答2、3、・・・
であり、それぞれ「6月1日」、「絵画の展覧会」、・
・・となっている。また、この場合も図11のメモリ
b′、c′、d′、・・・が図6のメモリa、b、c、
・・・に対応している。
【0108】上記ステップS112におけるユーザの送
信先の回答に続いて、総合サービスセンタ6は、メモリ
a′の回答1に基づいて外部データベース(情報サービ
スセンタA、B、C、・・・)の中からプレイガイドの
情報サービスセンタを選択し、この選択したプレイガイ
ドの情報サービスセンタへ、上記ユーザから得た回答
2、3、・・を送信して、ユーザから要求されているプ
レイガイド情報の検索を指示する(ステップS11
3)。
【0109】総合サービスセンタによって選択されたプ
レイガイドの情報サービスセンタは、総合サービスセン
タから送信されてくる上記の回答2、回答3、・・・の
アンド条件に基づいて自己のデーターベースを検索し、
この検索結果を総合サービスセンタ6へ送信する(ステ
ップS114)。
【0110】総合サービスセンタ6は、プレイガイドの
情報サービスセンタから受け取った情報、例えば「6月
1日新宿××で○○展」を、メモリnに記録されている
ID・No.「123456」の受信端末へ通信網2へ
送出する(ステップS115)。
【0111】受信端末10は、通信網2から無線局4を
介して発信された自己のID・No.「123456」
と一致する宛先番号「123456」を有する通信デー
タを受信し、この受信データに含まれる上記プレイガイ
ドの情報「6月1日新宿××で○○展」をディスプレイ
10−1上に表示し(ステップS116)、メモリ16
に記憶する。
【0112】総合サービスセンタは、上記指定された受
信端末への要求された情報の送信が一旦終了したことに
より再び「続けますか?」とガイダンスを行う(ステッ
プS117)。これによって、ユーザが希望すれば、ス
テップS102〜S115が繰り返され、例えば6月1
日以外の他の日の絵画展、或いは同日の絵画以外の展覧
会等の情報が引き続きオンラインで提供される。
【0113】また、上記ステップS117のガイダンス
に対して、ユーザが「終了」を告げると(ステップS1
18)、総合サービスセンタ6はユーザとの接続を切っ
て処理を終了する(ステップS119)。
【0114】ところで上記のようにオンライのままで指
定受信端末への情報の転送を行う場合は、情報転送の終
了に伴って例えば「続けますか?」というような次の情
報要求が有るか無いかの問い合わせのガイダンスが送信
されるので、ユーザは、いま要求した情報の転送が完了
したことを確認できる。しかし、図6、図7、又は図1
0に示したように情報サービスセンタ又は総合サービス
センタとユーザがオフラインになってから情報の転送を
行う場合は、情報の要求とその転送指示が確実に情報サ
ービスセンタ又は総合サービスセンタに記録され、その
処理が進行しているかどうかはユーザにとって不明であ
る。特に株取り引きのために株式市況の情報サービスを
受けようとする場合等には、万一誤って情報サービスセ
ンタ又は総合サービスセンタに未記録となり処理が行わ
れないと、大切な情報の入力が遅れ、甚大は損害を被る
ことが考えられる。また、ホテルの空室発生待ち、住宅
の希望価格の売買情報の発生待ち等の場合でも、ユーザ
からの情報要求の記録漏れのためにユーザに届くべき情
報が届かないと、「得べかりし利益」の損失という不利
益を被ることになり、大きな不満が発生する。
【0115】このようなことを避けるために、ユーザが
既に要求してある情報の転送依頼の記録が、情報サービ
スセンタ又は総合サービスセンタに保持されていること
を確認できるようにすることが要望される。
【0116】これを実現する情報転送システムの例を第
7の実施例として説明する。図12は、第7の実施例の
動作を説明する通信フローチャートである。ここでは、
総合サービスセンタの場合を取り上げて説明している
が、勿論図6又は図7の情報サービスセンタの場合にも
そのまま適用できる。
【0117】図12のフローチャートにおいて、先ず総
合サービスセンタに送信端末を接続する(ステップS1
21)。この場合、総合サービスセンタに接続する送信
端末は電話であってもよく又パソコンであってもよい。
【0118】総合サービスセンタでは、ガイダンスを
「どのサービスが御希望ですか?」と出力する(ステッ
プS122)。電話使用のユーザに対しては音声応答装
置で応答し、パソコン使用のユーザに対してはコードを
出力する。
【0119】ユーザは、例えば「既に指示したことの確
認」或いは単に「確認したい」などと回答する(ステッ
プS123)。この場合、認識語又は認識コードとして
例えば「確認」が含まれていれば、回答はどのような表
現であってもよいと予め規定しておくと便利である。
【0120】総合サービスセンタでは、上記ユーザの回
答(回答1)をメモリaに格納し、次のガイダンスを
「どこへ送信しますか?」と出力する(ステップS12
4)。ユーザは情報転送を依頼したときと同一の受信端
末のID・No.123456を指定する(ステップS
125)。これにより、総合サービスセンタは現在確認
を要求しているユーザを特定することができる。
【0121】そして、総合サービスセンタでは、上記回
答として得たID・No.123456の基づいて要求
者(ユーザ)の依頼履歴を確認し、まだ未回答となって
いる依頼分を抽出して、その未回答依頼の内容を上記指
定されたID番号の受信端末へ送信する(ステップS1
26)。
【0122】ユーザにより指定された受信端末では、上
記の総合サービスセンタからの確認の回答、例えば「6
月1日株価情報××が○○○を依頼されました。6月3
日××サービスを依頼されました。」を表示装置に表示
する(ステップS127)。これによって、ユーザ側で
は、既に行った依頼が総合サービスセンタに受け取られ
ていたことを確認できる。
【0123】上記回答出力に続いて、総合サービスセン
タはガイダンスを「続けますか?」と出力する(ステッ
プS128)。これによりユーザは、もし必要であれば
新たな情報転送依頼を上記確認に引き続いて行うことが
できる。
【0124】また、新たな情報転送依頼を必要としてい
なければ例えば「終了です」と回答する(ステップS1
29)。これにより、総合サービスセンタではこの接続
を終了する(ステップS130)。
【0125】このようにして、総合サービスセンタ又は
情報サービスセンタに対して既に行ってある依頼の確認
ができるので、ユーザの不安が容易に解消される。以
上、本発明のいくつかの実施例につき説明したが、本発
明はこれに限られるものではない。例えば、情報受信端
末としてはツウ・ウエイ(Two-way)の送受信端末であっ
てもよく、また、無線端末に限らず有線端末であっても
よい。従って、ページャに限らず、携帯型の情報処理装
置やファクシミリその他各種通信機能をもつ情報受信端
末を採用できる。
【0126】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、所望の情報を要求してその要求した情報を、送信
端末とは別な受信端末を指定してその指定した受信端末
で受けることができるので、送信端末の制約時間が短縮
され、したがって送信端末の活用範囲が拡大する。ま
た、送信機能のないワン・ウエイの受信端末であっても
情報を指定して受信できるの、ハードウエアによる新た
な機能を追加することなくワン・ウエイ受信端末の使用
機能が拡大して便利である。また、ユーザ本人の情報サ
ービス委任の意志を確認できると共に送信先も特定でき
るので、情報ザービス側における課金管理が容易とな
り、したがって、経費に不安なくシステムを安定して運
営・維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の情報転送システムの構成ブロッ
ク図である。
【図2】図1の受信端末内部の回路構成を示すブロック
図である。
【図3】図1の情報サービスセンタの構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】情報サービスセンタが天気予報の情報サービス
を行う場合のデータベースの例を示す図である。
【図5】天気予報の情報サービスの例を説明する通信フ
ローチャートである。
【図6】第2の実施例の動作を説明する通信フローチャ
ートである。
【図7】第3の実施例の動作を説明する通信フローチャ
ートである。
【図8】第4の実施例の複数の受信端末を指定できる情
報転送システムの動作を示す通信フローチャートであ
る。
【図9】第5の実施例の情報転送システムの構成ブロッ
ク図である。
【図10】図9の情報転送システムの動作を天気予報サ
ービスの場合を例として説明する通信フローチャートで
ある。
【図11】第6の実施例におけるプレイガイドの情報サ
ービスを例として説明する通信フローチャートである。
【図12】第7の実施例の動作を説明する通信フローチ
ャートである。
【符号の説明】
1−1、1−2、1−3、・・・ 情報サービスセンタ
A、B、C、・・・ 2 通信網 3−1 電話 3−2 パソコン 4 無線局 5 或る期間の天気予報イメージの例 6 総合サービスセンタ 10 受信端末 10−1 液晶ディスプレイ 10−2 入力ポッド 10−3 ペン 11 アンテナ 12 受信部 13 ID−ROM 14 デコーダ 15 CPU 16 メモリ 17 ドライバ 18 スピーカ 19 ICカード 21 コンピュータ 22 音声応答装置 23 メモリ 24 データベース 25 インタフェース

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の転送が要求されるとともに該情報
    の転送先が指定される情報転送手段と、 個別に識別番号を付与され該識別番号と前記情報の転送
    先とが一致するときに限り前記情報転送手段から前記情
    報が転送される情報受信端末と、 から成ることを特徴とする情報転送システム。
  2. 【請求項2】 前記情報転送手段は、前記情報を前記情
    報受信端末へ通信網を介して転送することを特徴とする
    請求項1記載の情報転送システム。
  3. 【請求項3】 前記情報転送手段は、前記通信網に接続
    するインタフェースと該インタフェースに接続するコン
    ピュータと該コンピュータにより情報検索がなされるデ
    ータベース保持手段とを有し、前記コンピュータにより
    前記データベース保持手段から前記情報を読み出し該情
    報を前記指定された転送先と一致する識別番号の付与さ
    れた情報受信端末に前記通信網を経由して転送すること
    を特徴とする請求項2記載の情報転送システム。
  4. 【請求項4】 前記情報転送手段は、音声応答装置を含
    み、音声入力により情報転送の要求がなされたことを受
    けて該音声入力から前記コンピュータへの指示を得るこ
    とを特徴とする請求項3記載の情報転送システム。
  5. 【請求項5】 前記情報受信端末は、前記通信網と無線
    にて接続され、前記転送されてきた情報を受信する受信
    手段と、該受信手段により受信された情報に含まれる転
    送先と自身の識別番号とを比較して両方が一致するとき
    に限り前記受信情報を受け付けて処理を行う処理手段
    と、該処理手段に接続され該処理手段により処理された
    前記受信情報を出力する出力手段と、を有することを特
    徴とする請求項2記載の情報転送システム。
  6. 【請求項6】 前記出力手段は、可視表示手段と音声出
    力手段との少なくとも一方を有することを特徴とする請
    求項5記載の情報転送システム。
  7. 【請求項7】 情報の転送を要求するとともに該情報の
    転送先を指定する情報要求手段と、 該情報要求手段から情報の転送が要求されるとともに該
    情報の転送先が指定される情報転送手段と、 個別に識別番号を付与され該識別番号と前記情報の転送
    先とが一致するときに限り前記情報転送手段から前記情
    報が転送される情報受信端末と、 から成ることを特徴とする情報転送システム。
  8. 【請求項8】 前記情報転送手段は、前記情報要求手段
    が前記情報転送手段に対し情報転送の要求を行ったと
    き、その要求された情報を得、該情報を前記指定された
    転送先と一致する識別番号の付与された情報受信端末へ
    転送した後、前記情報要求手段との接続を終了すること
    を特徴とする請求項7記載の情報転送システム。
  9. 【請求項9】 前記情報転送手段は、前記情報要求手段
    が前記情報転送手段に対し情報転送の要求を行ったと
    き、該要求を受け付けて前記情報要求手段との接続を終
    了した後、その要求された情報を得て該情報を前記指定
    された転送先と一致する識別番号の付与された情報受信
    端末へ転送することを特徴とする請求項7記載の情報転
    送システム。
  10. 【請求項10】 前記情報要求手段、前記情報転送手
    段、及び前記情報受信端末は通信網を介して互いに接続
    されることを特徴とする請求項7記載の情報転送システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記情報要求手段は、電話機からなり
    音声又はプッシュボタン信号にて前記通信網を介して前
    記情報転送手段に対し必要な情報の転送並びに情報受信
    端末の識別番号を指定することを特徴とする請求項10
    記載の情報転送システム。
  12. 【請求項12】 前記情報要求手段は、コンピュータか
    らなり所定のコマンド入力により前記通信網を介して前
    記情報転送手段に対し必要な情報の転送並びに情報受信
    端末の識別番号を指定することを特徴とする請求項10
    記載の情報転送システム。
  13. 【請求項13】 前記情報転送手段は、前記情報要求手
    段に対し情報要求のためのガイダンス出力を行い、該ガ
    イダンスに従って前記情報要求手段は前記情報転送手段
    に対し必要な情報の転送並びに情報受信端末の識別番号
    を指定することを特徴とする請求項7記載の情報転送シ
    ステム。
  14. 【請求項14】 所望の情報の転送条件を指定するとと
    もに該情報の転送先を指定する情報要求手段と、 該情報要求手段から情報の転送条件が指定されるととも
    に該情報の転送先が指定され、前記指定された転送条件
    が満足される情報の転送を行う情報転送手段と、 個別に識別番号が付与され該識別番号と前記情報の転送
    先とが一致するときに限り前記情報転送手段から前記転
    送条件の満足された情報が転送される情報受信端末と、 から成ることを特徴とする情報転送システム。
  15. 【請求項15】 前記情報転送手段は、コンピュータを
    含み、該コンピュータは前記情報要求手段からの転送条
    件が満足されるようになったか否かを判断して、その転
    送条件が満足されるようになったとき、該転送条件の満
    足されるようになった情報を前記指定された転送先と一
    致する識別番号の付与された情報受信端末に転送するこ
    とを特徴とする請求項14記載の情報転送システム。
  16. 【請求項16】 前記情報転送手段は、コンピュータを
    含み、該コンピュータは前記情報要求手段からの転送条
    件を満足する情報であるか否かを判断して、前記転送条
    件を満足する情報であるとき、該転送条件を満足してい
    る情報を前記指定された転送先と一致する識別番号の付
    与された情報受信端末に転送することを特徴とする請求
    項14記載の情報転送システム。
  17. 【請求項17】 複数種類の情報のうちから選択された
    種類の情報の転送が要求されるとともに前記選択された
    種類の情報の転送先が指定される情報転送手段と、 該情報転送手段に連結され、異なる種類の情報を夫々保
    持する複数のデータベース保持手段と、 個別に識別番号が付与され該識別番号と前記情報の転送
    先とが一致するときに限り前記情報転送手段から前記情
    報が転送される情報受信端末と、 を有し、 前記情報転送手段は選択された種類の情報を保持する特
    定のデータベース保持手段から前記転送の要求された情
    報を読み出し、該情報を前記指定された転送先と一致す
    る識別番号の付与された情報受信端末に転送することを
    特徴とする情報転送システム。
  18. 【請求項18】 情報転送手段に対し情報の転送を要求
    するとともに該情報の転送先を指定する第1の手順と、 該第1の手順により転送の要求された前記情報が前記情
    報転送手段から前記指定された転送先の情報受信端末に
    転送される第2の手順と、 から成ることを特徴とする情報転送方法。
  19. 【請求項19】 情報の転送を要求されるとともに該情
    報の転送先を指定される第1の手段と、 該第1の手段に対して転送の要求された情報を前記指定
    された転送先の情報受信端末に転送する第2の手段と、 とからなる情報転送装置。
  20. 【請求項20】 情報転送手段から通信網を介して情報
    が転送されてくる情報受信端末において、 前記情報転送手段は、情報転送の要求がなされるととも
    に該情報の転送先が指定され、 前記情報受信端末は、個別に識別番号が付与されて該識
    別番号と前記情報の転送先とが一致するときに限り前記
    情報転送手段から前記情報が転送されるように構成さ
    れ、前記転送された情報を受信する受信手段と、該受信
    手段にて受信した情報と自身の識別番号とを比較して両
    方が一致したときに限り前記受信した情報を受け付けて
    処理を行う処理手段と、該処理手段に接続され前記受信
    した情報を可視表示または音声出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とする情報受信端末。
  21. 【請求項21】 情報の転送が要求されるとともに該情
    報の複数の転送先が指定される情報転送手段と、 夫々個別に識別番号を付与され該識別番号の特定部分と
    前記情報の転送先とが一致するときに限り前記情報転送
    手段から前記情報が転送される複数の情報受信端末と、 から成ることを特徴とする情報転送システム。
  22. 【請求項22】 情報の転送を要求するとともに該情報
    の転送先を指定する情報要求手段と、 該情報要求手段から情報の転送が要求されるとともに該
    情報の転送先が指定される情報転送手段と、 個別に識別番号を付与され該識別番号と前記情報の転送
    先とが一致するときに限り前記情報転送手段から前記情
    報が転送される情報受信端末と、 から成り、 前記情報転送手段は、前記情報要求手段が前記情報転送
    手段に対し情報転送の要求を行ったとき、その要求され
    た情報を得て該情報を前記指定された転送先と一致する
    識別番号の付与された情報受信端末へ転送するととも
    に、前記情報要求手段から依頼履歴の要求があったとき
    は前記情報要求手段による前記情報転送の要求及び該情
    報の指定転送先に係わる依頼履歴を前記指定された転送
    先と一致する識別番号の付与された情報受信端末へ転送
    することを特徴とする情報転送システム。
JP13281494A 1994-06-15 1994-06-15 情報転送方法及び情報転送システム並びにそれに用いられる情報転送装置、情報受信端末 Abandoned JPH089053A (ja)

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