JPH0888589A - Cdma移動通信システムの移動局および検波方法 - Google Patents

Cdma移動通信システムの移動局および検波方法

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JPH0888589A
JPH0888589A JP16037195A JP16037195A JPH0888589A JP H0888589 A JPH0888589 A JP H0888589A JP 16037195 A JP16037195 A JP 16037195A JP 16037195 A JP16037195 A JP 16037195A JP H0888589 A JPH0888589 A JP H0888589A
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康雄 大越
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CDMA移動通信システムの移動局における
検波回路部の動作を低速化する。 【構成】 直交検波された受信信号(I'、Q')1をパイ
ロット信号用拡散符号によって逆拡散することによって
位相誤差信号を生成する逆拡散回路21と、上記受信信
号1をデータ信号用拡散符号によって逆拡散することに
よってデータ信号群12を生成する逆拡散回路42と、
上記位相誤差信号とデータ信号群の伝送レートをそれぞ
れシンボルレートの信号に変換するアキュムレータ4
1、44と、シンボルレートの位相誤差信号から位相補
正信号24を生成する平均化回路部43と、上記位相補
正信号24に応じて上記データ信号群を補正し、位相誤
差が除去されたデータ信号(I、Q)35を生成する位
相補正回路部49とからなる。 【効果】 位相誤差の平均化、受信データの遅延、位相
補正処理をシンボルレート単位で行うことにより、動作
クロックの低速化、低消費電力化ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動通信システムに関
し、特に下り回線に挿入されたパイロット信号を用いて
データ復調を行うCDMA(Code Division Multiple A
ccess)移動通信システムの移動局、および移動局にお
ける検波方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、検波(復調)方式として、PLL
(Phase Locked Loop)回路を用いた同期検波方式や遅
延検波(差動検波)方式とが知られている。
【0003】同期検波方式では、送受信機間のキャリア
帯における搬送周波数および位相のずれを受信機側のP
LL回路で補償する。同期検波方式を適用した移動通信
システムでは、移動機が移動しフェージング等が発生し
た状態(動特性)において、PLL回路での追従ができ
なくなり、誤り率特性が著しく劣化するという問題があ
る。
【0004】一方、遅延検波方式では、送信機側で、差
動符号化によりデータを送信信号の位相差に変換して送
出し、受信機側では、差動復号化を行うことにより、信
号の絶対位相を求めることなくデータ復調する。この方
式によれば、送信機と受信機で搬送波の周波数と絶対位
相を一致させる必要はなくなるが、移動機が静止した状
態(静特性)においても誤り率特性が劣化する現象があ
る。
【0005】静特性、動特性の何れにおいても誤り率特
性が劣化しない検波方式の1つとして、例えば、”CD
MA移動機復調方式に関する一検討”、電子情報通信学
会春季大会、A−5スペクトル拡散、A−268、p
p.1−270(1994年)において、下り回線(チ
ャネル)に挿入されたパイロット信号を用いるデータ復
調方式が提案されている。
【0006】図2は、下り回線に挿入されたパイロット
信号を用いる従来のCDMA移動通信システムにおい
て、基地局51と移動局52との間で行われる信号の変
復調の過程を示す。
【0007】基地局51は、各移動局宛の送信信号(デ
ータ信号)を直並列変換回路あるいは符号化回路によっ
て2系列のデータ信号(I、Q)50に変換した後、デ
ータ信号I、Qをそれぞれ乗算器501A、501Bに
入力して、データ信号用拡散符号54(PN-ID 、PN
-QD)によって拡散する。
【0008】上記拡散符号(PN-ID 、PN-QD)に
は、例えば、送信データのシンボルレートの128倍の
レートをもつ128チップ長の符号が用いられ、これに
よって、送信データの各符号(ビット)「1」または
「0」が、128チップからなる符号パターンまたはこ
れを位相反転した符号パターンにそれぞれ変換される。
【0009】拡散符号54で拡散されたデータ信号I、
Qは、それぞれ乗算器502A、502Bによって直交
変調、例えば4相位相変調(QPSK: Quadrature Ph
aseShift Keying)をかけた後、加算器503で加算さ
れ、アンテナから無線周波数帯域55の電波として送信
される。QPSKにおける信号I、Qの値(「1」また
は「0」)の組合せと信号空間との関係を図10の
(A)に示す。
【0010】基地局は、同時に複数の移動局と通信する
ために、各移動局毎に固有のデータ信号用拡散符号を割
当て、複数の信号チャネルを形成する。例えば、チャネ
ルXでは、データ信号I(X)、Q(X)が、チャネル
Xに固有の拡散符号PN-ID(X)、PN-QD(X)で拡
散され、チャネルYでは、データ信号I(Y)、Q
(Y)が、チャネルYに固有の拡散符号PN
-ID(Y)、PN-QD(Y)で拡散される。
【0011】基地局51は、これら複数チャネルのデー
タ信号の他に、各移動局52がデータ信号を復調する際
に基準信号とするパイロット信号も送信する。上記パイ
ロット信号は、固定のビットパターン(ビット「1」の
連続パターン)をもつ2系列の信号I(P)、Q(P)
を、それぞれ上記データ信号用の拡散符号54とは異な
ったチップパターンをもつパイロット信号チャネルに固
有の拡散符号PN-IP、PN-QPで拡散した後、データ信
号と同様に、直交変調して上記無線周波数帯域55で送
信される。
【0012】図2では、簡単化のために、1つの信号チ
ャネルの直交変調回路を示しているが、実際のCDMA
送信回路では、それぞれ固有の拡散符号でスペクトル拡
散された複数チャネル(データ信号チャネルおよびパイ
ロット信号チャネル)の信号が、I信号成分、Q信号成
分別にそれぞれ多重化された状態で、直交変調用の乗算
器502A、502Bに入力される。
【0013】各移動局52では、アンテナから受信した
信号を乗算器504A、504Bに入力し、発振器52
0から出力される局部発信周波数によって直交検波す
る。検波回路からの出力信号は、LPF(Low Pass Fil
ter)56A、56Bによって高調波成分が除去され、
受信信号(I’、Q’)1となる。
【0014】基地局における直交変調用の発信器510
と各移動局における直交検波(復調)用発振器520
は、互いに非同期で動作しているため、上記検波後の受
信信号(I’、Q’)1には、変調側との位相ずれ(あ
るいは周波数の不一致)に起因した信号値の誤差が含ま
れている。すなわち、上記発振器520による直交検波
は仮の検波であって、受信信号(I'、Q')1には、位
相誤差の除去(以下、位相補正という)のための信号処
理が必要となる。
【0015】図3は、受信信号(I’、Q’)1から位
相ずれに起因する信号値誤差を除去し、基地局が送信し
たデータ信号と同じデータ信号(I、Q)を再生するた
めの従来の移動局検波回路の構成を示す。
【0016】21は、受信信号1をパイロット信号用の
拡散符号26で逆拡散し、位相ずれ角度に応じて変化す
る位相誤差信号(Δcosφ、Δsinφ)22を生成するパ
イロット信号逆拡散回路部、23は、上記逆拡散回路部
21から出力された位相誤差信号(Δcosφ、Δsinφ)
22を複数チップ期間にわたって平均化することによっ
て、位相制御回路部30に与えるべき補正信号(COS
φ、SINφ)24を生成するための平均化回路部を示
す。25は、上記パイロット信号逆拡散回路部21に与
えるべきパイロット信号用拡散符号(PN-IP、P
-QP)26および後述するデータ逆拡散回路部32に
与えるべきデータ用拡散符号(PN-ID、PN-QD)27
を発生するための拡散符号発生回路部である。上記デー
タ用拡散符号(PN-ID、PN-QD)は、信号チャネルに
固有の符号パターンをもつ。
【0017】28は、平均化回路部23で位相誤差信号
(Δcosφ、Δsinφ)の平均化処理に要する時間に応じ
た時間だけ受信信号1を遅延させるためのデータ遅延回
路部、30は、上記データ遅延回路部28から出力され
た受信信号29の位相を補正するための位相補正回路
部、32は、位相補正された受信信号31をデータ用拡
散符号27を用いて逆拡散するためのデータ逆拡散回路
部、34は、上記逆拡散回路部32から出力されるチッ
プレートのデータ信号33をシンボルレートをもつ復調
データ(I、Q)に変換するためのアキュムレータであ
る。
【0018】ここで、図10の(B)を参照して、信号
(I、Q)が常に(1,1)の値でもって送信されるパ
イロット信号に着目して、基地局からの送信信号と移動
局での受信信号1との関係を説明する。
【0019】基地局がI−Q信号空間の第1象限に位置
する値(I=1,Q=1)で送信したパイロット信号P
1は、位相ずれ角度がφの場合、移動局のI'−Q'信号
空間では、I=i'、Q=q'の値をもった信号となる。
位相ずれ角度φがπ/2を超えた場合、パイロット信号
P1は、移動局のI'−Q'信号空間では、第1象限以外
の他の象限(第2象限〜第4象限)に位置した信号とし
て受信されるため、基地局の送信信号とは全く異なる値
となってしまう。
【0020】移動局では、上記パイロット信号P1が、
点P2で示すように、本来的にはI'−Q'信号空間の第
1象限内でi=qの値をもっていることを前提条件とし
て、受信されたパイロット信号のI、Q成分の値から、
I'−Q'信号空間とI−Q信号空間との位相ずれ量(角
度φ)を検出する。
【0021】図3において、パイロット信号逆拡散回路
21は、直交検波信号1(I'、Q')をパイロット信号
用拡散符号26によって逆拡散する。この時、入力信号
1のうち、信号成分I'を乗算器210Aと211A
に、また、信号成分Q'を乗算器210Bと211Bに
入力し、乗算器210A、210Bにはパイロット信号
のI成分用の拡散符号26のPN-IPを与え、乗算器2
11A、211Bにはパイロット信号のQ成分用の拡散
符号26PN-QPを与え、上記乗算器210A、211
Bの出力を加算器212Aで加算し、乗算器210B、
211Aの出力を減算器212Bで減算する。
【0022】前述した位相ずれに起因して、検波回路か
らの出力信号I'、Q'には、その双方に送信パイロット
信号のI成分とQ成分が互いに混入し合っているが、パ
イロット信号逆拡散回路において、信号I'を拡散符号
PN-IP、PN-QPで逆拡散することによってパイロット
信号のIi成分とIq成分が得られ、受信信号Q'を拡
散符号PN-IP、PN-QPで逆拡散することによってパイ
ロット信号のQi成分、Qq成分が得られる。また、上
記Ii成分とQq成分を加算器212Aで加算すること
によって、COSφに比例した位相誤差信号Δcosφ
が得られ、減算器212Bで上記Qi成分からIq成分
を減算することによって、SINφに比例した位相誤差
信号Δsinφが得られる。
【0023】平均化回路部23は、逆拡散回路部21か
ら出力される複数チップ期間の位相誤差信号(Δcos
φ,Δsinφ)22を平均化することによって、ノイ
ズ除去された位相補正信号(SINφ、COSφ)24
を生成する。
【0024】平均化回路部23は、例えば、図4に示す
ように、位相誤差信号Δcosφ,Δsinφをシフト
するための それぞれ縦続接続された複数の1チップ遅
延ゲート(Dc)230からなる2つのアナログ値シフ
トレジスタ(直並列変換器)と、上記シフトレジスタの
入力信号および各遅延ゲートからの出力信号を加算する
ための加算器235、236とからなる。
【0025】128個の1チップ遅延ゲート(Dc)2
30を直列に接続することによって1シンボル相当の遅
延ゲートDsが形成される。この例では、各シフトレジ
スタは、直列に接続された3つのシンボル遅延ゲート2
31、232および233からなり、位相誤差信号Δc
osφ,Δsinφのそれぞれについて、時間軸上で互
いに連続する128×3チップ分の値を加算器235お
よび236で加算することによって、平均化によりノイ
ズ除去された位相補正信号(COSφ、SINφ)24
を得るようになっている。
【0026】データ遅延回路部28は、例えば、図5に
示すように、それぞれ縦続接続された複数の1チップ遅
延ゲートDc280からなる2つのアナログ値シフトレ
ジスタ(遅延回路)からなる。平均化回路部23で要し
た遅延チップ段数N(上記例では、N=128×3)
と、データ遅延回路部28の遅延チップ段数Mとの間に
は、M=(N−1)/2の関係が成立する。これは、目
的のデータ信号をその前後に所定チップ数ずつ位置した
1群のパイロット信号から求めた位相補正値によって位
相誤差を補正するためである。
【0027】この例では、M=191.5になるため、
シフトレジスタの遅延チップ段数Mは、「191」また
は「192」とする。Ds281は、1チップ遅延ゲー
トDc280を128段接続して形成した1シンボル相
当の遅延ゲートユニットであり、全遅延チップ段数を
「191」または「192」にするために、上記遅延ゲ
ートユニット281に、63段または64段の1チップ
遅延ゲートDc280からなる半シンボル遅延ゲートユ
ニットDs’282が接続されている。
【0028】位相補正回路30は、例えば図6に示すよ
うに、データ遅延回路部28から出力された遅延データ
29のI'、Q'成分を、乗算器301A、301B、3
02A、302Bで、補正信号24のCOSφ、SIN
φとそれぞれ乗算した後、加算器303A,減算器30
3Bで加算と減算をすることによって、位相ずれによる
データ信号値の誤差を補正する。これによって、データ
逆拡散回路部32で目的とするデータ信号(I、Q)35
の復調が可能となる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のCDMA移動通信システムにおける検波回路では、パ
イロット信号から検出した位相誤差の平均化処理と、受
信信号の遅延および位相補正処理を拡散符号のチップレ
ートで行っているため、これらの処理を行う回路部を高
速のクロックで動作させる必要があり、結果的に検波回
路の構成部品が高価になり、消費電力が大きくなるとい
う問題があった。
【0030】本発明の目的は、位相補正処理を低速クロ
ックで実行でき、消費電力を低減できるCDMA移動通
信システム用の移動局および検波方法を提供することに
ある。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による移動局では、パイロット信号逆拡散回
路部から拡散符号のチップレートで出力された位相誤差
信号と、データ信号逆拡散回路部から拡散符号のチップ
レートで出力されたデータ信号とを、それぞれ送信デー
タのシンボルレートに変換した後、上記位相誤差信号か
ら生成した補正信号によって上記データ信号の位相補正
を行うようにしたことを特徴とする。
【0032】この場合、位相補正信号(COSφ、SI
Nφ)は、シンボルレートに変換された位相誤差信号
(Δcosφ、Δsinφ)をそれぞれシンボルレート
でシフト動作する比較的低速のシフトレジスタによって
直並列変換し、複数シンボル分の位相誤差信号を加算器
で平均化することによって得られる。
【0033】また、従来装置では、受信信号の位相を補
正をした後、データ信号用拡散符号で逆拡散することに
よってデータ信号のI、Q成分を抽出していたが、本発
明では、直交検波によって得られた受信信号のI、Q成
分をデータ信号逆拡散回路で逆拡散した後、該逆拡散回
路から出力されるデータ信号群の伝送レートをシンボル
レートに変換し、遅延回路を介して位相補正回路部に入
力する。
【0034】
【作用】上記構成によれば、位相誤差信号の平均化、デ
ータ信号の遅延および位相補正のための処理をシンボル
レートで行うようにしているため、これらの回路部分を
低速のクロックで動作させることが可能となり、これに
よって消費電力を抑えることができる。
【0035】
【実施例】図1は、本発明によるCDMA移動通信シス
テム用の検波回路の構成を示すブロック図であり、図3
に示した従来システムとの比較を容易にするために、同
一の回路要素には図3と同一の符号を適用してある。
【0036】図1において、21は直交検波された受信
信号(I'、Q')1をパイロット信号用拡散符号で逆拡
散し、位相誤差を示す信号(Δcosφ、Δsinφ)
22を出力するパイロット信号逆拡散回路部、41は、
上記逆拡散回路部21からチップレートで出力される位
相誤差信号22をシンボルレートの信号(Δcos
φ'、Δsinφ')22’に変換するためのアキュムレ
ータ、43は、上記位相誤差信号Δcosφ'、Δsi
nφ'について、それぞれ複数シンボル期間の平均化さ
れた値を求め、位相補正信号24として出力する平均化
回路部、25は拡散符号を発生する拡散符号発生回路
部、26はパイロット信号用拡散符号(PN-IP、PN
-QP)、27はデータ信号用拡散符号(PN-ID、PN
-QD)、42は、受信信号をデータ用拡散符号27で逆
拡散するためのデータ逆拡散回路部、44は、逆拡散回
路部42で逆拡散されたデータ信号12の伝送速度をチ
ップレートからシンボルレートに変換するためのアキュ
ムレータ、48は、シンボルレートをもつデータ信号1
4を位相誤差信号の平均化所要時間に応じた時間だけ遅
延させるためのデータ遅延回路部、49は、データ遅延
回路部48から出力された受信データに含まれる位相誤
差を位相補正信号24によって補正するための位相補正
回路部、35は位相補正された復調データ(I、Q)で
ある。
【0037】パイロット信号逆拡散回路部21は、受信
信号(I',Q')1をパイロット信号用の拡散符号(P
-IP、PN-QP)26で逆拡散する。この場合、受信信
号I'、Q'の双方を、乗算器210A〜211Bにおい
て、パイロット信号拡散符号26のI、Q成分(PN
-IP、PN-QP)でそれぞれ逆拡散した後、図示したよう
に加算器212A、減算器212Bを用いて加算、減算
を行うことによって、位相ずれ角度φに依存した値(位
相誤差)Δcosφ、Δsinφを得る。逆拡散回路部
21からチップレートで出力された位相誤差信号22
は、アキュムレータ41で1シンボル期間(128チッ
プ期間)毎に積分してシンボルレートの位相誤差信号
(Δcosφ'、Δsinφ')22’に変換した後、平
均化回路部43に供給される。
【0038】上記平均化回路部43は、複数シンボル期
間に入力される位相誤差信号Δcosφ'、Δsinφ'
をそれぞれ平均化することによって、受信データの位相
補正信号(SINφ、COSφ)24を生成する。上記
平均化回路部43の構成の1例を図7に示す。
【0039】Ds(430)は、1シンボルの遅延時間
をもつアナログゲートである。この例では、位相誤差信
号Δcosφ'、Δsinφ'からノイズを取り除くため
に、シンボルレートで入力される位相誤差信号Δcos
φ'、Δsinφ'を、それぞれ2段のシンボル遅延ゲー
ト430からなるシフトレジスタSR−A、SR−Bに
入力し、シフトレジスタの入力信号および各遅延ゲート
の出力信号からなる3シンボル分の位相誤差信号をそれ
ぞれ加算器431、432で加算する。上記各加算器4
31、432は、それぞれの加算結果に適当な係数を掛
けることによって位相誤差信号Δcosφ'、Δsin
φ'を平均化し、これを位相補正信号(COSφとSI
Nφ)として出力する。なお、シフトレジスタSR−
A、SR−Bは、図4に示した従来技術のようにチップ
レートで高速に動作する多数のチップ遅延ゲートで構成
する必要はなく、シンボルレートで動作する低速の遅延
ゲートを適用できる。
【0040】データ逆拡散回路部42では、受信信号
I'を乗算器420A、421Aに、また、受信信号Q'
を乗算器420B、421Bに入力し、上記乗算器42
0Aと420Bにはデータ用拡散符号PN-IDを供給
し、乗算器421Aと421Bにはデータ用拡散符号P
-QDを供給することによって、逆拡散された4系統の
データ信号12を得る。これらの逆拡散されたデータ信
号12は、乗算器420A〜421Bと対応して設けら
れた4つのアキュムレータ44(44A〜44B’)に
よって、チップレートからシンボルレートに変換され
る。シンボルレートのデータ信号14は、データ遅延回
路部48によって、平均化回路部43における平均化所
要時間によって決まる所定の時間だけ遅延された後、位
相補正回路部49に供給される。
【0041】上記データ遅延回路部48の構成の1例を
図8に示す。
【0042】位相誤差の平均化に要したシンボル数Nと
上記遅延回路部48で必要とする遅延シンボル数Mの間
にはM=(N−1)/2の関係が成立するため、図7に
示したように、平均化回路部43で2シンボルのシフト
レジスタを用いた場合(N=2)、データ遅延回路部4
8で必要な遅延シンボル数はM=1となる。この場合、
データ遅延回路部48は、図8に示すように、各アキュ
ムレータ出力をシンボル周期で動作する1段のシンボル
遅延ゲート(Ds)480(480A〜480B’)に
よって遅延すればよい。
【0043】位相補正回路部49は、遅延回路部48か
らシンボルレートで出力されたデータ信号16の値を位
相補正信号24に応じて補正することによって、位相ず
れの影響を除去したデータ信号I、Qに変換する。
【0044】上記位相補正回路部17の構成の1例を図
9に示す。
【0045】遅延データ信号16のうち、I成分の信号
は乗算器490Aと490A’で、Q成分の信号は乗算
器490Bと490B’で、それぞれ位相補正信号CO
Sφ、およびSINφと乗算され、乗算結果を加算器1
90Aと減算器491Bによって図9に示すように加算
および減算することにより、位相補正されたデータ信号
(I、Q)35が得られる。従って、これらのデータ信
号35を図示しない復号回路で処理することによって、
基地局から送信されたデータを復調することが可能とな
る。
【0046】本実施例によれば、受信信号をパイロット
信号用およびデータ信号用の拡散符号で逆拡散して得ら
れたチップレートのパルス列12、22をシンボルレー
トのパルス列に変換した後、位相補正するようにしてい
るため、位相補正に必要な回路部分の動作クロックを低
速化できる。
【0047】実施例では、位相誤差信号を3シンボルで
平均化する例について述べたが、平均化の対象とするシ
ンボル数を5シンボル、7シンボル、あるいは9シンボ
ルに増やした場合、データ遅延部のシンボル遅延ゲート
の接続段数はそれぞれ2段、3段、4段に設定すればよ
い。
【0048】また、図1の回路構成において、平均化回
路部43、データ遅延回路部48、および位相補正回路
部49の機能をディジタル信号プロセッサによるソフト
ウエアで実現するようにしてもよい。この場合、ディジ
タル信号処理プロセッサは、シンボルレートの入力信号
を処理すればよいため、位相補正のためのプログラム実
行回数を大幅に削減できる。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、パイロット信号用およびデータ信号用の拡散
符号で逆拡散して得られたチップレートの信号12、2
2をシンボルレートに変換した後、位相補正するように
しているため、位相補正に必要な回路部分の動作を低速
化でき、CDMA移動通信システムの移動局の消費電力
を抑えることができる。また、上記位相補正をソフトウ
エアで実行する場合、実行頻度を抑えることが可能であ
り、信号処理プロセッサのオーバーヘッドを少なくでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるCDMA移動通信システムにおけ
る移動局の検波回路の1実施例を示すブロック図。
【図2】基地局における直交変調回路と移動局における
直交検波回路を示す図。
【図3】CDMA移動通信システムにおける移動局の検
波回路の従来技術の1例を示すブロック図。
【図4】従来技術における位相誤差信号の平均化回路部
23の構成を示す図。
【図5】従来技術におけるデータ遅延回路部28の構成
を示す図。
【図6】従来技術における位相補正回路部30の構成を
示す図。
【図7】本発明における位相誤差信号の平均化回路部4
3の構成を示す図。
【図8】本発明におけるデータ遅延回路部48の構成の
1例を示す図。
【図9】本発明における位相補正回路部49の構成の1
例を示す図。
【図10】(A)はQPSKの信号空間図、(B)は位
相誤差を説明するための図。
【符号の説明】
1…受信データ、21…パイロット信号逆拡散回路部、
34、41、44…アキュムレータ、23、43…平均
化回路部、24…位相制御信号、25…拡散符号発生
部、26…パイロット信号用拡散符号、27…データ信
号用拡散符号、28、48…データ遅延回路部、30、
49…位相補正回路部、32、42…データ逆拡散回路
部、35…復調データ、51…基地局、52…移動局、
55…無線周波数帯域、56…ローパスフィルタ、23
0、280…チップ遅延ゲート、231、281、48
0…シンボル遅延ゲート、235、236、431、4
32…加算器、282…半シンボル遅延ゲート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 7/00 A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基地局がパイロット信号と送信データの
    I、Q成分をそれぞれ固有の拡散符号によってスペクト
    ラム拡散多重化した後、直交変調して送信するCDMA
    (CodeDivision Multiple Access)移動通信システムの
    ための移動局であって、 受信信号をI成分多重化信号とQ成分多重化信号に分離
    するための直交検波回路(504、520)と、 上記I成分多重化信号とQ成分多重化信号をそれぞれパ
    イロット信号のI成分およびQ成分に固有の拡散符号を
    用いて逆拡散し、上記直交検波回路と上記基地局が備え
    る直交変調回路との間の位相ずれ量に対応した値をもつ
    第1、第2の位相誤差信号を生成するための第1の逆拡
    散回路(21)と、 上記第1の逆拡散回路から供給される上記位相誤差信号
    を処理し、送信データのシンボルレートをもつ第1、第
    2の位相補正信号を生成するための回路(41、43)と、 上記I成分多重化信号とQ成分多重化信号をそれぞれ受
    信すべきデータチャネルのI成分およびQ成分に固有の
    拡散符号を用いて逆拡散し、一組のデータ信号群を出力
    するための第2の逆拡散回路(42)と、 上記第2の逆拡散回路から出力されたデータ信号群の伝
    送レートを上記送信データのシンボルレートに変換する
    ためのレート変換回路(44)と、 上記シンボルレートに変換された各データ信号の値を上
    記第1、第2の位相補正信号に応じて補正することによ
    って、位相誤差を含まないI成分データ信号とQ成分デ
    ータ信号を生成するための位相補正回路(48、49)とか
    らなることを特徴とする移動局。
  2. 【請求項2】前記補正信号を生成する回路が、 前記第1の逆拡散回路から供給された第1、第2の位相
    誤差信号の伝送レートを前記データ信号のシンボルレー
    トに変換するためのレート変換回路(41)と、 上記
    レート変換回路から供給される第1、第2の位相誤差信
    号をそれぞれ所定の期間内で平均化することによって、
    前記第1、第2の位相補正信号を生成するための一対の
    平均化回路(43:SR-A、SR-B)とからなり、 前記位相補正回路が、 シンボルレートに変換された前記データ信号群を 上記
    平均化回路における信号遅延時間によって決まる所定の
    時間だけ遅延させるための遅延回路(48)と、 上記
    遅延回路から供給されたデータ信号群の信号値を上記第
    1、第2の位相補正信号に応じて補正し、該補正された
    データ信号群から前記I成分データ信号とQ成分データ
    信号を生成する演算回路(49)とからなることを特徴と
    する請求項1の移動局。
  3. 【請求項3】前記一対の平均化回路のそれぞれが、前記
    レート変換回路から時系列的に受信した複数シンボル期
    間の位相誤差信号を並列的に出力するための直並列変換
    回路(SR-A、SR-B)と、上記直並列変換回路から出力さ
    れた複数の位相誤差信号から、上記複数シンボル期間で
    平均化された値をもつ位相補正信号を生成するための手
    段(235,236)とからなり、 前記遅延回路(44)が、上記直並列変換回路から並列的
    に出力される複数の位相誤差信号のうちの中央部に位置
    したものと対応したデータ信号を前記演算回路に供給す
    るように、前記データ信号を遅延させることを特徴とす
    る請求項2の移動局。
  4. 【請求項4】基地局がパイロット信号と送信データの
    I、Q成分をそれぞれ固有の拡散符号によってスペクト
    ラム拡散多重化した後、直交変調して送信するCDMA
    (CodeDivision Multiple Access)移動通信システムの
    ための移動局であって、 受信信号を直交検波によってI成分多重化信号とQ成分
    多重化信号に分離するための直交検波回路と、 上記I成分多重化信号とQ成分多重化信号を それぞれ
    パイロット信号のI成分およびQ成分に固有の拡散符号
    を用いて逆拡散し、上記直交検波回路と上記基地局が備
    える直交変調回路との間の位相ずれ量に対応した値をも
    つ第1、第2の位相誤差信号を生成するための第1の逆
    拡散回路(21)と、 上記第1の逆拡散回路から供給された第1、第2の位相
    誤差信号の伝送レートを上記送信データのシンボルレー
    トに変換するための第1のレート変換器(22)と、 上記各I成分多重化信号とQ成分多重化信号を それぞ
    れ受信すべきデータチャネルのI成分およびQ成分に固
    有の拡散符号を用いて逆拡散し、一組のデータ信号群を
    出力するための第2の逆拡散回路(42)と、 上記第2の逆拡散回路から出力されたデータ信号群の伝
    送レートを上記送信データのシンボルレートに変換する
    ための第2のレート変換器(44)と、 上記第1のレート変換器から供給されるシンボルレート
    の位相誤差信号に基づいて、上記第2のレート変換器か
    ら供給されるデータ信号群の各信号値を補正することに
    よって、位相誤差を含まないI成分データ信号とQ成分
    データ信号を生成するための信号処理装置(43,48,49)
    とからなることを特徴とする移動局。
  5. 【請求項5】前記信号処理装置が、 前記第1のレート変換器から供給される第1、第2の位
    相誤差信号をそれぞれ所定の期間内で平均化することに
    よって、第1、第2の位相補正信号を生成するための平
    均化手段(43)と、 前記第2のレート変換器から供給されるデータ信号群を
    上記平均化手段における信号遅延時間によって決まる所
    定の時間だけ遅延させるための遅延手段(48)とを有
    し、 上記遅延手段によって遅延されたデータ信号群の各信号
    値が上記第1、第2の位相補正信号に応じて補正される
    ことを特徴とする請求項1の移動局。
  6. 【請求項6】基地局から移動局に、スペクトラム拡散に
    よって多重化されたパイロット信号および送信データを
    直交変調して送信するCDMA(Code Division Multiple Ac
    cess)移動通信システムにおける移動局のための検波方
    法であって、 受信信号を直交検波してI成分多重化信号とQ成分多重
    化信号に分離する;上記I成分多重化信号とQ成分多重
    化信号をそれぞれパイロット信号のI成分およびQ成分
    に固有の拡散符号を用いて逆拡散し、逆拡散によって得
    られた信号から第1、第2の位相誤差信号を生成するス
    テップと、 上記各I成分多重化信号とQ成分多重化信号をそれぞれ
    受信すべきデータチャネルのI成分およびQ成分に固有
    の拡散符号を用いて逆拡散し、一組のデータ信号群を生
    成するステップと、 上記第1、第2の位相誤差信号を処理して、送信データ
    のシンボルレートをもつ第1、第2の位相補正信号を生
    成するステップと、 上記データ信号群の伝送レートを送信データのシンボル
    レートに変換するステップと、 上記シンボルレートに変換された上記データ信号群の信
    号値を上記第1、第2の位相補正信号に従って補正し、
    補正されたデータ信号群から位相誤差を含まないI成分
    データ信号とQ成分データ信号を生成するステップとか
    らなることを特徴とする検波方法。
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