JPH0888912A - 分電盤 - Google Patents
分電盤Info
- Publication number
- JPH0888912A JPH0888912A JP6219017A JP21901794A JPH0888912A JP H0888912 A JPH0888912 A JP H0888912A JP 6219017 A JP6219017 A JP 6219017A JP 21901794 A JP21901794 A JP 21901794A JP H0888912 A JPH0888912 A JP H0888912A
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- Japan
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- bar
- contact breaker
- contact
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 1接点ブレーカと2接点ブレーカ等が共用で
きるうえに、ブレーカの実装効率が高い分電盤を提供す
ることにある。 【構成】 1接点ブレーカサイズのケースに2接点を組
み込んだ多数の2接点ブレーカ1を幹線バー8とニュー
トラルバー9に接続した分電盤において、幹線バー8及
びニュートラルバー9の接続孔8a、9aを、2接点ブ
レーカ1の幅の中心線上に設ける。
きるうえに、ブレーカの実装効率が高い分電盤を提供す
ることにある。 【構成】 1接点ブレーカサイズのケースに2接点を組
み込んだ多数の2接点ブレーカ1を幹線バー8とニュー
トラルバー9に接続した分電盤において、幹線バー8及
びニュートラルバー9の接続孔8a、9aを、2接点ブ
レーカ1の幅の中心線上に設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数のブレーカを配置
して多数の分岐回路を構成する分電盤に関するものであ
る。
して多数の分岐回路を構成する分電盤に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、分電盤は多数のブレーカを幹線バ
ーとニュートラルバーを挟んで対向させて分岐回路を構
成するのを普通としている。ところが、近年電気機器類
の使用の増加にともなって分岐回路数が増大し、分電盤
のキャビネット内に多数のブレーカを実装する必要が生
じてきた。しかし、キャビネット自体のサイズを大型化
することは設置面積の制約により難しいという問題があ
った。このため、1接点ブレーカサイズのケースに2接
点を内蔵させた2接点ブレーカを用い、キャビネット内
のブレーカ収納数を増大させる方法が提案され始めてい
る。ところが、1接点ブレーカサイズのケースに2接点
を内蔵させるため電源側端子には各接点に対応する端子
が二つ設けられることとなり、これを幹線バーやニュー
トラルバーに接続するには、幹線バーやニュートラルバ
ーに、対向する2接点ブレーカの四つの電源側端子に対
応する接続孔を2個づつ形成する必要があった。しか
し、幹線バーとニュートラルバーに二つの接続孔を形成
するため、バーの断面積が小さくなり、定格電流を流せ
なくなるという問題が生じた。
ーとニュートラルバーを挟んで対向させて分岐回路を構
成するのを普通としている。ところが、近年電気機器類
の使用の増加にともなって分岐回路数が増大し、分電盤
のキャビネット内に多数のブレーカを実装する必要が生
じてきた。しかし、キャビネット自体のサイズを大型化
することは設置面積の制約により難しいという問題があ
った。このため、1接点ブレーカサイズのケースに2接
点を内蔵させた2接点ブレーカを用い、キャビネット内
のブレーカ収納数を増大させる方法が提案され始めてい
る。ところが、1接点ブレーカサイズのケースに2接点
を内蔵させるため電源側端子には各接点に対応する端子
が二つ設けられることとなり、これを幹線バーやニュー
トラルバーに接続するには、幹線バーやニュートラルバ
ーに、対向する2接点ブレーカの四つの電源側端子に対
応する接続孔を2個づつ形成する必要があった。しか
し、幹線バーとニュートラルバーに二つの接続孔を形成
するため、バーの断面積が小さくなり、定格電流を流せ
なくなるという問題が生じた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
問題を解決し、1接点ブレーカに使用していたと同じ幹
線バーやニュートラルバーを使用して2接点ブレーカが
使用できる、ブレーカの実装効率が高い分電盤を提供す
ることにある。
問題を解決し、1接点ブレーカに使用していたと同じ幹
線バーやニュートラルバーを使用して2接点ブレーカが
使用できる、ブレーカの実装効率が高い分電盤を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、1接点ブレーカサイズのケース
に2接点を組み込んだ多数の2接点ブレーカを幹線バー
とニュートラルバーに接続した分電盤であって、幹線バ
ー及びニュートラルバーの接続孔を、2接点ブレーカの
幅の中心線上に設けたことを特徴とするものである。ま
た、2接点ブレーカの電源側端子を段差を設けて設け、
各電源側端子と前記幹線バーあるいはニュートラルバー
の接続孔とを相互に充分な絶縁距離が得られる形状をし
た変形分岐リード板により接続することが好ましい。
めになされた本発明は、1接点ブレーカサイズのケース
に2接点を組み込んだ多数の2接点ブレーカを幹線バー
とニュートラルバーに接続した分電盤であって、幹線バ
ー及びニュートラルバーの接続孔を、2接点ブレーカの
幅の中心線上に設けたことを特徴とするものである。ま
た、2接点ブレーカの電源側端子を段差を設けて設け、
各電源側端子と前記幹線バーあるいはニュートラルバー
の接続孔とを相互に充分な絶縁距離が得られる形状をし
た変形分岐リード板により接続することが好ましい。
【0005】
【作用】本発明の分電盤は、幹線バー及びニュートラル
バーの接続孔を、1接点ブレーカサイズの2接点ブレー
カの幅の中心線上に設けたので、幹線バー及びニュート
ラルバーの接続孔のピッチは1接点ブレーカを接続する
場合と同一でよい。このために、幹線バー及びニュート
ラルバーを共用させ、1接点ブレーカと2接点ブレーカ
のいずれをも取り付けることができる。また、接続孔の
数を増加させる必要がないために、バーの断面積が小さ
くなることもない。
バーの接続孔を、1接点ブレーカサイズの2接点ブレー
カの幅の中心線上に設けたので、幹線バー及びニュート
ラルバーの接続孔のピッチは1接点ブレーカを接続する
場合と同一でよい。このために、幹線バー及びニュート
ラルバーを共用させ、1接点ブレーカと2接点ブレーカ
のいずれをも取り付けることができる。また、接続孔の
数を増加させる必要がないために、バーの断面積が小さ
くなることもない。
【0006】
【実施例】次に、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。1は1接点ブレーカサイズのケース内に2
接点を内蔵させた多数の2接点ブレーカであり、該2接
点ブレーカ1は後記する幹線バー8とニュートラルバー
9の両側に対向させて並設されている。3、4は2接点
ブレーカ1の電源側端子で、該電源側端子3、4は内蔵
された各接点に対応して絶縁距離が得られるように段差
を設けて並設させている。
に説明する。1は1接点ブレーカサイズのケース内に2
接点を内蔵させた多数の2接点ブレーカであり、該2接
点ブレーカ1は後記する幹線バー8とニュートラルバー
9の両側に対向させて並設されている。3、4は2接点
ブレーカ1の電源側端子で、該電源側端子3、4は内蔵
された各接点に対応して絶縁距離が得られるように段差
を設けて並設させている。
【0007】5、6は2接点ブレーカ1の負荷側端子
で、該負荷側端子5、6は内蔵された各接点に対応して
絶縁距離が得られるように段差を設けて並設させてい
る。7は2接点ブレーカ1のハンドル、8、8は前記2
接点ブレーカ1を挟んで張設される幹線バー、9は幹線
バー間に張設されるニュートラルバーである。幹線バー
8、8及びニュートラルバー9の中心線上には1接点ブ
レーカの分岐リード板接続位置に対応して接続孔8a、
9aが形成されているが、図1に示すようにこれらは2
接点ブレーカ1の幅の中心線上に設けられている。
で、該負荷側端子5、6は内蔵された各接点に対応して
絶縁距離が得られるように段差を設けて並設させてい
る。7は2接点ブレーカ1のハンドル、8、8は前記2
接点ブレーカ1を挟んで張設される幹線バー、9は幹線
バー間に張設されるニュートラルバーである。幹線バー
8、8及びニュートラルバー9の中心線上には1接点ブ
レーカの分岐リード板接続位置に対応して接続孔8a、
9aが形成されているが、図1に示すようにこれらは2
接点ブレーカ1の幅の中心線上に設けられている。
【0008】10は前記2接点ブレーカ1の電源側端子
3、4に接続される分岐リード板であり、該分岐リード
板10は2接点ブレーカ1と幹線バー8あるいはニュー
トラルバー9に接続された際、相互に充分な絶縁距離が
得られ、且つ1接点ブレーカに対応する接続孔8a、9
aにビス止めされるよう上下に段差を形成するととも
に、前後に屈曲された形状をしている。
3、4に接続される分岐リード板であり、該分岐リード
板10は2接点ブレーカ1と幹線バー8あるいはニュー
トラルバー9に接続された際、相互に充分な絶縁距離が
得られ、且つ1接点ブレーカに対応する接続孔8a、9
aにビス止めされるよう上下に段差を形成するととも
に、前後に屈曲された形状をしている。
【0009】このように構成されたものは、分電盤内の
幹線バー8、8とニュートラルバー9の接続孔8a、9
aに、2接点ブレーカ1の電源側端子3、4を分岐リー
ド板10により接続したものである。100V回路の場
合には、図2、図3に示すように2接点ブレーカ1の電
源側端子3、4の一方を幹線バー8の接続孔8aに接続
し、他方をニュートラルバー9の接続孔9aに接続す
る。このとき、ニュートラルバー9は幹線バー8よりも
低い位置に設けられているので、相互に充分な絶縁距離
が得られる。
幹線バー8、8とニュートラルバー9の接続孔8a、9
aに、2接点ブレーカ1の電源側端子3、4を分岐リー
ド板10により接続したものである。100V回路の場
合には、図2、図3に示すように2接点ブレーカ1の電
源側端子3、4の一方を幹線バー8の接続孔8aに接続
し、他方をニュートラルバー9の接続孔9aに接続す
る。このとき、ニュートラルバー9は幹線バー8よりも
低い位置に設けられているので、相互に充分な絶縁距離
が得られる。
【0010】また、200V回路の場合には、図4、図
5に示すように2接点ブレーカ1の電源側端子3、4を
それぞれ2本の幹線バー8の接続孔8aに接続する。こ
のときには、図2、図3の状態で使用されていた分岐リ
ード板10を外し、下段の電源側端子4を近い側の幹線
バー8に接続し、上段の電源側端子3を遠い側の幹線バ
ー8に接続する。なお、この場合には近い側の幹線バー
8との接続用の分岐リード板10は上下を反転させるだ
けで同じものを使用することができる。
5に示すように2接点ブレーカ1の電源側端子3、4を
それぞれ2本の幹線バー8の接続孔8aに接続する。こ
のときには、図2、図3の状態で使用されていた分岐リ
ード板10を外し、下段の電源側端子4を近い側の幹線
バー8に接続し、上段の電源側端子3を遠い側の幹線バ
ー8に接続する。なお、この場合には近い側の幹線バー
8との接続用の分岐リード板10は上下を反転させるだ
けで同じものを使用することができる。
【0011】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、幹線バー及びニュートラルバーの接続孔を、2接点
ブレーカの幅の中心線上に設けたことにより、1接点ブ
レーカに使用していたと同じ幹線バーやニュートラルバ
ーを使用して2接点ブレーカが使用できる利点がある。
しかも、ニュートラルバーに直接分岐リード板を接続す
るのでニュートラル端子が不要となり、分電盤のキャビ
ネットを小型化することも可能になるなど種々の利点を
有するものである。従って、本発明は従来の問題点を解
決した分電盤として、業界の発展に寄与するところは極
めて大なものである。
に、幹線バー及びニュートラルバーの接続孔を、2接点
ブレーカの幅の中心線上に設けたことにより、1接点ブ
レーカに使用していたと同じ幹線バーやニュートラルバ
ーを使用して2接点ブレーカが使用できる利点がある。
しかも、ニュートラルバーに直接分岐リード板を接続す
るのでニュートラル端子が不要となり、分電盤のキャビ
ネットを小型化することも可能になるなど種々の利点を
有するものである。従って、本発明は従来の問題点を解
決した分電盤として、業界の発展に寄与するところは極
めて大なものである。
【図1】本発明の実施例を示す平面図である。
【図2】本発明の実施例を100V用配線とした側面図
である。
である。
【図3】本発明の実施例の100V用配線とした平面図
である。
である。
【図4】本発明の実施例の200V用配線とした側面図
である。
である。
【図5】本発明の実施例の200V用配線とした平面図
である。
である。
1 2接点ブレーカ 3 電源側端子 4 電源側端子 8 幹線バー 8a ねじ孔 9 ニュートラルバー 9a ねじ孔 10 分岐リード板
Claims (2)
- 【請求項1】 1接点ブレーカサイズのケースに2接点
を組み込んだ多数の2接点ブレーカ(1) を幹線バー(8)
とニュートラルバー(9) に接続した分電盤であって、幹
線バー(8) 及びニュートラルバー(9) の接続孔(8a)、(9
a)を、2接点ブレーカ(1) の幅の中心線上に設けたこと
を特徴とする分電盤。 - 【請求項2】 2接点ブレーカ(1) の電源側端子(3) 、
(4)を段差を設けて配置し、各電源側端子(3) 、(4) と
前記幹線バー(8) あるいはニュートラルバー(9) の接続
孔(8a)、(9a)とを相互に充分な絶縁距離が得られる形状
をした変形分岐リード板(10)により接続した請求項1に
記載の分電盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6219017A JP2685415B2 (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 分電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6219017A JP2685415B2 (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 分電盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0888912A true JPH0888912A (ja) | 1996-04-02 |
JP2685415B2 JP2685415B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=16728954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6219017A Expired - Lifetime JP2685415B2 (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 分電盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2685415B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101045138B1 (ko) * | 2008-02-21 | 2011-06-30 | 파나소닉 덴코 덴로 가부시키가이샤 | 분전반 |
JP2016158442A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | 日東工業株式会社 | 3極式配電機器の分岐バーセット |
-
1994
- 1994-09-13 JP JP6219017A patent/JP2685415B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101045138B1 (ko) * | 2008-02-21 | 2011-06-30 | 파나소닉 덴코 덴로 가부시키가이샤 | 분전반 |
JP2016158442A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | 日東工業株式会社 | 3極式配電機器の分岐バーセット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2685415B2 (ja) | 1997-12-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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