JP2000099655A - 非接触通信カード装置、非接触通信カード、カードホルダ及び非接触通信方法 - Google Patents

非接触通信カード装置、非接触通信カード、カードホルダ及び非接触通信方法

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JP2000099655A
JP2000099655A JP26453698A JP26453698A JP2000099655A JP 2000099655 A JP2000099655 A JP 2000099655A JP 26453698 A JP26453698 A JP 26453698A JP 26453698 A JP26453698 A JP 26453698A JP 2000099655 A JP2000099655 A JP 2000099655A
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resonance circuit
card
contact
electromagnetic induction
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JP26453698A
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Masaaki Yagi
正明 八木
Naoyuki Wakabayashi
尚之 若林
Takuya Fujimoto
卓也 藤本
Masao Mizuno
雅男 水野
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Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数枚が重なり合っていてもデータ通信が可
能な構成とされた非接触通信カード装置、非接触通信カ
ード、カードホルダ及び非接触通信方法を提供する。 【解決手段】 本発明に係る非接触通信カード装置は、
リーダ/ライタ装置4との非接触通信を仲介するアンテ
ナコイルL1,L2を具備した非接触通信カード1,2
と、リーダ/ライタ装置4からの非接触通信信号が電磁
誘導によって伝送されてきたときに共振動作する共振回
路を具備し、かつ、非接触通信カード1,2に近接配置
されているときは共振回路の動作出力を電磁誘導によっ
てアンテナコイルL1,L2へと伝送する共振回路シート
3とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触式の自動改
札システムなどで使用される非接触通信カード装置、非
接触通信カード、カードホルダ及びこれらを用いた非接
触通信方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、鉄道の駅では定期券
や切符として磁気カードを利用する磁気式の自動改札シ
ステムが導入されているが、この種の自動改札システム
では、自動改札機を通過する度毎に利用者がカードホル
ダである定期券入れや財布から定期券を取り出したうえ
で自動改札機に投入し、かつ、定期券を回収して定期券
入れなどに収納する必要があるため、煩わしい手間を要
することになっていた。そこで、近年においては利用者
が定期券を自動改札機にかざすだけのことによって通過
し得る構成とされた非接触式自動改札システムが実用化
されつつあり、図示省略しているが、この種の自動改札
システムでは、磁界を発生するコイルが設けられたリー
ダ/ライタ装置(以下、R/W装置という)を内蔵して
なる自動改札機と、通信エリアであるところの磁界内を
通過しながらR/W装置との間でデータ通信を行う非接
触ICカードである定期券や切符が使用されることにな
っている。
【0003】すなわち、定期券などとして用いられる非
接触ICカードは、電磁誘導でもって起電力が発生する
LC共振回路、つまり、コイル及びコンデンサの組み合
わせであるLC共振回路と、誘導起電力を自己の動作電
力に変換する電源部と、R/W装置から発信された電磁
波に重畳されている命令やデータを復調する復調手段
と、命令に従ってデータをメモリに書き込んだり、ある
いは、メモリ内のデータを読み出したりする制御手段
と、R/W装置へとデータを送信するための送信手段と
を内蔵している。なお、これらの各種手段はICに組み
込まれており、非接触ICカードからR/W装置へと送
信されるデータは乗車区間や使用可能期間、入出札記録
などの情報であることになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数の鉄道
路線間を乗り継いだり、単一の鉄道路線であっても乗車
区間が分割された路線を利用する利用者は、複数枚の非
接触ICカードを定期券として所持する必要があるが、
複数枚の非接触ICカードを重ね合わせたままでカード
ホルダに収納しておき、カードホルダに収納した複数枚
の非接触ICカードをそのままかざすことによって自動
改札機を通過できれば、利用者にとっては手間を要さず
に好都合であることになる。そして、複数枚の非接触I
Cカードが重なり合わないままでR/W装置の通信エリ
ア内に存在しているのであれば、特公平3−2271号
公報などで開示されているアンチコリジョン機能を利用
することによって各非接触ICカードの読み取り率を向
上させることも可能である。
【0005】しかしながら、図6で模式化して例示する
ように、複数枚の非接触ICカード31,32を重ね合
わせておいた際には、非接触ICカード31,32がR
/W装置の通信エリア内で近接配置されているため、各
非接触ICカード31,32に内蔵されたLC共振回路
を構成しているコイルL31,L32同士が電磁的に結合
し、これら間に相互インダクタンスMが発生する結果と
して非接触ICカード31,32それぞれのR/W装置
(図示省略)に対する共振点ω0′が単独で存在してい
る場合の共振点ω0とは相違することになってしまう。
すなわち、図6中の符号C31,C32は非接触ICカード
31,32のLC共振回路を構成するコンデンサであ
り、L31=L32=L,C31=C32=Cとし、かつ、回路
負荷を無視すると、非接触ICカード31,32の各々
が単独で存在している際の共振点ω0はω0=1/(L×
C)1/2であるの対し、非接触ICカード31,32が
近接配置されている場合の共振点ω0′はω0′=1/
((L+M)×C)1/2となるから、非接触ICカード
31,32が重なり合っている際には、相互インダクタ
ンスMが大きくなるのに従って共振点ω0′が大きく変
化する結果としてデータ通信を実行することができなく
なってしまう。
【0006】本発明は、このような不都合に鑑みて創案
されたものであり、複数枚が重なり合っていてもデータ
通信が可能な構成とされた非接触通信カード装置、非接
触通信カード、カードホルダ及びこれらを用いた非接触
通信方法の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
非接触通信カード装置は、R/W装置との非接触通信を
仲介するアンテナコイルを具備した非接触通信カード
と、前記R/W装置からの非接触通信信号が電磁誘導に
よって伝送されてきたときに共振動作する共振回路を具
備し、かつ、前記非接触通信カードに近接配置されてい
るときは前記共振回路の動作出力を電磁誘導によって前
記アンテナコイルへと伝送する共振回路シートとを備え
ていることを特徴とする。請求項2に係る非接触通信カ
ード装置は請求項1に記載したものであって、共振回路
シートの共振回路は共振動作に際して起電力を発生し、
かつ、非接触通信カードに近接配置されているときは発
生した起電力を電磁誘導によって前記非接触通信カード
のアンテナコイルへと供給するものでもあることを特徴
としている。請求項3に係る非接触通信カードは、共振
回路シートが具備する共振回路の動作出力が電磁誘導に
よって伝送されるのに伴ってR/W装置との非接触通信
を仲介するアンテナコイルを具備している。
【0008】本発明の請求項4に係るカードホルダは、
共振回路シートが具備する共振回路の動作出力が電磁誘
導によって伝送されるのに伴ってR/W装置との非接触
通信を仲介するアンテナコイルを具備している非接触通
信カードが収納可能であり、前記R/W装置からの非接
触通信信号が電磁誘導によって伝送されてきたときに共
振動作する共振回路を具備し、かつ、前記非接触通信カ
ードに近接配置されているときは前記共振回路の動作出
力を電磁誘導によって前記アンテナコイルへ伝送する共
振回路シートを具備していることを特徴とする。請求項
5に係るカードホルダは請求項4に記載したものであっ
て、共振回路シートの共振回路は共振動作に際して起電
力を発生し、かつ、非接触通信カードに近接配置されて
いるときは発生した起電力を電磁誘導によって前記非接
触通信カードが具備しているアンテナコイルへと供給す
るものでもあることを特徴としている。
【0009】本発明の請求項6に係る非接触通信方法
は、アンテナコイルを具備した非接触通信カードの複数
枚と、前記非接触通信カードそれぞれのアンテナコイル
へ動作出力を供給する共振回路を具備した共振回路シー
トとを近接配置し、R/W装置からの非接触通信信号の
電磁誘導によって前記共振回路を共振動作させ、前記共
振回路の動作出力を電磁誘導によって前記非接触通信カ
ードそれぞれのアンテナコイルへと伝送することに伴っ
て前記非接触通信カード及びR/W装置間での非接触通
信を実行することを特徴とする。請求項7に係る非接触
通信方法は請求項6に記載したものであって、共振回路
シートの共振回路は共振動作に際して起電力を発生し、
発生した起電力を近接配置された非接触通信カードそれ
ぞれのアンテナコイルへと電磁誘導によって供給してお
り、電力伝送と同時に非接触通信を実行していることを
特徴とする。
【0010】すなわち、従来から一般的な非接触ICカ
ードは、R/W装置による電磁誘導でもって起電力を発
生するLC共振回路をも内蔵して具備した構成となって
いるが、本願発明に係る非接触通信カード装置では非接
触通信カードである非接触ICカードと共振回路シート
とに機能分離されており、非接触ICカードにはアンテ
ナコイルのみが具備されてLC共振回路が具備されてお
らず、また、共振回路シートにはLC共振回路のみが具
備されている。そのため、複数枚の非接触ICカードが
互いに重なり合っている際にも非接触ICカードのアン
テナコイル同士が電磁的に結合することは起こらず、単
一個であるに過ぎないLC共振回路のR/W装置に対す
る共振点は変化しないことになる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本実施の形態に係る非接触
通信カード装置を模式化して示す説明図、図2は非接触
通信カード装置の変形例を模式化して示す説明図、図3
はこの変形例を具体化して示す説明図、図4は非接触通
信カードの構成を模式化して示すブロック図、図5はR
/W装置の構成を模式化して示すブロック図であり、図
中の符号1,2のそれぞれは非接触通信カードである非
接触ICカード、符号3は共振回路シート、符号4はR
/W装置を示している。
【0012】ところで、図1で構成を示し、以下に説明
する非接触通信カード装置は、複数枚(図では、2枚)
の非接触ICカード1,2と単一枚の共振回路シート3
とから構成されているが、非接触ICカードが複数枚で
ある必然性はないのであり、非接触ICカード及び共振
回路シートの単一枚ずつを組み合わせることによって従
来と同等の機能を有する単一枚の非接触ICカードが得
られることは勿論である。しかしながら、本発明の目的
は複数枚の非接触ICカードが重なり合っている際に生
じる不都合を解消することにあるから、本実施の形態で
は、2枚の非接触ICカード1,2と単一枚の共振回路
シート3とが重なり合った構成を前提としている。な
お、2枚の非接触ICカード1,2に限られず、3枚以
上の非接触ICカードが重なり合っている場合も同様で
あることは勿論である。
【0013】本実施の形態に係る非接触通信カード装置
は、R/W装置4との非接触通信を仲介するアンテナコ
イルL1,L2を具備した非接触ICカード1,2と、R
/W装置4からの非接触通信信号が電磁誘導によって伝
送されてきたときに共振動作する共振回路、つまり、コ
イルLSとコンデンサCSとからなるLC共振回路を具備
し、かつ、非接触ICカード1,2に近接配置されてい
るときはLC共振回路の動作出力を電磁誘導によってア
ンテナコイルL1,L2のそれぞれへと伝送する共振回路
シート3とから構成されており、非接触ICカード1,
2と同等の大きさを有する共振回路シート3は、重なり
合った非接触ICカード1,2のいずれかに対する貼着
などによって着脱自在とされたうえで一体化されてい
る。なお、共振回路シート3の具備するLC共振回路が
共振動作に際して起電力を発生し、発生した起電力を電
磁誘導によって非接触ICカード1,2が具備するアン
テナコイルL1,L2それぞれへと供給するものであって
よいことは勿論である。
【0014】すなわち、ここでは、異なる鉄道路線間を
乗り継いだり、乗車区間が分割された鉄道路線を利用す
る際に必要となる2枚の定期券である非接触ICカード
1,2を利用者が同一のカードホルダである定期券入れ
に重ね合わせて収納することを想定しており、例えば、
2枚のうちの一方の定期券である非接触ICカード1に
は共振回路シート3が予め貼着されている。なお、これ
らの非接触ICカード1,2と共振回路シート3とを一
体化しておく必然性があるわけではなく、図2で変形例
を示すように、定期券である非接触ICカード1,2を
カードホルダ5としての定期券入れや財布などに収納し
たうえ、このカードホルダ5に共振回路シート3を貼着
などしておいても同様の作用が得られることになる。ま
た、ここでの共振回路シート3が貼着されている必然性
はないのであり、図3で示すように、カードホルダ5で
ある定期券入れの具備する透明シート5aそのものに対
してLC共振回路を構成するコイルLS及びコンデンサ
Sを組み込んで一体化しておくことも可能である。
【0015】そして、この際における非接触ICカード
1,2のそれぞれは、図4で示すように、アンテナコイ
ルL1,L2と、共振回路シート3の具備するLC共振回
路で発生した誘導起電力を自己の動作電力に変換する電
源回路6と、R/W装置4が発生する磁界に重畳されて
いるコマンドやデータを復調する復調回路7と、コマン
ドに従ってメモリからの読み出しやメモリへの書き込み
を制御するためのCPU8と、レスポンス及びデータを
R/W装置4へと送信する際にアンテナコイルL1,L2
を流れる電流を変化させる変調回路9と、制御プログラ
ムが格納されているROM10と、CPU8のアクセス
データを一時記憶するRAM11と、乗降区間や有効期
間などのような各種の情報を記憶している不揮発性メモ
リ12とから構成されている。
【0016】一方、R/W装置4は、図5で示すよう
に、通信エリアとなる磁界を形成するアンテナコイル1
3と、アンテナコイル13で発生した電圧の変化を増幅
し、非接触ICカード1,2から送信されてきたレスポ
ンス及びデータを復調して取り出す復調回路14と、非
接触ICカード1,2へと送信されるコマンド及びデー
タを磁界の変化として重畳する変調回路15と、R/W
装置の全体動作を制御するためのCPU16と、制御プ
ログラムが格納されているROM17と、CPU16の
アクセスデータを一時記憶しておくRAM18と、駅改
札機本体などの上位装置(図示省略)と接続された上位
インターフェイス19とから構成されている。
【0017】そこで、共振回路シート3が具備している
LC共振回路、つまり、コイルLSとコンデンサCSとか
らなるLC共振回路は、自動改札機に内蔵されたR/W
装置4のアンテナコイル13で発生している磁界による
電磁誘導に基づいて共振動作すると同時に起電力を発生
することになり、このLC共振回路を具備した共振回路
シート3からカード本体1,2のそれぞれに対してはア
ンテナコイルL1,L2の各々を介したうえでカード本体
1,2を動作させるための起電力が供給されることにな
る。そして、これらの非接触ICカード1,2が具備し
ているアンテナコイルL1,L2のそれぞれは共振回路シ
ート3が具備しているLC共振回路のコイルLSと電磁
結合することになり、コイルLSとアンテナコイルL1
2との間にはそれぞれ相互インダクタンスM1,M2
発生する結果、LC共振回路のR/W装置4に対する共
振点がωであり、発生した共振電流がiである場合、共
振回路シート3からカード本体1に対して供給される電
圧V1はV1≒ω×M1×i≒ω×LS×iである一方、カ
ード本体2に対して供給される電圧V2はV2≒ω×M2
×i≒ω×LS×iであることになる。
【0018】なお、この際において、V1(V2)≒ω×
1(M2)×iとなるのは回路負荷を無視しているため
であり、さらに、M1(M2)をLSと置換し得るのは以
下のような仮定が成立するためである。すなわち、L1
=L2=LSであり、LS〜L1及びLS〜L2のコイル間の
結合係数k=1であるならば、M1(M2)=k(LS×
1(L2))1/2=LSとなるので、V1(V2)≒ω×L
S×iという結果が得られることになる。
【0019】そのため、本実施の形態では、非接触IC
カード1,2が重なり合っているにも拘わらず、それぞ
れの非接触ICカード1,2が単独で存在しているのと
同様であることになり、共振回路シート3が具備してい
るLC共振回路のR/W装置4に対する共振点ωがほぼ
同一であることに基づき、これらの非接触ICカード
1,2とR/W装置4との間では非接触通信が何らの不
都合なく実行されることになる。すなわち、本実施の形
態に係る非接触ICカード1,2を用いた非接触通信方
法としては、アンテナコイルL1,L2を具備した非接触
ICカード1,2と、各非接触ICカード1,2に電圧
を供給して動作させるLC共振回路を具備した共振回路
シート3とを近接配置しておき、R/W装置4の磁界に
よって起電力が発生した共振回路シート3から起電力を
供給しながら非接触ICカード1,2の各々とR/W装
置4との間でデータ通信を実行させることが行われてい
る。
【0020】ところで、本実施の形態においては、非接
触ICカード1,2が自動改札システムを利用する際に
必要となる定期券や切符であるとしているが、定期券や
切符に限定されることはなく、例えば、高速道路を利用
するためのハイウェイカードや、互いに異なる基準に従
って入退室が許可される室毎の入退室用カードなどであ
ってもよいことは勿論である。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る非接触通信カード装置、非
接触通信カード、カードホルダ及び非接触通信方法によ
れば、従来の一般的な非接触ICカードが有していた機
能を非接触カード装置を構成する非接触ICカードと共
振回路シートとのそれぞれに機能分離しているので、複
数枚の非接触ICカードが互いに重なり合っている場合
であっても何らの不都合なく、非接触ICカードのそれ
ぞれとR/W装置との間における非接触通信が実行可能
になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る非接触通信カード装置を模
式化して示す説明図である。
【図2】非接触通信カード装置の変形例を模式化して示
す説明図である。
【図3】この変形例を具体化して示す説明図である。
【図4】非接触通信カードの構成を模式化して示すブロ
ック図である。
【図5】R/W装置の構成を模式化して示すブロック図
である。
【図6】従来の形態に係る非接触ICカードを模式化し
て例示する説明図である。
【符号の説明】
1 非接触ICカード 2 非接触ICカード 3 共振回路シート 4 R/W装置(リーダ/ライタ装置) L1 アンテナコイル L2 アンテナコイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 1/59 H04B 5/00 5/00 G06K 19/00 H (72)発明者 藤本 卓也 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 水野 雅男 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 Fターム(参考) 5B035 BB09 BC01 BC02 CA23 5B058 CA17 CA23 YA06 YA11 5K012 AA01 AA02 AA05 AB02 AB05 AC06 AC08 AC10 BA07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リーダ/ライタ装置との非接触通信を仲介
    するアンテナコイルを具備した非接触通信カードと、 前記リーダ/ライタ装置からの非接触通信信号が電磁誘
    導によって伝送されてきたときに共振動作する共振回路
    を具備し、かつ、前記非接触通信カードに近接配置され
    ているときは前記共振回路の動作出力を電磁誘導によっ
    て前記アンテナコイルへと伝送する共振回路シートとを
    備えていることを特徴とする非接触通信カード装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した非接触通信カード装置
    であって、 共振回路シートの共振回路は共振動作に際して起電力を
    発生し、かつ、非接触通信カードに近接配置されている
    ときは発生した起電力を電磁誘導によって前記非接触通
    信カードのアンテナコイルへと供給するものでもあるこ
    とを特徴とする非接触通信カード装置。
  3. 【請求項3】共振回路シートが具備する共振回路の動作
    出力が電磁誘導によって伝送されるのに伴ってリーダ/
    ライタ装置との非接触通信を仲介するアンテナコイルを
    具備していることを特徴とする非接触通信カード。
  4. 【請求項4】共振回路シートが具備する共振回路の動作
    出力が電磁誘導によって伝送されるのに伴ってリーダ/
    ライタ装置との非接触通信を仲介するアンテナコイルを
    具備している非接触通信カードが収納可能であり、前記
    リーダ/ライタ装置からの非接触通信信号が電磁誘導に
    よって伝送されてきたときに共振動作する共振回路を具
    備し、かつ、前記非接触通信カードに近接配置されてい
    るときは前記共振回路の動作出力を電磁誘導によって前
    記アンテナコイルへ伝送する共振回路シートを具備して
    いることを特徴とするカードホルダ。
  5. 【請求項5】請求項4に記載したカードホルダであっ
    て、 共振回路シートの共振回路は共振動作に際して起電力を
    発生し、かつ、非接触通信カードに近接配置されている
    ときは発生した起電力を電磁誘導によって前記非接触通
    信カードが具備しているアンテナコイルへと供給するも
    のでもあることを特徴とするカードホルダ。
  6. 【請求項6】アンテナコイルを具備した非接触通信カー
    ドの複数枚と、前記非接触通信カードそれぞれのアンテ
    ナコイルへ動作出力を供給する共振回路を具備した共振
    回路シートとを近接配置し、リーダ/ライタ装置からの
    非接触通信信号の電磁誘導によって前記共振回路を共振
    動作させ、前記共振回路の動作出力を電磁誘導によって
    前記非接触通信カードそれぞれのアンテナコイルへと伝
    送することに伴って前記非接触通信カード及びリーダ/
    ライタ装置間での非接触通信を実行することを特徴とす
    る非接触通信方法。
  7. 【請求項7】請求項6に記載した非接触通信方法であっ
    て、 共振回路シートの共振回路は共振動作に際して起電力を
    発生し、発生した起電力を近接配置された非接触通信カ
    ードそれぞれのアンテナコイルへと電磁誘導によって供
    給しており、電力伝送と同時に非接触通信を実行してい
    ることを特徴とする非接触通信方法。
JP26453698A 1998-09-18 1998-09-18 非接触通信カード装置、非接触通信カード、カードホルダ及び非接触通信方法 Pending JP2000099655A (ja)

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