JPH08331171A - 帯域割当て制御方法 - Google Patents

帯域割当て制御方法

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Publication number
JPH08331171A
JPH08331171A JP13069295A JP13069295A JPH08331171A JP H08331171 A JPH08331171 A JP H08331171A JP 13069295 A JP13069295 A JP 13069295A JP 13069295 A JP13069295 A JP 13069295A JP H08331171 A JPH08331171 A JP H08331171A
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JP
Japan
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band
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route
specific input
output line
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Application number
JP13069295A
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English (en)
Inventor
Masami Oshita
政巳 大下
Satoru Inasawa
悟 稲沢
Masataka Ota
正孝 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Information Technology Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Communication Systems Inc
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Communication Systems Inc filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP13069295A priority Critical patent/JPH08331171A/ja
Publication of JPH08331171A publication Critical patent/JPH08331171A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特定入力回線各々からの帯域が割付け可とし
て、しかも最繁時でのトラヒックにも対処可として、出
力回線上での帯域使用効率を向上させること。 【構成】 例えば出力回線112,113に例を採れば、その
全帯域が必要最小限容量の固定帯域と動的帯域とに予め
設定された上、特定入力回線127各々からの帯域は固定
帯域内に予め半固定的に割付けされるも、動的帯域内に
は、非特定入力回線125,126各々から通信開始要求があ
る度に、その非特定入力回線125,126からの帯域が一時
的に随時割付けされる場合は、最繁時でのトラヒックに
も対処可として、その出力回線上での帯域の使用効率が
大幅に向上され得るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の入力回線各々か
らの帯域が多重化装置によって時分割多重化された上、
方路対応出力回線を介し対向多重化装置に伝送される際
での帯域割当て制御方法に係わり、特に方路対応出力回
線各々においては、特定入力回線各々からの帯域はその
出力回線上に全帯域の一部として予め設定されている固
定帯域内に固定的に割付けされる一方、その出力回線上
に固定帯域以外の帯域として設定されている動的帯域内
には、非特定入力回線からの帯域がその都度一時的に割
付けされるようにした帯域割当て制御方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】これまで、複数の入力回線各々からの帯
域が多重化装置によって時分割多重化された上、方路対
応出力回線(方路対応専用回線)を介し対向多重化装置
に伝送されるに際しては、入力回線各々からの帯域は、
その帯域が現に通信に使用されているか否かとは無関係
に、方路対応出力回線上に固定的に割付けされたものと
なっている。即ち、方路対応出力回線上での帯域容量は
入力回線各々からの帯域の総和以上に設定されている必
要があるが、これは、最繁時でのトラヒックに容易に対
処する必要があるからである。
【0003】なお、この種の技術に関するものとして
は、これまでに、例えば特開昭61ー253939号公
報に記載の「タイムスロット割当制御方式」が知られて
いる。これによる場合、通常、チャネル各々には1つの
タイムスロットが固定的に割当てされた上、データ伝送
が対局との間で行われるものとなっている。しかしなが
ら、あるチャネルにて多量のデータを自局から対局に速
やかに伝送する必要がある場合には、そのデータ伝送に
先立って、そのチャネルに固定的に割当てされているタ
イムスロットを介し、対局には他に使用を欲するタイム
スロット数とその位置を含むデータ伝送要求が伝送され
るものとなっている。このデータ伝送要求に対し、同一
チャネルを介し対局から許容する旨の応答が自局にあっ
た場合には、自局からは、初めて他のタイムスロットを
も用いたデータ伝送が対局に対し行われるものとなって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、入力回
線各々からの帯域が、その帯域が現に通信に使用されて
いるか否かとは無関係に、方路対応出力回線上に固定的
に割付けされる場合には、方路対応出力回線上での帯域
の使用効率が、いきおい低下することは否めないものと
なっている。これは、最繁時以外の時間帯では、通信に
使用されていない帯域が方路対応出力回線上に余剰に存
在することになるからである。ところで、そのような不
具合を解消すべく、コールバイコールで通信に必要とさ
れる帯域が方路対応出力回線上にその都度、動的に割付
けられる帯域割当て制御方法も考えられるものとなって
いる。この帯域割当て制御方法による場合、方路対応出
力回線上での帯域容量は適当に小さく設定された上、そ
の方路対応出力回線上での帯域の使用効率は大幅に向上
され得るものとなっているが、その半面、最繁時でのト
ラヒックには容易に対処し得ないばかりか、何よりも、
発呼手順が具備されていない端末各々からの帯域等(以
降、特定入力回線からの帯域として定義)が方路対応出
力回線上に割付けされ得ないものとなっている。
【0005】本発明の第1の目的は、方路対応出力回線
上に特定入力回線各々からの帯域が割付け可として、し
かも最繁時でのトラヒックにも対処可として、その方路
対応出力回線上での帯域の使用効率が大幅に向上され得
る帯域割当て制御方法を供するにある。本発明の第2の
目的は、方路対応出力回線上に特定入力回線各々からの
帯域が必要最小限割付け可として、しかも最繁時でのト
ラヒックにも対処可として、その方路対応出力回線上で
の帯域の使用効率が大幅に向上され得る帯域割当て制御
方法を供するにある。本発明の第3の目的は、方路対応
出力回線上に特定入力回線各々からの帯域が割付け可と
して、しかも最繁時でのトラヒックにも対処可として、
その方路対応出力回線上での帯域の使用効率が大幅に向
上され得るばかりか、非特定入力回線各々からの帯域
が、迂回可な方路対応出力回線を含む通信相手先への方
路対応出力回線上により確実に割付けされ得る帯域割当
て制御方法を供するにある。本発明の第4の目的は、方
路対応出力回線上に特定入力回線各々からの帯域が割付
け可として、しかも最繁時でのトラヒックにも対処可と
して、その方路対応出力回線上での帯域の使用効率が大
幅に向上され得るばかりか、非特定入力回線からの帯域
が、迂回可な方路対応出力回線を含む通信相手先への方
路対応出力回線上に割付けされ得ない場合には、ISD
N網内の迂回回線上に割付けされ得る帯域割当て制御方
法を供するにある。
【0006】本発明の第5の目的は、方路対応出力回線
上に特定入力回線各々からの帯域が割付け可として、し
かも最繁時でのトラヒックにも対処可として、その方路
対応出力回線上での帯域の使用効率が大幅に向上され得
るばかりか、方路対応出力回線に障害が発生した場合に
は、出力回線上の固定帯域内にそれまでに割付けされて
いた、特定入力回線各々からの帯域は迂回可な方路対応
出力回線上により確実に割付けされ得る帯域割当て制御
方法を供するにある。本発明の第6の目的は、方路対応
出力回線上に特定入力回線各々からの帯域が割付け可と
して、しかも最繁時でのトラヒックにも対処可として、
その方路対応出力回線上での帯域の使用効率が大幅に向
上され得るばかりか、方路対応出力回線に障害が発生し
たことに伴い、その出力回線上の固定帯域内にそれまで
に割付けされていた、特定入力回線各々からの帯域が迂
回可な方路対応出力回線上に割付けされようとしても、
割付けされ得ない場合には、ISDN網内の迂回回線上
に割付けされ得る帯域割当て制御方法を供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、方路
対応出力回線各々においては、特定入力回線各々からの
帯域は該出力回線上に全帯域の一部として予め設定され
ている固定帯域内に固定的に割付けされる一方、該出力
回線上に上記固定帯域以外の帯域として設定されている
動的帯域内には、非特定入力回線各々から通信開始要求
がある度に、該非特定入力回線からの帯域が随時一時的
に割付けされることで達成される。上記第2の目的は、
方路対応出力回線各々においては、該出力回線上の全帯
域が特定入力回線と非特定入力回線の回線種別構成情報
に応じ、必要最小限の帯域容量の固定帯域と該固定帯域
以外の帯域としての動的帯域とに予め設定された上、上
記特定入力回線各々からの帯域は該出力回線上の固定帯
域内に固定的に割付けされる一方、該出力回線上の動的
帯域内には、上記非特定入力回線各々から通信開始要求
がある度に、該非特定入力回線からの帯域が一時的に随
時割付けされることで達成される。上記第3の目的は、
方路対応出力回線各々においては、特定入力回線各々か
らの帯域は該出力回線上に全帯域の一部として予め設定
されている固定帯域内に固定的に割付けされる一方、該
出力回線上に上記固定帯域以外の帯域として設定されて
いる動的帯域内には、非特定入力回線各々から通信開始
要求がある度に、該非特定入力回線からの帯域が随時一
時的に割付け可とされている状態で、非特定入力回線か
らの通信開始要求にもとづき選択された第1候補として
の通信相手先への方路対応出力回線上の動的帯域内に、
該非特定入力回線からの帯域が割付けされ得なかった場
合には、該帯域が動的帯域内に割付けされるまでの間、
通信相手先への迂回可な方路対応出力回線が順次選択さ
れることで達成される。上記第4の目的は、方路対応出
力回線各々においては、特定入力回線各々からの帯域は
該出力回線上に全帯域の一部として予め設定されている
固定帯域内に固定的に割付けされる一方、該出力回線上
に上記固定帯域以外の帯域として設定されている動的帯
域内には、非特定入力回線各々から通信開始要求がある
度に、該非特定入力回線からの帯域が随時一時的に割付
け可とされている状態で、非特定入力回線からの通信開
始要求にもとづき選択された、迂回可な方路対応出力回
線を含む通信相手先への方路対応出力回線上の動的帯域
内に、該非特定入力回線からの帯域が割付けされ得なか
った場合には、ISDN網内に迂回回線が設定された
上、該迂回回線上に上記非特定入力回線からの帯域が割
付けされることで達成される。
【0008】上記第5の目的は、方路対応出力回線各々
においては、特定入力回線各々からの帯域は該出力回線
上に全帯域の一部として予め設定されている固定帯域内
に固定的に割付けされる一方、該出力回線上に上記固定
帯域以外の帯域として設定されている動的帯域内には、
非特定入力回線各々から通信開始要求がある度に、該非
特定入力回線からの帯域が随時一時的に割付け可とされ
ている状態で、多重化装置で何れかの方路対応出力回線
での障害発生が検出された際、該出力回線上の固定帯域
内にそれまでに割付けされていた、特定入力回線各々か
らの帯域は、通信相手先への迂回可な方路対応出力回線
上の動的帯域内に新たに割付けされることで達成され
る。上記第6の目的は、方路対応出力回線各々において
は、特定入力回線各々からの帯域は該出力回線上に全帯
域の一部として予め設定されている固定帯域内に固定的
に割付けされる一方、該出力回線上に上記固定帯域以外
の帯域として設定されている動的帯域内には、非特定入
力回線各々から通信開始要求がある度に、該非特定入力
回線からの帯域が随時一時的に割付け可とされている状
態で、多重化装置で何れかの方路対応出力回線での障害
発生が検出された際、該出力回線上の固定帯域内にそれ
までに割付けされていた、特定入力回線各々からの帯域
が通信相手先への迂回可な方路対応出力回線上の動的帯
域内に割付けされ得なかった場合には、ISDN網内に
迂回回線が設定された上、該迂回回線上に上記特定入力
回線からの帯域が割付けされることで達成される。
【0009】
【作用】上記従来技術に係る2つの帯域割当て制御方法
の折衷案、即ち、入力回線各々からの帯域が方路対応出
力回線上に固定的に割付けされる帯域割当て制御方法
と、コールバイコールで通信に必要とされる帯域が方路
対応出力回線上にその都度、動的に割付けられる帯域割
当て制御方法との折衷案として考え出されたものであ
る。方路対応出力回線各々においては、その出力回線上
の全帯域が特定入力回線と非特定入力回線の回線種別構
成情報に応じ、必要最小限の帯域容量の固定帯域とその
固定帯域以外の帯域としての動的帯域とに予め設定され
た上、特定入力回線各々からの帯域は固定帯域内に固定
的に割付けされる一方、動的帯域内には、非特定入力回
線各々から通信開始要求がある度に、その非特定入力回
線からの帯域が一時的に随時割付けされる場合は、方路
対応出力回線上に特定入力回線各々からの帯域が必要最
小限割付け可として、しかも最繁時でのトラヒックにも
対処可として、その方路対応出力回線上での帯域の使用
効率が大幅に向上され得るものである。
【0010】もしも、選択された第1候補としての通信
相手先への方路対応出力回線上の動的帯域内に、非特定
入力回線からの帯域が割付けされ得なかった場合には、
その帯域が動的帯域内に割付けされるまでの間、通信相
手先への迂回可な方路対応出力回線が順次選択されるよ
うにすればよく、それでも割付けされ得ない場合には、
ISDN網内に迂回回線が設定された上、その迂回回線
上に割付けされるようにすればよいものである。また、
方路対応出力回線で障害が発生した場合、その出力回線
上の固定帯域内にそれまでに割付けされていた、特定入
力回線各々からの帯域は、通信相手先への迂回可な方路
対応出力回線上の動的帯域内に新たに割付けされるよう
にすればよく、それでも割付けされ得ない場合には、I
SDN網内に迂回回線が設定された上、その迂回回線上
に割付けされるようにすればよいものである。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図1から図9により説明す
る。先ず本発明に係る多重化装置を含むネットワークに
ついて説明すれば、図2はその一例での構成を示したも
のである。図示のように、本発明に係る多重化装置10
9,110,111は適当に分散配置された上、それら
多重化装置109,110,111相互間は方路対応出
力回線112,113,114により接続されたものと
なっている。事情は多重化装置110,111でも同様
であるが、例えば多重化装置109には、音声呼を扱う
構内交換機(PBX)(PBXには多重化対象としての
電話機104,105各々を収容)108からの入力回
線125や、発呼手順が具備されているデータ端末10
6からの入力回線126、発呼手順が具備されていない
データ端末107からの入力回線127が収容されてい
るが、これら入力回線125,126,127各々から
の帯域は多重化装置109で方路対応に時分割多重化さ
れた上、方路対応出力回線112,113を介し対向多
重化装置111,110に伝送されるものとなってい
る。
【0012】さて、これまでにあっては、例えば入力回
線125,126,127各々からの帯域は、少なくと
もそれら帯域の総和を帯域容量とする方路対応出力回線
112,113上に固定的に割付けされていたが、本発
明による場合、方路対応出力回線112,113各々の
帯域容量は上記総和よりも小さめに設定された上、これ
ら方路対応出力回線112,113各々には2系統の帯
域、即ち、特定入力回線各々からの帯域が固定的に割付
けられる、必要最小限の帯域容量をもった固定帯域と、
非特定入力回線各々からの通信開始要求に応じ、コール
バイコールで非特定入力回線各々からの帯域が動的に割
付けられる動的帯域(全帯域から固定帯域を除いたも
の)とが予め確保された上、多重化装置109によっ
て、先ず特定入力回線については、一義的にその方路が
決定された上、特定入力回線としての入力回線127各
々からの帯域は方路対応出力回線112,113上の固
定帯域内に固定的に割付けられるものとなっている。ま
た、非特定入力回線については、非特定入力回線として
の入力回線125,126各々からの通信開始要求が検
出される度に、通信相手先への方路がその都度決定され
た後、その方路対応出力回線上の動的帯域内から必要と
される空き帯域が確保された上、入力回線125,12
6各々からの帯域が割付けされるものとなっている。も
しも、その方路対応出力回線上の動的帯域内から必要と
される空き帯域を確保し得なかった場合には、迂回処理
により他の方路対応出力回線上の動的帯域内から空き帯
域が確保されるようにすればよいものである。具体的に
は、例えば多重化装置109が第1候補としての方路対
応出力回線112上の動的帯域内から空き帯域を確保し
得なかった場合には、着信側多重化装置111に他に迂
回接続可とされている方路対応出力回線113上の動的
帯域内から空き帯域が確保されるようにすればよいもの
である。この場合には、更に、多重化装置110から多
重化装置111への方路対応出力回線114上の動的帯
域内からも空き帯域が同時に確保される必要があるが、
これら方路対応出力回線113,114各々からともに
空き帯域が確保された場合は、それら空き帯域に入力回
線125,126各々からの帯域が割付けされればよい
ものである。もしも、方路対応出力回線113,114
各々から同時に空き帯域を確保し得なかった場合には、
その旨は発信側の多重化装置109に通知されるが、こ
の通知にもとづく多重化装置109による呼設定制御下
に、ISDN網101内には着信側多重化装置111ま
での迂回回線128が設定された上、その迂回回線12
8上で帯域が確保されるようにすればよいものである。
図示のように、多重化装置109,111各々はISD
N接続回線102,103を介しISDN網101に接
続可とされ迂回接続可とされていることから、多重化装
置109では、ISDNユーザネットワークプロトコル
による呼設定制御下に、ISDN網101内に迂回回線
128を設定した上、迂回回線128上で空き帯域が確
保されればよいものである。因みに、入力回線各々から
の帯域が方路対応出力回線上に割付けされるに際して
は、その入力回線各々からのデータ速度やデータ量如何
によっては、方路対応出力回線上での一定帯域容量を1
単位として、必要に応じ2単位以上に亘って割付けされ
るものとなっている。
【0013】以上のように、特定入力回線各々からの帯
域は方路対応出力回線上の固定帯域内に固定的に割付け
られているが、その方路対応出力回線に障害が発生した
場合を想定すれば、非特定入力回線各々からの帯域は他
に迂回接続可とされている方路対応出力回線113上の
動的帯域内から空き帯域が確保された上、割付けされれ
ばよいが、問題は、障害発生に係る方路対応出力回線上
の固定帯域にそれまで割付けされていた、非特定入力回
線各々からの帯域に対する救済方法である。このような
場合には、障害発生に係る方路対応出力回線上の固定帯
域内にそれまでに割付けされていた、特定入力回線各々
からの帯域は、通信相手先への迂回可な方路対応出力回
線上の動的帯域内に新たに固定帯域が確保された上、割
付けされればよいというものである。例えば方路対応出
力回線112に障害が発生した場合を想定すれば、方路
対応出力回線112上にそれまで固定的に割付けられて
いた、入力回線127各々からの帯域は、他に迂回可と
された方路対応出力回線113上の動的帯域内から空き
帯域が確保された上、その空き帯域に割付けされればよ
いというものである。この場合には、先の場合と同様、
更に、多重化装置110から多重化装置111への方路
対応出力回線114上の動的帯域内からも空き帯域が同
時に確保される必要があるが、これら方路対応出力回線
113,114各々からともに空き帯域が確保された場
合は、それら空き帯域に入力回線127各々からの帯域
が固定的に割付けされればよいものである。もしも、方
路対応出力回線113,114各々から同時に空き帯域
を確保し得なかった場合には、その旨は発信側の多重化
装置109に通知されるが、この通知にもとづく多重化
装置109による呼設定制御下に、ISDN網101内
には着信側多重化装置111までの迂回回線128が設
定された上、その迂回回線128上で帯域が確保される
ようにすればよいものである。したがって、最悪の場
合、入力回線125,126,127各々からの帯域は
ともに、ISDN回線を以て救済され得るものである。
【0014】なお、図2中、符号116,117,12
0,121は電話機を、符号115,124はPBX
を、符号118,122は発呼手順が具備されているデ
ータ端末を、符号119,123は発呼手順が具備され
ていないデータ端末をそれぞれ示す。また、図2に示す
ネットワーク構成では、多重化装置110はISDN網
101に接続可とされていないが、ISDN網101に
接続可とされる場合は、多重化装置110でも最悪の場
合に対処し得るものである。
【0015】さて、ここで、多重化装置に2以上の方路
対応出力回線が具備され、しかもその多重化装置がIS
DN網に接続可とされている場合での、本発明に係る一
般的な帯域割当て制御手順について図1により説明すれ
ば以下のようである。即ち、帯域割当てに際しては、先
ず特定入力回線各々からの帯域について、その方路が一
義的に決定された上、その方路対応出力回線上に固定的
に割付けられるものとなっている(処理201)。これ
によりその方路対応出力回線上での固定帯域が必要最小
限の帯域容量をもったものとして、また、残りは動的帯
域として確保されるものである。したがって、この状態
で、非特定入力回線各々からの通信要求が検出された場
合には、その方路が決定された後、その方路対応出力回
線上の動的帯域内からは空き帯域が確保され得るか否か
が判断されるものとなっている(処理202)。もし
も、空き帯域が確保され得たならば、その非特定入力回
線からの帯域はその空き帯域に割付けされればよいもの
である(処理206)。しかしながら、空き帯域が確保
され得ない場合には、それが確保されるまでの間、他に
迂回可な方路対応出力回線が順次選択された上、動的帯
域内から空き帯域が確保され得るか否かが判断されるも
のとなっている(処理203)。もしも、空き帯域が確
保され得たならば、その非特定入力回線からの帯域はそ
の空き帯域に割付けされればよいものである(処理20
5)。しかし、それでも、なお確保され得ない場合に
は、ISDN網内に迂回回線が設定された上、その迂回
回線上に割付けされればよいものである(処理204,
205)。
【0016】図3はまた、多重化装置に2以上の方路対
応出力回線が具備され、しかもその多重化装置がISD
N網に接続可とされている場合に、方路対応出力回線に
障害が発生した場合での、本発明に係る一般的な帯域割
当て制御手順を示したものである。これによる場合、方
路対応出力回線に障害が発生した場合、その旨は多重化
装置により検知された上、その多重化装置によって、他
に迂回可な方路対応出力回線が順次選択された上、その
動的帯域内から空き帯域が確保され得るか否かが判断さ
れるものとなっている(処理301〜303)。もし
も、空き帯域が確保され得たならば、その特定入力回線
からの帯域はその空き帯域に固定的に割付けされればよ
いものである(処理305,306)。しかし、それで
も、なお確保され得ない場合には、ISDN網内に迂回
回線が設定された上、その迂回回線上に割付けされれば
よいものである(処理304〜306)。以上の説明
は、特定入力回線からの帯域についてのものであるが、
既述のように、非特定入力回線各々からの帯域について
は、他に迂回接続可とされている方路対応出力回線上の
動的帯域内から空き帯域が確保された上、割付けされれ
ばよいものである。
【0017】ここで、多重化装置内での帯域割当て制御
を具体的に説明すれば、以下のようである。即ち、図4
に示すように、多重化装置402,415各々には、音
声呼を扱うPBX(PBXには多重化対象としての電話
機411,412、424,425各々を収容)41
0,423からの入力回線や、発呼手順が具備されてい
るデータ端末413,426からの入力回線、発呼手順
が具備されていないデータ端末414,427からの入
力回線が入力回線部407,420を介し収容されてい
るが、これら多重化装置402,415間が方路対応出
力回線401にて接続された場合が想定されたものとな
っている。その方路対応出力回線401上への帯域割付
けであるが、これは、多重化装置402,415内の中
央処理装置403,416により行われるものとなって
いる。中央処理装置403,416各々では、先ず多重
化装置402,415間で制御情報の授受するための制
御信号帯域(メッシュ表示)429が信号制御装置40
5,418、出力回線部409,422を介し方路対応
出力回線401上に固定的に設定された上で、メモリ装
置404,417に随時更新可として格納されている入
力回線種別構成情報が参照されるものとなっている。そ
の参照結果として、発呼手順が具備されていないデータ
端末414,427各々からの入力回線は回線設定装置
406,419を介し多重化部408,421で方路対
応に時分割多重されることによって、それら入力回線各
々からの帯域が出力回線部409,422を介し方路対
応出力回線401上に固定的に割付けされているもので
ある。この固定的割付けにより方路対応出力回線401
上で固定帯域430、したがって、動的帯域(斜線表
示)431も自動的に設定終了され得るものである。本
例では、図示のように、固定帯域430と動的帯域43
1は全帯域が大きく2分割されたものとして設定されて
いるが、混在された状態として設定されてもよいもので
ある。
【0018】さて、方路対応出力回線401上に制御信
号帯域429、固定帯域430および動的帯域431が
設定されている状態で、非特定入力回線からの通信開始
要求、例えばPBX410からの通信開始要求が入力回
線部407で受信検出されたとすれば、中央処理装置4
03では、その通信開始要求に含まれている着信先番号
が分析されることによって、ルーチングすべき方路対応
出力回線が、例えば方路対応出力回線401であると決
定された上、方路対応出力回線401上の動的帯域43
1内から確保されたは帯域には、PBX410からの帯
域が割付けされているものである。発呼手順が具備され
ているデータ端末413からの通信開始要求が受信検出
された場合も、同様にして、方路対応出力回線401上
の動的帯域431内から確保されたは帯域には、データ
端末413からの帯域が割付けされているものである。
網管理装置428に多重化装置対応に入力回線種別構成
情報を作成しておき、その構成情報が更新される度に、
多重化装置各々に目的とする構成情報がダウンロードさ
れる場合は、網全体として、方路対応出力回線各々には
フレキシブルに固定帯域と動的帯域が容易に更新設定さ
れ得るものである。
【0019】以上、本発明の概要について説明した。以
下、本発明をより具体的に説明すれば、図5には方路対
応出力回線(方路対応専用線)、あるいはISDN回線
上に必要な帯域を確保・割付けする場合での制御信号帯
域上のフォーマットを示したものである。図示のよう
に、制御信号フォーマットは、帯域が方路対応出力回線
上に割付されるのか、またはISDN網内に迂回回線が
設定し、この迂回回線上に割付されるのかを示すISD
N/専用線識別子501、ISDN網内に迂回回線が設
定されるべく、そのISDN網を呼び出すためのISD
N番号502、ネットワーク内の多重化装置各々に予め
付与された識別番号のうち、着信側多重化装置を示す着
多重化装置番号503、同じくネットワーク内の多重化
装置各々に予め付与された識別番号のうち、発信側多重
化装置を示す発多重化装置番号504、発呼手順が具備
されているか否かを示す端末の呼情報可/否識別子50
5、発呼手順が具備されている端末からの発呼情報50
6、出力回線上に割当てされようとしている端末の通信
速度507より構成された上、方路対応出力回線上に予
め固定的に割付けされている制御信号帯域を介し、多重
化装置間で制御情報の授受が行われるものとなってい
る。多重化装置各々では、受信された制御情報内の着多
重化装置番号が自己に付与されている多重化装置番号に
一致している場合には、その制御情報は自己宛てのもの
と判断された上、帯域割付け処理が行われるが、不一致
である場合は、方路先としての着多重化装置への出力回
線上の制御信号帯域が選択された上、制御情報の中継伝
送が行われるものとなっている。
【0020】さて、ここで、図2に示すネットワーク構
成上において、固定帯域割付けが行われた上、非特定入
力回線から通信開始要求があった場合での動作シーケン
スについて説明すれば、図6に示すように、多重化装置
109は方路対応専用線112上に、特定入力回線各々
からの帯域を固定的に割付けする場合には、その割付け
要求が着信側多重化装置111に対し行われた上、多重
化装置111からの肯定応答を待って、方路対応専用線
112上には、初めて固定帯域が確保設定されるものと
なっている。これにより多重化装置109,111各々
では、方路対応専用線112上の固定帯域内での対応関
係の一致化が図られるものである。その後、非特定入力
回線から通信開始要求があった場合には、多重化装置1
09は方路対応専用線112上の動的帯域内に、その非
特定入力回線からの帯域を割付けする必要があるが、こ
の場合にも、その割付け要求が着信側多重化装置111
に対し行われた上、多重化装置111からの肯定応答を
待って、方路対応専用線112上の動的帯域内には、初
めて非特定入力回線からの帯域が確保設定されるものと
なっている。多重化装置109,111各々では、方路
対応専用線112上の動的帯域内での対応関係の一致化
が図られた状態で、通信が開始されているものである。
やがて、通信が終了すれば、新たな通信開始要求に備え
るべく、方路対応専用線112上の動的帯域内にそれま
で割付けされていた、非特定入力回線からの帯域は解放
されるものとなっている。
【0021】また、図7は同じく図2に示すネットワー
ク構成上において、非特定入力回線から通信開始要求が
あった場合に、その非特定入力回線からの帯域が方路対
応専用線112上の動的帯域内に割付けられなく、他に
迂回可とされた方路対応専用線113,114上の動的
帯域内に割付けられた上、通信が開始される場合での動
作シーケンスを示す。更に、図8は同じく図2に示すネ
ットワーク構成上において、非特定入力回線から通信開
始要求があった場合に、その非特定入力回線からの帯域
が方路対応専用線112ばかりか、他に迂回可とされた
方路対応専用線114上の動的帯域内にも割付けられな
く、多重化装置110、111間に設定されたISDN
回線上に割付けられた上、通信が開始される場合での動
作シーケンスを示す。更にまた、図9は同じく図2に示
すネットワーク構成上において、方路対応専用線112
で障害が発生し、しかも他に迂回可とされた方路対応専
用線113にも特定入力回線からの帯域が割付けられな
く、多重化装置109、111間に設定されたISDN
回線上に割付けられた上、非特定入力回線から通信開始
要求があった場合での動作シーケンスを示す。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1〜6各
々によれば、以下の効果が得られるものとなっている。 請求項1:方路対応出力回線上に特定入力回線各々から
の帯域が割付け可として、しかも最繁時でのトラヒック
にも対処可として、その方路対応出力回線上での帯域の
使用効率が大幅に向上され得る。 請求項2:方路対応出力回線上に特定入力回線各々から
の帯域が必要最小限割付け可として、しかも最繁時での
トラヒックにも対処可として、その方路対応出力回線上
での帯域の使用効率が大幅に向上され得る。 請求項3:方路対応出力回線上に特定入力回線各々から
の帯域が割付け可として、しかも最繁時でのトラヒック
にも対処可として、その方路対応出力回線上での帯域の
使用効率が大幅に向上され得るばかりか、非特定入力回
線各々からの帯域が、迂回可な方路対応出力回線を含む
通信相手先への方路対応出力回線上により確実に割付け
され得る。 請求項4:方路対応出力回線上に特定入力回線各々から
の帯域が割付け可として、しかも最繁時でのトラヒック
にも対処可として、その方路対応出力回線上での帯域の
使用効率が大幅に向上され得るばかりか、非特定入力回
線からの帯域が、迂回可な方路対応出力回線を含む通信
相手先への方路対応出力回線上に割付けされ得ない場合
には、ISDN網内の迂回回線上に割付けされ得る。 請求項5:方路対応出力回線上に特定入力回線各々から
の帯域が割付け可として、しかも最繁時でのトラヒック
にも対処可として、その方路対応出力回線上での帯域の
使用効率が大幅に向上され得るばかりか、方路対応出力
回線に障害が発生した場合には、出力回線上の固定帯域
内にそれまでに割付けされていた、特定入力回線各々か
らの帯域は迂回可な方路対応出力回線上により確実に割
付けされ得る。 請求項6:方路対応出力回線上に特定入力回線各々から
の帯域が割付け可として、しかも最繁時でのトラヒック
にも対処可として、その方路対応出力回線上での帯域の
使用効率が大幅に向上され得るばかりか、方路対応出力
回線に障害が発生したことに伴い、その出力回線上の固
定帯域内にそれまでに割付けされていた、特定入力回線
各々からの帯域が迂回可な方路対応出力回線上に割付け
されようとしても、割付けされ得ない場合には、ISD
N網内の迂回回線上に割付けされ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、2以上の方路対応出力回線が具備さ
れ、しかもISDN網に接続可とされている多重化装置
での、本発明に係る一般的な帯域割当て制御手順を示す
【図2】図2は、本発明に係る多重化装置を含むネット
ワークの一例での構成を示す図
【図3】図3は、多重化装置に2以上の方路対応出力回
線が具備され、しかもその多重化装置がISDN網に接
続可とされている場合に、方路対応出力回線に障害が発
生した場合での、本発明に係る一般的な帯域割当て制御
手順を示す図
【図4】図4は、本発明に係る多重化装置内での帯域割
当て制御を具体的に説明するための図
【図5】図5は、方路対応出力回線(方路対応専用
線)、あるいはISDN回線上に必要な帯域を確保・割
付けする場合での制御信号帯域上のフォーマットを示す
【図6】図6は、図2に示すネットワーク構成上におい
て、固定帯域割付けが行われた上、非特定入力回線から
通信開始要求があった場合での動作シーケンスを示す図
【図7】図7は、同じく図2に示すネットワーク構成上
において、非特定入力回線から通信開始要求があった場
合に、その非特定入力回線からの帯域が方路対応専用線
上の動的帯域内に割付けられなく、他に迂回可とされた
方路対応専用線上の動的帯域内に割付けられた上、通信
が開始される場合での動作シーケンスを示す図
【図8】図8は、同じく図2に示すネットワーク構成上
において、非特定入力回線から通信開始要求があった場
合に、その非特定入力回線からの帯域が方路対応専用線
ばかりか、他に迂回可とされた一部の方路対応専用線上
の動的帯域内にも割付けられなく、多重化装置間に設定
されたISDN回線上に割付けられた上、通信が開始さ
れる場合での動作シーケンスを示す図
【図9】図9は、同じく図2に示すネットワーク構成上
において、方路対応専用線で障害が発生し、しかも他に
迂回可とされた方路対応専用線にも特定入力回線からの
帯域が割付けられなく、多重化装置間に設定されたIS
DN回線上に割付けられた上、非特定入力回線から通信
開始要求があった場合での動作シーケンスを示す図
【符号の説明】
101…ISDN網、102,103…ISDN接続回
線、104,105、116,117、120,121
…電話機、106,118,122…発呼手順が具備さ
れているデータ端末、107,119,123…発呼手
順が具備されていないデータ端末、108,115,1
24…PBX、109,110,111…多重化装置、
112,113,114…方路対応出力回線(方路対応
専用線)、125,126,127…入力回線、128
…迂回回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 正孝 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力回線各々からの帯域が多重化
    装置によって時分割多重化された上、方路対応出力回線
    を介し対向多重化装置に伝送される際での帯域割当て制
    御方法であって、方路対応出力回線各々においては、特
    定入力回線各々からの帯域は該出力回線上に全帯域の一
    部として予め設定されている固定帯域内に固定的に割付
    けされる一方、該出力回線上に上記固定帯域以外の帯域
    として設定されている動的帯域内には、非特定入力回線
    各々から通信開始要求がある度に、該非特定入力回線か
    らの帯域が随時一時的に割付けされるようにした帯域割
    当て制御方法。
  2. 【請求項2】 複数の入力回線各々からの帯域が多重化
    装置によって時分割多重化された上、方路対応出力回線
    を介し対向多重化装置に伝送される際での帯域割当て制
    御方法であって、方路対応出力回線各々においては、該
    出力回線上の全帯域が特定入力回線と非特定入力回線の
    回線種別構成情報に応じ、必要最小限の帯域容量の固定
    帯域と該固定帯域以外の帯域としての動的帯域とに予め
    設定された上、上記特定入力回線各々からの帯域は該出
    力回線上の固定帯域内に固定的に割付けされる一方、該
    出力回線上の動的帯域内には、上記非特定入力回線各々
    から通信開始要求がある度に、該非特定入力回線からの
    帯域が一時的に随時割付けされるようにした帯域割当て
    制御方法。
  3. 【請求項3】 複数の入力回線各々からの帯域が多重化
    装置によって時分割多重化された上、方路対応出力回線
    を介し対向多重化装置に伝送される際での帯域割当て制
    御方法であって、方路対応出力回線各々においては、特
    定入力回線各々からの帯域は該出力回線上に全帯域の一
    部として予め設定されている固定帯域内に固定的に割付
    けされる一方、該出力回線上に上記固定帯域以外の帯域
    として設定されている動的帯域内には、非特定入力回線
    各々から通信開始要求がある度に、該非特定入力回線か
    らの帯域が随時一時的に割付け可とされている状態で、
    非特定入力回線からの通信開始要求にもとづき選択され
    た第1候補としての通信相手先への方路対応出力回線上
    の動的帯域内に、該非特定入力回線からの帯域が割付け
    され得なかった場合には、該帯域が動的帯域内に割付け
    されるまでの間、通信相手先への迂回可な方路対応出力
    回線が順次選択されるようにした帯域割当て制御方法。
  4. 【請求項4】 複数の入力回線各々からの帯域が多重化
    装置によって時分割多重化された上、方路対応出力回線
    を介し対向多重化装置に伝送される際での帯域割当て制
    御方法であって、方路対応出力回線各々においては、特
    定入力回線各々からの帯域は該出力回線上に全帯域の一
    部として予め設定されている固定帯域内に固定的に割付
    けされる一方、該出力回線上に上記固定帯域以外の帯域
    として設定されている動的帯域内には、非特定入力回線
    各々から通信開始要求がある度に、該非特定入力回線か
    らの帯域が随時一時的に割付け可とされている状態で、
    非特定入力回線からの通信開始要求にもとづき選択され
    た、迂回可な方路対応出力回線を含む通信相手先への方
    路対応出力回線上の動的帯域内に、該非特定入力回線か
    らの帯域が割付けされ得なかった場合には、ISDN網
    内に迂回回線が設定された上、該迂回回線上に上記非特
    定入力回線からの帯域が割付けされるようにした帯域割
    当て制御方法。
  5. 【請求項5】 複数の入力回線各々からの帯域が多重化
    装置によって時分割多重化された上、方路対応出力回線
    を介し対向多重化装置に伝送される際での帯域割当て制
    御方法であって、方路対応出力回線各々においては、特
    定入力回線各々からの帯域は該出力回線上に全帯域の一
    部として予め設定されている固定帯域内に固定的に割付
    けされる一方、該出力回線上に上記固定帯域以外の帯域
    として設定されている動的帯域内には、非特定入力回線
    各々から通信開始要求がある度に、該非特定入力回線か
    らの帯域が随時一時的に割付け可とされている状態で、
    多重化装置で何れかの方路対応出力回線での障害発生が
    検出された際、該出力回線上の固定帯域内にそれまでに
    割付けされていた、特定入力回線各々からの帯域は、通
    信相手先への迂回可な方路対応出力回線上の動的帯域内
    に新たに割付けされるようにした帯域割当て制御方法。
  6. 【請求項6】 複数の入力回線各々からの帯域が多重化
    装置によって時分割多重化された上、方路対応出力回線
    を介し対向多重化装置に伝送される際での帯域割当て制
    御方法であって、方路対応出力回線各々においては、特
    定入力回線各々からの帯域は該出力回線上に全帯域の一
    部として予め設定されている固定帯域内に固定的に割付
    けされる一方、該出力回線上に上記固定帯域以外の帯域
    として設定されている動的帯域内には、非特定入力回線
    各々から通信開始要求がある度に、該非特定入力回線か
    らの帯域が随時一時的に割付け可とされている状態で、
    多重化装置で何れかの方路対応出力回線での障害発生が
    検出された際、該出力回線上の固定帯域内にそれまでに
    割付けされていた、特定入力回線各々からの帯域が通信
    相手先への迂回可な方路対応出力回線上の動的帯域内に
    割付けされ得なかった場合には、ISDN網内に迂回回
    線が設定された上、該迂回回線上に上記特定入力回線か
    らの帯域が割付けされるようにした帯域割当て制御方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998045998A1 (fr) * 1997-04-04 1998-10-15 Pacific Telecom Co., Ltd. Systeme de service de revente de lignes publiques
JP2000092525A (ja) * 1998-09-16 2000-03-31 Nec Corp クロスコネクトシステム
US6359903B1 (en) 1997-06-04 2002-03-19 Nec Corporation Frame relay communication method and network for fixed-bandwidth telephone signals and alterable-bandwidth facsimile signals
JP2005318178A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Oki Electric Ind Co Ltd Ip電話端末の電話交換方法及びシステム

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