JPH0887654A - 金額カード処理装置と金額カード - Google Patents

金額カード処理装置と金額カード

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JPH0887654A
JPH0887654A JP22283194A JP22283194A JPH0887654A JP H0887654 A JPH0887654 A JP H0887654A JP 22283194 A JP22283194 A JP 22283194A JP 22283194 A JP22283194 A JP 22283194A JP H0887654 A JPH0887654 A JP H0887654A
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JP22283194A
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English (en)
Inventor
Tadashi Nakao
正 中尾
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、ストアードフェアカードへの使用
履歴情報の印字が、表面のみ、裏面のみ、または両面に
可能となることを目的とする。 【構成】この発明は、カードの発行情報内に、印字位置
を示す情報を記録し、この情報によって印字する位置
(行・列)を決定するとともに、この情報を基準値と大
小比較することにより、印刷面が表面であるか裏面であ
るかを判断して印字位置を決定するようにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばストアード
フェアカード等の金額カードを扱う自動改札装置や券売
機等の金額カード処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、たとえば鉄道関係において、乗車
券購入のために自動券売機で金券として使用したり、精
算時に自動精算機で金券として使用したり、自動改札機
に直接投入することにより、乗車券の代りに使用できる
ストアードフェアカード(SFカード)が用いられてい
る。上記ストアードフェアカードは、料金前払い式のプ
リペイドカードとなっている。
【0003】上記ストアードフェアカードには、使用可
能金額が磁気記録されており、使用日時・使用駅・使用
可能残額等の使用履歴情報も磁気記録され、しかも利用
客の利便性を考慮して、上記使用履歴情報が印刷(印
字)されている。
【0004】その使用履歴情報の印字位置は、例えば、
カード上に最大20の使用履歴を印字できるカードの場
合、各々の印字位置を1〜20の数値に対応させ、印字
位置データとしてカードに磁気記録している。自動券売
機や自動改札機や自動精算機等のストアードフェアカー
ドを処理する機器では、カードに記録されている数値に
対応した場所に使用履歴情報を印字するとともに、次回
の印字位置を決定するために、印字位置データを「+
1」して書き換えている。
【0005】このようなものでは、カードの片面に印字
することのみ考慮しており、裏面のみの印字となってい
る。このように、表面と裏面の両方への印字ができない
ために、印字可能数が少なく、使用可能残額が残ってい
るにも関わらず、すべての印字位置への印字を行ってし
まい、印字満杯となりストアードフェアカードの再発行
を行わなければならない場合が発生するという問題があ
った。
【0006】また、印字位置が固定的に決まっているた
め、広告・説明文等のプレ印刷内容の印字位置に制約が
あり、自由な位置へのプレ印刷はできないという問題が
あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
ように、金額カードへの使用履歴情報の印字が片面にし
かできず、しかも使用履歴情報の印字位置に制約がある
という欠点を除去するもので、金額カードへの使用履歴
情報の印字を両面に行うことができ、しかも使用履歴情
報の印字位置に柔軟性に持たせることができる金額カー
ド処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の金額カード処
理装置は、表裏両面に印刷領域を有するとともに、金銭
的価値と上記印刷領域内の印刷位置を示す印刷位置情報
とが磁気記録される金額カードを受入れる受入手段、こ
の受入手段により受入れた金額カードを搬送する搬送手
段、この搬送手段上に設けられ、上記金額カードに磁気
記録されている金銭的価値と印刷位置情報を読取る読取
手段、上記搬送路上の上記読取手段の後段に設けられ、
上記金額カードに磁気記録を行う記録手段、上記搬送路
上の上記記録手段の後段に設けられ、上記金額カードの
印刷領域に利用履歴情報を印刷する印刷手段、上記記録
手段を用いて、上記読取手段により読み取られた金銭的
価値から利用料金を差し引いた新たな金銭的価値で、上
記金額カードの磁気記録されている金銭的価値を更新す
る第1の処理手段、上記印刷手段を用いて、上記読取手
段により読み取られた印刷位置情報に対応する印刷領域
内の所定領域に利用履歴情報を印刷する第2の処理手
段、およびこの第2の処理手段による利用履歴情報の印
刷により更新される印刷位置情報で、上記金額カードの
磁気記録されている印刷位置情報を更新する第3の処理
手段から構成されている。
【0009】この発明の金額カード処理装置は、表裏両
面に印刷領域を有するとともに、金銭的価値と上記印刷
領域内の印刷位置を示す印刷位置情報と上記印刷領域が
表か裏かを示すデータとが磁気記録される金額カードを
受入れる受入手段、この受入手段により受入れた金額カ
ードを搬送する搬送手段、この搬送手段上に設けられ、
上記金額カードに磁気記録されている金銭的価値と印刷
位置情報と上記印刷領域が表か裏かを示すデータを読取
る読取手段、上記搬送路上の上記読取手段の後段に設け
られ、上記金額カードに磁気記録を行う記録手段、上記
搬送路上の上記記録手段の後段に設けられ、上記金額カ
ードの印刷領域に利用履歴情報を印刷する印刷手段、上
記記録手段を用いて、上記読取手段により読み取られた
金銭的価値から利用料金を差し引いた新たな金銭的価値
で、上記金額カードの磁気記録されている金銭的価値を
更新する第1の処理手段、上記印刷手段を用いて、上記
読取手段により読み取られた印刷位置情報と上記印刷領
域が表か裏かを示すデータに対応する印刷領域内の所定
領域に利用履歴情報を印刷する第2の処理手段、上記記
録手段を用いて、この第2の処理手段による利用履歴情
報の印刷により更新される印刷位置情報で、上記金額カ
ードの磁気記録されている印刷位置情報を更新する第3
の処理手段、および上記第2の処理手段により上記金額
カードの表面の印刷領域が満杯となった際、上記記録手
段を用いて、上記金額カードの磁気記録されている印刷
位置情報を初期値に更新するとともに、上記印刷領域が
表か裏かを示すデータを変更する第4の処理手段から構
成されている。
【0010】この発明の金額カード処理装置は、表裏両
面にそれぞれ複数の印刷位置からなる印刷領域を有する
とともに、金銭的価値と上記印刷領域内の複数の印刷位
置の個々に印刷が可能か否かを示すデータとが磁気記録
されることを特徴とする金額カードを受入れる受入手
段、この受入手段により受入れた金額カードを搬送する
搬送手段、この搬送手段上に設けられ、上記金額カード
に磁気記録されている金銭的価値と上記印刷領域内の複
数の印刷位置の個々に印刷が可能か否かを示すデータを
読取る読取手段、上記搬送路上の上記読取手段の後段に
設けられ、上記金額カードに磁気記録を行う記録手段、
上記搬送路上の上記記録手段の後段に設けられ、上記金
額カードの印刷領域に利用履歴情報を印刷する印刷手
段、上記記録手段を用いて、上記読取手段により読み取
られた金銭的価値から利用料金を差し引いた新たな金銭
的価値で、上記金額カードの磁気記録されている金銭的
価値を更新する第1の処理手段、上記印刷手段を用い
て、上記読取手段により読み取られた上記印刷領域内の
複数の印刷位置の個々に印刷が可能か否かを示すデータ
により判断される印刷可能位置に利用履歴情報を印刷す
る第2の処理手段、および上記記録手段を用いて、この
第2の処理手段による利用履歴情報の印刷により、上記
金額カードの磁気記録されている上記印刷領域内の複数
の印刷位置の個々に印刷が可能か否かを示すデータを更
新する第3の処理手段から構成されている。
【0011】
【作用】この発明は、上記のような構成において、表裏
両面に印刷領域を有するとともに、金銭的価値と上記印
刷領域内の印刷位置を示す印刷位置情報とが磁気記録さ
れる金額カードを受入手段で受入れ、この受入れた金額
カードを搬送手段で搬送し、この搬送される金額カード
に磁気記録されている金銭的価値と印刷位置情報を読取
手段で読取り、上記搬送される金額カードに記録手段で
磁気記録を行い、上記搬送される金額カードの印刷領域
に利用履歴情報を印刷手段で印刷し、上記記録手段を用
いて、上記読取手段により読み取られた金銭的価値から
利用料金を差し引いた新たな金銭的価値で、上記金額カ
ードの磁気記録されている金銭的価値を更新し、上記印
刷手段を用いて、上記読取手段により読取られた印刷位
置情報に対応する印刷領域内の所定領域に利用履歴情報
を印刷し、この利用履歴情報の印刷により更新される印
刷位置情報で、上記金額カードの磁気記録されている印
刷位置情報を更新するようにしたものである。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図2は、および図3はこの発明の金額
カード処理装置としての自動改札装置の外観構成を概略
的に示すものである。すなわち、入場業務や出場業務を
行う自動改札装置の本体1によって構成されている。こ
の本体1には、駅の改札口内つまり構内への入場時、あ
るいは駅の改札口内つまり構内からの出場時に、ストア
ードフェアカード2や乗車券、定期券、回数券等が投入
される投入口3、この投入口3で受入れたストアードフ
ェアカード(SFカード)2等を排出する排出口4がそ
れぞれ設けられている。投入口3の近傍には、ストアー
ドフェアカード2等の投入を阻止するためのシャッタ
(図示しない)が設けられている。
【0013】自動改札装置の本体1の上面部には、利用
者に対して種々の操作案内が表示される表示部5が設け
られている。自動改札装置の本体1の側面部には、閉じ
ることによりストアードフェアカード2等の投入者の通
過を阻止する等の利用者の通行を阻止するためのドア部
6が設けられ、自動改札装置の本体1の上部には、自動
改札装置の本体1に対応する通路を区別させるための仕
切りになるフレーム7が設けられ、このフレーム7には
小児券の投入、無効券の投入や機器の異常を知らせるた
めの表示器8が設けられ、本体1の側面部とフレーム7
には、利用者の通過を検知する人間検知器10、…が設
けられている。
【0014】上記人間検知器10、…は、利用者の通過
を検知するものであり、検知器としては透過型、反射型
などが用いられるようになっている。但し、透過型の場
合、対抗する別の本体に設けられた発光部からの光が導
かれるようになっている。
【0015】上記ストアードフェアカード2としては、
裏面のみ使用履歴情報が印字可能なもの(カードタイプ
A)と、表面、裏面の両方に使用履歴情報が印字可能な
もの(カードタイプB)とがある。
【0016】カードタイプAのストアードフェアカード
2の場合、裏面に印字領域2bが設けられており、その
印字領域2bには、図4に示すように、20(縦10×
横2)箇所の使用履歴情報の印字位置が設けられてい
る。上記印字領域2bの各印字位置にはNo.21〜N
o.40の番号が付与されている。
【0017】カードタイプBのストアードフェアカード
2の場合、表面に印字領域2a、裏面に印字領域2bが
設けられており、それらの印字領域2a、2bには、そ
れぞれ図4に示すように、20(縦10×横2)箇所の
使用履歴情報の印字位置が設けられている。上記印字領
域2a、2bの各印字位置にはNo.1〜No.20の
番号が付与されている。
【0018】使用履歴情報としては、入場時に日付、時
刻、発駅(入場場所)、および利用号機番号等が印字さ
れ、出場時に着駅(出場場所)、利用号機番号、および
残金額(残額)等が印字される。
【0019】また、上記ストアードフェアカード2の裏
面には磁気ストライプ等で構成される磁気記録部(図示
せず)が設けられており、この磁気記録部に記録される
使用履歴情報の磁気情報(機械読取可能な情報)として
は、入場時に日付、時刻、発駅(入場場所)、および利
用号機番号等のデータが記録され、出場時に着駅(出場
場所)、利用号機番号、および残金額(残額)等のデー
タが記録され、あらかじめストアードフェアカード2を
示すデータ、額面金額データが記録されている。
【0020】また、上記磁気記録部には、印字領域2
a、2bにおける印字位置情報が記録されている。たと
えば、次の印字位置を示す番号(0〜40)が記録され
る。この印字位置情報として、使用履歴情報の印字位置
を0〜40の数値で以下のように表現する。
【0021】印字位置情報x= 0〜19(表面の印字
領域2aのNo.(x+1)の位置に印字) 印字位置情報x=20〜39(裏面の印字領域2bのN
o.(x−19)の位置に印字) 印字位置情報x=40 (印字満杯カード) ストアードフェアカード2の発行時には、カードの印字
可能面によって、印字位置情報に以下の値を記録してお
く。
【0022】すなわち、カードタイプAの裏面のみ印字
可能なストアードフェアカード2の場合、カード発行時
に、印字位置情報として「20」が記録され、カードタ
イプBの表面と裏面の両方に印字可能なストアードフェ
アカード2の場合、カード発行時に、印字位置情報とし
て「0」が記録される。
【0023】次に、図5を用いて本体1の内部機構の概
略構成を説明する。すなわち、投入口3と排出口4との
間には、投入口3により受入れたストアードフェアカー
ド2等を排出口4(矢印a方向)に搬送する主搬送路1
1が形成されている。
【0024】主搬送路11の搬送経路上には投入口3か
ら排出口4に沿い、図示しない整列部、磁気情報読取部
(磁気ヘッド;読取ヘッド)14、15、磁気情報記録
部(磁気ヘッド;書込ヘッド)16、17、および磁気
情報読取部(磁気ヘッド;読取ヘッド)18、19、入
鋏部21、保留部22が順に設けられている。
【0025】上記読取ヘッド14、15は、ストアード
フェアカード2等の裏面の磁気記録層に記録されている
エンコード磁気情報を読取るものである。上記読取ヘッ
ド14は、磁気記録層が下側で搬送された際に読取るも
のであり、上記読取ヘッド15は、磁気記録層が上側で
搬送された際に読取るものである。
【0026】上記書込ヘッド16、17は、ストアード
フェアカード2等の裏面の磁気記録層に対してエンコー
ド磁気情報を記録するものである。上記書込ヘッド16
は、磁気記録層が下側で搬送された際に記録するもので
あり、書込ヘッド17は、磁気記録層が上側で搬送され
た際に記録するものである。
【0027】読取ヘッド18、19は、上記書込ヘッド
16、17で記録されたエンコード磁気情報を読取るも
のである。上記読取ヘッド18は、磁気記録層が下側で
搬送された際に読取るものであり、上記読取ヘッド19
は、磁気記録層が上側で搬送された際に読取るものであ
る。
【0028】また、搬送路11に沿い、読取ヘッド1
4、15、書込ヘッド16、17、読取ヘッド18、1
9の搬送路11の反対側には、支持部材(回転ローラ)
20、…がそれぞれ設けられている。
【0029】入鋏部21は、搬送路11によって搬送さ
れてきた乗車券等に入鋏としての穿孔を開けるものであ
る。例えば、普通乗車券に使用済のパンチを行うもので
ある。
【0030】保留部22は、入鋏部21によって乗車券
等に穿孔を開ける際に、その乗車券等を保留(保持)す
るものである。また、搬送路11の搬送経路上の読取ヘ
ッド19と入鋏部21の間には、振分部27が設けられ
ている。この振分部27は、主搬送路11によって搬送
されるストアードフェアカード2を副搬送路26側へ振
分け、主搬送路11によって搬送されるストアードフェ
アカード2以外の券をそのまま主搬送路11によって入
鋏部21側へ搬送されるように振分けている。副搬送路
26は、振分部27の近傍の主搬送路11から分岐さ
れ、振分部23の手前で主搬送路11に合流するように
なっており、副搬送路26の搬送経路上には振分部27
側から、印字部28、および入鋏部29が順に設けられ
ている。
【0031】印字部28は、使用履歴情報を印字(印
刷)するものであり、たとえばさーまるヘッドにより構
成されている。入鋏部29は、ストアードフェアカード
2に使用状況に対応した穿孔を開けるものである。すな
わち、使用金額に応じて目安パンチを行うものである。
【0032】また、副搬送路26の搬送経路上の振分部
27と印字部28の間には、振分部31が設けられてい
る。この振分部31は、副搬送路26により搬送される
ストアードフェアカード2をそのまま印字部28へ振分
けたり、副搬送路26により搬送されるストアードフェ
アカード2を反転路30へ振分けたり、反転路30から
のストアードフェアカード2を副搬送路26へ振分けた
りするものである。この振分部31では、反転路30を
用いてストアードフェアカード2の表裏を反転するよう
になっている。
【0033】すなわち、副搬送路26により搬送される
ストアードフェアカード2が振分部31により反転路3
0へ導かれ、その後端が振分部31を通過した後、スト
アードフェアカード2を逆方向に搬送し、振分部31を
介して再び副搬送路26に導くことにより、そのカード
の表裏が反転されるようになっている。
【0034】上記副搬送路26、印字部28、入鋏部2
9、反転路30、振分部31により、ストアードフェア
カード処理部32が構成されている。また、主搬送路1
1の搬送経路上の保留部22と排出口4の間には、振分
部23が設けられている。この振分部23は、受入れた
ストアードフェアカード2等が排出すべきストアードフ
ェアカード2等の場合にはストアードフェアカード2等
を排出口4方向に振分け、受入れたストアードフェアカ
ード2等が集札すべきストアードフェアカード2等の場
合にはストアードフェアカード2等を集札する集札部2
5の方向へ振分けるようになっている。この振分部23
により集札部25側へ振分けられた券はシュータ24を
介して集札部25に集札されるようになっている。
【0035】さらに、主搬送路11、副搬送路26の搬
送経路上には、搬送されるストアードフェアカード2等
の通過を検知する検知器(図示しない)が設けられる。
図1は、図5のように構成された自動改札装置の制御系
統を概略的に示すものである。自動改札装置の制御系統
は、自動改札装置全体を制御するセントラル・プロセッ
シング・ユニット(以下、CPUと略記する)40、C
PU40の制御プログラムを記憶しているリード・オン
リー・メモリ41(以下、ROMと略記する)、ストア
ードフェアカード2等から読取った情報の記憶および制
御プログラムのバッファとして情報を記憶するランダム
・アクセス・メモリ42(以下、RAMと略記する)、
入場駅(から設置駅まで)に対応した運賃情報を記憶し
ている運賃メモリ43、読取ヘッド14、15を制御す
る読取回路44、書込ヘッド16、17を制御する書込
回路45、読取ヘッド18、19を制御する読取回路4
6、振分けゲート23、27、31を制御する振分け制
御回路47、通過検知用の検知器48、…の出力により
ストアードフェアカード2等の搬送状態を検知する検知
回路49、ストアードフェアカード2等を搬送路11に
沿って搬送させる搬送用モータ50を制御する搬送制御
回路51、上記人間検知器10、…の出力によりストア
ードフェアカード2等の投入者の通過を検知する通過検
知回路52、ドア部6を駆動するドア開閉機構53を制
御するドア制御回路54、印字部28を駆動する駆動回
路55、入鋏部21、29を制御する入鋏制御回路5
6、自動改札装置1を制御する図示しない制御盤あるい
はホストコンピュータ等との間で情報の伝達を行う伝達
制御回路57、上記表示部5、表示器8等から構成され
ている。
【0036】上記ROM41には、印字位置テーブル4
1aが設けられている。この印字位置テーブルは、スト
アードフェアカード2の磁気記録部から読み取った印字
位置情報としての数値に対応するストアードフェアカー
ド2の印字位置座標が記憶されているものである。例え
ば、図4に示す、No.1〜No.20のそれぞれに対
応する印字位置座標が記憶されている。
【0037】次に、上記のような構成において、本体1
が入場業務を行う自動改札装置として用いられる状態に
おける、ストアードフェアカード2による乗車(入場;
改札)について、図6に示すフローチャートを参照しつ
つ説明する。
【0038】今、利用客によりストアードフェアカード
2が投入口3に投入されると(ST1)、そのストアー
ドフェアカード2は主搬送路11上を矢印a方向に搬送
される。すると、ストアードフェアカード2は整位部
(図示しない)で整位された後、読取ヘッド14、15
に到達する。この際、ストアードフェアカード2の裏面
つまり磁気記録面が下面となっている場合、読取ヘッド
14により磁気記録内容が読取られ(ST2)、RAM
41に記憶される。また、ストアードフェアカード2の
裏面つまり磁気記録面が上面となっている場合、読取ヘ
ッド15により磁気記録内容が読取られ(ST2)、R
AM41に記憶される。
【0039】CPU40はRAM41に記憶されている
記憶内容を解析することにより、ストアードフェアカー
ド2の有効性を判定する(ST3)。この際、ストアー
ドフェアカード2が有効でないと判定された場合、CP
U40は表示部5でその案内を表示する(ST12)。
この場合、CPU40はゲート6を閉じるとともに、ス
トアードフェアカード2を主搬送路11上を搬送させ、
排出口4から排出する(ST12)。
【0040】また、ストアードフェアカード2が有効で
あると判定された場合、CPU40はそのデータの内容
によりストアードフェアカード2が前方向から投入され
ているか、後方向から投入されているかを判断し、読取
ヘッド14、15のいずれで読取られたかに応じてスト
アードフェアカード2の表裏を判断する。
【0041】また、CPU40はストアードフェアカー
ド2の記憶内容を上記判断した投入方向に応じて処理す
ることにより、ストアードフェアカード2の磁気記録部
の内容つまりストアードフェアカード2を示すデータ、
日付データ、時刻データ、発駅データ、号機番号デー
タ、残金額(残高)データ、および印字位置情報を読取
り、それらのデータ等を用いて正しいストアードフェア
カード2であると判定する。
【0042】そして、正しいストアードフェアカード2
が判定された場合、CPU40は残金額が最低区間料金
に達しているか否かを判定する。さらに、CPU40は
この判定結果により残金額が最低区間料金に達している
場合、上記投入方向に応じて、書込ヘッド16、あるい
は17を用いてストアードフェアカード2の磁気記録部
に日付、時刻、発駅、号機番号、「+1」更新された印
字位置情報を記録するとともに、現在の残金額から最低
区間料金を差し引いた金額を新残高として記録する(S
T4)。
【0043】この後、ストアードフェアカード2の磁気
記録部の内容が読取ヘッド18、あるいは19により読
取られ(ST5)、CPU40へ供給される。すると、
CPU40はストアードフェアカード2に記録されたデ
ータが正しいか否かチェックする(ST6)。
【0044】このチェックの結果が正しくない場合、C
PU40は表示部5でその案内を表示する(ST1
2)。この場合、CPU40はゲート6を閉じるととも
に、ストアードフェアカード2を主搬送路11上を搬送
させ、排出口4から排出する(ST12)。
【0045】上記チェックの結果が正しい場合、CPU
40は、ストアードフェアカード2を振分けゲート27
により振分け、副搬送路26にて搬送させる。また、C
PU40は、ストアードフェアカード2の磁気記録部か
ら読取った更新前の印字位置情報としての印字位置とス
トアードフェアカード2の搬送方向とにより、その印字
位置が印字部28に対向するか否かを判断する(ST
7)。その印字位置が印字部28に対向していない場
合、CPU40により、副搬送路26で搬送されるスト
アードフェアカード2が振分部31により反転路30へ
導かれ、その後端が振分部31を通過した後、ストアー
ドフェアカード2が逆方向に搬送され、振分部31を介
して再び副搬送路26に導かれて、そのカードの表裏が
反転されて、印字部28へ搬送される(ST8)。ま
た、印字位置が印字部28に対向している場合、そのま
ま副搬送路26で搬送され、印字部28へ搬送される。
【0046】これにより、ストアードフェアカード2
は、印字部28により上記更新前の印字位置に、使用履
歴情報としての日付、時刻、発駅、この改札装置の番号
つまり号機番号、および残金額が印字される(ST
9)。また、残金額に応じて入鋏部29により穿孔を開
ける(ST10)。このとき、CPU40は新残高を表
示部5で表示する。上記ストアードフェアカード2は、
さらに副搬送路26から主搬送路11、振分けゲート2
3を介して排出口4に導かれる。
【0047】そして、CPU40はゲート6を開いたま
ま、つまり投入者の通過を許可したまま、排出口4から
ストアードフェアカード2を排出する(ST11)。こ
の結果、利用客は通路を通過し、かつストアードフェア
カード2を受取る。
【0048】また、上記CPU40で残金額の判定を行
った際に金額が足りない場合、CPU40は表示部5で
最低料金を差引く前の残金額を表示するとともにその案
内を表示する。この場合、CPU40はゲート6を閉じ
るとともに、ストアードフェアカード2を主搬送路11
上を搬送させ、排出口4から排出する。
【0049】次に、上記自動改札機1における、印字位
置の決定処理を、図7に示すフローチャートを用いて説
明する。まず、投入されたストアードフェアカード2に
記録されている印字位置情報が、40かどうかを判定す
る(ST21)。印字位置情報が40の場合には、すべ
ての印字可能位置に印字がされているため、印字が満杯
であると判断する。
【0050】印字位置情報が40でない場合、印字位置
情報が20以上かどうかを判断する(ST22)。印字
位置情報が20より小さい場合、ストアードフェアカー
ド2の表面における印字領域2aの「(印字位置情報)
+1」番目の位置に使用履歴情報を印字する(ST2
3)。
【0051】印字位置情報が20あるいは20より大き
い場合、ストアードフェアカード2の裏面における印字
領域2bの「(印字位置情報)−19」番目の位置に使
用履歴情報を印字する(ST24)。
【0052】次回の印字位置決定用に、ストアードフェ
アカード2に記録されている印字位置情報を「+1」し
て書き換える(ST25)。ただし、この処理は、予め
先に行われる。
【0053】このような動作によると、カードタイプA
(裏面のみ印字可能)では、発行時に、印字位置として
20が記録されているので、ステップ24により、裏面
のみに印字されることになる。また、カードタイプB
(表面と裏面の両方に印字可能)では、発行時に印字位
置として0が記録されているので、ステップ23によ
り、最初は表面から印字していき、表面の印字が終了し
た時点で印字位置が20となるため、続いて裏面に印字
していくことになる。
【0054】また、本体1が出場業務を行う自動改札装
置として用いられる状態における、ストアードフェアカ
ード2による降車(出場;集札)の場合、自動券売機で
のストアードフェアカード2による乗車券の購入の場
合、あるいは自動精算機でのストアードフェアカード2
による精算の場合でも、上記同様に動作するようになっ
ている。
【0055】上記したように、ストアードフェアカード
への使用履歴情報の印字が、表面のみ、裏面のみ、また
は両面に可能となる。なお、前記実施例では、ストアー
ドフェアカード2の磁気記録部に0〜40の印字位置情
報が記録される場合について説明したが、これに限ら
ず、他の実施例として、印字位置情報とその表裏を示す
データ(印字面を示す情報としての印字面ビット)とが
記録される場合であっても良い。
【0056】すなわち、印字位置情報として、使用履歴
情報の印字位置を0〜20の数値で以下のように表現す
る。 印字位置情報x= 0〜19(No.(x+1)の位置
に印字) 印字位置情報x=20 (印字満杯カード) また、印字面を示す情報として、印字面ビットを以下の
ように定義する。
【0057】印字面ビット = 0(表面印字) 印字面ビット = 1(裏面印字) ストアードフェアカード2の発行時には、カードの印字
可能面によって、印字位置情報と印字面ビットに、以下
の値を記録しておく。 (1)カードタイプC(表面のみ印字可能なストアード
フェアカード) →印字位置=0、 印字面ビット=0 (2)カードタイプD(裏面のみ印字可能なストアード
フェアカード) →印字位置=0、 印字面ビット=1 次に、上記自動改札機1における、印字位置の決定処理
を、図8に示すフローチャートを用いて説明する。
【0058】まず、投入されたストアードフェアカード
に記録されている印字位置情報が、20かどうかを判定
する(ST31)。印字位置情報が20の場合には、す
べての印字可能位置に印字がされているため、印字が満
杯であると判断する。
【0059】印字位置情報が20でない場合、印字面ビ
ットが0か1かを判断する(ST32)。印字面ビット
が0の場合、ストアードフェアカード2の表面における
印字領域2aの「(印字位置情報)+1」番目の位置に
使用履歴情報を印字する(ST33)。
【0060】印字面ビットが1の場合、ストアードフェ
アカード2の裏面における印字領域2bの「(印字位置
情報)+1」番目の位置に使用履歴情報を印字する(S
T34)。
【0061】次回の印字位置決定用に、ストアードフェ
アカード2に記録されている印字位置情報を「+1」し
て書き換える(ST35)。ただし、この処理は、予め
先に行われる。
【0062】このような動作によると、カードタイプC
(表面のみ印字可能)では、発行時に、印字面ビット=
0が記録されているので、ステップ33により、表面の
みに印字されることになる。また、カードタイプD(裏
面のみ印字可能)では、発行時に印字面ビット=1が記
録されているので、ステップ34により、裏面に印字さ
れることになる。
【0063】また、他の実施例として、表面と裏面の印
字領域におけるすべての印字位置を各々1ビットで表現
するようにしても良い。すなわち、表面と裏面の印字領
域におけるすべての印字位置を各々1ビットで表現し、
印字面を示す情報として、No.xの印字位置に対して
印字位置ビットP(x)を以下のように定義する。
【0064】印字位置ビット P(x)= 0 (xの
位置に印字可能) 印字位置ビット P(x)= 1 (xの位置に印字不
可能) ここで、 1≦x≦20は、表面への印字(xが印字位
置) 21≦x≦40は、裏面への印字((x−20)が印字
位置) を示す。
【0065】ストアードフェアカード2には、上記印字
位置情報の代わりに、図9に示すように、印字位置N
o.1〜No.40に対応する印字位置ビット(合計4
0ビット)が定義され、カードの印字可能位置によって
各ビットに0または1を記録して発行される。例えば (1)カードタイプE(表面の全印字位置に印字可能な
ストアードフェアカード2) →P(1)〜P(2
0)=0、P(21)〜P(40)=1 (2)カードタイプF(裏面の全印字位置に印字可能な
ストアードフェアカード2) →P(1)〜P(2
0)=1、P(21)〜P(40)=0 (2)カードタイプG(図10、図11に示す範囲に印
字可能なストアードフェアカード2) →P(6)〜
P(10)、P(16)〜P(20)、P(34)〜P
(40)=0、その他のP(x)=1 次に、上記自動改札機1における、印字位置の決定処理
を、図12に示すフローチャートを用いて説明する。
【0066】最初の印字可否判断位置を設定するため、
x=1とする(ST41)。P(1)(No.1の印字
位置)の印字可否を、P(1)の値(0あるいはl)に
よって判断する(ST42)。
【0067】P(1)=0の場合、No.1の印字位置
への印字が可能であるので、No.1の印字位置に使用
履歴情報を印字する(ST43)。カードのP(1)に
記録されている情報を、0〜1に書き換え、No.1の
位置へ印字を不可能とする(ST44)。
【0068】P(1)=1の場合、No.1の印字位置
への印字が不可能であるので、次の印字位置(P
(2))への印字の可否判断を行うために、xを+1す
る(ST45)。
【0069】ステップ44の結果、xが40より大きく
なる場合には、印字位置すべての印字が終了しているた
め、印字が満杯であると判断する(ST46)。xがよ
り40か40より少ない場合には、ステップ42に戻
り、次の印字位置への印字の可否を判断する。
【0070】このような動作によると、P(x)=0と
なる印字位置にのみ使用履歴情報を印字することにな
る。上記したように、ストアードフェアカードへの使用
履歴情報の印字が、表面のみ、裏面のみ、または両面に
可能となるとともに、印字位置も定められた範囲で任意
に設定できるようになる。これにより、ストアードフェ
アカードへの使用履歴情報の印字を両面に行うことがで
き、しかもストアードフェアカード処理機器でのストア
ードフェアカードに対する印字位置をストアードフェア
カードのデザイン等に合わせて決定できるようになり、
広告・説明文等のストアードフェアカード上へのプレ印
刷位置に柔軟性に持たせることができる。
【0071】したがって、使用可能金額が磁気記録され
ており、乗客券購入のために自動券売機で金券として使
用したり、自動改札機に直接投入することにより乗車券
代わりに使用できるストアードフェアカードにおいて、
カードの発行情報内に、印字位置を示す情報を記録し、
この情報によって印字する位置(行・列)を決定すると
ともに、この情報を基準値と大小比較することにより、
印刷面が表面であるか裏面であるかを判断して印字位置
を決定することができ、かつ、印字を行うと、印字位置
を示す情報を+1して書き換えることにより、順次印字
位置を変更することができる。
【0072】また、カードの発行情報内に、印字位置を
示す情報を記録し、この情報によって印字する位置(行
・列)を決定するとともに、この情報とは別に印刷面
(表面・裏面)を示す情報を記録し、この情報によって
印刷面が表面であるか裏面であるかを判断して印字位置
を決定することができ、かつ、印字を行うと、印字位置
を示す情報を+1して書き換えることにより、順次印字
位置を変更することができる。
【0073】また、カードの発行情報内に、印字可否を
表す情報を全印字位置に対して1対1に定義して記録
し、この情報によって印字する位置(表面・裏面)およ
び印字する位置(行・列)を決定することができるとと
もに、印字を行うと、該当する位置の印字可否を表す情
報を印字済に書き換えることにより、順次印字位置を変
更することができる。
【0074】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
金額カードへの使用履歴情報の印字を両面に行うことが
でき、しかも使用履歴情報の印字位置に柔軟性に持たせ
ることができる金額カード処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における自動改札装置の全
体の構成を示すブロック図。
【図2】自動改札装置の構成を示す外観図。
【図3】自動改札装置の構成を示す外観図。
【図4】ストアードフェアカードの使用履歴情報の印字
位置を説明するための平面図。
【図5】自動改札装置の内部機構の概略構成を示す断面
図。
【図6】自動改札装置の乗車動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図7】印字位置の決定処理を説明するためのフローチ
ャート。
【図8】他の実施例における印字位置の決定処理を説明
するためのフローチャート。
【図9】他の実施例における印字位置に対応する印字位
置ビットの定義を説明するための図。
【図10】他の実施例におけるストアードフェアカード
の使用履歴情報の印字位置を説明するための平面図。
【図11】他の実施例におけるストアードフェアカード
の使用履歴情報の印字位置を説明するための平面図。
【図12】他の実施例における印字位置の決定処理を説
明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…本体 2…ストアードフェアカード(金額カード) 2a、2b…印字領域 3…投入口 4…排出口 11…主搬送路 14、15、18、19…読取ヘッド 16、17…書込ヘッド 26…副搬送路 28…印刷部 40…CPU 41…ROM 41a…印字位置テーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表裏両面に印刷領域を有するとともに、
    金銭的価値と上記印刷領域内の印刷位置を示す印刷位置
    情報とが磁気記録される金額カードを受入れる受入手段
    と、 この受入手段により受入れた金額カードを搬送する搬送
    手段と、 この搬送手段上に設けられ、上記金額カードに磁気記録
    されている金銭的価値と印刷位置情報を読取る読取手段
    と、 上記搬送路上の上記読取手段の後段に設けられ、上記金
    額カードに磁気記録を行う記録手段と、 上記搬送路上の上記記録手段の後段に設けられ、上記金
    額カードの印刷領域に利用履歴情報を印刷する印刷手段
    と、 上記記録手段を用いて、上記読取手段により読み取られ
    た金銭的価値から利用料金を差し引いた新たな金銭的価
    値で、上記金額カードの磁気記録されている金銭的価値
    を更新する第1の処理手段と、 上記印刷手段を用いて、上記読取手段により読み取られ
    た印刷位置情報に対応する印刷領域内の所定領域に利用
    履歴情報を印刷する第2の処理手段と、 この第2の処理手段による利用履歴情報の印刷により更
    新される印刷位置情報で、上記金額カードの磁気記録さ
    れている印刷位置情報を更新する第3の処理手段と、 を具備したことを特徴とする金額カード処理装置。
  2. 【請求項2】 表裏両面に印刷領域を有するとともに、
    金銭的価値と上記印刷領域内の印刷位置を示す印刷位置
    情報と上記印刷領域が表か裏かを示すデータとが磁気記
    録される金額カードを受入れる受入手段と、 この受入手段により受入れた金額カードを搬送する搬送
    手段と、 この搬送手段上に設けられ、上記金額カードに磁気記録
    されている金銭的価値と印刷位置情報と上記印刷領域が
    表か裏かを示すデータを読取る読取手段と、 上記搬送路上の上記読取手段の後段に設けられ、上記金
    額カードに磁気記録を行う記録手段と、 上記搬送路上の上記記録手段の後段に設けられ、上記金
    額カードの印刷領域に利用履歴情報を印刷する印刷手段
    と、 上記記録手段を用いて、上記読取手段により読み取られ
    た金銭的価値から利用料金を差し引いた新たな金銭的価
    値で、上記金額カードの磁気記録されている金銭的価値
    を更新する第1の処理手段と、 上記印刷手段を用いて、上記読取手段により読み取られ
    た印刷位置情報と上記印刷領域が表か裏かを示すデータ
    に対応する印刷領域内の所定領域に利用履歴情報を印刷
    する第2の処理手段と、 上記記録手段を用いて、この第2の処理手段による利用
    履歴情報の印刷により更新される印刷位置情報で、上記
    金額カードの磁気記録されている印刷位置情報を更新す
    る第3の処理手段と、 上記第2の処理手段により上記金額カードの表面の印刷
    領域が満杯となった際、上記記録手段を用いて、上記金
    額カードの磁気記録されている印刷位置情報を初期値に
    更新するとともに、上記印刷領域が表か裏かを示すデー
    タを変更する第4の処理手段と、 を具備したことを特徴とする金額カード処理装置。
  3. 【請求項3】 表裏両面にそれぞれ複数の印刷位置から
    なる印刷領域を有するとともに、金銭的価値と上記印刷
    領域内の複数の印刷位置の個々に印刷が可能か否かを示
    すデータとが磁気記録されることを特徴とする金額カー
    ドを受入れる受入手段と、 この受入手段により受入れた金額カードを搬送する搬送
    手段と、 この搬送手段上に設けられ、上記金額カードに磁気記録
    されている金銭的価値と上記印刷領域内の複数の印刷位
    置の個々に印刷が可能か否かを示すデータを読取る読取
    手段と、 上記搬送路上の上記読取手段の後段に設けられ、上記金
    額カードに磁気記録を行う記録手段と、 上記搬送路上の上記記録手段の後段に設けられ、上記金
    額カードの印刷領域に利用履歴情報を印刷する印刷手段
    と、 上記記録手段を用いて、上記読取手段により読み取られ
    た金銭的価値から利用料金を差し引いた新たな金銭的価
    値で、上記金額カードの磁気記録されている金銭的価値
    を更新する第1の処理手段と、 上記印刷手段を用いて、上記読取手段により読み取られ
    た上記印刷領域内の複数の印刷位置の個々に印刷が可能
    か否かを示すデータにより判断される印刷可能位置に利
    用履歴情報を印刷する第2の処理手段と、 上記記録手段を用いて、この第2の処理手段による利用
    履歴情報の印刷により、上記金額カードの磁気記録され
    ている上記印刷領域内の複数の印刷位置の個々に印刷が
    可能か否かを示すデータを更新する第3の処理手段と、 を具備したことを特徴とする金額カード処理装置。
  4. 【請求項4】 表裏両面にそれぞれ複数の印刷位置から
    なる印刷領域を有するとともに、金銭的価値と上記印刷
    領域内の印刷位置を示す印刷位置情報とが磁気記録され
    ることを特徴とする金額カード。
  5. 【請求項5】 表裏両面にそれぞれ複数の印刷位置から
    なる印刷領域を有するとともに、金銭的価値と上記印刷
    領域内の印刷位置を示す印刷位置情報と上記印刷領域が
    表か裏かを示すデータとが磁気記録されることを特徴と
    する金額カード。
  6. 【請求項6】 表裏両面にそれぞれ複数の印刷位置から
    なる印刷領域を有するとともに、金銭的価値と上記印刷
    領域内の複数の印刷位置の個々に印刷が可能か否かを示
    すデータとが磁気記録されることを特徴とする金額カー
    ド。
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