JPH0887580A - データキャリア及びボールゲーム - Google Patents
データキャリア及びボールゲームInfo
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- JPH0887580A JPH0887580A JP6246979A JP24697994A JPH0887580A JP H0887580 A JPH0887580 A JP H0887580A JP 6246979 A JP6246979 A JP 6246979A JP 24697994 A JP24697994 A JP 24697994A JP H0887580 A JPH0887580 A JP H0887580A
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
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- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】 データキャリアの向きにかかわらず1つのリ
ードライトヘッドとの間でデータ伝送を行えるようにす
ること。 【構成】 データキャリアのケースを球形とする。この
ケース内に中心を共通としてその表面に沿って互いに直
交する3本のコイルL1〜L3を配置する。このコイル
と共に共振回路を構成し、データキャリアの回路部をケ
ース内に収納する。こうすればリードライトヘッドとの
位置関係にかかわらず、データキャリアとリードライト
ヘッドとの間でデータ伝送が行えることとなる。
ードライトヘッドとの間でデータ伝送を行えるようにす
ること。 【構成】 データキャリアのケースを球形とする。この
ケース内に中心を共通としてその表面に沿って互いに直
交する3本のコイルL1〜L3を配置する。このコイル
と共に共振回路を構成し、データキャリアの回路部をケ
ース内に収納する。こうすればリードライトヘッドとの
位置関係にかかわらず、データキャリアとリードライト
ヘッドとの間でデータ伝送が行えることとなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は球状のデータキャリア及
びこれを用いたボールゲームに関するものである。
びこれを用いたボールゲームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年非接触型のIDカード(データキャ
リア)の小型化,低価格化に伴い、FA分野だけでなく
入退場の管理やスキー場のゲートシステム等にIDカー
ドが用いられるようになっている。例えば日付や使用場
所等のデータが記録されたIDカードを用いて、スキー
場や遊園地等でゲート近傍に質問用のデータ書込/読出
ユニットを設け、日付や使用場所が一致する場合にその
IDカードを持った顧客のためにゲートを開放するよう
にしたゲート管理システムが提案されている。
リア)の小型化,低価格化に伴い、FA分野だけでなく
入退場の管理やスキー場のゲートシステム等にIDカー
ドが用いられるようになっている。例えば日付や使用場
所等のデータが記録されたIDカードを用いて、スキー
場や遊園地等でゲート近傍に質問用のデータ書込/読出
ユニットを設け、日付や使用場所が一致する場合にその
IDカードを持った顧客のためにゲートを開放するよう
にしたゲート管理システムが提案されている。
【0003】このようなゲート管理システム等に用いら
れる識別システムは、IDカードとして用いるデータキ
ャリアとこのデータキャリアと非接触でデータ伝送を行
う書込/読出制御ユニットとにより構成される。この識
別システムでは例えば特開平1−163991号のように、メ
モリを有するデータキャリアにあらかじめ必要な情報を
書込んでおき、必要に応じてその情報を読出すようにす
る。このようなデータキャリアはパレット等に取付けた
り、又はゲートを通過しようとする人が携帯するもので
あり、パレットの搬送経路やゲートの側方に配置された
書込/読出制御ユニットからデータキャリアに必要なデ
ータを書込み又は読出すように構成される。
れる識別システムは、IDカードとして用いるデータキ
ャリアとこのデータキャリアと非接触でデータ伝送を行
う書込/読出制御ユニットとにより構成される。この識
別システムでは例えば特開平1−163991号のように、メ
モリを有するデータキャリアにあらかじめ必要な情報を
書込んでおき、必要に応じてその情報を読出すようにす
る。このようなデータキャリアはパレット等に取付けた
り、又はゲートを通過しようとする人が携帯するもので
あり、パレットの搬送経路やゲートの側方に配置された
書込/読出制御ユニットからデータキャリアに必要なデ
ータを書込み又は読出すように構成される。
【0004】書込/読出制御ユニットはIDコントロー
ラとリードライトヘッドにより構成される。リードライ
トヘッドはデータキャリアにデータを伝送する場合は70
%−30%等のデューティ比の異なる信号を送出し、デー
タキャリアからデータを受信する際には50%−50%等の
パルスを送出して残響振動の有無によって信号を受信す
るようにしている。このような伝送方式をASK(振幅
変調)−PWM(パルス幅変調)という。この伝送方式
ではデータキャリアからの信号のS/N比が大きく、耐
ノイズ性が高い識別システムが実現できる。
ラとリードライトヘッドにより構成される。リードライ
トヘッドはデータキャリアにデータを伝送する場合は70
%−30%等のデューティ比の異なる信号を送出し、デー
タキャリアからデータを受信する際には50%−50%等の
パルスを送出して残響振動の有無によって信号を受信す
るようにしている。このような伝送方式をASK(振幅
変調)−PWM(パルス幅変調)という。この伝送方式
ではデータキャリアからの信号のS/N比が大きく、耐
ノイズ性が高い識別システムが実現できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
の識別システムでは、図8(a)に示すようにデータキ
ャリア100はカードのように平板状に形成される。こ
のためデータキャリア100と直接データ通信を行うリ
ードライトヘッド101は図示のようにデータキャリア
100と対向させて配置する必要がある。そしてもしデ
ータキャリア100が図8(b)に示す方向に位置すに
場合には、データキャリアのコイルと鎖交する磁束がな
いため、データ通信を行うことができなくなるという欠
点があった。
の識別システムでは、図8(a)に示すようにデータキ
ャリア100はカードのように平板状に形成される。こ
のためデータキャリア100と直接データ通信を行うリ
ードライトヘッド101は図示のようにデータキャリア
100と対向させて配置する必要がある。そしてもしデ
ータキャリア100が図8(b)に示す方向に位置すに
場合には、データキャリアのコイルと鎖交する磁束がな
いため、データ通信を行うことができなくなるという欠
点があった。
【0006】そこでデータキャリアがどのような方向に
あってもデータ伝送を行えるようにするためには、図9
に示すように相異なる方向にコイル部を有する3つのリ
ードライトヘッド102,103,104を配置し、こ
れらのいずれかとの間でデータ伝送を行うことによって
データキャリア100の向きにかかわらずデータ伝送を
行えるようにする構成が考えられる。
あってもデータ伝送を行えるようにするためには、図9
に示すように相異なる方向にコイル部を有する3つのリ
ードライトヘッド102,103,104を配置し、こ
れらのいずれかとの間でデータ伝送を行うことによって
データキャリア100の向きにかかわらずデータ伝送を
行えるようにする構成が考えられる。
【0007】しかしながらこのような構成では3つのリ
ードライトヘッドが必要となるため、価格が上昇すると
いう欠点があった。又3つのリードライトヘッドを順次
駆動する必要があるため、通信時間が長くなり使い難く
なるという欠点もあった。
ードライトヘッドが必要となるため、価格が上昇すると
いう欠点があった。又3つのリードライトヘッドを順次
駆動する必要があるため、通信時間が長くなり使い難く
なるという欠点もあった。
【0008】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、直交する3つのコイルをデータ
キャリア内に設けることによってこのような問題点を解
決することを目的とする。
なされたものであって、直交する3つのコイルをデータ
キャリア内に設けることによってこのような問題点を解
決することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、球形のケース内に配置されその中心を共通とし、ケ
ースに沿って互いに直交して巻回された3本のコイル
と、コイルと共に接続されたコンデンサから成る共振回
路と、共振回路に受信される信号に基づいて信号を復調
する復調回路と、メモリと、復調回路より得られる信号
に基づいてメモリを制御するメモリ制御部と、メモリよ
り読出された信号に基づいてデータを伝送するデータ伝
送手段と、を有することを特徴とするものである。
は、球形のケース内に配置されその中心を共通とし、ケ
ースに沿って互いに直交して巻回された3本のコイル
と、コイルと共に接続されたコンデンサから成る共振回
路と、共振回路に受信される信号に基づいて信号を復調
する復調回路と、メモリと、復調回路より得られる信号
に基づいてメモリを制御するメモリ制御部と、メモリよ
り読出された信号に基づいてデータを伝送するデータ伝
送手段と、を有することを特徴とするものである。
【0010】本願の請求項2の発明は、球形のケース内
に配置されその中心を共通とし、ケースに沿って互いに
直交して巻回された3本のコイル、コイルと共に接続さ
れたコンデンサから成る共振回路、共振回路に受信され
る信号に基づいて信号を復調する復調回路、メモリ、復
調回路より得られる信号に基づいてメモリを制御するメ
モリ制御部、メモリより読出された信号に基づいてデー
タを伝送するデータ伝送手段、を有するデータキャリア
と、データキャリアが通過する位置に配置され、データ
キャリアのデータを読出すデータ読出制御手段と、読出
制御手段から読出されたデータキャリアの番号を表示す
る表示手段と、を具備することを特徴とするものであ
る。
に配置されその中心を共通とし、ケースに沿って互いに
直交して巻回された3本のコイル、コイルと共に接続さ
れたコンデンサから成る共振回路、共振回路に受信され
る信号に基づいて信号を復調する復調回路、メモリ、復
調回路より得られる信号に基づいてメモリを制御するメ
モリ制御部、メモリより読出された信号に基づいてデー
タを伝送するデータ伝送手段、を有するデータキャリア
と、データキャリアが通過する位置に配置され、データ
キャリアのデータを読出すデータ読出制御手段と、読出
制御手段から読出されたデータキャリアの番号を表示す
る表示手段と、を具備することを特徴とするものであ
る。
【0011】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1の発明
によれば、データキャリアのケースを球形としてその表
面に沿って中心が共通で互いに直交する環状の3本のコ
イルを設けてこのコイルと共に共振回路を構成してい
る。このためデータキャリアに隣接して配置されるリー
ドライトヘッドとの相対的な位置関係にかかわらず、い
ずれかのコイルによってデータキャリアとリードライト
ヘッドとの間でデータ伝送が行えることとなる。
によれば、データキャリアのケースを球形としてその表
面に沿って中心が共通で互いに直交する環状の3本のコ
イルを設けてこのコイルと共に共振回路を構成してい
る。このためデータキャリアに隣接して配置されるリー
ドライトヘッドとの相対的な位置関係にかかわらず、い
ずれかのコイルによってデータキャリアとリードライト
ヘッドとの間でデータ伝送が行えることとなる。
【0012】又本願の請求項2の発明によれば、このデ
ータキャリアを用いてデータキャリアの通過位置に読出
制御ユニットを設け、データキャリアのデータを表示手
段によって表示するようにしている。このためデータキ
ャリアをボールとするボールゲームにこの識別システム
を適用することができる。
ータキャリアを用いてデータキャリアの通過位置に読出
制御ユニットを設け、データキャリアのデータを表示手
段によって表示するようにしている。このためデータキ
ャリアをボールとするボールゲームにこの識別システム
を適用することができる。
【0013】
【実施例】図1(a)は本発明の一実施例によるデータ
キャリアのコイル配置を示す斜視図、図1(b)はその
正面図、図1(c)はその断面を示す概略図である。こ
れらの図に示すように本実施例によるデータキャリア1
は、その形状を球形とする。即ちデータキャリア1に球
形のケース2を設け、この外周に沿って直交するコイル
L1〜L3を配置する。3つの互いに直交する向きに分
かれたコイルL1,L2,L3のコイルの中心点は共通
とする。
キャリアのコイル配置を示す斜視図、図1(b)はその
正面図、図1(c)はその断面を示す概略図である。こ
れらの図に示すように本実施例によるデータキャリア1
は、その形状を球形とする。即ちデータキャリア1に球
形のケース2を設け、この外周に沿って直交するコイル
L1〜L3を配置する。3つの互いに直交する向きに分
かれたコイルL1,L2,L3のコイルの中心点は共通
とする。
【0014】図2は本実施例によるデータキャリアの電
気的構成を示す回路図である。本図に示すように、3つ
のコイルL1,L2,L3は夫々コンデンサC1,C
2,C3と接続され、並列共振回路を構成している。こ
れらの並列共振回路は夫々ダイオードブリッジ3,4,
5に接続され、整流される。そしてこれらのダイオード
ブリッジの負側出力端は接地され、正側出力端が電源回
路6及び平滑用コンデンサC4に接続される。電源回路
6は各共振回路に得られた電力を整流平滑することによ
って、一定レベルの電圧をデータキャリア1内の各ブロ
ックに供給するものである。又これらのダイオードブリ
ッジ3〜5の出力はダイオードD1〜D3のアノードに
接続される。ダイオードD1〜D3のカソード端は共通
接続されてコンデンサC5に接続される。ダイオードD
1〜D3とコンデンサC5,抵抗R1は積分回路7を構
成しており、その出力はコンパレータ8に与えられる。
コンパレータ8は所定の閾値で積分回路の出力を弁別す
ることによってクロック信号を抽出するものであって、
その出力はロジック回路9に与えられる。ロジック回路
9は図3に示すように、コンパレータ8の出力に基づい
てそのパルス幅によってデータを復調する復調回路2
1、復調回路21から得られる出力に基づいてそのコマ
ンドに基づきメモリ10にデータを書込み又はデータを
読出すメモリ制御部22、メモリ制御部22から読出さ
れたデータを送信データに変換する変換回路23、及び
その変換された出力によって残響を制御する残響制御回
路24を有している。各共振回路には夫々接地端との間
にその共振回路の両端を接地するためのスイッチング素
子SW1〜SW6が設けられる。これらのスイッチング
素子は同時に残響制御回路24の出力によって開閉さ
れ、これによってリードライトヘッドから出力される残
響を制御するように構成されている。残響制御回路24
とスイッチング素子とは、メモリ10より読出された信
号に基づいてデータを伝送するデータ伝送手段である。
気的構成を示す回路図である。本図に示すように、3つ
のコイルL1,L2,L3は夫々コンデンサC1,C
2,C3と接続され、並列共振回路を構成している。こ
れらの並列共振回路は夫々ダイオードブリッジ3,4,
5に接続され、整流される。そしてこれらのダイオード
ブリッジの負側出力端は接地され、正側出力端が電源回
路6及び平滑用コンデンサC4に接続される。電源回路
6は各共振回路に得られた電力を整流平滑することによ
って、一定レベルの電圧をデータキャリア1内の各ブロ
ックに供給するものである。又これらのダイオードブリ
ッジ3〜5の出力はダイオードD1〜D3のアノードに
接続される。ダイオードD1〜D3のカソード端は共通
接続されてコンデンサC5に接続される。ダイオードD
1〜D3とコンデンサC5,抵抗R1は積分回路7を構
成しており、その出力はコンパレータ8に与えられる。
コンパレータ8は所定の閾値で積分回路の出力を弁別す
ることによってクロック信号を抽出するものであって、
その出力はロジック回路9に与えられる。ロジック回路
9は図3に示すように、コンパレータ8の出力に基づい
てそのパルス幅によってデータを復調する復調回路2
1、復調回路21から得られる出力に基づいてそのコマ
ンドに基づきメモリ10にデータを書込み又はデータを
読出すメモリ制御部22、メモリ制御部22から読出さ
れたデータを送信データに変換する変換回路23、及び
その変換された出力によって残響を制御する残響制御回
路24を有している。各共振回路には夫々接地端との間
にその共振回路の両端を接地するためのスイッチング素
子SW1〜SW6が設けられる。これらのスイッチング
素子は同時に残響制御回路24の出力によって開閉さ
れ、これによってリードライトヘッドから出力される残
響を制御するように構成されている。残響制御回路24
とスイッチング素子とは、メモリ10より読出された信
号に基づいてデータを伝送するデータ伝送手段である。
【0015】図4はこのデータキャリアにデータを書込
み又は読出す書込/読出制御ユニットの構成を示すブロ
ック図である。書込/読出制御ユニットはIDコントロ
ーラ31,リードライトヘッド32を有しており、ID
コントローラ31は表示装置33に接続される。IDコ
ントローラ31はデータキャリア1へのデータの書込み
及び読取りを制御するマイクロプロセッサ(CPU)4
1とそのシステムプログラム及びデータを保持するメモ
リ42が設けられる。又表示装置33との間にインター
フェース43が設けられている。
み又は読出す書込/読出制御ユニットの構成を示すブロ
ック図である。書込/読出制御ユニットはIDコントロ
ーラ31,リードライトヘッド32を有しており、ID
コントローラ31は表示装置33に接続される。IDコ
ントローラ31はデータキャリア1へのデータの書込み
及び読取りを制御するマイクロプロセッサ(CPU)4
1とそのシステムプログラム及びデータを保持するメモ
リ42が設けられる。又表示装置33との間にインター
フェース43が設けられている。
【0016】又リードライトヘッド32は、CPU41
より出力が与えられデータキャリア1に伝送すべきデー
タを変調する変調回路44を有している。変調回路44
は同期信号に同期して送信部45にPWM,PMM信号
を出力するものである。送信部45はコイルL4からA
SK変調された信号を出力することによってデータキャ
リア1にデータを伝送するものである。又データキャリ
ア1から得られる受信信号は受信部46を介して復調回
路47に与えられる。受信部46はコイルL5と共振コ
ンデンサを有し、その出力を増幅する増幅回路,ゲート
回路,弁別回路を含んで構成されている。又復調回路4
7はこの信号を復調してCPU41に与えるものであ
る。
より出力が与えられデータキャリア1に伝送すべきデー
タを変調する変調回路44を有している。変調回路44
は同期信号に同期して送信部45にPWM,PMM信号
を出力するものである。送信部45はコイルL4からA
SK変調された信号を出力することによってデータキャ
リア1にデータを伝送するものである。又データキャリ
ア1から得られる受信信号は受信部46を介して復調回
路47に与えられる。受信部46はコイルL5と共振コ
ンデンサを有し、その出力を増幅する増幅回路,ゲート
回路,弁別回路を含んで構成されている。又復調回路4
7はこの信号を復調してCPU41に与えるものであ
る。
【0017】次に本実施例の動作について説明する。図
5は本実施例による識別システムのリードライトヘッド
のアンテナコイルとこのデータキャリアのコイルとの関
係を示す概略図である。本図に示すようにリードライト
ヘッドのアンテナコイルL4,L5とこのデータキャリ
アのコイルL1〜L3との関係を示している。リードラ
イトヘッドのアンテナコイルL4,L5に対してデータ
キャリアのコイルL1〜L3が図5(a)に示す状態に
ある場合には、アンテナコイルL4により生じる磁束の
うちデータキャリアのコイルL3のみが鎖交することと
なってコイルL3を含む共振回路に交流信号が誘起され
る。この電圧によってダイオードブリッジで整流されデ
ータキャリアの各部に電源が供給される。同時にダイオ
ードD3を介して積分回路7によってその包絡線信号が
検出され、これがコンパレータ8により弁別されてロジ
ック回路9にクロック信号が伝えられる。こうしてコイ
ルL4のリードライトヘッドとデータキャリアとの間で
データ通信を行うことができる。
5は本実施例による識別システムのリードライトヘッド
のアンテナコイルとこのデータキャリアのコイルとの関
係を示す概略図である。本図に示すようにリードライト
ヘッドのアンテナコイルL4,L5とこのデータキャリ
アのコイルL1〜L3との関係を示している。リードラ
イトヘッドのアンテナコイルL4,L5に対してデータ
キャリアのコイルL1〜L3が図5(a)に示す状態に
ある場合には、アンテナコイルL4により生じる磁束の
うちデータキャリアのコイルL3のみが鎖交することと
なってコイルL3を含む共振回路に交流信号が誘起され
る。この電圧によってダイオードブリッジで整流されデ
ータキャリアの各部に電源が供給される。同時にダイオ
ードD3を介して積分回路7によってその包絡線信号が
検出され、これがコンパレータ8により弁別されてロジ
ック回路9にクロック信号が伝えられる。こうしてコイ
ルL4のリードライトヘッドとデータキャリアとの間で
データ通信を行うことができる。
【0018】又データキャリアが図5(b)に示す状態
になった場合には、データキャリアのコイルL2とL3
の双方が鎖交することとなり、コイルL2,L3を含む
共振回路に電圧が誘起される。この電圧がダイオードブ
リッジ4,5によって整流され、データキャリアの各部
に電源が供給される。同時にダイオードD2又はD3に
よっていずれか高いレベルの電圧が積分回路7の出力側
に得られ、これに基づいてデータキャリアとリードライ
トヘッドとの間でデータ伝送を行うことができる。この
ように本発明ではデータキャリアがいずれの方向に回転
している場合にも、1つのリードライトヘッドを用いて
データキャリアとの間でデータ伝送を行うことができ
る。
になった場合には、データキャリアのコイルL2とL3
の双方が鎖交することとなり、コイルL2,L3を含む
共振回路に電圧が誘起される。この電圧がダイオードブ
リッジ4,5によって整流され、データキャリアの各部
に電源が供給される。同時にダイオードD2又はD3に
よっていずれか高いレベルの電圧が積分回路7の出力側
に得られ、これに基づいてデータキャリアとリードライ
トヘッドとの間でデータ伝送を行うことができる。この
ように本発明ではデータキャリアがいずれの方向に回転
している場合にも、1つのリードライトヘッドを用いて
データキャリアとの間でデータ伝送を行うことができ
る。
【0019】尚本実施例ではデータキャリアのコイルと
してL1〜L3を独立に形成し、夫々に共振回路を用い
て構成しているが、図6(a)に示すように3つのコイ
ルL1〜L3を直列にした状態とし、このコイルとコン
デンサC6から共振回路を構成し、この共振回路を通常
のデータキャリアに用いて構成することもできる。この
場合にはデータキャリアの構成を従来と同一とすること
ができ、互換性を保つことが可能となる。
してL1〜L3を独立に形成し、夫々に共振回路を用い
て構成しているが、図6(a)に示すように3つのコイ
ルL1〜L3を直列にした状態とし、このコイルとコン
デンサC6から共振回路を構成し、この共振回路を通常
のデータキャリアに用いて構成することもできる。この
場合にはデータキャリアの構成を従来と同一とすること
ができ、互換性を保つことが可能となる。
【0020】又図6(b)に示すように3つのコイルL
1〜L3を並列に配置し、これと並列に他のコンデンサ
C7を用いて共振回路を構成することもできる。この場
合にも通常のデータキャリアの回路を接続することによ
っていずれの方向にデータキャリアが位置する場合にも
データ伝送を行うことができるという効果が得られる。
1〜L3を並列に配置し、これと並列に他のコンデンサ
C7を用いて共振回路を構成することもできる。この場
合にも通常のデータキャリアの回路を接続することによ
っていずれの方向にデータキャリアが位置する場合にも
データ伝送を行うことができるという効果が得られる。
【0021】このように本発明はデータキャリア自体を
球形に構成しているため、球形の物質、例えばボーリン
グ用のボールやビリヤードに用いるボール内にデータキ
ャリアを組み込んでおき、その番号を自動的に識別する
用途に用いることができる。又ビンゴゲーム等において
そのボールの番号を識別して表示するシステムに適用す
ることもできる。図7は六角柱のケース50内に多数の
球状データキャリアを封入しておき、クランクによって
ケース50を回転させてデータキャリアが開口部から取
出される際にその番号を表示するようにしたシステムの
一例を示している。この場合にはケース50を回転させ
るとデータキャリアが1個づつ取出される。このデータ
キャリアの通過位置にデータキャリアのデータを読出す
リードライトヘッド32とIDコントローラ31とを設
ける。そしてそのデータキャリアのデータを表示装置3
3により表示することによって、取出されたボールの番
号が表示される。
球形に構成しているため、球形の物質、例えばボーリン
グ用のボールやビリヤードに用いるボール内にデータキ
ャリアを組み込んでおき、その番号を自動的に識別する
用途に用いることができる。又ビンゴゲーム等において
そのボールの番号を識別して表示するシステムに適用す
ることもできる。図7は六角柱のケース50内に多数の
球状データキャリアを封入しておき、クランクによって
ケース50を回転させてデータキャリアが開口部から取
出される際にその番号を表示するようにしたシステムの
一例を示している。この場合にはケース50を回転させ
るとデータキャリアが1個づつ取出される。このデータ
キャリアの通過位置にデータキャリアのデータを読出す
リードライトヘッド32とIDコントローラ31とを設
ける。そしてそのデータキャリアのデータを表示装置3
3により表示することによって、取出されたボールの番
号が表示される。
【0022】尚本実施例では書込/読出制御ユニットを
用いているが、あらかじめ各データキャリアに固有の番
号等を記憶させておくようにすれば、単にデータキャリ
アのデータを読取る読取機能のみを有するヘッドを用い
て識別システムを構成することもできる。
用いているが、あらかじめ各データキャリアに固有の番
号等を記憶させておくようにすれば、単にデータキャリ
アのデータを読取る読取機能のみを有するヘッドを用い
て識別システムを構成することもできる。
【0023】又本実施例は書込/読出制御ユニットとデ
ータキャリアとのデータ伝送をASK/PWM変調によ
って行うようにしているが、本発明はこのような通信方
式に限らず、例えばFSK変調方式によって伝送する識
別システムに適用することもできる。又特願昭63−2295
93号に示されるように、所定期間毎に正又は負方向にレ
ベルの高いパルスを用いて伝送するデータ伝送システム
による識別システムに適用することも可能である。
ータキャリアとのデータ伝送をASK/PWM変調によ
って行うようにしているが、本発明はこのような通信方
式に限らず、例えばFSK変調方式によって伝送する識
別システムに適用することもできる。又特願昭63−2295
93号に示されるように、所定期間毎に正又は負方向にレ
ベルの高いパルスを用いて伝送するデータ伝送システム
による識別システムに適用することも可能である。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明では、
データキャリアの向きにかかわらずリードライトヘッド
との間でデータ伝送を行うことができる。そのため複数
のリードライトヘッドを用いることがなく、システムの
構成を簡略化することができ、低価格化が可能となる。
又本願の請求項2の発明では、このようなデータキャリ
アをボール内に埋設し、所定領域を通過するデータキャ
リアの番号等を読取ることによってゲームに適用するこ
とができるという効果が得られる。
データキャリアの向きにかかわらずリードライトヘッド
との間でデータ伝送を行うことができる。そのため複数
のリードライトヘッドを用いることがなく、システムの
構成を簡略化することができ、低価格化が可能となる。
又本願の請求項2の発明では、このようなデータキャリ
アをボール内に埋設し、所定領域を通過するデータキャ
リアの番号等を読取ることによってゲームに適用するこ
とができるという効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例によるデータキャリアのケー
スとコイルの構造を示す概略図である。
スとコイルの構造を示す概略図である。
【図2】本実施例によるデータキャリアの電気的構成を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図3】本実施例によるデータキャリアのロジック回路
及びその周辺回路を示すブロック図である。
及びその周辺回路を示すブロック図である。
【図4】本実施例による書込/読出制御ユニットの構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図5】本実施例によるデータキャリアとリードライト
ヘッドのアンテナとの位置関係を示す概略図である。
ヘッドのアンテナとの位置関係を示す概略図である。
【図6】本発明の他の実施例によるデータキャリアの共
振回路の構成を示す回路図である。
振回路の構成を示す回路図である。
【図7】本実施例によるデータキャリアを用いた識別シ
ステムをゲームに適用した状態を示す概略図である。
ステムをゲームに適用した状態を示す概略図である。
【図8】従来のカード型のデータキャリアを用いた識別
システムを示す概略図である。
システムを示す概略図である。
【図9】従来の識別システムにおいて3つの直交するリ
ードライトヘッドを用いてデータ通信を行う状態を示す
概略図である。
ードライトヘッドを用いてデータ通信を行う状態を示す
概略図である。
1 データキャリア 3〜5 ダイオードブリッジ 6 電源回路 7 積分回路 8 コンパレータ 9 ロジック回路 10,42 メモリ 21 復調回路 22 メモリ制御部 23 変換回路 24 残響制御回路 31 IDコントローラ 32 リードライトヘッド 33 表示装置 41 CPU 43 インターフェース 44 変調回路 45 送信部 46 受信部 47 復調回路 C1〜C3 コンデンサ D1〜D4 ダイオード L1〜L3 コイル L4,L5 アンテナコイル
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 7/08 A 7623−5B 17/00 F H04B 5/00 Z
Claims (2)
- 【請求項1】 球形のケース内に配置されその中心を共
通とし、前記ケースに沿って互いに直交して巻回された
3本のコイルと、 前記コイルと共に接続されたコンデンサから成る共振回
路と、 前記共振回路に受信される信号に基づいて信号を復調す
る復調回路と、 メモリと、 前記復調回路より得られる信号に基づいてメモリを制御
するメモリ制御部と、 前記メモリより読出された信号に基づいてデータを伝送
するデータ伝送手段と、を有するものであることを特徴
とするデータキャリア。 - 【請求項2】 球形のケース内に配置されその中心を共
通とし、前記ケースに沿って互いに直交して巻回された
3本のコイル、前記コイルと共に接続されたコンデンサ
から成る共振回路、前記共振回路に受信される信号に基
づいて信号を復調する復調回路、メモリ、前記復調回路
より得られる信号に基づいてメモリを制御するメモリ制
御部、前記メモリより読出された信号に基づいてデータ
を伝送するデータ伝送手段、を有するデータキャリア
と、 前記データキャリアが通過する位置に配置され、前記デ
ータキャリアのデータを読出すデータ読出制御手段と、 前記読出制御手段から読出された前記データキャリアの
番号を表示する表示手段と、を具備するものであること
を特徴とするボールゲーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6246979A JPH0887580A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | データキャリア及びボールゲーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6246979A JPH0887580A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | データキャリア及びボールゲーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0887580A true JPH0887580A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=17156568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6246979A Pending JPH0887580A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | データキャリア及びボールゲーム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH0887580A (ja) |
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