JPH0886996A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JPH0886996A JPH0886996A JP6248652A JP24865294A JPH0886996A JP H0886996 A JPH0886996 A JP H0886996A JP 6248652 A JP6248652 A JP 6248652A JP 24865294 A JP24865294 A JP 24865294A JP H0886996 A JPH0886996 A JP H0886996A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- crystal display
- display element
- power consumption
- reduced
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】画像情報の認識を可能とした上で消費電力の低
減を図る。 【構成】マウス15やキーボード16が一定時間操作さ
れない場合には、駆動波形/調光回路制御スイッチ17
はオフとなり、液晶表示素子Pはスタティックモード
(メモリー状態)となり、液晶表示素子Pの消費電力は
5Wだけ低下される。また、調光回路3からインバータ
2へは調光制御信号が印加され、バックライト装置Bの
消費電力は36Wから18Wに低減される。これによ
り、バックライト装置Bの輝度は50%だけ低減され、
消費電力の低減が図られているにもかかわらず、オペレ
ータは液晶表示素子Pの表示内容を確認できる。
減を図る。 【構成】マウス15やキーボード16が一定時間操作さ
れない場合には、駆動波形/調光回路制御スイッチ17
はオフとなり、液晶表示素子Pはスタティックモード
(メモリー状態)となり、液晶表示素子Pの消費電力は
5Wだけ低下される。また、調光回路3からインバータ
2へは調光制御信号が印加され、バックライト装置Bの
消費電力は36Wから18Wに低減される。これによ
り、バックライト装置Bの輝度は50%だけ低減され、
消費電力の低減が図られているにもかかわらず、オペレ
ータは液晶表示素子Pの表示内容を確認できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には、液晶表示
素子に光を当てて情報を表示する液晶表示装置に係り、
詳しくは消費電力を低減する機構に関する。
素子に光を当てて情報を表示する液晶表示装置に係り、
詳しくは消費電力を低減する機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、メモリー性を有する強誘電性
液晶を利用した液晶表示素子はワープロやパソコン等の
OA機器において情報を表示するために広く用いられて
おり、該液晶表示素子はバックライト装置によって照明
され、該液晶表示素子が表示する情報の認識が容易とな
るように構成されている。
液晶を利用した液晶表示素子はワープロやパソコン等の
OA機器において情報を表示するために広く用いられて
おり、該液晶表示素子はバックライト装置によって照明
され、該液晶表示素子が表示する情報の認識が容易とな
るように構成されている。
【0003】そして、これらのOA機器においては、消
費電力の低減を図るべく種々の対策が施されており、一
定時間キーボードやマウスの操作が行われない場合や、
演算処理を行っている最中で表示内容に変更のない場合
には、上記バックライト装置をオフにしたり、消費電力
が変わらないように構成されている。
費電力の低減を図るべく種々の対策が施されており、一
定時間キーボードやマウスの操作が行われない場合や、
演算処理を行っている最中で表示内容に変更のない場合
には、上記バックライト装置をオフにしたり、消費電力
が変わらないように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにバックライト装置をオフにした場合には、液晶表
示素子によって表示されている情報(画像内容や処理内
容)の確認ができなくなってしまう点で問題であった。
ようにバックライト装置をオフにした場合には、液晶表
示素子によって表示されている情報(画像内容や処理内
容)の確認ができなくなってしまう点で問題であった。
【0005】そこで、本発明は、画像情報が認識可能な
範囲でバックライト装置の輝度を低下させることによ
り、消費電力の低減と画像情報の確認とが可能な液晶表
示装置を提供することを目的とするものである。
範囲でバックライト装置の輝度を低下させることによ
り、消費電力の低減と画像情報の確認とが可能な液晶表
示装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、一対の基板間に液晶が注入さ
れて構成される液晶表示素子と、該液晶表示素子の表示
内容を変更する操作手段と、前記液晶表示素子を照明し
てその表示内容を認識せしめるバックライト装置と、を
備えた液晶表示装置において、前記バックライト装置に
電圧を印加する電圧印加手段と、該電圧印加手段を調整
する電圧調整手段と、一定時間前記操作手段が操作され
ないことを検知する検知手段と、を備え、かつ、前記操
作手段が一定時間操作されないと前記検知手段が検知し
た場合には、前記電圧調整手段が前記電圧印加手段を調
整して前記バックライト装置に印加される電圧を低減
し、画像情報が認識可能な範囲で前記バックライト装置
の輝度を低下させる、ことを特徴とする。この場合、前
記液晶表示素子がメモリー性を有する、ようにすると好
ましい。
みなされたものであって、一対の基板間に液晶が注入さ
れて構成される液晶表示素子と、該液晶表示素子の表示
内容を変更する操作手段と、前記液晶表示素子を照明し
てその表示内容を認識せしめるバックライト装置と、を
備えた液晶表示装置において、前記バックライト装置に
電圧を印加する電圧印加手段と、該電圧印加手段を調整
する電圧調整手段と、一定時間前記操作手段が操作され
ないことを検知する検知手段と、を備え、かつ、前記操
作手段が一定時間操作されないと前記検知手段が検知し
た場合には、前記電圧調整手段が前記電圧印加手段を調
整して前記バックライト装置に印加される電圧を低減
し、画像情報が認識可能な範囲で前記バックライト装置
の輝度を低下させる、ことを特徴とする。この場合、前
記液晶表示素子がメモリー性を有する、ようにすると好
ましい。
【0007】
【作用】以上構成に基づき、操作手段を操作した場合に
は液晶表示素子の表示内容は適宜変更される。一方、電
圧印加手段はバックライト装置に電圧を印加し、バック
ライト装置は液晶表示素子を照明する。これにより、液
晶表示素子の表示内容が容易に認識されることとなる。
は液晶表示素子の表示内容は適宜変更される。一方、電
圧印加手段はバックライト装置に電圧を印加し、バック
ライト装置は液晶表示素子を照明する。これにより、液
晶表示素子の表示内容が容易に認識されることとなる。
【0008】また、前記操作手段が一定時間操作されな
い場合には検知手段がそれを検知して、電圧調整手段を
駆動する。すると、該電圧調整手段は前記電圧印加手段
を調整して前記バックライト装置に印加される電圧を低
減し、画像情報が認識可能な範囲で前記バックライト装
置の輝度を低下させる。
い場合には検知手段がそれを検知して、電圧調整手段を
駆動する。すると、該電圧調整手段は前記電圧印加手段
を調整して前記バックライト装置に印加される電圧を低
減し、画像情報が認識可能な範囲で前記バックライト装
置の輝度を低下させる。
【0009】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0010】本実施例に係る液晶表示装置1は、種々の
情報を表示する液晶表示素子Pを備えている。この液晶
表示素子Pは、透明電極、絶縁膜、及び配向制御膜等が
それぞれ形成された一対のガラス基板を有しており、こ
れらの基板は相対向するように配置されている。そし
て、これらの基板の間には強誘電性液晶(不図示)が挟
持されており、液晶表示素子Pがメモリー性を有するよ
うに構成されている。
情報を表示する液晶表示素子Pを備えている。この液晶
表示素子Pは、透明電極、絶縁膜、及び配向制御膜等が
それぞれ形成された一対のガラス基板を有しており、こ
れらの基板は相対向するように配置されている。そし
て、これらの基板の間には強誘電性液晶(不図示)が挟
持されており、液晶表示素子Pがメモリー性を有するよ
うに構成されている。
【0011】そして、かかる液晶表示素子Pを照明する
ようにバックライト装置Bが配置されており、液晶表示
素子Pに光を照射してその表示情報を容易に認識できる
ように構成されている。また、バックライト装置Bには
インバータ(電圧印加手段)2が接続されており、所定
の電圧がバックライト装置Bに印加されるように構成さ
れている。さらに、このインバータ2には調光回路(電
圧調整手段)3が接続されており、インバータ2によっ
てバックライト装置Bに印加する電圧を調整することに
より、バックライト装置Bの輝度を調整するように構成
されている。
ようにバックライト装置Bが配置されており、液晶表示
素子Pに光を照射してその表示情報を容易に認識できる
ように構成されている。また、バックライト装置Bには
インバータ(電圧印加手段)2が接続されており、所定
の電圧がバックライト装置Bに印加されるように構成さ
れている。さらに、このインバータ2には調光回路(電
圧調整手段)3が接続されており、インバータ2によっ
てバックライト装置Bに印加する電圧を調整することに
より、バックライト装置Bの輝度を調整するように構成
されている。
【0012】一方、液晶表示素子Pには走査信号印加回
路5及び情報信号印加回路6が接続されており、これら
の回路5,6は、情報表示ための信号(走査信号及び情
報信号)を液晶表示素子Pの走査電極(不図示)及び情
報電極(不図示)に印加するようになっている。また、
これらの走査信号印加回路5及び情報信号印加回路6に
は、走査信号制御回路7及び情報信号制御回路9、駆動
制御回路10、及びグラフィックコントローラ11が順
に接続されており、与えられるデータに応じて所定の信
号を発生するように構成されている。さらに、グラフィ
ックコントローラ11にはデータ検知回路12が接続さ
れており、このデータ検知回路12にはCPU13が接
続されている。また、このCPU13にはマウス15や
キーボード16が接続されており、オペレータはこれら
のマウス15等を使って種々の処理を行えるように構成
されている。
路5及び情報信号印加回路6が接続されており、これら
の回路5,6は、情報表示ための信号(走査信号及び情
報信号)を液晶表示素子Pの走査電極(不図示)及び情
報電極(不図示)に印加するようになっている。また、
これらの走査信号印加回路5及び情報信号印加回路6に
は、走査信号制御回路7及び情報信号制御回路9、駆動
制御回路10、及びグラフィックコントローラ11が順
に接続されており、与えられるデータに応じて所定の信
号を発生するように構成されている。さらに、グラフィ
ックコントローラ11にはデータ検知回路12が接続さ
れており、このデータ検知回路12にはCPU13が接
続されている。また、このCPU13にはマウス15や
キーボード16が接続されており、オペレータはこれら
のマウス15等を使って種々の処理を行えるように構成
されている。
【0013】さらに、上述したグラフィックコントロー
ラ11には駆動波形/調光回路制御スイッチ17が内蔵
されており、マウス15やキーボード16が一定時間操
作されない場合や、CPU13によって一定時間の演算
処理が行われると判断した場合には、調光回路3に対し
て信号を送るように構成されている。
ラ11には駆動波形/調光回路制御スイッチ17が内蔵
されており、マウス15やキーボード16が一定時間操
作されない場合や、CPU13によって一定時間の演算
処理が行われると判断した場合には、調光回路3に対し
て信号を送るように構成されている。
【0014】なお、上述したバックライト装置Bは、例
えば4本の熱陰極管によって構成されており、消費電力
は36W程度である。そして、本実施例においては、マ
ウス15等が操作されない場合には4本の熱陰極管を全
て点灯させた状態で、かつ消費電力を36Wから18W
に低減するように構成されている。また、本実施例にお
いて液晶表示素子Pを駆動するために必要な電力は14
W程度であり、マウス15等が操作されない場合には、
該電力が5W程度低減されるようになっている。
えば4本の熱陰極管によって構成されており、消費電力
は36W程度である。そして、本実施例においては、マ
ウス15等が操作されない場合には4本の熱陰極管を全
て点灯させた状態で、かつ消費電力を36Wから18W
に低減するように構成されている。また、本実施例にお
いて液晶表示素子Pを駆動するために必要な電力は14
W程度であり、マウス15等が操作されない場合には、
該電力が5W程度低減されるようになっている。
【0015】ついで、本実施例の作用について説明す
る。
る。
【0016】いま、オペレータがマウス15やキーボー
ド16を操作すると、グラフィックコントローラ11か
ら駆動制御回路10にはデータが送られ、該データは走
査信号制御回路7と情報信号制御回路9とによってアド
レスデータと表示データとに変換され、さらにこれらの
データは走査信号印加回路5及び情報信号印加回路6に
送られる。そして、このうちの走査信号印加回路5は上
記データに従って走査信号を発生し、液晶表示素子Pの
走査電極(不図示)に印加する。また、情報信号印加回
路6は、上記表示データに従って情報信号を発生し、該
信号を液晶表示素子Pの情報電極(不図示)に印加す
る。これにより、液晶表示素子Pの表示内容はマウス1
5やキーボード16の操作に伴って変更される。
ド16を操作すると、グラフィックコントローラ11か
ら駆動制御回路10にはデータが送られ、該データは走
査信号制御回路7と情報信号制御回路9とによってアド
レスデータと表示データとに変換され、さらにこれらの
データは走査信号印加回路5及び情報信号印加回路6に
送られる。そして、このうちの走査信号印加回路5は上
記データに従って走査信号を発生し、液晶表示素子Pの
走査電極(不図示)に印加する。また、情報信号印加回
路6は、上記表示データに従って情報信号を発生し、該
信号を液晶表示素子Pの情報電極(不図示)に印加す
る。これにより、液晶表示素子Pの表示内容はマウス1
5やキーボード16の操作に伴って変更される。
【0017】一方、マウス15やキーボード16が一定
時間操作されない場合には、グラフィックコントローラ
11からはデータは発信されず、駆動波形/調光回路制
御スイッチ17はオフとなり、液晶表示素子Pの走査電
極及び情報電極の電位は、駆動制御回路10によって等
しくされる。そして、この液晶表示素子Pはスタティッ
クモード(メモリー状態)となり、消費電力は5Wだけ
低下される。また、駆動波形/調光回路制御スイッチ1
7のオフに伴い調光回路3からインバータ2へは調光制
御信号が印加され、インバータ2はバックライト装置B
の消費電力を36Wから18Wに低減し、バックライト
装置Bの発光輝度を50%だけ低下する。そして、一定
時間の演算処理が終了するか、マウス15やキーボード
16が操作された場合には、バックライト装置Bの輝度
は速やかに復元されることとなる。
時間操作されない場合には、グラフィックコントローラ
11からはデータは発信されず、駆動波形/調光回路制
御スイッチ17はオフとなり、液晶表示素子Pの走査電
極及び情報電極の電位は、駆動制御回路10によって等
しくされる。そして、この液晶表示素子Pはスタティッ
クモード(メモリー状態)となり、消費電力は5Wだけ
低下される。また、駆動波形/調光回路制御スイッチ1
7のオフに伴い調光回路3からインバータ2へは調光制
御信号が印加され、インバータ2はバックライト装置B
の消費電力を36Wから18Wに低減し、バックライト
装置Bの発光輝度を50%だけ低下する。そして、一定
時間の演算処理が終了するか、マウス15やキーボード
16が操作された場合には、バックライト装置Bの輝度
は速やかに復元されることとなる。
【0018】なお、CPU13によって演算処理が行わ
れる場合は、該CPU13からデータ検知回路12を介
して演算結果がデータとしてグラフィックコントローラ
11に送られる。そして、CPU13が演算処理を行っ
ている間はグラフィックコントローラ11へはデータは
送られず、駆動波形/調光回路制御スイッチ17はオフ
となっている。このため、上述と同様に、液晶表示素子
Pの走査電極及び情報電極の電位は、駆動制御回路10
によって等しくされる。そして、この液晶表示素子Pは
スタティックモード(メモリー状態)となり、消費電力
は5Wだけ低下される。また、駆動波形/調光回路制御
スイッチ17のオフに伴い調光回路3からインバータ2
へは調光制御信号が印加され、インバータ2はバックラ
イト装置Bの消費電力を36Wから18Wに低減し、バ
ックライト装置Bの発光輝度を50%だけ低下する。そ
して、一定時間の演算処理が終了するか、マウス15や
キーボード16が操作された場合には、バックライト装
置Bの輝度は速やかに復元されることとなる。
れる場合は、該CPU13からデータ検知回路12を介
して演算結果がデータとしてグラフィックコントローラ
11に送られる。そして、CPU13が演算処理を行っ
ている間はグラフィックコントローラ11へはデータは
送られず、駆動波形/調光回路制御スイッチ17はオフ
となっている。このため、上述と同様に、液晶表示素子
Pの走査電極及び情報電極の電位は、駆動制御回路10
によって等しくされる。そして、この液晶表示素子Pは
スタティックモード(メモリー状態)となり、消費電力
は5Wだけ低下される。また、駆動波形/調光回路制御
スイッチ17のオフに伴い調光回路3からインバータ2
へは調光制御信号が印加され、インバータ2はバックラ
イト装置Bの消費電力を36Wから18Wに低減し、バ
ックライト装置Bの発光輝度を50%だけ低下する。そ
して、一定時間の演算処理が終了するか、マウス15や
キーボード16が操作された場合には、バックライト装
置Bの輝度は速やかに復元されることとなる。
【0019】ついで、本実施例の効果について説明す
る。
る。
【0020】本実施例によれば、バックライト装置Bの
消費電力が36Wから18Wに低減され、かつ液晶表示
素子Pの消費電力が14Wから9Wに低減される。した
がって、該消費電力は、50Wから27Wに低減され、
消費電力の節約が可能となる。また、バックライト装置
Bの輝度低減は画像情報が認識可能な範囲で行われ、か
つ、液晶表示素子Pはメモリー性を有するものであるこ
とから表示内容は維持される。したがって、上述のよう
に消費電力を低減している最中であっても液晶表示素子
の表示内容の確認が可能であり、オペレータの操作や処
理に支障はない。
消費電力が36Wから18Wに低減され、かつ液晶表示
素子Pの消費電力が14Wから9Wに低減される。した
がって、該消費電力は、50Wから27Wに低減され、
消費電力の節約が可能となる。また、バックライト装置
Bの輝度低減は画像情報が認識可能な範囲で行われ、か
つ、液晶表示素子Pはメモリー性を有するものであるこ
とから表示内容は維持される。したがって、上述のよう
に消費電力を低減している最中であっても液晶表示素子
の表示内容の確認が可能であり、オペレータの操作や処
理に支障はない。
【0021】なお、上述実施例においては4本全ての熱
陰極管を点灯させたまま消費電力を低減せしめたが、も
ちろんこれに限る必要はなく、いくつかの熱陰極管を消
灯させると共に残りの熱陰極管を点灯し続けることによ
って消費電力の低減を図るようにしてもよい。例えば、
2本の熱陰極管を消灯させた場合には消費電力は36W
から18Wに低減され、また液晶表示素子Pの駆動電力
を5Wだけ低減した場合には、合計で23Wの消費電力
の低減が図れる。また、点灯させている2本の電力をさ
らに半分に低減させた場合には消費電力は9Wとなり、
その場合には32Wの消費電力の低減が図れる。
陰極管を点灯させたまま消費電力を低減せしめたが、も
ちろんこれに限る必要はなく、いくつかの熱陰極管を消
灯させると共に残りの熱陰極管を点灯し続けることによ
って消費電力の低減を図るようにしてもよい。例えば、
2本の熱陰極管を消灯させた場合には消費電力は36W
から18Wに低減され、また液晶表示素子Pの駆動電力
を5Wだけ低減した場合には、合計で23Wの消費電力
の低減が図れる。また、点灯させている2本の電力をさ
らに半分に低減させた場合には消費電力は9Wとなり、
その場合には32Wの消費電力の低減が図れる。
【0022】さらに、上述実施例においては、CPU1
3の演算処理が終了して演算結果がグラフィックコント
ローラ11に送られた場合には輝度を復元させるものと
したが、もちろんこれに限る必要はない。例えば、CP
U13で演算処理を連続して行い、データがグラフィッ
クコントローラ11に連続して送られて液晶表示素子P
の表示内容が順次変更され、かつ、オペレータがマウス
15等を操作しないような場合には、バックライト装置
Bの輝度を低減させた状態に保持するようにしてもよ
い。なお、かかる場合に消費電力を低減する方法として
は、上述したと同様の方法でよく、4本の熱陰極管全て
について消費電力を低減させたり、2本だけを消灯させ
たりすればよい。
3の演算処理が終了して演算結果がグラフィックコント
ローラ11に送られた場合には輝度を復元させるものと
したが、もちろんこれに限る必要はない。例えば、CP
U13で演算処理を連続して行い、データがグラフィッ
クコントローラ11に連続して送られて液晶表示素子P
の表示内容が順次変更され、かつ、オペレータがマウス
15等を操作しないような場合には、バックライト装置
Bの輝度を低減させた状態に保持するようにしてもよ
い。なお、かかる場合に消費電力を低減する方法として
は、上述したと同様の方法でよく、4本の熱陰極管全て
について消費電力を低減させたり、2本だけを消灯させ
たりすればよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
操作手段が一定時間操作されない場合にはバックライト
装置の輝度が低減されるため、消費電力を節約すること
ができる。また、かかるバックライト装置の輝度の低減
は、画像情報が認識可能な範囲で行われることから、液
晶表示素子の表示内容の確認が可能である。
操作手段が一定時間操作されない場合にはバックライト
装置の輝度が低減されるため、消費電力を節約すること
ができる。また、かかるバックライト装置の輝度の低減
は、画像情報が認識可能な範囲で行われることから、液
晶表示素子の表示内容の確認が可能である。
【0024】さらに、本発明に係る液晶表示装置をメモ
リー性を有する液晶表示素子で構成した場合には、表示
内容を維持したままで液晶表示素子の駆動電力を低減す
ることができる。したがって、上述と同様に、液晶表示
素子の表示内容の確認を可能としたままで、さらに消費
電力を低減することができる。
リー性を有する液晶表示素子で構成した場合には、表示
内容を維持したままで液晶表示素子の駆動電力を低減す
ることができる。したがって、上述と同様に、液晶表示
素子の表示内容の確認を可能としたままで、さらに消費
電力を低減することができる。
【図1】本発明に係る液晶表示装置の一実施例を説明す
るためのブロック図。
るためのブロック図。
1 液晶表示装置 2 インバータ(電圧印加手段) 3 調光回路(電圧調整手段) 15 マウス(操作手段) 16 キーボード(操作手段) 17 駆動波形/調光回路制御スイッチ(検知手
段) B バックライト装置 P 液晶表示素子
段) B バックライト装置 P 液晶表示素子
Claims (2)
- 【請求項1】 一対の基板間に液晶が注入されて構成さ
れる液晶表示素子と、該液晶表示素子の表示内容を変更
する操作手段と、前記液晶表示素子を照明してその表示
内容を認識せしめるバックライト装置と、を備えた液晶
表示装置において、 前記バックライト装置に電圧を印加する電圧印加手段
と、 該電圧印加手段を調整する電圧調整手段と、 一定時間前記操作手段が操作されないことを検知する検
知手段と、を備え、かつ、 前記操作手段が一定時間操作されないと前記検知手段が
検知した場合には、前記電圧調整手段が前記電圧印加手
段を調整して前記バックライト装置に印加される電圧を
低減し、画像情報が認識可能な範囲で前記バックライト
装置の輝度を低下させる、 ことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記液晶表示素子がメモリー性を有す
る、 ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6248652A JPH0886996A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6248652A JPH0886996A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0886996A true JPH0886996A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=17181317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6248652A Pending JPH0886996A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0886996A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6683650B1 (en) | 1997-10-02 | 2004-01-27 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Digital camera |
JP2006330517A (ja) * | 2005-05-27 | 2006-12-07 | Kyocera Mita Corp | 画像処理装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04211819A (ja) * | 1990-03-23 | 1992-08-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 情報処理装置 |
JPH05188869A (ja) * | 1992-01-14 | 1993-07-30 | Sharp Corp | 可搬式情報処理装置 |
JPH0659244A (ja) * | 1992-08-11 | 1994-03-04 | Ricoh Co Ltd | バックライト付表示装置 |
-
1994
- 1994-09-16 JP JP6248652A patent/JPH0886996A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04211819A (ja) * | 1990-03-23 | 1992-08-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 情報処理装置 |
JPH05188869A (ja) * | 1992-01-14 | 1993-07-30 | Sharp Corp | 可搬式情報処理装置 |
JPH0659244A (ja) * | 1992-08-11 | 1994-03-04 | Ricoh Co Ltd | バックライト付表示装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6683650B1 (en) | 1997-10-02 | 2004-01-27 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Digital camera |
JP2006330517A (ja) * | 2005-05-27 | 2006-12-07 | Kyocera Mita Corp | 画像処理装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH09230827A (ja) | 液晶表示装置のバックライト制御方法 | |
JP3529715B2 (ja) | 情報処理装置及び該装置における表示装置用電源電圧制御方法 | |
JPH07271323A (ja) | 液晶表示装置 | |
JPH07109455B2 (ja) | 電気光学装置の駆動方法 | |
JPH0886996A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP2003216116A (ja) | 表示装置およびその制御方法、ならびにそれを搭載した携帯情報機器 | |
US20040239609A1 (en) | Liquid crystal display, method and apparatus for driving the same | |
JP2009294499A (ja) | 液晶表示装置及び液晶表示制御装置 | |
JP2002351426A (ja) | 液晶表示装置、液晶表示装置制御方法、及び携帯端末 | |
KR100551735B1 (ko) | 액정표시장치 구동회로 | |
JP2883291B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JPH08110511A (ja) | 電気光学装置の駆動方法 | |
KR100283515B1 (ko) | 액정 표시 장치의 전원장치 및 이를 이용한 전원 발생 방법 | |
JPH09288272A (ja) | 表示装置 | |
KR20050052767A (ko) | 액정 표시 장치 및 그 구동 방법 | |
KR0145618B1 (ko) | 액정표시장치의 문자표시 반전 제어회로 | |
KR100701665B1 (ko) | 액정표시장치 및 그 구동방법 | |
KR100419702B1 (ko) | 표시 화면의 크기를 축소할 수 있는 액정 디스플레이 장치및 방법 | |
JP2572725B2 (ja) | 電気光学装置の駆動方法 | |
KR20050023011A (ko) | 액정 표시 장치용 구동 장치 및 방법 | |
JPH1185091A (ja) | 平面表示装置 | |
JP2001282162A (ja) | 電子機器 | |
JPH07276748A (ja) | 省エネルギ機能を有する画像記録装置 | |
JPS6343123A (ja) | 液晶表示装置の駆動方法 | |
JP2002082655A (ja) | 表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050201 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050404 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050607 |