JPH0890073A - 支柱上下可動式自動車修正機 - Google Patents

支柱上下可動式自動車修正機

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JPH0890073A
JPH0890073A JP25764394A JP25764394A JPH0890073A JP H0890073 A JPH0890073 A JP H0890073A JP 25764394 A JP25764394 A JP 25764394A JP 25764394 A JP25764394 A JP 25764394A JP H0890073 A JPH0890073 A JP H0890073A
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JP
Japan
Prior art keywords
pole
correcting machine
automobile
slide
bench
Prior art date
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Pending
Application number
JP25764394A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenjiro Fukutome
建二郎 福留
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Individual
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】手作業によって自動車修正機を正確な基準値を
持つベンチ台に着脱自在に取付けるようにした。 【構成】基準面の不正確な床面ではなく、基準面を正確
に設定できるベンチ台に事故車を設置して損傷部の凹部
を引出して修正を行う修正機において、ベンチ台に角パ
イプの柱からなる修正機を手作業で取外し取付できるよ
うにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の衝突や接触事
故によって生じた自動車車体の凹みや歪みなどの損傷部
を修正して元に戻す自動車車体の修正機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の衝突や接触事故によって
生じたへこみや歪みを修正する修正機は、架台に固定ポ
ールを設け、固定ポールに車体の凹みや歪み部分を引出
して修正する工具である牽引部材(プラー)を取付けた
ものや自動車を設置するベンチ台に牽引部材を直接取付
け、牽引部材に取付いた引張チェーンの先端のクランプ
を車体の損傷箇所に取付けて、牽引部材によってチェー
ンを引張って凹みや歪み部分を引出し車体を修正するよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の事故車の
修正機にあつては、工場や作業場に修正機を固定するた
めのレールや金具を床や柱に取付けて、このレールや金
具に修正機を固定していた。また、牽引部材に油圧装置
を用いて修正する修正機においては設置された油圧装置
の面積だけのスペースを必要とすることから設置場所が
限定されるし、狭い場所での取扱いは難しく作業性能が
悪いといった問題点があった。
【0004】しかも、従来のものは床面又は工場や作業
場の柱に修正機を取付けたために修正機の基準点が不正
確な床面や柱となり自動車の修正箇所までの高さが設置
位置によって変化するので、正確な高さをつかむことが
困難で、修正機の設置も複雑となり、最適な修正をする
ことが出来ないといった問題点をもっていた。
【0005】作業場の柱やベンチ台に直接、牽引部材を
取付けチェーンで引張る修正機では凹み部の引出し時点
でチェーン先端のクランプの掴みが外れた場合、引張力
の反動によってクランプやチェーンが飛び危険であると
いった問題点がある。
【0006】本発明は、移動や運搬、設置を容易にして
事故車の車体の損傷部を安全で正確に修正する修正機を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の支柱上下可動式自動車修正機は、架台に立
設した筒状の柱からなる固定ポールの筒内を上下に移動
するスライドポールを設けた自動車の車体の損傷を修正
する修正機において、固定ポールとスライドポールの所
望の位置に手作業によってピンを差込むことによって高
さを調整するピン孔をポールの縦列に複数個設け、固定
ポールとスライドポールの高さ調整の為のピン孔を併用
するかまたは単独に牽引部材を取付けるための孔を縦列
に複数個設け、固定ポールに引張力に耐えるための補強
部材を設け、架台に取付部材を設けて、該取付部材によ
って自動車を設置するベンチ台に着脱自在に、かつ、取
付角を変えて固定ポールを取付けられるようにした構成
からなる。
【0008】
【作用】上記のように構成されたベンチ台に修正機の架
台に設けた取付部材によって取付け、自動車の車体の損
傷部の凹みの最適引出し方向の作用線上にポールがくる
ように修正機の取付角を決めて固定する。次に自動車の
損傷位置の高さに合せてスライドポールを移動させピン
孔にピンを通して固定ポールにスライドポールを固定す
る。車体の損傷位置に合わせた固定ポールまたはスライ
ドポールのピン孔の位置に牽引部材を取付け、牽引部材
の先端を自動車の凹み部分を掴んで、予め測定した基準
面から復元位置までの長さを引出し、凹み部分を修正す
る。
【0009】プラーの先端にチェーンとクランプを取付
けて引出し作業をする修正機にあっては、クランプが車
体の凹み部分の掴みから外れると引張力の反動によって
チェーンとクランプは飛ばされるが、本発明の修正機で
は、ポールが防壁となって遠くに飛ばされることはな
い。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する
と、図1において、角パイプの架台2に角パイプの柱か
らなる固定ポール1を取付けた。該固定ポール1の内部
を上下にスライドする角パイプの柱からなるスライドポ
ール3を設けた。スライドポール3と固定ポール1には
スライドポール3を上下にスライドさせてポールの高さ
を調整するためのピン5を嵌込むピン孔4を設けた。固
定ポール1および架台2には引張り荷重に耐える構造と
する為の補強板体6を溶接によって取付けた。補強板体
6にはプラー15を取付けるための複数の取付孔7を縦に
並べて設けた。
【0011】修正機の架台2をベンチ台12に取付ける為
に、架台2に設けた取付部材として、架台2の端部に架
台の長手方向にシャフト8を取付けて、該シャフト8を
ベンチ台12上に取外し取付け自在に設置したクロスビー
ム13の修正機取付用孔に嵌入させるようにし、シャフト
8の元部の面に菊花状の凹凸を刻んだ鍔9を設けて、ベ
ンチ台12上のクロスビーム13の修正機取付用孔10の口の
面の鍔11の菊花状の凹凸と上記の鍔9の菊花状の凹凸と
を噛合せて固定することによって、固定ポール1の回転
を阻止し、かつ固定ポール1をベンチ台12に対して傾け
て取付けることによって、引出し作業を多方向から出来
るように構成した。なお、固定ポールとベンチ台との取
付角を変える手段として、鍔の周面にボルト孔を多数設
け、ボルト取付け孔を変えることによるものや鍔の外周
面を多角形状にしたり、山や溝を設けたりする等があ
る。
【0012】図2に示すように、修正機の固定ポール1
を担いで、ベンチ台12上のクロスビーム13の修正機取付
用孔10に合わせて架台2のシャフト8を入れ、車体の凹
部の最適な引出し方向に合せて固定ポール1のベンチ台
12に対する取付角14を決め、取付角14に応じて修正機側
鍔9の凹凸とクロスビーム側鍔11の凹凸を噛合わせて固
定する。固定ポール1にスライドポール3を取付け車体
の損傷部分の高さに合わせてポールの高さを設定し、固
定ポール1とスライドポール3のピン孔4を合せてピン
5を嵌入し固定する。
【0013】補強部材6のプラー取付孔7にプラー15を
取付けるか、又はピン孔4にプラーブラケットを係止
し、プラーブラケットにプラー15を取付け、プラー15の
先にクランプ17を持ったチェーン16を取付ける。ベンチ
台12に損傷した自動車を乗せ、ベンチ台15に基準線を設
定する。チェーン16の先端のクランプ17をベンチ台12に
乗せた自動車の修理箇所(損傷箇所)に取付けて、基準
線から損傷部の復元位置迄の長さをプラー15を操作して
チェーン16を引張り引出す。車種により基準面からの各
部の高さは異なるが、予め測定により決められているの
で、その位置まで引出せば正確に修正をすことができ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上記説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。正
確な基準を持つベンチ台と容易に一体化できるため、正
確な引出し(修正)作業が出来る。市販の資材を使って
制作しコンパクトな構造としたため、安価に製造するこ
とが出来、軽量で持ち運びや取扱いが容易で、作業場の
スペースをあまり取らない。引張力の作用線上にポール
があるため、車体の凹みの引出し作業中にクランプが外
れてもポールに当って、それ以上飛ばされないので安全
である。引出しを多方向から行うことができるので、適
切な引出しができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポールの斜視図である。
【図2】本発明の事故車の修正手段を示す要部斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 固定ポール 2 架台 3 スライドポール 4 ピン孔 5 ピン 6 補強部材 7 取付孔 8 シャフト 9 菊花状の凹凸を持つ修正機側鍔 10 修正機取付用孔 11 菊花状の凹凸を持つクロスビーム側鍔 12 ベンチ台 13 修正機取付用クロスビーム 14 取付角 15 プラー 16 チェーン 17 クランプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架台(2)に立設した筒状の柱からなる
    固定ポール(1)の筒内を上下に移動するスライドポー
    ル(3)を設けた自動車の車体の損傷を修正する修正機
    において、固定ポール(1)とスライドポール(3)に
    設けたピン孔(4)の位置を変えてピン(5)を差込む
    ことによって高さを調整する修正機の架台(2)に取付
    部材を設けて、該取付部材によって自動車を設置するベ
    ンチ台(12)に着脱自在に、かつ、取付角(14)を変え
    て固定ポール(1)を取付けられるようにしたことを特
    徴とする支柱上下可動式自動車修正機。
JP25764394A 1994-09-27 1994-09-27 支柱上下可動式自動車修正機 Pending JPH0890073A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25764394A JPH0890073A (ja) 1994-09-27 1994-09-27 支柱上下可動式自動車修正機

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JP25764394A JPH0890073A (ja) 1994-09-27 1994-09-27 支柱上下可動式自動車修正機

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Publication Number Publication Date
JPH0890073A true JPH0890073A (ja) 1996-04-09

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ID=17309098

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JP25764394A Pending JPH0890073A (ja) 1994-09-27 1994-09-27 支柱上下可動式自動車修正機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106714994A (zh) * 2014-11-20 2017-05-24 奥拉维·韦奈莱宁 矫直设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106714994A (zh) * 2014-11-20 2017-05-24 奥拉维·韦奈莱宁 矫直设备
CN106714994B (zh) * 2014-11-20 2019-11-19 奥拉维·韦奈莱宁 矫直设备
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