JPH0887025A - アクティブマトリックスパネル - Google Patents

アクティブマトリックスパネル

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JPH0887025A
JPH0887025A JP24872994A JP24872994A JPH0887025A JP H0887025 A JPH0887025 A JP H0887025A JP 24872994 A JP24872994 A JP 24872994A JP 24872994 A JP24872994 A JP 24872994A JP H0887025 A JPH0887025 A JP H0887025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
thin film
active matrix
film transistor
auxiliary capacitance
Prior art date
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Pending
Application number
JP24872994A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Matsumoto
広 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0887025A publication Critical patent/JPH0887025A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シールド型の補助容量電極を備えたアクティ
ブマトリックス型の液晶表示装置において、開口率を大
きくする。 【構成】 薄膜トランジスタ34のチャネル保護膜40
をゲート電極37をマスクとした裏面露光によるセルフ
アライメントにより形成し、薄膜トランジスタ34をセ
ルフアライメント構造とする。この結果、薄膜トランジ
スタ34を小型化することができ、これに伴いゲート電
極37とソース電極42間の寄生容量を小さくすること
ができ、そしてその分だけ補助容量電極36と画素電極
35の重なり度合を小さくして補助容量を小さくするこ
とができ、したがって開口率を大きくすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はアクティブマトリック
スパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】アクティブマトリックス型の液晶表示装
置には、画素電極とドレインライン間の寄生容量の減少
を図るとともに、画素開口部の一部のエッジを形成する
ために、シールド型の補助容量電極を備えたものがあ
る。図2(A)及び(B)は従来のこのような液晶表示
装置におけるアクティブマトリックスパネルの一部を示
したものである。このアクティブマトリックスパネルで
は、ガラス基板1上にゲートライン2とドレインライン
3がマトリックス状に設けられ、その各交点近傍に薄膜
トランジスタ4、画素電極5及び補助容量電極6が設け
られた構造となっている。
【0003】すなわち、ガラス基板1の上面の所定の個
所にはゲート電極7を含むゲートライン2が形成され、
他の所定の個所には補助容量電極6が形成され、その上
面全体にはゲート絶縁膜8が形成されている。ゲート絶
縁膜8の上面の所定の個所にはアモルファスシリコンか
らなる半導体薄膜9が形成され、半導体薄膜9の上面の
中央部にはチャネル保護膜10が形成されている。半導
体薄膜9及びチャネル保護膜10の上面の両側にはn+
シリコンからなるコンタクト層11、12が形成され、
コンタクト層11、12の上面にはドレイン電極13及
びソース電極14が形成され、またこれら電極13、1
4の形成と同時にドレインライン3が形成されている。
ゲート絶縁膜8の上面の所定の個所にはITOからなる
画素電極5がソース電極14に接続されて形成されてい
る。
【0004】そして、補助容量電極6の画素電極5のほ
ぼコ字状の所定の3辺と対応する部分は画素電極5と重
ね合わされ、この重ね合わされた部分によって補助容量
部が形成されている。また、補助容量電極6の画素電極
5と重ね合わされた部分のほぼコ字状の所定の3辺は画
素開口部の一部のエッジを形成している。さらに、補助
容量電極6は、ドレインライン3及びその近傍の画素電
極5に対応する部分に設けられているとともに、接地さ
れている。そして、ドレインライン3と画素電極5間の
横方向の電界を補助容量電極6によって緩和し、これに
よりドレインライン3と画素電極5間の寄生容量の減少
を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
ようなアクティブマトリックスパネルでは、薄膜トラン
ジスタ4を非セルフアライメントにより形成している関
係から、薄膜トランジスタ4が大型化し、これに伴いゲ
ート電極7とソース電極14間の寄生容量が大きくなっ
てしまう。ゲート電極7とソース電極14間の寄生容量
が大きいと、薄膜トランジスタ4がオフする瞬間に画素
電極電位が比較的大きく低下することになる。そこで、
従来では、このような画素電極電位の低下を小さくする
ために、補助容量電極6と画素電極5の重なり度合を大
きくして、補助容量が大きくなるようにしている。しか
しながら、補助容量電極6と画素電極5の重なり度合を
大きくすると、補助容量電極6が画素開口部の一部のエ
ッジを形成するシールド型であるので、開口率が低下す
るという問題があった。この発明の目的は、開口率を大
きくすることができるアクティブマトリックスパネルを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、マトリック
ス状に設けられた走査ラインとデータラインの各交点近
傍にセルフアライメント構造の薄膜トランジスタ、画素
電極及びシールド型の補助容量電極を設けたものであ
る。
【0007】
【作用】この発明によれば、薄膜トランジスタをセルフ
アライメント構造としているので、薄膜トランジスタを
小型化することができ、これに伴いゲート電極とソース
電極間の寄生容量を小さくすることができ、そしてその
分だけ補助容量電極と画素電極の重なり度合を小さくし
て補助容量を小さくすることができ、したがって開口率
を大きくすることができる。
【0008】
【実施例】図1(A)及び(B)はこの発明の一実施例
を適用した液晶表示装置の要部を示したものである。た
だし、図1(A)は、この液晶表示装置におけるアクテ
ィブマトリックスパネル21のうち最上層の配向膜43
を省略した状態の平面図を示す。この液晶表示装置で
は、アクティブマトリックスパネル21と共通電極パネ
ル22が図示しないシール材を介して貼り合わされ、そ
の間に液晶23が封入された構造となっている。
【0009】アクティブマトリックスパネル21は、ガ
ラス基板31上にゲート(走査)ライン32とドレイン
(データ)ライン33がマトリックス状に設けられ、そ
の各交点近傍に薄膜トランジスタ34、画素電極35及
びシールド型の補助容量電極36が設けられた構造とな
っている。すなわち、ガラス基板31の上面の所定の個
所にはゲート電極37を含むゲートライン32が形成さ
れ、他の所定の個所には補助容量電極36が形成され、
その上面全体にはゲート絶縁膜38が形成されている。
ゲート絶縁膜38の上面の所定の個所にはポリシリコン
からなる半導体薄膜39が形成され、半導体薄膜39の
上面の中央部にはチャネル保護膜40が形成されてい
る。この場合、チャネル保護膜40は、ゲート電極37
をマスクとした裏面露光によるセルフアライメントによ
り形成されている。また、チャネル保護膜40の両側に
おける半導体薄膜39は、n型不純物の注入によりn型
不純物注入領域とされている。これらn型不純物注入領
域の各上面にはドレイン電極41及びソース電極42が
形成され、またこれら電極41、42の形成と同時にド
レインライン33が形成されている。この場合、ドレイ
ン電極41及びソース電極42をクロム等のシリサイド
化可能な金属によって形成すると、これら電極41、4
2と半導体薄膜39間にシリサイド層(図示せず)が形
成される。ゲート絶縁膜38の上面の所定の個所にはI
TOからなる画素電極35がソース電極42に接続され
て形成されている。そして、全上面には配向膜43が形
成されている。
【0010】そして、補助容量電極36の画素電極35
のほぼコ字状の所定の3辺と対応する部分は画素電極3
5と重ね合わされ、この重ね合わされた部分によって補
助容量部が形成されている。また、補助容量電極36の
画素電極35と重ね合わされた部分のほぼコ字状の所定
の3辺は画素開口部の一部のエッジを形成している。さ
らに、補助容量電極36は、ドレインライン33及びそ
の近傍の画素電極35に対応する部分に設けられている
とともに、接地されている。そして、ドレインライン3
3と画素電極35間の横方向の電界を補助容量電極36
によって緩和し、これによりドレインライン33と画素
電極35間の寄生容量の減少を図っている。
【0011】ところで、このアクティブマトリックスパ
ネル21では、薄膜トランジスタ34のチャネル保護膜
40をゲート電極37をマスクとした裏面露光によるセ
ルフアライメントにより形成しているので、薄膜トラン
ジスタ34をセルフアライメント構造とすることができ
る。この結果、薄膜トランジスタ34を小型化すること
ができ、これに伴いゲート電極37とソース電極42間
の寄生容量を小さくすることができ、そしてその分だけ
補助容量電極36と画素電極35の重なり度合を小さく
して補助容量を小さくすることができ、したがって開口
率を大きくすることができる。
【0012】一方、共通電極パネル22はガラス基板5
1を備えている。ガラス基板51の下面の各所定の個所
にはブラックマスク52及びカラーフィルタ53が形成
されている。ブラックマスク52及びカラーフィルタ5
3の下面にはITOからなる共通電極54が形成され、
共通電極54の下面には配向膜55が形成されている。
【0013】ところで、アクティブマトリックスパネル
21と共通電極パネル22を図示しないシール材を介し
て貼り合わせる場合、5〜8μm程度の位置ずれが生じ
ることがある。そこで、この液晶表示装置では、このよ
うな位置ずれに対応することができるようになってい
る。次に、これについて説明する。図1(A)において
一点鎖線で示すものは、アクティブマトリックスパネル
21と共通電極パネル22を位置ずれを生じることなく
貼り合わせた場合におけるカラーフィルタ53の外形、
つまりブラックマスク52の開口部52aを示す。この
場合、ブラックマスク52の開口部52aの所定の3辺
は、ほぼコ字状であって、画素電極35のエッジと補助
容量電極36のエッジの中間に位置している。
【0014】さて、画素電極35と補助容量電極36の
重なり部の間隔Tを10〜16μm程度とすると、アク
ティブマトリックスパネル21と共通電極パネル22を
貼り合わせたとき、5〜8μm程度の位置ずれが左右方
向あるいは上下方向に生じても、ブラックマスク52の
開口部52aのほぼコ字状の所定の3辺が補助容量電極
36のエッジから食み出さないようにすることができ
る。したがって、このようにすると、アクティブマトリ
ックスパネル21と共通電極パネル22を貼り合わせた
とき、左右方向の位置ずれが生じても、開口率が変化し
ないようにすることができる。一方、上下方向の位置ず
れが生じた場合には、このうちの一の方向については開
口率が減少するが、他の方向については開口率が変化し
ないようにすることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、薄膜トランジスタをセルフアライメント構造として
いるので、薄膜トランジスタを小型化することができ、
これに伴いゲート電極とソース電極間の寄生容量を小さ
くすることができ、そしてその分だけ補助容量電極と画
素電極の重なり度合を小さくして補助容量を小さくする
ことができ、したがって開口率を大きくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の一実施例を適用した液晶表
示装置の要部の平面図、(B)はそのB−B線に沿う断
面図。
【図2】(A)は従来のアクティブマトリックスパネル
の一部の平面図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。
【符号の説明】
21 アクティブマトリックスパネル 32 ゲート(走査)ライン 33 ドレイン(データ)ライン 34 薄膜トランジスタ 35 画素電極 36 補助容量電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリックス状に設けられた走査ライン
    とデータラインの各交点近傍にセルフアライメント構造
    の薄膜トランジスタ、画素電極及びシールド型の補助容
    量電極を設けたことを特徴とするアクティブマトリック
    スパネル。
  2. 【請求項2】 前記アクティブマトリックスパネルは液
    晶を介して対向配置された1対の基板を含み、前記薄膜
    トランジスタ、画素電極及び補助容量電極は一方の基板
    上に形成され、他方の基板上には、開口部を有するブラ
    ックマスクが形成されていることを特徴とする請求項1
    記載のアクティブマトリックスパネル。
  3. 【請求項3】 前記他方の基板に形成されたブラックマ
    スクはその開口部を形成するエッジがデータラインと補
    助容量電極のエッジの中間に位置していることを特徴と
    する請求項2記載のアクティブマトリックスパネル。
JP24872994A 1994-09-16 1994-09-16 アクティブマトリックスパネル Pending JPH0887025A (ja)

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