JPH0888674A - 呼出信号発生回路 - Google Patents

呼出信号発生回路

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JPH0888674A
JPH0888674A JP22165994A JP22165994A JPH0888674A JP H0888674 A JPH0888674 A JP H0888674A JP 22165994 A JP22165994 A JP 22165994A JP 22165994 A JP22165994 A JP 22165994A JP H0888674 A JPH0888674 A JP H0888674A
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ringing
ringing tone
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signal
circuit
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JP22165994A
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Yayoi Nakamura
やよい 中村
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は電話系端末の呼出信号発生回路に関
し、呼出音蓄積手段に呼出音情報を蓄積しておき、呼出
音制御回路でその出力条件を制御することにより、快適
な呼出音を出力することのできる呼出音発生回路を実現
することを目的とする。 【構成】交換機から送られるリンガ信号を受信し、リン
ガ信号の有無を検出し、検出信号を出力するリンガ信号
検出回路と、呼出音の音量、変化の条件を設定する呼出
音設定手段と、呼出音情報を蓄積しておく呼出音蓄積手
段と、呼出音蓄積手段から出力される呼出音情報を入力
として、所定の呼出音量に調整して呼出音を出力する呼
出音発生手段と、リンガ信号検出回路の出力と、呼出音
設定手段の設定情報を読み込み、呼出音蓄積手段の中の
呼出音情報を取り出し、呼出音発生手段を制御して呼出
音量の調整を行う呼出音制御手段を備え構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話系端末の呼出信号発
生回路に関する。電話系端末の呼出しは、交換機の加入
者回線を通して送られてくる、例えば、16HZ、75
Vのリンガ信号で、磁石電鈴を駆動して呼出信号を発生
し、被呼者を呼び出している。この呼出信号に被呼者が
応答して、電話形端末のハンドセットをオフフックする
ことにより、通話回路が形成され通話を行っている。
【0002】このような、電話系端末も半導体技術の進
展で、信頼度の高い半導体が安価で得られることによ
り、通話回路に半導体が使用されるようになり、さらに
は呼出信号発生回路にも半導体が使用されるようになっ
てきている。
【0003】このように、交換機から送られてくる16
HZのリンガ信号を検出して、半導体により構成される
呼出信号発生回路を駆動して、磁石電鈴に類似した電子
音を発生するものもあるが、その電子音は被呼者にとっ
て必ずしも快適なものではない場合がある。
【0004】そこで、被呼者にとって快適な呼出信号を
発生する呼出信号発生回路が要望されている。
【0005】
【従来の技術】図11は従来例の電話機を説明するブロ
ック図を示す。図は電話機回路の1例であり、61は通
話回路、62は側音の発生を抑制する平衡結線網、6
3、63a、64はハンズフリー通話用の音声増幅器、
スピーカ、音声スイッチ、65は加入者線より供給され
る電源から、電話機内部に供給する電源を生成する電源
回路、66は送話器、67は受話器、68はダイヤル発
振器、68aはダイヤル用キー、68bはリダイヤルス
イッチ、68cはリダイヤル番号を記憶するメモリ、7
0はフックスイッチ、10aはトーンリンガ回路、10
bはトーンリンガ回路10aで発生した呼出信号を電子
音として出力するサウンダ、10cは音量切替用のスイ
ッチ、10dは音色切替用のスイッチである。
【0006】200はLSIの構成の一例を示し、破線
の中の回路はLSIとして1チップに搭載される。電話
機を使用していない場合、フックスイッチ70は下側に
接続され、トーンリンガ回路10aに接続されている。
この状態で交換機から、例えば、16HZ、75Vのリ
ンガ信号が送出されると、トーンリンガ回路10aはこ
れを検出して、トーンリンガ回路10a内の発振器を駆
動して呼出信号を発生し、これにより、サウンダ10b
を駆動して電子音を出力する。
【0007】被呼者はこの電子音により、呼び出された
ことを知り、オフフックすることにより、フックスイッ
チ70が上側に接続され、通話回路が形成され、送話器
66、受話器67またはスピーカ63aを使用して通話
を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例におい
て、トーンリンガ回路10aは交換機からの16HZの
信号を受信したとき、内部の発振器を駆動して呼出信号
を発生する。この発振器の調整を行うために、発振器は
音量切替用のスイッチ10c、音色切替用スイッチの1
0dに接続されている。音量切替用のスイッチ10cに
よりサウンダ10bから出力する音量を切替え、音色切
替用のスイッチ10dにより、発振器の発振周波数を切
替え音色を変化させることは可能であるが、これらの切
替えは、スイッチ切替えによる3段階程度の簡単なもの
であり、これらの調整を行っても、被呼者に対して呼出
信号が快適なものとなるとは限らない。
【0009】本発明は、呼出音蓄積手段に呼出音データ
を蓄積しておき、呼出音制御部でその出力条件を制御す
ることにより、被呼者にとって快適な呼出音を出力する
ことのできる呼出音制御方式を実現しようとする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を説
明するブロック図である。図中の100は電話機内に設
けられ、交換機からのリンガ信号を受信し、加入者を呼
び出す呼出信号を生成する呼出信号発生部であって、1
0は交換機の加入者回路から送られるリンガ信号を受信
し、リンガ信号の有無を検出し、検出信号Rを出力する
リンガ信号検出回路であり、20は呼出音の音量、種別
の条件を設定する呼出音設定手段であり、30は呼出音
データを蓄積しておく呼出音蓄積手段であり、40は呼
出音蓄積手段30から出力される呼出音データを入力と
して、所定の呼出音量に調整して呼出音を出力する呼出
音発生手段である。
【0011】また、50はリンガ信号検出回路10の出
力Rと、呼出音設定手段20の設定情報を読み込み、呼
出音蓄積手段30に蓄積されている呼出音データを取り
出し制御と、呼出音発生手段40を制御して呼出音量の
調整を行う呼出音制御手段であり、かかる手段により課
題を解決する。
【0012】
【作用】 交換機から送られてくるリンガ信号をリンガ信号検
出回路10で検出したとき、呼出音制御手段50は、呼
出音設定手段20に設定した条件にしたがって、呼出音
蓄積手段30に蓄積しておいた呼出音データを取り出
し、所定の音量、変化を与えて、呼出音発生手段40か
ら出力する。このように、呼出音データを呼出音蓄積手
段30に蓄積し、指定された条件で出力する制御を行う
呼出音制御手段50を、例えば、マイクロプロセッサで
構成することにより、呼出音の制御をプログラマブルと
することができ、制御の自由度が増加し、きめ細かい制
御を行うことができる。(請求項1) 請求項1の呼出信号発生回路に、クロック発生回路
51を設け、呼出音制御部50Aはクロック発生回路5
1の発生するクロック信号を基準として、所定の周期に
よるスキャンタイミング信号を発生し、スキャンタイミ
ング信号が発生するごとに、呼出音設定回路20Aをス
キャンし、呼出音量漸増設定メモリ21が設定されてい
る場合には、スキャンするごとに呼出音発生部40Aの
出力を所定の値ずつ増加させる。また、呼出音設定回路
20Aに、呼出音量瞬間増設定メモリ22が設定されて
いる場合には、所定の回数スキャンを行った後、呼出音
発生部40Aの出力を所定の値まで瞬間的に増加させ
る。(請求項2、3) 呼出音蓄積手段30を複数の呼出音データを蓄積可
能な呼出音蓄積メモリ31で構成しておき、呼出音種別
設定メモリ23の指定により、複数の呼出音データの中
の一つを選択して出力することができる。(請求項4) 計時回路53により、計時用クロック発生回路54
の発生するクロック信号を計数して、所定の時刻となっ
たことを検出したとき、呼出音の音量を呼出音量時刻設
定メモリ24の設定した音量に呼出音を設定することに
より、呼出音量を変化させる。また、計時回路53によ
り、所定の時刻を経過したことを検出したとき、所定の
呼出音を出力することにより、時間の経過を通知する。
(請求項5、6) 請求項1の呼出音発生手段40を光発生部41で構
成することにより、例えば、光の点滅で呼び出すことが
可能となり、呼出音発生手段40を振動発生部で構成す
ることにより、呼出音を鳴らすことなく振動で呼び出す
ことができる。(請求項7、8) 呼出音蓄積手段30をリードオンリメモリ(以下R
OMと称する)32で構成し、書き込み済の他のROM
32と交換することより、容易に呼出音の種類を変更す
ることができ、さらに、呼出音蓄積手段30をランダム
アクセスメモリ(以下RAMと称する)33で構成する
ことにより、簡単にRAM33の内容、呼出音データを
変更することができ、回線インタフェース35を設ける
ことにより、回線からの呼出音データをRAM33に書
き込み、呼出音として使用することができる。(請求項
9、10、11)
【0013】
【実施例】図2は本発明の実施例を説明するブロック図
である。図は電話機の構成の一例を示し、60は通話回
路、70はフックスイッチ、10はリンガ信号検出回
路、101は呼出信号発生機構であり、20Aは呼出音
設定回路であり、呼出音の出力条件を設定するためのボ
タン20a、キー20b、可変抵抗(図中、RVと示
す)20cを備えている。また、21は呼出音量漸増設
定メモリ(図中、呼出音量漸増メモリと示す)、30A
は呼出音蓄積メモリ、40Aは呼出音発生部、50Aは
呼出音制御回路、51はクロック発生回路、52はスキ
ャン回路である。
【0014】本実施例は呼出音制御部50Aはマイクロ
プロセッサを使用するので、スキャン回路52を呼出音
制御部50Aの中に構成することもできる。以下説明は
スキャン回路52は呼出音制御部50Aの中に構成され
ているものとして説明する。
【0015】例えば、クロック発生回路51の発生する
クロック信号を基準として、呼出音制御部50Aは内部
カウンタを動作させることによりスキャンタイミング信
号を発生する。このスキャンタイミング信号により、呼
出音制御部50Aは呼出音設定回路20Aの設定条件を
スキャンする。ここでは、呼出音量漸増設定メモリ21
が「オン」となっているので、例えば、呼出音発生部4
0Aを駆動する駆動電圧を最大10Vとすると、最初
は、例えば、3Vで呼出音発生部40Aを駆動し、次の
スキャンでは4Vで駆動する。このように、スキャンを
行うごとに、駆動電圧を上げることにより、呼出音を漸
増させる。これは、呼出音を送出しても、応答がない場
合、呼出音量を漸増させることにより、被呼者の注意を
喚起するのに有効である。
【0016】逆に、呼出音設定回路20Aに、呼出音量
漸減設定メモリが設定されている場合には、最初に、呼
出音量を指定の値に設定しておき、スキャンするごと
に、駆動電圧を例えば、1Vずつ下げることにより呼出
音量を漸減することができる。このような動作は、呼出
音に気付いても、すぐには応答できない場合、呼出音量
を漸減させることにより、例えば、事務所内の騒音を低
減させのに有効である。
【0017】呼出音の漸増、漸減の場合、駆動電圧の最
大値、最小値を設定しておくことにより、呼出音量を必
要以上に大きくしすぎる、小さくしすぎることを防止す
ることができる。
【0018】図3は本発明の実施例の呼出信号発生機構
を説明する図(1)である。リンガ信号検出回路10、
通話回路60、フックスイッチ70は以下全ての実施例
において同じであるので、呼出信号発生機構101のみ
を示す。
【0019】図3の構成は図2の呼出音設定回路20に
呼出音量瞬間増設定メモリ(図中は呼出音量瞬間増メモ
リと示す)22を設けた構成としている。例えば、クロ
ック信号を基準として、スキャンタイミング信号を生成
し、スキャン回路52(呼出音制御部50Aの中に設け
ても可)で呼出音設定回路20Aをスキャンする。初期
状態では、呼出音量は指定の呼出音量で出力される。そ
して、指定の回数、例えば、5回めのスキャンで、呼出
音発生部40Aの駆動電圧を4Vから8Vに変化させる
ことで、瞬間的に呼出音量を増加させ出力する。この場
合の、呼出音量の増加は1度だけ行い、次のスキャン以
降、増加した呼出音量で呼出しを継続する。また、呼の
放棄、応答により呼出しが終了した場合は、呼出音量は
初期状態の設定に戻しておく。また、呼出音設定回路2
0Aに呼出音量瞬間減設定メモリを設けることにより、
呼出音量を瞬間的に減少させることもできる。
【0020】図2、図3においては、呼出音設定回路2
0Aに呼出音量漸増設定メモリ21、呼出音量漸減設定
メモリ、呼出音量瞬間増設定メモリ22、呼出音量瞬間
減設定メモリを設ける構成としており、これらの設定を
1つの設定キーで行う構成とし、下記のように、押下げ
回数でそれぞれの設定を行うことも可能である。
【0021】 1回;呼出音漸増 3回;呼出音瞬間増 2回;呼出音漸増 4回;呼出音瞬間減 図4は本発明の実施例の動作を説明する図である。
(A)は図2の構成における動作を示し、リンガ信号を
検出した場合、最初は呼出音量はaで出力され、スキャ
ンを行うごとに、Δaずつ音量を増加させ、最大値はb
としている。
【0022】(B)は図3の構成における動作を示し、
リンガ信号を検出した場合、最初は呼出音量はaで出力
され、指定の回数のスキャンを行ったときに、音量をb
としている。
【0023】図5は本発明の実施例の呼出信号発生機構
を説明する図(2)である。図の構成は図3の呼出音設
定回路20Aに呼出音音種別設定メモリ23を設け、呼
出音蓄積メモリ31には、複数の呼出音データRG1〜
RGnを蓄積している。
【0024】呼出音制御部50Aは呼出音設定回路20
Aの設定情報を参照し、呼出音音種設定メモリ23上の
アドレスで指定された、呼出音情報RGiを取り出し、
呼出音発生部40Aをとおして指定の種類の呼出音に変
換して出力する。
【0025】このように、呼出音蓄積メモリ31に複数
の呼出音データを蓄積しておき、この中の指定の呼出音
データを取り出し、呼出音に変換して出力することによ
り、加入者が好みの音色の呼出音を使用することがで
き、さらに呼出音設定回路20Aの設定で希望する呼出
音量に設定することが可能であるので、加入者にとって
快適な呼出音を使用することができる。
【0026】図6は本発明の実施例の呼出信号発生機構
を説明する図(3)である。図の構成は計時用クロック
発生回路54の発生するクロック信号を基準として、時
刻の計時を行う計時回路53と、呼出音設定回路20A
に呼出音量時刻設定メモリ24と、時刻設定要否指定メ
モリ25を設けたものである。
【0027】呼出音制御回路50Aは呼出音設定回路2
0Aを参照し、時刻設定要否指定メモリ25が設定され
ている場合、まず呼出音量時刻設定メモリ24に設定さ
れている呼出音量の初期値を読み取り、その値を呼出音
発生部40Aに設定する。この状態で電話機に着信があ
った場合には、この呼出音量で呼出しが行われる。
【0028】一方、計時回路53はクロック信号を計数
することにより、時計として動作し、指定の時刻が到来
したとき、例えば、午後7時になったとき、計時回路5
3は時刻パルスを発生する。時刻パルスを受信した呼出
音制御部50Aは呼出音量時刻設定メモリ24に設定さ
れた呼出音量の指定値を読み出し、呼出音量を指定の値
に設定する。ここで、電話機に着信があると、呼出音量
時刻設定メモリ24で設定された呼出音量で呼出しを行
う。
【0029】呼出音量時刻設定中に、時刻設定要否指定
メモリ25の指定が解除された場合は、呼出音量時刻設
定を中止し、初期値として指定された呼出音量を設定す
る。計時回路53は計時用クロック発生回路54の発生
するクロックをカウントすることにより計時をおこなっ
ているが、呼出音制御部50Aの内部動作用のクロック
をカウントすることにより計時を行うことも可能であ
る。
【0030】これは、例えば、事務所等で日中は人員が
多い場合は通常の呼出音量で呼出しを行い、残業時間等
の人員が少なくなった場合は小さな呼出音量で呼出しを
行う等に利用ができる。
【0031】本実施例では、指定時刻になったとき、呼
出音量を変化させているが、指定の時刻以降、呼出音の
種類を変化させることも可能である。また、図6の構成
においては、指定の時刻が到来したとき、呼出音量を変
化させているが、呼出音量時刻設定メモリ24を時間経
過出力設定メモリに変更し、、指定の時間、例えば、1
時間経過するごとに指定の音量、音種の呼出音を出力
し、時間の経過を知らせるように構成することもでき
る。
【0032】図7は本発明の実施例の呼出信号発生機構
を説明する図(4)である。図の構成は呼出音設定回路
20Aに光出力設定メモリ26を設け、呼出音発生部4
0Aを光発生部41で構成したものである。例えば、光
発生部41としてのランプを使用し、光出力設定メモリ
26は、着信時のランプの点灯/消灯時間の設定、ラン
プへの通電電流の設定を行う。
【0033】この構成において、リンガ信号検出回路1
0がリンガ信号を検出した場合、呼出音制御部50Aは
呼出音設定回路20A内の光出力設定メモリ26の設定
条件を読み取り、その条件に指定された周期および電流
で点滅を行う。
【0034】図7においては、リンガ信号を検出したと
き、光出力のみで呼出を行う構成としているが、図2の
構成と併せて、呼出音と光で呼出信号を出力することも
可能である。
【0035】このような構成は、例えば、事務所内に多
数の電話機が併設されているとき、呼出音で着信があっ
たことが分かっても、どの電話機が鳴動しているかが、
一見して分からない場合もある。このような場合、電話
機に併設されているランプが点滅することにより、どの
電話機に着信しているかを容易に判別することができ
る。
【0036】さらに、光発生部41を振動発生部で構成
することにより、呼び出しを振動で通知することも可能
であり、呼出音と振動を併用して呼出しを行うことも可
能である。
【0037】このような、振動による呼出しは、例え
ば、コードレス電話機をもったままで、会議に参加して
いる場合等、他の人に迷惑をかけることなく、コードレ
ス電話機をもった当人だけが呼出しがあったことを知る
ことができる。
【0038】図8は本発明の実施例の呼出信号発生機構
を説明する図(5)である。本実施例では呼出音蓄積手
段30をROM32で構成したものである。このよう
に、ROM32を使用することにより、呼出音を変更し
たい場合は、別のデータを書き込んだROM32と交換
することにより、容易に呼出音を変更することができ
る。また、ROM32に複数の呼出音データを書き込ん
でおき、その読み出しアドレスを指定することにより、
複数の呼出音の中からの選択を容易に行うことができ
る。
【0039】呼出音蓄積手段30としてのROM32の
代わりにカセットテープ、マイクロカセットテープ等を
使用することも可能である。図9は本発明の実施例の呼
出音発生機構を説明する図(6)である。
【0040】本実施例では呼出音蓄積手段30をRAM
33で構成し、呼出音設定回路20Aに録音の開始、終
了を制御する録音開始終了制御メモリ27を設け、さら
にRAM33への書き込みを制御する呼出音登録回路3
4を設けた構成としている。このように、RAM33を
使用することにより、呼出音登録回路34をとおして、
任意の呼出音の書き込みを行うことができる。ここで
は、録音の開始を指定するキーを押下げることにより、
録音開始終了制御メモリ27を通して、呼出音制御部5
0Aが録音の開始を検出し、呼出音登録回路34を起動
し、録音を開始する。必要な呼出音の録音が終了したと
ころで、録音の終了を指定するキーを押下げることによ
り、録音開始終了制御メモリ27を通して、呼出音制御
部50Aが録音の終了を検出し、呼出音登録回路34の
制御を停止させることにより、録音が完了する。
【0041】RAM33を使用した場合も、図5で説明
したと同様に、複数の呼出音データを書き込んでおき、
その読み出しアドレスを指定することにより、複数の呼
出音データの中からの選択を容易に行うことができる。
【0042】図10は本発明の実施例の呼出音発生回路
を説明する図(7)である。図10では、呼出音録音回
路34に加入者回線とのインタフェースをとる回線イン
タフェース(図中、INFと示す)35を接続すること
により、加入者回線から入力される信号をRAM33に
呼出音データとして登録しておき、その呼出音データを
使用することも可能である。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、呼出音蓄積手段に呼出
音情報を蓄積しておき、呼出音設定手段で出力条件を設
定し、呼出音制御手段で、呼出音データのを読み出しを
制御し、指定の出力条件で出力することにより、被呼者
に対して、快適な呼出音を出力することができる。
【0044】また、呼出音制御手段として、マイクロプ
ロセッサを使用することにより、複雑な制御を容易に行
うことができ、呼出音の漸増、漸減、瞬間増、瞬間減、
設定した時刻による呼出音量の変更等複雑な制御を容易
に実行することができる。
【0045】さらに、呼出音のみではなく、光、振動に
よる呼出し、および呼出音と光、振動との併用も可能で
あり、被呼者の迅速な応答が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を説明するブロック図
【図2】 本発明の実施例を説明するブロック図
【図3】 本発明の実施例の呼出信号発生機構を説明す
る図(1)
【図4】 本発明の実施例の動作を説明する図
【図5】 本発明の実施例の呼出信号発生機構を説明す
る図(2)
【図6】 本発明の実施例の呼出信号発生機構を説明す
る図(3)
【図7】 本発明の実施例の呼出信号発生機構を説明す
る図(4)
【図8】 本発明の実施例の呼出信号発生機構を説明す
る図(5)
【図9】 本発明の実施例の呼出信号発生機構を説明す
る図(6)
【図10】 本発明の実施例の呼出信号発生機構を説明
する図(7)
【図11】 従来例の電話機を説明するブロック図
【符号の説明】
100 呼出信号発生部 101 呼出信号発生機構 10 リンガ信号検出回路 10a トーンリンガ回路 10b サウンダ 10c、10d スイッチ 20 呼出音設定手段 20A 呼出音設定メモリ 21 呼出音量漸増設定メモリ 22 呼出音量瞬間増設定メモリ 23 呼出音種設定メモリ 24 呼出音量時刻設定メモリ 25 時刻設定要否指定メモリ 26 光出力設定メモリ 27 録音開始終了制御メモリ 20a ボタン 20b キー 20c 可変抵抗 30 呼出音蓄積手段 30A、31 呼出音蓄積メモリ 32 ROM 33 RAM 34 呼出音登録回路 35 回線インタフェース 40 呼出音発生手段 40A 呼出音発生部 41 光発生部 50 呼出音制御手段 50A 呼出音制御部 51 クロック発生回路 52 スキャン回路 53 計時回路 54 計時用クロック発生回路 60、61 通話回路 62 平衡結線網 63 音声増幅器 63a スピーカ 64 音声スイッチ 65 電源回路 66 送話器 67 受話器 68 ダイヤル発振器 68a ダイヤルスイッチ 68b リダイヤルスイッチ 68c メモリ 70 フックスイッチ 200 LSI

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機内に設けられ、交換機からのリン
    ガ信号を受信し、加入者を呼び出す呼出信号を生成する
    呼出信号制御方式であって、 交換機の加入者回路から送られるリンガ信号を受信し、
    リンガ信号の有無を検出し、検出信号を出力するリンガ
    信号検出回路と、 呼出音の音量、種別の条件を設定する呼出音設定手段
    と、 呼出音データを蓄積しておく呼出音蓄積手段と、 前記呼出音蓄積手段から出力される呼出音データを入力
    として、所定の呼出音量に調整して呼出音を出力する呼
    出音発生手段と、 前記リンガ信号検出回路の出力と、前記呼出音設定手段
    の設定情報を読み込み、前記呼出音蓄積手段に蓄積され
    ている呼出音データの取り出しを制御するとともに、前
    記呼出音発生手段を制御して呼出音量の調整を行う呼出
    音制御手段を備えたことを特徴とする呼出信号発生回
    路。
  2. 【請求項2】 前項記載の呼出信号制御方式において、 呼出音設定回路に、呼出音量を段階的に増加させる設定
    を記録する呼出音量漸増設定メモリと、 クロック信号を発生するクロック発生回路を設け、 前記呼出音制御部は前記クロック発生回路の発生するク
    ロック信号を基準として所定の時間間隔でスキャン信号
    を発生しておき、リンガ信号の検出信号を受信したと
    き、該スキャン信号で前記呼出音設定メモリの設定条件
    を繰り返しスキャンし、前記呼出音漸増設定メモリが設
    定されている場合には、スキャンを行うごとに呼出音発
    生部から出力する呼出音量を所定の値ずつ増加すること
    を特徴とする請求項1記載の呼出信号発生回路。
  3. 【請求項3】 前項記載の呼出信号制御方式において、 前記呼出音設定回路に、所定の時間を経過した後、呼出
    音量を瞬間に増加させる設定を記録する呼出音量瞬間増
    設定メモリを設け、 リンガ信号の検出信号を受信したとき、所定の時間間隔
    で前記呼出音設定回路の設定条件を繰り返しスキャン
    し、呼出音量瞬間増メモリが設定されている場合には、
    所定の回数スキャンを行った後、前記呼出音発生部から
    出力する呼出音量を所定の値まで、瞬間的に増加するこ
    とを特徴とする請求項2記載の呼出信号発生回路。
  4. 【請求項4】 1項記載の呼出信号制御方式において、 前記呼出音蓄積手段を複数の呼出音データを蓄積可能な
    呼出音蓄積メモリで構成し、 前記呼出音設定回路に、前記呼出音蓄積メモリに蓄積し
    た複数の呼出音データの中の1つを指定する呼出音種設
    定メモリを設け、 前記呼出音制御部は前記呼出音設定回路の前記呼出音種
    設定メモリの設定にしたがって、前記呼出音蓄積メモリ
    に蓄積した複数の呼出音データの中の1つを選択して、
    呼出音発生部をとおして呼出音として出力することを特
    徴とする請求項1記載の呼出信号発生回路。
  5. 【請求項5】 2項記載の呼出信号制御方式において、 計時用クロック発生回路の発生するクロック信号を計数
    して、所定の時刻となったことを検出する計時回路と、 所定の時刻となったとき呼出音量を所定の値に設定する
    条件を記録する呼出音量時刻設定メモリと、 時間の経過に伴う呼出音量の調整の要否を記録する時刻
    設定要否指定メモリを設け、 前記呼出音制御部は、前記時刻設定要否指定メモリの設
    定情報を読み込み、時刻の経過による呼出音量の調整が
    必要な場合、前記呼出音設定回路の設定により呼出音量
    の初期値を設定し、前記計時回路で所定の時刻となった
    ことを検出したとき、前記呼出音量設定回路内の呼出音
    量時刻設定メモリの指定により、呼出音量を所定の値に
    設定し、リンガ信号の検出信号を受信したとき、時刻に
    より設定された呼出音量で前記呼出音発生部をとおして
    呼出音を出力することを特徴とする請求項2記載の呼出
    信号発生回路。
  6. 【請求項6】 前項記載の呼出信号制御方式において、 前記計時回路で所定の時間が経過したことを検出したと
    き、呼出音を出力する設定を行う時間経過音出力設定メ
    モリを設け、 呼出音制御部は、前記時間経過音出力設定メモリの設定
    情報を読み込み、時間の経過による出力が設定されてい
    る場合、前記呼出音設定回路の設定による呼出音の出力
    値を設定し、前記計時回路で前記時間経過音出力設定メ
    モリに設定された時間の到来を検出したとき、呼出音を
    前記呼出音発生部をとおして出力することを特徴とする
    請求項5記載の呼出信号発生回路。
  7. 【請求項7】 交換機の加入者回路から送られるリンガ
    信号を受信し、リンガ信号の有無を検出し、検出信号を
    出力するリンガ信号検出回路と、 呼出音設定回路の中に設ける、光で出力する呼出信号の
    出力条件を設定する光出力設定メモリと、 前記光出力設定メモリの設定した条件で光信号を発生す
    る光発生部と、 前記リンガ信号検出回路の出力と、前記光出力設定回路
    の設定情報を読み込み、前記光発生部を制御して光出力
    による呼び出しを行う呼出音制御回路を備えたことを特
    徴とする呼出信号発生回路。
  8. 【請求項8】 前項記載の呼出信号制御方式において、 前記光出力設定回路を振動出力設定部で構成し、 前記光発生部を振動発生部で構成し、 前記リンガ信号検出回路の出力と、前記振動出力設定回
    路の設定情報を読み込み、前記振動発生部を制御して振
    動で呼び出しを行うことを特徴とする請求項7記載の呼
    出信号発生回路。
  9. 【請求項9】 1項記載の呼出信号発生回路において、 前記呼出音蓄積手段はリードオンリメモリで構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の呼出信号発生回路。
  10. 【請求項10】 1項記載の呼出信号制御方式におい
    て、 前記呼出音蓄積手段は書き込み可能なランダムアクセス
    メモリで構成し、 前記ランダムアクセスメモリに呼出信号を蓄積する呼出
    音登録回路を設けたことを特徴とする請求項1記載の呼
    出信号発生回路。
  11. 【請求項11】 前項記載の呼出信号制御方式におい
    て、 加入者回線から入力する信号を前記呼出音登録回路に取
    り込む回線インタフェースを設け、 加入者回線から入力信号を前記ランダムアクセスメモリ
    に蓄積し、呼出音情報として使用することを特徴とする
    請求項10記載の呼出信号発生回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6084959A (en) * 1996-05-18 2000-07-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for controlling the ring volume of a telephone
JP2010193018A (ja) 2009-02-16 2010-09-02 Nec Corp 携帯端末、該携帯端末の着信音量制御システム及び着信音量制御方法

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