JPH0887878A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH0887878A
JPH0887878A JP24460994A JP24460994A JPH0887878A JP H0887878 A JPH0887878 A JP H0887878A JP 24460994 A JP24460994 A JP 24460994A JP 24460994 A JP24460994 A JP 24460994A JP H0887878 A JPH0887878 A JP H0887878A
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wiring
semiconductor memory
memory device
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JP24460994A
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Yukio Watabe
行男 渡部
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 強誘電体のゲート酸化膜を有するFETから
成るメモリセルを備える不揮発性半導体記憶装置のセル
構成を簡素化し、情報の読出し及び書込み又は消去の信
頼性を向上させる。 【構成】 情報の読出し時には、選択された第1のワー
ドラインWL1-2とビットラインBL2との間に所定のパ
ルス幅の読出し電圧を印加し、選択された第2のワード
ラインWL2-2、非選択の第1のワードライン及び非選
択のビットラインBLをフローティングさせ、非選択の
第2のワードラインをグラウンドする。情報の書込み又
は消去時には、選択された第2のワードラインWL2-2
とビットラインBL-2との間に所定のパルス幅の書込み
電圧を印加し、選択された第1のワードラインWL1-2
をグラウンドし、その他のラインはフローティングさせ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は不揮発性半導体記憶装置
に関し、特に、強誘電体のゲート絶縁膜を有する電界効
果トランジスタをメモリセルとした不揮発性半導体記憶
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置は、機械的可動部がな
く、動作速度、信頼性、小型及び薄型化等の点で従来の
記録媒体より優れ、移動性通信端末などの記憶装置とし
て有望視されている。このため、フラッシュメモリやE
EPROM等の不揮発性半導体記憶装置の開発が盛んで
ある(例えば、電子技術11月号23−49、1992
年、日経エレクトロニクス1994年4月11日号76
−91)。これらの不揮発性半導体記憶装置では、充分
な書換え回数が得られないこと、使用電圧が高いこと、
1チップ当たり256メガビット以上の集積が原理的に
困難であること等の問題がある。
【0003】一方、古くから、強誘電体を用いた不揮発
性半導体記憶装置の研究もなされており、ダイナミック
・ランダム・アクセスメモリ(DRAM)のキャパシタ
ー部に強誘電体を用いたメモリ素子(FRAM、例え
ば、日経エレクトロニクス1993年5月24日号88
−93)、ゲート絶縁膜を強誘電体薄膜とした電界効果
トランジスタを用いたメモリ素子(以下MFS−FET
と略記する。例えば、応用物理 44(7)、114−
117、1975年)等が知られている。これらのメモ
リは、高速性、繰り返し性、使用電圧において、先に示
したフラッシュメモリ等より優れている。特に、MFS
−FETは、現在のところ、記憶素子そのものが十分に
完成されてはいないが、従来の不揮発性半導体記憶装置
以上の高集積化の可能性があること、及び、非破壊読出
しが可能であることが特徴である。
【0004】MFS−FETの動作は以下のようであ
る。ゲート電極とソース・ドレイン領域又は基板領域と
の間に正逆の所定電圧を印加することにより、ゲート絶
縁膜を構成する強誘電体に電気分極を発生させ、情報
「1」の書込み又は情報「0」の書込み(以下、書込み
又は消去と呼ぶ)を行なう。ゲート絶縁膜は、この書込
み又は消去の後にゲート電圧をゼロにしても、書込み又
は消去の際の電圧極性に対応した分極方向を保持する。
この分極方向に対応して、ソース・ドレイン間の電気抵
抗が夫々高抵抗状態又は低抵抗状態に保持される。従っ
て、書込み又は消去の後にソース・ドレイン間に読出し
電圧を印加し、その電圧降下または電流値を検出すれ
ば、書込み又は消去の記憶情報の読出しが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】MFS−FETをメモ
リセルに用いる不揮発性半導体記憶装置では、特開平2
−64993号公報に記載のメモリセル(第1の従来
例、図3)や、特開平5−120866号公報に記載の
回路(第2の従来例、図4)が知られている。これらの
例では、ソースラインSLとビットラインBLとの間に
MFS−FET(FT)及びスイッチングトランジスタ
(ST)を含む複数の電界効果トランジスタ(FET)
を配置し、これら各FETのソース・ドレイン路を連結
している。このように、従来の不揮発性半導体記憶装置
では、複数のFETから成るメモリセルを採用するた
め、メモリセルの面積が大きくなり、高集積化が困難と
いう問題点があった。
【0006】高集積化が可能な例として、メモリセルを
1つのMFS−FETのみで構成する不揮発性半導体記
憶装置が特開平4−192173号公報に示されている
(第3の従来例、図5)。この半導体記憶装置では、各
行のトランジスタ11のゲート電極12を共通接続する
ワードライン群WLと、各行のトランジスタ11のソー
ス・ドレイン13、14の一方14を共通接続するビッ
トライン群BLと、各列のトランジスタ11のソース・
ドレイン13、14の他方13を共通接続すると共に各
トランジスタ11のウエル電位を供給するプレートライ
ン群PLとを有している。
【0007】ところが、図5に示した不揮発性半導体記
憶装置のMFS−FETでは、通常のFETと異なり高
抵抗状態と低抵抗状態の差を十分に大きくすることが困
難で、情報の読出しに際して信頼性に欠けるおそれがあ
る。また、高抵抗状態と低抵抗状態の差が十分大きくな
いことに起因して、アドレスが選択されたMFS−FE
Tに対して所望の書込み又は消去ができないか、或い
は、他のMFS−FETにも同時に書込み又は消去を行
なうおそれがある。
【0008】本発明は、上記に鑑み、高集積化が可能で
あり、かつ、記憶情報の書込み又は消去及びその読出し
が正確に行なわれる不揮発性半導体記憶装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその作用】本発明者
は、前記課題を解決すべく、メモリセル内を1個のMF
S−FETのみで構成し、ワードライン及びビットライ
ンの指定により、データを読み出すべきMFS−FET
を選択する回路構成を採用する。即ち、メモリセルを構
成するMFS−FETのソース・ドレイン路がワードラ
イン及びビットライン間に挿入される回路構成としてい
る。本発明者は、特開平4−192173号公報におけ
る構成とは異なり、FETの動的特性に注目し、選択さ
れたMFS−FETの動作電流を検出する。これは、例
えば、選択されたMFS−FETに接続されたラインの
スイッチングを、配線の電圧伝播速度に従って制御する
ことで可能となる。
【0010】ここで、本発明の不揮発性半導体記憶装置
は、強誘電体からなるゲート絶縁膜を有する電界効果ト
ランジスタがマトリックス状に配列されたメモリセルア
レイを備える不揮発性半導体記憶装置において、各行に
配列された電界効果トランジスタのソース及びドレイン
電極の一方を共通接続する第1のワードライン群、各行
に配列された電界効果トランジスタのゲート電極を共通
接続する第2のワードライン群、及び、各列に配列され
た電界効果トランジスタのソース及びドレイン電極の他
方を連結するビットライン群から成る配線群と、前記第
1のワードライン群、第2のワードライン群及びビット
ライン群の夫々から、アドレス信号に指定された行及び
列に対応する各1本の配線を選択する配線選択手段と、
前記配線選択手段による選択に応答して、前記配線群の
各配線を所定期間フローティングさせ又は所定の電源に
接続する電圧印加手段とを備えることを特徴とする。
【0011】本発明で採用する材料としての強誘電体に
は特に限定はなく、従来から用いられているいかなる強
誘電体を採用することも出来る。例えば、PbTiを主体
とするペロブスカイト酸化物、及び、この一部をZr、
Laで置換したペロブスカイト酸化物、例えば、PbTi
3、Pb1-XLaxTiO3(x=0〜0.2)、Pb1-XLa
xTi1-yZry3(x=0〜0.2、y=0〜0.4)、
BaTiO3、Bi3Ti412等がある。また、LiNbO3
LiTaO3、KNO3から成る薄膜も採用できる。
【0012】本発明における電界効果トランジスタ(F
ET)は、ゲート電極、ソース電極及びドレイン電極を
有するいかなるMFS−FETでもよく、例えば、一導
電型のウエル領域内に一対の他導電型のソース拡散層及
びドレイン拡散層が配置されてダイオード接合が形成さ
れる形式のMFS−FETに限らず、ダイオード接合を
有しない形式のMFS−FETを採用することも可能で
ある。
【0013】なお、一般的に、メモリセルアレイの行及
び列は相対的な表現であり、何れの方向を行又は列と呼
ぶことも出来る。従って、本発明の不揮発性半導体記憶
装置では、第1及び第2のワードラインの延びる方向が
行方向と、ビットラインの延びる方向が列方向と夫々呼
ばれる。
【0014】
【本発明の好適な実施の態様】本発明の不揮発性半導体
記憶装置では、アドレスが選択されたメモリセルを成す
MFS−FET(以下、選択MFS−FETと呼ぶ)の
記憶情報を読み出す場合には、この選択MFS−FET
の行に対応する第1のワードラインと、選択MFS−F
ETの列に対応するビットラインとの間に選択的に電圧
を印加する。この場合、例えば、第1のワードラインを
グラウンドし、ビットラインに所定の正電圧を印加する
ことでその電圧印加が行なわれる。更にこの時、選択M
FS−FETの行に対応する第2のワードライン(選択
された第2のワードライン、以下同様)をフローティン
グ状態にすると共に、この選択された第2のワードライ
ン以外の全ての第2のワードライン(非選択の第2のワ
ードライン、以下同様)をグラウンドすることで、読出
しが良好に行なわれる。
【0015】ここで、選択された第1のワードラインと
選択されたビットラインとの間に印加する電圧(Vr)
は、この電圧によりMFS−FETの記憶内容が変わら
ない範囲で大きい方が好ましい。この上限の絶対値は、
書込み電圧(Vw)または消去電圧(−Ve)の絶対値の
小さい方の1/5から1/10程度とすることが好まし
い。
【0016】各配線に対する上記電位の選択により、選
択MFS−FETのチャネルには、その記憶内容に依存
したチャネル電流が流れる。例えば、情報「1」が書き
込まれた選択MFS−FETには大きなチャネル電流
が、情報「0」が書き込まれた(即ち消去された)選択
MFS−FETには小さなチャネル電流が夫々流れる。
ここで、選択された第2のワードラインをフローティン
グ状態にすることにより、選択MFS−FETのゲート
電極とソース・ドレイン路との間に存在する寄生容量に
起因する、選択されたビットラインにおける信号伝播の
遅延を低減する。その結果、選択MFS−FETのチャ
ネル電流は素速く流れる。
【0017】また、非選択の第2のワードラインをグラ
ウンドすることにより、非選択の第2のワードラインに
接続されたMFS−FETのゲート電極とソース・ドレ
イン路との間の寄生容量によって生じる静電容量結合
(カップリング)を低減して、回り込みにより生ずる非
選択のMFS−FETのチャネル電流の発生を遅延させ
る。これにより、各ラインの選択直後にビットラインに
流れる電流を検出することで、目的とする、選択MFS
−FETに流れその記憶内容に依存するチャネル電流の
検出を特に容易にする。一般に、この電流検出は、ビッ
トライン又は第1のワードライン端に接続されたセンス
アンプにより行う。この場合、例えば以下の構成が採用
される。
【0018】選択MFS−FETの行及び列に夫々対応
する、選択された第1のワードライン及びビットライン
間に電圧パルスを印加すると、センスアンプにより最短
時間内に検出されるパルスは、選択MFS−FETに流
れるチャネル電流により生じる電圧パルスである。しか
し、検出される電流には、それ以外に、少なくとも3つ
の非選択のMFS−FETのチャネルを順次に通過する
複数の電流経路がある。これらのチャネル電流は、記憶
情報を読み出す際に障害となり得るため、これらを除外
して選択MFS−FETのみのチャネル電流を検出す
る。
【0019】上記目的のため、選択された第1のワード
ラインと選択されたビットラインとの間に印加する電圧
パルスのパルス幅を、MFS−FETの導電時の抵抗R
と配線の抵抗r及び寄生容量cとから求められる遅延定
数の程度、即ち、遅延定数(R×c+r×c)の1倍か
ら5倍の幅、好ましくは2倍から3倍の幅とする。この
パルス幅の電圧パルスを用いてビットライン又は第1の
ワードライン上の電圧または電流を検出することによ
り、選択MFS−FETのメモリ状態を読み出すことが
出来る。なお、上記及び以下の記述においては、説明の
便宜のため、センスアンプのスレッシュホールド(Vt
h)を最終到達電圧の86%と仮定した。
【0020】上記方法とは別に、又はこれと併用して、
選択された第1のワードライン及びビットラインのみを
流れる電流パルス以外の電流パルスを除外して検出する
ために、上述したMFS−FETの抵抗Rと配線の抵抗
r及び配線容量cとから求められる遅延定数の程度の時
間内における電圧パルスまたは電流パルスを検出する手
段を設けてもよい。例えば、タイミングウィンドウが使
用できる。
【0021】ところで、MFS−FETに用いられる強
誘電体は、材料や組織、結晶性、形状によっても異なる
が、一般には、分極が完全に反転する電圧の約1/2の
印加電圧でも分極が変化するという問題点が知られてい
る。上記実施例では、書込み時には、これに応じて、以
下の2通りの構成が採用できる。
【0022】MFS−FETのゲート酸化膜に用いられ
る強誘電体として、完全に分極が反転する書込み電圧
(Vw)または消去電圧(−Ve)の1/2の電圧でも分
極が変化しない強誘電体を採用した場合には、以下の書
込み方法が採用できる。即ち、選択MFS−FETに書
込み又は消去を行うには、選択された第2のワードライ
ンにVw/2または−Ve/2の電圧を印加し、他方、選
択されたビットラインに−Vw/2またはVe/2の電圧
パルスを印加すればよい。この場合、選択された第1の
ワードラインはフローティング状態とし、これら以外の
第1及び2のワードライン及びビットラインは夫々グラ
ウンドに接続する。
【0023】MFS−FETのゲート酸化膜に用いられ
る強誘電体として、完全に分極が反転する電圧Vwまた
は−Veの1/2の電圧でも分極が変化する強誘電体を
採用した場合には、以下の書込み方法が採用できる。即
ち、選択MFS−FETに書込み又は消去を行うには、
選択された第2のワードラインと選択されたビットライ
ンとの間に、書込み又は消去に従って正又は逆の電圧パ
ルスを印加すると共に、非選択の第2のワードライン
と、非選択のビットラインと、全ての第1のワードライ
ンとをフローティングさせる。例えば、選択された第2
のワードラインにVwまたは−Veの電圧パルスを印加
し、選択されたビットラインをグラウンドに接続する。
【0024】上記の書込み又は消去の際に、印加される
電圧パルスのパルス幅が、MFS−FETの抵抗R及び
寄生容量Cと、配線の抵抗r及び寄生容量cとから求め
られる書込み遅延時間(R×C+r×c)より短けれ
ば、目的とする書込み又は消去はできない。ここで、M
FS−FETの一列または一行当たりのMFS−FET
の個数をNとして、書込み又は消去のための電圧パルス
のパルス幅が(R×C×N+r×c)以上であれば、非
選択のMFS−FETにも書込み又は消去が行われる可
能性がある。このため、書込み又は消去のための電圧パ
ルスの幅は、書込み遅延時間(R×C+r×c)の1倍
から10倍、好ましくは、2倍から5倍が好適である。
なお、MFS−FETの遅延時間(R×C)は、より正
確には、ゲート酸化膜を成す強誘電体の飽和分極値Pr
と、MFS−FETのチャネル上で且つゲート電極直下
の強誘電体の面積Sとを用いて、Pr×S×R/Vw(又
は−Ve)と表現される。
【0025】上記の書込み又は消去の電圧パルスのパル
ス幅は、Pr×S×R/Vw(又は−Ve)+r×cが強
誘電体の分極反転時間に比べて十分に長いものと仮定し
て求めたが、逆に、これより短いときには、強誘電体の
分極反転時間(典型的には100ナノ秒(nsec)程度)よ
り長く、N×Pr×S×R/Vw(または−Ve)+r×
cより十分に短いパルス幅にすることが好ましい。
【0026】本発明の不揮発性半導体記憶装置では、M
FS−FET素子及び配線の寄生容量を低くすることが
好ましく、また、各素子及び各配線間の絶縁を従来以上
に高めることが好ましい。このため、従来は、半導体基
板とは一般的にSi基板を意味してきたが、本発明では
必ずしもこれを意味しない。即ち、本発明の不揮発性半
導体記憶装置の好ましい構成としては、基板が絶縁性基
板またはSOI基板から成り、MFS−FETは、絶縁
体上に形成された薄膜半導体から成る薄膜型トランジス
タとして構成する。
【0027】具体的には、例えば、Si基板上にSi酸化
膜又はCeO2やYSZ(イットリア安定化ジルコニア)
等の絶縁性酸化膜を形成し、この上に直接に、又は、更
に別の絶縁層を介して、半導体層を形成する。或いは、
Al23やLaAlO3等のペロブスカイト酸化物の上に直
接に、又は、半導体層との格子不整合を緩和する絶縁膜
を介して、半導体層を形成する。半導体層には、Si系
の半導体のみでなく、特願平4−298965号公報に
記載された、(La、Sr)2CuO4、(La、Sr)CuO
3のようなペロブスカイト酸化物を用いても好適であ
る。
【0028】また、完全に分極が反転する電圧Vw又は
−Veの1/2の電圧でも分極が変化する強誘電体をゲ
ート酸化膜として採用するMFS−FETについては、
かかる強誘電体薄膜は、PbTiを主体とするペロブスカ
イト酸化物、及び、この一部をZr、Laで置換したペロ
ブスカイト酸化物、例えば、PbTiO3、Pb1-XLaxTi
3(x=0〜0.2)、Pb1-XLaxTi1-yZry3(x
=0〜0.2、y=0〜0.4)、BaTiO3、Bi3Ti
412等を材料として、従来から知られる作製法で得ら
れる。一方、分極が完全に反転する電圧Vw又は−Veの
1/2以下の電圧では分極が変化しない強誘電体は、L
iNbO3、LiTaO3、KNO3から成る薄膜として得ら
れ、好適には分極方向が基板に垂直な配向膜として得ら
れる。
【0029】フローティング状態を得るには、各配線群
の配線の全ての端の少なくとも一端が、電界効果トラン
ジスタの高抵抗状態より十分高い抵抗状態になり得るス
イッチングトランジスタを介してグラウンドまたは電源
に接続されればよい。スイッチングトランジスタとして
は、ノマリーオフ型の電界効果トランジスタ、特にMO
S−FETが好ましい。また、第1のワードライン及び
ビットラインは、選択MFS−FETにおけるチャネル
電流を検出するため、何れか一方が所定の抵抗等を介し
て電源に接続されることが好ましい。
【0030】
【実施例】以下図面を参照して本発明をさらに詳細に説
明する。
【0031】実施例1 図1(a)及び(b)は夫々、本発明の一実施例の不揮
発性半導体記憶装置の1つのメモリセルの構成を示す回
路図である。また、図2は、図1(a)又は(b)のメ
モリセルをn行×m列のアレイとして配列した場合にお
ける各メモリセル間の接続を示す回路図である。図1
(b)のメモリセルは、pn接合を有するSi半導体F
ETのゲート酸化膜を強誘電体で置き換えた構造のMF
S−FETから成り、ダイオード接合の存在を明示して
いる。また、図1(a)のメモリセルは、より一般的な
FET構造を有する例であり、ソース・ドレイン拡散層
を特に形成せずに、ダイオード接合の存在がなくてもM
FS−FETを作製できる場合の例を示している。
【0032】図1(a)、(b)において、MFS−F
ET11のゲート電極12は第2のワードラインWL2
に接続され、ソース及びドレイン電極14、13の一方
13はビットラインBLに接続され、また、ソース及び
ドレイン電極14、13の他方14は第1のワードライ
ンWL1に接続されている。図2において、第2のワー
ドラインWL2-1、WL2-2、....、WL2-nの夫々
の一端は、スイッチングトランジスタ(以下SWTと略
記する)81を介してワードライン・デコーダ・ドライ
バ15に接続され、ビットラインBL-1、B
-2、....、BL-mの夫々の一端は、SWT82を
介してビットライン・デコーダ・ドライバ16に接続さ
れている。
【0033】第1のワードラインWL1-1、W
1-2、....、WL1-nの一端は、SWT83を介し
てセンスアンプ・デコーダ・ドライバ17内のセンスア
ンプに接続され、また夫々の他端は、SWT84及び所
定の抵抗85を介してワードライン・デコーダ・ドライ
バ15に接続されている。
【0034】SWT81、82、84の何れかをオンに
すると、対応する各配線は、各デコーダ・ドライバ1
5、16内部の電源である高電圧側電源又はグラウンド
と同電位になり、オフにするとこれら何れかの電源から
切り離される。従って、第2のワードラインWL2及び
ビットラインBLの夫々は、対応するSWT81又は8
2をオフにすると夫々フローティング状態になり、ま
た、第1のワードラインWL1の夫々は、SWT84を
オフにするとフローティング状態になる。また、SWT
83をオンすると、第1のワードラインはセンスアンプ
に接続される。この場合、センスアンプは、タイミング
ウィンドウのアクティブ時に活性化されて、選択された
第1のワードラインの電位がセンスアンプのスレッシュ
ホールド電圧以上になるか否かを計測する。
【0035】上記実施例の不揮発性半導体記憶装置にお
ける記憶情報の読出しについて、図2に示した選択MF
S−FET11aの記憶情報を読み出す場合を例として
説明する。図6は、この記憶情報読出し時の信号のタイ
ミングチャートである。同図において、図(a)は非選
択の第2のワードラインのためのSWT81のオン又は
オフの状態を、図(b)は選択された第2のワードライ
ンWL2-2のためのSWT81の状態を、図(c)は選
択された第1のワードラインWL1-2の電位を、図
(d)は選択されたビットラインBL-2の電位を、図
(e)はセンスアンプの入力信号を、図(f)はセンス
アンプのためのタイミングウィンドウを、図(g)はセ
ンスアンプの出力を、夫々示している。
【0036】選択MFS−FET11aの記憶情報を読
み出すために、図6(c)及び(d)に示すように、選
択された第1のワードラインWL1-2とビットラインB
-2との間に読出し電圧を印加する。これに先立って、
選択された第2のワードラインWL2-2をフローティン
グ状態にすることにより(同図(b))、MFS−FE
T11aにおける充電電荷を減らし、選択されたライン
上における信号の遅延を低減する。
【0037】また、非選択の第2のワード線WL2-1
WL2-3、・・・、WL2-nをグラウンドして(同図
(a))、非選択の第2のワードラインにゲート電極が
接続されたMFS−FET11の全てを遅延素子として
作動させる。更に、非選択のビット線BL-1、BL-3
・・BL-n及び非選択の第1のワード線WL1-1、WL
1-3、・・・、WL1-nも予めフローティングさせ、回路
全体の抵抗を上げ、選択されたビット線BL-2からメモ
リセルアレイ内に流入する負荷電流を減らす。
【0038】各SWTの上記作動により、センスアンプ
に入力する信号は、図6(e)に示すように変化する。
ここで、最初のピークが選択MFS−FET11aの読
出し電流に対応する信号成分であり、次のピークが複数
の非選択のMFS−FET11の回り込み電流に対応し
て発生する信号成分である。回り込み電流を図8に矢印
で示してある。
【0039】図8において、電流IRは選択MFS−F
ET11aの読出し電流を示しており、電流I1、I3
・・・は、回り込み電流を示している。回り込み電流
は、選択されたビットラインBL-2から流入し、選択M
FS−FET11aと同じ列の非選択MFS−FET1
1及び選択MFSFET11aと同じ行の非選択MFS
−FET11を含む少なくとも3つの非選択MFS−F
ET11を順次に経由し、選択された第1のワードライ
ンWL1-2からSWT84を経由してワードライン・デ
コーダ・ドライバ15側に流出する。このように、回り
込み電流I1、I3、・・・は少なくとも3つのMFS−
FET11を経由して流れ、且つ、選択セルと異なる行
のMFS−FET11では充電電荷が大きいため、その
ピークに到達する時間は、読出し電流IRのピーク到達
時間との間で時間差が生ずる。
【0040】ここで、最初のピークと回り込み電流に起
因する次のピークとを分離するため、選択されたビット
ラインBL-2に印加する電圧パルスの幅を、MFS−F
ET11の抵抗Rと配線rの抵抗及び寄生容量cとから
求められる遅延定数(Rc+rc)の3倍のパルス幅を
持つ電圧パルスとした(図6(d))。
【0041】更に、センスアンプで最初のピークのみを
増幅して検出できるように、上記遅延定数の3倍から6
倍の間の入力信号のみ検出するように、遅延定数の3倍
〜6倍のパルス幅を有するタイミングウィンドウを設け
てある(図6(f))。
【0042】図7は、上記実施例の不揮発性半導体記憶
装置において、選択MFS−FET11aに書込み又は
消去を行う際の信号のタイミングチャートを示してい
る。同図(a)は選択された第2のワードラインWL
2-2及びビットラインBL-2のためのSWT81及びS
WT82の状態を、同図(b)はそれ以外の配線のSW
Tの状態を、同図(c)は選択された第2のワードライ
ンWL2-2の電位を、同図(d)は選択されるビットラ
インBL-2の電位を、夫々示す。
【0043】図7に示すように、選択された第2のワー
ドラインWL2-2と選択されたビットラインBL-2との
間に電圧パルスを印加し、非選択の第2のワードライン
と、非選択のビットラインと、全ての第1のワードライ
ンとを夫々フローティング状態にする。この場合、選択
された第2のワードラインWL2-2に書込み電圧(Vw)
又は消去電圧(−Ve)の電圧パルスを印加し、選択さ
れたビットラインBL-2をグラウンドに接続する。
【0044】書込み又は消去時には、選択MFS−FE
Tの他に、非選択のMFS−FETにも書込み又は消去
が行なわれる経路が存在する。図9は、この書込み又は
消去の様子を示している。同図において、選択されたビ
ットラインBL-2をグラウンドし、選択された第2のワ
ードラインWL2-2に書込み電圧Vw又は消去電圧−Ve
を印加する。この書込み又は消去電圧の印加により、選
択MFS−FET11aに書込み又は消去が行なわれる
と共に、選択MFS−FET11aのチャネルを経由し
て伝播する電圧パルスが、選択MFS−FET11aと
同じ行の非選択MFS−FETのソースに到達し、その
ゲート電極との間に書込み又は消去電圧パルスが印加さ
れる。
【0045】図10は、上記書込み時における等価回路
である。選択されたビットラインBL-2と第2のワード
ラインWL2-2とにより、選択MFS−FET11aに
書込み又は消去電圧が印加されると共に、選択MFS−
FET11aのチャネルを経由して非選択のm−1個の
MFS−FET11に書込みが行なわれる様子が示され
ている。この電流の大きさは、書込み又は消去電流のm
−1倍である。
【0046】このため、書込み又は消去の際に印加する
電圧パルスのパルス幅は、MFS−FET及び配線の夫
々の抵抗及び寄生容量から求められる書込み遅延時間
(Pr×S×R/Vw(または−Ve)+r×c)の5倍
にとる。これにより、選択MFS−FET11aに書込
み又は消去可能で且つ非選択のMFS−FET11には
書込み又は消去が行われないようにする。ここで、Pr
はMFS−FETのゲート電極下の強誘電体の飽和分極
値、Sはその面積、RはMFS−FETの抵抗、r及び
cは配線の抵抗及び寄生容量である。
【0047】実施例2 本発明の第2の実施例の不揮発性半導体記憶装置は、分
極が完全に反転する書込み電圧(Vw)又は消去電圧
(−Ve)の1/2の電圧でも分極が変化しない強誘電
体をゲート酸化膜として用いるMFS−FETを採用す
る。この実施例では、選択MFS−FET11aに書込
み又は消去を行うには、以下の方法が採用される。回路
構成は図1及び図2に示す回路が採用できる。
【0048】本実施例の不揮発性半導体記憶装置の書込
み又は消去では、図7に示したタイミングチャートとは
異なり、選択された第2のワードラインWL2-2に、Vw
/2又は−Ve/2の電圧パルスを印加し、選択された
ビットラインBL-2に−Vw/2又はVe/2の電圧パル
スを印加する。選択された第1のワードラインWL1-2
はフローティング状態とし、非選択の第1のワードライ
ン、第2のワードライン及びビットラインは何れもグラ
ウンドに接続する。読出しは、図6を参照して説明した
実施例1における読出しと同様である。
【0049】以上、本発明をその好適な実施例に基づい
て説明したが、本発明の不揮発性半導体記憶装置は上記
各実施例の構成にのみ限定されるものではなく、上記各
実施例の構成から種々の修正及び変更を施したものも本
発明の不揮発性半導体記憶装置に含まれる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の不揮発性
半導体記憶装置は、簡素な構成のメモリセルの採用によ
り高集積化を可能とした一方、電圧印加手段の特定の構
成に基づいて、信頼性が高い情報の読出し及び書込み又
は消去を可能としたので、本発明は、信頼性が高く高集
積化が可能な不揮発性半導体記憶装置を提供した顕著な
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)は夫々、本発明の一実施例の
不揮発性半導体記憶装置における1メモリセルの構成を
示す回路図。
【図2】図1の不揮発性半導体記憶装置におけるメモリ
セルの接続を示す回路図。
【図3】第1の従来例の不揮発性半導体記憶装置のメモ
リセルの構成を示す回路図。
【図4】第2の従来例の不揮発性半導体記憶装置のメモ
リセルの構成及び接続を示す回路図。
【図5】(a)及び(b)は夫々、第3の従来例の不揮
発性半導体記憶装置のメモリセルの構成及びその接続を
示す回路図。
【図6】本発明の実施例1及び実施例2の不揮発性半導
体記憶装置における読出し時のタイミングチャート。
【図7】本発明の実施例1の不揮発性半導体記憶装置に
おける書込み時のタイミングチャート。
【図8】読出し時の回り込み電流の経路を示す回路図。
【図9】書込み時の回り込み電流の経路を示す回路図。
【図10】図9の回り込み電流の等価回路図。
【符号の説明】
11 MFS−FET 12 ゲート電極 13 ソースまたはドレイン 14 ソースまたはドレイン 15 ワードライン・デコーダ・ドライバ 16 ビットライン・デコーダ・ドライバ 17 センスアンプ・デコダー・ドライバ 81〜84 スイッチングトランジスタ(SWT) 85 抵抗 WL1 第1のワードライン WL2 第2のワードライン BL ビットライン WL1-1 第1行の第1のワードライン WL2-1 第1行の第2のワードライン BL-1 第1列のビットライン WL1-2 第2行の第1のワードライン WL2-2 第2行の第2のワードライン BL-2 第2列のビットライン WL1-n 第n行の第1のワードライン WL2-n 第n行の第2のワードライン BL-m 第m列のビットライン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強誘電体からなるゲート絶縁膜を有する
    電界効果トランジスタがマトリックス状に配列されたメ
    モリセルアレイを備える不揮発性半導体記憶装置におい
    て、 各行に配列された電界効果トランジスタのソース及びド
    レイン電極の一方を共通接続する第1のワードライン
    群、各行に配列された電界効果トランジスタのゲート電
    極を共通接続する第2のワードライン群、及び、各列に
    配列された電界効果トランジスタのソース及びドレイン
    電極の他方を連結するビットライン群から成る配線群
    と、 前記第1のワードライン群、第2のワードライン群及び
    ビットライン群の夫々から、アドレス信号に指定された
    行及び列に対応する各1本の配線を選択する配線選択手
    段と、 前記配線選択手段による選択に応答して、前記配線群の
    各配線を所定期間フローティングさせ又は所定の電源に
    接続する電圧印加手段とを備えることを特徴とする不揮
    発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記電圧印加手段は、情報の読出し時
    に、前記配線選択手段により夫々選択された第1のワー
    ドライン及びビットライン間に所定電圧の読出し電圧パ
    ルスを印加すると共に、前記配線選択手段により選択さ
    れた第2のワードラインをフローティングさせる、請求
    項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧印加手段は、情報の読出し時に
    更に、非選択の第2のワードラインを前記選択されたビ
    ットラインの電位と同じ電位にすると共に、非選択のビ
    ットライン及び第1のワードラインをフローティングさ
    せる、請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記読出し電圧パルスのパルス幅が、電
    界効果トランジスタの抵抗と配線の抵抗及び寄生容量と
    から定まる遅延定数の程度である、請求項2又は3に記
    載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記電圧印加手段は、情報の書込み又は
    消去時に、前記配線手段により夫々選択された第2のワ
    ードライン及びビットライン間に書込み又は消去電圧パ
    ルスを印加すると共に、前記配線選択手段により選択さ
    れたビットラインをグラウンドする、請求項1乃至4の
    何れか一に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記電圧印加手段は、情報の書込み又は
    消去時に更に、前記配線群の非選択の各配線をフローテ
    ィングさせる、請求項5に記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  7. 【請求項7】 前記電圧印加手段は、情報の書込み又は
    消去時に、前記配線選択手段により夫々選択された第2
    のワードライン及びビットラインに相互に逆極性の書込
    み又は消去電圧パルスを夫々印加すると共に、前記配線
    手段により選択された第1のワードラインをフローティ
    ングさせる、請求項1乃至4の何れか一に記載の不揮発
    性半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記電圧印加手段は、情報の書込み又は
    消去時に更に、前記配線群の非選択の配線をグラウンド
    する、請求項7に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記書込み又は消去電圧パルスのパルス
    幅は、電界効果トランジスタの抵抗及び寄生容量と配線
    の抵抗及び寄生容量とから定まる遅延定数程度である、
    請求項1乃至8の何れかに記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  10. 【請求項10】 前記電界効果トランジスタが絶縁性基
    板又は絶縁層上に形成された薄膜型トランジスタであ
    る、請求項1及至9の一に記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8004871B2 (en) 2008-05-26 2011-08-23 Panasonic Corporation Semiconductor memory device including FET memory elements
CN114171091A (zh) * 2022-02-14 2022-03-11 杭州领开半导体技术有限公司 组对结构非易失性存储阵列的数据读取方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8004871B2 (en) 2008-05-26 2011-08-23 Panasonic Corporation Semiconductor memory device including FET memory elements
CN114171091A (zh) * 2022-02-14 2022-03-11 杭州领开半导体技术有限公司 组对结构非易失性存储阵列的数据读取方法

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