JPH0889828A - ミル用減速機及びこの減速機を備えたミル - Google Patents
ミル用減速機及びこの減速機を備えたミルInfo
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- JPH0889828A JPH0889828A JP6224772A JP22477294A JPH0889828A JP H0889828 A JPH0889828 A JP H0889828A JP 6224772 A JP6224772 A JP 6224772A JP 22477294 A JP22477294 A JP 22477294A JP H0889828 A JPH0889828 A JP H0889828A
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- sun gear
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02C—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
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- B02C15/006—Ring or disc drive gear arrangement
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Crushing And Grinding (AREA)
- Retarders (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Abstract
機を用いたミルを提供する。 【構成】太陽歯車10、遊星歯車14、内歯歯車及び前
記遊星歯車14を支持するキャリヤ13から構成する遊
星歯車装置、動力を入力する入力軸1、太陽歯車10が
固定される太陽歯車軸11と入力軸1との間にある中間
軸3、回転動力を出力する出力テ−ブル17、この出力
テ−ブル17を支持するスラスト軸受18及びこれら遊
星歯車装置及びスラスト軸受を内包するケ−ス9を備え
るミル用減速機において、スラスト軸受18にティルテ
ィングパッド形軸受を用い、このティルティングパッド
形軸受のスラスト支持部を球面状に形成し、この球面の
中心を前記ケ−ス9のスラスト力を受ける垂直部の内径
と外径との間に位置させる。
Description
粉砕するミル駆動用の減速機及びこの減速機を備えたミ
ルに関する。
用の減速機は、衝撃的な粉砕力が出力テ−ブルに加わ
り、その粉砕力をスラスト軸受を介し円筒ケ−スで受け
ている。しかし、スラスト軸受のスラスト支持部が円筒
ケ−スの内外径の中心に一致する構造となっていない。
また一致していたとしても、スラスト軸受のスラスト支
持部の全面で荷重を受ける構造となっていた。
業機械」(昭58.12)記載の「竪形粉砕機用減速
機」または特開平3−282045号公報記載のものが
あげられる。
ト支持部が円筒ケ−スのスラスト力を受ける垂直部の内
径と外径との間に位置していない場合、もしくはスラス
ト軸受のスラスト支持部の全面で荷重を受ける場合、円
筒ケ−スがモ−メント荷重を受けて変形し、したがって
ケ−スに直接形成されている内歯歯車も円筒ケ−スの変
形の影響を受けて歯当りが悪化し、また円筒ケ−スや減
速機全体に振動が伝わって騒音が増大することに対して
配慮がされていなかった。さらに、出力テ−ブルとキャ
リヤ及び太陽歯車軸と中間軸との間が剛体で結合されて
いるため、太陽歯車が自由に動けないことからくる歯当
りの悪化、動力の不等配による騒音の増大についても配
慮されていなかった。
悪化、動力の不等配及び振動・騒音の少ないミル用減速
機及びこの減速機を備えるミルを提供することにある。
遊星歯車、内歯歯車及び前記遊星歯車を支持するキャリ
ヤから構成する遊星歯車装置、動力を入力する入力軸、
前記太陽歯車が固定され太陽歯車を回転する太陽歯車
軸、この太陽歯車軸と前記入力軸との間にある中間軸、
回転動力を出力する出力テ−ブル、この出力テ−ブルを
支持するスラスト軸受及びこれら遊星歯車装置及びスラ
スト軸受を内包するケ−スを備えるミル用減速機におい
て、前記スラスト軸受にティルティングパッド形軸受を
用い、このティルティングパッド形軸受のスラスト支持
部を球面状に形成し、この球面の中心を前記ケ−スのス
ラスト力を受ける垂直部の内径と外径との間に位置させ
ること、によって達成される。
歯歯車及び前記遊星歯車を支持するキャリヤから構成す
る遊星歯車装置、動力を入力する入力軸、前記太陽歯車
が固定され太陽歯車を回転する太陽歯車軸、この太陽歯
車軸と前記入力軸との間にある中間軸、回転動力を出力
する出力テ−ブル、この出力テ−ブルを支持するスラス
ト軸受及びこれら遊星歯車装置及びスラスト軸受を内包
するケ−スを備えるミル用減速機において、前記スラス
ト軸受にティルティングパッド形軸受を用い、このティ
ルティングパッド形軸受のスラスト支持部を球面状に形
成し、この球面の中心を前記ケ−スのスラスト力を受け
る垂直部の内径と外径との間に位置させ、前記内歯歯車
をケ−スとは別体で構成して内歯歯車を前記ケ−スに固
定手段で固定すること、によって達成される。
内歯歯車及び前記遊星歯車を支持するキャリヤから構成
する遊星歯車装置、動力を入力する入力軸、前記太陽歯
車が固定され太陽歯車を回転する太陽歯車軸、この太陽
歯車軸と前記入力軸との間にある中間軸、回転動力を出
力する出力テ−ブル、この出力テ−ブルを支持するスラ
スト軸受及びこれら遊星歯車装置及びスラスト軸受を内
包するケ−スを備えるミル用減速機において、前記スラ
スト軸受にティルティングパッド形軸受を用い、このテ
ィルティングパッド形軸受のスラスト支持部を球面状に
形成し、この球面の中心を前記ケ−スのスラスト力を受
ける垂直部の内径と外径との間に位置させ、前記太陽歯
車軸の下端面を球面状に形成し、この太陽歯車軸の下端
と前記中間軸とをスプラインで結合すること、によって
達成される。
被粉砕物をさらに粉砕して微粒にするミルにおいて、太
陽歯車、遊星歯車、内歯歯車及び前記遊星歯車を支持す
るキャリヤから構成する遊星歯車装置と、動力を入力す
る入力軸と、前記太陽歯車が固定され太陽歯車を回転す
る太陽歯車軸と、この太陽歯車軸と前記入力軸との間に
ある中間軸と、回転動力を出力する出力テ−ブルと、こ
の出力テ−ブルを支持するスラスト軸受及び前記遊星歯
車装置及びスラスト軸受を内包するケ−スと、前記スラ
スト軸受としてティルティングパッド形軸受を用い、こ
のティルティングパッド形軸受のスラスト支持部を球面
状に形成し、この球面の中心を前記ケ−スのスラスト力
を受ける垂直部の上方に位置させる減速機を備えるこ
と、によって達成される。
をケ−スの垂直部の内径と外径の中心に一致させている
ため、出力テ−ブルに加わる衝撃的な粉砕力を前記ケ−
スのスラスト力を受ける垂直部のみで受けることがで
き、ケ−スに曲げモ−メントが加わらないのでケ−スの
変形による歯当りの悪化、動力の不等配がなくなり、こ
の結果、減速機の振動・騒音が低減する。
段で内歯歯車をケ−スに固定しているので内歯歯車がス
ラスト荷重を受けることがなく、歯当りが悪化すること
がない。さらに、内歯歯車に振動が伝わりにくい。この
結果、減速機の振動・騒音が低減する。
の間をスプラインで結合しているので太陽歯車軸が自由
に動け、この結果、3個の遊星歯車の荷重等配がしやす
くなり、減速機の振動・騒音が低減する。
により説明する。
用減速機に適用したもので、減速機は2段減速機であ
る。入力軸1の先端にはベベルピニオン2が固定され、
中間軸3にはベベルギヤ4が固定されている。ベベルピ
ニオン2とベベルギヤ4とは噛み合い、入力軸1の回転
が減速されて中間軸3に伝達される。入力軸1は軸受
5、軸受6を介して円筒ケ−ス9に支持され、中間軸3
は軸受7、軸受8を介して円筒ケ−ス9に支持されてい
る。詳細は図2に示すように、中間軸3は太陽歯車10
が固定され太陽歯車10を回転する太陽歯車軸11とカ
ップリング12によってスプライン結合しており、ま
た、太陽歯車軸11の下端面は球面状に形成されてい
る。太陽歯車10はキャリヤ13に支持された3個の遊
星歯車14と噛み合っており、遊星歯車14は円筒ケ−
ス9にピン15で複数個所で固定された内歯歯車16と
噛み合っている。キャリヤ13は出力テ−ブル17とス
プライン結合しており、出力テ−ブル17はティルティ
ングパッド形のスラスト軸受18を介し円筒ケ−ス9に
支持されている。またキャリヤ13は3個の遊星歯車1
4を支持し、これら太陽歯車軸11と3個の遊星歯車1
4及び内歯歯車16で遊星歯車装置を構成している。ス
ラスト軸受18の支持部は、詳細を図3に示すように、
下端面は球面状をしており、球面の中心は円筒ケ−ス9
のスラスト力を受ける垂直部の内径と外径との間に位置
させるが、好ましくは内径と外径との中心に一致させ
る。
グ(図示せず)を介し入力軸1に伝わり、その回転がベ
ベルピニオン2からベベルギヤ4に伝わって中間軸3を
回転させる。このとき、入力軸1の回転は減速され、中
間軸3に伝わる。中間軸3の回転はカップリング12を
介し太陽歯車軸11に伝わり、太陽歯車軸11の回転は
太陽歯車10からキャリヤ13に片持支持された3個の
遊星歯車14に伝わってさらに減速される。その結果、
キャリヤ13とスプライン結合している出力テ−ブル1
7が低速で回転駆動される。出力テ−ブル17の上には
この出力テ−ブル17に接しもしくはわずかに間隙を形
成して回転自在に支持されたセラミックのような材料で
形成されたタイヤがあり(図示せず)、出力テ−ブル1
7とタイヤとの間に粗い石炭粒が入り込むように外部か
ら供給され、粗い石炭粒はタイヤの圧力によって粉砕さ
れる。
砕力が出力テ−ブル17に加わるため、本実施例ではテ
ィルティングパッド形のスラスト軸受18を介し円筒ケ
−ス9で受けている。スラスト軸受18のスラスト支持
部は円筒ケ−ス9の内径と外径との間に位置する構造に
しているので、円筒ケ−ス9がモ−メント荷重を受け
ず、したがって円筒ケ−ス9は変形することがない。円
筒ケ−ス9が変形しないので遊星歯車装置の歯車の歯当
り悪化が生じることもない。また、円筒ケ−ス9と内歯
歯車16とは別体で構成されているので内歯歯車16が
スラスト荷重を受けることがなく、歯当りが悪化するこ
とはない。また、ミルからの振動が内歯歯車16及びキ
ャリヤ13もしくは遊星歯車14に伝わりにくいので装
置全体の振動・騒音を小さくできる。さらに、太陽歯車
軸11が自由に動けるので3個の遊星歯車14の荷重を
等配(等しく配分)にできる。
の変形による歯当りの悪化がもたらす遊星歯車の荷重不
等配がなくなり、減速機の振動・騒音を低減できる。
4を用いて説明する。
として円筒ころがり軸受19を用いた点及び円筒ケ−ス
9を上ケ−ス9B、下ケ−ス9Aに分割した点である。
円筒ころがり軸受19の固定輪は上ケ−ス9Bに載置さ
れており、円筒ころがり軸受19の固定輪の中心は下ケ
−ス9Aの内径と外径の間に位置し(好ましくは一
致)、かつ固定輪が前記上ケ−ス9Bに接する幅を前記
上ケ−ス9Bの垂直部の厚さに等しく、上ケ−ス9Bに
曲げモ−メントがかからないように配慮されている。
いたことにより、軸受の管理が油温管理のみでよく、す
べり軸受に比べてメインテナンスフリ−に近いことであ
る。また、回転数にかかわらずスラスト負荷能力が大き
く、起動時にもスラスト荷重の大きいミルにも適する。
動時にスラスト荷重のかかるタイプのミルでは片当りに
よるかじりが発生して、静油圧による起動時、リフトア
ップ機構を必要とするすべり軸受に比較して、シンプル
な潤滑装置にできる。
5及び図6(図5のA−A断面)を用いて説明する。
としてテ−パランドスラスト軸受20を用いた点にあ
る。詳細には図6に示すように、テ−パランドスラスト
軸受20の底面を円柱状に形成し、このテ−パランドス
ラスト軸受20を前記円柱より径の大きいサポ−トピン
21で受けている。また円柱の中心を前記ケ−ス19の
垂直部の内径と外径の間に位置させる。テ−パランドス
ラスト軸受20の上面にテ−パがついているためテ−パ
面でくさび効果が得られ、軸受20を傾ける必要がな
く、このため底面には平坦面で形成する円柱を設けるだ
けでよい。
容易である。
を石炭ミルに用いた実施例の縦断面図である。
向上させるため、石炭を微分炭に粉砕する装置であり、
原炭を投入する原炭入口31、微分炭を取出す微分炭出
口32、減速機の出力テ−ブル17に取付けられたヨ−
ク33、複数個の回転自在なロ−ラタイヤ34及びミル
ハウジング35から構成されている。
ク33とロ−ラタイヤ34との間で粉砕され、微分状に
なった石炭は微分炭出口32から取出され、ボイラ−
(図示せず)へ供給される。
ク33を介して全て減速機よって受ける必要があるが、
ティルティングパッド形軸受スラスト軸受18のスラス
ト支持部に形成した球面状の中心が円筒ケ−ス9の垂直
部の内径と外径との間に位置しているので、円筒ケ−ス
9に曲げモ−メントが発生しない。したがって、円筒ケ
−ス9の変形による歯当りの悪化、動力の不等配がなく
なり、この結果、減速機の振動・騒音が低減する。
ないので変形せず、このため遊星歯車装置の歯当りが悪
化せず、減速機の振動・騒音を低減できる。
ているので内歯歯車がスラスト荷重を受けることがな
く、歯当りが悪化することがないので減速機の振動・騒
音を低減できる。
個の遊星歯車の荷重等配がしやすく、その結果、ケ−ス
の変形、遊星歯車の荷重不等配がなくなって減速機の振
動・騒音を低減できる。
る。
図である。
た実施例の縦断面図である。
Claims (13)
- 【請求項1】太陽歯車、遊星歯車、内歯歯車及び前記遊
星歯車を支持するキャリヤから構成する遊星歯車装置、
動力を入力する入力軸、前記太陽歯車が固定され太陽歯
車を回転する太陽歯車軸、この太陽歯車軸と前記入力軸
との間にある中間軸、回転動力を出力する出力テ−ブ
ル、この出力テ−ブルを支持するスラスト軸受及び前記
遊星歯車装置及びスラスト軸受を内包するケ−スを備え
るミル用減速機において、前記スラスト軸受にティルテ
ィングパッド形軸受を用い、このティルティングパッド
形軸受のスラスト支持部を球面状に形成し、この球面の
中心を前記ケ−スのスラスト力を受ける垂直部の内径と
外径との間に位置させることを特徴とするミル用減速
機。 - 【請求項2】請求項1記載のミル用減速機において、前
記ティルティングパッド形軸受のスラスト支持部を球面
状に形成し、この球面の中心を前記ケ−スのスラスト力
を受ける垂直部の内径と外径との間の中心に一致させる
ことを特徴とするミル用減速機。 - 【請求項3】太陽歯車、遊星歯車、内歯歯車及び前記遊
星歯車を支持するキャリヤから構成する遊星歯車装置、
動力を入力する入力軸、前記太陽歯車が固定され太陽歯
車を回転する太陽歯車軸、この太陽歯車軸と前記入力軸
との間にある中間軸、回転動力を出力する出力テ−ブ
ル、この出力テ−ブルを支持するスラスト軸受及び前記
遊星歯車装置及びスラスト軸受を内包するケ−スを備え
るミル用減速機において、前記スラスト軸受にティルテ
ィングパッド形軸受を用い、このティルティングパッド
形軸受のスラスト支持部を球面状に形成し、この球面の
中心を前記ケ−スのスラスト力を受ける垂直部の内径と
外径との間に位置させ、前記内歯歯車をケ−スとは別体
で構成して内歯歯車を前記ケ−スに固定手段で固定する
ことを特徴とするミル用減速機。 - 【請求項4】請求項3記載のミル用減速機において、内
歯歯車をケ−スに固定する手段はピンで結合することを
特徴とするミル用減速機。 - 【請求項5】太陽歯車、遊星歯車、内歯歯車及び前記遊
星歯車を支持するキャリヤから構成する遊星歯車装置、
動力を入力する入力軸、前記太陽歯車が固定され太陽歯
車を回転する太陽歯車軸、この太陽歯車軸と前記入力軸
との間にある中間軸、回転動力を出力する出力テ−ブ
ル、この出力テ−ブルを支持するスラスト軸受及び前記
遊星歯車装置及びスラスト軸受を内包するケ−スを備え
るミル用減速機において、前記スラスト軸受にティルテ
ィングパッド形軸受を用い、このティルティングパッド
形軸受のスラスト支持部を球面状に形成し、この球面の
中心を前記ケ−スのスラスト力を受ける垂直部の内径と
外径との間に位置させ、前記出力テ−ブルとキャリヤと
をスプラインで結合することを特徴とするミル用減速
機。 - 【請求項6】太陽歯車、遊星歯車、内歯歯車及び前記遊
星歯車を支持するキャリヤから構成する遊星歯車装置、
動力を入力する入力軸、前記太陽歯車が固定され太陽歯
車を回転する太陽歯車軸、この太陽歯車軸と前記入力軸
との間にある中間軸、回転動力を出力する出力テ−ブ
ル、この出力テ−ブルを支持するスラスト軸受及び前記
遊星歯車装置及びスラスト軸受を内包するケ−スを備え
るミル用減速機において、前記スラスト軸受にティルテ
ィングパッド形軸受を用い、このティルティングパッド
形軸受のスラスト支持部を球面状に形成し、この球面の
中心を前記ケ−スのスラスト力を受ける垂直部の内径と
外径との間に位置させ、前記太陽歯車軸の下端面を球面
状に形成し、この太陽歯車軸の下端と前記中間軸とをス
プラインで結合することを特徴とするミル用減速機。 - 【請求項7】太陽歯車、遊星歯車、内歯歯車及び前記遊
星歯車を支持するキャリヤから構成する遊星歯車装置、
動力を入力する入力軸、前記太陽歯車が固定され太陽歯
車を回転する太陽歯車軸、この太陽歯車軸と前記入力軸
との間にある中間軸、回転動力を出力する出力テ−ブ
ル、この出力テ−ブルを支持するスラスト軸受及び前記
遊星歯車装置及びスラスト軸受を内包するケ−スを備え
るミル用減速機において、前記スラスト軸受にころがり
軸受を用い、このころがり軸受の固定輪のスラスト支持
部の中心を前記ケ−スのスラスト力を受ける垂直部の内
径と外径との間に位置させるとともに、固定輪の前記ケ
−スに接する幅を前記ケ−スの垂直部の厚さに等しくす
ることを特徴とするミル用減速機。 - 【請求項8】太陽歯車、遊星歯車、内歯歯車及び前記遊
星歯車を支持するキャリヤから構成する遊星歯車装置、
動力を入力する入力軸、前記太陽歯車が固定され太陽歯
車を回転する太陽歯車軸、この太陽歯車軸と前記入力軸
との間にある中間軸、回転動力を出力する出力テ−ブ
ル、この出力テ−ブルを支持するスラスト軸受及び前記
遊星歯車装置及びスラスト軸受を内包するケ−スを備え
るミル用減速機において、前記ケ−スを上ケ−ス、下ケ
−スに分割して形成し、前記スラスト軸受にころがり軸
受を用い、このころがり軸受の固定輪のスラスト支持部
の中心を前記下ケ−スのスラスト力を受ける垂直部の内
径と外径との間に位置させるとともに、固定輪が前記上
ケ−スに接する幅を前記上ケ−スの垂直部の厚さに等し
くすることを特徴とするミル用減速機。 - 【請求項9】太陽歯車、遊星歯車、内歯歯車及び前記遊
星歯車を支持するキャリヤから構成する遊星歯車装置、
動力を入力する入力軸、前記太陽歯車が固定され太陽歯
車を回転する太陽歯車軸、この太陽歯車軸と前記入力軸
との間にある中間軸、回転動力を出力する出力テ−ブ
ル、この出力テ−ブルを支持するスラスト軸受及び前記
遊星歯車装置及びスラスト軸受を内包するケ−スを備え
るミル用減速機において、前記スラスト軸受にティルテ
ィングパッド形軸受を用い、このティルティングパッド
形軸受のスラスト支持部を球面状に形成し、この球面の
中心を前記ケ−スのスラスト力を受ける垂直部の内径と
外径の間に位置させ、前記内歯歯車をケ−スとは別体で
構成して内歯歯車を前記ケ−スに固定手段で固定して前
記出力テ−ブルとキャリヤとをスプラインで結合し、前
記太陽歯車軸の下端面を球面状に形成し、この太陽歯車
軸の下端と前記中間軸とをスプラインで結合することを
特徴とするミル用減速機。 - 【請求項10】太陽歯車、遊星歯車、内歯歯車及び前記
遊星歯車を支持するキャリヤから構成する遊星歯車装
置、動力を入力する入力軸、前記太陽歯車が固定され太
陽歯車を回転する太陽歯車軸、この太陽歯車軸と前記入
力軸との間にある中間軸、回転動力を出力する出力テ−
ブル、この出力テ−ブルを支持するスラスト軸受及び前
記遊星歯車装置及びスラスト軸受を内包するケ−スを備
えるミル用減速機において、前記スラスト軸受にティル
ティングパッド形軸受を用い、このティルティングパッ
ド形軸受のスラスト支持部を円柱に形成し、この円柱の
中心を前記ケ−スのスラスト力を受ける垂直部の内径と
外径の間に位置させることを特徴とするミル用減速機。 - 【請求項11】請求項10記載のミル用減速機におい
て、円柱の中心を前記ケ−スのスラスト力を受ける垂直
部の内径と外径との間の中心に一致させることを特徴と
するミル用減速機。 - 【請求項12】太陽歯車、遊星歯車、内歯歯車及び前記
遊星歯車を支持するキャリヤから構成する遊星歯車装
置、動力を入力する入力軸、前記太陽歯車が固定され太
陽歯車を回転する太陽歯車軸、この太陽歯車軸と前記入
力軸との間にある中間軸、回転動力を出力する出力テ−
ブル、この出力テ−ブルを支持するスラスト軸受及び前
記遊星歯車装置及びスラスト軸受を内包するケ−スを備
えるミル用減速機において、前記スラスト軸受にティル
ティングパッド形軸受を用い、このティルティングパッ
ド形軸受のスラスト支持部を球面状に形成し、この球面
の中心を前記ケ−スのスラスト力を受ける垂直部の上方
に位置させることを特徴とするミル用減速機 - 【請求項13】減速機を備え、粗粒の被粉砕物をさらに
粉砕して微粒にするミルにおいて、太陽歯車、遊星歯
車、内歯歯車及び前記遊星歯車を支持するキャリヤから
構成する遊星歯車装置と、動力を入力する入力軸と、前
記太陽歯車が固定され太陽歯車を回転する太陽歯車軸
と、この太陽歯車軸と前記入力軸との間にある中間軸
と、回転動力を出力する出力テ−ブルと、この出力テ−
ブルを支持するスラスト軸受及び前記遊星歯車装置及び
スラスト軸受を内包するケ−スと、前記スラスト軸受と
してティルティングパッド形軸受を用い、このティルテ
ィングパッド形軸受のスラスト支持部を球面状に形成
し、この球面の中心を前記ケ−スのスラスト力を受ける
垂直部の上方に位置させる減速機を備えたことを特徴と
するミル。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP22477294A JP3309585B2 (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | ミル用減速機及びこの減速機を備えたミル |
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JP22477294A Expired - Lifetime JP3309585B2 (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | ミル用減速機及びこの減速機を備えたミル |
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