JPH088904A - 通信制御装置及びその交換処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多チャネル通信に対して効率的にタイムスロ
ットを割り当てし得る通信制御装置及びその交換処理方
法を提供する。 【構成】 交換処理部のサービス処理手段側のデータハ
イウェイ１５は、回線インタフェース手段としてのＩＳ
ＤＮ回線群からのデータの分離多重化を行うサービス処
理部の２倍の数のスロットを具備している。１チャネル
通信または２チャネル通信を行う場合、サービス処理部
側のデータハイウェイ１５のタイムスロットを、各サー
ビス処理部に対して２チャネルずつ固定的に割り当てて
おり、１チャネル通信の場合はその一方のみを使用し、
２チャネル通信の場合はその両方を使用する。６チャネ
ル通信を行う場合、３ブロックのサービス処理部に割り
当てられている６タイムスロットを、その中の１ブロッ
クのサービス処理部に対して割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、通信制御装置に関し、
特に同時に複数の種類の多チャネル通信を提供する通信
制御装置及びその交換処理方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、同時に複数の種類の多チャネル通
信を提供する通信制御装置が知られている。図３に示す
ように、この通信制御装置９は、ＩＳＤＮ回線群８を介
してＩＳＤＮ公衆網７に接続されている。ＩＳＤＮ公衆
網７には、ＩＳＤＮ回線４〜６を介して本システムのサ
ービスを利用する端末機１〜３がそれぞれ接続されてい
る。通信制御装置９は、音声／画像等のデータを交換す
る交換処理部１０と、音声／画像等のデータの分離多重
化を行う複数のサービス処理部１１〜１３とを具備して
おり、交換処理部１０は、端末機１〜３との間で呼制御
メッセージの送受信を行い、要求された通信モードに応
じてサービス処理部１１〜１３と端末機１〜３とをそれ
ぞれ接続する通信路を設定するように構成されている。

【０００３】次に、サービス処理部１１〜１３が１チャ
ネル通信のみを提供する場合の交換処理部１０内部のデ
ータハイウェイのタイムスロットの割り当て方を図４を
用いて説明する。

【０００４】交換処理部１０は、ＩＳＤＮ回線側のデー
タ伝送を行うデータハイウェイ１４と、サービス処理部
側のデータ伝送を行うデータハイウェイ１５と、時空間
スイッチ１６と、時空間スイッチ１６の制御を行うスイ
ッチ制御部１７とにより構成されている。ＩＳＤＮ回線
側のデータハイウェイ１４の各タイムスロットは、それ
ぞれＩＳＤＮ回線のＢチャネルに対応して固定的に割り
当てられる。各サービス処理部１１〜１３は、１チャネ
ルでしかデータ通信を行わないため、サービス処理部側
のデータハイウェイ１５の各タイムスロットは各サービ
ス処理部に対してそれぞれ一つずつ固定的に割り当てら
れる。従って、サービス処理部側のデータ伝送を行うデ
ータハイウェイ１５のタイムスロット数はサービス処理
部の数と等しくなる。

【０００５】スイッチ制御部１７により、端末機からサ
ービス接続要求を受けると、呼設定メッセージによりそ
の端末機が接続されたＩＳＤＮ回線のＢチャネル及びＩ
ＳＤＮ回線側のデータハイウェイ１４でのタイムスロッ
ト番号が判定される。そして、空いているサービス処理
部と、そのサービス処理部に割り当てられているデータ
ハイウェイ１５のタイムスロット番号とが取得され、時
空間スイッチ１６に対してデータハイウェイ１４〜１５
間のデータ交換が指示される。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】上記のように、サービ
ス処理部が１チャネル通信のみを提供する場合は、サー
ビス処理部側のデータ伝送を行うデータハイウェイのタ
イムスロット数はサービス処理側の数と等しくすること
によりデータ交換が可能であるが、サービス処理部が、
１チャネル（Ｂ）、２チャネル（Ｂ×２）及び６チャネ
ル（Ｈ０）のサービスを同時に提供する場合には、各サ
ービスが混在した場合を考慮する必要がある。

【０００７】そこで、この課題を解消するために、図５
に示すように、各サービス処理部に対してそれぞれ六つ
ずつタイムスロットを割り当てることにより各サービス
が混在した場合に対応する通信制御装置が提案されてい
る。この通信制御装置では、１チャネル、２チャネル及
び６チャネル通信に対して重なることなくタイムスロッ
トを割り当てることができるが、データハイウェイは６
倍の速度が必要となり、ハードウェアの設計が困難にな
る。更に、２チャネル通信の割合が多い場合は、タイム
スロットの空きが多くなり、タイムスロットの効率的な
利用を図れない。

【０００８】また、図６に示すように、サービス処理部
に対してデータハイウェイのタイムスイッチを１対１で
割り当てておき、必要な時に必要なサービス処理部が他
のサービス処理部に割り当てられているタイムスロット
を使用するというシステムも考えられる。しかしなが
ら、このシステムでは、２チャネル通信の着信の場合、
１チャネル毎に別々の呼として着信し、それぞれの呼の
発信者が同じであると判断された後、二つの呼を関連付
けて２チャネル通信のサービスを提供するため、１番目
の呼を着信した時点では１チャネル通信か２チャネル通
信かを区別することができず、図７（ａ）に示すよう
に、１チャネル通信を要求する呼が着信しているとき
に、タイムスロット番号＃０上の呼に関連した２チャネ
ル目の呼を着信した場合、タイムスロット番号＃１は既
に使用中であるため、割り当てることができず、図７
（ｂ）に示すように、他のタイムスロットを割り当てる
ことになり、サービス処理部に対して固定的にタイムス
ロットを割り当てることができない。

【０００９】本発明は、上記のような課題を解消するた
めになされたもので、複数の種類の多チャネル通信に対
して効率的にタイムスロットを割り当てし得る通信制御
装置及びその交換処理方法を提供することを目的とす
る。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、前述の
目的は、複数のＩＳＤＮ公衆回線を収容する複数の回線
インタフェース手段と、音声／画像等のデータを交換す
る交換処理手段と、音声／画像等のデータの分離多重化
を行う複数のサービス処理手段とにより構成され、同時
に１チャネル、２チャネル及び６チャネルの通信を提供
する通信制御装置であって、前記交換処理手段に、前記
ＩＳＤＮ公衆回線からのデータとサービス処理手段から
のデータとを交換するための、前記サービス処理手段の
２倍の数のタイムスロットを有するサービス処理手段側
のデータハイウェイを具備する請求項１の通信制御装置
によって達成される。

【００１１】本発明によれば、前述の目的は、前記タイ
ムスロットを、各サービス処理手段に対して２チャネル
ずつ固定的に割り当て、１チャネル通信及び２チャネル
通信を要求された場合は各サービス処理手段に割り当て
られたタイムスロットを使用し、６チャネル通信を要求
された場合は三つのサービス処理手段に割り当てられた
タイムスロットを一つのサービス処理手段が使用するよ
う構成されている請求項２の通信制御装置によって達成
される。

【００１２】本発明によれば、前述の目的は、通信制御
装置内のサービス処理手段側のデータハイウェイのタイ
ムスロットを、各サービス処理手段に対して２チャネル
ずつ固定的に割り当て、１チャネル通信及び２チャネル
通信を要求された場合は各サービス処理手段に割り当て
られたタイムスロットを使用し、６チャネル通信を要求
された場合は三つのサービス処理手段に割り当てられた
タイムスロットを一つのサービス処理手段が使用してサ
ービスの提供を行う請求項３の通信制御装置の交換処理
方法によって達成される。

【００１３】

【作用】請求項１の通信制御装置においては、サービス
処理手段側のデータハイウェイのタイムスロットが、各
サービス処理手段に対して２倍の数のタイムスロットを
有しているので、いつでも２チャネル目の着信を受ける
ことができ、２チャネル通信の場合にもサービス処理手
段に対して固定的にタイムスロットを割り当てることが
できる。請求項２の通信制御装置においては、全て１チ
ャネル通信の場合は、全てのサービス処理手段に対して
サービス処理手段側のデータハイウェイのタイムスロッ
トが一つおきに一つずつ割り当てられる。全て２チャネ
ル通信の場合は、全てのサービス処理手段に対してサー
ビス処理手段側のデータハイウェイのタイムスロットが
二つずつ割り当てられる。全て６チャネル通信の場合
は、３分の１のサービス処理手段に対してサービス処理
手段側のデータハイウェイのタイムスロットが六つずつ
割り当てられる。また、同時に複数の種類の多チャネル
通信が要求された場合には、１チャネル通信及び２チャ
ネル通信は各サービス処理手段に割り当てられたタイム
スロットを使用し、６チャネル通信は三つのサービス処
理手段に割り当てられたタイムスロットを一つのサービ
ス処理手段が使用する。これにより、２チャネル通信の
着信が１チャネルずつ分かれて行われる場合においても
１チャネル目に割り当てたタイムスロットの次のタイム
スロットを他のサービス処理手段に対して割り当てるこ
とがなく、いつでも２チャネル目の着信を受けることが
できる。さらに、複数の種類の多チャネル通信が同時に
要求された場合にも、タイムスロットの空きが多くなる
ことがなく、タイムスロットの効率的な利用を図ること
ができる。また、６チャネル通信に対するハードウェア
の構成も、データハイウェイの速度及びタイムスロット
数において比較的簡単にすることができる。

【００１４】請求項３の通信制御装置の交換処理方法に
おいては、全て１チャネル通信の場合は、全てのサービ
ス処理手段に対してサービス処理手段側のデータハイウ
ェイのタイムスロットを一つおきに一つずつ割り当て
る。全て２チャネル通信の場合は、全てのサービス処理
手段に対してサービス処理手段側のデータハイウェイの
タイムスロットを二つずつ割り当てる。全て６チャネル
通信の場合は、３分の１のサービス処理手段に対してサ
ービス処理手段側のデータハイウェイのタイムスロット
を六つずつ割り当てる。また、同時に複数の種類の多チ
ャネル通信が要求された場合には、１チャネル通信及び
２チャネル通信は各サービス処理手段に割り当てられた
タイムスロットを使用し、６チャネル通信は三つのサー
ビス処理手段に割り当てられたタイムスロットを一つの
サービス処理手段が使用してサービスの提供を行う。こ
れにより、２チャネル通信の着信が１チャネルずつ分か
れて行われる場合においても１チャネル目に割り当てた
タイムスロットの次のタイムスロットを他のサービス処
理手段に対して割り当てることがなく、いつでも２チャ
ネル目の着信を受けることができ、サービス処理手段に
対して固定的にタイムスロットを割り当てることができ
る。さらに、複数の種類の多チャネル通信が同時に要求
された場合にも、タイムスロットの空きが多くなること
がなく、タイムスロットの効率的な利用を図ることがで
きる。また、６チャネル通信に対するハードウェアの構
成も、データハイウェイの速度及びタイムスロット数に
おいて比較的簡単にすることができる。

【００１５】

【実施例】以下、本発明の第１の実施例を図を参照しな
がら説明する。なお、本発明が適用される通信制御装置
の基本構成は、前述した図３と同様であるので同一構成
部分の説明を省略する。

【００１６】交換処理部１０のサービス処理手段側のデ
ータハイウェイは、図１ａに示すように、回線インタフ
ェース手段としてのＩＳＤＮ回線群８からのデータとサ
ービス処理部１１〜１３からのデータとを交換するサー
ビス処理部１１〜１３の２倍の数のタイムスロットを具
備している。

【００１７】次に、本実施例の通信制御装置の交換処理
方法について説明する。

【００１８】１チャネル（Ｂ）通信または６チャネル
（Ｈ０）通信を要求する端末機１〜３のそれぞれは、呼
設定要求メッセージのチャネル識別子にそれぞれＢまた
はＨ０を設定し、着番号識別子にＩＳＤＮ回線群８の代
表番号を設定し、ＩＳＤＮ公衆網７に対して１チャネル
目の呼の設定を要求する。ＩＳＤＮ公衆網７は、チャネ
ル識別子にＢまたはＨ０を設定した呼設定要求メッセー
ジを通信制御装置９に送信する。通信制御装置９内の交
換処理手段としての交換処理部１０で呼設定メッセージ
を解析し、空いているサービス処理手段としてのサービ
ス処理部１１〜１３とＩＳＤＮ回線間を指定されたチャ
ネル数で交換接続を行う。

【００１９】２チャネル（Ｂ×２）通信を要求する端末
機１〜３のそれぞれは、まず最初に呼設定要求メッセー
ジのチャネル識別子にＢを設定し、着番号識別子にＩＳ
ＤＮ回線群８の代表番号を設定し、ＩＳＤＮ公衆網７に
対して１チャネル目の呼の設定を要求する。ＩＳＤＮ公
衆網７は、チャネル識別子にＢを設定した呼設定要求メ
ッセージを通信制御装置９に送信する。通信制御装置９
内の交換処理部１０で呼設定メッセージを解析し、空い
ているサービス処理部１１〜１３とＩＳＤＮ回線間で１
チャネル分の交換接続を行う。１チャネル目の通信中に
２チャネル通信を要求して受け入れられると、端末機は
呼設定要求メッセージのチャネル識別子にＢを設定する
と共に、着番号識別子にＩＳＤＮ回線群８の代表番号を
設定し、ＩＳＤＮ公衆網７に対して２チャネル目の呼の
設定を要求する。ＩＳＤＮ公衆網７は、チャネル識別子
にＢを設定した呼設定要求メッセージを通信制御装置９
に送信する。通信制御装置９内の交換処理部１０で呼設
定メッセージを解析し、１チャネル目を接続したサービ
ス処理部とＩＳＤＮ回線間で２チャネル分の交換接続を
行う。

【００２０】次に、データハイウェイの各サービスに対
するタイムスロットの割り当てを図２ａ〜図２ｄを参照
しながら説明する。

【００２１】ＩＳＤＮ回線側のデータハイウェイのタイ
ムスロットは、例えば図２ａに示すように、２４ブロッ
クで構成されており、ＩＳＤＮ回線はＢチャネル換算で
２４チャネル分、すなわち基本インタフェースの回線が
１２回線または１次群インタフェースの回線が１回線分
収容されている。サービス処理部側のデータハイウェイ
のタイムスロットは、サービス処理部の数である２４の
２倍の４８タイムスロットで構成されている。

【００２２】全て１チャネル（Ｂ）通信を行った場合、
タイムスロットの割り当ては図２ａに示すようになり、
全てのサービス処理部を使用することとなり、それぞれ
のサービス処理部に対してデータハイウェイのタイムス
ロットを一つおきに一つずつ割り当てる。全て２チャネ
ル（Ｂ×２）通信を行った場合、タイムスロットの割り
当ては図２ｂに示すようになり、１２ブロックのサービ
ス処理部を使用することとなり、データハイウェイの先
頭から順に二つずつ割り当てる。全て６チャネル（Ｈ
０）通信を行った場合、タイムスロットの割り当ては図
２ｃに示すようになり、４ブロックのサービス処理部を
使用することとなり、データハイウェイの最終から順に
六つずつ割り当てる。全ての通信が混在した場合、タイ
ムスロットの割り当ては図２ｄに示すようになる。

【００２３】次に、データハイウェイの各タイムスロッ
トの割り当てと、使用するサービス処理部との関連を図
１ａ及び図１ｂを用いて説明する。

【００２４】１チャネル（Ｂ）通信または２チャネル
（Ｂ×２）通信を行う場合、サービス処理部側のデータ
ハイウェイのタイムスロットを、図１ａに示すように、
各サービス処理部に対して２チャネルずつ固定のタイム
スロットを割り当てており、１チャネル（Ｂ）通信の場
合はその一方のみを使用し、２チャネル（Ｂ×２）通信
の場合はその両方を使用する。

【００２５】６チャネル（Ｈ０）通信を行う場合、図１
ｂに示すように、３ブロックのサービス処理部に割り当
てられている６タイムスロットを、その中の１ブロック
のサービス処理部に対して割り当て、残りの各２ブロッ
クのサービス処理部は使用しないようにしている。図中
の＃１８及び＃２１のサービス処理部は６チャネル（Ｈ
０）通信に使用し、＃１９、＃２０、＃２２及び＃２３
のサービス処理部は使用しない。

【００２６】

【発明の効果】請求項１の通信制御装置においては、い
つでも２チャネル目の着信を受けることができ、２チャ
ネル通信の場合にもサービス処理手段に対して固定的に
タイムスロットを割り当てることができる。請求項２の
通信制御装置においては、２チャネル通信の着信が１チ
ャネルずつ分かれて行われる場合においても１チャネル
目に割り当てたタイムスロットの次のタイムスロットを
他のサービス処理手段に対して割り当てることがなく、
いつでも２チャネル目の着信を受けることができる。さ
らに、複数の種類の多チャネル通信が同時に要求された
場合にも、タイムスロットの空きが多くなることがな
く、タイムスロットの効率的な利用を図ることができ
る。また、６チャネル通信に対するハードウェアの構成
も、データハイウェイの速度及びタイムスロット数にお
いて比較的簡単にすることができる。

【００２７】請求項３の通信制御装置の交換処理方法に
おいては、２チャネル通信の着信が１チャネルずつ分か
れて行われる場合においても１チャネル目に割り当てた
タイムスロットの次のタイムスロットを他のサービス処
理手段に対して割り当てることがなく、いつでも２チャ
ネル目の着信を受けることができ、サービス処理手段に
対して固定的にタイムスロットを割り当てることができ
る。さらに、複数の種類の多チャネル通信が同時に要求
された場合にも、タイムスロットの空きが多くなること
がなく、タイムスロットの効率的な利用を図ることがで
きる。また、６チャネル通信に対するハードウェアの構
成も、データハイウェイの速度及びタイムスロット数に
おいて比較的簡単にすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１ａ】本発明のデータハイウェイのタイムスロット
の割り当てによるサービス処理部との接続の例を示す図
である。

【図１ｂ】本発明のデータハイウェイのタイムスロット
の割り当てによるサービス処理部との接続の他の例を示
す図である。

【図２ａ】本発明のデータハイウェイのタイムスロット
の割り当て方の第１の例を示す図である。

【図２ｂ】本発明のデータハイウェイのタイムスロット
の割り当て方の第２の例を示す図である。

【図２ｃ】本発明のデータハイウェイのタイムスロット
の割り当て方の第３の例を示す図である。

【図２ｄ】本発明のデータハイウェイのタイムスロット
の割り当て方の第４の例を示す図である。

【図３】一般的な通信制御装置の構成を示すブロック図
である。

【図４】従来の交換処理部におけるデータハイウェイの
タイムスロットの割り当て方を示す図である。

【図５】従来のデータハイウェイのタイムスロットの割
り当てによるサービス処理部との接続の第１の例を示す
図である。

【図６】従来のデータハイウェイのタイムスロットの割
り当てによるサービス処理部との接続の第２の例を示す
図である。

【図７】従来のデータハイウェイのタイムスロットの割
り当てによるサービス処理部との接続の第３の例を示す
図である。

【符号の説明】

1 〜3 端末機 7 ＩＳＤＮ公衆網 9 通信制御装置 10 交換処理部 11〜13 サービス処理部 14 ＩＳＤＮ回線側データハイウェイ 15 サービス処理部側データハイウェイ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数のＩＳＤＮ公衆回線を収容する複数
   の回線インタフェース手段と、音声／画像等のデータを
   交換する交換処理手段と、音声／画像等のデータの分離
   多重化を行う複数のサービス処理手段とにより構成さ
   れ、同時に１チャネル、２チャネル及び６チャネルの通
   信を提供する通信制御装置であって、前記交換処理手段
   に、前記ＩＳＤＮ公衆回線からのデータとサービス処理
   手段からのデータとを交換するための、前記サービス処
   理手段の２倍の数のタイムスロットを有するサービス処
   理手段側のデータハイウェイを具備する通信制御装置。
2. 【請求項２】 前記タイムスロットを、各サービス処理
   手段に対して２チャネルずつ固定的に割り当て、１チャ
   ネル通信及び２チャネル通信を要求された場合は各サー
   ビス処理手段に割り当てられたタイムスロットを使用
   し、６チャネル通信を要求された場合は三つのサービス
   処理手段に割り当てられたタイムスロットを一つのサー
   ビス処理手段が使用するよう構成されている請求項１に
   記載の通信制御装置。
3. 【請求項３】 通信制御装置内のサービス処理手段側の
   データハイウェイのタイムスロットを、各サービス処理
   手段に対して２チャネルずつ固定的に割り当て、１チャ
   ネル通信及び２チャネル通信を要求された場合は各サー
   ビス処理手段に割り当てられたタイムスロットを使用
   し、６チャネル通信を要求された場合は三つのサービス
   処理手段に割り当てられたタイムスロットを一つのサー
   ビス処理手段が使用してサービスの提供を行う通信制御
   装置の交換処理方法。