JP2000278172A - 非接触媒体 - Google Patents
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Abstract
伝送できるようにする。 【解決手段】 アンテナコイル7の巻数を増やしてより
多くの電力を受信できるようにするとともに、アンテナ
7の中間タップ7bとLSI9とを接続することによ
り、共振回路の中間タップ点における出力インピーダン
スとLSI9の入力インピーダンスとを整合させてLS
I9へ効率良く電力を伝送している。
Description
などの非接触媒体に関する。
体、例えば非接触ICカードと自動改札機との間で出改
札データの授受を非接触的に行って利便性の向上を図っ
た自動改札システムが提案されている。
のアンテナ部に非接触ICカードをかざすことによっ
て、ICカードと自動改札機との間で通信が行われて出
改札処理が行われるものである。
信のためのアンテナコイルおよび変復調部、プロトコル
制御部、メモリなどを備えており、自動改札機の読出/
書込機(リーダ/ライタ)からの交流磁界により誘導さ
れる交流電圧を整流して電力を得るとともに、アンテナ
コイル端の信号を検波して自動改札機からのデータを抽
出する一方、非接触ICカードのアンテナコイルの電流
をデータによって変調して自動改札機の読出/書込機に
送信するものである。
0の構成図であり、アンテナコイル70の両端は、LSI
90に接続されており、このLSI90内には、共振コン
デンサ80が組み込まれており、前記アンテナコイル70
と前記コンデンサ80とで並列共振回路が構成されてい
る。
は、エナメル線などの電線で形成した巻線コイルや図8
に示されるように、プリント基板14上に導体パターン
でコイルを形成したパターンコイルがある。
のアンテナコイル70でより多くの電力を得る、すなわ
ち、受信するためには、低抵抗で巻数の多いアンテナコ
イルが好ましいが、アンテナコイルのQを大きくする
程、また、巻数を多くする程、並列共振回路の出力イン
ピーダンスが高くなるために、LSI90の入力インピ
ーダンスとの整合がとれなくなって逆に電力の伝送効率
が低下することになる。
は、LSI90の入力インピーダンスZiと、並列共振
回路の出力インピーダンスZoとが等しければよいが、
アンテナコイル70のインダクタンスをLとすると、Z
o=Q・ωLとなる。したがって、より多くの電力を得
るためにアンテナコイル70のQやLを大きくすると、
並列共振回路の出力インピーダンスZoが大きくなって
LSI90の入力インピーダンスZiと整合しなくなっ
て伝送効率が低下するのである。
アンテナコイル以外にインダクタンス15やコンデンサ
16を設けてインピーダンス変換をしたり、あるいは、
図10に示されるように、トランス結合によってインピ
ーダンス変換することも考えられるが、前者は、インダ
クタンス15やコンデンサ16が必要になり、また、後
者は、1次と2次の2つの巻線をカード内に設けなけれ
ばならず、いずれもカードの薄型化が困難となる。
の巻数は、数ターン程度、例えば3ターン程度にしてお
り、アンテナコイル70でより多くの電力を効率よく得
ることができないという難点がある。
であって、多くの電力を得てそれを効率良く伝送できる
ようにすることを目的とする。
を達成するために、次のように構成している。
は、電線または導体パターンで形成されるとともに、中
間タップが設けられたコイルと、前記コイルの両端間に
接続されたコンデンサと、コイルの一端側と前記中間タ
ップとの間に接続された負荷回路とを備えている。
たは導体パターンで形成されたコイルと、前記コイルの
両端間に接続されたコンデンサと、前記コイルの一端側
を延長して巻数を増やした延長端と前記コイルの他端と
の間に接続された負荷回路とを備えている。
1記載の発明において、前記コイルと前記コンデンサと
で共振回路を構成し、前記共振回路の中間タップ点での
出力インピーダンスと、前記負荷回路の入力インピーダ
ンスとが等しくなるような巻数に、前記中間タップを設
けるものである。
2記載の発明において、前記コイルと前記コンデンサと
で共振回路を構成し、前記延長端は、該延長端振での共
振回路の出力インピーダンスと、前記負荷回路の入力イ
ンピーダンスとが等しくなる巻数まで延長されるもので
ある。
1または3記載の発明において、前記コイルは、前記負
荷回路が接続される前記一端側から前記中間タップまで
の部分における抵抗を、それ以外の部分における抵抗よ
りも小さくしている。
求項2または4記載の発明において、前記コイルは、前
記コンデンサが接続される前記両端間の抵抗を、延長さ
れた部分における抵抗よりも小さくしている。
求項1ないし6のいずれかに記載の発明において、当該
非接触媒体がカード状とされ、前記負荷回路は、前記コ
イルに誘起された共振波から電力を生成する電力生成部
と、通信データを変調あるいは復調する変復調部とを備
えている。
コイルの巻数を増やして多くの電力を得ることができる
一方、コイルの一端側と中間タップとに負荷回路を接続
しているので、負荷回路の入力インピーダンスが低い場
合に、中間タップの設定によってコイルを含む共振回路
の出力インピーダンスと負荷回路の入力インピーダンス
とを整合させることができ、負荷回路へ効率良く電力を
伝送できる。
多くの電力を得ることができる一方、コイルの延長端と
他端とに負荷回路を接続しているので、負荷回路の入力
インピーダンスが高い場合に、延長端までの巻数の設定
によってコイルを含む共振回路の出力インピーダンスと
負荷回路の入力インピーダンスとを整合させることがで
き、負荷回路へ効率良く電力を伝送できる。
を構成しているので、コイルで効率良く電力を得ること
ができるとともに、共振回路の中間タップ点での出力イ
ンピーダンスと負荷回路の入力インピーダンスとが等し
くなるので、負荷回路へ効率良く電力を伝送できるもの
である。
を構成しているので、コイルで効率良く電力を得ること
ができるとともに、共振回路の延長端での出力インピー
ダンスと負荷回路の入力インピーダンスとが等しくなる
ので、負荷回路へ効率良く電力を伝送できるものであ
る。
は、電流が多く流れる一端側から中間タップまでの部分
における抵抗を小さくしているので、コイルでの電力損
失を低減して負荷回路に効率良く電力を伝送できる。
は、電流が多く流れる部分の抵抗を小さくしているの
で、コイルでの電力損失を低減して負荷回路に効率良く
電力を伝送できる。
信を行うICカードとして好適に実施できる。
の形態について詳細に説明する。
接触媒体として非接触ICカードを用いた自動改札シス
テムに適用して説明する。
り、自動改札機1は、改札通路2を隔てて相対向して配
置されており、その側面それぞれには、改札通路2の通
過を許可あるいは阻止する扉3が配備されている。各自
動改札機1には、読出/書込機が設けられており、その
アンテナコイル4の部分が上面に臨むように配設されて
いる。
て非接触ICカード5のアンテナコイルが通信エリア内
に位置したときに、そのICカード5のアンテナコイル
との間で非接触でデータ通信が可能となっている。本発
明に係る非接触ICカード5を携帯する利用者6は、そ
のICカード5を自動改札機1の読出/書込機のアンテ
ナコイル4との通信のための通信エリアにかざすだけで
データ通信が可能となる。
を行い、上位機器である自動改札機1は、その通信に基
づいて乗車カードとしての非接触ICカード5の真偽お
よび乗車条件などを判定し、これに基づいて、扉3を制
御して開放したり、閉止したりする。
ド5の構成図である。
ル7とその両端間に接続されるコンデンサ8と、アンテ
ナコイル7の一端7a側と後述の中間タップ7bとの間
に接続された負荷回路としてLSI9とから構成されて
いる。
る並列共振回路は、自動改札機1の読出/書込機との間
で通信するための周波数に共振するように構成されてい
る。
改札機1の読出/書込機からの交流磁界によりアンテナ
コイル7に誘導される交流電圧を整流して電力を生成す
る電力生成部10と、自動改札機1の読出/書込機へ送
信するデータの変調、読出/書込機から受信したデータ
の復調を行う変復調部11と、プロトコルや処理シーケ
ンスを制御する制御部12と、プログラムやデータが記
憶される記憶部13とを備えており、受信した読出/書
込機からのコマンドに基づく処理を行うとともに、読出
/書込機に対してデータ(レスポンス)を送信する処理
を行うものであり、このLSI9の構成は、基本的に従
来と同様である。
接触ICカード5では、アンテナコイル7で多くの電力
を得る、すなわち、受信するとともに、その電力を効率
良くLSI9に伝送するために次のように構成してい
る。
アンテナコイル7は、その巻数を、従来の3ターン程度
に比べて多く、例えば10ターン程度にしており、これ
によって、アンテナコイル7で従来よりも多くの電力を
受信できるように構成し、さらに、アンテナコイル7の
途中に中間タップ7bを設け、この中間タップ7bとア
ンテナコイル7の一端7aとをLSI9に接続してい
る。この中間タップ7bは、このタップ点での出力イン
ピーダンスと、LSI9の入力インピーダンスとが整合
する巻数、例えば3ターン程度の位置に設けている。
ンスをZ1、共振回路の出力インピーダンスをZo、ア
ンテナコイル7の全体の巻数をN1、一端7aから中間
タップ7bまでの巻数をN2とすると、 Z1=Zo*(N2/N1)2 となるので、LSI9の入力インピーダンスに等しくな
るように、中間タップ7bまでの巻数N2を選べばよ
い。
も多くの電力を得るために、アンテナコイル7の巻数を
多くして共振回路の出力インピーダンスが高くなって
も、中間タップ7bでLSI9に接続しているので、共
振回路の中間タップ7b点における出力インピーダンス
とLSI9の入力インピーダンスとを整合させることが
でき、これによって、電力を効率良くLSI9に伝送で
きることになる。
ド5の構造を説明するための図であり、図5は、その断
面図である。この非接触ICカード5では、プリント基
板14上に導体パターンでアンテナコイル7を形成し、
その中間タップ7b点とアンテナコイル7の一端7aと
をLSI9に接続し、さらに、基板7を誘電体として挟
んでその表裏面に電極8aを形成してコンデンサ8を構
成し、このコンデンサ8を、アンテナコイル7の両端に
接続している。
体パターンの形成によってアンテナコイル7の巻数を増
やして多くの電力を得ることができるとともに、中間タ
ップ7b点をLSI9に接続することにより、インピー
ダンスを整合させてLSI9へ効率良く電力を伝送でき
るものであり、低いコストで実現できるとともに、薄型
化を図ることができる。
ルに限らず、エナメル線などの電線で形成した巻線コイ
ルであってもよいのは勿論である。
流が多く流れるアンテナコイル7の一端7aから中間タ
ップ7bまでの部分の抵抗を小さく、例えばパターン幅
や線径を、それ以外の部分よりも太くして抵抗を小さく
し、電力の損失を低減して電力伝送の効率をさらに高め
るようにしてもよい。
共振回路の出力インピーダンスが、LSIの入力インピ
ーダンスよりも大きい場合に適用して説明したけれど
も、本発明の他の実施の形態として、共振回路の出力イ
ンピーダンスが、LSIの入力インピーダンスよりも小
さい場合に適用することもできる。
態の構成図であり、アンテナコイル71の両端71a,7
1b間にコンデンサ81が並列に接続されて並列共振回路
が構成されており、この並列共振回路は、読出/書込機
との間で通信するための周波数に共振するように設定さ
れており、さらに、アンテナコイル71で十分な電力を
得られる巻数に設定されている。
は、LSI91の入力インピーダンスよりも小さく、し
たがって、このままLSI91に接続したのでは、伝送
効率が低下することになる。
イル71の一端71b側を延長して巻数を増やした延長端
71cとアンテナコイル7の他端71aとの間にLSI9
1を接続しており、さらに、この延長端71cは、該延長
端71cでの共振回路の出力インピーダンスと、LSI
91の入力インピーダンスとが等しくなる巻数まで延長
されるものである。
ンテナコイル71で多くの電力を得ながらアンテナコイ
ル71の延長端71cでの出力インピーダンスとLSI9
1の入力インピーダンスとの整合をとることができるの
で、電力を効率良くLSI91に伝送できることにな
る。
形態と同様に、コンデンサ81が接続されるアンテナコ
イル71の両端71a,71b間におけるパターン幅や線
径を、延長部分よりも太くして抵抗を小さくし、電力の
損失を低減して電力伝送の効率をさらに高めるようにし
てもよい。
では、非接触ICカードに適用して説明したけれども、
本発明は、ICカードに限らず、FA用や工具管理など
の用途に使用される各種形状のタグなどに適用してもよ
い。
多くの電力を得ることができる一方、コイルを含む共振
回路の出力インピーダンスと負荷回路の入力インピーダ
ンスとを整合させることができ、負荷回路へ効率良く電
力を伝送できる。
おける抵抗を小さくしているので、コイルでの電力損失
を低減して負荷回路に一層効率良く電力を伝送できる。
ため、読出/書込機からの交流磁界の強度が同じであっ
ても、伝送距離を伸ばすことができる。
概略構成図である。
る。
の構成図である。
る。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 電線または導体パターンで形成されると
ともに、中間タップが設けられたコイルと、前記コイル
の両端間に接続されたコンデンサと、コイルの一端側と
前記中間タップとの間に接続された負荷回路とを備える
ことを特徴とする非接触媒体。 - 【請求項2】 電線または導体パターンで形成されたコ
イルと、前記コイルの両端間に接続されたコンデンサ
と、前記コイルの一端側を延長して巻数を増やした延長
端と前記コイルの他端との間に接続された負荷回路とを
備えることを特徴とする非接触媒体。 - 【請求項3】 前記コイルと前記コンデンサとで共振回
路を構成し、前記共振回路の中間タップ点での出力イン
ピーダンスと、前記負荷回路の入力インピーダンスとが
等しくなるような巻数に、前記中間タップを設ける請求
項1記載の非接触媒体。 - 【請求項4】 前記コイルと前記コンデンサとで共振回
路を構成し、前記延長端は、該延長端振での共振回路の
出力インピーダンスと、前記負荷回路の入力インピーダ
ンスとが等しくなる巻数まで延長される請求項2記載の
非接触媒体。 - 【請求項5】 前記コイルは、前記負荷回路が接続され
る前記一端側から前記中間タップまでの部分における抵
抗を、それ以外の部分における抵抗よりも小さくした請
求項1または3記載の非接触媒体。 - 【請求項6】 前記コイルは、前記コンデンサが接続さ
れる前記両端間の抵抗を、延長された部分における抵抗
よりも小さくした請求項2または4記載の非接触媒体。 - 【請求項7】 当該非接触媒体がカード状とされ、前記
負荷回路は、前記コイルに誘起された共振波から電力を
生成する電力生成部と、通信データを変調あるいは復調
する変復調部とを備える請求項1ないし6のいずれかに
記載の非接触媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11077535A JP2000278172A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 非接触媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11077535A JP2000278172A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 非接触媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000278172A true JP2000278172A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13636691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11077535A Pending JP2000278172A (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 非接触媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000278172A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002061675A1 (fr) * | 2001-01-31 | 2002-08-08 | Hitachi, Ltd. | Moyen d'identification sans contact |
KR100694942B1 (ko) | 2004-09-02 | 2007-03-14 | 파워 디지털 카드 캄퍼니 리미티드 | 무선 전송 기능을 구비한 메모리 시스템 |
JP2007074334A (ja) * | 2005-09-07 | 2007-03-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 平面フレキシブルアンテナ装置 |
JP2010093059A (ja) * | 2008-10-08 | 2010-04-22 | Hitachi Chem Co Ltd | 光モジュール |
EP2618496A1 (fr) | 2012-01-18 | 2013-07-24 | Inside Secure | Circuit d'antenne pour dispositif NFC |
-
1999
- 1999-03-23 JP JP11077535A patent/JP2000278172A/ja active Pending
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EP2618496A1 (fr) | 2012-01-18 | 2013-07-24 | Inside Secure | Circuit d'antenne pour dispositif NFC |
CN103219583A (zh) * | 2012-01-18 | 2013-07-24 | 英赛瑟库尔公司 | 用于nfc设备的天线电路 |
US9236658B2 (en) | 2012-01-18 | 2016-01-12 | Inside Secure | NFC antenna with interleaved coils |
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