JP3294525B2 - 動的帯域割付方式 - Google Patents

動的帯域割付方式

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JP3294525B2
JP3294525B2 JP05578597A JP5578597A JP3294525B2 JP 3294525 B2 JP3294525 B2 JP 3294525B2 JP 05578597 A JP05578597 A JP 05578597A JP 5578597 A JP5578597 A JP 5578597A JP 3294525 B2 JP3294525 B2 JP 3294525B2
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寿勝 渡辺
亮 大内
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/16Time-division multiplex systems in which the time allocation to individual channels within a transmission cycle is variable, e.g. to accommodate varying complexity of signals, to vary number of channels transmitted
    • H04J3/1605Fixed allocated frame structures
    • H04J3/1623Plesiochronous digital hierarchy [PDH]
    • H04J3/1647Subrate or multislot multiplexing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
    • H04Q11/0435Details
    • H04Q11/0457Connection protocols

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の多重化装置
をディジタル専用(SD−I:Super digital interfac
e)回線で接続して構成されるネットワークにおける動
的帯域割付方式に関する。さらに、本発明は、上記ネッ
トワークにおいて、SD−I回線上のチャネルを、オン
デマンド接続および/または予約接続および/または固
定割付接続および/または固定接続する帯域であるサブ
レート多重帯域と、固定割付接続および/または固定接
続する帯域であるビット多重帯域に分割することがで
き、オンデマンド接続および/または予約接続および/
または固定割付帯域については、動的(呼毎)にトラン
クあるいはチャネルを選択し、対向の多重化装置との接
続を行い、かつ、オンデマンド接続および/または予約
接続および/または固定割付帯域内を音声用帯域とデー
タ用帯域に分割し、各々トラフィックによって音声用帯
域とデータ用帯域の分割の割合を変えることができるよ
うにした多重化装置における動的帯域割付方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数の多重化装置をSD−I回線で接続
して構成されるネットワークの構成を図7を用いて説明
する。ネットワークは、例えば、端末装置30−1A〜
30−5Aを収容した多重化装置10Aと、端末装置3
0−1B〜30−5Bを収容した多重化装置10BをS
D−I回線20で接続して構成される。これらの多重化
装置は対向する2台に限らず3台以上のものがネットワ
ークとして接続されていてもよい。それぞれの多重化装
置10は、通話路スイッチ11と演算処理部12と記憶
装置13と制御バス14とトランク15とを有してい
る。
【0003】このような複数の多重化装置をSD−I回
線で接続して構成されるネットワークでは、各多重化装
置10において、トランク15と回線20のチャネルが
予め固定的に接続設定されているので、SD−I回線上
のチャネルを動的に帯域を割り付ける動的帯域割付方式
は、端末装置30からの発信があった時にその端末装置
の通信速度にあったトランク15を選択して接続するも
のであった。
【0004】すなわち、まず、8Kbpsの通信速度の
端末装置(電話)30−3Aからの発信があると、8
Kbpsの通信速度のチャネルch1に接続されたトラ
ンク15−1Aを選択して接続する。ついで、8Kbp
sの通信速度の端末装置30−2Aから発信があると、
8Kbpsの通信速度のチャネルch2に接続されたト
ランク15−2Aを選択して接続する。さらに、8Kb
psの通信速度の端末装置(電話)30−1Aからの
発信があると、8Kbpsの通信速度のチャネルch3
に接続されたトランク15−3Aを、捕捉して接続す
る。
【0005】一方、20Kbpsの通信速度の端末装置
30−4Aからの発信があると、8Kbpsの通信速度
のチャネルch6〜ch8の3チャネルに接続されたト
ランク15−7Aを捕捉して接続する。
【0006】また、12Kbpsの通信速度の端末装置
30−5Aからの発信は、8Kbpsの通信速度のチャ
ネルch15,ch16の2チャネルに接続されたトラ
ンク15−15Aを捕捉して接続していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、トラン
クとSD−I回線のチャネルの接続が予め設定されてい
て、端末装置からの発信時に通信速度の合ったSD−I
回線のチャネルに接続されたトランクのみを選択して接
続する従来の接続方式の場合、発信する端末装置の通信
速度(例えば8kbps/16kbps等)の種類に見
合った通信速度のトランクを、それぞれ端末装置の和
(トラフィック)に見合った数だけ設けておく必要があ
った。
【0008】また、従来の方式では、例えば8kbps
の通信速度の端末装置が発信しようとしたとき、SD−
I回線の8kbpsの通信速度のチャネルh1〜ch
5に接続されたトランク15−1A〜15−5Aのビジ
ーに遭遇すると、たとえSD−I回線の16kbpsの
通信速度のチャネルch15,ch16に接続されたト
ランク15−15AおよびSD−I回線のチャネルch
15,ch16が未使用であっても、発信することがで
きず、SD−I回線およびトランクを有効に利用するこ
とができなかった。
【0009】本発明は、多重化装置をディジタル専用
(SD−I)回線で接続して構成されるネットワークに
おける動的帯域割付方式において、SD−I回線および
トランクの有効利用をはかった動的帯域割付方式を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ディジタル専用(SD−I)回線で接続
されるネットワークを構成する多重化装置における動的
帯域割付方式において、以下のような要件を具備した。
【0011】 SD−I回線上の帯域を、音声または
データ通信用の8kbp単位で使用することが可能なサ
ブレート帯域と、8kbps単位で確保したビット多重
帯域とに分割して使用すること。
【0012】 上記サブレート帯域を、デマンドに応
じて動的(呼毎)にトランクおよびチャネルを選択し接
続を行うオンデマンド帯域と、予めトランクとチャネル
を割り付けておき端末装置からの発信時に端末装置のス
ピードにあったトランクのみを選択し接続を行う固定割
付帯域と、動的に接続できない接続したままの帯域であ
る固定接続帯域とに分割して使用すること。さらにオン
デマンド帯域は、デマンドに応じて接続するオンデマン
ド域と特定の端末からのデマンドにのみ応じる予約域を
有していること。
【0013】 ビット多重帯域は、1.2kbps/
2.4kbs等の小さい単位の端末装置の合計のスピー
ドが8kpbs単位に最も近いスピードとなるようにビ
ット多重する帯域であり、ビット多重帯域を、予めトラ
ンクとチャネルを割り付けておき端末装置からの発信時
スピードにあったトランクのみを選択し接続を行う固定
割付帯域と、動的に接続できない接続したままの帯域で
ある固定接続帯域に分割して使用すること。
【0014】 上記オンデマンド帯域ではトランクと
チャネルを音声用およびデータ用に分割し、固定割付帯
域ではトランクを音声用およびデータ用に分割しておく
こと。
【0015】 各々のトラフィックを一定間隔で監視
し、その時々のトラフィックに依存して音声用またはデ
ータ用の分割の割合を変えるようにすること。
【0016】 電話の使用量が多い昼間は音声用の帯
域を広げ、電話の使用量が少ない夜間はデータの帯域を
広げるようにすること。
【0017】さらに、本発明は、上記目的を解決するた
めに、SD−I回線で接続されネットワークを構成する
多重化装置に、下記の機能を具備した。
【0018】 SD−I回線を、サブレート多重帯域
とビット多重帯域の2帯域に分割して割り付け、サブレ
ート多重帯域を、オンデマンド帯域と、固定割付帯域
と、固定接続帯域に分割して使用可能とし、ビット多重
帯域を、固定割付帯域と、固定接続帯域に分割して使用
可能とし、呼毎にトランクおよびチャネルを選択できる
と共に、オンデマンド帯域についてはトランクとチャネ
ルを音声用およびデータ用に、固定割付帯域については
トランクを音声用およびデータ用に分割する中央処理機
能。
【0019】 各帯域のトラフィックを観察する機
能、および、各々のトラフィックに従ってオンデマンド
(予約)帯域についてはトランクとチャネルを、固定割
付帯域についてはトランクを音声用およびデータ用に分
割の割合を変えることができる中央処理機能。
【0020】
【作用】本発明は、SD−I回線に、サブレート多重の
オンデマンド帯域を設け、トランクとチャネルを動的
(呼毎)に割り付けられるようにすることによって、ト
ランクまたはチャネルの何れかがビジー状態になるまで
オンデマンド接続できるとともに、サブレート多重のオ
ンデマンド帯域内を音声用およびデータ用に分割するこ
とを可能にして、音声もしくはデータのいずれかで全て
の帯域を使用してしまうのを防ぎ、かつ、音声およびデ
ータのトラフィックに従って、音声用とデータ用の帯域
の分割を変えることができる。
【0021】また、本発明は、SD−I回線にビット多
重の固定割付帯域を設け、8kbps単位でのみ可能で
あったチャネル選択を、それ以下の端末装置の通信速度
単位で使用できるようにした。
【0022】多重化装置の中央処理機能は、端末装置か
らの発信を認識した時点でその端末装置のクラスを認識
し、それに見合った地域への発信処理を行い、発信可能
であれば選択したチャネル情報および、発信者のクラス
を「呼設定」メッセージに設定し、対向の多重化装置へ
送出する。「呼設定」メッセージを受信した対向の多重
化装置では、メッセージ内のチャネル情報および、発信
者のクラスを抽出し、それと同様の帯域に所属するチャ
ネルもしくはトランクを選択することで、発信局と着信
局で同じ帯域を使用して接続することができる。
【0023】中央処理機能は、端末装置の通信速度を検
出し、8Kbps以下の単位の通信速度であるときに、
これら複数の端末装置の通信速度の合計が8Kbps以
下にる範囲で複数の端末装置の発信をビット多重する
ことによって、チャネルの有効利用を図ることができ
る。
【0024】また、中央処理機能は、オンデマンド帯域
と固定割付帯域を、音声用とデータ用に分割し、各々の
トラフィックをある一定の間隔で測定し、そのトラフィ
ックに従って音声用とデータ用の分割割合を変えるよう
にする。すなわち、電話(音声)の使用が多い昼間は音
声用の帯域を広げておき、電話(音声)の使用が少ない
夜間は、データ用の帯域を広げておく。以上により、S
D−I回線とトランクを有効に利用することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】まず、本明細書における各帯域に
関する用語の意味を説明する。本発明は、SD−I回線
で接続されたネットワークにおいて、例えば128Kb
ps(64Kbps×2)のSD−I回線上に、8Kb
psのチャネル16チャネルを設け、これらのチャネル
をサブレート帯域とビット多重帯域とに分けて使用す
る。
【0026】サブレート帯域は、SD−I回線上の帯域
を8Kbps単位で使用することができる帯域であり、
音声用帯域とデータ通信用帯域とに分類することができ
る。さらに、サブレート帯域は、オンデマンド帯域と、
固定割付帯域と、固定接続帯域とに分けて使用すること
が可能である。
【0027】ビット多重帯域は、帯域全体を8Kbps
単位で確保し、帯域内を低速群側の信号をビット単位で
集めてビット多重して用いる帯域であり、1.2Kbp
s/2.4Kbps等の小さい通信速度の複数の端末装
置をビット多重して、その帯域を有効に使用することが
できるようにした帯域である。ビット多重帯域は、固定
割付帯域と固定接続帯域とに分けて使用することができ
る。
【0028】サブレート帯域におけるオンデマンド帯域
は、動的(呼毎)に多重化装置のトランクと回線のチャ
ネルを選択して接続するオンデマンド域と、動的(呼
毎)に多重化装置のトランクと回線のチャネルを選択し
て接続する点ではオンデマンド域と同じであるが、この
帯域を選択できる端末装置を予め任意に設定しておき、
設定された端末装置からの発信時のみ使用できる帯域で
ある予約域とを有することができる。サブレート帯域に
おける固定割付帯域は、多重化装置のトランクと回線の
チャネルとを予め割り付けておき、端末装置から発信が
あったとき、端末装置の通信速度に合ったトランクのみ
を選択して接続を行う帯域である。サブレート帯域にお
ける固定接続帯域は、端末装置とトランクとチャネルと
の接続が予め設定されており、動的に接続することがで
きない帯域である。
【0029】ビット多重帯域における固定割付帯域は、
多重化装置のトランクと回線のチャネルとを予め割り付
けておき、端末装置から発信があったとき、端末装置の
通信速度に合ったトランクを選択して接続しビット多重
して通信する帯域である。ビット多重帯域における固定
接続帯域は、端末装置とトランクとチャネルとの接続が
予め設定されてビット多重して通信する帯域であり、動
的に接続することができない帯域である。
【0030】以下、本発明にかかる動的帯域割付方式の
実施の形態を説明する。まず、図1を用いて本発明にか
かる動的帯域割付方式が適用されるネットワークにおけ
る多重化装置10の構成の概要と、サブレート多重(オ
ンデマンドまたは予約)で接続する場合の、トランク1
5とSD−I回線20との間のスイッチングの動き(仕
組み)について説明する。図1は、多重化装置10のサ
ブレート多重帯域における予約域を含むオンデマンド帯
域の接続方式を説明するものであって、サブレート帯域
における固定割付、固定接続ならびにビット多重帯域に
おける固定割付、固定接続などの他の接続帯域を省略し
て示している。
【0031】本実施の形態にかかる多重化装置10は、
通話路スイッチ11と、中央処理装置12と、記憶装置
13と、制御およびデータバス14と、トランク群15
およびスイッチングメモリ群16からなる回線接続部1
7と、トランク監視機能18と、音声/データ(V/
D)割付制御機能19とから構成される。通話路スイッ
チ11は、複数の端末装置30−1〜30−4を収容
し、回線接続部17のトランク15−1〜15−5に接
続される。また、回線接続部17は、スイッチングメモ
リ16−1〜16−9を介してSD−I回線20の各チ
ャネルに固定的に接続されている。この例では、トラン
ク群15は、オンデマンド域および予約域用のオンデマ
ンド用トランクとして構成され、トランク15−2およ
び15−5が予約トランクとされている。
【0032】通話路スイッチ11は、多重化装置10に
収容された端末装置30−1〜30−4からの発信を検
出すると、端末装置の通信速度などに基づいて対応する
通信速度のトランク15に接続する。また、通話路スイ
ッチ11は、SD−I回線20からトランク15への着
信を端末装置30−1〜30−4のいずれかに接続す
る。すなわち通話路スイッチ11は、呼毎にスイッチン
グ動作して、通話路スイッチ11のポートに固定的に接
続された端末装置と、通話路スイッチ11に固定的に接
続されたトランク15の間を選択的に接続する。
【0033】中央処理装置12は、多重化装置10の全
体の動作を制御する。記憶装置13は、多重化装置制御
プログラム等の各種のプログラムおよび各種のデータな
らびに端末装置に対応した通信クラスや予約端末である
か否かなどが記述されたテーブルなどの各種テーブル等
を記憶する。記憶装置13には、多重化装置10に収容
されるそれぞれの端末装置に対応してその通信速度(ク
ラス)や予約端末であるか否かなどの各種条件が格納さ
れたテーブルを有している。
【0034】回線接続部17は、通話路スイッチ11に
固定的に接続されたトランク15と、SD−I回線20
のそれぞれのチャネルに固定的に接続されたスイッチン
グメモリ16との間を選択的に接続する。トランク監視
機能18は、トランク15のトラヒックを周期的に監視
し、音声帯域とデータ帯域のトラヒックがどの様な状態
にあるかを把握する。V/D割付制御機能19は、監視
したトラヒックに従って、音声用帯域(V)とデータ用
帯域(D)の割付けを制御する。
【0035】また、多重化装置10Aは、SD−I回線
20を介して対向する多重化装置10Bに接続される。
SD−I回線20として、128Kbpsから6Mbp
sの通信速度の通信回線を用いることができる。この明
細書では、128Kbpsの通信速度の回線を例にして
説明する。
【0036】上記のようなネットワークにおいて、多重
化装置10に収容される端末装置30から発信がある
と、発信を中央処理装置12が認識し、記憶装置13を
参照して端末装置30に対応して記憶された発信クラス
を抽出する。発信端末装置が予約でないときには、中央
処理装置12は、抽出した発信クラスに従ってトランク
15を選択するとともに、このトランク15とSD−I
回線20のチャネルに固定的に接続されたスイッチング
メモリ16を選択して接続することによって、サブレー
ト帯域でのオンデマンド接続が行われる。発信端末装置
が予約であるときには、中央処理装置12は、抽出した
予約内容に従ってトランク15を選択するとともに、こ
のトランク15とSD−I回線20のチャネルに固定的
に接続されたスイッチングメモリ16を選択して接続
し、サブレート帯域での予約接続が行われる。
【0037】例えば、SD−I回線20にそれぞれ8K
bps(サブレート多重)のチャネルが16チャネル設
定されたときに、多重化装置10に収容される12Kb
psの端末装置30−2から発信があると、この発信を
中央処理装置12が認識し、記憶装置13を参照して端
末装置30−に対応して記憶された発信クラス(通信
速度)を抽出する。この場合、通信速度が12Kbps
であることおよび予約でないことが抽出される。
【0038】中央処理装置12は、呼が発生すると、予
約されていない空きトランク15−1を捕捉し、対向す
る多重化装置からの接続完了を認識すると、回線接続部
17に対して、捕捉したトランク15−1と発呼した端
末装置30−2の通信速度すなわち12Kbpsの通信
速度に対応できるチャネルすなわち2チャネル分を接続
するようトランク15−1とスイッチングメモリ16−
1,16−2との間のスイッチングを指示するスイッチ
ングオーダを送出する。
【0039】スイッチングオーダを受け取った回線接続
部17は、指示に基づいてトランク15−1とスイッチ
ングメモリ16−1およびスイッチングメモリ16−2
をスイッチングし、SD−I回線20とトランク15−
1までの通話路を形成し、かつ、端末装置30−2とト
ランク15−1の通話路スイッチ11を閉じて端末装置
30−2と回線20までの通話路を形成する。
【0040】次いで、中央処理装置12は、チャネル情
報および、発信のクラスを「呼設定」メッセージに設定
し、対向する多重化装置10BへDpチャネルを介して
送出する。「呼設定」メッセージを受信した対向する多
重化装置10Bは、メッセージ内のチャネル情報および
発信者クラスを抽出し、その情報に従ってチャネルおよ
びトランクを選択する。以下通常の接続処理が実行され
る。
【0041】以上の構成によって、多重化装置10Aと
多重化装置10Bとの間で同一のチャネルを選択でき接
続が可能となる。
【0042】その後、サブレート多重オンデマンド帯域
の予約端末装置である4.8Kbpsの端末装置30−
1から発信があると、中央処理装置12は、通信速度お
よび予約であることを抽出し、空きオンデマンドトラン
ク15−2を捕捉するとともに、捕捉したトランク15
−2と、抽出したクラスすなわち4.8Kbpsの通信
速度を伝送可能なSD−I回線20のチャネルに固定的
に接続されたスイッチングメモリ16−3を選択して接
続する。
【0043】さらに、サブレート多重オンデマンド予約
帯域の24Kbpsの端末装置30−4から発信がある
と、中央処理装置12は、通信速度を抽出し、空きオン
デマンドトランク15−5を捕捉するとともに、捕捉し
たトランク15−5と、抽出したクラスすなわち24K
bpsの通信速度を伝送可能なSD−I回線20のチャ
ネルにそれぞれ固定的に接続されたスイッチングメモリ
16−7〜16−9の3チャネル分を選択して接続す
る。
【0044】以下、同様に処理されるので、SD−I回
線20に通信速度に対応可能な数の空きチャネルがある
ときには、発呼に応じて通信速度に対応できる数の空き
チャネルを選択することができ、回線の利用効率を高め
ることができる。
【0045】図2を用いて、発信側多重化装置10Aと
着信側多重化装置10B間をサブレート多重(オンデマ
ンド帯域(予約域))によって接続する場合の接続シー
ケンスを説明する。多重化装置10Aに収容される端末
装置からの発信を受付けた中央処理装置12は、記憶装
置13に格納されている発信端末装置30に対応した通
信速度に関する発信クラスを抽出し(S1)、そのクラ
スに対応できる通信速度のトランクを選択するとともに
そのクラスの通信速度になる数のチャネルを捕捉する
(S2)。
【0046】トランクおよびチャネル選択の結果、発信
端末装置30の通信速度を満たすトランクおよびチャネ
ルを捕捉できないとき(NG)は、発信端末装置30に
対し発信規制処理を行う。ステップS2での上記選択の
結果、発信端末装置30の通信速度を満たすトランクお
よびチャネルを捕捉できたとき(OK)は、選択したチ
ャネル情報および発信者のクラスをDpチャネル上の
「呼設定」メッセージに設定し、対向する受信側多重化
装置10Bへ送出する(S3)。
【0047】上記「呼設定」メッセージを受信した受信
側多重化装置10Bは、メッセージ内の発信者クラスを
抽出しそのクラスに従ったトランクを選択する(S
4)。トランク選択処理の結果、発信端末装置30の通
信速度を満たすトランクを捕捉できないとき(NG)
は、発信側多重化装置10Bに対し、Dpチャネルを介
して「解放完了」メッセージを送出し着信を拒否する
(S5)。「解放完了」メッセージを受けた発信側多重
化装置10は、発信規制処理を行い呼制御を終了す
る。
【0048】ステップS4でのトランク選択処理の結
果、発信端末装置30の通信速度を満たすトランクを捕
捉できたとき(OK)は、「呼設定」メッセージで指定
されたチャネルを選択する(S6)。選択しようとする
チャネルが使用中であって選択出来ない場合は、「呼設
定」メッセージで指定されたチャネルの通信速度(帯
域)で使用可能な別のチャネルを選択する(S7)。ス
テップS7で、別のチャネルを選択できなかった場合
(NG)は、発信側多重化装置10に対し、Dpチャ
ネルを介して「解放完了」メッセージを送出し着信を拒
否する(S8)。「解放完了」メッセージを受けた発信
側多重化装置10は、発信規制処理を行い呼制御を終
了する。
【0049】ステップS6で発信側多重化装置10Aか
らの「呼設定」メッセージで指定されたチャネルが選択
できた場合もしくはステップS7で別のチャネルが選択
できた場合(OK)は、選択したトランクと選択したチ
ャネルを接続する情報(スイッチングオーダ)を回線接
続部に送出し(S9)、トランクとチャネルのスイッチ
ングを行うとともに、Dpチャネルを介して発信側多重
化装置10に対し選択したチャネル情報を設定した
「呼設定受付」メッセージを送出する(S10)。「ス
テップS10における呼設定受付」メッセージの送出と
並行して、着信の対象となる着信端末装置を呼び出す
(S11)とともに、発信側多重化装置10に「呼
出」メッセージを送出する(S12)。
【0050】上記「呼設定受付」メッセージを受信した
信側多重化装置10では、「呼設定受付」メッセー
ジ内のチャネル情報をチェックし、既に選択済みのチャ
ネルと一致するか否かを判断する(S13)。ステップ
S13において、既に設定済みのチャネルと着信側多重
化装置10Bから送信されてきたチャネルが一致してい
ないとき(不一致)は、選択済みのチャネルをアイドル
状態にするともに、着信側多重化装置10Bで指定して
きたチャネルの選択を行う(S14)。
【0051】ステップS14のチャネル選択処理の結
果、着信側多重化装置10Bで指定してきたチャネルが
使用中であって選択できなかった場合(NG)は、着信
側多重化装置10Bに対して「切断」メッセージをDp
チャネルを介して送出し(S15)、発信規制して呼制
御を終了する。ステップS15の「切断」メッセージを
受けた着信側多重化装置10Bは、「切断」メッセージ
を受けると解放シーケンスを実行して呼接続処理を終了
する。
【0052】ステップS13で選択済みのチャネルと着
信側多重化装置10Bで指定してきたチャネルが一致し
ていた場合(一致)は、もしくは、ステップS14で着
信側多重化装置10Bで指定してきたチャネルが選択で
きた場合(OK)(このチャネル変更機能をチャネルネ
ゴシエーションという)、選択したトランクと選択した
チャネルを接続する情報(スイッチングオーダ)を回線
接続部に送出し(S16)、トランクとチャネルのスイ
ッチングを行う。ここまでで、発信側多重化装置10
の回線接続部と着信側多重化装置10Bの回線接続部と
の間の接続を完了する。
【0053】その後、着信側多重化装置10Bに収容さ
れている端末装置が応答する(S17)と、着信側多重
化装置10Bは、トランクと端末装置間の通話路スイッ
チを閉じ(S18)、発信側多重化装置10に対し
「応答」メッセージを送出する(S19)。ステップS
19の「応答」メッセージを受信した発信側多重化装置
10は、トランクと端末装置間の通話路スイッチを閉
じ(S20)、発信側多重化装置10Aの端末装置と着
信側多重化装置10Bの端末装置の通話路が接続され通
信が可能となる。
【0054】以下、図3を用いて本発明にかかる動的帯
域割付方式の他の実施の態様を説明する。サブレート多
重帯域とビット多重帯域において固定割付けで接続する
場合の、トランク15とSD−I回線20との間のスイ
ッチングの動き(仕組み)について説明する。この実施
の態様の説明も、固定割付けを取り出して説明するもの
で、トランクに関して他のオンデマンド接続や固定接続
のトランクは省略してある。
【0055】この実際の態様にかかる多重化装置10
は、通話路スイッチ11と、中央処理装置12と、記憶
装置13と、制御およびデータバス14と、トランク群
15およびスイッチングメモリ群16からなる回線接続
部17と、トランク監視機能18と、音声/データ(V
/D)割付制御機能19とから構成される。通話路スイ
ッチ11は、ポートに複数の端末装置30−1〜30−
を収容し、回線接続部17のトランク15−1〜15
−5が固定的に接続される。また、回線接続部17は、
スイッチングメモリ16−1〜16−9を介してSD−
I回線20の各チャネルに固定的に接続されている。こ
の例では、トランク群15は、サブレート多重帯域およ
びビット多重帯域用トランクとして構成され、トランク
15−1,15−2がサブレート多重帯域用トランクと
して、トランク15−3〜15−5がビット多重帯域用
トランクとして使用されている。
【0056】本実施の態様においては、SD−I回線2
0のチャネルに固定的に接続されたスイッチングメモリ
16と、トランク15とは固定的に割り付けられてい
る。トランク15は、スイッチングメモリ16との接続
のしかたによって、複数のチャネルを使用したり、一つ
のチャネルをビット多重して用いるなど、様々な通信速
度に予め設定することができる。
【0057】通話路スイッチ11は、多重化装置10に
収容された端末装置30−1〜30−5からの発信をそ
の通信速度に見合ったトランク15に接続する。中央処
理装置12は、多重化装置10の全体の動作を制御す
る。記憶装置13は、多重化装置制御プログラム等の各
プログラムおよび各データならびに端末装置に対応した
通信クラスが記述されたテーブルなどの各種テーブル等
を記憶する。記憶装置13には、多重化装置10に収容
されるそれぞれの端末装置に対応してその通信速度(ク
ラス)などの各種条件が格納されたテーブルを有してい
る。
【0058】上記固定割付方式が採用されたネットワー
クにおいて、多重化装置10に収容される端末装置30
から発信があると、発信を中央処理装置12が認識し、
記憶装置13を参照して端末装置30に対応して記憶さ
れた発信クラスを抽出する。中央処理装置12は、抽出
した発信クラスに対応した通信速度のトランク15を選
択するように通話路スイッチ11を制御する。
【0059】例えば、多重化装置10に収容された4.
8Kbpsのデータ用端末装置30−2から発信が有っ
たときには、中央処理装置12は、8Kbpsの空きト
ランク15−1を捕捉し、該発信をこのトランクに接続
するように通話路スイッチ11を制御する。次いで、多
重化装置10に収容された8Kbpsの音声用端末装置
30−1から発信が有ったときには、中央処理装置12
は、8Kbpsの空きとランク15−2を捕捉し、該発
信をこのトランクに接続するように通話路スイッチ11
を制御する。
【0060】一方、1.2Kbpsの端末30−3から
発信が有ったときには、中央処理装置12は、この通信
速度にあった、スイッチングメモリ16−6に割り付け
られたビット多重用の空きトランク15−5を捕捉し、
該発信をこのトランクに接続するように通話路スイッチ
11を制御する。同様に、1.2Kbpsの端末30−
4から発信が有ったときには、中央処理装置12は、こ
の通信速度にあった、スイッチングメモリ16−6に割
り付けられたビット多重用の空きトランク15−4を捕
捉し、該発信をこのトランクに接続するように通話路ス
イッチ11を制御する。さらに、4.8Kbpsの端末
30−5から発信が有ったときには、中央処理装置12
は、この通信速度にあった、スイッチングメモリ16−
6に割り付けられたビット多重用の空きトランク15−
3を捕捉し、該発信をこのトランクに接続するように通
話路スイッチ11を制御する。このようにして、スイッ
チングメモリ16−6には、合計7.2Kbpsの端末
をビット多重によって接続することができるので、8K
bpsのチャネルを有効に使用することができる。
【0061】図4を用いて、発信側多重化装置10Aと
着信側多重化装置10B間をサブレート多重(固定割付
帯域)およびビット多重(固定割付帯域)によって接続
する場合の接続シーケンスを説明する。発信側多重化装
置10Aに収容される端末装置からの発信を受け付けた
中央処理装置12は、発信端末装置に対応して記憶装置
13に格納されている通信速度に関する発信クラスを抽
出し(S31)、そのクラスに対応したチャネルに割り
当てられたトランクを選択する(S32)。ステップS
32のトランク選択処理において、選択NGであれば発
信端末装置に対し発信規制処理を行う。上記トランク選
択処理において、トランクの選択ができた(OK)とき
は、選択したトランク情報(もしくはそれに固定的に割
り付けられているチャネル情報)および、発信者のクラ
スを「呼設定」メッセージに設定し、対向の着信側多重
化装置10BにDpチャネルを介して送出する(S3
3)。
【0062】上記「呼設定」メッセージを受信した対向
の着信側多重化装置10Bは、メッセージ内の発信者ク
ラスおよびトランク情報を抽出しそのクラスに従ったト
ランクを選択する(S34)(この選択は、発信側多重
化装置10Aで選択したトランクに割り当てられたチャ
ネルと同じチャネルが割り当てられたトランクを選択す
る)。ステップS34のトランク選択処理で、「呼設
定」メッセージで指示されたトランクが選択できない
(NG)ときは、発信側多重化装置10Aに対し、「
完了」メッセージを送出し(S35)着信を拒否す
る。ステップS35で「解放完了」メッセージを受けた
発信側多重化装置10Aは、発信規制処理を行い呼制御
を終了する。ステップS34のトランク選択処理におい
て、「呼設定」メッセージで指示されたトランクを選択
できた(OK)ときには、発信側多重化装置10Aに対
し「呼設定受付」メッセージを送出する(S36)とと
もに、着信の対象となる端末装置を呼出し(S37)、
発信側多重化装置10Aに「呼出」メッセージを送出す
る(S38)。
【0063】その後、呼び出された端末装置が応答する
と(S39)、着信側多重化装置10Bはトランクと端
末装置間の通話路スイッチを閉じる(S40)と共に、
発信側多重化装置10Aに対し「応答」メッセージを送
出する(S41)。
【0064】ステップS41の「応答」メッセージを受
信した発信側多重化装置10Aは、トランクと端末装置
間の通話路スイッチを閉じ(S42)、発信側多重化装
置10Aの端末装置と着信側多重化装置10Bの端末装
置の通話路が接続され通信が可能となる。
【0065】このように本実施の態様によれば、サブレ
ート多重帯域またはビット多重帯域において、端末から
発信が有ったときには、その端末のクラスにあったトラ
ンク(チャネル)を選択して、固定割付による接続を実
行することができる。
【0066】図5を用いてSD−I回線20上のチャネ
ル(64kbps単位)をどの帯域で使用するかを管理
するためのデータ構成の一例を説明する。この説明で
は、SD−I回線20上に64kbps単位のチャネル
を複数チャネル設け、それぞれのチャネルをサブレート
多重およびビット多重して用いる例を説明する。記憶装
置13内に、チャネル使用帯域管理用テーブル130を
設ける。チャネル使用帯域管理テーブル130は、サブ
レート多重オンデマンドで使用する帯域を格納しておく
エリア130−1と、サブレート多重オンデマンド(予
約)で使用する帯域を格納しておくエリア130−2
と、サブレート多重(固定割付)で使用する帯域を格納
しておくエリア130−3と、サブレート多重(固定接
続)で使用する帯域を格納しておくエリア130−4
と、ビット多重(固定割付)で使用する帯域を格納して
おくエリア130−5と、ビット多重(固定接続)で使
用する帯域を格納しておくエリア130−6とから構成
されている。
【0067】サブレート多重オンデマンドで使用する帯
域を格納しておくエリア130−1およびサブレート多
重オンデマンド(予約)で使用する帯域を格納しておく
エリア130−2は、それぞれ音声用/データ用の2種
類のチャネル情報を分割して管理することができるよう
に構成されている。それぞれの帯域における各々のトラ
ヒックによって帯域内の音声用/データ用の分割の割合
を変えられるようになっている。
【0068】各々のエリアには、使用する帯域のスター
トチャネルと帯域のエンドチャネルが格納されており、
帯域使用時は、そのスタートチャネルからエンドチャネ
ルまでのチャネルのみを使用する。
【0069】図6を用いて、サブレート多重(オンデマ
ンド/予約帯域)のチャネル使用状況を管理するための
データ(チャネル使用状況監視データ)の構成の一例を
説明する。チャネル使用状況管理データ131は、チャ
ネル(64kbps単位)ごとに設けられており、その
内部はさらにサブレート単位で8等分(8kbps単
位)されている。サブレート多重(オンデマンド/予約
帯域)の端末装置から発信を受け付けた場合、図5のエ
リア130−1または130−2より対象の帯域を抽出
し、その帯域のスタートチャネルからエンドチャネルま
でのエリア131−2をチェックし、その中から発信者
の通信速度分のチャネル(サブレート単位のチャネル)
を選択する。選択したチャネル(8kbps単位)のエ
リア131−2にフラグを立てチャネルが使用中である
ことを表示する。着信側の多重化装置においても、「呼
設定」メッセージ受信時に、チャネル使用状況管理デー
タを書き換える同様の制御を行う。
【0070】
【発明の効果】上記のように本発明は、ディジタル専用
(SD−I)回線で接続されるネットワークを構成する
多重化装置における動的帯域割付方式において、SD−
I回線上の帯域を、音声またはデータ通信用の8kbp
単位で使用することが可能なサブレート帯域と、8kb
ps単位で確保したビット多重帯域とに分割して使用
し、サブレート帯域を、デマンドに応じて動的(呼毎)
にトランクおよびチャネルを選択し接続を行うオンデマ
ンド帯域と、予めトランクとチャネルを割り付けておき
端末装置からの発信時に端末装置のスピードにあったト
ランクのみを選択し接続を行う固定割付帯域と、動的に
接続できない接続したままの帯域である固定接続帯域と
に分割して使用し、ビット多重帯域は、1.2kbps
/2.4kbs等の小さい単位の端末装置の合計のスピ
ードが8kpbs単位に最も近いスピードとなるように
ビット多重する帯域であり、ビット多重帯域を、予めト
ランクとチャネルを割り付けておき端末装置からの発信
時スピードにあったトランクのみを選択し接続を行う固
定割付帯域と、動的に接続できない接続したままの帯域
である固定接続帯域に分割して使用し、上記オンデマン
ド帯域または予約帯域ではトランクとチャネルを音声用
およびデータ用に分割し、固定割付帯域ではトランクを
音声用およびデータ用に分割しておくとともに、各々の
トラフィックを一定間隔で監視し、その時々のトラフィ
ックに依存して音声用またはデータ用の分割の割合を変
えるようにしたので、ディジタル専用(SD−I)回線
およびトランクの有効利用をはかった動的帯域割付方式
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる動的帯域割付方式が適用される
多重化装置ネットワークの構成を示す概念図。
【図2】多重化装置内に収容されるトランクとSD−I
回線を接続するための制御を行なう回線接続部のサブレ
ート多重スイッチングの仕組みを説明する概念図。
【図3】多重化装置内に収容されるトランクとSD−I
回線を接続するための制御を行なう回線接続部のサブレ
ート多重/ビッド多重スイッチングの仕組みを説明する
概念図。
【図4】サブレート多重(オンデマンド/予約帯域)の
接続シーケンスを説明する図。
【図5】サブレート多重/ビッド多重(固定割付け帯
域)の接続シーケンスを説明する図。
【図6】SD−I回線上のチャネルを度の帯域で使用す
るかを管理するデータの構成を示す図。
【図7】サブレート多重(オンデマンド/予約帯域)の
チャネル使用状況を管理するためのデータの構成を説明
する図。
【符号の説明】
11 通話路スイッチ 12 中央処理装置 13 記憶装置 14 バス 15 トランク 16 スイッチングメモリ 17 回線接続部 18 トランク監視機能 19 V/D割付制御機能 20 SD−I回線 30 端末装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−56038(JP,A) 特開 昭60−64546(JP,A) 特開 平1−286696(JP,A) 特開 平9−162835(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 - 3/26 H04L 5/22 - 5/26 H04M 3/00 H04Q 11/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル専用回線で接続されるネット
    ワークを構成する多重化装置における動的帯域割付方式
    において、ディジタル専用回線 上の帯域を、音声またはデータ通信
    用の8kbps単位で使用することが可能なサブレート
    帯域と、8kbps単位で確保したビット多重帯域とに
    分割して使用し、 サブレート帯域を、デマンドに応じて動的にトランクお
    よびチャネルを選択し接続を行うオンデマンド帯域と、
    予めトランクとチャネルを割り付けておき端末装置から
    の発信時に端末装置の通信速度にあったトランクのみを
    選択し接続を行う固定割付帯域と、動的に接続できない
    接続したままの帯域である固定接続帯域とに分割して使
    用し、 ビット多重帯域は、通信速度が小さい単位の端末装置の
    合計の通信速度が8kpbs単位に最も近い通信速度
    なるようにビット多重する帯域であり、ビット多重帯域
    を、予めトランクとチャネルを割り付けておき端末装置
    からの発信時通信速度にあったトランクのみを選択し接
    続を行う固定割付帯域と、動的に接続できない接続した
    ままの帯域である固定接続帯域に分割して使用し、 上記オンデマンド帯域ではトランクとチャネルを音声用
    およびデータ用に分割し、固定割付帯域ではトランクを
    音声用およびデータ用に分割しておくとともに、各々の
    トラフィックを一定間隔で監視し、その時々のトラフィ
    ックに依存して音声用またはデータ用の分割の割合を変
    えるようにしたことを特徴とする動的帯域割付方式。
  2. 【請求項2】 電話の使用量が多い昼間は音声用の帯域
    を広げ、電話の使用量が少ない夜間はデータの帯域を広
    げるようにした請求項1記載の動的帯域割付方式。
  3. 【請求項3】 オンデマンド帯域に任意に設定された端
    末装置からの発信時のみデマンドに応じて動的にトラン
    クおよびチャネルを選択し接続を行う予約帯域を設けた
    請求項1または請求項2に記載の動的帯域割付方式。
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