JP2000123138A - 非接触通信媒体、非接触情報読出/書込機及び非接触通信システム - Google Patents

非接触通信媒体、非接触情報読出/書込機及び非接触通信システム

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JP2000123138A
JP2000123138A JP29810898A JP29810898A JP2000123138A JP 2000123138 A JP2000123138 A JP 2000123138A JP 29810898 A JP29810898 A JP 29810898A JP 29810898 A JP29810898 A JP 29810898A JP 2000123138 A JP2000123138 A JP 2000123138A
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Masaaki Yagi
正明 八木
Naoyuki Wakabayashi
尚之 若林
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Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】非接触ICカードが重なり合っていることを検
知する必要がなく、しかも、プロトコルを追加する必要
もないままでの確実なデータ通信が実行可能な非接触通
信媒体、非接触情報読出/書込機及び非接触通信システ
ムを提供する。 【解決手段】本発明に係る非接触通信システムは、非接
触通信媒体2a,2bを特定するユーザ識別情報を含ん
で送信されてくる問いかけ信号を受信し、記憶している
ユーザ識別情報と受信した問いかけ信号に含まれるユー
ザ識別情報とが合致しなかった際には自らの共振回路ル
ープを切断する非接触通信媒体2a,2bと、非接触通
信媒体2a,2bを特定するユーザ識別情報を含んだ問
いかけ信号を送信し、記憶しているユーザ識別情報と受
信した問いかけ信号に含まれるユーザ識別情報とが合致
した非接触通信媒体2a,2bから送信されてくる応答
信号を受信して非接触通信を実行する非接触情報読出/
書込機1とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触通信媒体、
非接触情報読出/書込機及び非接触通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、鉄道の駅では定期券
や乗車券として磁気カードを利用する自動改札システム
が導入されているが、この種の自動改札システムでは、
鉄道の駅に設置された自動改札機を通過する度毎に利用
者がカードホルダである定期券入れや財布から定期券を
取り出したうえで自動改札機に投入し、かつ、定期券を
回収して定期券入れに収納する必要があるため、煩わし
い手間を要してしまう。そこで、近年においては、利用
者が定期券を自動改札機に提示するだけのことによって
通行可能な非接触式の自動改札システムが実用化されつ
つあり、図示省略しているが、この種の自動改札システ
ムでは、磁界を発生するアンテナコイルが設けられた非
接触情報読出/書込機、いわゆるリーダ/ライタ(以
下、R/Wという)を搭載してなる自動改札機と、R/
Wが発する磁界からなる通信エリア内を通過しながらR
/Wとの間でデータ通信を行うことによって改札処理を
実行させる非接触通信媒体、例えば、非接触ICカード
である定期券や乗車券が使用されている。
【0003】すなわち、定期券などとして用いられる非
接触ICカードは、R/Wが発する磁界による電磁誘導
でもって共振動作し、共振動作に伴って起電力を発生す
るLC共振回路、つまり、コイル及びコンデンサからな
るLC共振回路とともに、誘導起電力を自己の動作電力
に変換する電源回路、R/Wが発生する磁界に重畳され
ているコマンドやデータを復調する復調回路、コマンド
に従ってデータをメモリ内に書き込んだりメモリ内のデ
ータを読み出したりする制御手段であるCPUなどを備
えて構成されたものであり、これらの非接触ICカード
とR/Wとの間で通信されるデータは乗車区間や使用可
能期間、入出札記録などのような情報であることになっ
ている。
【0004】ところで、複数の鉄道路線間を乗り継いだ
り、単一の鉄道路線であっても乗車区間が分割された路
線を利用したりする利用者は、複数枚の非接触ICカー
ドを定期券として所持する必要があるが、複数枚の非接
触ICカードを重ね合わせたままで定期券入れや財布な
どのカードホルダに収納しておき、カードホルダに収納
した複数枚の非接触ICカードをそのまま提示すること
によって自動改札機を通過できれば、利用者にとっては
手間を要することがなくて誠に好都合となる。
【0005】しかしながら、例えば、2枚の非接触IC
カードが重なり合っている際には、非接触ICカード同
士がR/Wの磁界内で近接配置されているため、それぞ
れのLC共振回路を構成しているコイルL1,L2同士
が電磁結合し、これらのコイルL1,L2間に相互イン
ダクタンスMが発生する結果、R/Wに対する非接触I
Cカードの共振点ω0′が単独の非接触ICカードであ
る場合の共振点ω0とは異なることになってしまう。す
なわち、LC共振回路のそれぞれを構成しているコンデ
ンサがC1,C2であり、かつ、L1=L2=L,C1
=C2=Cであるならば、非接触ICカードが単独で存
在している際の共振点ω0はω0=1/(L×C)1/2
あるの対し、重なり合っている場合の共振点ω0′は
ω0′=1/((L+M)×C)1/2となる。そのため、
R/Wへの返信時には各非接触ICカードのLC共振回
路を流れる電流の変化が少なくなり、R/Wの受信信号
レベルが小さくなる結果、これらの非接触ICカードと
R/Wとの間でデータ通信を行うことができなくなる。
【0006】このような不都合を避ける必要上、複数枚
が重なり合っていることを非接触ICカード自身でもっ
て検知し、特定された以外の非接触ICカードが備えて
いる共振回路ループを予め設定された順序で切断するこ
とによってコイル同士の電磁結合をなくす方式が提案さ
れている。すなわち、図示省略しているが、非接触IC
カードそれぞれの共振回路ループ中に双方向スイッチや
FET回路などのような切断要素を予め組み込んでお
き、特定された以外の非接触ICカードが備えている共
振回路ループを切断要素でもって切断してしまう方式で
ある。そして、このような方式であれば、特定された以
外の非接触ICカードにおける共振回路ループが切断さ
れてしまうため、LC共振回路を構成しているコイル同
士間に相互インダクタンスが発生することは起こらず、
非接触ICカードそれぞれの共振点ω0′がω0と等しく
なる結果としてデータ通信が可能であることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、複数枚が重
なり合っていることを非接触ICカード自身でもって検
知し、特定された以外の非接触ICカードが備えている
共振回路ループを予め設定された順序で切断する方式で
は、非接触ICカード同士の重なり合いを検知する検知
手段を付加しておく必要があるために非接触ICカード
の回路規模が大幅に増加するばかりか、非接触ICカー
ド同士の重なり合いが検知された場合における切断順序
の優先順位を決定するためのプロトコルを追加しておく
ことが必要となる。そして、このような構成を採用した
としても、非接触ICカード同士の重なり合い検知に対
する信頼性は必ずしも高くないのが現状である。
【0008】本発明は、このような不都合に鑑みて創案
されたものであり、複数枚の非接触ICカードが重なり
合っていることを検知する必要がなく、しかも、プロト
コルを追加する必要もないままでの確実なデータ通信が
実行可能な非接触通信媒体、非接触情報読出/書込機及
び非接触通信システムの提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
非接触通信媒体は、非接触情報読出/書込機との非接触
通信に用いられる共振回路を具備しており、非接触通信
媒体を特定する内容のユーザ識別情報を含んでR/Wか
ら送信されてくる問いかけ信号、いわゆるポーリングコ
マンドを受信し、自らが記憶しているユーザ識別情報の
内容と受信したポーリングコマンドに含まれるユーザ識
別情報の内容とが合致しなかった際には自らの共振回路
ループを切断する構成であることを特徴とする。請求項
2に係るR/Wは、非接触通信媒体を特定する内容のユ
ーザ識別情報を含んだポーリングコマンドを送信し、自
らが記憶しているユーザ識別情報の内容と受信したポー
リングコマンドに含まれるユーザ識別情報の内容とが合
致した非接触通信媒体から送信されてくる応答信号、い
わゆるレスポンスを受信したうえで非接触通信を実行す
る構成であることを特徴としている。
【0010】本発明の請求項3に係る非接触通信システ
ムは、非接触情報読出/書込機との非接触通信に用いら
れる共振回路を具備しており、非接触通信媒体を特定す
る内容のユーザ識別情報を含んでR/Wから送信されて
くるポーリングコマンドを受信し、自らが記憶している
ユーザ識別情報の内容と受信したポーリングコマンドに
含まれるユーザ識別情報の内容とが合致しなかった際に
は自らの共振回路ループを切断する非接触通信媒体と、
非接触通信媒体を特定する内容のユーザ識別情報を含ん
だポーリングコマンドを送信し、自らが記憶しているユ
ーザ識別情報の内容と受信したポーリングコマンドに含
まれるユーザ識別情報の内容とが合致した非接触通信媒
体から送信されてくるレスポンスを受信したうえで非接
触通信を実行するR/Wとを備えていることを特徴とす
る。請求項4に係る非接触通信システムは請求項3に記
載したものであって、R/Wが送信するポーリングコマ
ンドのユーザ識別情報と非接触通信媒体が記憶している
ユーザ識別情報とのそれぞれには、少なくとも非接触通
信媒体の使用対象を限定するカテゴリーコードが含まれ
ていることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項5に係る非接触通信システ
ムは請求項3に記載したものであって、R/Wは通過規
制装置に搭載されたものであり、R/Wが送信するポー
リングコマンドのユーザ識別情報と非接触通信媒体が記
憶しているユーザ識別情報とのそれぞれには、少なくと
も通過許可に必要な情報が含まれていることを特徴とす
る。本発明の請求項6に係る非接触通信システムは請求
項3に記載したものであって、R/Wは鉄道の駅に設置
された自動改札機に搭載されたものであり、R/Wが送
信するポーリングコマンドのユーザ識別情報と非接触通
信媒体が記憶しているユーザ識別情報とのそれぞれに
は、鉄道路線コード及び区間コードが含まれていること
を特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本実施の形態に係る非接触
通信システムを模式化して示すブロック図、図2は非接
触通信システムを構成するR/Wを模式化して示すブロ
ック図、図3は非接触通信システムを構成する非接触通
信媒体である非接触ICカードを模式化して示すブロッ
ク図、図4は変形例に係る非接触ICカードの要部構成
を示すブロック図、図5はR/Wと非接触ICカードと
の間で実行される処理動作を示すシーケンス図であり、
図中の符号1はR/W、符号2a,2bのそれぞれは非
接触ICカード、符号3は磁界を示している。そして、
図6はポーリングコマンドの構成例を示す説明図、図7
はポーリングコマンドの具体例を示す説明図、図8は自
動改札機に搭載されたR/Wの処理動作を示すフローチ
ャート、図9はR/Wが自動改札機に搭載され、かつ、
非接触ICカードが定期券である際の基本的な処理動作
を示すフローチャート、図10は非接触ICカード相互
の動作の違いを示す説明図であり、図11は定期券であ
る非接触ICカードの応用的な処理動作を示すフローチ
ャートである。
【0013】本実施の形態に係る非接触通信システム
は、例えば、自動改札システムとして利用されるもので
あり、図1で示すように、鉄道の駅に設置された自動改
札機に搭載されたうえで通信エリアとなる磁界3を形成
するR/W1と、磁界3を介したうえでR/W1と交信
する複数枚(図では、2枚)の定期券などである非接触
ICカード2a,2bとから構成されている。なお、互
いに重なり合っている非接触ICカード2a,2bの枚
数が2枚に限られることはなく、3枚以上であってもよ
いことは勿論である。そして、ここでのR/W1は、図
2で示すように、非接触ICカード2a,2bと電磁結
合し、非接触ICカード2a,2bとデータ通信するア
ンテナコイル4と、アンテナコイル4で発生した電圧の
変化を増幅し、非接触ICカード2a,2bから送信さ
れてきたレスポンス及びデータを復調して取り出す復調
回路5と、非接触ICカード2a,2bへと送信される
コマンド及びデータを磁界3の変化として重畳する変調
回路6と、R/W1の全体動作を制御するCPU7と、
制御プログラムが格納されているROM8と、CPU7
のアクセスデータを一時記憶しておくためのRAM9
と、自動改札機本体などの上位機器(図示省略)と接続
された上位インターフェイス10とから構成されてい
る。
【0014】一方、この際における非接触ICカード2
a,2bの各々は、図3で示すように、通信エリア内で
の移動に伴う磁界変化時の電磁誘導でもって起電力が発
生するLC共振回路、つまり、コイル11及びコンデン
サ12からなるLC共振回路と、LC共振回路で発生し
た誘導起電力を自己の動作電力に変換する電源回路13
と、R/W1が発生する磁界3に重畳されているコマン
ドやデータを復調する復調回路14と、乗降区間や有効
期間などのような各種の情報を記憶している不揮発性メ
モリ15と、コマンドに従って不揮発性メモリ15から
の読み出しや書き込みを制御するCPU16と、レスポ
ンス及びデータをR/W1へと送信する際にLC共振回
路を流れる電流を変化させる変調回路17と、共振回路
ループの切断要素として機能し、かつ、通常時にはON
動作し続ける双方向スイッチ18と、制御プログラムが
格納されているROM19と、CPU16のアクセスデ
ータを一時記憶するためのRAM20とから構成されて
いる。
【0015】なお、切断要素が双方向スイッチ18に限
られることはなく、図4で示すようなアナログスイッ
チ、つまり、FET21を用いてなるアナログスイッチ
であってもよいことは勿論であり、特に、図4の構成に
おいては、電源が立ち上がるまではFET21がON
し、それ以降はスイッチ制御信号によってFET21が
ON/OFF制御されることになっている。すなわち、
電源が立ち上がるまでのCPU16から出力されるスイ
ッチ制御信号はローレベルのままであるので、FET2
1のゲートには正電圧が加わってONになっている。そ
して、電源が立ち上がった後にスイッチ制御信号がロー
レベルの時にはFET21がONしてLC共振回路が動
作可能状態となり、逆にスイッチ制御信号がハイレベル
の時にはFET21がOFFしてLC共振回路が動作不
能状態となる。
【0016】本実施の形態に係るR/W1では、上位機
器からの指示に従って非接触ICカード2a,2bへと
コマンド及びデータを送信し、また、非接触ICカード
2a,2bから送信されてきたレスポンス及びデータを
受信して上位機器へと伝送する処理動作が実行されてお
り、特には、非接触ICカード2a(2b)を特定する
内容のユーザ識別情報が含まれた問いかけ信号であるポ
ーリングコマンド、例えば、図6で構成例を示すような
ポーリングコマンドを送信し、非接触ICカード2a,
2bからの応答信号であるレスポンスを受信したうえで
通信エリア内を移動中の非接触ICカード2a,2bと
の間でデータ通信することが行われる。なお、この際に
おけるR/W1及び非接触ICカード2a,2b間のデ
ータ通信では、図5で示すような処理動作、つまり、混
信を防止するためのアンチコリジョン、偽造カードを排
除するためなどの相互認証、非接触ICカード2a,2
bの不揮発性メモリ15に対するメモリリードやメモリ
ライトといった従来通りの一般的な処理動作が実行され
る。
【0017】ところで、本実施の形態では、非接触通信
システムが自動改札システムとして利用されるものであ
り、R/W1が駅改札機に搭載され、かつ、非接触IC
カード2a,2bが定期券であるとしているが、このよ
うな場合におけるポーリングコマンドのユーザ識別情報
には、図7で示すように、少なくとも鉄道路線コード及
び駅コードが含まれている。なお、ここでの駅コード
は、R/W1を搭載した自動改札機が設置されている駅
を特定するための情報を意味している。
【0018】また、この際における非接触ICカード2
a,2bそれぞれの不揮発性メモリ15にも、鉄道路線
コード及び区間コードを含んでなるユーザ識別情報が予
め記憶されており、ここでの区間コードは、非接触IC
カード2a,2bからなる定期券でもって乗降可能な乗
車区間内に存在している駅毎に特定された駅コードの集
合である情報を意味している。さらに、各非接触ICカ
ード2a,2bが具備しているCPU16は、ポーリン
グコマンドに含まれたユーザ識別情報の内容と予め記憶
しているユーザ識別情報の内容とが合致した際には双方
向スイッチ18をON動作させたままとし、ユーザ識別
情報が合致しなかった際、例えば、ポーリングコマンド
のユーザ識別情報に含まれる鉄道路線コードや駅コード
と、記憶しているユーザ識別情報に含まれる鉄道路線コ
ード及び区間コードとが合致していないと判断した場合
には、非接触ICカード2a,2bの共振回路ループを
切断すべく双方向スイッチ18をOFF動作させる制御
を実現することになっている。
【0019】従って、このような構成とされた非接触I
Cカード2a,2bにおいては、以下のような処理動作
が行われることになる。まず、R/W1が発生している
磁界3をコイル11で受信し、誘導起電力を電源回路1
3でもって自己の動作電力に変換したうえ、R/W1が
発生する磁界3に重畳されているコマンド及びデータを
復調回路14でもって復調する。そして、復調されたコ
マンド及びデータはCPU16でもって解析されること
になり、変調回路17でLC共振回路の電流を変化させ
ることによってレスポンスが送信される。また、この
際、ポーリングコマンドに含まれたユーザ識別情報の内
容と予め記憶しているユーザ識別情報の内容とが合致し
なかった非接触ICカード2b(2a)は自らの共振回
路ループを切断することになり、以後、引き続いて図5
で示した処理動作が実行される。なお、ここではCPU
16を用いているが、このような処理動作をハードウェ
アでもって実現することも可能である。
【0020】次に、R/W1と2枚の非接触ICカード
2a,2bとから構成される非接触通信システムにおけ
る基本的な処理動作を、図8〜図10に基づいて説明す
る。なお、ここでは、2つの鉄道路線間を乗り継ぐ必要
上、利用者が2枚の定期券である非接触ICカード2
a,2bを所持しており、各非接触ICカード2a,2
bに予め記憶されているユーザ識別情報のうち、鉄道路
線コードが互いに異なっているとする。
【0021】まず、R/Wの処理動作を示すフローチャ
ートである図8を参照しながら、自動改札機に搭載され
たR/W1の処理動作を説明する。このR/W1は上位
機器からの指示に基づいて通信エリアとなる磁界3を形
成しており、非接触ICカード2a,2bを特定する内
容のユーザ識別情報を含んだポーリングコマンドが磁界
3に重畳されて送信され続けている(S1)。そして、
ポーリングコマンドに含まれたユーザ識別情報、つま
り、鉄道路線コードと非接触ICカード2a,2b自ら
がユーザ識別情報として記憶している鉄道路線コードと
が合致した非接触ICカード2a,2bからレスポンス
を受信するまでポーリングコマンドを送信し続けてお
り、レスポンスを受信したか否かが判断される(S
2)。その後、レスポンスを受信したと判断されると、
レスポンスを受信したR/W1と非接触ICカード2
a,2bとの間においては、図5で示したような処理動
作、すなわち、アンチコリジョン、相互認証、メモリリ
ード、メモリライトといった通常処理によるデータ通信
が実行されることになる(S3)。
【0022】一方、定期券である非接触ICカード2
a,2bにあっては、図9のフローチャートを参照しな
がら、以下に説明するような処理動作が実行される。ま
ず、通常時における非接触ICカード2a,2bそれぞ
れの双方向スイッチ18はON動作したままで共振回路
ループを成立させているので、R/W1が搭載された自
動改札機へと近づいた利用者が重なり合ったままの定期
券である非接触ICカード2a,2bをR/W1の通信
エリア内で提示すると、非接触ICカード2a,2bの
LC共振回路には高い誘起電圧が発生し、カード電源は
ON動作する(S1)。ただし、この際における通信エ
リアは、2枚の非接触ICカード2a,2bが重なり合
って電気的特性が変化するため、いずれか一方の非接触
ICカード2a(2b)のみが単独で存在している場合
に比べて狭くなっている。そして、R/W1から送信さ
れているポーリングコマンドを受信したか否かが判断さ
れる(S2)。なお、通信エリアは狭くなっているが、
これら2枚の非接触ICカード2a,2bがともにポー
リングコマンドを受信し得ることは勿論である。
【0023】さらに、ポーリングコマンドを受信した非
接触ICカード2a,2bでは、ポーリングコマンドに
含まれたユーザ識別情報の内容と記憶しているユーザ識
別情報の内容とが合致するか否か、つまり、鉄道路線コ
ードが合致するか否かの判断が実行されることになり
(S3)、鉄道路線コードが合致した非接触ICカード
2a(2b)は双方向スイッチ18のON動作を維持し
たままでR/W1に対してレスポンスを送信する(S
4)。一方、鉄道路線コードが異なるために合致しなか
った非接触ICカード2b(2a)では、双方向スイッ
チ18をOFF動作させることによって共振回路ループ
を切断することが実行される(S5)。すなわち、この
際、非接触ICカード2a,2bの各々は、図10で示
すような動作を実行することになる。その結果、2枚の
非接触ICカード2a,2bが重なり合っているにも拘
わらず、非接触ICカード2b(2a)の共振回路ルー
プが切断されているから、各々の非接触ICカード2
a,2bは単独で存在しているのと同様の状態となる。
【0024】その結果、各非接触ICカード2a,2b
のLC共振回路を構成しているコイル11同士が電磁結
合することは起こらず、これらのコイル11間で相互イ
ンダクタンスが発生することもなくなる。従って、重な
り合った非接触ICカード2a,2bのR/W1に対す
る共振点は各非接触ICカード2a,2bが単独で存在
している場合と略同一であることになり、これらの非接
触ICカード2a,2bとR/W1との間ではデータ通
信が何らの不都合もなく実行可能となる。そこで、レス
ポンスを受信したR/W1と非接触ICカード2a,2
bとの間では、相互認証、メモリリード、メモリライト
といった通常処理によるデータ通信が実行される(S
6)。なお、いずれの非接触ICカード2a,2bによ
ってもポーリングコマンドが受信されなかった場合に
は、ポーリングコマンドの同期タイミングと対応する一
定時間が経過したか否かが判断されることになり(S
7)、一定時間が経過した後の非接触ICカード2a,
2bはともに双方向スイッチ18をOFF動作させて共
振回路ループを切断することになる(S5)。
【0025】さらに、引き続き、図11で示すフローチ
ャートを参照しつつ、定期券である非接触ICカード2
a,2bの応用的な処理動作を説明する。なお、自動改
札機に搭載されたR/W1の処理動作は図8を参照して
説明した内容と同じであるから、説明を省略する。そし
て、ここでは、単一の鉄道路線ではあるものの乗車区間
が2つに分割された路線を利用する必要上、利用者が定
期券として2枚の非接触ICカード2a,2bを所持し
ており、非接触ICカード2a,2bの各々にはユーザ
識別情報として共通の鉄道路線コードが記憶されている
一方、これらの非接触ICカード2a,2bが分割路線
を利用することを示す分割コードや区間コードがユーザ
識別情報として記憶されていることを前提とする。
【0026】利用者が重なり合ったままの非接触ICカ
ード2a,2bをR/W1の通信エリア内で提示する
と、各非接触ICカード2a,2bのカード電源がON
動作され(S1)、ポーリングコマンドを受信したか否
かが判断される(S2)。そして、ポーリングコマンド
に含まれたユーザ識別情報は非接触ICカード2a,2
bのそれぞれによって読み取られることになり、読み取
ったユーザ識別情報の内容と記憶しているユーザ識別情
報の内容とが合致するか否か、つまり、鉄道路線コード
が合致しているか否かが判断される(S3)。ここで、
鉄道路線コードが合致しなかった場合には、いずれの非
接触ICカード2a,2bも双方向スイッチ18をOF
F動作して共振回路ループを切断することになり(S
4)、処理動作が終了する。また、鉄道路線コードが合
致している場合には、ユーザ識別情報のうちの分割コー
ドを読み取ったうえで分割コードの有無が判断されるこ
とになり(S5)、分割コードが無ければ、レスポンス
を送信した後(S6)、R/W1との間で通常処理によ
るデータ通信が実行される(S7)。
【0027】一方、分割コード有りと判断された際は、
引き続き、ポーリングコマンドに含まれた駅コードと非
接触ICカード2a,2bに記憶されている区間コード
とが読み取られることになり(S8)、駅コードが非接
触ICカード2a,2bいずれの区間コードに含まれて
いるかが判断される(S9)。そして、非接触ICカー
ド2aの区間コードに駅コードが含まれていると判断さ
れた際における非接触ICカード2bは双方向スイッチ
18をOFF動作させることによって共振回路ループを
切断することになり(S10)、非接触ICカード2a
は双方向スイッチ18のON動作を維持したままでR/
W1に対してレスポンスを送信する(S11)。また、
非接触ICカード2bから読み取られた区間コードに駅
コードが含まれていれば、非接触ICカード2aは双方
向スイッチ18をOFF動作させることによって共振回
路ループを切断することになり(S10)、非接触IC
カード2bは双方向スイッチ18のON動作を維持した
ままでR/W1に対してレスポンスを送信する(S1
1)。その後、R/W1及び非接触ICカード2a,2
b間では、アンチコリジョン、相互認証、メモリリー
ド、メモリライトといった通常処理によるデータ通信が
実行される(S12)。
【0028】ところで、本実施の形態においては、R/
W1が駅改札機に搭載され、かつ、非接触ICカード2
a,2bが定期券や乗車券などであり、R/W1及び非
接触ICカード2a,2bからなる非接触通信システム
が自動改札システムとして利用されるとしているが、こ
のような構成のみに限定されることはなく、例えば、以
下に示すような用途例での利用も可能である。すなわ
ち、図示は省略しているが、R/Wが高速道路料金所や
有料駐車場などに設置された通過規制装置に搭載されて
おり、非接触ICカードが高速道路通行券や駐車券であ
ってもよいのであり、この際におけるR/Wが送信する
ポーリングコマンドのユーザ識別情報と非接触ICカー
ドが記憶しているユーザ識別情報とのそれぞれに少なく
とも通過許可に必要な情報が含まれているならば、複数
枚の非接触ICカードが重なり合って提示された場合で
あっても確実なデータ通信を実行し得ることになる。
【0029】また、本実施の形態に係る非接触通信シス
テムが交通関係のみにおいて利用される必然性があるわ
けではなく、R/Wが送信するポーリングコマンドのユ
ーザ識別情報と非接触ICカードが記憶しているユーザ
識別情報との各々に対し、入退室用や現金引出用という
ような非接触ICカードの使用対象を限定するカテゴリ
ーコードを含ませておくことも可能であり、このような
構成を採用した場合には、定期券である非接触ICカー
ドと入退室用である非接触ICカードとが互いに重なり
合った状態で提示されたとしても容易に判別されること
になり、用途に対応して適正な処理動作が実行されるこ
とになる。すなわち、以上説明した非接触通信システム
の用途が交通関係のみに限定されることはないのであ
り、非接触ICカードをパスワードやIDコードなどの
登録用、また、R/WをパスワードやIDコードなどの
確認制御用としておくことによって非接触通信システム
を各種のセキュリティシステムとして利用することが可
能になる。さらにまた、非接触通信媒体が非接触ICカ
ードに限定されることはないのであり、例えば、利用者
が身に付けている腕時計などのような身装品に組み込ま
れたものであってもよいことは勿論である。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る非接触通信媒体、非接触情
報読出/書込機及び非接触通信システムによれば、非接
触情報読出/書込機から送信されている問いかけ信号に
含まれたユーザ識別情報の内容と予め記憶しているユー
ザ識別情報の内容とが合致しなかった非接触通信媒体は
自らの共振回路ループを切断してしまうので、複数枚の
非接触通信媒体が重なり合っている場合であっても非接
触情報読出/書込機に対する共振点が変化することは起
こらず、複数枚の非接触通信媒体と非接触情報読出/書
込機との間における確実なデータ通信を行うことができ
る。しかも、このような構成であれば、非接触通信媒体
同士の重なり合いを検知するための検知手段を設けた
り、重なり合いが検知された場合における切断順序の優
先順位を決定するプロトコルを追加したりする必要がな
くなるため、回路構成や装置全体の小型化やコストダウ
ンを図り得るという利点も確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る非接触通信システムを模式
化して示すブロック図である。
【図2】非接触通信システムを構成するR/Wを模式化
して示すブロック図である。
【図3】非接触通信システムを構成する非接触通信媒体
である非接触ICカードを模式化して示すブロック図で
ある。
【図4】変形例に係る非接触ICカードの要部構成を示
すブロック図である。
【図5】R/Wと非接触ICカードとの間で実行される
処理動作を示すシーケンス図である。
【図6】ポーリングコマンドの構成例を示す説明図であ
る。
【図7】ポーリングコマンドの具体例を示す説明図であ
る。
【図8】自動改札機に搭載されたR/Wの処理動作を示
すフローチャートである。
【図9】R/Wが自動改札機に搭載され、かつ、非接触
ICカードが定期券である際の基本的な処理動作を示す
フローチャートである。
【図10】非接触ICカード相互の動作の違いを示す説
明図である。
【図11】定期券である非接触ICカードの応用的な処
理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 R/W(非接触情報読出/書込機) 2a 非接触ICカード(非接触通信媒体) 2b 非接触ICカード(非接触通信媒体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 1/59 H04B 1/59 5/02 5/02 Fターム(参考) 5B035 BB09 BC00 CA23 5B058 CA17 KA40 YA20 5K012 AB05 AC06 AC09 AC11 AE00 AE13 BA02 BA07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非接触情報読出/書込機との非接触通信
    に用いられる共振回路を具備しており、非接触通信媒体
    を特定する内容のユーザ識別情報を含んで非接触情報読
    出/書込機から送信されてくる問いかけ信号を受信し、
    自らが記憶しているユーザ識別情報の内容と受信した問
    いかけ信号に含まれるユーザ識別情報の内容とが合致し
    なかった際には自らの共振回路ループを切断する構成で
    あることを特徴とする非接触通信媒体。
  2. 【請求項2】 非接触通信媒体を特定する内容のユーザ
    識別情報を含んだ問いかけ信号を送信し、自らが記憶し
    ているユーザ識別情報の内容と受信した問いかけ信号に
    含まれるユーザ識別情報の内容とが合致した非接触通信
    媒体から送信されてくる応答信号を受信したうえで非接
    触通信を実行する構成であることを特徴とする非接触情
    報読出/書込機。
  3. 【請求項3】 非接触情報読出/書込機との非接触通信
    に用いられる共振回路を具備しており、非接触通信媒体
    を特定する内容のユーザ識別情報を含んで非接触情報読
    出/書込機から送信されてくる問いかけ信号を受信し、
    自らが記憶しているユーザ識別情報の内容と受信した問
    いかけ信号に含まれるユーザ識別情報の内容とが合致し
    なかった際には自らの共振回路ループを切断する非接触
    通信媒体と、 非接触通信媒体を特定する内容のユーザ識別情報を含ん
    だ問いかけ信号を送信し、自らが記憶しているユーザ識
    別情報の内容と受信した問いかけ信号に含まれるユーザ
    識別情報の内容とが合致した非接触通信媒体から送信さ
    れてくる応答信号を受信したうえで非接触通信を実行す
    る非接触情報読出/書込機とを備えていることを特徴と
    する非接触通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載した非接触通信システム
    であって、 非接触情報読出/書込機が送信する問いかけ信号のユー
    ザ識別情報と非接触通信媒体が記憶しているユーザ識別
    情報とのそれぞれには、少なくとも非接触通信媒体の使
    用対象を限定するカテゴリーコードが含まれていること
    を特徴とする非接触通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載した非接触通信システム
    であって、 非接触情報読出/書込機は通過規制装置に搭載されたも
    のであり、非接触情報読出/書込機が送信する問いかけ
    信号のユーザ識別情報と非接触通信媒体が記憶している
    ユーザ識別情報とのそれぞれには、少なくとも通過許可
    に必要な情報が含まれていることを特徴とする非接触通
    信システム。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載した非接触通信システム
    であって、 非接触情報読出/書込機は自動改札機に搭載されたもの
    であり、非接触情報読出/書込機が送信する問いかけ信
    号のユーザ識別情報と非接触通信媒体が記憶しているユ
    ーザ識別情報とのそれぞれには、鉄道路線コード及び区
    間コードが含まれていることを特徴とする非接触通信シ
    ステム。
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