JPH0885591A - ボトル把持装置 - Google Patents

ボトル把持装置

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Publication number
JPH0885591A
JPH0885591A JP6222799A JP22279994A JPH0885591A JP H0885591 A JPH0885591 A JP H0885591A JP 6222799 A JP6222799 A JP 6222799A JP 22279994 A JP22279994 A JP 22279994A JP H0885591 A JPH0885591 A JP H0885591A
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JP
Japan
Prior art keywords
bottle
gripping
hollow ring
lid
air
Prior art date
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Application number
JP6222799A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyasu Murase
紘康 村瀬
Noboru Maki
登 牧
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
  • Sealing Of Jars (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 軟質で変形し易いボトルのねじ蓋を巻き締め
するのに十分な抵抗トルクが得られる蓋締め装置におけ
るボトル把持装置を提供する。 【構成】 ボトル台79の上方に固設され、周辺に複数
の半円形の凹部を有する円板状のスターホイール80
と、上部に形成された短筒部82aに内径がボトルAの
外形より若干大きいゴム製の中空輪83を内装し、同中
空輪83の内部と連通する空気通路82bを有し、同中
空輪83の中心を前記スターホイール80の半円形の凹
部の中心と同軸に、かつ上下に摺動自在にボトル台79
に支承された複数の把持体81と、同把持体81を所定
位置に合わせて上下動する上下動装置と(84,85)
と、所定位置に合わせて前記中空輪83に高圧又は負圧
エアを供給又は排出する空気給排手段86とより成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蓋締め装置におけるボト
ルの把持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来採用されているこの種蓋締め装置に
おけるボトルの把持装置の1例を図5〜図8によって説
明すると、図5はボトルの把持装置が装着されているキ
ャッパ(蓋締め機)を示す正面図、図6は一対の把持体
を示す平面図、図7は一方の把持体(把持アーム)をそ
の一部を破断して示す斜視図で、基台2上にキャッパ本
体1が回転可能に設けられている。キャッパ本体1の上
方部材の周囲には、キャップをボトルAに嵌着(蓋締
め)するために、同キャップを把持するエアチャック3
がその把持ヘッドを下方に向けて複数設けられており、
これらの把持ヘッドに対応する下方位置に、図6に示す
ような一対の把持アーム4a,4bからなる把持体4が
それぞれ設けられている。また図5には一部を省略して
2個のエアチャック3及び、二対の把持体4が示されて
いる。一対の把持体4(把持アーム4a,4b)は、図
6に示す如く互いに対象的に構成されている。前記一対
の把持アーム4a,4bは、それぞれアーム本体41及
び一対の可動片49,49’を具備しており、同アーム
本体41は、その基部42がキャッパ本体1に設けられ
た回動駆動軸5に一体的に固設されており、回動駆動軸
5の回動駆動によって回動されるようになっている。ま
た前記基台2に隣接した位置に、前記一対の回動片4
9,49’の駆動源である外部駆動ロボット6が設けて
ある。この外部駆動ロボット6は、屈折自在の腕7を備
えており、同腕7の先端には、設定データ(回転方向、
回転角度)に基づいて駆動されるステッピングドライバ
8を装着してある。この他図5中、9はキャップをエア
チャック3の把持ヘッド部分に順次供給するキャップフ
ィーダ、10はボトルAを順次供給するフィードスクリ
ュである。
【0003】次に前記把持アーム4aについて詳細に説
明する。なお、一対の把持アーム4a,4bは対照的に
構成されているため、以下には主として一方の把持アー
ム4aについて説明することにする。前記アーム本体4
1の基部42には切欠き43を有する取付孔44を穿設
してあり、同アーム本体41は同取付孔44を介して前
記回動駆動軸5に固定してある。即ち、固定用ボルト4
5を締め付けることにより同回動駆動軸5に一体的に固
定する。なお、図6中11は両回動駆動軸5,5’間に
架設された補強プレートである。また図7に示すよう
に、アーム本体41の先端部46には溝部47を形成し
てあり、同溝部47には、内面を凹曲面となした把持面
48,48’をそれぞれ有する一対の可動片49,4
9’を、互いに把持面48,48’を対向させて支軸5
0,50’に旋回可能に装着してある。そして一対の可
動片49,49’の両把持面48,48’によって可変
把持凹部51を形成するようにしてある。また一対の可
動片49,49’の基端は、互いに噛合する歯52,5
2’によって連結されていて、一方の可動片49’を旋
回させることにより、他方の可動片49を逆方向に旋回
させるようにしてあり、可動片49,49’が互いに逆
方向に旋回することにより、前記可変把持凹部51の形
状を変更できるようにしてある。
【0004】また可動片49’は、同可動片49’の先
端部とアーム本体41の基部42との間に架設したスプ
リング53によって、一対の可動片49,49’の先端
部の間隔が開く方向に付勢されており、可動片49’の
把持面48’と反対の面を、アーム本体41に設けたス
ピンドル54の一端部に当接するようにしてある。また
前記スピンドル54はアーム本体41に穿設されている
通孔55に摺動可能に挿入され、スピンドル54の他端
部にはピン56を同他端部の両側に突出させて貫通固定
してあり、同ピン56を前記通孔55の左右両側に形成
した溝57に摺動可能に係合して、スピンドル54の回
転を阻止するようにしてある。また前記スピンドル54
の外周面には雄ねじ58を形成してあり、アーム本体4
1には収納部59が形成され、前記雄ねじ58は図7に
示す如く同収納部59内に回転可能に収納された歯車6
0の回動中心に形成されている雌ねじ61と噛合されて
いる。そして歯車60の回転により、スピンドル54を
可動片49に向かって進退可能としてあり、可動片4
9,49’の先端間をスプリング53の弾性復帰力又は
それに抗して開閉できるようにしてある。また前記歯車
60は、歯車62に噛合されており、歯車62は、アー
ム本体41の上面に形成された軸受63に回転可能に設
けてある入力軸64の一端に固定されている。入力軸6
4の他端には溝状の係合部65を形成してあり、同係合
部65は前記外部駆動ロボット6に設けられたステッピ
ングドライバ8の先端部に係脱可能に係合されるように
してある。そして前記スピンドル54,歯車60,62
及び入力軸64によって、一対の可動片49,49’を
対照的に旋回させる駆動伝達機構66を構成し、この駆
動伝達機構66によって一対の可動片49,49’を対
照的に旋回させ、ボトルの形状に応じて可変把持凹部5
1の形状(開度)を変更できるようにしてある。
【0005】次にこの把持装置の動作を説明する。ボト
ルA,A’を把持するには、先ず一対の把持アーム4
a,4bそれぞれの可変把持凹部51,51’が、それ
らによって把持されるボトルA,A’の側面形状に適合
するように調整される。キャッパ本体1が旋回されて把
持アーム4aが指定位置に移動されると、外部駆動ロボ
ット6の腕7が前進し、ステッピングドライバ8の先端
が入力軸64の係合部65にドッキングされ、入力軸6
4、従って歯車62及び歯車60を所定量回転させ、ス
ピンドル54を通孔55に沿って可動片49’の方向に
所定距離摺動させる。スピンドル54の可動片49’方
向への摺動により、可動片49’が、スプリング53の
弾性復帰力に抗して閉じる方向に所定角度だけ旋回さ
れ、同可動片49’の旋回と同時に可動片49も歯5
2’,52を介して閉じる方向に所定角度だけ旋回され
る。このようにして、両可動片49,49’は、それぞ
れ閉じる方向に所定角度旋回され、その結果前記可変把
持凹部51がボトルA’の側面形状に沿うように調整さ
れる。
【0006】前記の如く可変把持凹部51の所定の調整
がなされると、ステッピングドライバ8用のモータが停
止され、ステッピングドライバ8の先端と前記入力軸6
4の係合部65とのドッキングが解除され、外部駆動ロ
ボット6の作動が解除され、一方の把持アーム4aの可
動把持凹部51の調整が終了する。以上のようにして一
方の把持アーム4aの可変把持凹部51の調整が終了し
た後、前記のステップを繰り返して、他方の把持アーム
4bの可変把持凹部51を同様に調整する。次いで前記
のようにして一対の把持アーム4a,4bそれぞれの可
変把持凹部51の調整が終了した後、回動駆動軸5,5
をそれぞれ反対方向に回動させて、前記の一対の把持ア
ーム4a,4bをそれぞれ図6における2点鎖線で示す
位置から同図における実線で示す位置に回動させ、それ
らの可変把持凹部51,51(2点鎖線)によりボトル
A’(2点鎖線)を把持することにより、ボトルA’の
把持動作が終了する。
【0007】図8は前述とは別の例で、円形断面のボト
ル用の把持体67を示しており、前述の例の把持体4に
対応している。アーム本体68は回転駆動軸5に固定さ
れ、先端部には把持片69がねじ70によって取り付け
られ、この把持片69の凹部には軟質のゴム71が固着
され、内径はボトルの外形に等しくなっていて、2本の
アーム本体71を閉じたときボトルの側面部となじむよ
うになっている。なお、ボトルの外形が異なるときはこ
のボトルに適合する把持片69に取り替える。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが前記従来のも
のにおいて、ボトルの蓋がねじ蓋になっている場合は、
口が雄ねじになったボトルを把持装置によって把持して
固定し、これに雌ねじをもつねじ蓋を蓋締めヘッドのエ
アチャックで押し付けながら回して巻締め(螺着)る
が、この時の締め付けトルク(締め付けモーメント)は
相当大きくなり、ボトルの胴の断面が円形又は円形に近
い多角形の場合は滑り易く、把持面に十分の押圧力を加
える必要がある。一方ガラスのボトルの場合は特に問題
はないが、樹脂のボトル、例えばPETボトルの場合
は、この押圧力によってボトルが変形し、必要な抵抗ト
ルクが得られなくなって、ねじ蓋の締め付けが不十分に
なったり、或いは変形によってボトルの内容積が変化
し、充填液がこぼれたりするなどの不具合があった。
【0009】従って前記図6に示すような把持凹部の形
状を可変とするような把持体では、ボトルの形状と正確
には一致しないので強い押圧力を加えると変形し、また
図8に示すような把持体では、2個の把持アームの先端
の間隔が大きいとボトルが変形し、小さくするとボトル
を定位置に受け入れるために大きく開く必要があり、複
数個の把持体を配列すると開き方向の寸法が大きくなる
ため、装置が大きくなる等の不具合があった。このため
本発明は、前記従来のボトル把持装置における課題を解
決して、ボトルを円周方向に均等に把持することを可能
にして軟質で変形し易いPETボトルや、多角形ボトル
におけるねじ蓋を巻締めするのに十分な抵抗トルクが得
られる蓋締め装置におけるボトル把持装置を提供しよう
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、回転
する軸の周りに配設された複数の蓋締めヘッドによっ
て、同蓋締めヘッドと一体に回転するボトル台上で同蓋
締めヘッドの直下に保持されたボトルに、蓋を嵌着又は
巻締めするキャッパにおいて、前記ボトル台の上方に固
設され、周辺に複数の半円形の凹部を有する円板状のス
ターホイールと、上部に形成された短筒部に内径がボト
ルの外形より若干大きいゴム製の中空輪を内装し、同中
空輪の内部と連通する空気通路を有し、同中空輪の中心
を前記スターホイールの半円形の凹部の中心と同軸に、
かつ上下に摺動自在にボトル台に支承された複数の把持
体と、同把持体を所定位置に合わせて上下動する上下動
装置と、所定位置に合わせて前記中空輪に高圧又は負圧
エアを供給又は排出する空気給排手段とより成り、前記
上下動装置によって把持体を所定位置で上下動させ、前
記空気給排手段によって中空輪を膨張又は収縮させてボ
トルを把持又は解放することを特徴とするもので、これ
を課題解決のための手段とするものである。
【0011】
【作用】本発明では、キャッパに送り込まれたボトル
は、側面をスターホイルの半円形の凹部に嵌められ、反
対側をガイドによって案内され暫く走行して蓋締め工程
領域に入るが、この間に中空輪をカムによって下降さ
せ、また空気給排手段の高圧空気用のポートから高圧空
気を送って膨らませボトルを把持する。そしてその押圧
力の強さは高圧空気の圧力を変えて調整する。次いで蓋
締めヘッドが下降して蓋の巻締めを行ない、巻締めが終
了すると摺動リングの空気孔は固定リングの負圧空気ポ
ート域に進み、中空輪は中の空気を吸い取られ収縮して
ボトルの把持を解除し、次いで中空輪を上昇させて出口
スターホイールに引き渡す。ゴム等弾性材で形成された
中空輪でボトルの側面の全周を把持するので、軟質で変
形し易いPETボトル或いは断面が多角形のボトルでも
変形することなく、ねじ蓋を巻締めするのに必要な十分
の抵抗トルクが得られるように把持することができる。
【0012】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1〜図4は本発明の実施例を示し、図1は、本発
明のボトルの把持装置が装着されているキャッパの配置
を示す平面図である。図において75は上流側の装置、
例えば充填装置(フィラ)との間に配設される転送スタ
ーホイール、76は下流側に配設される出口スターホイ
ール、77はキャッパである。またボトルAは転送スタ
ーホイール75の外周部に設けられた半円形の凹部とガ
イドに挟まれ、矢印L方向に送られてキャッパ77に引
き渡され、ここで後述するように蓋を巻締めされながら
矢印M方向に進み、次いで出口スターホイール76によ
って矢印N方向に搬出される。図2は図1のB〜B断面
図、図3は図1のキャッパ77の拡大平面図、図4は後
述の把持体上部の拡大側面図である。
【0013】これらの図(主として図2)において、7
8はキャッパ77の回転軸、79は回転軸78に固設さ
れ、ボトルAを載置して回転するボトル台、80はボト
ル台79に着脱自在に固設され外周部に複数の半円形の
凹部と後述の把持体を挿通させるための切欠き孔を有す
るスターホイールで、このスターホイール80はボトル
Aの外形に応じて適宜のものに取り替えられる。81は
ボトル台に上下に摺動自在に支承されてボトルAを把持
する把持体、82は上部が水平に折れ曲がった形で短筒
部82aが形成されている把持体本体、83は把持体本
体82の短筒部82aの内周面に嵌装粘着されたゴム製
の中空輪、82bは把持体本体82の下部から中空輪8
3の内部に通ずる空気通路、84は把持体本体82の下
部に固設されたカムフォロワ、85はキャッパ77の架
台側に固設され前記カムフォロワ84と係合して把持体
81を上下動させる環状の溝カム、86は中空輪83に
空気を吹き込んだり吸い出したりして膨張収縮させる空
気給排手段である。なお、把持体本体82はキーによっ
てボトル台79に対する水平な回転運動は拘束されてい
る。
【0014】87はキャッパ77の架台側に固設され、
上面に上向きの『コ』の字形の溝とその溝の底に高圧空
気用ポート87aと、負圧空気用ポート87a’の2つ
のポートを直列に備えた環状の固定リング、88は回転
軸78に固設されて把持体81と共に回転し、固定リン
グ87に摺動自在に、かつ気密に嵌装され、複数の空気
孔88aを備えた環状の摺動リング、89はアングル形
のニップル90を介して把持体本体82の空気通路82
bと摺動リング88の空気孔88a間に装着された可撓
空気管、91(又は91’)は高圧空気(又は負圧空
気)の供給管、92はキャッパ77の本体側に固設され
たブラケットに螺着され、ロックナット93によって固
定されたスリーブ、94は固定リング87とスリーブ9
2の間に介装された圧縮ばねで、これらの部材で空気給
排手段86を形成しており、固定リング87はその下部
に固設された複数のピン87bを摺動自在にスリーブ9
2に内嵌装し、圧縮ばね94によって常に摺動リング8
8側に押圧されている。また95は蓋締めヘッド(従来
例のエアチャック3に相当)である。
【0015】次に以上の如く構成された実施例について
作用を説明すると、ボトルAは転送スターホイール75
によって運ばれてキャッパ77に渡される。キャッパ7
7では、ボトルAの側面をスターホイール80の凹部に
嵌め、反対側をガイドで案内して、蓋締め工程領域に進
める。キャッパ77がボトルAを受け取るC位置(図
1)では把持体81は溝カム85によって上昇位置(図
2中の実線で示す位置)にあり、ボトルAはその短筒部
82aの真下に入る。ここから把持体81は下限位置
(図2中の2点鎖線で示すG位置)に下降を始め、下降
が終わったE位置(図1)からは、固定リング87のポ
ートは高圧空気用のポート87aとなり、可撓空気管8
9を介して高圧空気が送られて中空輪83が膨らみ(図
4の2点鎖線)ボトルAを把持する。次いでボトルAは
蓋閉め工程領域に入り、蓋締めヘッド95が下降してね
じ蓋を巻締めする。蓋締めが終了したF位置(図1)か
らは、固定リング87のポートは負圧空気用ポート87
a’に変わり、中空輪83内の空気を吸引し、中空輪8
3は収縮してボトルAの把持を解除する。続いてD位置
(図1)から把持体81が再び上昇を始め、上限位置に
達した後ボトルAは出口スターホイール76に引き渡さ
れ、次工程に送り出される。 このように把持体81の
把持力はボトルの全周について空気圧で調整するので、
蓋の巻締めに必要な十分な抵抗トルクを得ることがで
き、またボトルAの断面形状が多角形であっても中空輪
83の内周がよく馴染んで、滑ることがない。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明によれ
ば、空気の給排による中空輪を介してボトル側面の全周
を締め付けて把持するので、ボトルは円周方向に均等に
圧縮され、半径方向の曲げ力を生じないので、軟質で変
形し易いPETボトル、或いは断面が円に近い多角形の
ボトルでも変形させることなく、ねじ蓋を巻締めするの
に必要な十分の抵抗トルクが得られるように把持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すボトル把持装置を装着し
たキャッパにおけるスターホイール部の平面図である。
【図2】図1のB〜B断面図である。
【図3】図1のキャッパにおけるスターホイールの拡大
平面図である。
【図4】同把持体上部の拡大側断面図である。
【図5】従来のボトル把持装置を装着したキャッパの正
面図である。
【図6】図5の把持体の平面図である。
【図7】同把持体の斜視図である。
【図8】従来の別の把持体の平面図である。
【符号の説明】
77 キャッパ 78 回転軸 79 ボトル台 80 スターホイール 81 把持体 82a 短筒部 83 中空輪 84 カムフォロワ 85 溝カム 86 空気給排手段 87 固定リング 88 摺動リング 89 可撓空気管 95 蓋締めヘッド A ボトル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する軸の周りに配設された複数の蓋
    締めヘッドによって、同蓋締めヘッドと一体に回転する
    ボトル台上で同蓋締めヘッドの直下に保持されたボトル
    に、蓋を嵌着又は巻締めするキャッパにおいて、前記ボ
    トル台の上方に固設され、周辺に複数の半円形の凹部を
    有する円板状のスターホイールと、上部に形成された短
    筒部に内径がボトルの外形より若干大きいゴム製の中空
    輪を内装し、同中空輪の内部と連通する空気通路を有
    し、同中空輪の中心を前記スターホイールの半円形の凹
    部の中心と同軸に、かつ上下に摺動自在にボトル台に支
    承された複数の把持体と、同把持体を所定位置に合わせ
    て上下動する上下動装置と、所定位置に合わせて前記中
    空輪に高圧又は負圧エアを供給又は排出する空気給排手
    段とより成り、前記上下動装置によって把持体を所定位
    置で上下動させ、前記空気給排手段によって中空輪を膨
    張又は収縮させてボトルを把持又は解放することを特徴
    とするボトル把持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013071757A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Seiko Corp 容器把持装置
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