JPH0888198A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0888198A
JPH0888198A JP18133595A JP18133595A JPH0888198A JP H0888198 A JPH0888198 A JP H0888198A JP 18133595 A JP18133595 A JP 18133595A JP 18133595 A JP18133595 A JP 18133595A JP H0888198 A JPH0888198 A JP H0888198A
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JP
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layer
semiconductor device
silicon
film
manufacturing
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JP18133595A
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Inventor
Katsuichi Fukui
勝一 福井
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリサイド層17を構成するタングステンシ
リサイド層9の異常酸化反応、および膜剥れ・段切れの
発生を防止することができ、従来の製造方法に比べ半導
体装置の平坦性を向上させることができ、かつ半導体装
置製造のスル−プットを向上させることができる半導体
装置の製造方法を提供すること。 【構成】 多結晶シリコン層10とタングステンシリサ
イド層9とで構成されたポリサイド層17の上面にシリ
コンキャップ層8を形成した後、これらを同時にエッチ
ングして所定のパタ−ンを形成し、第1回目の熱酸化処
理を施してタングステンシリサイド層9を多結晶化する
と共に拡散層上に酸化膜13を形成する。次に、全面に
SiO2 膜14を形成し、エッチングを施してサイドウ
ォ−ル15を形成した後、第2の熱酸化処理を施して酸
化膜16を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に関し、より詳細には、多結晶シリコン層上に金属シ
リサイド層が形成されたポリサイド層を有する半導体装
置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置を製造する場合、酸化シリコ
ン膜などの絶縁膜に対して複数回の除去処理及び熱酸化
処理を施すが、その際、半導体基板上に形成されたポリ
サイド層にあっては、膜剥がれや段切れが生じたり、金
属シリサイドが異常に酸化されたりする可能性がある。
膜剥がれは熱処理の際における膜応力の変化によって生
じ、段切れは同じく前記膜応力の変化による段差部など
でのクラックの発生によって生じる。また、異常酸化は
以下のようにして生じる。一例として、MOSトランジ
スタのゲ−ト電極をポリサイド構造で形成する場合につ
いて説明する。
【0003】ポリサイド層を構成する金属シリサイドが
タングステンシリサイド(WSix:x>2)の場合、
WSixに一度熱酸化処理を施すと、 WSix+(x−2)O2 →WSi2 +(x−2)Si
2 の反応式で表される反応により、WSixは結晶化して
WSi2 のストイキオメトリを持ち、グレインを形成す
る。その一方で、WSix中の余剰のシリコンが酸化さ
れて酸化シリコン(SiO2 )となりこれがWSi2
レイン層表面を被覆する。次に、トランジスタのLDD
(Lightly Doped Drain )構造形成のための最初のイオ
ン注入が行われた後、絶縁膜(SiO2 膜)を成膜して
から異方性エッチングを行うことによりスペーサ構造
(サイドウォール)を形成するが、この時前記タングス
テンシリサイド層表面を被覆している前記絶縁膜は異方
性エッチングによりかなり薄いものとなってしまい、次
の熱酸化処理工程(二回目の熱酸化処理工程で、MOS
トランジスタの拡散層上に絶縁膜を形成する工程)でタ
ングステンシリサイド層への酸素の拡散供給を抑制しに
くい膜厚となっている。この状態で、前記二回目の熱酸
化処理を施すと、図6(a)に示したように、タングス
テンシリサイド層表面のSiO2 膜1中を拡散してくる
酸素2と、タングステンシリサイド層9の下側にある多
結晶シリコン層10からWSi2 グレイン4のグレイン
バウンダリーを拡散してくるシリコン5との供給バラン
スが保たれている時は、タングステンシリサイド層9と
SiO2 膜1との界面付近で、 (正常酸化) Si+O2 →SiO2 の反応式で表される正常酸化反応のみが進行する。これ
に対して前記供給バランスが崩れて酸素2の供給が過剰
になると、図6(b)に示したように、WSixグレイ
ン4そのものが酸化され、下式で示される異常酸化反応
が生じる。 (異常酸化) WSi2 +(7/2)O2 →WO3 +2
SiO2 上式に示したように異常酸化反応が生じると、WO3
(酸化タングステン6)が生成される。いったん、前記
異常酸化反応が生じると、WSi2 グレイン4の破壊に
よる電気抵抗値の増大、WO3 (酸化タングステン)6
の生成による体積膨張、ひいては膜剥れや断線などを引
き起こす。なお図6において、符号3はSiO2 分子を
示している。
【0004】これらの現象を回避するため、ポリサイド
層の上層側を構成するシリサイド層表面に予めシリコン
酸化膜、あるいはシリコン窒化膜、あるいはPSG(Ph
ospho Silicata Glass)膜等の絶縁キャップ層を形成し
ておく方法(特開平5−226671号公報)が提案さ
れている。図7は前記公報に開示された製造方法によっ
て半導体装置を製造する場合の各工程順を模式的に示し
た断面図である。なお図7において、各構成部品を示す
符号は前記公報に記載された符号に100を加算した値
となっている。
【0005】前記公報に開示された発明は、フロ−ティ
ングゲ−ト層とコントロ−ルゲ−ト層とを有するEPR
OMあるいはE2 PROMのような不揮発性メモリなど
の半導体装置において、1層目のポリシリコン層である
フロ−ティングゲ−ト層108と2層目のポリシリコン
層122とシリサイド層124とからなるポリサイド構
造のコントロ−ルゲ−ト層125との側壁に、チャ−ジ
リテンション向上のための側壁絶縁物130aを形成す
る際、ポリサイド構造におけるシリサイド層124の段
切れや膜剥れ現象を発生させず、コントロ−ルゲ−ト層
125の低抵抗化を図り、動作スピ−ドの向上を図るこ
とができる方法の提供を目的としている。そのため、フ
ロ−ティングゲ−ト層108の表面に、絶縁層100を
介してポリサイド構造のコントロ−ルゲ−ト層125を
形成(図7(a))した後、上層側の(タングステン)
シリサイド層124の表面に(SiO2 膜等の)絶縁キ
ャップ層126を形成し(図7(b))、その後、前記
3層を所定のパタ−ンにエッチングし、側壁を酸化して
絶縁膜130aを形成している(図7(c))。
【0006】熱酸化処理の前に予め絶縁キャップ層12
6を形成しておけば、絶縁キャップ層126が酸素の拡
散供給を律速・抑制するため、シリサイド層124と絶
縁キャップ層126との界面付近でシリコンと酸素との
供給バランスを崩すことなく正常な酸化反応を行なわせ
ることが可能になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平5−2
26671号公報に開示された半導体装置の製造方法に
は、以下に示す課題がある。前もってかなりの膜厚の絶
縁キャップ層126をシリサイド層124表面に堆積さ
せる工程が必要である。加えて、絶縁キャップ層126
を異方性エッチングするにはフッ素系のガスを用い、ポ
リサイド層125を異方性エッチングするには塩素系の
ガスを用いる必要があるので、絶縁キャップ層126と
ポリサイド層125とを所定のパターンにエッチングす
るには、まず上層である絶縁キャップ層126をエッチ
ングしてから供給ガス種を切り換えてポリサイド層12
5をエッチングしなければならず、必ず二段階のエッチ
ング工程が必要となる。この方法では、工程時間・工程
数が共に増加するため、半導体製造スピードが遅くなる
(スループットが低くなる)という課題がある。
【0008】さらに、シリサイド層124の上面に形成
される絶縁キャップ層126は、半導体製造工程中の絶
縁膜除去工程などで膜減りを起こし、ある程度まで薄く
なると熱酸化工程で異常酸化を引き起こしてしまうの
で、最初に絶縁キャップ層126をかなり厚めに形成し
ておかなければならない。このためゲ−ト電極部の高さ
が高くなって半導体装置の平坦性が損なわれるという課
題がある。
【0009】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、金属シリサイド層の異常酸化反応および膜剥れ・段
切れの発生を防止することができ、また従来の半導体装
置の製造方法に比べ、電極部の高さを低くして半導体装
置の平坦性を向上させ、しかもスル−プットを落とすこ
とのない半導体装置の製造方法を提供することを目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る半導体装置の製造方法(1)は、半導体
基板上にポリサイド層を形成した後、該ポリサイド層を
構成する金属シリサイド層の表面にシリコンキャップ層
を形成し、その後ポリサイド層とシリコンキャップ層と
を所定のパタ−ンにエッチングし、酸化する工程を含む
ことを特徴としている。
【0011】また本発明に係る半導体装置の製造方法
(2)は、半導体基板上に多結晶シリコン層を形成した
後、枚葉処理式成膜装置を用いて成膜温度580℃以上
720℃以下で前記多結晶シリコン層上に金属シリサイ
ド層を形成し、次いで580℃以上720℃以下の成膜
温度で前記金属シリサイド層の表面にシリコンキャップ
層を形成し、その後、前記多結晶シリコン層および前記
金属シリサイド層で構成されるポリサイド層と前記シリ
コンキャップ層とを所定のパタ−ンにエッチングし、酸
化する工程を含むことを特徴としている。
【0012】上記方法に係る半導体装置の製造方法
(1)および(2)にあっては、金属シリサイド層の表
面にシリコンキャップ層が形成される。ポリサイド層と
シリコンキャップ層とは同一のエッチングガスでエッチ
ングすることが可能であり、所定のパタ−ンにエッチン
グする際、絶縁キャップ層を形成する従来の半導体装置
の製造方法のように絶縁キャップ層とポリサイド層との
二段階に分けてエッチングする必要がなくなる。
【0013】また、シリコンキャップ層は熱酸化処理中
に供給されるO2 をその表面上で消費してSiO2 とす
るので、シリコンキャップ層がすべてSiO2 となるま
での間、O2 の拡散供給を抑制することができるので、
金属シリサイド層における異常酸化反応を防止するのに
必要な前記シリコンキャップ層の膜厚は絶縁キャップ層
の膜厚の5分の1程度でよく、従来の半導体装置の製造
方法に比べ、ポリサイド構造を用いた電極部の高さを低
くすることができ半導体装置の平坦性が改善される。
【0014】さらに、前記金属シリサイド層表面に形成
された前記シリコンキャップ層は熱酸化工程で酸化され
て酸化シリコン絶縁膜となって前記金属シリサイド層表
面を被覆する。この酸化シリコン絶縁膜によって前記金
属シリサイド層の異常酸化、及び膜剥れや段切れの発生
が防止される。
【0015】また上記半導体装置の製造方法(2)にあ
っては、枚葉処理式成膜装置を用いて580℃〜720
℃の成膜温度で金属シリサイド層を形成した後、580
℃〜720℃の成膜温度でシリコンキャップ層が連続的
に形成される。
【0016】1.通常、CVD法による(多結晶)シリ
コン成膜はバッチ処理で行われる。バッチ処理で前記金
属シリサイド層の表面にシリコンキャップ層を形成する
場合には、半導体基板の裏面側も成膜ガスにさらされる
ので、前記半導体基板の裏面にもシリコンキャップ層が
形成される。したがって、この場合、前記半導体基板の
裏面に形成されるシリコンキャップ層を除去する工程が
必要になる。このため、工程時間・工程数が多くなり、
半導体装置製造のスル−プットが低下する。また、バッ
チ処理式CVDで発生するパ−ティクルに加えて、前記
半導体基板の裏面に形成されたシリコンキャップ層を除
去する工程でパ−ティクルが発生するので、歩留りが低
下する。
【0017】これに対して上記半導体装置の製造方法
(2)にあっては、枚葉処理式成膜装置を用いるので、
ヒーターチャック方式の裏面加熱方法によれば、CVD
法によるシリコンキャップ層形成工程で前記半導体基板
の裏面にシリコンキャップ層が形成されることはない。
よって、前記半導体基板の裏面のシリコンキャップ層を
除去する工程が不要となるので、半導体装置製造のスル
−プットを向上させることが可能になると共に、パ−テ
ィクルの発生を抑えることができ、歩留りを向上させる
ことが可能である。
【0018】2.また、前記ポリサイド層の上層を構成
する金属シリサイド層を580℃未満の低温で形成した
場合、シリコン成膜は成膜温度580℃以上とする必要
があるのでスループットが悪くなる。また、この場合、
金属シリサイド形成とシリコン成膜とは別の系で行うこ
とになり、半導体基板を別の装置に移す必要が生じる。
【0019】これに対して上記半導体装置の製造方法
(2)にあっては、580℃以上の成膜温度で金属シリ
サイド層が形成されるので、該金属シリサイド層形成
後、同じ反応槽内で連続してシリコンキャップ層を形成
することが可能である。したがって、半導体装置製造の
工程時間・工程数を短縮し、コストダウンを図ることが
可能である。
【0020】なお、720℃を超える温度で金属シリサ
イド層を形成することは好ましくない。720℃を超え
ると、金属シリサイドの結晶化が促進されすぎて後の熱
処理工程で異常酸化を生じやすくなる。また、720℃
を超える温度でシリコンキャップ層を形成すると、金属
シリサイドが結晶化しすぎるので好ましくない。シリコ
ンキャップ膜の成膜温度はシリサイド成膜温度以下とす
るのがより好ましい。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係る半導体装置の製造方法の
実施例を図面に基づいて説明する。
【0022】〈実施例1〉図1は実施例1に係る半導体
装置の製造方法で半導体装置(MOSトランジスタ)の
ゲ−ト電極部を製造する場合の各工程を模式的に示した
断面図である。
【0023】まず、シリコン基板12の表面上にゲート
酸化膜11を形成し、次に、不純物を拡散した多結晶シ
リコン層10、タングステンシリサイド層9を順次積層
してタングステンポリサイド層17を形成した後、その
上にシリコンキャップ層8を形成する。ここで、多結晶
シリコン層10及びタングステンシリサイド層9の形成
方法は特に限定されないが、例えば、スパッタ法あるい
はCVD法などが採用される。実施例では、SiH4
250sccm、N2 :500sccmの割合の混合ガ
スを供給し、温度620℃、圧力0.3Torrの条件
下における減圧熱CVD法により膜厚約150nmの多
結晶シリコン層10を形成し、WF6 :1.6scc
m、SiH4 :300sccm、Ar:20sccmの
割合の混合ガスを供給し、温度380℃、圧力200m
Torrの減圧熱CVD法で膜厚約150nmのタング
ステンシリサイド(WSix)層9を形成した。この時
WSixの組成比x=Si/WをRBS法(Rutherford
Back Scattering)で調べたところ2.45であった。
また、シリコンキャップ層8の形成法も特に限定される
ものではなく、非晶質シリコン層であっても多結晶シリ
コン層であっても構わない。実施例では、SiH4 :2
50sccm、N2 :500sccmの割合の混合ガス
を供給し、温度620℃、圧力0.3Torrの条件下
における減圧熱CVD法により、膜厚約30nmの多結
晶シリコン層8を形成した。次に、多結晶シリコン層8
の上面にレジストなどの感光材料を用いてフォトレジス
トパターン7を形成する(図1(a))。
【0024】次に、工程(a)で形成されたフォトレジ
ストパタ−ン7に従ってエッチングを行い、所定のパタ
−ンを形成し、電極部20を形成する。該エッチングに
は例えば、ECRエッチングならば、エッチングガスと
して塩素(Cl2 )と酸素(O2 )をそれぞれ60sc
cmと12sccmの割合で供給し、圧力5mTor
r、RFパワー150Wの条件下で行えば、シリコンキ
ャップ層8もろともタングステンポリサイド層17を容
易にエッチングすることができる(図1(b))。次
に、不要となったフォトレジストパタ−ン7を除去した
後(図1(c))、酸素雰囲気中で温度950℃、処理
時間1時間の第1回目の熱酸化処理を施してタングステ
ンシリサイド層9の結晶化を図ると共に、電極部20お
よび拡散層(図示せず)上にそれぞれ酸化膜(SiO2
膜)13a、13bを形成し、次にLDD構造形成のた
めのイオン注入を行う(図1(d))。
【0025】次に、スペ−サ構造を形成するための絶縁
膜(SiO2 膜)14を全面に形成する。絶縁膜14の
材質は特に限定されるものではなく、シリコン窒化膜あ
るいはPSG膜等でもよいが実施例ではSiO2 膜を採
用した。また、その形成方法も特に限定されるものでは
なく、例えば、減圧CVD法、プラズマCVD法、Si
(OC254 (略称、TEOS)を用いたCVD法
などがあるが、実施例ではSiH4 :65sccm、N
2 O:3250sccmの割合の混合ガスを供給し、温
度850℃、圧力0.35mTorrの条件下で、減圧
CVD法により絶縁膜14としてのSiO2 膜を形成し
た(図1(e))。次に、異方性エッチングを施してサ
イドウォール15を形成し(図1(f))、その後、酸
素雰囲気中で温度900℃、30分の第2回目の熱酸化
処理を施し、電極部20および拡散層(図示せず)上に
それぞれ酸化膜(SiO2 膜)16a、16bを形成し
た(図1(g))。この時、タングステンシリサイド層
9に異常酸化反応は生じなかった。また、膜剥れや段切
れも発生しなかった。
【0026】〈比較例〉特開平5−226671号公報
記載の方法にしたがってポリサイド層を構成する金属シ
リサイド層の表面に絶縁キャップ層を形成して、同様の
実験を行った。ここで、絶縁キャップ層としてTEOS
を用いたCVD法で酸化シリコン層を膜厚約150nm
にしたものと膜厚約200nmにしたものとの2種類の
サンプルを形成し、そのエッチングは、CF4 とCHF
3 を用いたRIE法で行った。これ以外の成膜、エッチ
ング、熱処理及びイオン注入工程は、上記した実施例の
場合と全く同様の条件で行った。その結果、酸化シリコ
ン層の膜厚が200nmのサンプルでは第2回目の熱酸
化処理でも異常酸化を生じなかったが、膜厚が150n
mのサンプルでは、金属シリサイド層に異常酸化が生じ
た。
【0027】以上説明したように実施例1に係る半導体
装置の製造方法にあっては、所定のパタ−ンをエッチン
グ形成する場合、従来の製造方法の場合のように2段階
に分けて行う必要がなく、タングステンポリサイド層1
7とシリコンキャップ層8とを一度にエッチングするこ
とができるので、エッチング工程を簡略化することがで
きる。これにより、従来の製造方法に比べて半導体装置
製造のスル−プットを向上させることができる。
【0028】また、金属シリサイド層の表面に形成され
るキャップ層の膜厚が、比較例の絶縁キャップ層の場合
には200nm程度必要であったのに対し、実施例1の
シリコンキャップ層8の場合には30nm程度で良く、
電極部の高さを低く抑えることができる。これにより実
施例1に係る半導体装置の製造方法を用いれば、従来の
製造方法を用いる場合に比べて半導体装置の平坦性を向
上させることができる。
【0029】また実施例1に係る半導体装置の製造方法
にあっては、タングステンシリサイド層9の表面に多結
晶シリコンで構成されたシリコンキャップ層8が形成さ
れ、工程(d)で示した第1回目の熱酸化処理の時にシ
リコンキャップ層8の一部が酸化されて酸化シリコン膜
13aとなる。この酸化シリコン膜13aは工程(f)
で示したサイドウォ−ル15形成時にほぼ除去されてし
まうが、工程(g)で示した第2回目の熱酸化処理の時
には、前記第1回目の熱酸化処理時に酸化されずに残っ
た多結晶シリコンが酸化されるだけで前記第1回目の熱
酸化処理時に多結晶化したタングステンシリサイド層9
は酸化されない。すなわち実施例1に係る製造方法で半
導体装置を製造すれば、タングステンシリサイド層9に
異常酸化反応は生じない。また上記内容からわかるよう
に、半導体製造工程で施される熱酸化処理工程及び絶縁
膜除去工程の回数・程度に応じて予めシリコンキャップ
層8を前記処理工程に耐え得るのに程よい厚さに形成し
ておけば、熱酸化処理及び絶縁膜除去処理を複数回繰り
返してもタングステンシリサイド層9が異常酸化される
ことはない。
【0030】加えて、前記酸化されずに残った多結晶シ
リコンが酸化されてタングステンシリサイド層9表面に
絶縁膜として酸化シリコン膜16aが形成されるので、
該酸化シリコン膜16aにより金属シリサイド層である
タングステンシリサイド層9を保護することができ、タ
ングステンシリサイド層9の膜はがれ、段切れ等の発生
を防止することができる。
【0031】なお、上記実施例1では金属シリサイド層
としてタングステンシリサイド層9を採用した場合を示
したが、別の実施例では、金属シリサイド層としてモリ
ブデンシリサイド層を採用してもよい。この場合も同様
の効果を得ることができる。
【0032】〈実施例2〉次に、実施例2に係る半導体
装置の製造方法を図2〜図5に基づいて説明する。な
お、実施例2に係る半導体装置の製造方法にあっても、
金属シリサイド層としてはタングステンシリサイド層を
採用している。図2は実施例2に係る半導体装置の製造
方法で用いられる枚葉処理式成膜装置を概略的に示した
断面図であり、図3は前記枚葉処理式成膜装置を構成す
るウエハ−カセット22aを概略的に示したA−A線断
面図である。図4は前記枚葉処理式成膜装置を構成する
タングステンシリサイドチャンバ28を概略的に示した
B−B線断面図である。
【0033】図2において21は複数個のチャンバを備
えた枚葉処理式の減圧CVD装置を示している。減圧C
VD装置21にあっては、ウエハ−カセット22aが配
設されたカセットチャンバ22の間にロ−ドロックチャ
ンバ23が配設され、ロ−ドロックチャンバ23とトラ
ンスポ−トチャンバ24とがバッファステ−ション25
により接続されている。ウエハ−カセット22aには、
図3に示したように、ウエハ−40が25枚までセット
可能になっており、左右カセット合わせて最大50枚ま
でセット可能となっている。ロ−ドロックチャンバ23
内にはロボットア−ム29aが配設され、トランスポ−
トチャンバ24内にはロボットア−ム29bが配設され
ている。また、トランスポ−トチャンバ24の一方の側
面にはブランケットタングステンチャンバ26がバルブ
27を介して接続され、トランスポ−トチャンバ24の
他方の側面にはタングステンシリサイドチャンバ28が
バルブ27を介して接続されている。なお、ブランケッ
トタングステンチャンバ26とタングステンシリサイド
チャンバ28とは2つの独立したプロセスチャンバであ
る。
【0034】減圧CVD装置21を使用する際、ウエハ
−カセット22a内のウエハ40はロボットア−ム29
aに載せられ、2つのウエハ−カセット22aより引き
出され、ロ−ドロックチャンバ23内にあるバッファス
テ−ション25に置かれ、その後ロボットア−ム29b
に載せられ、指定されたプロセスチャンバへ搬送され
る。プロセスチャンバに入れられたウエハ40は、図4
に示した幅1〜2mmのアルミナ製のクランクピン30
を3本用いた3点支持による押圧固定法によりヒ−タ−
チャック31に押圧され、580℃以上に熱せられてプ
ロセスが実行される。この間ウエハ40はウエハ−カセ
ット22aからフェ−スダウンにて真空中を搬送され
る。なお、図4に示したタングステンシリサイドチャン
バ28の概略断面図において、32はガス導入口を示
し、33は排気口を示している。
【0035】次に、減圧CVD装置21を用いて半導体
装置を製造する工程を説明する。実施例2の各製造工程
は図1に示した実施例1に係る半導体装置の各製造工程
と基本的には同じである。図5に基づいて実施例2に係
る半導体装置の製造方法を説明するが、各構成部品に付
与した符号は、図1に示した各構成部品の符号に40を
加えた値となっている。
【0036】工程(a):シリコン基板52の表面上に
ゲ−ト酸化膜51を形成し、その上に不純物を拡散した
多結晶シリコン層50を約150nm、高温CVDタン
グステンシリサイド層49を約150nm順次積層して
タングステンポリサイド層57を形成した後、更にその
上に連続してシリコンキャップ層48を約30nm堆積
させる。次に、シリコンキャップ層48の上面にレジス
トなどの感光材料を用いてフォトレジストパタ−ン47
を形成する。
【0037】多結晶シリコン層50は、SiH4 (25
0sccm)とN2 (500sccm)の混合ガス雰囲
気中、温度620℃、圧力0.3Torrの条件下にお
ける減圧熱CVD法により形成し、タングステンシリサ
イド(WSix)層49は、WF6 (2.5scc
m)、SiH2 Cl2 (185sccm)、Ar(10
0sccm)の混合ガス雰囲気中、温度720℃、圧力
150mTorrの減圧熱CVD法により形成した。こ
の時のWSixの組成比x=Si/Wは2.43であっ
た。
【0038】シリコンキャップ層48は、タングステン
シリサイド層49を形成した後、同じ反応槽内(タング
ステンシリサイドチャンバ28内)で連続して同じ温度
720℃で、SiH4 (300sccm)、Ar(20
0sccm)の混合ガス雰囲気中、圧力0.3Torr
の条件下で多結晶シリコン層を形成した。なお、シリコ
ンキャップ層48としては、非晶質シリコン層であって
もよい。上記タングステンシリサイド層49及びシリコ
ンキャップ層48の連続的形成の工程所要時間は、ウエ
ハ−25枚の処理で200分であった。
【0039】工程(b)〜工程(g):図1に示した実
施例1に係る半導体装置の製造方法における工程(b)
〜工程(g)と同様である。実施例2の場合において
も、工程(g)において酸素雰囲気中で900℃、30
分の熱酸化処理を施したが、膜剥がれや段切れ、異常酸
化は生じなかった。
【0040】〈実施例3〉タングステンシリサイド層を
減圧熱CVD法により580℃以下の低温(380℃)
で形成し、かつシリコンキャップ層として減圧熱CVD
法によりバッチ処理で多結晶シリコン層を形成し、実施
例2の場合と同様の実験を行った。タングステンシリサ
イド層をWF6 (1.6sccm)、SiH4 (300
sccm)、Ar(20sccm)の混合ガス雰囲気中
で、温度380℃、圧力200mTorrの減圧熱CV
D法により150nm形成した。この時のWSixの組
成比xは2.45であった。シリコンキャップ層とし
て、SiH4 (250sccm)とN2 (500scc
m)の混合ガス雰囲気中、温度620℃、圧力0.3T
orrの条件下における減圧熱CVD法により膜厚約3
0nmの多結晶シリコン層を形成した。
【0041】バッチ処理式の多結晶シリコンCVDで
は、ウエハ−の裏面にも多結晶シリコン層が形成され
る。実施例3の場合、ウエハ−表面の全面をレジストで
覆った後、フッ硝酸(HF+HNO3 )を用いて裏面に
形成された多結晶シリコン層を除去した。その後、硫酸
を用いてウエハ−表面のレジストを除去した。通常、バ
ッチ処理式の多結晶シリコンCVDではパ−ティクルが
15〜20個増加し、レジスト剥離工程では40〜50
個増加する。したがって、上記工程にしたがってタング
ステンシリサイド層上にシリコンキャップ層を形成する
と、パ−ティクルが55〜70個増加する可能性があ
る。
【0042】また、ウエハ−を25枚処理するのにタン
グステンシリサイド層の形成からシリコンキャップ層の
形成までの各工程に要する時間は、以下のとおりであっ
た。WSix CVD:137.5分(枚葉処理)、
洗浄:40分(バッチ処理)、多結晶シリコン層
(シリコンキャップ層)CVD:120分(バッチ処
理)、レジスト塗布:37.5分(枚葉処理)、裏
面多結晶シリコン層除去:35分(バッチ処理)、レ
ジスト剥離:40分(バッチ処理)であり、合計410
分要した。
【0043】上記実施例3に対して実施例2に係る半導
体装置の製造方法にあっては、枚葉処理式の減圧CVD
装置21によりタングステンシリサイド層(WSix
層)49の形成後、連続してシリコンキャップ層48を
形成するので、上記実施例3の〜の工程のうち、
、、、の工程を省くことができる。また、バッ
チ処理では熱衝撃を防止するために、ウエハーの装置反
応槽内への挿入及び取出しを非常にゆっくりと行う必要
があるので枚葉式処理を行えば、工程に要する時間を
短縮することができる。したがって、実施例2に係る半
導体装置の製造方法にあっては、上記実施例3に従って
シリコンキャップ層を形成する場合に比べて、パ−ティ
クル数を55〜70個低減させることができると共に、
ウエハ−25枚の処理に関する工程所要時間を210分
(約50%)短縮することができた。
【0044】以上説明したように実施例2に係る半導体
装置の製造方法にあっては、枚葉処理式の減圧CVD装
置21を用いてタングステンシリサイド層49を720
℃で形成した後、該温度を保持した状態で連続的にシリ
コンキャップ層48を形成するので、シリコンキャップ
層48をバッチ式CVD法で形成する場合に比べて工程
数を低減させることができ、半導体装置製造のスル−プ
ットを向上させることができる。また、パ−ティクルの
発生数を低減させることができ、歩留りを向上させるこ
とができる。
【0045】なお、上記実施例2では金属シリサイド層
としてタングステンシリサイド層49を用いる場合を示
したが、別の実施例では、金属シリサイド層としてモリ
ブデンシリサイド層を用いてもよく、この場合も同様の
効果を得ることができる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る半導体
装置の製造方法(1)及び(2)にあっては、ポリサイ
ド層とシリコンキャップ層とを同時にエッチングするこ
とができるので、従来の製造方法の場合のように絶縁キ
ャプ層とポリサイド層との2段階に分けてエッチングす
る必要がなくなり、エッチング工程を簡略化することが
でき、半導体装置製造におけるスル−プットを向上させ
ることができる。
【0047】また、前記シリコンキャップ膜厚を従来の
絶縁キャップ層の膜厚に比べ薄くできるので半導体装置
の平坦性を向上させることができる。
【0048】さらに、前記シリコンキャップ層の膜厚を
適正に設定しておけば、複数回の絶縁膜除去工程及び熱
処理工程を経ても、金属シリサイド層の異常酸化の発生
を防ぐことができ、金属シリサイド層における膜剥れ、
段切れ等の発生を防止することができる。
【0049】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
(2)にあっては、枚葉処理式成膜装置を用い金属シリ
サイド層を580℃〜720℃の温度で形成することに
より、金属シリサイド層の形成に続けて同じ反応槽内で
連続的にシリコンキャップ層を形成することができるの
で、バッチ処理式成膜装置を用いる場合に比べて工程数
を低減させることができ、半導体装置製造のスル−プッ
トを向上させることができる。また、工程数を低減させ
ることができる分、各製造工程に伴うパ−ティクルの発
生を抑えることができ、歩留りを向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(g)は本発明の実施例1に係る半導
体装置の製造方法の各工程を模式的に示した断面図であ
る。
【図2】本発明の実施例2に係る半導体装置の製造方法
で用いられる枚葉処理式減圧CVD装置を概略的に示し
た断面図である。
【図3】実施例2に係る半導体装置の製造方法で用いら
れる枚葉処理式減圧CVD装置を構成するウエハ−カセ
ットを概略的に示したA−A線断面図である。
【図4】実施例2に係る半導体装置の製造方法で用いら
れる枚葉処理式減圧CVD装置を構成するタングステン
シリサイドチャンバを概略的に示したB−B線断面図で
ある。
【図5】(a)〜(g)は実施例2に係る半導体装置の
製造方法の各工程を模式的に示した断面図である。
【図6】(a)は正常な酸化反応が進行している場合に
おける金属シリサイド層と酸化シリコン膜との界面付近
の状態を模式的に示した断面図であり、(b)は異常な
酸化反応が進行している場合における金属シリサイド層
と酸化シリコン膜との界面付近の状態を模式的に示した
断面図である。
【図7】(a)〜(c)は従来の半導体装置の製造方法
の各工程を模式的に示した断面図である。
【符号の説明】
8、48 シリコンキャップ層 9、49 タングステンシリサイド層(金属シリサイド
層) 10、50 多結晶シリコン層 12、52 シリコン基板 17、57 ポリサイド層 21 枚葉処理式減圧CVD装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上にポリサイド層を形成した
    後、該ポリサイド層を構成する金属シリサイド層の表面
    にシリコンキャップ層を形成し、その後ポリサイド層と
    シリコンキャップ層とを所定のパターンにエッチング
    し、酸化する工程を含むことを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に多結晶シリコン層を形成
    した後、枚葉処理式成膜装置を用いて成膜温度580℃
    以上720℃以下で前記多結晶シリコン層上に金属シリ
    サイド層を形成し、次いで580℃以上720℃以下の
    成膜温度で前記金属シリサイド層の表面にシリコンキャ
    ップ層を形成し、その後、前記多結晶シリコン層および
    前記金属シリサイド層で構成されるポリサイド層と前記
    シリコンキャップ層とを所定のパタ−ンにエッチング
    し、酸化する工程を含むことを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11168212A (ja) * 1997-12-02 1999-06-22 Tadahiro Omi 半導体装置
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US6664196B1 (en) 1999-03-15 2003-12-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method of cleaning electronic device and method of fabricating the same

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