JPH05188869A - 可搬式情報処理装置 - Google Patents

可搬式情報処理装置

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JPH05188869A
JPH05188869A JP4004749A JP474992A JPH05188869A JP H05188869 A JPH05188869 A JP H05188869A JP 4004749 A JP4004749 A JP 4004749A JP 474992 A JP474992 A JP 474992A JP H05188869 A JPH05188869 A JP H05188869A
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crystal display
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Hidenori Tatsumi
英典 辰巳
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Abstract

(57)【要約】 【目的】液晶表示パネル,バックライトがユーザーの意
思に反して消えてしまうことをなるべく避けながら、で
きるだけ低消費電力化を図る。 【構成】バックライト22の明るさを調整するインバー
タ回路24の出力の調整手段としてディジタルポテンシ
ョメータ26aを設ける。所定時間を超えて何らかのア
クセスもないときインバータ回路24の出力を1段階減
少させてバックライト22を減光し、このようなアクセ
ス無しの状態が繰り返すときインバータ回路24の段階
的出力減少を繰り返すが、アクセスがあったときはイン
バータ回路24の出力を初期状態に戻すようにディジタ
ルポテンショメータ26aを制御する。そして、段階的
出力減少の繰り返し回数が所定回数を超えると、バック
ライト22および液晶表示パネル20をオフにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示部として冷陰極管
などのバックライト(本明細書ではサイドライトも含む
広義のもの)付きの液晶ディスプレイを備えたラップト
ップ型やノートブック型のパーソナルコンピュータやワ
ードプロセッサなどの可搬式情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のこの種の可搬式情報処理装
置の電気的構成を示すブロック線図である。
【0003】図において、2はCPU、4はROM、6
はRAM、8はキーボード、10はフロッピーディスク
装置、12はハードディスク装置、14はVRAM、1
6は表示制御部、18はANDゲート、20は液晶表示
パネル(LCD)、22はバックライト(BL)、24
は直流を交流に変換するインバータ回路、26はバック
ライト22の明るさを調整するためにインバータ回路2
4の出力を調整する手動式ボリューム(可変抵抗器)、
28はプリンタ・インターフェイス、30は通信用とし
てモデムに接続されるRS−232Cインターフェイ
ス、32は拡張スロットである。
【0004】次に、この可搬式情報処理装置の動作を図
6〜図8に示すフローチャートに基づいて説明する。な
お、図中、符号「BLOFF」,「LCDOFF」はそ
れぞれバックライト22,液晶表示パネル20のOFF
制御信号を意味する。また、この明細書では、表記の都
合上、各符号BLOFF,LCDOFFの上に付けられ
たアクティブロウを示すバーに代えて『/』を用い、/
BLOFF,/LCDOFFのように表すこととする。
【0005】図6は初期設定のフローである。ステップ
n1で、バックライト・オフ信号/BLOFFと液晶表
示・オフ信号/LCDOFFをともに“H”レベルとす
る。
【0006】これにより、インバータ回路24がアクテ
ィブ状態となってバックライト22が点灯するととも
に、ANDゲート18が導通可能状態となって液晶表示
パネル20が表示状態となる。
【0007】なお、バックライト22の明るさは、手動
式ボリューム26の操作によって調整することができ
る。
【0008】ステップn2で、変数OFFTIMEを2
分にセットする。この変数OFFTIMEを2分と比較
的短くセットするのは、この可搬式情報処理装置がラッ
プトップ型ワープロのように電池駆動されるものである
ことを想定しているためである。つまり、何の動作もな
いまま2分間が経過すれば、バックライト22および液
晶表示パネル20を消灯して、電池の消耗をなるべく少
なくするための準備をしているのである。なお、変数O
FFTIMEの時間は設定変更することが可能である。
【0009】ステップn3で、アクセスフラグをリセッ
トして“0”にする。そして、ステップn4で、タイマ
設定として上記のOFFTIME(2分)をセットす
る。これは、変数OFFTIMEにセットされた時間
(2分)が経過するごとに、図8に示すタイマ割り込み
をかけるためである。以上で初期設定が終了する。
【0010】図7はアクセス処理中における関連する動
作を示す。ステップn11で、キーボード8に対する入
力操作、フロッピーディスク装置10に対するリード/
ライトのアクセス、ハードディスク装置12に対するリ
ード/ライトのアクセス、または、VRAM14に対す
るリード/ライトのアクセス等があったときに、アクセ
スフラグを“1”にセットする。ステップn12でバッ
クライト・オフ信号/BLOFFと液晶表示・オフ信号
/LCDOFFをともに“H”レベルにセットする。す
なわち、何らかのアクセスがあったので、バックライト
22の点灯状態と液晶表示パネル20の表示状態とを継
続しておくのである。
【0011】ステップn13で、OFFTIME(2
分)をカウントしているタイマをリセットして初期化す
る。そして、各アクセスに応じた処理の実行へと進む。
【0012】タイマがOFFTIME(2分)をカウン
トアップすると、図8のタイマ割り込み処理ルーチンに
進む。ステップn21で、アクセスフラグが“0”にセ
ットされているかどうかを判断し、過去2分以内にアク
セスがあってアクセスフラグが“1”にセットされてい
るときは、ステップn22に進んで、アクセスフラグを
再度リセットして“0”にする。そして、割り込み処理
を終了してメインルーチンの元のステップへリターンす
る。
【0013】ステップn21の判断において、過去2分
以内にアクセスがなく、したがって、アクセスフラグが
“0”にセットされたままであるときは、ステップn2
3に進んで、バックライト・オフ信号/BLOFFと液
晶表示・オフ信号/LCDOFFとをともに“L”レベ
ルに反転する。これにより、インバータ回路24がイン
アクティブとなってバックライト22が消灯するととも
に、ANDゲート18が非導通状態となって液晶表示パ
ネル20の表示状態が解除される。
【0014】以上のように、OFFTIME(例えば2
分)という一定時間にわたって何らのアクセスもない場
合には、液晶表示パネル20およびバックライト22を
自動的に消すという制御を行う。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液晶表
示パネル20およびバックライト22を自動的に消すこ
とに関する設定時間(OFFTIME)が長い場合に
は、電力を無駄に消費することになり、特に、電源が電
池の場合は電池寿命が短命となり問題である。
【0016】逆に、設定時間を短くすると、ユーザーが
その情報処理装置を使用中ではあるが、例えば思考中で
あったり、一時的に席を立ったりしたために、設定時間
以上にわたってアクセスが行われないとき、使用中であ
るにもかかわらずユーザーの意思に反して液晶表示パネ
ル20およびバックライト22が消えてしまうことにな
り、はなはだ不都合である。
【0017】このようなオートオフ機能にもかかわらず
レジューム機能によって、再度、キーボード8において
何らかのキーを操作すると、ステップn11からステッ
プn12へと進んで、バックライト22を点灯させると
ともに、液晶表示パネル20をオフ時と同じ画面の表示
状態にすることができる。
【0018】しかし、このようなオートオフと画面表示
消えの状態でのキー入力とを繰り返していると、使い勝
手がはなはだしく悪いだけでなく、電力消費も多くな
る。
【0019】このような不都合の原因は、液晶表示パネ
ルおよびバックライトをつけるか消すかの2状態しかな
く、その中間の状態をシステム側で制御できないことに
あると考えられる。
【0020】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、液晶表示パネルおよびバックライト
がユーザーの意思に反して消えてしまうといった使い勝
手の悪さをなるべく避けながらも、できるだけ低消費電
力化を図ることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係る可搬式情報
処理装置は、バックライト付きの液晶表示パネルと、こ
のバックライトの明るさを調整するインバータ回路とを
備えた可搬式の情報処理装置であって、前記インバータ
回路の調整手段としてディジタルポテンショメータを設
けるとともに、所定時間を超えてアクセスがないとき前
記インバータ回路の出力を1段階減少させかつこのよう
な所定時間を超えたアクセス無しの状態が繰り返すとき
前記インバータ回路の段階的出力減少を繰り返す一方所
定時間内にアクセスがあったときは前記インバータ回路
の出力を初期状態に戻すように前記ディジタルポテンシ
ョメータを制御する手段と、前記の繰り返し回数が所定
回数を超えたときに前記バックライトおよび液晶表示パ
ネルをオフにする手段とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0022】
【作用】所定時間を超えてアクセスがないときは、ディ
ジタルポテンショメータを制御してインバータ回路の出
力を1段階減少させバックライトの明るさを1ランク落
とし、バックライトでの電力消費を抑える。さらに、所
定時間を超えてアクセスがないときは、同様の動作を繰
り返すことでバックライトの明るさをさらに1ランク落
とし、電力消費をさらに抑える。このような所定時間を
超えたアクセス無しの回数が所定回数を超えると、すな
わち、設定時間が経過すると、非使用状態にあるものと
して、バックライトおよび液晶表示パネルを自動的にオ
フにして電力消費を断つ。
【0023】上記のような段階的減光の状態で所定時間
内にアクセスがあったときは、ディジタルポテンショメ
ータを制御してインバータ回路の出力を初期状態に戻
し、バックライトの明るさを元に戻す。
【0024】上記の設定時間を比較的長くとっても、上
記したバックライトの段階的減光により低消費電力化が
達成され、しかも、設定時間を長くとれることにより、
思考等のためにアクセスの一時的な中断からアクセス再
開に移行するまでの時間的余裕ができ、ユーザーの意思
に反して液晶表示パネルおよびバックライトが不意に消
えてしまうといった事態を避けやすくなる。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係る可搬式情報処理装置の一
実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0026】図1は実施例に係る可搬式情報処理装置
(ノートブック型パーソナルコンピュータ)の電気的構
成を示すブロック線図である。
【0027】図において、2はシステム全体の制御を司
るCPU(中央処理装置)、4はその制御のためのプロ
グラムを格納しているROM(リードオンリメモリ)、
6は制御を補助するとともにデータを格納するワーキン
グメモリおよびユーザーメモリとして機能するRAM
(ランダムアクセスメモリ)、8は入力装置としてのキ
ーボード、10はフロッピーディスク装置(FDD)、
12はハードディスク装置(HDD)、14はVRAM
(ビデオRAM)、16は表示制御部(液晶ドライ
バ)、18はANDゲート、20は液晶表示パネル(L
CD)、22はバックライト(BL)、24は直流を交
流に変換するインバータ回路、26aはバックライト2
2の明るさを調整するためにインバータ回路24の出力
を調整するディジタルポテンショメータ、28はプリン
タ・インターフェイス、30は通信用としてモデムに接
続されるRS−232Cインターフェイス、32は拡張
スロットである。
【0028】図5に示した従来例と相違するのは、従来
例ではインバータ回路24の出力、ひいてはバックライ
ト22の明るさを調整するのが手動式ボリューム(可変
抵抗器)26であったのに対して、本発明実施例では、
内部のレジスタに設定した値により抵抗値を設定するこ
とが可能なICであるディジタルポテンショメータ26
aを用いた点である。その内部レジスタへの設定値の入
力はCPU2から行うものである。
【0029】次に、この可搬式情報処理装置(ノートブ
ック型パソコン)の動作を図2〜図4に示すフローチャ
ートに基づいて説明する。
【0030】まず、初期設定の動作を図2のフローチャ
ートで説明する。ノートブック型パソコンの場合、最初
に(アプリケーション・ソフトのインストール時など
に)、バックライト22の明るさと、アクセス無しの開
始時から液晶表示パネル20およびバックライト22を
消すまでの時間(OFFTIME)を設定する必要があ
る。これは、通常セットアップと呼ばれるシステムの状
態を初期設定するためのユーティリティ・ソフトで行う
のが一般的である。
【0031】ここでは、一例として、バックライト22
の明るさを80%に、表示消えまでの時間(OFFTI
ME)を2分間にそれぞれ設定するものとする。この場
合、ディジタルポテンショメータ26aの内部レジスタ
には80%に相当するデータ値がストアされる。また、
バックライト22の明るさの段階について、初期設定値
(80%)、初期設定値の75%、初期設定値の50
%、初期設定値の25%および消灯の5段階が設定され
るものとする。
【0032】図2のフローチャートにおいて、ステップ
S1で、バックライト・オフ信号/BLOFFと液晶表
示・オフ信号/LCDOFFをともに“H”レベルとす
る。
【0033】これにより、インバータ回路24がアクテ
ィブ状態となってバックライト22が点灯するととも
に、ANDゲート18が導通可能状態となって液晶表示
パネル20が表示状態となる。
【0034】ステップS2で、バックライト22の明る
さの初期設定値BLoとして80%を設定するととも
に、バックライト22の明るさを設定するための変数B
Lに初期設定値BLoをセットし、かつ、アクセス無し
の開始から表示消えまでの時間を設定する変数OFFT
IMEを2分にセットする。2分と短くセットするの
は、ノートブック型パソコンが電池によって駆動される
ものだからである。なお、初期設定値BLoの値も変数
OFFTIMEの値も自由に設定変更することが可能で
ある。
【0035】ステップS3で、段階的減光の段階数を示
す変数Nとして5段階から消灯の1段階を差し引いた
“4”をセットする。次いで、ステップS4で、アクセ
スフラグをリセットして“0”にする。そして、ステッ
プS5で、タイマ設定として上記のOFFTIME(2
分)の例えば1/4である30秒をセットする。これ
は、タイマ設定された時間(30秒)が経過するごと
に、図4に示すタイマ割り込みをかけるためである。以
上で初期設定が終了する。
【0036】初期設定が終了すると、アプリケーション
・ソフトを起動させる。ユーザーはキーボード8の入力
操作により各種の指令を与える。CPU2はその指令と
ROM4のプログラムに従って所定の制御動作に係るア
クセスを実行するが、そのアクセス処理中での初期の段
階での動作を図3のフローチャートによって説明する。
【0037】CPU2は、ステップS11で、キーボー
ド8に対する入力操作、フロッピーディスク装置10に
対するリード/ライトのアクセス、ハードディスク装置
12に対するリード/ライトのアクセス、または、VR
AM14に対するリード/ライトのアクセス等があった
ときに、アクセスフラグを“1”にセットする。
【0038】次いで、ステップS12でバックライト・
オフ信号/BLOFFと液晶表示・オフ信号/LCDO
FFをともに“H”レベルにセットするとともに、バッ
クライト22の明るさを設定するための変数BLを初期
設定値BLo(=80%)にセットする。すなわち、何
らかのアクセスがあったので、バックライト22の初期
設定値BLoでの点灯状態と液晶表示パネル20の表示
状態とを継続しておくのである。
【0039】さらに、ステップS13で、バックライト
22の段階的減光の段階数を示す変数Nを“4”にセッ
トし、ステップS14で、OFFTIME(2分)をカ
ウントしているタイマをリセットして初期化する。そし
て、各アクセスに応じた処理の実行へと進む。
【0040】タイマがタイマ設定(30秒=OFFTI
ME/4)をカウントアップすると、図4のタイマ割り
込み処理ルーチンに進む。
【0041】ステップS21で、アクセスフラグが
“0”にセットされているかどうかを判断し、過去30
秒以内にアクセスがあってアクセスフラグが“1”にセ
ットされているときは、ステップS22に進んで、アク
セスフラグを再度リセットして“0”にする。そして、
割り込み処理を終了してメインルーチンの元のステップ
へリターンする。
【0042】ステップS21の判断において、過去30
秒以内にアクセスがなく、したがって、アクセスフラグ
が“0”にセットされたままであるときは、ステップS
23に進んで、バックライト22の段階的減光の段階数
を示す変数Nをデクリメントする(N←N−1)。この
結果、初回のデクリメントでは、N=3となる。ステッ
プS24では、変数Nが“0”になったかどうかを判断
し、なっていればステップS26に進むが、そうでない
ときはステップS25に進む。N=3,2,1のときは
ステップS25に進む。
【0043】CPU2は、ステップS25で、バックラ
イト22の明るさを示す変数BLとして、初期設定値B
LoにN/4を掛け算した結果を代入する(BL←BL
o×N/4)。BLo=80%で、かつ、初回では、N
=3であるので、結果の変数BLは、初期設定値BLo
(=80%)の75%、すなわち、BL=80×3/4
=60%となる。CPU2は、この再設定後のバックラ
イト22の明るさを示す変数BLをディジタルポテンシ
ョメータ26aの内部レジスタに転送してストアする。
その結果、インバータ回路24の周波数が低減されてバ
ックライト22の明るさが元の明るさに比べて25%減
光されることになる。これでタイマ割り込み処理ルーチ
ンから抜けてメインルーチンの元のステップにリターン
する。
【0044】以下、アクセス無しの状態が連続するもの
とする。
【0045】タイマが引き続いて30秒をカウントアッ
プして(アクセス無しの状態が60秒継続している)、
ステップS21からのタイマ割り込み処理ルーチンに進
み、ステップS23のデクリメントで、N=2をセット
し、ステップS24からステップS25に進んで、バッ
クライト22の明るさを示す変数BLとして、初期設定
値BLo(=80%)に2/4を掛け算した結果、すな
わち、BL=80×2/4=40%をセットし、ディジ
タルポテンショメータ26aの内部レジスタに転送して
ストアする。その結果、インバータ回路24の周波数が
さらに低減され、バックライト22の明るさが元の明る
さに比べて50%減光されることになる。
【0046】タイマが引き続いて30秒をカウントアッ
プすると(アクセス無しの状態が1分30秒継続してい
る)、ステップS23のデクリメントで、N=1をセッ
トし、ステップS25では、変数BLとして、BL=8
0×1/4=20%をセットし、ディジタルポテンショ
メータ26aの内部レジスタに転送してストアする。
【0047】その結果、インバータ回路24の周波数が
さらに低減され、バックライト22の明るさが元の明る
さに比べて75%減光されることになる。
【0048】タイマが引き続いて30秒をカウントアッ
プし、アクセス無しの開始から2分間にわたってアクセ
ス無しの状態が継続すると、今度は、ステップS23の
デクリメントで、N=0をセットするため、次はステッ
プS26へと進む。
【0049】ステップS26に進むと、バックライト・
オフ信号/BLOFFと液晶表示・オフ信号/LCDO
FFとをともに“L”レベルに反転する。これにより、
インバータ回路24がインアクティブとなってバックラ
イト22が消灯するとともに、ANDゲート18が非導
通状態となって液晶表示パネル20の表示状態が解除さ
れる。
【0050】なお、この2分間が経過するまでのいずれ
かの時点で、キーボード8に対する入力操作、フロッピ
ーディスク装置10に対するリード/ライトのアクセ
ス、ハードディスク装置12に対するリード/ライトの
アクセス、または、VRAM14に対するリード/ライ
ト等の何らかのアクセスがあったときには、ステップS
11においてアクセスフラグが“1”にセットされ、ス
テップS12においてバックライト22の明るさを示す
変数BLが再び初期設定値BLo(=80%)にセット
され、これがディジタルポテンショメータ26aにスト
アされるため、バックライト22は初期の80%の明る
さに戻ることになる。また、ステップS14で、OFF
TIME(2分)をカウントしていたタイマもリセット
され初期化される。
【0051】また、バックライト22が消灯し、液晶表
示パネル20の表示が消えた後においても、ユーザーが
キーボード8で何らかのキー入力を行えば、ステップS
11からステップS12へと進んで、バックライト22
を初期設定値BLo(=80%)で点灯するとともに液
晶表示パネル20を表示状態とする。
【0052】以上のように、所定時間(30秒)を超え
たアクセス無しの状態が続くときはバックライト22を
段階的に減光し、最終的にはバックライト22および液
晶表示パネル20をオフにするが、段階的減光の途中で
何らかのアクセスがあった場合にはバックライト22を
元の明るさまで戻すようにしたので、低消費電力化を図
って電池の寿命を長くすることができる。また、OFF
TIMEを長めに設定すると、ユーザーがキーボード8
を操作せずに思考したり、一時的に席を立ったりする時
間に余裕が出てくる。つまり、ユーザーの意思に反して
液晶表示パネル20およびバックライト22が不意に消
えてしまうといった事態が避けやすくなる。
【0053】なお、バックライト22の明るさの初期設
定値BLoや、表示消えまでのOFFTIMEや、バッ
クライト22の段階的減光の段階数を示す変数Nや、タ
イマ割り込み処理ルーチンに入るまでのカウント時間な
どは、それぞれ任意に設定することができるものであ
る。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、所定時
間を超えたアクセス無しの状態が続くときはバックライ
トを段階的に減光し、最終的にはバックライトおよび液
晶表示パネルをオフにする一方、アクセス有りの状態に
復帰したときはバックライトを元の明るさに戻すように
構成したので、アクセス無しの開始からオフまでの設定
時間を長めにしたとしても、低消費電力化を図りつつ、
液晶表示パネルおよびバックライトがユーザーの意思に
反して消えてしまうおそれを軽減して使い勝手を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る可搬式情報処理装置
(ノートブック型パーソナルコンピュータ)の電気的構
成を示すブロック線図である。
【図2】実施例の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【図3】実施例の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【図4】実施例の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【図5】従来例の可搬式情報処理装置(ノートブック型
パソコン)の電気的構成を示すブロック線図である。
【図6】従来例の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【図7】従来例の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【図8】従来例の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
2 CPU(中央処理装置) 10 フロッピーディスク装置 12 ハードディスク装置 14 VRAM(ビデオRAM) 16 表示制御部 18 ANDゲート 20 液晶表示パネル 22 バックライト 24 インバータ回路 26a ディジタルポテンショメータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックライト付きの液晶表示パネルと、
    このバックライトの明るさを調整するインバータ回路と
    を備えた可搬式の情報処理装置であって、 前記インバータ回路の調整手段としてディジタルポテン
    ショメータを設けるとともに、 所定時間を超えてアクセスがないとき前記インバータ回
    路の出力を1段階減少させかつこのような所定時間を超
    えたアクセス無しの状態が繰り返すとき前記インバータ
    回路の段階的出力減少を繰り返す一方所定時間内にアク
    セスがあったときは前記インバータ回路の出力を初期状
    態に戻すように前記ディジタルポテンショメータを制御
    する手段と、 前記の繰り返し回数が所定回数を超えたときに前記バッ
    クライトおよび液晶表示パネルをオフにする手段とを備
    えたことを特徴とする可搬式情報処理装置。
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