JP3326832B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示装置、特にアクティ
ブマトリクス型の液晶ディスプレイに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、2枚の基板間に液晶を挟持し、少
なくとも一方の基板上にスイッチング素子を形成したア
クティブマトリクス液晶表示装置の一画素部分は、たと
えば図1、及び図1のX−X’間に於ける断面図である
図2に示す様な構成となっている。ガラス、石英、サフ
ァイア等の基板11上に不純物を添加した多結晶シリコ
ン等のN+ シリコン薄膜からなるソース領域12・ドレ
イン領域13が形成されている。これらのソース領域1
2・ドレイン領域13の上側に接して、この両者を結ぶ
様に多結晶シリコン等のシリコン薄膜からなるチャネル
領域14が設けられている。これら全体をシリコン酸化
膜等の絶縁膜から成るゲート絶縁膜15が被覆してお
り、この上に金属、透明導電膜等から成るゲート電極、
兼走査線16が形成されている。この上に、シリコン酸
化膜等の絶縁膜から成る層間絶縁膜17が被膜してお
り、コンタクト・ホール18を介して、金属、透明導電
膜等から成る信号線19、同じく画素電極20がソース
領域12・ドレイン領域13に各々接続されている。こ
の時、画素電極20は前段の走査線に重なっており、保
持容量を形成している。この様に画素電極と信号線は同
一平面上に形成するのが一般的である。
【0003】しかしこの場合、画素電極と信号線がショ
ートしない様に間隔をあけなければならず、開口率の低
下が問題となる。 その対策として、信号線を先に形成
し、その上に絶縁膜を堆積した後、画素電極を形成する
方法が提案されている。この方法を用いると、画素電極
を信号線上にまで延ばす事が出来るので、大幅な開口率
の向上が期待出来る。その一例を図3、及び図3のX−
X’間に於ける断面図である図4に示す。ガラス、石
英、サファイア等の基板31上に不純物を添加した多結
晶シリコン等のN+ シリコン薄膜からなるソース領域3
2・ドレイン領域33が形成されている。これらのソー
ス領域32・ドレイン領域33の上側に接して、この両
者を結ぶ様に多結晶シリコン等のシリコン薄膜からなる
チャネル領域34が設けられている。これら全体をシリ
コン酸化膜等の絶縁膜から成るゲート絶縁膜35が被覆
しており、この上に金属、透明導電膜等から成るゲート
電極、兼走査線36が形成されている。この上に、シリ
コン酸化膜等の絶縁膜から成る層間絶縁膜37が被膜し
ており、コンタクト・ホール38を介して、金属、透明
導電膜等から成る信号線39がソース領域32と接続さ
れている。この上に、第二の層間絶縁膜40が堆積さ
れ、第二のコンタクト・ホール41を介して、画素電極
42がドレイン領域33と接続されている。この時、画
素電極20は前段の走査線に重なって、保持容量を形成
すると共に、信号線上にも延びて開口率を向上させてい
る。信号線と画素電極を重ね合わせた場合、クロストー
クの発生が危惧されるが、信号線上に堆積する絶縁膜を
充分厚くする事で回避できる。その理由から、この絶縁
膜には、膜厚を厚くでき、また比較的誘電率の小さいポ
リイミドが用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、画素電極を信
号線や走査線上に延ばす事で開口率は向上するものの、
その効果には限界がある。即ち、従来の技術では全ての
画素電極を同時に形成する為、画素電極と、それと隣合
う画素電極の間には必然的にスペースが生じる。このス
ペースは、マスク設計の際のデザイン・ルールで決定さ
れ、このスペースが大きい程開口率が低下する。
【0005】本発明は以上の様な問題点を解決するもの
であり、その目的とするところは、画素電極間のスペー
スを小さく、或は無くす方法を提案する事である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、基板上に配置された複数の走査線及び複数の信号線
と、前記走査線及び前記信号線の交点に対応して配置さ
れるスイッチング素子及び当該スイッチング素子に接続
される画素電極とを有する液晶表示装置において、前記
画素電極のうち互いに隣接する第一のスイッチング素子
に対応する第一の画素電極と、第二のスイッチング素子
に対応する第二の画素電極は、基板面からの高さが異な
る別の面上に各々設けられ、かつ前記第一の画素電極と
第二の画素電極とは、互いに隣接する位置において端部
絶縁膜を介して重なり合っており前記絶縁膜を介し
ての第一及び第二の画素電極の端部の重なりは、前記第
一の画素電極上に絶縁膜が形成され、該絶縁膜上に前記
第二の画素電極の端部が前記第一の画素電極の端部に重
なり合うよう形成されることにより設けられ、また前記
第一の画素電極と前記第二の画素電極の重なり合う部分
は、前記信号線又は前記走査線の上に層間絶縁膜を介し
て重なることを特徴とする。
【0007】
【作用】少なくとも隣合う画素電極を別々の工程で、且
つ別平面上に画素電極の端部が重なり合うように形成す
事で、画素電極間のスペースを全く無くす事が出来
る。これにより開口率の増大が可能となり、優れた画質
の液晶表示装置の実現が可能となった。
【0008】
【実施例】
(実施例1)図5は本発明の実施例を示す構造断面図で
ある。ガラス基板501上にN+ ポリシリコンからなる
ソース領域502・ドレイン領域503が形成され、こ
れらソース領域502・ドレイン領域503の上側に接
して、この両者を結ぶ様にポリシリコンからなるチャネ
ル領域504が設けられている。これら全体をシリコン
酸化膜から成るゲート絶縁膜505が被覆しており、こ
の上にゲート電極、兼走査線506が形成されている。
【0009】この上に、シリコン酸化膜から成る層間絶
縁膜507が被膜しており、コンタクト・ホール508
を介して、アルミニウムから成る信号線509がソース
領域502と接続されている。この上に、ポリイミド膜
510が堆積されており、第二のコンタクト・ホール5
11を介して、第一の画素電極512がドレイン領域5
03と接続されている。同時に、この第一の画素電極5
12は信号線509に重なっている。更にこの上に、第
二のポリイミド膜513が堆積されており、第三のコン
タクト・ホール514を介して、第二の画素電極515
がドレイン領域503と接続されている。同時に、この
第二の画素電極515は信号線509と、隣合う第一の
画素電極512に重なっている。
【0010】(実施例2)図6は本発明の他の実施例を
示す構造断面図である。ガラス基板601上に、N+
リシリコンからなるソース領域602・ドレイン領域6
03が形成され、これらソース領域602・ドレイン領
域603に接して、この両者を結ぶ様にポリシリコンか
らなるチャネル領域604が設けられている。これら全
体をシリコン酸化膜から成るゲート絶縁膜605が被覆
しており、この上にゲート電極、兼走査線606が形成
されている。
【0011】この上に、シリコン酸化膜から成る層間絶
縁膜607が被膜しており、コンタクト・ホール608
を介して、アルミニウムから成る信号線609がソース
領域602と接続されている。この上に、ポリイミド膜
610が堆積されており、第二のコンタクト・ホール6
11を介して、第一の画素電極612がドレイン領域6
03と接続されている。同時に、この第一の画素電極6
12は信号線609に重なっている。更にこの上に、第
二のポリイミド膜613が堆積されており、第三のコン
タクト・ホール614を介して、第二の画素電極615
がドレイン領域603と接続されている。同時に、この
第二の画素電極615は信号線609と重なっている。
また、図示しないが、この第二の画素電極615は走査
線606とも重なっていて、信号線609、走査線60
6は、遮光膜の役割も兼ねている。
【0012】以上、本発明を実現する為の実施例の一例
を説明した。ここでは信号線上に形成する絶縁膜や、画
素電極間に形成する絶縁膜として、ポリイミド膜を用い
ているが、それ以外に例えばシリコン酸化膜等であって
も本発明の主旨を逸しない。
【0013】
【発明の効果】本発明を用いる事により、開口率が大き
く出来、優れた画質の液晶表示装置の実現が可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来型のアクティブマトリクス液晶表示装置に
於ける一画素部分の例を示す図である。
【図2】図1のX−X’間に於ける断面図である。
【図3】従来型のアクティブマトリクス液晶表示装置に
於ける一画素部分の他の例を示す図である。
【図4】図3のX−X’間に於ける断面図である。
【図5】本発明の実施例を示す構造断面図である。
【図6】本発明の実施例を実現する為の工程断面図であ
る。
【符号の説明】
11,31,501,601・・・基板 12,32,502,602・・・ソース領域 13,33,503,603・・・ドレイン領域 14,34,504,604・・・チャネル領域 15,35,505,605・・・ゲート絶縁膜 16,36,506,606・・・ゲート電極及び走査
線 17,37,507,607・・・層間絶縁膜 18,38,508,608・・・コンタクト・ホール 19,39,509,609・・・信号線 510,610・・・ポリイミド膜 20,42,512,612・・・画素電極 40・・・第二の層間絶縁膜 41,511,611・・・第二のコンタクト・ホール 515,615・・・第二の画素電極 513,613・・・第二のポリイミド膜 514,614・・・第三のコンタクト・ホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1343 G02F 1/1333 G02F 1/1362

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に配置された複数の走査線及び複
    数の信号線と、前記走査線及び前記信号線の交点に対応
    して配置されるスイッチング素子及び当該スイッチング
    素子に接続される画素電極とを有する液晶表示装置にお
    いて、 前記画素電極のうち互いに隣接する第一のスイッチング
    素子に対応する第一の画素電極と、第二のスイッチング
    素子に対応する第二の画素電極は、前記基板の基板面か
    らの高さが異なる別の面上に各々設けられ、かつ前記
    一の画素電極と第二の画素電極とは、互いに隣接する位
    置において端部が絶縁膜を介して重なり合っており前記絶縁膜を介しての第一及び第二の画素電極の端部の
    重なりは、前記第一の画素電極上に絶縁膜が形成され、
    該絶縁膜上に前記第二の画素電極の端部が前記第一の画
    素電極の端部に重なり合うよう形成されることにより設
    けられまた 前記第一の画素電極と前記第二の画素電極の重なり
    合う部分は、前記信号線又は前記走査線の上に層間絶縁
    膜を介して重なることを特徴とする液晶表示装置。
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