JP2002247202A - 加入者位置通報方法及びそのシステム - Google Patents

加入者位置通報方法及びそのシステム

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JP2002247202A
JP2002247202A JP2001037502A JP2001037502A JP2002247202A JP 2002247202 A JP2002247202 A JP 2002247202A JP 2001037502 A JP2001037502 A JP 2001037502A JP 2001037502 A JP2001037502 A JP 2001037502A JP 2002247202 A JP2002247202 A JP 2002247202A
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Katsu Itagaki
克 板垣
Toshiyuki Nishihara
寿之 西原
Kazuhiro Yanase
和宏 柳瀬
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急通報時等の位置情報の通報先への提供を
通信網で行う。 【解決手段】 固定電話機20で緊急通報先端末装置4
0へ電話をしたとき、固定電話機20の電話番号を交換
局30の交換機サーバ32で認識し、認識した電話番号
を加入者情報データベースサーバ34に転送する。加入
者情報データベースサーバ34は、緊急通報サービス登
録フラグの有無を判定し、有りのとき上記認識した電話
番号を位置情報データベースサーバ36に転送する。位
置情報データベースサーバ36は、電話番号で住所情報
及び位置情報を検索し、検索された住所情報及び位置情
報を交換機サーバ32に転送する。交換機サーバ32
は、住所情報及び位置情報を緊急通報先端末装置40に
送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、加入者位置通報
方法及びそのシステムに関し、詳しくは、加入者装置に
付与された識別情報に基づいて加入者の位置を通報先に
通報する加入者位置通報方法及びそのシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から緊急事態の発生時に、その当事
者が、発生した緊急事態を所定の通報先に通報して緊急
通報者の位置を表示するシステムが開発されている。そ
のシステムの例は、例えば、特開昭63−299659
号公報に記載されている。以下第1の公報記載のシステ
ムという。
【0003】第1の公報記載のシステムは、公衆電話網
の加入者電話機と、該加入者電話機が収容されている交
換局と、緊急事態の通報先である消防署又は警察署に設
置された緊急通報先端末装置とから構成されている。緊
急通報先端末装置は、番号受信装置と、データ送受信制
御装置と、加入者情報記憶装置と、地図情報変換装置
と、ディスプレイ装置とから構成されている。第1の公
報記載のシステムでは、通報者が所定の電話機から通報
先である消防署又は警察署へ電話を掛けたとき、その電
話機は交換局を介して消防署又は警察署に接続される。
これにより、通報元の電話機と消防署又は警察署の電話
機との間で緊急事態に係る通話を行うことができると共
に、消防署又は警察署と交換局との間で次の動作が開始
される。
【0004】交換局と消防署又は警察署の電話機との間
に形成された回線が、また、番号受信装置に接続されそ
の番号受信装置において受信準備が完了すると、番号受
信装置から交換局に対して電話番号を送信されたい旨の
応答信号が返送される。
【0005】この応答信号を受信した交換局では、上記
電話機から電話が掛かったときに交換局で検出している
当該電話機の電話番号を番号受信装置に対して送信す
る。電話番号を受信した番号受信装置は、データ送受信
制御装置を起動して加入者情報記憶装置をアクセスす
る。データ送受信制御装置は、加入者情報記憶装置に対
して上記電話番号を送って当該電話番号対応の位置情報
を加入者情報記憶装置から得てその位置情報を地図情報
変換装置に送る。
【0006】地図情報変換装置は、受信した位置情報に
基づいて該位置情報で決まる位置から所定範囲内にある
地図情報を検索し、検索して得られた地図情報と受信し
た位置情報とをデータ送受信制御装置に返送する。デー
タ送受信制御装置は、返送されて来た地図情報及び位置
情報に基づいてディスプレイ装置の画面上に上記電話機
が設置されている位置から所定範囲内にある地図を表示
する。上述したように、上記第1の公報記載のシステム
においては、電話機から消防署又は警察署等へ緊急事態
の通報の電話を掛けると、当該電話機の電話番号が交換
局から消防署又は警察署等へ送信され、その電話番号に
基づいて消防署又は警察署等において電話機の設置位置
を求め、しかる後にその位置をディスプレイ装置の画面
上に地図で表示して発生した緊急事態に対する対応を取
れる仕組みが開示されている。
【0007】また、特開平11−120494号公報に
は、緊急事態の発生時にその発生が電話等で消防署又は
警察署等へ通報される。その通報の中で緊急事態の発生
位置が知らされる。知らされた発生位置は、消防署又は
警察署等に所属する移動局のナビゲーションシステムへ
送信され、移動局において移動局の上記発生位置への最
短経路を求める技術(以下、第2の公報記載の技術とい
う。)が記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の公報記載のシステムにおける電話機の設置位置は、
交換局から消防署又は警察署等に当該電話機の電話番号
が通知されて、初めて、求め得るものである。したがっ
て、電話機の設置位置の算定に必要な電話番号が、交換
局から消防署又は警察署等へ通知されることが必要不可
欠である。この構成の下で意図するサービスを提供しよ
うとするためには、常に、電話機の設置位置の算定に必
要な電話番号を交換局から消防署又は警察署等へ通知し
なければならず、緊急事態の発生通報を希望する加入者
が増えれば増えるほど、消防署又は警察署等におけるシ
ステム規模の増大が避けられないという不都合がある。
【0009】換言すれば、上記第1の公報記載のシステ
ムは、電話番号の受信から設置位置、設置位置近傍の地
図の表示までを集中して行うシステムから脱却し得ない
システム構成であるという不具合がある。また、上記第
2の公報記載の技術は、緊急事態の通報から発生位置を
知ってナビゲーションシステムの機能を生じさせるとい
う点において上記第1の公報記載のシステムと同等の不
具合がある。
【0010】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、通信網の加入者装置での通信開始時に通信網か
ら当該加入者装置の位置情報を緊急通報先端末装置に提
供し得る加入者位置通報方法及びそのシステムを提供す
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、加入者位置通報方法に係
り、通信網に収容され、地上の固定位置に設置された加
入者装置で通信を開始したとき、上記通信網において上
記加入者装置に付与された識別情報を認識し、かつ、認
識された上記識別情報に基づいて上記識別情報に対応し
て予め登録されている上記固定位置の位置情報を検索
し、検索された上記位置情報を上記通信網に接続可能な
予め決められた通報先端末装置に送信することを特徴と
している。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の加
入者位置通報方法に係り、上記加入者装置は上記通信網
に接続される固定電話機であり、上記識別情報は、上記
通信網内の交換局で認識される上記固定電話機の電話番
号であることを特徴としている。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載の加
入者位置通報方法に係り、上記加入者装置はインターネ
ットに加入している固定の情報端末装置であり、上記識
別情報は、上記情報端末装置に予め割り振られ上記イン
ターネットのISPで認識されるIPアドレスであるこ
とを特徴としている。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1、2又は
3記載の加入者位置通報方法に係り、上記通報先端末装
置で受信された位置情報は、上記固定位置から予め決め
られた範囲内の地図情報に変換され、かつ、上記位置情
報に対応する標識情報を上記地図情報内の上記固定位置
に対応する情報位置に付加し、上記地図情報に基づいて
地図を表示すると共に上記標識情報に基づいて上記地図
内に上記加入者装置の標識を表示することを特徴として
いる。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1、2又は
3記載の加入者位置通報方法に係り、上記通報先端末装
置は車両であり、該車両で受信された位置情報は、該位
置情報で決まる上記固定位置と上記車両の位置とに基づ
いて上記車両の位置から上記固定位置への上記車両の運
行経路の決定に用いられる情報であることを特徴として
いる。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項1乃至5の
いずれか一に記載の加入者位置通報方法に係り、上記通
信は、上記加入者装置から所定の範囲内で発生した緊急
事態の発生時に開始される通信であり、上記固定情報の
検索は、上記通信が緊急通報サービスの通信であるか否
かの判定を行った結果に基づいて行われ、上記通報先端
末装置は緊急通報先端末装置であることを特徴としてい
る。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項6記載の加
入者位置通報方法に係り、上記判定は、緊急通報サービ
ス登録情報の有無で行うことを特徴としている。
【0018】請求項8記載の発明は、請求項6又は7記
載の加入者位置通報方法に係り、上記位置情報に加えて
住所情報が上記識別情報対応に登録され、上記識別情報
で検索された上記位置情報及び上記住所情報が上記緊急
通報先端末装置へ送信され、上記緊急通報先端末装置に
おいて表示される上記地図内に上記標識と共に住所が表
示されることを特徴としている。
【0019】請求項9記載の発明は、通信網に収容さ
れ、地上の固定位置に設置された加入者装置で通信を開
始したとき、上記加入者装置の上記固定位置の位置情報
を上記通信網に接続可能な予め決められた通報先端末装
置に通報する加入者位置通報システムに係り、上記加入
者装置による通信開始時に、当該加入者装置に付与され
た識別情報を認識する認識手段と、上記識別情報に対応
して上記固定位置の位置情報を予め登録している登録手
段と、上記認識手段で認識された上記識別情報に基づい
て上記登録手段を検索して該識別情報に対応する上記固
定位置の位置情報を出力する検索手段と、該検索手段で
検索された上記位置情報を上記通報先端末装置に送信す
る送信手段とを上記通信網内に設けたことを特徴として
いる。
【0020】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
加入者位置通報システムに係り、上記認識手段、上記登
録手段、上記検索手段及び上記送信手段は上記通信網内
の交換局内に設けられることを特徴としている。
【0021】請求項11記載の発明は、請求項9記載の
加入者位置通報システムに係り、上記認識手段、上記登
録手段、上記検索手段及び上記送信手段は上記通信網内
のISP内に設けられることを特徴としている。
【0022】請求項12記載の発明は、請求項9、10
又は11記載の加入者位置通報システムに係り、上記加
入者装置は上記通信網に接続される固定電話機であり、
上記識別情報は、上記固定電話機を収容している交換局
で認識される上記固定電話機の電話番号であることを特
徴としている。
【0023】請求項13記載の発明は、請求項9、10
又は11記載の加入者位置通報システムに係り、上記加
入者装置はインターネットに加入している固定の情報端
末装置であり、上記識別情報は、上記情報端末装置に予
め割り振られインターネットのISPで認識されるIP
アドレスであることを特徴としている。
【0024】請求項14記載の発明は、請求項9乃至1
3のいずれか一に記載の加入者位置通報システムに係
り、上記通報先端末装置は、ディスプレイ装置を有し、
受信した上記位置情報を上記固定位置から予め決められ
た範囲内の地図情報に変換し、かつ、上記位置情報で決
まる固定位置を表す標識情報を上記地図情報内の上記固
定位置に対応する情報位置に付加して上記ディスプレイ
装置に供給し、上記地図情報に基づいて上記ディスプレ
イ装置の画面上に地図を表示すると共に上記識別情報に
基づいて上記地図内に上記加入者装置の標識を表示する
ことを特徴としている。
【0025】請求項15記載の発明は、請求項9乃至1
3のいずれか一に記載の加入者位置通報システムに係
り、上記通報先端末装置は、ディスプレイ装置を有し、
今回受信した上記位置情報を上記固定位置から予め決め
られた範囲内の地図情報に変換し、かつ、前回までに上
記範囲内の各加入者装置について受信した位置情報で決
まる固定位置を表す標識情報と共に今回受信した位置情
報で決まる固定位置を表す標識情報を上記地図情報内の
上記各固定位置に対応する情報位置に付加して上記ディ
スプレイ装置に供給し、上記地図情報に基づいて上記デ
ィスプレイ装置の画面上に地図を表示すると共に上記標
識情報に基づいて上記地図内に上記各加入者装置の標識
を表示することを特徴としている。
【0026】請求項16記載の発明は、請求項9乃至1
3のいずれか一に記載の加入者位置通報システムに係
り、上記通報先端末装置は車両であり、該車両で受信さ
れた位置情報は、該位置情報で決まる上記固定位置と上
記車両の位置とに基づいて上記車両の位置から上記固定
位置への上記車両の運行経路の決定に用いられる情報で
あることを特徴としている。
【0027】請求項17記載の発明は、請求項9乃至1
6のいずれか一に記載の加入者位置通報システムに係
り、上記通信は、上記加入者装置から所定の範囲内で発
生した緊急事態の発生時に開始される通信であり、上記
検索手段は、上記通信が緊急通報サービスの通信である
か否かの判定を行う判定手段を有し、上記検索手段によ
る上記固定情報の検索は、上記判定手段の判定結果に基
づいて行われ、上記通報先端末装置は緊急通報先端末装
置であることを特徴としている。
【0028】請求項18記載の発明は、請求項17記載
の加入者位置通報システムに係り、上記判定手段は、上
記緊急通報サービスの有無を登録する緊急通報サービス
登録手段を有し、上記通信の開始時に上記緊急通報サー
ビス登録手段を検索して開始された上記通信が上記緊急
通報サービスの通信であるか否かを判定することを特徴
としている。
【0029】請求項19記載の発明は、請求項17又は
18記載の加入者位置通報システムに係り、上記登録手
段に上記位置情報に加えて住所情報が上記識別情報対応
に登録され、上記検索手段により上記位置情報及び上記
住所情報が検索され、上記送信手段から上記緊急通報先
端末装置へ上記位置情報及び上記住所情報が送信され、
上記緊急通報先端末装置において表示される上記地図内
に上記標識と共に住所が表示されることを特徴としてい
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に説明する。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である加入者位置通報シ
ステムの電気的構成を示す図、図2は、同加入者位置通
報システムによって提供されるサービスの形態を図解し
た図、図3は、緊急通報サービス契約リストの構成例を
示す図、図4は、緊急通報サービス登録フラグの登録例
を示す図、図5は、同加入者位置通報システムの処理フ
ローチャート、また、図6は、公衆電話網内における住
所情報及び位置情報の管理を図解する図である。
【0031】この実施例の加入者位置通報システムは、
公衆電話網内の交換局で、緊急通報サービスの登録があ
る加入者の電話番号に基づいて加入者の住所情報及び位
置情報を検索して検索された住所情報及び位置情報を通
報先に送信する装置に係り、加入者位置通報システム1
0は、図1に示すように、加入者の固定電話機20、交
換局30及び警察署、消防署又は警備会社等内の所要数
の緊急通報先端末装置40とから概略構成されている。
【0032】交換局30は、既存のPSTN(Public
Switched Telephone Network)、ISDN(Integr
ated Services Digital Network)等の公衆電話網を
構成する交換局である。交換局30は、交換機サーバ3
2、加入者情報データベースサーバ34及び位置情報デ
ータベースサーバ36を有して構成される。交換機サー
バ32は、固定電話機20から発呼があったとき、その
電話番号を認識して加入者情報データベースサーバ34
へ転送するほか、固定電話機20と所要数の緊急通報先
端末装置40のうちの空きの緊急通報先端末装置40と
を接続し、かつ、後述する住所情報及び位置情報を固定
電話機20と緊急通報先端末装置40との間の通話信号
に付加して送信する機能を有する。
【0033】加入者情報データベースサーバ34は、交
換局30に収容された固定電話機20の加入者から公衆
電話事業者へ緊急通報サービスを受けたい旨の申し込み
に基づいて、図4に示すように、緊急通報サービス登録
フラグを電話番号対応に記憶する。そして、加入者情報
データベースサーバ34は、交換機サーバ32から電話
番号を受け取つたとき、緊急通報サービス登録フラグを
検索して登録の有無判定を行い、登録有りのとき電話番
号を位置情報データベースサーバ36に転送する。
【0034】位置情報データベースサーバ36は、交換
局30に収容される加入者の固定電話機20に割り付け
られている電話番号対応に加入者の住所情報及び当該固
定電話機の設置位置を表す位置情報を予めコード形式で
登録する。この登録は、先ず、公衆電話網のホストコン
ピュータ60(図6)に全加入者の住所情報及び固定電
話機の設置位置を表す位置情報をコード形式で登録し、
この登録後に交換局30からの問い合わせ又はホストコ
ンピュータからの周期的な送信により、ホストコンピュ
ータ60から交換局30にダウンロードして行われる。
また、加入者の住所変更時等の管理も同様にして行われ
る。位置情報データベースサーバ36は、加入者情報デ
ータベースサーバ34から受け取った電話番号で住所情
報及び位置情報を検索し、検索された住所情報及び位置
情報を交換機サーバ32へ転送する。
【0035】位置情報データベースサーバ36に登録さ
れる位置情報は、加入者の固定電話機20の設置位置を
特定し得る情報であり、文字情報でも、また、緯度経度
の情報でもよい。この位置情報データベース36は、図
3に示す緊急通報サービス契約リストの情報を用いて作
成される。緊急通報サービス契約リストは、固定電話加
入者の電話番号と、緊急通報サービス契約加入者の氏
名、住所及び位置情報との対照リストである。図3の位
置情報中に示されるNは北緯を、Eは経度を示す。
【0036】交換機サーバ32における緊急通報時に固
定電話機20の電話番号の認識、加入者情報データベー
スサーバ34における認識された電話番号に基づく緊急
通報サービス登録フラグの参照及びそのフラグが立てら
れているときの上記電話番号の位置情報データベースサ
ーバ36への転送制御、位置情報データベースサーバ3
6における住所情報及び位置情報の検索及び検索された
住所情報及び位置情報の交換機サーバ32への転送制御
並びに交換機サーバ32における住所情報及び位置情報
の緊急通報先端末装置40への送信制御の各処理はプロ
グラム制御で行われる。このプログラム制御は、各サー
バのプロセッサにより行われ、そのプログラムは各サー
バ毎の又は各サーバに共通の記憶装置に記憶されてい
る。このプログラムがプロセッサに読み出されて実行さ
れることにより、上記処理が行われる。
【0037】緊急通報先端末装置40は、警察署、消防
署又は警備会社等に設置される情報端末装置で、プロセ
ッサ42、文字情報生成装置44、地図情報記憶装置4
5及びディスプレイ装置46を有して構成される。交換
局30からコード形式の住所及び位置情報を受信したプ
ロセッサ42は、受信したコード形式の住所情報を文字
情報生成装置44に転送して文字情報に変換し、また、
コード形式の位置情報に基づいて地図情報記憶装置45
を検索して固定電話機20の設置位置から所定距離範囲
内の地図情報を読み出し、かつ、固定電話機20の標識
情報を地図情報内の対応する情報位置に付加してこれら
の情報をディスプレイ装置46に供給する。そのディス
プレイ装置46は、地図情報に基づいてその画面上に地
図を表示し、かつ、標識情報に基づいて上記地図内の固
定電話機20の設置位置にその目印となる標識、例え
ば、プロットを表示すると共に、文字情報に基づいて加
入者の住所を上記画面上の適宜の表示位置、例えば、画
面内の下部に表示する。地図並びに標識及び住所は、白
黒表示形式の情報である場合とカラー表示形式の情報で
ある場合とがある。
【0038】次に、図1乃至図6を参照して、この実施
例の動作について説明する。この実施例の加入者位置通
報システム10の稼動に先立って、緊急通報サービスを
受けたい加入者からの緊急通報サービスの加入申し込み
に基づいて、その加入者の住所情報及び位置情報が公衆
電話網のホストコンピュータ60(図6)に、先ず、当
該加入者の電話番号対応に登録される。その後に、加入
者の住所情報及び位置情報は、ホストコンピュータ60
から当該加入者の固定電話機20が収容されている交換
局30の位置情報データベースサーバ36にダウンロー
ドされて位置情報データベースサーバ36に電話番号対
応に登録される。この登録と共に、緊急通報サービス登
録フラグが加入者情報データベースサーバ34に電話番
号対応に登録される(図4)。
【0039】上述した緊急通報サービスの加入申し込み
は、交換局30を有する公衆電話事業者に対して行う。
上述の登録は、上述しように、先ず、公衆電話事業者に
おいて設置しているホストコンピュータ60(図6)の
データベースに登録された後、加入者位置通報システム
10の稼動時に固定電話機20が収容される交換局30
の位置情報データベース36にダウンロードされるが、
そのダウンロードの仕方としては、交換局30からの問
い合わせによるものとホストコンピュータ60から交換
局30に対する周期的な送信によるものとがある(図
6)。緊急通報サービスの加入申し込みをした加入者
は、サービス期間に応じた緊急通報サービス料金を公衆
通信事業者に対して支払う(図2のサービス料金)。
【0040】その後に、緊急通報サービス登録をしてい
る固定電話機20が設置されている場所付近に緊急事態
が発生したとき、その固定電話機20から緊急通報先端
末装置40に電話が掛けられて(図5のA1)緊急事態
の通報が行われる(図2の緊急通報)。この通報の電話
と並行して、当該固定電話機20の電話番号が交換機サ
ーバ32で認識される。認識された電話番号は、加入者
情報データベースサーバ34へ転送される。加入者情報
データベースサーバ34は、受け取った電話番号で当該
電話番号対応に緊急通報サービス登録フラグが登録され
ているか否かを検索し、登録の有無を判定する。
【0041】緊急通報サービス登録フラグが登録されて
いるならば、加入者情報データベースサーバ34は、位
置情報データベースサーバ36にその電話番号を転送す
る(図5のA2)。位置情報データベースサーバ36
は、電話番号対応の住所情報及び位置情報を検索し(図
5のA3)、検索された住所情報及び位置情報を交換機
サーバ32に返送する。交換機サーバ32(図2の電話
事業者)では、住所情報及び位置情報を緊急通報先端末
装置40に送信する(図2の住所情報及び位置情報、図
5のA4)。
【0042】住所情報及び位置情報を受信した緊急通報
先端末装置40のプロセッサ42は、コード形式の住所
情報を文字情報生成装置44に転送して文字情報に変換
すると共に、コード形式の位置情報で地図情報記憶装置
45を検索して地図情報に読み出し、かつ、固定電話機
20の標識情報を地図情報内の対応する情報位置に付加
する。これらの地図情報並びに標識情報及び文字情報
は、いずれも、ドット形式で表され、ディスプレイ装置
に転送されその画面上に地図並びに標識及び文字として
表示される(図5のA5)。
【0043】そのディスプレイ装置の画面上に緊急事態
の発生場所として表示されている標識により、その発生
場所を救援者が確認し、また、通報者と緊急通報先端末
装置40の応答者との間で行われた通話から緊急事態の
状況を把握し、救援者は緊急事態の発生場所へ出動する
(図5のA6)。これにより、救援活動のための情報サ
ービスが緊急通報先に提供される(図2の救援活動)。
緊急事態の発生場所に到達した救援者は、救援等に必要
な処置を取る(図5のA7)。
【0044】このように、この実施例の構成によれば、
緊急事態が発生した場合に、緊急通報サービスの登録を
している固定電話機からの発呼時に交換局において認識
した電話番号から緊急事態の発生場所の位置情報を得
て、その位置情報を緊急通報先端末装置に送信するよう
にしている。よって緊急通報先は加入者情報の管理をす
る必要がなく、結果として緊急通報先端末装置で最終的
に必要な表示情報を得るまでの処理量を低減し得る位置
情報が交換局から緊急通報先端末装置に対して提供され
ることになる。したがって、緊急通報サービスを受けた
い固定電話機の数が増えれば増えるほど、緊急通報先端
末装置での処理負担が軽減し、結果としてその構成を簡
易化することができる。また、加入者の増大や固定電話
機が設置される地域的な範囲が広域化した場合にも、緊
急通報先端末装置への位置情報の提供を複数の交換局で
分散して行うことができる。
【0045】上記位置情報を提供し得る公衆電話事業者
は、加入者から緊急通報サービス料金の収受により収益
の向上を図ることができる。この緊急通報サービスの提
供により、公衆電話事業者は、加入者獲得上優位に立つ
ことができ、この点からも事業収益の向上を図ることが
できる。また、緊急通報先では、緊急事態に対し迅速な
対応が取れる。緊急通報先が営利事業者である場合に
は、営利サービスに対する顧客の満足度の向上となり、
企業イメージが良くなり、顧客増、ひいては収益の向上
となる。
【0046】◇第2実施例 図7は、この発明の第2実施例である加入者位置通報シ
ステムの電気的構成を示す図、また、図8は、同加入者
位置通報システムの処理フローチャートである。この実
施例の構成が、第1実施例のそれと大きく異なるところ
は、緊急通報先端末装置から位置情報を緊急車両へ送信
し、緊急車両で受信した位置情報を緊急車両でのナビゲ
ーションに供するようにした点である。
【0047】すなわち、緊急通報先端末装置40を無線
の送信装置48、アンテナ49を装備した緊急通報先端
末装置40Aとすると共に、緊急通報先端末装置40A
と無線で接続された緊急車両に搭載のナビゲーションシ
ステム50を第1実施例に付加してこの実施例が構成さ
れている。そのナビゲーションシステム50は、通常の
ナビゲーションシステムの機能と同様の機能を有し、緊
急通報先端末装置40Aから無線で受信した位置情報で
特定される位置を目的地に設定して当該ナビゲーション
システム50を搭載する車両を目的地まで誘導する機能
を有する。
【0048】ナビゲーションシステム50は、受信した
位置情報に基づいて上記目的地までの経路を算出する処
理部及び算出した経路の全部又は一部を表示するディス
プレイ装置を装備している。経路の一部表示の場合に
は、車両の運行に従って逐次表示されて行く。したがっ
て、加入者位置通報システムは、参照番号10Aで参照
する。これらの構成を除くこの実施例における各部の構
成は、第1実施例と同一の構成であるので、それら各部
には第1実施例と同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0049】次に、図7及び図8を参照して、この実施
例の動作について説明する。この実施例の加入者位置通
報システム10Aにおける動作のうち、緊急通報先端末
装置40Aにおいて交換局30から位置情報を受信する
までの動作は、第1実施例と同じである。したがって、
図8に示すフローチャート中のステップB1〜B5及び
ステップB8は、図5に示すフローチャート中のステッ
プA1〜A5及びステップA7と同じである。その逐一
の説明は省略する。
【0050】緊急通報先端末装置40Aではそのディス
プレイ装置46に住所及び地図を表示すると共に、受信
した位置情報を無線送信装置48、アンテナ49を介し
て無線でナビゲーションシステム50を搭載する緊急車
両に送信する(図8のB6)。位置情報をアンテナ51
を介して受信したナビゲーションシステム50は、その
処理部でその位置情報に基づいて緊急車両の現在位置か
ら該位置情報で特定される目的地までの最適経路を算出
し、算出された経路は、その全部又は一部がディスプレ
イ装置の画面上に表示され、その経路に従って緊急車両
は運行される(図8のB7)。経路の一部が表示される
場合には、車両が上記目的地へ進むにつれて逐次表示さ
れて行く。
【0051】このように、この例の構成によれば、緊急
事態が発生した場合に、緊急通報サービスの登録をして
いる固定電話機からの発呼時に交換局において認識した
電話番号から緊急事態の発生場所の位置情報を得て、そ
の位置情報を緊急通報先端末装置に送信し、その位置情
報がナビゲーションシステムを搭載する緊急車両に送信
され、その緊急車両において緊急車両の現在位置から上
記位置情報で特定される目的地までの最適経路を算出し
てその最適経路に従って緊急車両を目的地まで運行させ
得るから、緊急通報先端末装置への最終的に必要な表示
情報を得るまでの処理量を低減し得る位置情報の提供、
そして、緊急通報先端末装置での処理負担の軽減及びそ
の構成の簡易化を享受しつつ、緊急通報先による緊急通
報元に対する迅速な救援活動の提供が可能になる。
【0052】上記位置情報を提供し得る公衆電話事業者
は、加入者から緊急通報サービス料金の収受により収益
の向上を図ることができる。この緊急通報サービスの提
供により、公衆電話事業者は、加入者獲得上優位に立つ
ことができ、この点からも事業収益の向上を図ることが
できる。また、緊急通報先では、緊急事態に対しより一
層迅速な対応が取れる。緊急通報先が営利事業者である
場合には、営利サービスに対する顧客の満足度の向上と
なり、企業イメージが良くなり、顧客増、ひいては収益
の向上となる。
【0053】◇第3実施例 図9は、この発明の第3実施例である加入者位置通報シ
ステムの電気的構成を示す図である。この実施例の構成
が、第1実施例のそれと大きく異なるところは、公衆電
話網をインターネットとし、固定電話機を情報端末装置
とし、交換局をISP(Internet Service Provide
r)として構成した点である。
【0054】すなわち、この実施例の加入者位置通報シ
ステム10Bは、情報端末装置20B、ISP 30B
及び緊急通報先端末装置40から概略構成される。情報
端末装置20Bは、インターネットの端末装置であり、
例えば、電話機能を有するパーソナルコンピュータであ
る。情報端末装置20Bは、インターネット網を介して
ISP 30Bに接続される。ISP 30Bは、ゲート
ウェイ32B、加入者情報データベースサーバ34B及
び位置情報データベースサーバ36Bを有して構成され
る。ゲートウェイ32Aは、情報端末装置20Bからイ
ンターネットへのアクセスが行われたとき、そのIPア
ドレスを認識して加入者情報データベースサーバ34へ
転送するほか、情報端末装置20Bと緊急通報先端末装
置40とを接続し、かつ、後述する住所情報及び位置情
報を情報端末装置20Bと緊急通報先端末装置40との
間の通話信号に付加して送信する機能を有する。
【0055】加入者情報データベースサーバ34B及び
位置情報データベースサーバ36Bは、次の点を除き、
加入者情報データベースサーバ34及び位置情報データ
ベースサーバ36と同じである。その相違点は、加入者
情報データベースサーバ34Bにおける緊急通報サービ
ス登録フラグの検索も、また、位置情報データベースサ
ーバ36Bにおける位置情報の検索も、IPアドレスに
より行われることである。
【0056】ゲートウェイ32Bにおける緊急通報時に
情報端末装置20BのIPアドレスの認識と、加入者情
報データベースサーバ34Bにおける認識されたIPア
ドレスに基づく緊急通報サービス登録フラグの参照及び
そのフラグが立てられているときの上記IPアドレスの
位置情報データベースサーバ36Bへの転送制御と、位
置情報データベースサーバ36BにおけるIPアドレス
に基づく住所情報及び位置情報の検索並びに検索された
住所情報及び位置情報のゲートウェイ32Bへの転送制
御と、ゲートウェイ32Bにおける住所情報及び位置情
報の緊急通報先端末装置40への送信制御の各処理はプ
ログラム制御で行われる。
【0057】これらのプログラム制御は、ゲートウェイ
32B及びサーバ34B、36Bにより行われるが、そ
のプログラムはゲートウェイ32B及びサーバ34B、
36B毎の又はゲートウェイ32B及びサーバ34B、
36Bに共通の記憶装置に記憶されている。このプログ
ラムがゲートウェイ32B及びサーバ34B、36Bに
読み出されて実行されることにより、上記各処理が行わ
れる。なお、緊急通報先端末装置40は、第1実施例と
同じ構成である。緊急通報先端末装置40は、インター
ネット網を介してISP30Bに接続される。
【0058】次に、図9を参照して、この実施例の動作
について説明する。この実施例の加入者位置通報システ
ム10Bの稼動に先立って、緊急通報サービスを受けた
い加入者からの緊急通報サービスの加入申し込みに基づ
いて、その加入者の位置情報がISP 30Bの位置情
報データベースサーバ36Bにコード形式でIPアドレ
ス対応に登録される。この登録と共に、緊急通報サービ
ス登録フラグが加入者情報データベースサーバ34Bに
IPアドレス対応に登録される。上述した緊急通報サー
ビスの加入申し込みは、ISP 30Bを有する通信事
業者に対して行う。緊急通報サービスの加入申し込みを
した加入者は、サービス期間に応じた緊急通報サービス
料金を通信事業者に対して支払う。
【0059】その後に、緊急通報サービス登録をしてい
る情報端末装置20Bが設置されている場所付近に緊急
事態が発生したとき、その情報端末装置20Bから緊急
通報先端末装置40に対してアクセスが行われ、情報端
末装置20Bと緊急通報先端末装置40とが接続されて
緊急事態の通報が行われる。上記接続が行われるとき、
当該情報端末装置20BのIPアドレスがゲートウェイ
32Bで認識される。そのIPアドレスが加入者情報デ
ータベースサーバ34Bに転送される。加入者情報デー
タベースサーバ34Bは、転送されて来たIPアドレス
で対応に緊急通報サービス登録フラグが登録されている
か否かを検索し、その登録の有無を判定する。
【0060】緊急通報サービス登録フラグが登録されて
いるならば、加入者情報データベースサーバ34Bは、
位置情報データベースサーバ36BにそのIPアドレス
を転送し、位置情報データベースサーバ36Bは、IP
アドレスに対応するコード形式で表される位置情報を検
索してゲートウェイ32Bに返送する。ゲートウェイ3
2Bは、その位置情報を緊急通報先端末装置40に送信
する。
【0061】位置情報を受信した緊急通報先端末装置4
0で行われるディスプレイ画面上への地図及びその地図
内への情報端末装置20Bを表す標識の表示は、第1実
施例と同様にして行われる。そのディスプレイ画面上に
表示されている緊急事態の発生場所(情報端末装置20
Bの位置)の救援者による確認、通報者と緊急通報先端
末装置の応答者との間で行われた通話に基づく緊急事態
の状況把握、救援者の緊急事態の発生場所への出動、緊
急事態の発生場所に到達した救援者による救援等に必要
な処置は、第1実施例と同様である。
【0062】このように、この実施例の構成によれば、
緊急事態が発生した場合に、情報端末装置による緊急緊
急通報先端末装置へのアクセス時に情報端末装置のIP
アドレスから緊急事態の発生場所の位置情報を得て、そ
の位置情報を緊急通報先端末装置に送信するようにして
いるから、第1実施例と同等の効果を享受し得る。
【0063】◇第4実施例 図10は、この発明の第4実施例である加入者位置通報
システムの電気的構成を示す図である。この実施例の構
成が、第1実施例のそれと大きく異なるところは、固定
電話機を情報端末装置とし、通報先端末装置としてIS
P端末装置を交換局に接続して構成した点である。
【0064】すなわち、情報端末装置20Cは、インタ
ーネットへ接続可能のパーソナルコンピュータであり、
この情報端末装置20Cは、そのディスプレイの画面上
にマウスでクリック可能なボタン(絵文字)を表示可能
に構成されている。そして、この画面上のボタンをクリ
ックすれば、情報端末装置20Cは、交換局30への加
入者回線を介して交換局30に接続され、かつ、交換局
30にISP端末装置40cが接続されるようにして加
入者位置通報システム10Cは構成されている。ISP
端末装置40Cは、図示しないインターネットに接続さ
れている。
【0065】なお、ISP端末装置40Cは、緊急通報
先端末装置40と同様、交換局30からコード形式の位
置情報を受信し、コード形式の位置情報に基づいて地図
情報記憶装置を検索して情報端末装置20Cの位置から
所定距離範囲内の地図情報を抽出し、かつ、この地図情
報に基づいてディスプレイ装置の画面上に表示される地
図内に情報端末装置20Cの標識を表示し得るように構
成されている。
【0066】また、ディスプレイ装置は、継続動作して
いると、情報端末装置20Cによるインターネットアク
セスのときまで上記地図情報で表される地図内に設置し
てあってインターネットアクセスした情報端末装置の標
識の各々を上記地図内に表示し得るように構成され、か
つ、その表示状態において、インターネットアクセスし
た情報端末装置20Cの標識情報が供給されると、該標
識情報は、ディスプレイ装置に供給され、ディスプレイ
装置の画面上に地図及び各標識が表示され得るように構
成されている。これらの構成を除くこの実施例における
各部の構成は、第1実施例と同一の構成であるので、そ
れら各部には第1実施例と同一の符号を付してその説明
を省略する。
【0067】次に、図10を参照して、この実施例の動
作について説明する。この実施例の加入者位置通報シス
テム10Cの稼動に先立って、情報端末装置20Cの位
置情報が情報端末装置20Cが収容されている交換局3
0の位置情報データベースサーバ36にコード形式で電
話番号対応に登録されることと、この登録と共に、位置
情報通報サービス登録フラグが交換局30の加入者情報
データベースサーバ34に電話番号対応に登録されるこ
とは、第1実施例と同様である。
【0068】その後に、情報端末装置20Cにおいて、
そのディスプレイ画面上の絵文字をマウスでクリックす
ると、情報端末装置20Cは加入者回線を介して交換局
30に接続され、その情報端末装置20Cの電話番号が
交換機サーバ32で認識され、加入者情報データベース
サーバ34へ転送される。加入者情報データベースサー
バ34は、転送されて来た電話番号で当該電話番号対応
に位置情報通報サービス登録フラグが登録されているか
否かを検索して登録の有無を判定する。
【0069】位置情報通報サービス登録フラグが登録さ
れているならば、加入者情報データベースサーバ34
は、位置情報データベースサーバ36にその電話番号を
転送する。位置情報データベースサーバ36は、電話番
号で電話番号対応の位置情報を検索して交換機サーバ3
2に返送する。交換機サーバ32は、位置情報をISP
端末装置40Cに送信する。
【0070】位置情報を受信したISP端末装置40C
は、その位置情報に基づいて地図情報記憶装置を検索し
て情報端末装置20Cの位置から所定距離範囲内の地図
情報を抽出し、かつ、情報端末装置20Cによるインタ
ーネットアクセスのときまで上記地図情報で表される地
図内に設置してあってインターネットアクセスした情報
端末装置の標識情報の各々を上記地図情報内に付加する
と共に、今インターネットアクセスした情報端末装置2
0Cの標識情報を上記地図情報内に付加してISP端末
装置40Cのディスプレイ装置に供給し、ディスプレイ
装置の画面上に地図及び各標識を表示する。かくして、
そのディスプレイ装置の画面上に表示されている地図の
中に、複数の情報端末装置の標識が、視覚的に視認可能
に表示される。
【0071】このように、この実施例の構成によれば、
情報端末装置が交換局、ISP端末装置を介してインタ
ーネットへの通信を開始するとき、交換局においてその
接続に際して認識された電話番号から情報端末装置の位
置情報を得て、その位置情報をISP端末装置に送信し
てISP端末装置において複数の情報端末装置の標識を
地図上に表示し得るから、ISP端末装置において情報
端末装置(加入者)の地域的な分布を視覚的に把握する
ことができる。この地域的な分布をマーケッテイングに
活用できる。また、ディスプレイ装置の画面上に表示さ
れている標識を見て、情報端末装置とアクセスポイント
との距離から情報端末装置の加入者に対してコスト的に
有利な最寄りのアクセスポイントを案内することができ
る。
【0072】以上、この発明の実施例を、図面を参照し
て詳述してきたが、この発明の具体的な構成は、これら
の実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸
脱しない範囲の設計の変更等があってもそれらはこの発
明に含まれる。例えば、緊急通報サービスの提供におい
て、緊急通報サービスの登録があるときのみ、緊急通報
先端末装置へ位置情報の提供を行う場合について説明し
たが、例えば、その登録なしに、警察署等への緊急通報
においては加入者電話番号(加入者IPアドレス)では
なく緊急通報先(警察署等)の電話番号(通報先IPア
ドレス)の認識を得たとき、加入者の位置情報を送信す
るようにしてもよい。また、位置情報と緊急通報サービ
ス登録フラグとを別々のサーバに登録する例を説明した
が、1つのサーバに登録するようにしてもよい。また、
第1実施例〜第3実施例において、緊急性の低い乃至な
い場合には、通報順に待ち行列にして記憶し、記憶され
た情報を適時に表示するようにしてもよい。さらには、
位置情報を視覚的表示に用いる構成のほか、他の地域的
な位置関係の把握に用いる構成にも本発明を適用し得
る。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、固定位置に設置された加入者装置で通信を開始
したとき、加入者装置の識別情報を通信網で認識し、か
つ、該識別情報に対応する固定位置の位置情報を通信網
から通報先に送信するようにしているから、緊急通報先
は加入者情報の管理をする必要がなく、結果として通報
先で最終的に必要な表示情報を得るまでの処理量を低減
し得る位置情報を通報先に対して提供するとができる。
したがって、加入者が増えれば増えるほど、通報先での
処理負担が軽減し、結果としてその構成を簡易化するこ
とができる。また、加入者の増大時には、位置情報の提
供を分散化して行うことができる。
【0074】上記位置情報を提供し得る通信事業者は、
その位置情報の提供を緊急通報サービスに活用する場合
には、その加入者から緊急通報サービス料金の収受によ
り収益の向上を図ることができる。この緊急通報サービ
スの提供により、通信事業者は、加入者獲得上優位に立
つことができ、この点からも事業収益の向上を図ること
ができる。また、緊急通報先では、緊急事態に対し迅速
な対応が取れる。緊急通報先が営利事業者である場合に
は、営利サービスに対する顧客の満足度の向上となり、
企業イメージが良くなり、顧客増、ひいては収益の向上
となる。また、位置情報の提供を受ける事業者におい
て、その位置情報を加入者の地域的な分布の把握等に活
用し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である加入者位置通報シ
ステムの電気的構成を示す図である。
【図2】同加入者位置通報システムによって提供される
サービスの形態を図解した図である。
【図3】緊急通報サービス契約リストの構成例を示す図
である。
【図4】緊急通報サービス登録フラグの登録例を示す図
である。
【図5】同加入者位置通報システムの処理フローチャー
トである。
【図6】公衆電話網内における住所情報及び位置情報の
管理を図解する図である。
【図7】この発明の第2実施例である加入者位置通報シ
ステムの電気的構成を示す図である。
【図8】同加入者位置通報システムの処理フローチャー
トである。
【図9】この発明の第3実施例である加入者位置通報シ
ステムの電気的構成を示す図である。
【図10】この発明の第4実施例である加入者位置通報
システムの電気的構成を示す図である。
【符号の説明】
10、10A、10B、10C 加入者位置通報シ
ステム 20 固定電話機(加入者装置) 20B、20C 情報端末装置(加入者装置) 30 交換局 30B ISP 32 交換機サーバ(認識手段、送信手段) 32B ゲートウェイ(認識手段、送信手段) 34、34B 加入者情報データベースサーバ(登
録手段、検索手段) 36、36B 位置情報データベースサーバ(登録
手段、検索手段) 40、40A 緊急通報先端末装置 40C ISP端末装置(通報先端末装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳瀬 和宏 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 5C087 AA03 AA09 AA10 AA19 BB12 BB14 BB20 BB74 DD03 DD14 DD23 DD24 EE06 FF01 FF03 FF17 FF19 FF23 GG12 GG18 GG21 GG23 GG70 GG83 5H180 AA12 BB05 EE08 FF03 FF22 FF32 FF35 5K024 AA71 CC10 CC11 DD04 FF04 GG01 5K101 KK14 LL01 NN18 NN21 PP03

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網に収容され、地上の固定位置に設
    置された加入者装置で通信を開始したとき、前記通信網
    において前記加入者装置に付与された識別情報を認識
    し、かつ、認識された該識別情報に基づいて前記識別情
    報に対応して予め登録されている前記固定位置の位置情
    報を検索し、 検索された前記位置情報を前記通信網に接続可能な予め
    決められた通報先端末装置に送信することを特徴とする
    加入者位置通報方法。
  2. 【請求項2】 前記加入者装置は前記通信網に接続され
    る固定電話機であり、前記識別情報は、前記通信網内の
    交換局で認識される前記固定電話機の電話番号であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の加入者位置通報方法。
  3. 【請求項3】 前記加入者装置はインターネットに加入
    している固定の情報端末装置であり、前記識別情報は、
    前記情報端末装置に予め割り振られ前記インターネット
    のISPで認識されるIPアドレスであることを特徴と
    する請求項1記載の加入者位置通報方法。
  4. 【請求項4】 前記通報先端末装置で受信された位置情
    報は、前記固定位置から予め決められた範囲内の地図情
    報に変換され、かつ、前記位置情報に対応する標識情報
    を前記地図情報内の前記固定位置に対応する情報位置に
    付加し、前記地図情報に基づいて地図を表示すると共に
    前記標識情報に基づいて前記地図内に前記加入者装置の
    標識を表示することを特徴とする請求項1、2又は3記
    載の加入者位置通報方法。
  5. 【請求項5】 前記通報先端末装置は車両であり、該車
    両で受信された位置情報は、該位置情報で決まる前記固
    定位置と前記車両の位置とに基づいて前記車両の位置か
    ら前記固定位置への前記車両の運行経路の決定に用いら
    れる情報であることを特徴とする請求項1、2又は3記
    載の加入者位置通報方法。
  6. 【請求項6】 前記通信は、前記加入者装置から所定の
    範囲内で発生した緊急事態の発生時に開始される通信で
    あり、前記固定情報の検索は、前記通信が緊急通報サー
    ビスの通信であるか否かの判定を行った結果に基づいて
    行われ、前記通報先端末装置は緊急通報先端末装置であ
    ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載
    の加入者位置通報方法。
  7. 【請求項7】 前記判定は、緊急通報サービス登録情報
    の有無で行うことを特徴とする請求項6記載の加入者位
    置通報方法。
  8. 【請求項8】 前記位置情報に加えて住所情報が前記識
    別情報対応に登録され、前記識別情報で検索された前記
    位置情報及び前記住所情報が前記緊急通報先端末装置へ
    送信され、前記緊急通報先端末装置において表示される
    前記地図内に前記標識と共に住所が表示されることを特
    徴とする請求項6又は7記載の加入者位置通報方法。
  9. 【請求項9】 通信網に収容され、地上の固定位置に設
    置された加入者装置で通信を開始したとき、前記加入者
    装置の前記固定位置の位置情報を前記通信網に接続可能
    な予め決められた通報先端末装置に通報する加入者位置
    通報システムであって、 前記加入者装置による通信開始時に、当該加入者装置に
    付与された識別情報を認識する認識手段と、 前記識別情報に対応して前記固定位置の位置情報を予め
    登録している登録手段と、 前記認識手段で認識された前記識別情報に基づいて前記
    登録手段を検索して該識別情報に対応する前記固定位置
    の位置情報を出力する検索手段と、 該検索手段で検索された前記位置情報を前記通報先端末
    装置に送信する送信手段とを前記通信網内に設けたこと
    を特徴とする加入者位置通報システム。
  10. 【請求項10】 前記認識手段、前記登録手段、前記検
    索手段及び前記送信手段は前記通信網内の交換局内に設
    けられることを特徴とする請求項9記載の加入者位置通
    報システム。
  11. 【請求項11】 前記認識手段、前記登録手段、前記検
    索手段及び前記送信手段は前記通信網内のISP内に設
    けられることを特徴とする請求項9記載の加入者位置通
    報システム。
  12. 【請求項12】 前記加入者装置は前記通信網に接続さ
    れる固定電話機であり、前記識別情報は、前記固定電話
    機を収容している交換局で認識される前記固定電話機の
    電話番号であることを特徴とする請求項9、10又は1
    1記載の加入者位置通報システム。
  13. 【請求項13】 前記加入者装置はインターネットに加
    入している固定の情報端末装置であり、前記識別情報
    は、前記情報端末装置に予め割り振られインターネット
    のISPで認識されるIPアドレスであることを特徴と
    する請求項9、10又は11記載の加入者位置通報シス
    テム。
  14. 【請求項14】 前記通報先端末装置は、ディスプレイ
    装置を有し、受信した前記位置情報を前記固定位置から
    予め決められた範囲内の地図情報に変換し、かつ、前記
    位置情報で決まる固定位置を表す標識情報を前記地図情
    報内の前記固定位置に対応する情報位置に付加して前記
    ディスプレイ装置に供給し、前記地図情報に基づいて前
    記ディスプレイ装置の画面上に地図を表示すると共に前
    記識別情報に基づいて前記地図内に前記加入者装置の標
    識を表示することを特徴とする請求項9乃至13のいず
    れか一に記載の加入者位置通報システム。
  15. 【請求項15】 前記通報先端末装置は、ディスプレイ
    装置を有し、今回受信した前記位置情報を前記固定位置
    から予め決められた範囲内の地図情報に変換し、かつ、
    前回までに前記範囲内の各加入者装置について受信した
    位置情報で決まる固定位置を表す標識情報と共に今回受
    信した位置情報で決まる固定位置を表す標識情報を前記
    地図情報内の前記各固定位置に対応する情報位置に付加
    して前記ディスプレイ装置に供給し、前記地図情報に基
    づいて前記ディスプレイ装置の画面上に地図を表示する
    と共に前記標識情報に基づいて前記地図内に前記各加入
    者装置の標識を表示することを特徴とする請求項9乃至
    13のいずれか一に記載の加入者位置通報システム。
  16. 【請求項16】 前記通報先端末装置は車両であり、該
    車両で受信された位置情報は、該位置情報で決まる前記
    固定位置と前記車両の位置とに基づいて前記車両の位置
    から前記固定位置への前記車両の運行経路の決定に用い
    られる情報であることを特徴とする請求項9乃至13の
    いずれか一に記載の加入者位置通報システム。
  17. 【請求項17】 前記通信は、前記加入者装置から所定
    の範囲内で発生した緊急事態の発生時に開始される通信
    であり、前記検索手段は、前記通信が緊急通報サービス
    の通信であるか否かの判定を行う判定手段を有し、前記
    検索手段による前記固定情報の検索は、前記判定手段の
    判定結果に基づいて行われ、前記通報先端末装置は緊急
    通報先端末装置であることを特徴とする請求項9乃至1
    6のいずれか一に記載の加入者位置通報システム。
  18. 【請求項18】 前記判定手段は、前記緊急通報サービ
    スの有無を登録する緊急通報サービス登録手段を有し、
    前記通信の開始時に前記緊急通報サービス登録手段を検
    索して開始された前記通信が前記緊急通報サービスの通
    信であるか否かを判定することを特徴とする請求項17
    記載の加入者位置通報システム。
  19. 【請求項19】 前記登録手段に前記位置情報に加えて
    住所情報が前記識別情報対応に登録され、前記検索手段
    により前記位置情報及び前記住所情報が検索され、前記
    送信手段から前記緊急通報先端末装置へ前記位置情報及
    び前記住所情報が送信され、前記緊急通報先端末装置に
    おいて表示される前記地図内に前記標識と共に住所が表
    示されることを特徴とする請求項17又は18記載の加
    入者位置通報システム。
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